JP5696797B2 - 積層半導体素子製造方法および積層半導体素子製造装置 - Google Patents

積層半導体素子製造方法および積層半導体素子製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、積層半導体素子製造方法および積層半導体素子製造装置に関する。より詳細には、重ねて貼り合わされた半導体素子により形成された積層半導体素子を製造する積層半導体素子製造方法と、当該方法を実行する場合に用いる積層半導体素子製造装置に関する。
半導体装置の実効的な実装密度を向上させる技術のひとつとして、複数のチップを積層させた構造がある。パッケージング前のチップを積層した構造を有する積層チップ半導体モジュールは、実装密度向上が向上されると共に、チップ相互の配線が短縮されるので、処理速度も向上される。また、製造プロセスの異なるチップを積層することにより、単種のチップでは形成できない機能をもたせることもできる。
積層チップ半導体モジュールの製造工程においては、接合過程における接着材の硬化に時間がかかる。このため、チップ単位で積層して接合するよりも、ウエハ単位で接合した後にチップを切り分ける手順の方が生産性は高い。下記の特許文献1は、複数の半導体素子が形成されたウエハとインターポーザを貼り合わせた後に半導体素子を切り離す半導体素子の製造方法が記載されている。
特開2003−100943号公報
しかしながら、材料および製造工程のバラツキ等により、1枚のウエハに形成された複数の半導体素子の全てが所期の機能あるいは性能を有するとは限らない。このため、複数の半導体素子を含むウエハどうしを貼り合わせた場合に、いずれか一方のウエハの半導体素子が不良である場合には、それに貼り合わされた他方のウエハにおける半導体素子が良品であっても、積層チップとしては所期の仕様を満たすことができない。このため、良品のチップの一部が無駄になり、全体的な歩留りが低下する場合があった。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明の第1の形態として、半導体素子を検査して良否を判断する良否判断段階と、個別に切り離されており、良と判断された複数の半導体素子を準備する素子準備段階と、複数の半導体素子を一のウエハ上に並べる素子配置段階と、複数の半導体素子を有する他のウエハを準備するウエハ準備段階と、一のウエハに保持された複数の半導体素子のそれぞれの位置を、他のウエハが有する複数の半導体素子のそれぞれの位置に対向させて、一のウエハと他のウエハとを互いに近接させることにより、半導体素子を積層する積層段階とを含む積層半導体素子製造方法が提供される。これにより、良と判断された半導体素子を確実に使用でき、積層半導体素子の歩留りを向上させることができる。また、貼り合わせはウエハ単位で実行されるので生産性も高い。
上記積層半導体素子製造方法において、良否判断段階は、他のウエハの複数の半導体素子を検査して、他のウエハの半導体素子の良否を判断し、素子配置段階は、他のウエハにおいて良と判断された半導体素子に積層される、一のウエハ上の位置に、半導体素子を配してもよい。
また、上記積層半導体素子製造方法において、素子準備段階は、個別に切り離されており、救済回路を有する半導体素子を準備し、良否判断段階は、不良の半導体素子の欠陥が救済回路で救済できるか否かをさらに判断し、素子配置段階は、他のウエハにおいて救済できると判断された半導体素子に積層される、一のウエハ上の位置に、救済回路を有する半導体素子を配してもよい。
更に、上記積層半導体素子製造方法において、素子準備段階は、さらに、個別に切り離されており、救済回路を有しない半導体素子を準備し、素子配置段階は、他のウエハにおいて良と判断された半導体素子に積層される、一のウエハ上の位置に、救済回路を有しない半導体素子を配してもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、素子配置段階は、他のウエハにおいて不良と判断された半導体素子に積層される、一のウエハ上の位置に、半導体素子と同じ外形を有するスペーサ素子を配してもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、ウエハ準備段階は、複数の半導体素子が直接、形成された他のウエハを準備し、積層段階の後に、半導体素子から一のウエハを剥離する段階をさらに備えてもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、積層段階の前に、個別に切り離されており、良と判断された複数の半導体素子をそれぞれ他のウエハの複数の半導体素子に積層する段階をさらに備えてもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、ウエハ準備段階は、個別に切り離されており、良と判断された複数の半導体素子を他のウエハ上に並べ、積層段階の後に、半導体素子から一のウエハおよび他のウエハを剥離する段階をさらに備えてもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、ウエハ準備段階は、複数の半導体素子が直接、形成された他のウエハを準備し、一のウエハに複数の半導体素子が直接、形成されており、素子配置段階は、個別に切り離された複数の半導体素子を、一のウエハに形成されている複数の半導体素子上に配してもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、積層段階の前に、個別に切り離されており、良と判断された複数の半導体素子を他のウエハの複数の半導体素子に積層する段階をさらに備えてもよい。
また更に、上記積層半導体素子製造方法において、積層段階は、一のウエハにおける半導体素子の配列、および、他のウエハにおける半導体素子の配列について、相互に積層される半導体素子の組み合わせ毎の位置ずれが最も小さくなる位置を決定するグローバルアラインメント法により一のウエハの位置決めをする手順を含んでもよい。
また、本発明の第2の形態として、半導体素子を検査して良否を判断する良否判断部と、個別に切り離されており、良と判断された複数の半導体素子を準備する素子準備部と、複数の半導体素子を一のウエハ上に並べる素子配置部と、複数の半導体素子を有する他のウエハを準備するウエハ準備部と、一のウエハに保持された複数の半導体素子のそれぞれの位置を、他のウエハが有する複数の半導体素子のそれぞれの位置に対向させて、一のウエハと他のウエハとを互いに近接させることにより、半導体素子を積層する積層部とを備える積層半導体素子製造装置が提供される。これにより、上記積層半導体素子製造方法が実行できる。
なお、上記の発明の概要は、発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決に必須であるとは限らない。
図1は、積層半導体素子製造装置100の全体的な構造を模式的に示す図である。積層半導体素子製造装置100は、制御部110、試験部120、裁断部130、素子配置部140、接合部150およびハンドラ160を含む。
制御部110は、良否判断制御部112、素子準備制御部113、素子配置制御部114、ウエハ準備制御部115およびウエハ積層制御部116を有し、試験部120、裁断部130、素子配置部140、接合部150およびハンドラ160を適宜動作させることにより後述する一連の積層半導体素子製造工程を実行させる。
また、制御部110は、個々の半導体素子の良否に関する情報を、個々の半導体素子の識別情報に関連付けて格納する判断格納部117も有する。更に、制御部110全体の動作を包括的に制御する中央処理装置111を有する。
図2は、本実施形態において積層半導体素子製造装置100で取り扱われるワーク200の態様を示す斜視図である。ワーク200は、半導体素子ウエハ210、半導体素子チップ220およびダミーウエハ230を含む。
半導体素子ウエハ210は、上面に複数の半導体素子212を造り込まれている。半導体素子212の各々は、個別に素子または回路を含む。半導体素子チップ220の各々は、半導体素子ウエハ210に形成された半導体素子212をダイシングにより切り分けたものと同等の規模の素子または回路を含む半導体素子222を下面に有する。一方、ダミーウエハ230は、それ自体には素子も回路も形成されていないが、半導体素子ウエハ210における半導体素子212の配置に対応した配列位置234が下面に定義されている。
なお、配列位置234の定義は、配列する半導体素子212をハンドリングするハンドラ160のパラメータとしても定義できるが、ダミーウエハ230に、物理的な段差、溝、陥没部、隆起部、アライメントマーク等を設けてもよい。
図3は、積層半導体素子240の製造工程を示す流れ図である。同図に示すように、積層半導体素子240を製造する際、良否判断段階(S101)、素子準備段階(S102)、ウエハ準備段階(S103)、素子配置段階(S104)およびウエハ積層段階(S105)の各段階を順次実行する。以下、図4を参照しつつ、段階(S101〜S105)毎に説明する。なお、図4は、以下の各段階(S101〜S105)における処理を模式的に示す図である。
良否判断段階(S101)においては、良否判断制御部112の制御の下に、試験部120およびハンドラ160を動作させて、複数の半導体素子212、222に対する試験を実行する。これにより、半導体素子ウエハ210に形成された複数の半導体素子212の各々について、その良否が判断される。ここで、図4(A)に示すように、1枚の半導体素子ウエハ210に含まれる半導体素子212には、良品211と不良品213とが含まれる。
良否判断段階(S101)における判断結果は、良否判断制御部112および中央処理装置111を介して、半導体素子212の識別情報に関連付けて、判断格納部117に格納される。なお、良否判断段階(S101)は、複数の半導体素子ウエハ210に対して実行される。
素子準備段階(S102)においては、素子準備制御部113の制御の下に、上記の良否判断段階(S101)において半導体素子212の良否を判断された複数の半導体素子ウエハ210のうちの一部が裁断される。これにより、図4(B)に示すように、複数の半導体素子チップ220が調製される。複数の半導体素子チップ220は、良品221と不良品223とを含む。
なお、半導体素子チップ220は、半導体素子ウエハ210の一部分に相当するが、説明の便宜を目的として、個別に切り分けた場合はチップと記載するものとする。また、上記の例では、半導体素子ウエハ210の半導体素子212と半導体素子チップ220の半導体素子222とが同一の素子及び回路を有するものとしているが、互いに異なる素子及び回路を有する半導体素子212、222を用いることもできる。
ウエハ準備段階(S103)においては、良否判断段階(S101)において半導体素子212の良否を判断された複数の半導体素子ウエハ210のうちの一枚が、被接合ウエハとしてハンドラ160により取り出されて接合部150にセットされる。なお、ウエハ準備段階(S103)において選択された半導体素子ウエハ210に形成された半導体素子212も、良品211および不良品213を含む。
また、半導体素子ウエハ210に含まれる不良品213の数および配置は、図4(D)に示すように、この半導体素子ウエハ210固有になる。そこで、素子配置制御部114は中央処理装置111を介して判断格納部117を参照し、接合部150にセットされた半導体素子ウエハ210における良品211および不良品213の配置情報を獲得する。
素子配置段階(S104)においては、素子配置制御部114の制御の下に動作するハンドラ160により、素子準備段階(S102)で調製された半導体素子チップ220がダミーウエハ230の表面に配列位置234に沿って配列される。配列された半導体素子チップ220は、粘着材等により、ダミーウエハ230に保持される。
ダミーウエハ230において半導体素子チップ220をこのように配置することにより、半導体素子ウエハ210において良品211の半導体素子212が形成された位置に限って良品221の半導体素子チップ220が配列される。従って、良品221の半導体素子チップ220が、不良品213の半導体素子212に積層されることがなく、良品221の半導体素子222を効率よく利用できる。
なお、半導体素子ウエハ210において不良品213の半導体素子212が形成された位置には、不良品223の半導体素子チップ220を配置してもよいし、何も配置せずにブランクにしてもよい。しかしながら、後述するウエハ積層段階(S105)においては、半導体素子チップ220およびダミーウエハ230の全体の厚さが均一であることが好ましい。従って、不良品213の半導体素子212に対応する位置には、半導体素子チップ220と同じ寸法のスペーサを配置してもよい。
ただし、ウエハ積層段階(S105)においては、半導体素子ウエハ210、半導体素子チップ220およびダミーウエハ230を加熱する場合がある。従って、寸法にとどまらず、スペーサの熱膨張率も半導体素子チップ220に等しいことが好ましい。
図5は、上記のようにして調製されたワーク200の状態を示す斜視図である。ダミーウエハ230においては、半導体素子チップ220が、半導体素子ウエハ210の半導体素子212と同じ配置で保持される。
また、図4(C)に示すように、ダミーウエハ230における半導体素子チップ220の配列順序は、素子配置制御部114が獲得した、半導体素子ウエハ210における半導体素子212の良品211および不良品213の配置に従う。こうして、調製されたダミーウエハ230は、ハンドラ160により、接合部150にセットされる。
図6は、接合部150に設けられた接合装置300の構造を模式的に示す断面図である。接合装置300は、枠体310の内側に配置された、加圧部320、加圧ステージ330、受圧ステージ340、圧力検知部350を備える。
枠体310は、互いに平行で水平な天板312および底板316と、天板312および底板316を結合する複数の支柱314とを備える。天板312、支柱314および底板316は、それぞれ剛性が高い材料により形成され、応力が作用した場合も変形が生じない。
枠体310の内側において、底板316の上には、加圧部320が配置される。加圧部320は、底板316の上面に固定されたシリンダ322と、シリンダ322の内側に配置されたプランジャ324とを有する。プランジャ324は、流体回路、カム、輪列等により駆動されて、図中に矢印Zにより示す、底板316に対して直角な方向に昇降する。
プランジャ324の上端には、加圧ステージ330が搭載される。加圧ステージ330は、プランジャ324の上端に結合された水平な板状の支持部332と、支持部332に平行な板状の基板保持部334とを有する。支持部332は、上方に開口して形成された球面座331を上面中央に有する。一方、基板保持部334は、下方に向かって突出した球面部333を、下面中央に有する。
球面座331および球面部333は互いに相補的な形状および寸法を有して嵌合する。これにより、基板保持部334は、支持部332の上で傾斜角度を変えることができる。また、支持部332の上で基板保持部334の傾斜角度が変わった場合も、プランジャ324が支持部332を押上げ力が基板保持部334に伝達される。更に、支持部332は、基板保持部334の変位を下方から規制して、基板保持部334が過剰に傾斜することを防止する。
基板保持部334は、上面に半導体素子ウエハ210を静電吸着、負圧吸着等により吸着して保持する。これにより基板保持部334に吸着された半導体素子ウエハ210は、基板保持部334と共に揺動する一方、基板保持部334からの移動あるいは脱落が抑制される。
受圧ステージ340は、基板保持部342および複数の懸架部344を有する。懸架部344は、天板312の下面から垂下される。基板保持部342は、懸架部344の下端近傍において下方から支持され、加圧ステージ330に対向して配置される。
基板保持部342も、静電吸着、負圧吸着等による吸着機構を有し、下面にダミーウエハ230を吸着して保持する。ダミーウエハ230が更に半導体素子チップ220を保持することは既に述べた。
基板保持部342は、下方から懸架部344により支持される一方、上方への移動は規制されない。ただし、天板312および基板保持部342の間には、複数のロードセル352、354、356が挟まれる。複数のロードセル352、354、356は、基板保持部342の上方移動を規制すると共に、基板保持部342に対して上方に印加された圧力を検出する。
なお、図示は省いたが、接合装置300は、接合の対象となる半導体素子ウエハ210およびダミーウエハ230の傾斜、位置等を監視する監視装置を含む。当該監視装置は、拡大光学系を含む撮像装置の他、干渉計、リニアスケール等を用いて形成できる。
半導体素子212、222を積層する場合には、上記のような監視装置を用いて、水平方向に係る半導体素子212、222相互の位置決めを実行することが好ましい。より具体的には、積層段階(S105)は、半導体素子ウエハ210における半導体素子212の配列、および、ダミーウエハ230における半導体素子チップ220の配列について、相互に積層される半導体素子212、222の組み合わせ毎の位置ずれが最も小さくなる位置を決定するグローバルアラインメント法により、接合装置300におけるダミーウエハ230の位置決めをしてもよい。これにより、積層する場合のウエハ相互の位置ずれに起因する歩留りの低下を抑制できる。
即ち、積層する半導体素子212、222相互の位置決めは、グローバルアラインメント法、エンハンスト・グローバルアラインメント法、ダイバイダイアラインメント法等から適宜選択できる。例えば、簡潔なグローバルアラインメント法では、ウエハ上の3点の位置を測定して、半導体ウエハの並進成分ずれ、つまりは縦方向ずれ(Y)、横方向ずれ(X)および回転成分ずれ(θ)を求める。
ただし、グローバルアラインメント法では、半導体素子ウエハ210、ダミーウエハ230の伸縮等の変形を考慮した重ね合わせは難しい。また、既に半導体素子ウエハ210、ダミーウエハ230に形成された半導体素子212に対して位置合わせをする場合は、当該半導体素子212のレイアウトの歪も補正することが求められる。更に、上記の一連の工程において用いられる装置、器具にも固有の位置ずれが含まれる。そこで、エンハンスト・グローバルアラインメント法を実行することが好ましい。
エンハンスト・グローバルアラインメント法は、半導体素子ウエハ210およびダミーウエハ230上の複数の半導体素子212、222の位置をサンプリングして、サンプリングした位置に基づく配列を個別に生成する。更に、積層される半導体素子212、222の組み合わせ毎に位置ずれを算出する。この位置ずれの配列が、全体で最も小さくなる位置が、一定のアルゴリズムに基づいて算出される。また、このような位置合わせの方法は、積層半導体素子製造装置100を形成する要素の各々に固有な歪み傾向を補償する目的でも使用できる。
ウエハ積層段階(S105)においては、接合装置300にセットされた半導体素子ウエハ210を上方に移動させて、ダミーウエハ230に保持された半導体素子チップ220に密着させる。図7は、そのような状態の半導体素子ウエハ210、半導体素子チップ220およびダミーウエハ230の状態を示す断面図である。この状態で、更に、高い圧力を印加して、両者を接合することができる。
また、接着材として、例えば熱硬化性樹脂を用いた場合は、接合されたワーク200を加熱することにより、接合を恒久的にすることができる。なお、接合された半導体素子ウエハ210、半導体素子チップ220およびダミーウエハ230を、接合装置300から取り出して、別途加熱装置等で接着してもよい。このような場合、ワーク200は、接合装置300から仮止め状態で搬出される。
このようにして、半導体素子を検査して良否を判断する良否判断段階と、個別に切り離されており、良と判断された複数の半導体素子を準備する素子準備段階と、複数の半導体素子を一のウエハ上に並べる素子配置段階と、複数の半導体素子を有する他のウエハを準備するウエハ準備段階と、一のウエハに保持された複数の半導体素子のそれぞれの位置を、他のウエハが有する複数の半導体素子のそれぞれの位置に対向させて、一のウエハと他のウエハとを貼り合わせることにより、半導体素子を積層する積層段階とを含む積層半導体素子の製造方法が実行される。
図8は、ワーク200に対する更に次の段階を示す斜視図である。半導体素子ウエハ210の半導体素子212に接着された状態では、ダミーウエハ230による半導体素子チップ220の保持はもはや不要になる。そこで、図8に矢印Rにより示すように、ダミーウエハ230を半導体素子チップ220から剥離することが好ましい。これにより、最終的に得られる積層半導体素子240の厚さを薄くして、立体的な実装密度を向上させることができる。
このような段階を考慮すると、半導体素子チップ220をダミーウエハ230に保持させる場合に用いる粘着材の接着性は、半導体素子チップ220の半導体素子ウエハ210に接着する接着材の接着性よりも弱いことが好ましい。また、半導体素子ウエハ210に対する接着材を硬化させる場合の加熱で劣化する特性を有する粘着材を用いてもよい。
図9は、ここまでの一連の段階を経て作製された積層半導体素子240の形状を示す斜視図である。ダミーウエハ230を剥離した後に、半導体素子ウエハ210をダイシングして半導体素子212を切り分けることにより、図示のような複数の積層半導体素子240が完成する。
積層半導体素子240は、半導体素子ウエハ210の半導体素子212のひとつと、ひとつの半導体素子チップ220とが積層された2層の半導体回路を備える。なお、この状態で、半導体素子チップ220の上面および半導体素子ウエハ210の下面を研磨することにより、積層半導体素子240を薄化して、実効的な実装密度を更に向上させることもできる。
図10は、他の実施形態に係る積層半導体素子240の製造工程におけるワーク200の処理を模式的に示す図である。図10(A)に示すように、この半導体素子ウエハ210は、複数の救済回路付き半導体素子216を有する。
救済回路付き半導体素子216は、各々に部分的な不良が生じた場合に、当該不良を補償する冗長回路を含む。従って、良否判断段階(S101)において部分的な不良が生じた場合には、図10(B)に示すように、当該不良を含む救済回路付き半導体素子216の一部を、救済済み半導体素子225とすることができる。
救済済み半導体素子225を含む半導体素子ウエハ210は、素子準備段階(S102)において裁断することにより、救済済みチップ225として、良品221の半導体素子チップ220と同等に取り扱うことができる。このように、半導体素子ウエハ210の半導体素子212を救済回路付き半導体素子216とすることにより、半導体素子チップ220の歩留りを向上させることができる。
一方、救済回路付き半導体素子216であっても、部分的な不良を救済し切れない場合もある。このような救済回路付き半導体素子216は、救済不可チップ227として、不良品223の半導体素子チップ220と同じく取り扱われる。
このような場合、図10(C)に示すように、複数の半導体素子ウエハ210から作製した、良品221および救済済みチップ225を含む半導体素子チップ220を集めて補充チップ229とすることにより、図10(D)に示すように、ダミーウエハ230の所要数全てを良品221の半導体素子チップ220で埋めることもできる。
図11も、他の実施形態に係るワーク200の処理を示す斜視図である。これまでに説明した実施形態では、半導体素子ウエハ210と半導体素子チップ220を保持したダミーウエハ230とを接合する場合について説明したが、本実施形態では、図11に示すようには、いずれもがダミーウエハ230に保持された半導体素子チップ220どうしを接合する。
このような実施形態によれば、図10を参照して説明したように、良品221または救済済みチップ225ばかりを集めてダミーウエハ230に保持させる、接合することができる。これにより、作業時間がかかる接合工程の効率を向上させて、積層半導体素子240のスループットを向上させることができる。
なお、互いに積層される半導体素子212、222の少なくとも一方が救済回路付き半導体素子216であった場合、当該救済回路を、救済回路付き半導体素子216そのもの以外に、積層される他方の半導体素子212、222でも利用できる場合がある。このような場合、良否判断段階(S101)では、不良品213の半導体素子212の不良が救済回路で救済できるか否かをさらに判断し、素子配置段階(S104)では、他方の半導体素子212、222を救済できると判断された救済回路付き半導体素子216、226を積層させる。これにより、救済回路の利用効率を向上させ、積層半導体素子240全体の歩留りを向上させることができる。
なお、救済回路の使用には、半導体素子212、222に含まれるヒューズ等の加工を含む場合がある。このような加工は、半導体素子212、222を積層する前に実行することにより、加工が容易になる。
更に、素子準備段階(S102)において、救済回路付き半導体素子226と救済回路のない半導体素子212、222とを両方用意して、救済しなくてもよい良品211、221の半導体素子212、222に対しては、救済回路のない半導体素子212、222を積層させることもできる。これにより、救済回路により規模の拡大した半導体素子の使用量を低減し、当該半導体素子全体の生産性を向上させることができる。
図12は、図11に示したワーク200を使用した積層半導体素子240の製造における後工程を示す斜視図である。ダミーウエハ230に保持された半導体素子チップ220を積層した場合は、図12に示すように、双方のダミーウエハ230を剥離させることができる。これにより、半導体素子ウエハ210をダイシングする工程を省いて、積層半導体素子240を完成することかできる。これにより、半導体ばかりを積層した積層チップが製造され、積層チップの立体的な実装密度を更に向上させることができる。
図13は、他の実施形態に係るワーク200の形態を示す斜視図である。この実施例に係るワークは、図11に示したワーク200におけるダミーウエハ230に換えて、それ自体に半導体素子212が形成された半導体素子ウエハ210が用いられる。
これにより、積層前の素子配置段階(S104)において、半導体素子ウエハ210上の半導体素子212と、半導体素子チップ220の半導体素子222とが既に積層されている。従って、ウエハ積層段階(S105)の後には、合計で4層の半導体素子212、222が積層される。
なお、半導体素子チップ220を保持する半導体素子ウエハ210の一方をダミーウエハ230としても差し支えないことはいうまでもない。このように、半導体素子ウエハ210により半導体素子チップ220を保持させることにより、3層以上の半導体素子212、222を積層させて、積層半導体素子240の立体的な実装密度を更に向上させることができる。
また、ここまでの実施形態では、ダミーウエハ230に一層の半導体素子チップ220を保持させて、半導体素子ウエハ210または他の半導体素子チップ220に積層させる方法について説明した。しかしながら、積層する半導体素子チップ220、あるいは、積層される半導体素子ウエハ210が、既に積層された構造を有する場合であっても、同じ方法で更に半導体素子チップ220を積層させることができる。
この場合、良否判断段階(S101)においては、既に積層された半導体素子ウエハ210または半導体素子チップ220について、積層された全体をひとつの半導体素子ウエハ210または半導体素子チップ220と見做して良否を判断すればよい。
更に、半導体素子ウエハ210または半導体素子チップ220を積層する場合には、半導体素子212、222が形成された面どうしを接合させてもよいし、半導体素子212、222の裏面を接合させてもよい。また更に、半導体素子212、222のいずれかと、他の半導体素子212、222の裏面を接合させてもよい。
また更に、既に説明した通り、ワーク200の接着は、接合直後の仮止め状態と、接着材等を硬化させて恒久的な接着状態とした本止め状態とがあり得る。この場合、ダミーウエハ230を、仮止め状態で剥離することが求められる場合は、半導体素子チップ220を、ダミーウエハ230に対して接着力の弱い粘着材等により保持させる。これにより、仮決め状態の半導体素子チップ220が脱落することなく、ダミーウエハ230を剥離できる。
以上、発明を実施の形態を用いて説明したが、発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。更に、その様な変更または改良を加えた形態も発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
積層半導体素子製造装置100の構造を模式的に示す図である。 ワーク200の形態を示す斜視図である。 積層半導体素子製造方法の手順を示す流れ図である。 各段階(S101〜S105)における処理を示す図である。 積層段階(S105)に供されるワーク200の状態を示す斜視図である。 接合装置300の構造を模式的なに示す断面図である。 接合されたワーク200の状態を示す断面図である。 積層後のワーク200に対する処理を説明する斜視図である。 積層半導体素子240の形状を示す斜視図である。 他の実施形態に係るワーク200の処理を模式的に示す図である。 また他の実施形態に係るワーク200の処理を示す斜視図である。 更に他の実施形態に係るワーク200の処理を示す斜視図である。 また更に他の実施形態に係るワーク200の処理を示す斜視図である。
100 積層半導体素子製造装置、110 制御部、111 中央処理装置、112 良否判断制御部、113 素子準備制御部、114 素子配置制御部、115 ウエハ準備制御部、116 ウエハ積層制御部、117 判断格納部、120 試験部、130 裁断部、150 接合部、160 ハンドラ、200 ワーク、210 半導体素子ウエハ、212、222 半導体素子、216、226 救済回路付き半導体素子、220 半導体素子チップ、225 救済済みチップ、227 救済不可チップ、229 補充チップ、230 ダミーウエハ、234 配列位置、240 積層半導体素子、300 接合装置、310 枠体、312 天板、314 支柱、316 底板、320 加圧部、322 シリンダ、324 プランジャ、330 加圧ステージ、331 球面座、332 支持部、333 球面部、334、342 基板保持部、340 受圧ステージ、344 懸架部、350 圧力検知部、352、354、356 ロードセル

Claims (9)

  1. 第1のウエハに形成された複数の半導体素子のうち良品の半導体素子の位置に対応した位置に、第2のウエハにおいて良品の半導体チップを配置する素子配置段階と、
    前記第2のウエハにおいて、前記複数の半導体素子のうち救済回路を有する半導体素子の位置に対応する位置に、前記救済回路により補償可能な半導体チップを配置する段階と、
    前記半導体チップが配置された前記第2のウエハと前記第1のウエハとを互いに積層して、前記第1のウエハにおける良品の前記半導体素子と、前記第2のウエハに配置された前記半導体チップとを互いに積層するウエハ積層段階と
    を含む積層半導体素子の製造方法。
  2. 前記第2のウエハにおいて、前記第1のウエハの前記複数の半導体素子のうち救済回路により補償可能な前記半導体素子の位置に対応する位置に、前記救済回路を有する前記半導体チップを配置する段階を含む請求項1に記載の積層半導体素子の製造方法。
  3. 前記素子配置段階は、前記半導体チップが配置されなかった位置に、前記半導体チップとは異なるスペーサチップを配置する段階を含む請求項1または2に記載の積層半導体素子の製造方法。
  4. 前記スペーサチップは、前記半導体チップの熱膨張率と同じ熱膨張率を有する請求項に記載の積層半導体素子の製造方法。
  5. 第1のウエハに形成された複数の半導体素子の各々に対して良否を判断するウエハ準備段階と、
    前記第1のウエハに形成された前記複数の半導体素子の各々に対する良否判断の結果を、当該半導体素子の識別情報に関連付けて記憶する段階
    を含む請求項1からまでのいずれか一項に記載の積層半導体素子の製造方法。
  6. 前記素子配置段階よりも前に、前記半導体チップが積層される半導体素子を前記第2のウエハに造り込む段階を含む請求項1からまでのいずれか一項に記載の積層半導体素子の製造方法。
  7. 前記半導体チップの各々を前記第1のウエハにおける前記半導体素子に積層した後に、前記半導体チップの各々から前記第2のウエハを剥離する剥離段階を含む請求項1からまでのいずれか一項に記載の積層半導体素子の製造方法。
  8. 前記剥離段階の後に、
    第3のウエハにおいて、前記第1のウエハ前記良品半導体素子の位置に対応した位置に、良品の半導体チップを配置して保持させる他の素子配置段階と、
    半導体チップを保持した前記第3のウエハと、前記半導体チップが積層された前記第1のウエハとを互いに積層して、前記第1のウエハに保持された前記半導体チップと、前記第3のウエハに保持された前記半導体チップとを互いに積層させる他の積層段階と
    を更に含む請求項に記載の積層半導体素子の製造方法。
  9. 第1のウエハに形成された複数の半導体素子のうち良品の半導体素子の位置に対応した位置に、第2のウエハにおいて良品の半導体チップを配置し、前記第2のウエハにおいて、前記複数の半導体素子のうち救済回路を有する半導体素子の位置に対応する位置に、前記救済回路により補償可能な半導体チップを配置する素子配置部と、
    前記半導体チップが配置された前記第2のウエハと前記第1のウエハとを互いに積層して、前記第1のウエハにおける良品の前記半導体素子と、前記第2のウエハに配置された前記半導体チップとを互いに積層するウエハ積層部と
    を備える積層半導体素子の製造装置。
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