JP5698911B2 - スタビライザーブッシュ - Google Patents

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この発明は、貫通孔を具えた筒状の弾性ブッシュと、弾性ブッシュに取付けられて、車体側部材への取付け姿勢で、弾性ブッシュと車体側部材との間に挟み込まれる樹脂ブロックとからなるスタビライザーブッシュに関し、とくに、スタビライザーブッシュの、車体側部材への取付け状態を安定なものとして、使用時に、スタビライザーブッシュのガタつきに起因する異音の発生を防止する技術を提案するものである。
弾性ブッシュに樹脂ブロックを取付けてなるこの種のスタビライザーブッシュは、たとえば特許文献1、2に記載されたものがある。
かかるスタビライザーブッシュを車体側部材に取付けるに当っては、U字状の連結ブラケットの内側に弾性ブッシュを配置するとともに、弾性ブッシュと車体側部材との間に樹脂ブロックを挟み込んだ状態で、連結ブラケットの端部から外方に延びる一対のフランジを車体側部材に連結固定する。
このスタビライザーブッシュによれば、弾性ブッシュに設けた貫通穴に挿入配置されるスタビライザーバーと、車体側部材との離隔距離に応じて、硬質の樹脂ブロックの寸法を変更することにより、車体側部材に取付けたスタビライザーブッシュによる、スタビライザーバーの弾性支持剛性が所要の大きさとなるように、弾性ブッシュのゴム厚みを規定することができる。
特開2004−210262号公報 特開2007−170601号公報
ところで、特許文献1、2に記載されたようなスタビライザーブッシュは、硬質の樹脂ブロックを直接的に車体側部材に接触させた状態で、車体側部材に取付けることから、樹脂ブロックの、車体側部材への接触面の寸法精度や、車体側部材の表面状態のいかんなどによっては、樹脂ブロックが車体側部材に正確に整合接触しない場合がある。
そしてこの場合は、車体側部材に取付けたスタビライザーブッシュで、スタビライザーバーを保持させて使用に供する際に、車両の左右に位置する一対の車輪の、互いに異なる上下の動きに起因する、スタビライザーバーの捩れ変形などに基き、スタビライザーブッシュに、とくに弾性ブッシュの中心軸線と直交する方向に振れるガタつきが発生し、これによって、樹脂ブロックと、車体側部材との衝接による異音が生じるという問題があった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、弾性ブッシュと樹脂ブロックとからなるスタビライザーブッシュにおいて、樹脂ブロックと車体側部材との接触姿勢を常に適正なものとして、使用時に、ガタつきに起因する異音の発生を防止したスタビライザーブッシュを提供するにある。
この発明のスタビライザーブッシュは、貫通孔を具えた筒状の弾性ブッシュと、弾性ブッシュに取付けられて、車体側部材への取付け姿勢で、弾性ブッシュと車体側部材との間に挟み込まれる樹脂ブロックとからなるものであって、前記樹脂ブロックの、車体側部材への対向面を、中央部よりも周縁側で、車体側部材に向けて迫出させ、前記樹脂ブロックの、車体側部材への対向面を方形とし、該方形対向面の四隅のそれぞれに迫出し部を設け、前記対向面の、迫出し部以外の部分に肉盗みを設けてなるものである。
この発明のスタビライザーブッシュによれば、樹脂ブロックの、車体側ブロックへの対向面を、中央部よりも周縁側で、車体側部材に向けて迫出させたことにより、スタビライザーブッシュを車体側部材に取付けた場合に、樹脂ブロックが、それの前記対向面の周縁側の迫出させた部分で、車体側部材に当接することになるので、スタビライザーバーの捩れ変形等に起因する、スタビライザーブッシュの、とくに樹脂ブロックの対向面の中央部を中心として左右に振れるガタつきが抑制され、これがため、車体側部材の表面状態によらず、樹脂ブロックの、車体側部材への衝接に起因する異音の発生を有効に防止することができる。
ここで、樹脂ブロックの、車体側部材への対向面を方形とし、該方形対向面の四隅のそれぞれに迫出し部を設けた場合は、スタビライザーブッシュを、樹脂ブロックの四個の迫出し部のそれぞれで車体側部材に接触させることにより、スタビライザーバーからの、弾性ブッシュの中心軸線方向の入力や、その中心軸線と直交する方向の入力に対して、それらの入力の作用位置から左右に略等距離にある各二個の迫出し部が、入力によるガタつきを防止するべく機能することになるので、スタビライザーブッシュの、車体側部材への接触状態をより一層安定なものとすることができる。
また、この場合は、樹脂ブロックの隅部に設けた各迫出し部で車体側部材に接触させるため、従来のスタビライザーブッシュの樹脂ブロックに比して、車体側部材との接触面積が十分に小さいものとなり、このことから、車体側部材の表面状態が、これらの部材の接触姿勢に及ぼす影響をより効果的に軽減して、常に安定な接触姿勢を確保することができる。
さらには、このように、スタビライザーブッシュを、樹脂ブロックの迫出し部で車体側部材に接触させたときは、スタビライザーブッシュが使用に供されて、これらの迫出し部がある程度摩耗した場合であっても、スタビライザーバーからの入力によるガタつきを十分有効に防止することができる。
そしてこのことは、迫出し部を含むスタビライザーブッシュの背丈が、それを車体側部材に取付けるためのU字状連結ブラケットの内側の寸法よりも大きく、スタビライザーブッシュが、それの弾性ブッシュのゴム部分の圧縮変形姿勢で、車体側部材に取付けられる場合に、より一層効果的である。
この発明の一の実施の形態を示す斜視図である。 樹脂ブロックに設けた迫出し部の変形例を示す斜視図である。 他の実施の形態を示す斜視図である。 図1に示すスタビライザーブッシュの、車体側部材への取付け状態を示す正面図である。
以下に図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1に例示するスタビライザーブッシュ1は、ゴム材料などの弾性部材からなる筒状の弾性ブッシュ2と、弾性ブッシュ2に形成した平坦面に、たとえば図示しない係合部によって取付けた、図では略立方体形状の樹脂ブロック3とからなる。
ここで、この発明のスタビライザーブッシュ1では、樹脂ブロック3の、弾性ブッシュ2との取付け面と対抗する面、つまり、後述する車体側部材への対向面3aの各隅部のそれぞれに、四個の、ここでは方形ブロック状の迫出し部3bを形成する。
スタビライザーブッシュ1を、四個の迫出し部3bで車体側部材に接触させて取付けることによって、弾性ブッシュ2に形成した貫通孔4に挿入配置される、図示しないスタビライザーバーからの入力が作用しても、車体側部材の表面状態のいかんによらず、スタビライザーブッシュ1のガタつきを有効に抑制することができる。
樹脂ブロック3に設けたこの迫出し部3bは、図1に示す形状、配置の他に、たとえば、図2(a)〜(c)に例示するような様々な形状、配置とすることができる。
具体的には、図2(a)に示すものは、弾性ブッシュ2の貫通孔4の中心軸線C方向と平行に延在する直方体形状の迫出し部3bを、樹脂ブロック3の、車体側部材への対向面3aの、図の左右の両端部のそれぞれに各一個設けたものである。
また、図2(b)に示す迫出し部3bは、貫通孔4の中心軸線Cと直交する向きに延在する直方体形状とし、一対のこの迫出し部3bを、樹脂ブロック3の対向面3aの、図の上下の両端部のそれぞれに形成してなる。
そして、図2(c)に示すものは、樹脂ブロック3の対向面3aの中央部に窪みを設けることによって、その対向面3aの周縁に迫出し部3bを形成したものである。なお、図に示すところでは、対向面3aの中央部の窪み底面は方形としたが、これを円形、多角形などの各種の形状とすることもできる。
なおここで、樹脂ブロック3の方形対向面3aの四隅部のそれぞれに、独立した、または連続した迫出し部3bを設けたスタビライザーブッシュ1では、図3に示すように、対向面3aの、迫出し部3b以外の部分に肉盗みを設けることができ、これにより、射出成形後の、樹脂ブロック3の収縮に起因する、いわゆるヒケによる平面のガタつきの発生を防止することができる。
ところで、弾性ブッシュ2の貫通孔4に挿入配置されることになるスタビライザーバーとの摩擦力の軽減を図るためには、貫通孔4の内周面に、全体的にもしくは部分的にテフロン(登録商標)加工を施すことができる。
たとえば、図1に示すスタビライザーブッシュ1を車体側部材に取付けるには、図4に正面図で示すように、略倒立U字状断面の連結ブラケット10の内周面に、スタビライザーブッシュ1の弾性ブッシュ2の外周面を整合させて配置するとともに、弾性ブッシュ2と車体側部材10との間に樹脂ブロック3を挟み込んだ状態で、連結ブラケット10の端部のそれぞれに設けた一対のフランジ10aを、ねじ等で車体側部材20に連結固定する。
ここにおいて、弾性ブッシュ2の貫通孔4に、図示しないスタビライザーバーを挿入配置して、スタビライザーブッシュ1を使用に際して、車両の左右の車輪が上下に異なる動きをしたときに生じる、スタビライザーバーの捩れ変形により、弾性ブッシュ2は、それの中心軸線方向や、中心軸線と直交する方向(図4に矢印で示す方向)に振れようとするが、この発明では、樹脂ブロック3の、車体側部材への対向面3aに、ここでは四個の迫出し部3bを設けたことから、中心軸線方向および、中心軸線と直交する方向へのガタつきが有効に抑制されて、このガタつきによる異音の発生を有効に防止することができる。
1 スタビライザーブッシュ
2 弾性ブッシュ
3 樹脂ブロック
3a 車体側部材への対向面
3b 迫出し部
4 貫通孔
10 連結ブラケット
10a フランジ
20 車体側部材
C 貫通孔の中心軸線

Claims (1)

  1. 貫通孔を具えた筒状の弾性ブッシュと、弾性ブッシュに取付けられて、車体側部材への取付け姿勢で、弾性ブッシュと車体側部材との間に挟み込まれる樹脂ブロックとからなるスタビライザーブッシュであって、
    前記樹脂ブロックの、車体側部材への対向面を、中央部よりも周縁側で、車体側部材に向けて迫出させ
    前記樹脂ブロックの、車体側部材への対向面を方形とし、該方形対向面の四隅のそれぞれに迫出し部を設け、
    前記対向面の、迫出し部以外の部分に肉盗みを設けてなるスタビライザーブッシュ。
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