JP5700023B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム Download PDF

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電子ファイルを管理する分野に関する。
従来、FAX受注による業務プロセスにおいて、(1)FAXから来る大量の注文書(消耗品など)を、多くの作業員が紙で処理し、基幹システムに入力。(2)受注後の問い合わせに対応するため、部門の文書サーバに処理済の注文書をスキャン。(3)最後に証憑収集システムで受注に応じた注文書を漏れなく段ボールに詰め、別倉庫にて保管。という流れで業務が行われていた。
しかしながら上記業務プロセスにおいては、(1)大量の紙FAXを多くの作業員で処理しているため、作業途中での問い合わせに対応できない。(2)作業途中にキャンセル依頼等があっても紙がどこにあるか分からないため臨機応変に対応できない。という問題があった。これは、上記業務プロセスにおいて、多くの人間が関与し、いつ誰がどの処理を行っているかが把握できなかったことが原因となっている。
特許文献1には、記憶装置に記憶させてあるデータにおける任意のフォルダ名及びファイル名を生成することを可能とする技術が開示されている。
WO05/062186
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、記憶装置に記憶させてあるデータにおける任意のフォルダ名及びファイル名を生成することを可能とする技術であって、共有される一つのファイルを複数のユーザが複数の工程で操作する場合において、後から所望のファイルを特定可能とすべく、ファイル名にそれぞれのユーザにかかる情報を逐次付加するものではない。
そこで、本発明は、複数のユーザのうちいずれかのユーザ各工程ごとに操作を行うファイルを、複数の工程で操作する場合において、後から所望のファイルを特定可能とすべく、ファイル名に各工程ごとに操作を行ったユーザにかかる情報を逐次付加する仕組みを提供する。
本発明は、複数のユーザのうちいずれかのユーザが、各工程ごとに操作を行うファイルを記憶するファイルサーバと通信可能であり、前記ファイルを操作可能な情報処理装置であって、ユーザが操作する前記ファイルに対して、当該ユーザによりなされる次の工程へ遷移させるための遷移指示を受け付ける受付手段と、前記遷移指示を行ったユーザを識別可能な情報と、前記ファイルのファイル名とに基づいて、新たなファイル名を決定するファイル名決定手段と、前記決定された新たなファイル名で、当該ファイルを前記ファイルサーバに保存させる保存手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザのうちいずれかのユーザ各工程ごとに操作を行うファイルを、複数の工程で操作する場合において、後から所望のファイルを特定可能とすべく、ファイル名に各工程ごとに操作を行ったユーザにかかる情報を逐次付加する仕組みを提供することができる。
本発明の実施の形態における情報処理システムを示す図である。 本発明の実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるFAX受注業務における業務工程を示す図である。 本発明の実施の形態における各業務工程におけるファイル名及びフォルダ位置の遷移を示す図である。 本発明の実施の形態における操作したファイルを次の工程へ進める処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における次の工程へ遷移させる処理の詳細な流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるリネーム処理の詳細な流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるFAX受注システムの操作画面の一例を示す図(1)である。 本発明の実施の形態におけるFAX受注システムの操作画面の一例を示す図(2)である。 本発明の実施の形態における作業状況を示す表示画面(1)の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における作業状況を示す表示画面を表示させるための処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における作業状況を示す表示画面(2)の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における証憑確認作業の概略を示す図である。 本発明の実施の形態における照合結果を示すファイルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における照合プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムを示す図である。
情報処理システムは、クライアント端末(情報処理装置)101、複合機102、ファイル共有サーバ103、基幹システムサーバ104がネットワーク105を介してそれぞれ通信可能に接続されている。
クライアント端末101は、ユーザが操作する端末である。本発明の実施の形態においては、共有される一つのファイルを複数のユーザが複数の工程で操作するものであるため、複数のユーザがそれぞれクライアント端末を有している。また、操作したファイルを次の工程へ進める際にファイル名を更新する工程遷移プログラムがそれぞれのクライアント端末へインストールされているものとする。また、作業工程の作業状況を示す表示画面を表示させるクライアント端末には、状況表示プログラムがインストールされているものとする。また、証憑照合の作業を行うユーザのクライアント端末には、照合プログラムがインストールされているものとする。
複合機102は、印刷機能、コピー機能、FAX機能などを備える装置である。本発明の実施の形態においては、外部から受信したファイルを所定の形式(例えば、PDFファイル等)に変換して、ファイル共有サーバの所定のフォルダに保存する機能を備えるものとする。
ファイル共有サーバ103は、共有ファイルを保存するサーバである。本発明の実施の形態においては、予め所定のフォルダが階層的に構成されているものとする。なお、ファイル共有サーバ103は、必ずしも専用のサーバである必要はなく、任意のクライアント端末がサーバの役割を果たしてもよい。
基幹システムサーバ104は、FAX受注システム、証憑管理システム、証憑収集システムなどを実行可能なサーバである。なお、FAX受注システムは、FAXにより受注した内容を管理するシステムである。また、証憑管理システムは、取引の内容を示す証拠書類である証憑を保管するシステムである。また、証憑収集システムは、管理すべき証憑情報を登録するシステムである。
ネットワーク105は、インターネットであり、無線もしくは有線のいずれであってもよい。
以下、図2を用いて、図1に示したクライアント端末(情報処理装置)に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3及び図4を用いて、本発明の実施の形態における業務工程の一例を説明する。
図3は、本発明の実施の形態におけるFAX受注業務における業務工程を示す図である。また、図4は、本発明の実施の形態における各業務工程におけるファイル名及びフォルダ位置の遷移を示す図である。
まず、工程1において、複合機102は、FAX機能を備えるため、外部からの注文書FAX301をFAXデータとして受信する。複合機は、受信したFAXデータを用いて、電子ファイルに変換して所定のファイル名を付与し、当該電子ファイルを所定のフォルダに保存する。本発明の実施形態では、電子ファイルとしてPDFファイルを例に説明するが、その他の形式の電子ファイルであっても適用可能である。また、所定のファイル名として、FAXデータを受信した複合機が設置されている営業所名と受信時のタイムスタンプとを付加する例(ファイル名の一例:「A営業所_xxyyzz.pdf」、A営業所とタイムスタンプxxyyzzとを示す文字列が付加されている。)を説明するが、その他の文字列を付加してもよい。また、所定のフォルダとして、ファイル共有サーバ103上に作成されている「受信フォルダ」に保存する例を説明する。
次に、工程2において、ファイル共有サーバ103上の「受信フォルダ」から所定のユーザの作業フォルダに移動させる。なお、フォルダの移動は、手動・自動の何れであってもよい。自動の場合は、所定のプログラムが、ユーザに順番に振り分けたり、所定のルールに従って振り分けたりすることができる。本発明の実施の例では、「A営業所_xxyyzz.pdf」をユーザAの作業フォルダに移動させるものとする。
次に、工程3において、ユーザAは、ユーザAが操作するクライアント端末を介して、「A営業所_xxyyzz.pdf」に対して第一作業を行う。本発明の実施の形態では、PDFファイルを閲覧しながらFAX情報を受注システムに入力する作業などである。作業が終了する際にユーザAにより所定の操作が行われることにより工程遷移プログラムがファイル名を変更すると共にファイルをチェックフォルダに移動させるものとする。ここでファイル名には、操作を行ったユーザAのユーザIDが付加され「ID00A_123456_A営業所_xxyyzz.pdf」とファイル名が変更されることとなる。
次に、工程4において、ファイル共有サーバ103上の「チェックフォルダ」から所定のユーザの作業フォルダに移動させる。なお、フォルダの移動は、手動・自動の何れであってもよい。自動の場合は、所定のプログラムが、ユーザに順番に振り分けたり、所定のルールに従って振り分けたりすることができる。本発明の実施の例では、ユーザBもしくは組織の長(課長等)が「ID00A_123456_A営業所_xxyyzz.pdf」をユーザBの作業フォルダに手動で移動させるものとする。
次に、工程5において、ユーザBは、ユーザBが操作するクライアント端末を介して、「ID00A_123456_A営業所_xxyyzz.pdf」に対して第二作業を行う。本発明の実施の形態では、工程3において、受注システムに入力されたFAX情報の内容を確認し、ユーザBの操作により、FAX情報を記帳する作業(受注システムに実際に書き込みを行う作業)である。このように、FAX受注業務において、入力者と記帳者を分けるのは、内部統制の要請によるためである。そのため、このような作業においては、共有される一つのファイルを複数のユーザが複数の工程で操作する必要がある。そして、作業が終了する際にユーザBにより所定の操作が行われることにより工程遷移プログラムがファイル名を変更すると共にファイルを終了フォルダに移動させるものとする。ここでファイル名には、操作を行ったユーザBのユーザIDが付加され「ID00B_ID00A_123456_A営業所_xxyyzz.pdf」とファイル名が変更されることとなる。
次に、工程6において、処理済みフォルダ内のファイルを保管用の保管フォルダ(不図示)に移動させる。移動させる保管先の保管フォルダは、予め編集権限についてアクセス制限がかかっているものとする。これは、保存ファイルに対して改変が加えられないようにするためである。そのため、フォルダの移動は、手動・自動の何れであってもよいが、書き込み権限があるユーザもしくはプログラムが行う必要がある。なお、保管フォルダは、証憑管理システムにより管理されているフォルダとする。
最後に、工程7において、証憑として管理すべきFAX情報に対応するPDFファイルが証憑管理システムの保管用フォルダに保存されているかの照合を行う。本発明の実施の形態では、照合プログラムを用いることにより確認を容易とさせている。詳細な利用方法については、後述する。
以上、図3及び図4を用いて、本発明の実施の形態における業務工程の一例を説明した。
次に、図5を用いて、本発明の実施の形態における操作したファイルを次の工程へ進める処理の流れを説明する。
図5は、本発明の実施の形態における操作したファイルを次の工程へ進める処理の流れを示すフローチャートである。
本処理は、それぞれ作業工程におけるユーザが操作するクライアント端末内において実行されるものである。各クライアント端末には、工程遷移プログラムがインストールされているものとする。
S501において、クライアント端末は、ユーザ操作に従って、ログイン処理を行う。具体的には、ユーザIDとパスワードの照合を行って認証を行う。そして、認証がなされたユーザのユーザIDを管理する。
S502において、クライアント端末は、ユーザ操作に従って、ファイル共有サーバ上のフォルダに対して操作を行う。具体的には、当該ユーザが作業すべきファイルが格納されるフォルダを開く操作となる。
S503において、クライアント端末は、ユーザ操作に従って、ファイル共有サーバ上のファイルに対して操作を行う。具体的には、開いているフォルダ内に格納されている一又は複数のファイルから任意のファイルを開く操作となる。ここで、操作対象がPDFファイルの場合は、PDFファイルを表示可能なアプリケーションが起動される。
S504において、クライアント端末は、ユーザ操作に従って、基幹システムサーバに対して、FAX受注システムを起動する指示を行う。そして、FAX受注システムの画面を介して、表示しているFAX情報の入力を行う。
S505において、クライアント端末は、ユーザ操作により所定の操作が検知なされたかを判定する。YESの場合、S506へ進み、NOの場合、S505へ戻る。ここで、図8及び図9を用いて、FAX受注システムの操作画面の一例を説明する。
図8及び図9は、本発明の実施の形態におけるFAX受注システムの操作画面の一例を示す図である。
81の画面に、受注したFAX情報を含むPDFファイルが表示されている。また、82の画面に、FAX受注システムの操作画面が表示されている。
ここで、図3に示す工程3(第一作業)及び工程5(第三作業)を行う二人のユーザそれぞれの作業方法について次に説明を行う。
まず、工程3(第一作業)を行うユーザの作業内容の説明を行う。
ここでは、ユーザは、PDFファイルに記載される内容を閲覧しながら、FAXの内容をFAX受注システムに入力する作業を行う。入力を行うことで、受注No821が発番される。受注システムに情報の入力を終えると、ユーザは、「保存」ボタン822を押下し、入力情報が受注システムに登録される。また、ユーザは、閲覧しているPDFファイルに対して、アノテーション(例えば、電子的な印鑑など)を付加することができ、811のメニューから上書き保存することができる。ここで、上書き操作もしくは所定の操作(例えば、Ctrlボタン+「E」ボタン)を行うことにより、クライアント端末の工程遷移プログラムは、入力欄および指示部を含む操作ウインドウを画面91に表示する。画面91には、入力欄911、「チェック」ボタン912、「保留」ボタン913、「処済」ボタン914が含まれている。ユーザは、入力欄911に、受注NO821に表示されている受注番号を入力して、「チェック」ボタン912を押下することにより、次の工程へ移動させるための指示を行うこととなる。
次に、工程5(第三作業)を行うユーザの作業内容の説明を行う。
ここでは、ユーザは、作業対象となるPDFファイルに記載される内容を閲覧しながら、受注システムに受注番号を入力して、入力作業を行ったユーザの入力内容の確認を行う。そして、確認ができた場合、「記帳」ボタンを押下して、受注内容を受注システムに登録する処理を行う。ここで、ユーザは、所定の操作(例えば、Ctrlボタン+「E」ボタン)を行うことにより、クライアント端末の工程遷移プログラムは、入力欄および指示部を含む操作ウインドウを画面91に表示する。そして、ユーザは、記帳ができた場合、「処済」ボタン914を押下することにより、次の工程へ移動させるための指示を行うこととなる。一方、記帳することができなかった場合は、「保留」ボタン913を押下して、作業対象のPDFファイルを保留フォルダに移動させる指示を行う。なお、ユーザは、入力欄911に、所定の文字列を入力して、ボタンを押下してもよい。例えば、一括して受注データを登録した際に、その一群に対して付与される文字列(本発明の実施形態では、要求IDと称する。)を入力してもよい。
以上、図8及び図9を用いて、FAX受注システムの操作画面の一例を説明した。
次に、S506において、クライアント端末は、次の工程へ遷移させる処理を行う。この処理の詳細を、図6及び図7を用いて、説明する。
図6は、本発明の実施の形態における次の工程へ遷移させる処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
S601において、クライアント端末は、前処理を行う。ここでの前処理は、工程遷移プログラムに事前に設定される設定ファイルを読み込む処理である。なお、設定ファイルには、作業フォルダの情報や移動先フォルダの情報などが指定されているものとする。これにより、あるユーザの次の工程のユーザの作業フォルダなどが特定可能となる。
S602において、クライアント端末は、入力解析処理を行う。ここで行う入力解析は、ユーザによりどのような操作がなされたかを解析する処理である。
S603において、クライアント端末は、入力解析の結果、入力がなされたかを判定する。入力内容が上書き操作の場合、S604へ進み、コマンドの場合、S606へ進む。具体的には、PDFファイル内にアノテーションが付加され上書き操作がなされた場合、S604へ進み、所定のコマンド(例えば、Ctrlボタン+「E」ボタン)が入力された場合、S606へ進む。
S604において、クライアント端末は、入力欄および指示部を含む操作ウインドウを画面に表示する。
S605において、クライアント端末は、操作対象ファイルのファイル名をリネームする処理を行う。この処理の詳細を、図7を用いて、説明する。
図7は、本発明の実施の形態におけるリネーム処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
S701において、クライアント端末は、入力情報の解析を行う。ここでは、操作ウインドウを介してなされた入力情報の解析を行うもので、操作ウインドウの入力欄911に、受注番号が入力されて、「チェック」ボタン912が押下されたか、「保留」ボタン913が押下されたか、「処済」ボタン914が押下されたかの解析を行う。
S702において、クライアント端末は、現在操作しているユーザのユーザIDを取得する。なお、ユーザIDは、ユーザがログインした際に、内部的に管理されている。
S703において、クライアント端末は、コメントありかを判定する。YESの場合、S704へ進み、NOの場合、S705へ進む。具体的には、入力欄911に入力された文字列をコメントとしている。
S704において、クライアント端末は、操作対象となっているPDFファイルをリネームする処理を行う。ここでは、現時点のファイル名に追加して、S702において取得したログインIDと、操作ウインドウの入力欄911に入力されたコメントを付加して新たなファイル名とする。
S705において、クライアント端末は、操作対象となっているPDFファイルをリネームする処理を行う。ここでは、現時点のファイル名に追加して、S702において取得したログインIDを付加して新たなファイル名とする。
S706において、クライアント端末は、リネームしたファイルを次の工程の作業フォルダへ移動する処理を行う。ここでは、S601において読み込んだ設定ファイルの設定内容に従って、格納先フォルダを移動させる。
次に、S606において、クライアント端末は、入力欄および指示部を含む操作ウインドウを画面に表示する。
S607において、クライアント端末は、操作ウインドウを介してなされた操作の種別を判定する。具体的には、「保留」ボタン913が押下された場合、S609へ進み、「処済」ボタン914が押下された場合、S608へ進む。
S608およびS609において、クライアント端末は、S605と同様に操作対象ファイルのファイル名をリネームする処理を行う。操作の詳細は、図7で説明した通りであるが、S608の場合、図7のS706において、設定ファイルに従って、次の工程の作業フォルダへ移動する処理を行うが、S609の場合、図7のS706において、「保留」フォルダへ移動する処理を行うこととなる。
以上、図5乃至図7を用いて、本発明の実施の形態における操作したファイルを次の工程へ進める処理の流れを説明した。
上述した通り、次の工程へ進める際に操作を行ったユーザに対応する情報を付加しているため、OSのファイル検索機能を使うことにより、任意のユーザが操作したファイルの抽出が簡単にできるようになる。また、受注番号等の文字列を付加しておくことで、受注番号で検索してファイルを特定し、そのファイルに付加されているファイル名から操作を行ったユーザを特定するといった利用もできるようになる。そのため、後日、問い合わせを受けた際に、いつ誰がどの処理を行っているかの把握が簡単に行えるようになる。
次に、図3に示す作業工程の作業状況を示す表示画面を表示させる実施の形態の説明を行う。
作業状況を示す表示画面には、同じ一連の作業工程を複数のグループにおいて行われている場合に、各グループの作業状況を比較可能に表示する表示画面と、同一グループ内における作業状況を確認可能に表示する表示画面とがある。
最初に、各グループの作業状況を比較可能に表示する表示画面の具体例を次に説明する。
図10は、本発明の実施の形態における作業状況を示す表示画面の一例を示す図である。
この表示画面により、X課、Y課、Z課における各要員(課員)が行っている作業工程の進捗状況が示されている。
受信時間別対応状況1001は、FAXデータを受信した時間を特定できるPDFファイル名からタイムスタンプ部分を抽出して受信時間毎に集計している。この例では、「前日まで」、「当日の9時まで」、「9時から12時まで」、「12時から14時半まで」、「14時半から16時まで」に受信した時間を分けて集計している。また、「受信数」は、各課の受信フォルダに格納されているファイル数を、「作業中」は、各課の課員の作業用フォルダに格納されているファイル数を示している。つまり、「受信数」欄に示される数は、未着手状態のファイル数を意味し、「作業中」欄に示される数は、着手中のファイル数を意味している。そのため、各時間の「受信数」欄を見ることで、どれだけのファイル数が未着手状態となっているかを把握することができる。また、また、各時間の「作業中」欄を見ることで、どれだけのファイル数が着手状態となっているかを把握することができる。例えば、午後になっているにもかかわらず、「前日まで」の欄の「受信数」「作業中」が多いということは、その課のリソースを超えた量の作業が与えられている可能性があることから、マネジメント層は、追加の人員を投入したり、作業の平準化を図ったりする必要性を視覚的に把握することができるようになる。
また、処理状況1002は、処理済みフォルダに移動されたファイル数と作業を行った要員数を集計して表示している。この例では、「処理件数」欄に一連の工程を経て処理済みフォルダに移動されたファイル数を示している。また、「要員数」欄にその作業に関与した要員の人数を示している。そのため、「処理件数」欄と「要員数」欄を見ることで、各課において当日どれだけのファイル数がどれだけの要員数で処理なされたかを把握することができる。そのため、マネジメント層は、各課の要員配置の偏りを把握することで、的確な要員配置を決定する数的根拠を知ることができるようになる。
なお、この表示画面を、所定のタイミングで更新して表示させることで、マネジメント層は逐次状況の確認を行うことができるようになる。
図11は、本発明の実施の形態における作業状況を示す表示画面を表示させるための処理の流れを示すフローチャートである。
本処理は、作業状況を示す表示画面を要字させるクライアント端末内において実行されるものである。このクライアント端末には、状況表示プログラムがインストールされているものとする。
S1101において、クライアント端末は、ユーザの操作に従って、状況表示プログラムを表示する処理を行う。
S1102において、クライアント端末は、予め設定されている監視対象となるフォルダの定義がなされている監視対象設定ファイルを読み込む。この監視対象設定ファイルには、複数のグループ(課)毎の一連の作業工程において利用される各フォルダの指定がなされているものとする。また、課に関する情報や各課の要員に関する情報の指定がなされていてもよい。
S1103において、クライアント端末は、監視対象設定ファイルの設定内容に従って、対象となるフォルダから格納されているファイルを抽出する。
S1104において、クライアント端末は、ファイルが格納されていたかを判定する。YESの場合、S1105へ進み、NOの場合、S1106へ進む。
S1105において、クライアント端末は、抽出した一または複数のファイルからファイル情報を抽出する。ここでは、ファイル名の抽出を行う。その他、ファイルに設定されている属性情報を抽出してもよい。
S1106において、クライアント端末は、監視対象設定ファイルに定義されているフォルダのすべての監視を終えたかを判定する。YESの場合、S1107へ進み、NOの場合、S1104へ戻る。
S1107において、クライアント端末は、課情報の抽出を行う。課情報は、例えば、監視対象設定ファイルに設定されている場合は、監視対象設定ファイルから、設定されていない場合は、別の設定ファイルから抽出を行う。
S1108において、クライアント端末は、要員情報の抽出を行う。要員情報の抽出は、様々な方法がある。例えば、監視対象設定ファイルに設定されている場合は、監視対象設定ファイルから抽出を行う方法がある。また、例えば、工程遷移プログラムを起動している各課の各要員をチェックして抽出する方法がある。工程遷移プログラムを起動している要員数から抽出することにより、実際に作業を行っている要員数を表示できる点で、マネジメント層に対して、より精度高い情報の提示が可能となる。
S1109において、クライアント端末は、振り分け処理を行う。具体的には、S1105において抽出したファイル情報を用いて、振り分け処理を行う。本発明の実施の形態では、まず、PDFファイルのファイル名からタイムスタンプ部分を抽出する。なお、ファイル名以外に属性情報を抽出した場合においては、属性情報に含まれる時間情報を抽出する方法も採用可能である。そして、設定されている時間ごとにファイル数の集計を行い、かつ、抽出したフォルダの種別(受信フォルダ・作業フォルダ・処理済フォルダ)に振り分けを行う。また、各課の要員数を集計する処理も行う。ここでは、単に要員数を集計するだけでなく、要員一人当たりの処理件数の数を算出するなど、様々な数値を算出することができる。
S1110において、クライアント端末は、振り分けた結果を用いて、作業状況を示す表示画面を表示する。表示画面の一例は、図10において説明した通りである。なお、S1109において、様々な数値を算出した場合は、その内容に応じた欄に、その算出した結果得られた値を表示させることとなる。
S1111において、クライアント端末は、所定の時間が経過したかを判定する。YESの場合、S1103へ戻り、NOの場合、S1112へ進む。なお、所定の時間は、任意に設定が可能である。このように所定の時間毎にS1103からS1110の作業を繰り返し行うことで、作業情報を逐次表示させることが可能となる。
S1112において、クライアント端末は、状況表示プログラムを終了する指示がなされたかを判定する。YESの場合、処理を終了し、NOの場合、S1111へ戻る。
以上、各グループの作業状況を比較可能に表示する表示画面の具体例を説明した。
次に、同一グループ内における作業状況を確認可能に表示する表示画面の具体例を次に説明する。
図12は、本発明の実施の形態における作業状況を示す表示画面の一例を示す図である。
この表示画面により特定の課における各要員(課員)が行っている作業工程の進捗状況を確認することができる。すなわち、ある課の作業フォルダをツリー表示すると共に、各課員の作業フォルダの近傍に、そのフォルダに格納されているファイル数を表示しているため、どの課員がどれだけ処理すべきファイルを抱えているかを把握することができる。そのため、特定の課員に偏りがある場合は、平準化を行う等の対策を検討することを可能とする。なお、この表示画面の表示処理は、図11に示す作業状況を示す表示画面を表示させるための処理の流れを示すフローチャートと同じ流れでよいが、表示処理において、複数の課に分ける表示をしない点と、所定の時間毎の集計値を表示するのではなく、あるかの作業フォルダをツリー表示すると共に、各課員の作業フォルダの近傍に、そのフォルダに格納されているファイル数を表示する点で異なる。
以上、同一グループ内における作業状況を確認可能に表示する表示画面の具体例を説明した。
なお、各グループの作業状況を比較可能に表示する表示画面は、複数のグループ(課)の作業状況を把握できるものであるため、例えば、部長以上のマネジメント層にとって役に立つ情報となる。また、同一グループ内における作業状況を確認可能に表示する表示画面は、ある課の中における作業状況を把握できるものであるため、その課の課長にとって役に立つ情報となる。
以上、図10乃至図12を用いて、図3に示す作業工程の作業状況を示す表示画面を表示させる実施の形態の説明を行った。
次に、管理すべき証憑が登録されているかの確認をユーザが行う実施の形態の説明を行う。
はじめに、図13を用いて、確認作業の内容の概略を説明する。
図13は、本発明の実施の形態における証憑確認作業の概略を示す図である。
まず、確認ユーザは、証憑収集システムから所定の条件(例えば、日付、課コードなど)で検索を行って確認対象リスト1301を出力する。なお、証憑収集システムには、予め受注システムに入力されたFAX情報が登録されているため管理すべき証憑が登録されているものとする。つまり、このリストに記載されている各レコードは取引が成立しているものであることから証憑を管理する必要があるものである。
図13の確認対象リスト1301には、伝区、要求ID、伝票No、承認日、課CD、承認者CDが含まれている。伝区は、伝票の種類を示す区分である。要求IDは、一括して受注データを登録した際に、その一群に対して付与されるIDである。伝票Noは、伝票番号である。承認日は、承認者によって受注が承認された日である。課CDは、課を識別するコードである。承認者CDは、承認者を識別するコードである。
次に、ユーザは、クライアント端末にインストールされている照合プログラムを起動させて、証憑管理システムにおける所定のフォルダの指定を行う。そして、確認対象リスト1301を投入して照合処理を実行する。照合プログラムは、内部的に対象フォルダから保管されているファイルからファイル名を抽出してファイル名リスト1302を生成して、確認対象リストとファイル名リスト1302とを用いて照合処理を行う。最後に、処理結果を、結果表1303、OKリスト1304(登録リスト)、NGリスト1305(未登録リスト)を生成してファイルにまとめて出力を行う。結果表1303は、伝区毎の結果が「○」「×」で識別可能とする表である。また、OKリスト1304は、証憑管理システムに保管されていることが確認できた証憑にかかる情報のリストである。一方、NGリスト1305は、証憑管理システムに保管されていることが確認できなかった証憑にかかる情報のリストである。これらをユーザに簡単に確認できるようにするため、例えば、図14に示すような表計算ファイルで、複数シートに分けて出力する形式を採用することができる。
図14は、本発明の実施の形態における照合結果を示すファイルの一例を示す図である。
画面1401には、表シート1402、OKシート1403、NGシート1404があり、この例では、表シート1402が選択されていることを示している。表シート1402内には、結果表1303が表示されているため、確認ユーザは、簡単に証憑の登録状況の確認を行うことができる。また、登録されてない証憑を確認したい場合は、「×」を選択することで、別シートへ遷移するように、照合プログラムは、表計算ファイル生成時に、マクロプログラムを含めておいてもよい。ここで、マクロプログラムが含まれている場合の例を説明する。確認ユーザは、「×」を選択することで、NGシート1404へ遷移させる。NGシート1404内には、NGリスト1305が表示されているため、確認ユーザは、どの取引にかかる証憑が証憑管理システムに保管されていないかを知ることができる。そして、NGリスト1305には、受注番号や日付が含まれているため、これらの文字列を用いて、該当する課の作業フォルダに対して検索処理を行うことで、現在、どの課員の作業フォルダ内に証憑として管理すべきことになるPDFファイルが存在しているかを簡単に調べることができるようになる。
次に、図15を用いて、確認作業時における照合プログラムの処理の流れを説明する。
図15は、本発明の実施の形態における照合プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
本処理は、確認ユーザが操作するクライアント端末における処理であって、照合プログラムがインストールされているものとする。
S1501において、クライアント端末は、ユーザの指示に従って、照合プログラムを起動させる。
S1502において、クライアント端末は、対象となるフォルダの指定を受け付ける。上述した通り、証憑管理システムにおける所定のフォルダが選択されることになる。なお、この選択は、ユーザが照合プログラムを介して手動で、もしくは照合プログラムに予め設定されている設定ファイルに従って自動で選択されてもよい。
S1503において、クライアント端末は、確認対象リストを受け付ける。この確認対象リストは、上述した確認対象リスト1301である。
S1504において、クライアント端末は、確認対象リストから文字列を取得する。確認対象リストの所定の項目の文字列を抽出するものであり、本発明の実施の形態では、要求ID・伝票Noの文字列を取得するものとする。
S1505において、クライアント端末は、ファイル名のリストを生成する。ここでは、S1502において指定を受けたフォルダ内に保管されているファイルからファイル名を抽出して、上述したファイル名リスト1302を生成する。
S1506において、クライアント端末は、確認対象リスト1301とファイル名リスト1302とを用いて、照合処理を行う。
S1507において、クライアント端末は、結果情報を生成する。具体的には、上述した、結果表1303、OKリスト1304、NGリスト1305を生成する。ここで、結果表1303は、伝票の種類毎に分けているが、これは、伝区の項目を用いることで種類毎に分けることができる。
S1508において、クライアント端末は、生成した結果情報を用いて、結果ファイルにまとめて出力する。具体的には、上述した通り、表計算ファイルの場合は、複数のシートに分けて、それぞれのリストをまとめる方法などがある。
以上、図13乃至図15を用いて、管理すべき証憑が登録されているかの確認をユーザが行う実施の形態の説明を行った。
上述した通り、本発明によれば、共有される一つのファイルを複数のユーザが複数の工程で操作する場合において、後から所望のファイルを特定可能とすべく、ファイル名にそれぞれのユーザに対応する情報を逐次付加する仕組みを提供することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、上記処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は、上記処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
101 クライアント端末
102 複合機
103 ファイル共有サーバ
104 基幹システムサーバ
105 ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数のユーザのうちいずれかのユーザが、各工程ごとに操作を行うファイルを記憶するファイルサーバと通信可能であり、前記ファイルを操作可能な情報処理装置であって、
    ユーザが操作する前記ファイルに対して、当該ユーザによりなされる次の工程へ遷移させるための遷移指示を受け付ける受付手段と、
    前記遷移指示を行ったユーザを識別可能な情報と、前記ファイルのファイル名とに基づいて、新たなファイル名を決定するファイル名決定手段と、
    前記決定された新たなファイル名で、当該ファイルを前記ファイルサーバに保存させる保存手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ファイルの操作を行うユーザに対応するユーザ情報を管理する管理手段をさらに有し、
    前記ファイル名決定手段は、前記受付手段に前記遷移指示をなした前記情報処理装置のユーザに対応する前記管理手段によって管理された前記ユーザ情報をもとに、新たなファイル名を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザが操作する前記ファイルに対し、前記ユーザが次の工程へ遷移が可能となる所定の操作がなされたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記ユーザによりなされた前記所定の操作を検知することに応じて、前記ファイル、次の工程に遷移させるための指示を受けつける指示部を表示制御する表示制御手段とを更に有し、
    前記受付手段は、表示制御手段により表示制御された前記指示部を介して、前記ユーザによりなされる次の工程に遷移させるための指示を受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段が表示する前記指示部は、任意の文字列を入力可能な入力欄を含み、
    前記ファイル名決定手段は、前記入力欄により入力された文字列をさらに用いてファイル名を決定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ファイル名決定手段により新しいファイル名にされた前記ファイルを、前記次の工程のユーザが操作するフォルダへ移動する移動手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 複数のユーザのうちいずれかのユーザが、各工程ごとに操作を行うファイルを記憶するファイルサーバと通信可能であり、前記ファイルを操作可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、ユーザが操作する前記ファイルに対して、当該ユーザによりなされる次の工程へ遷移させるための遷移指示を受け付ける受付ステップと、
    前記情報処理装置が、前記遷移指示を行ったユーザを識別可能な情報と、前記ファイルのファイル名とに基づいて、新たなファイル名を決定するファイル名決定ステップと、
    前記情報処理装置が、前記決定された新たなファイル名で、当該ファイルを前記ファイルサーバに保存させる保存ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 複数のユーザのうちいずれかのユーザが、各工程ごとに操作を行うファイルを記憶するファイルサーバと通信可能であり、前記ファイルを操作可能な情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    ユーザが操作する前記ファイルに対して、当該ユーザによりなされる次の工程へ遷移させるための遷移指示を受け付ける受付手段、
    前記遷移指示を行ったユーザを識別可能な情報と、前記ファイルのファイル名とに基づいて、新たなファイル名を決定するファイル名決定手段、
    前記決定された新たなファイル名で、当該ファイルを前記ファイルサーバに保存させる保存手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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