JP5693318B2 - 器具本体及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ダクトレールに取り付けられるダクトレール用照明器具及びダクトレール用照明器具の器具本体に関する。
LED器具の普及や大光量化などにより、照明用ダクトレールに取付けて使用されるスポットライト器具の重量が、従来のハロゲンランプを使用する器具に比べ増加する傾向にある。重量の増加にともない、施工性が悪化し、不完全取り付けによる器具破損、または器具落下などの不具合発生の要因となることが懸念される。そのため、重量のあるスポットライトなどの照明器具の施工性、安全性の向上がのぞまれている(特許文献1参照)。
特開2003−317530号公報
従来技術では、ダクトレールへ取り付けた後には、器具が安定して固定されるが、鉤爪の位置が器具の端部にあるため、鉤爪だけで器具を保持することが困難である。したがって、ダクトプラグのレバーによって固定するまで、作業者は重い器具を天井に押し付けながら作業をする必要があるという課題がある。
本発明は、重量のある照明用ダクトレール用照明器具の施工性の向上及び、器具の落下を防止を目的とする。
本発明に係る器具本体は、溝部と前記溝部を形成する縁部とを備えるダクトレールに取り付けられるダクトレール用照明器具の器具本体であって、長手方向に延びた形状の取付面であって前記ダクトレールに沿って取り付けられる取付面を備える器具本体において、前記取付面の長手方向の両側の端部のうちの一方の端部に設けられ、前記ダクトレールに固定されるダクトプラグと、前記取付面の領域のうち前記取付面の長手方向の中央よりも前記ダクトプラグが設けられている端部側の領域であるダクトプラグ側領域に設けられ、前記溝部に挿入されるとともに前記溝部の前記縁部に係合する爪部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る器具本体は、溝部と前記溝部を形成する縁部とを備えるダクトレールに取り付けられるダクトレール用照明器具の器具本体であって、長手方向に延びた形状の取付面であって前記ダクトレールに沿って取り付けられる取付面を備える器具本体において、前記取付面の長手方向の両側の端部のうちの一方の端部に設けられ、前記ダクトレールに固定されるダクトプラグと、前記取付面の領域のうち前記取付面の長手方向の中央よりも前記ダクトプラグが設けられている端部側の領域であるダクトプラグ側領域に設けられ、前記溝部に挿入されるとともに前記溝部の前記縁部に係合する爪部とを備えるので、器具本体をダクトレールに取り付ける場合に、爪部のみで器具本体を仮固定することができ、器具本体の施工性を向上させるとともに器具本体の落下を防止することができる。
実施の形態1に係る照明器具100の斜視図である。 実施の形態1に係る器具本体40を示す図であり、(a)はダクトプラグ50側から視た斜視図、(b)はダクトプラグ50の反対側から視た斜視図である。 本実施の形態に係る器具本体40のダクトプラグ50及び爪部70近傍の部分拡大斜視図である。 図3のA−A断面図である。 図3の爪部70部分を上方から視た模式図である。 実施の形態2に係る器具本体40eを示す図であり、(a)はダクトプラグ50側から視た斜視図、(b)はダクトプラグ50の反対側から視た斜視図である。 実施の形態2に係る器具本体40eのダクトプラグ50及び爪部70近傍の部分拡大斜視図である。 実施の形態2に係る爪部70部分を上方から視た模式図である。 実施の形態3に係る器具本体40fのロック機構を示す図であり、ボタン部80aをロックする前の状態を示す図である。 実施の形態3に係る器具本体40fのロック機構を示す図であり、ボタン部80aをロックした状態を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明器具100の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る器具本体40を示す図であり、(a)はダクトプラグ50側から視た斜視図、(b)はダクトプラグ50の反対側から視た斜視図である。図3は、本実施の形態に係る器具本体40のダクトプラグ50及び爪部70近傍の部分拡大斜視図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、図3の爪部70部分を上方から視た模式図である。
図1に示すように、照明器具100は、天井面に設置されたダクトレール20に取り付けられて使用されるダクトレール用照明器具である。照明器具100は、LEDなどの光源31を有する灯具部30と、内部に電源回路を有する器具本体40(電源収納部ともいう)とを備える。
ダクトレール20は、断面矩形状の管状であり、長手方向に細長く延びた形状の照明器具用レールである。ダクトレール20は、ライティングダクトレール(登録商標)ともいう。ダクトレール20は、天井面取付面23が天井面に取り付けられる。天井面取付面23に対向する面(ダクトレール下面部24)には、短手方向(幅方向)の中間部が長手方向に細長く開口する開口溝21(溝部)が形成されている。ダクトレール下面部24は、開口溝21を形成する両側の縁部22を備える。
器具本体40は、直方体形状であり、灯具部30に電力を供給するための電源装置等を内部に収納する。器具本体40は、両側の側面部42(42a,42b)(図2参照)と、ダクトレール20に取り付けられる面である取付面44(図2参照)と、取付面44に対向する面である底面部43と、長手方向の一方の端部である灯具連結部端面部46と、長手方向の他方の端部である端面部45(図2参照)とを備える。
図2(a)(b)に示すように、器具本体40は、灯具連結部端面部46に向かって右側と左側とが略対象に形成されている。以下に、灯具連結部端面部46に向かって左右に設けられている同一の構成部については、灯具連結部端面部46に向かって右側に設けられた構成部の符号には添え字aを付し、左側の構成部の符号には添え字bを付して表すものとする。例えば、灯具連結部端面部46に向かって右側の側面部42は側面部42aであり、灯具連結部端面部46に向かって左側の側面部42は側面部42bと表す。また、側面部42と記載した場合には、側面部42a、42bの両方を意味する場合、側面部42a、42bのうちの片方のみを意味する場合もあるものとする。
器具本体40の長手方向の一方の端部(端面)である灯具連結部端面部46は、半円形状に突き出しており、半円形状の曲面をなしている。器具本体40の底面部43の一方の端部において、半円形状に突き出している部分には、灯具部30を器具本体40に連結する灯具連結部33を備える。
本実施の形態に係る器具本体40では、灯具連結部端面部46は半円状に突き出しており半円状の曲面をなしているが、灯具連結部端面部46は平面でも構わない。あるいは、灯具連結部端面部46が多角形をなしていてもよい。
灯具連結部33には、アーム32の一端部が可動に連結される。アーム32の他端部は、灯具部30に可動に連結される。灯具連結部33は、器具本体40とアーム32とを可動に連結する。これにより、灯具部30は、光源31の光の照射方向を利用者の所望する方向へ向けることができる。
図2に示すように、器具本体40(電源収納部)は、ダクトレール20に着脱自在に取り付けられるダクトプラグ50と、ダクトプラグ50を回転動作させるレバー60と、ダクトレール20に引っかかる爪部70(70a、70b)と、爪部70を可動させるボタン部80(80a,80b)(爪操作部)と、ダクトレール20の開口溝21に嵌り込むガイド部90とを備える。また、図3に示すように、器具本体40は、ボタン部80の操作時に弾性力を持たせるバネ71(71a,71b)(弾性体)を備える。
図3は、図2の状態からガイド部90を取り外した状態の器具本体40を示す。
器具本体40の取付面44の一方の端部(灯具部30が連結される側の端部)には、ダクトレール20の開口溝21(溝部)の所定の位置に固定されるダクトプラグ50が配置される。ダクトプラグ50は、器具本体40の取付面44の一方の端部に取り付けられ、ダクトレール20に着脱自在に取り付け可能である。ダクトプラグ50は、取付面44の長手方向の両側の端部のうち、灯具部30が取り付けられている側の端部に設けられている。つまり、ダクトプラグ50は、底面部43の灯具連結部33の位置に対向する位置に配置される。
ダクトプラグ50は、レバー60を90度回転させることにより、ダクトレール20と導通と取るとともに、照明器具100(器具本体40)をダクトレール20に固定する役割がある。
図4に示すように、ガイド部90は、断面コ字状の直方体形状であり、取付面44の幅方向(短手方向)の中央部O2の長手方向に沿って配置される。ガイド部90は、断面コ字状の開口面が取付面44に対向するように配置される。つまり、ガイド部90は、取付面44の幅方向(短手方向)の中央部O2に蓋をするような状態で配置される。ガイド部90は、取付面44と一体形成されていてもよいし、別部品でもよい。あるいは、ガイド部90は、取付面44の一部と一体形成されていてもよい。
ガイド部90は、取付面44に対して略直角に突き出したガイド部側面91,92(一対の壁部)を備える。ガイド部側面91,92は、取付面44の幅方向(短手方向)中央部O2を挟んで、対向するように位置する。ガイド部90は、開口面(すなわち、取付面44)に対向するガイド部天面93を備える。ただし、ガイド部天面93は、無くても構わない。
ガイド部90は、器具本体40がダクトレール20に取り付けられた場合に、ダクトレール20の開口溝21に嵌り込む。ガイド部90は、ダクトレール20の開口溝21に嵌り込んで、器具本体40がダクトレール20に安定して取り付けられるようにする役割がある。つまり、一対のガイド部側面91,92(一対の壁部)の外面の幅は、ダクトレール20の開口溝21の幅に略等しいか、あるいは、ダクトレール20の開口溝21の幅よりやや短いことが望ましい。
ガイド部90は、爪部70の少なくとも一部をコ字形状の内部に収納するように設けられる。つまり、ガイド部90は、爪部70の少なくとも一部を覆うように設けられる。ガイド部側面91,92において、爪部70a,70bに対応する位置には、爪部70の一部(突起部73)を突出させる貫通孔94a,94b(図2参照)が設けられている。
爪部70は、突起部73を備え、突起部73の上部は、上部から下部に向かって徐々に広がるテーパー状である。取付面44のガイド部90を、開口溝21に挿入して嵌め込むことにより、爪部70が開口溝21の両側の縁部22に引っかかる。これにより、ダクトプラグ50で照明器具100を開口溝21に固定する前に、照明器具100をダクトレール20の開口溝21に仮固定することができる。
爪部70(突起部)の断面形状は、引っかかり部分の平行部分の長さが2mm程度で、上部に斜面がある三角形状となっている。そのため、ガイド部90をダクトレール20に入れる時に照明器具100を押し上げるだけで、斜面部分にそって爪部70が押され、爪部70はガイド部90の内部に一時的に収納される。そして、ガイド部90が開口溝21内に完全に収納されると、爪部70はバネ71の力でガイド部側面91,92の貫通孔94から飛び出し、ダクトレール20の縁部22に突起部73が引っかかる。これにより、照明器具100がダクトレール20から落下しない状態となる。
図2に示すように、爪部70は、器具本体40をダクトレール20に取り付ける時に、ダクトレール20との位置決めとして使用されるガイド部90の両側面にある。爪部70は、取付面44の領域のうち長手方向の中央部O1よりもダクトプラグ側の領域であるダクトプラグ側領域R1に配置される。
爪部70は、ダクトプラグ側領域R1のさらに中心O3の近傍に配置されるのが望ましい。また、爪部70は、ダクトプラグ側領域R1の領域であって、照明器具100の重心近辺にあることが望ましい。照明器具100の重心とは、器具本体40に灯具部30を連結した状態で、支点とすることにより照明器具100が略水平に安定する箇所である。このような、照明器具100の重心となる位置の近傍に爪部70を設けることが望ましい。
爪部70がダクトプラグ側領域R1の中心O3近傍に設けられることで、作業者は作業時に重い灯具部30側を支えながら、爪部70を仮固定する作業をすることができるので、作業性が向上する。爪部70があまりにも端部に近すぎると、作業者が安定して照明器具100を支えることができず、作業性が低下するからである。また、爪部70がダクトプラグ側領域R1のさらに中心O3近傍に設けられることで、器具本体40の灯具部30側が仮固定され、安定した仮固定や位置決めをすることができる。
また、照明器具100をダクトレール20に仮固定した場合に、灯具部30が連結された器具本体40の重心近傍に爪部70が配置されるので、重量の大きい灯具部30であっても安定的に照明器具100を仮固定することができ、作業性が向上する。
つまり、爪部70は、ダクトプラグ側領域R1の領域のうちの長手方向の中央O3近傍であり、かつ、照明器具100の重心近辺にあることが望ましい。
次に、図3と図5とを用いて、爪部70の引っかけ構造について説明する。
爪部70は、取付面44側の端部から側面部42まで延設された爪取付面81(爪連結部)と、爪取付面81(爪連結部)の縁部(先端部)に設けられ、側面部42に設けられた切り欠き47から露出するボタン部80(爪操作部)とを備える。
図3に示すように、爪部70は、L字形状の爪取付面81から垂直に立設されている。ボタン部80は、爪取付面81のうちの長手方向に長い部分の爪取付面縁部83から連続して設けられる。ボタン部80は、爪取付面縁部83から器具本体40の側面部42に沿って設けられる。側面部42のボタン部80に対応する位置には、ボタン部80を器具本体40の内部に押し込むことができるように、切り欠き47が設けられている。
図3、図5に示すように、ボタン部80と爪部70とL字形状の爪取付面81とは、一体構造となっており、左右の爪部70(70a、70b)が干渉しないように互い違いにL字形状が組み合う構造となっている。つまり、爪部70aと爪部70bとは、ダクトプラグ側領域R1の長手方向の位置のうち互いに異なる位置に設けられる。
取付面44の領域のうち、爪取付面81a,81bが配置されている領域は開口領域となっている。つまり、開口領域を爪取付面81a,81bが短手方向(P1−P2方向)にスライドすることにより、爪部70がP1−P2方向にスライドする。
ボタン部80は、器具本体40の両側面にある。ボタン部80を器具本体40の中心方向に押すことで、爪部70が取付面44の短手方向にスライド可能である。
爪部70は、突起部73を備える突起面76と、突起面76の裏面である爪背面75とを備える。爪部70の背面である爪背面75にはバネ71が取り付けられる。
図5に示すように、バネ71aは、爪背面75aとガイド部側面92の内壁との間に配置される。バネ71bは、爪背面75bとガイド部側面91の内壁との間に配置される。バネ71は、取付面44の短手方向(P1−P2方向)に伸縮する弾性体である。
爪部70の突起部73は、ボタン部80(爪操作部)に対して取付面44の短手方向の中央方向に押す力が与えられた場合には、バネ71(弾性体)が縮んで、突起部73が貫通孔94から突出しない。ボタン部80(爪操作部)に対して押す力が解除された場合には、バネ71の弾性力により突起が貫通孔94から突出する。
ボタン部80aを器具本体40の内部方向(P2方向)に押し込むことにより、爪部70aはP2方向に押され、バネ71aが爪背面75aに押されて縮み、爪部71aはガイド部90内に引っ込む。ボタン部80aを離すことにより、バネ71aの縮みが解除され、バネ71aの弾性力で爪部71aが自動的にガイド部90の貫通孔94aから突出する構造となっている。
本実施の形態の照明器具100によれば、爪部70、バネ71の機能により、照明器具100を施工する場合に、作業者は片手で照明器具100をダクトレール20に押し付けるだけで照明器具100を仮固定することができ、照明器具100が落下することがなくなる。作業者は、本固定となるダクトプラグ50のレバー60の操作時に照明器具100から手を離すことが可能となり、作業性が向上する。
照明器具100を取り外す場合は、レバー60を90°回転させてダクトプラグ50による本固定を解除した後に、更にボタン部80を押し込む動作をして爪部70の引っかかりを解除する。このように、2段階の操作をしないと照明器具100がダクトレール20から取り外せない構造となっているため、照明器具100を押さえながら、レバー60を操作する必要がないため、作業がしやすい。
ボタン部80の位置が照明器具100の重心近くにあるため、ボタン部80を押して照明器具100を取り外す場合も、照明器具100がダクトレール20から外れたときには、すでに照明器具100の重心近くを掴んだ状態となっているため、誤って照明器具100を落としたりしにくい状態で照明器具100を取り外すことが可能である。
爪部70が左右で互い違いとなっているので、長手方向の広い距離で照明器具100を支える構造となっており、また、爪部70が重心近辺を支える構造となっている。このため、爪部70だけで照明器具100を安定的に支えることができ、照明器具100とダクトレール20の間の隙間の発生を防止することができる。また、ダクトプラグ50が破損した場合でも爪部70のみで照明器具100を支えることが可能なため、照明器具100の落下を防ぐ機能もある。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1に係る器具本体40と比べて、爪部70のスライド構造が異なる器具本体40eについて説明する。
図6は、本実施の形態に係る器具本体40eを示す図であり、(a)はダクトプラグ50側から視た斜視図、(b)はダクトプラグ50の反対側から視た斜視図である。図7は、本実施の形態に係る器具本体40eのダクトプラグ50及び爪部70近傍の部分拡大斜視図である。図8は、本実施の形態に係る爪部70部分を上方から視た模式図である。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の構造については、同符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、器具本体40eでは、ボタン部80aは灯具連結部端面部46に向かって右側の側面部42aにのみ設けられている。また、器具本体40eでは、ボタン部80aが押されると、ガイド部90の一方の側面であるガイド部側面91から突出している爪部70aがP2方向にスライドする。
また、ガイド部側面92には、爪部70aがP2方向にスライドするのに連動して、P1方向にスライドする連動爪120が設けられている。
図7は、器具本体40eにおいてガイド部90を取り外した状態の爪部70の部分である。爪取付面81のL字形状の取付面44の短手方向に延びた部分を爪取付部82(82a,82b)とする。
爪取付部82aと爪取付部82bとの間には、歯車110が配置される。爪取付部82aと爪取付部82bとの対向する縁部であって、歯車110と対応する縁部には、歯車110の歯と嵌め合うかぎ部85a,85bが形成される。
ボタン部80aがP2方向に押されると、爪取付部82aがP2方向にスライドし爪部70aがP2方向にスライドする。爪部70aのスライドに連動して、歯車110がP5方向に回転する。歯車110がP5方向に回転すると、歯車110の回転に連動して爪取付部82bがP1方向にスライドし、連動爪120がP1方向にスライドする。
このように、ボタン部80aがP2方向に押され、爪部70aがガイド部90の内部に収納されると同時に連動爪120もガイド部90の内部に収納される。
本実施の形態に係る器具本体40eによれば、ボタン部80aは、器具本体40eの片側一方(側面部42a)にのみ取り付けられる。反対側の連動爪120は、歯車110にてボタン80a側の爪部70aと連動して動く。ボタン部80aの可動スペースが片側のみとなるため、器具本体40eの内部の電源回路等の収納スペースが大きくとれる利点がある。
ボタン部80aの配置は、端面部45側から灯具部30側に向かって左側(灯具連結部端面部46に向かって右側)に設けるのが望ましい。これは、右手で照明器具100をもつ時に親指が自然とボタン部80aにあたる位置になるため、ボタン部80aを押しながら照明器具100を取り外す作業がしやすくなるためである。
実施の形態3.
本実施の形態では、実施の形態2の器具本体40eに対してボタン部80aをロックする機構を備えたものである。
図9は、本実施の形態に係る器具本体40fのロック機構を示す図であり、ボタン部80aをロックする前の状態を示す図である。図10は、本実施の形態に係る器具本体40fのロック機構を示す図であり、ボタン部80aをロックした状態を示す図である。
本実施の形態において、実施の形態1及び実施の形態2と同様の構造については、同符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係るダクトプラグ50fは、つば部52と、端子51と、レバー摘み部61と、レバー60と、レバー回転部62と、レバー連動突起140とを備える。
作業者は、ダクトプラグ50fの図9の状態のつば部52(つば部52が長手方向に沿った状態のつば部52)をダクトレール20の開口溝に挿入し、レバー摘み部61によりレバー60をP10方向に90度回転させる。これにより、つば部52が開口溝の内部で図10の状態(つば部52短手方向に延びた状態)となり、ダクトプラグ50fが開口溝に固定される。
このとき、つば部52が取り付けられているレバー回転部62もP10方向に90度回転するので、レバー回転部62の外周に設けられたレバー連動突起140もP10方向に90度回転する。
器具本体40fの側面部42aには、ボタン部80aがP2方向に押されないようにロックするストッパー部130を備える。
器具本体40fの側面部42aには、ストッパー部130に対応する切り欠き部49aが形成される。ストッパー部130は、ストッパー端部133と、ストッパースライド部131と、レバー連動突起受132とを備える。
ストッパー端部133は、ボタン部80aの内側に入り込んでボタン部80aが押されないようにロックする部位である。ストッパースライド部131は、ストッパー端部133と一体成形され、切り欠き部49aから露出して長手方向にストッパー部130(ストッパー端部133)をスライドさせる。レバー連動突起受132は、レバー回転部62の外周近傍に配置され、ストッパースライド部131から連続して形成される。
レバー連動突起受132の端面は、レバー60が90度回転した場合に、同時に回転したレバー連動突起140と当接するレバー連動突起受面134となっている。
図10に示すように、レバー連動突起140はレバー60の回転に連動して、P20の位置(図9参照)からP21の位置に移動する。レバー連動突起140はレバー連動突起受面134と当接して、レバー連動突起受132をP11方向へ移動させる。これにより、ストッパー部130全体がP11方向へスライドし、ストッパー部130の端部であるストッパー端部133がボタン部80aの内側へ入り込む。この状態でボタン部80aをP2方向に押しても、ストッパー端部133がストッパーとなりボタン部80aはP2方向へ移動することはない。
以上のように、本実施の形態に係る器具本体40fでは、ストッパースライド部131(スライドボタン)をボタン部80a方向(P11の方向)にスライドさせることにより、ストッパースライド部131(スライドボタン)に連続するストッパー端部133がボタン部80aと器具本体40の間に入りこみ、ボタン部80aのストロークを阻害する。これによりボタン部80aを押し込むことができず、爪部70による照明器具100の取り付け(仮固定)の解除ができず、ダクトレール20から器具本体40f(照明器具100f)を取り外すことができなくなる。器具本体40f(照明器具100f)を取り外すにはストッパースライド部131(スライドボタン)をスライドさせて解除操作をする必要があり、不用意に器具本体40f(照明器具100f)が外れることを防止できる。
本実施の形態に係る器具本体40f(照明器具100f)によれば、器具本体40f(照明器具100f)の本固定のためにレバー60を90°回転させる操作をすることにより、レバー60に連動するレバー連動突起140がストッパースライド部131(スライドボタン)と一体構造であるストッパー端部133を押し込む動作をする。
このように、照明器具100fをダクトレール20に本固定すると自動的にストッパースライド部131(スライドボタン)と一体構造であるストッパー端部133をスライドし、ボタン部80aをロックすることができる。したがって、ストッパースライド部131(スライドボタン)によるロック操作忘れを防止でき、確実にロック機能を働かせることが可能である。
本実施の形態では、実施の形態2に係る器具本体40eに対して、本実施の形態に係るロック機構を組み合わせた器具本体40fについて説明した。しかし、例えば、実施の形態1に係る器具本体40に対して、本実施の形態に係るロック機構を組み合わせてもよい。
以上、実施の形態1〜3について説明したが、これらのうち、2つの実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、3つの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
20 ダクトレール、21 開口溝、22 縁部、23 天井面取付面、24 ダクトレール下面部、30 灯具部、31 光源、32 アーム、33 灯具連結部、40 器具本体、42 側面部、43 底面部、44 取付面、45 端面部、46 灯具連結部端面部、47 切り欠き、49 切り欠き部、50 ダクトプラグ、51 端子、52 つば部、60 レバー、61 レバー摘み部、62 レバー回転部、70 爪部、71 バネ、73 突起部、75 爪背面、80 ボタン部、81 爪取付面、82 爪取付部、83 爪取付面縁部、85 かぎ部、90 ガイド部、91,92 ガイド部側面、93 ガイド部天面、94 貫通孔、100 照明器具、110 歯車、120 連動爪、130 ストッパー部、131 ストッパースライド部、132 レバー連動突起受、133 ストッパー端部、134 レバー連動突起受面、140 レバー連動突起。

Claims (11)

  1. 溝部を備えるとともに前記溝部を形成する縁部を備えるダクトレールに取り付けられるダクトレール用照明器具の器具本体であって、長手方向に延びた形状の取付面であって前記ダクトレールに沿って取り付けられる取付面を備える器具本体において、
    前記取付面部から突出し、長手方向に延びた側面であるガイド部側面部を備え、前記ダクトレールの前記溝部に嵌まり込むガイド部と、
    前記取付面の長手方向の両側の端部のうちの一方の端部に設けられ、前記ダクトレールに固定されるダクトプラグと、
    前記取付面の領域のうち前記取付面の長手方向の中央よりも前記ダクトプラグが設けられている端部側の領域であるダクトプラグ側領域における前記ガイド部側面部に設けられ、前記溝部に挿入されるとともに前記溝部の前記縁部に係合する爪部と
    前記器具本体の側面部に設けられ、前記ダクトプラグとは独立して前記爪部を前記取付面部の短手方向の中央方向にスライドさせるボタン部と
    を備えることを特徴とする器具本体。
  2. 前記溝部は、2つの前記縁部を両側に各々備え、
    前記器具本体は、前記両側の縁部の各々に対応して2つの前記爪部を備え、
    2つの前記爪部の一方の爪部と他方の爪部とは、前記ダクトプラグ側領域の長手方向の位置のうち互いに異なる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の器具本体。
  3. 前記取付面部は、前記ダクトプラグ側領域に開口領域を備え、
    前記2つの爪部の一方の爪部と他方の爪部とは、前記開口領域を前記取付面部の短手方向にスライド自在に設けられ、
    前記器具本体は、さらに、前記一方の爪部がスライドすることに連動して回転する歯車を備え、
    前記他方の爪部は、前記歯車の回転に連動してスライドすることを特徴とする請求項2に記載の器具本体。
  4. 前記ダクトプラグは、
    回動することにより前記縁部と係合される翼体と、回動することにより前記翼体を回動させるレバー部と、
    前記レバー部と連結され、前記レバー部の回動に連動して前記一方の爪部のスライドを阻止するロック機構とを備えることを特徴とする請求項3に記載の器具本体。
  5. 前記取付面は、前記ダクトプラグ側領域に開口領域を備え、
    前記爪部は、前記開口領域を前記取付面の短手方向にスライド自在に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の器具本体。
  6. 前記器具本体は、さらに、
    前記爪部の前記取付面部の側の端部から前記側面部まで延設された爪連結部と、
    前記爪連結部の先端部に設けられ、前記側面部の切り欠きから露出する爪操作部とを備え、
    前記爪部は、前記爪操作部が前記取付面の短手方向の中央方向に押されることにより前記取付面の短手方向の中央方向にスライドすることを特徴とする請求項5に記載の器具本体。
  7. 前記爪部は、前記溝部の前記縁部に係合する突起を備え、
    前記器具本体は、さらに、
    前記取付面から突き出した一対の壁部であって、前記取付面の短手方向の中央を挟んで対向するように設けられ、前記器具本体が前記ダクトレールに取り付けられた場合に前記溝部に嵌り込む一対の壁部を備え、
    前記一対の壁部のうちの少なくとも一方の壁部は、前記爪部の前記突起を貫通させる貫通孔を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の器具本体。
  8. 前記爪部は、前記突起を備える突起面と、前記突起面の裏面である爪背面とを備え、
    前記器具本体は、さらに、
    前記爪部の前記爪背面と、前記爪背面に対向する壁部との間に配置される弾性体を備え、
    前記爪部は、前記爪操作部に対して前記取付面の短手方向の中央方向に押す力が与えられた場合には前記弾性体が縮んで前記突起が前記貫通孔から突出せず、前記爪操作部に対して前記押す力が解除された場合には、前記弾性体の弾性力により前記突起が前記貫通孔から突出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の器具本体。
  9. 前記爪部は、前記ダクトプラグ側領域のうち、前記器具本体の重心近傍に設けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の器具本体。
  10. 前記爪部は、前記ダクトプラグ側領域の長手方向の中央近傍に設けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の器具本体。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の器具本体と、
    光源を備え、前記器具本体に取り付けられる灯具部と、
    前記器具本体と前記灯具部とを連結する連結部とを備えることを特徴とする照明器具。
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