JP5698165B2 - 演算処理制御装置および信号処理装置 - Google Patents

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この発明は、演算処理制御装置および信号処理装置に係り、特に演算処理および制御処理を行なうプロセッサと複数メモリを有する演算処理制御装置および信号処理装置に関する。
一般的にプロセッサは、メモリなどの記憶装置に書き込まれたプログラムに従い、入力装置および記憶装置からのデータを演算処理した上で、データをメモリなどの記憶装置に送る処理を行なう。演算処理制御装置は、目的ごとに複数のメモリを使用することが一般的である。
まず、演算処理制御装置における複数メモリの代表的な使用用途について説明する。高速メモリは、プロセッサのワークメモリとして演算処理中のデータの格納、読み出しに使用する。高速メモリは、ランダムアドレスに対して高速アクセスが可能なメモリである。中速メモリは、プロセッサで演算処理する入力データおよびプロセッサより出力される処理結果を保存するためのバッファメモリとして使用する。中速メモリは、連続したアドレスに対する大容量データを高速にアクセス可能なメモリである。低速メモリは、プロセッサとの通信間隔が数百msに1回程度の長い周期でデータをやりとりするメモリである。
また、メモリのライトまたはリードに必要な時間が、高速メモリおよび中速メモリは、同期アクセスであるのに対し、低速メモリは、非同期アクセスである。
まず、図1を参照して、従来のプロセッサと複数メモリの回路構成を説明する。図1において、回路は、プロセッサ1と、低速メモリ6と、中速メモリ7と、高速メモリ5と、送信終端抵抗10と、バス11とから構成されている。プロセッサ1は、メモリーコントロール2を含む。プロセッサ1と低速メモリ6との距離、低速メモリ6と中速メモリ7との距離、中速メモリ7と高速メモリ5との距離は、いずれもLである。バス11は、アドレス信号、制御信号、データ信号、クロック信号を伝送する。メモリーコントロール2は、どのメモリにアクセスするか制御する。プロセッサ1は、各メモリ6、7、8とバス11により直接接続されている。プロセッサ1と複数メモリ6、7、8と間に、ICは存在しない。
一般的に、プリント基板における信号波形伝送の配線遅延は、主にパターン線路の特性インピーダンス、パターン長によって決まる。また、一般的に配線トポロジによるパターン分岐やスタブ等による信号反射を少なくするために受信終端抵抗または送信終端抵抗を挿入するが、受信終端抵抗を挿入すると、プロセッサがメモリにアクセスしないときにも直流電流が流れ、消費電力が増加する。このため、図1の回路では送信終端抵抗10を挿入している。
送信終端抵抗10を挿入した場合、信号反射により波形がしきい値電圧に到達するまでの時間が変化し、反射の影響が少ない遠端にあるデバイスが最も早くしきい値電圧に到達するため、遠端のデバイスが最も高速で動作できる。
そのため、図1では配線遅延以外の伝搬遅延時間の増加は無いが、最遠端に高速メモリを配置するので、搭載メモリが多くなるほどプロセッサ1と高速メモリ5間の配線長が長くなり、信号波形が確定するまでの時間が多く必要となる。
図2を参照して、従来の他のプロセッサと複数メモリの回路構成を説明する。図2において、回路は、プロセッサ1と、高速メモリ5と、中速メモリ7と、低速メモリ6と、双方向バッファIC9と、位相調整用PLLと、送信終端抵抗10とを含む。メモリーコントロール2は、送信終端抵抗10を介してアドレス信号、データ信号、クロック信号を、高速メモリ5、中速メモリ7、低速メモリ6に供給する。メモリーコントロールは、双方向バッファIC9に制御信号を供給する。プロセッサ1は、位相調整用PLL8にクロックを供給する。位相調整用PLL8は、高速メモリ5、中速メモリ7、低速メモリ6に、動作速度に合わせた位相のクロックを供給する。双方向バッファIC9は、ライトまたはリードアクセスするメモリのみ双方向バッファIC9を接続するように制御する。
図2の回路は、プロセッサ1と各メモリ5、7、6の間に双方向バッファIC9を挿入している。図2の回路によれば、双方向バッファIC9の前後でバス11を分割することが可能となり、プロセッサ1と各メモリ5、7、6間の配線トポロジに留意すれば、信号波形の品質確保が容易となる。
しかし、双方向バッファIC9がプロセッサ1と各メモリ5、7、6間に挿入されているため、その双方向バッファIC9の伝搬遅延時間が固定的に入ることになり、信号波形が確定するまでの時間を延ばす要因となる。
図3を参照して、図1の回路構成における信号反射を反映した各メモリの電圧振幅の変化を説明する。ここで、図3(a)は、高速メモリ5の電圧振幅の変化である。図3(b)は、中速メモリ7の電圧振幅の変化である。図3(c)は、低速メモリ6の電圧振幅の変化である。ただし、送信終端しているためプロセッサ1からの反射はないものとし、区間L当たりの伝搬遅延時間をTb、電圧振幅の変化が終了した時間を信号波形確定までの時間Taとする。
図3(a)において、高速メモリ5にライトまたはリードを実施するとき、高速メモリ5は最遠端になり、反射波形の影響はないため、信号波形確定までの時間Taは、高速メモリ5へ信号波形が到達するまでのパターン長L×3と伝搬遅延時間Tbにより、Tb×3L=3LTbとなる。
図3(b)において、中速メモリ7にライトまたはリードを実施するとき、中速メモリ7は最遠端ではないため、信号波形確定までの時間Taは、最遠端の高速メモリ5へ信号波形が到達するまでのパターン長L×3と反射波形が中速メモリ7に到達するまでのパターン長Lと伝搬遅延時間Tbにより、Tb×(3L+L)=4LTbとなる。
図3(c)において、低速メモリ6にライトまたはリードを実施するとき、低速メモリ6は最遠端ではないため、信号波形確定までの時間Taは、最遠端の高速メモリ5へ信号波形が到達するまでのパターン長L×3と反射波形が低速メモリ6に到達するまでのパターン長L×2と伝搬遅延時間Tbにより、Tb×(3L+2L)=5LTbとなる。
同じ技術分野の背景技術として情報処理装置を開示する特許文献1と、バスシステム設計方法、バスシステムおよびデバイスユニットを開示する特許文献2がある。
特開2003−006173号公報 国際公開第05/017761号パンフレット
従来のプロセッサと複数メモリは、図1または図2のように構成されており、複数のメモリが同一バス上に接続されるために負荷容量が大きくなる。また、同一バス上に全てのデバイスが接続されることから、配線トポロジが複雑となりパターン分岐・スタブ等による信号反射により、しきい値電圧に到達するのに時間がかかる。このため、信号波形が確定するまでに時間を要し、メモリへの高速アクセスが困難である。
また、各メモリへのアドレス、データ、制御信号とクロックのタイミングを制御し、セットアップ時間・ホールド時間の双方を同時に確保することが困難である。
バススイッチ制御回路によりバススイッチの接続が開放され、プロセッサと高速メモリが1対1かつ最遠端にでき、かつ切り離された中速メモリ、低速メモリ、パターン配線の負荷容量を減らす。また、ライトまたはリードしないメモリを回路構成から切り離すことにより、配線トポロジが単純な構成になるため、パターン分岐・スタブ等による信号反射が小さくなり、信号波形が確定するまでの時間を短くし、メモリへの高速アクセスができる。
さらに、バススイッチ制御回路によりバススイッチの接続が閉じられ、中速メモリの配置をプロセッサから最遠端にすることにより、中速メモリへのライトまたはリード時の信号反射の影響を小さくし、最も早くしきい値電圧に到達できる。さらに、バススイッチを介して最遠端の配置になる中速メモリへのアドレス、データ、制御信号の入力タイミングがバススイッチの開閉時の遅延により遅くなるため、位相調整用PLLによりクロックの位相を調節し、セットアップ時間・ホールド時間の双方を同時に確保する。
上述した課題は、プロセッサと送信終端抵抗を介して接続された高速メモリと、送信終端抵抗と高速メモリとに一端で接続されたバススイッチと、このバススイッチの他端に接続された中速メモリと、プロセッサからクロックを供給され、高速メモリと中速メモリに位相を調整したクロックを高速メモリと中速メモリとに供給するPLLと、プロセッサからアドレス信号を供給され、プロセッサが高速メモリにアクセスするときバススイッチを開状態とし、プロセッサが中速メモリにアクセスするときバススイッチを閉状態とするバススイッチ制御回路と、を有する演算処理制御装置により、達成できる。
また、プロセッサと送信終端抵抗を介して接続された高速メモリと、送信終端抵抗と高速メモリとに一端で接続されたバススイッチと、このバススイッチの他端に接続された中速メモリと、プロセッサからクロックを供給され、高速メモリと中速メモリに位相を調整したクロックを高速メモリと中速メモリとに供給するPLLと、プロセッサからアドレス信号を供給され、プロセッサが高速メモリにアクセスするときバススイッチを開状態とし、プロセッサが中速メモリにアクセスするときバススイッチを閉状態とするバススイッチ制御回路と、を有する演算処理制御装置と、演算処理制御装置を制御する高速演算制御装置と、演算処理制御装置と、高速演算制御装置とを接続する入出力ポートと、を有する信号処理システムにより、達成できる。
本発明によれば、プロセッサと複数メモリを使用し、信号波形が確定するまでの時間を短縮できるため、高速アクセスが可能な回路構成を提供できる。
また、バススイッチ開閉によるデータラインの遅延を、位相調整用PLLによりデータの取り込みタイミングを調整し、メモリアクセスのタイミングマージンを確保することが可能になる。
プロセッサと動作速度の異なる複数のメモリとを含む回路のブロック図である。 プロセッサと動作速度の異なる複数のメモリとを含む他の回路のブロック図である。 図1の回路の反射波形の影響を反映した各メモリの電圧振幅波形である。 演算処理制御装置のブロック図である。 プロセッサのメモリマップである。 演算処理制御装置の反射波形の影響を反映した各メモリの電圧振幅波形である。 高速演算制御装置および演算処理制御装置を含む信号処理システムのブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
図4を参照して、演算処理制御装置の構成を説明する。図4において、演算処理制御装置100は、プロセッサ1と、バススイッチ制御回路3と、バススイッチ4と、高速メモリ5と、低速メモリ6と、中速メモリ7と、位相制御用PLL8と、送信終端抵抗10と、データバス11とから構成されている。プロセッサ1は、メモリーコントロール2を含む。なお、図示は省いたが、プロセッサ1と高速メモリ5との距離、高速メモリ5と低速メモリ6との距離、低速メモリ6と中速メモリ7との距離は、いずれもLである。
データバス11は、送信終端10と接続されている。データバス11の各メモリ5、6、7へのパターンは一筆書き配線である。メモリーコントロール2は、バススイッチ制御回路3に、アドレス信号と制御信号を供給する。バススイッチ制御回路3は、バススイッチ4を制御する。メモリーコントトロール2は、送信終端10とデータバス11を介して、アドレス信号、制御信号、データ信号を高速メモリ5、中速メモリ7、低速メモリ6に供給する。
また、高速メモリ5と低速メモリ6の間にバススイッチ4を配置し、バススイッチ4の開閉は、バススイッチ制御回路3によって行なわれる。さらに、プロセッサ1は、クロック信号を位相調整用PLL8に供給する。バススイッチ4の開閉による遅延のためアドレス、データ、制御信号の中速メモリまたは低速メモリへの入力タイミングが、クロックより遅くなるため、位相調整用PLL8は、クロックの位相を調節し、セットアップ時間・ホールド時間の双方を同時に確保する。
プロセッサ1から高速メモリ5へライトまたはリードを実施するとき、プロセッサ1が指示を行ない、その指示を受けたメモリーコントロール2がメモリへのアドレス、制御、データ信号を出力し、アドレス、制御信号からバススイッチ制御3がバススイッチ4を開放し、高速メモリ5にライトまたはリードを行なう。
プロセッサ1から中速度メモリ7および低速メモリ6へライトまたはリードを実施するとき、プロセッサ1が指示を行ない、その指示を受けたメモリーコントロール2がメモリへのアドレス、制御、データ信号を出力し、アドレス、制御信号からバススイッチ制御3がバススイッチ4を閉じ、中速メモリ7または低速メモリ6にライトまたはリードを行なう。
また、バススイッチ制御回路3は、入力するアドレス信号と制御信号によって、バススイッチ4への制御信号を生成しており、制御信号によりライトまたはリードが完了するまでバススイッチ4の状態を維持し、アドレスによりどのメモリにライトまたはリードするかを決定し、バススイッチ4を開閉する。
図5を参照して、プロセッサのメモリマップを説明する。図5において、メモリマップは、先頭アドレス0x80000000からの中速メモリ、先頭アドレス0x90000000からの低速メモリ、先頭アドレス0xA0000000からの高速メモリの割り付けを記載する。16進の「8」は、2進の「1000」である。16進の「9」は、2進の「1001」である。16進の「A」は、2進の「1010」である。したがって、アドレス頭から3ビット目と4ビット目を監視すればアクセス先のメモリが判定できる。
図6を参照して、演算処理制御装置の信号反射を反映した各メモリの電圧振幅の変化を説明する。ここで、図6(a)は、高速メモリ5の電圧振幅の変化である。図6(b)は、中速メモリ7の電圧振幅の変化である。図6(c)は、低速メモリ6の電圧振幅の変化である。ただし、送信終端しているためプロセッサ1からの反射はないものとし、伝搬遅延時間をTb、電圧振幅の変化が終了した時間を信号波形確定までの時間Taとする。
図6(a)において、高速メモリ5にライトまたはリードを実施するとき、バススイッチ4の開放により高速メモリ5以外のメモリとパターン配線を切り離すことができるため、プロセッサ1と高速メモリ5が1対1、最遠端の配置になる。反射波形の影響はないため、信号波形確定までの時間Taは、高速メモリ5へ信号波形が到達するまでのパターン長Lと伝搬遅延時間Tbにより、Tb×L=LTbとなる。
図6(b)において、中速メモリ7にライトまたはリードを実施するとき、バススイッチ4の接続により中速メモリ7が最遠端となる。反射波形の影響はないため、信号波形確定までの時間Taは、中速メモリ7へ信号波形が到達するまでのパターン長L×3と伝搬遅延時間Tbにより、Tb×3L=3LTbとなる。
さらに、中速メモリ7へのクロック位相を位相調整用PLL8により調節可能である。さらに、仮にボードの伝送遅延が6.5ns/mで位相調整幅の最大値が2.5nsの場合、位相調整用PLLにより、0.38mパターン長を長くできるため、配線トポロジを容易にできる。
図6(c)において、低速メモリ6にライトまたはリードを実施するとき、低速メモリ6は最遠端ではない。このため、信号波形確定までの時間Taは、最遠端の中速メモリ6へ信号波形が到達するまでのパターン長L×3と反射波形が低速メモリに到達するまでのパターン長Lと伝搬遅延時間Tbにより、Tb×(3L+L)=4LTbとなる。
従来のプロセッサと複数メモリの回路構成と本実施例(演算処理制御装置)の信号波形確定までの時間Taの結果を比較すると、高速メモリ5へのライトまたはリードする場合、本実施例によれば、信号波形確定までの時間を1/3にできる。また、中速メモリ7へのライトまたはリードする場合、本実施例によれば、信号波形確定までの時間を3/4にできる。さらに、低速メモリ6へのライトまたはリードする場合、本実施例によれば、信号波形確定までの時間を4/5にできる。
また、本実施例によれば、信号波形が確定するまでの時間を短くすることにより、高速メモリ5へのライトまたはリード時のセットアップ時間・ホールド時間の双方の確保を容易にできる。
さらに、本実施例によれば、バススイッチ4により、ライトまたはリードしない他メモリをパターン配線から切り離せるため、プロセッサ1の近傍に高速メモリ5を配置できる。また、プロセッサ1の近傍に高速メモリ5を配置できるため、図1より高速なメモリ5の使用が可能になる。
図7を参照して、信号処理システムの構成を説明する。図7において、信号処理システム500は、演算処理制御装置100と、入出力ポート200と、高速演算制御装置300とから構成されている。信号処理システム500の演算処理制御装置100および入出力ポート200は、それぞれ3台図示しているが、数を限定するものではない。
大規模な信号処理を行う場合、複数の演算処理制御装置100を使用して、並列で演算処理を行う必要があり、信号処理システム500を使用している。信号処理システム500について、高速演算制御装置300が全体制御を行なう。
信号処理システム500の動作の一例を説明する。まず高速演算制御装置300が入出力ポート200−1を介してデータを演算処理制御装置100−1の中速メモリ7に演算するデータを入力し、演算処理制御装置100−1のプロセッサ1に制御ライン1から演算処理の開始を指示する。演算処理した結果は、入出力ポート200−1を介して高速演算制御装置300に出力させ、その演算処理結果を高速演算制御装置300が入出力ポート200−2を介して演算処理制御装置100−2の中速度メモリ7と、入出力ポート200−3を介して演算処理装置100−3の中速メモリ7に入力し、それぞれのプロセッサ1に制御ライン2と制御ライン3から異なる演算処理の開始を指示する。それぞれの演算処理した結果を高速演算制御装置300に出力させる。この動作は、演算処理装置100−1が演算した結果を用いて、異なる二つの演算処理を演算処理装置100−2と演算処理装置100−3で行う例である。
次に、演算処理装置100内の動作を説明する。制御ラインから演算処理の開始指示を受けたプロセッサ1は、一度に処理できるデータ量を中速メモリ7から高速メモリ5に格納し、演算処理を実施する。演算処理した結果は、高速メモリ5に格納した後、中速メモリ7の未使用領域にライトする。そして、高速演算制御装置300の指示により、演算処理結果を中速度メモリ7から入出力ポート200を介して高速演算制御装置300に出力する。また、低速メモリ6は、特定のアドレスに演算処理の状態を示すレジスタの役割をする。なお、信号処理システム500において、中速メモリ7はデュアルポートの機能を有しているものとする。
1…プロセッサ、2…メモリーコントロール、3…バススイッチ制御回路、4…バススイッチ、5…高速メモリ、6…低速メモリ、7…中速メモリ、8…位相調整用PLL、9…双方向バッファ、10…送信終端抵抗、11…バス、100…演算処理制御装置、200…入出力ポート、300…高速演算制御装置、500…信号処理システム。

Claims (2)

  1. プロセッサと送信終端抵抗を介して接続された高速メモリと、前記送信終端抵抗と前記高速メモリとに一端で接続されたバススイッチと、このバススイッチの他端に接続された中速メモリと、前記プロセッサからクロックを供給され、前記高速メモリと前記中速メモリに位相を調整したクロックを前記高速メモリと前記中速メモリとに供給するPLLと、前記プロセッサからアドレス信号を供給され、前記プロセッサが前記高速メモリにアクセスするとき前記バススイッチを開状態とし、前記プロセッサが前記中速メモリにアクセスするとき前記バススイッチを閉状態とするバススイッチ制御回路と、前記バススイッチの前記他端と前記中速メモリとの間に接続された低速メモリと、を備え、
    前記PLLは、前記低速メモリに位相を調整したクロックを供給し、
    前記バススイッチ制御回路は、前記プロセッサが前記低速メモリにアクセスするとき前記バススイッチを閉状態とすることを特徴とする演算処理制御装置。
  2. プロセッサと送信終端抵抗を介して接続された高速メモリと、前記送信終端抵抗と前記高速メモリとに一端で接続されたバススイッチと、このバススイッチの他端に接続された中速メモリと、前記プロセッサからクロックを供給され、前記高速メモリと前記中速メモリに位相を調整したクロックを前記高速メモリと前記中速メモリとに供給するPLLと、前記プロセッサからアドレス信号を供給され、前記プロセッサが前記高速メモリにアクセスするとき前記バススイッチを開状態とし、前記プロセッサが前記中速メモリにアクセスするとき前記バススイッチを閉状態とするバススイッチ制御回路と、前記バススイッチの前記他端と前記中速メモリとの間に接続された低速メモリと、備え、前記PLLは、前記低速メモリに位相を調整したクロックを供給し、前記バススイッチ制御回路は、前記プロセッサが前記低速メモリにアクセスするとき前記バススイッチを閉状態とする演算処理制御装置と、
    前記演算処理制御装置を制御する高速演算制御装置と、
    前記演算処理制御装置と、前記高速演算制御装置とを接続する入出力ポートと、
    を有することを特徴とする信号処理システム。
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