JP5692641B2 - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、光走査装置および画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の中には、潜像担持体上に画像情報に応じた書込光を偏向走査することにより照射して潜像担持体上に潜像を形成し、この潜像を現像して画像を得るものが知られている(例えば、特許文献1)。書込光を偏向走査する光走査装置は、一般に、レーザダイオード(LD)などの光源から照射された光が、光学ハウジングや光源ユニットなどの筐体に取り付けられたコリメートレンズなどの光学系部品によって所定の形状に成形されて回転多面鏡たるポリゴンミラーに入射する。ポリゴンミラーに入射した光は、偏向走査され、走査レンズ、反射ミラー等の光学系部品などを通って、潜像担持体に照射される。一般的に、光学系部品であるコリメートレンズは、ハウジングや光源ユニットなどの筐体に直接接着固定されている。
近年、環境への影響を懸念し、リサイクル・リユースへの関心が強まっており、光走査装置のリユースが検討されている。ポリゴンスキャナやレーザダイオードなど、寿命部品の寿命が来るなどして、ユーザーのもとから回収された光走査装置に対して、寿命が来た部品を交換して、光走査装置のリユースが行われる。しかしながら、寿命部品(ポリゴンスキャナやレーザダイオード)を別の部品に交換したとき、コリメートレンズと交換部品との位置関係が崩れてしまい、所定の光学特性が得られなくなってしまう。このため、所定の特性を得るために、コリメートレンズの姿勢や位置の再調整が必要となる。この場合は、コリメートレンズを筐体の接着座面から剥離して、コリメートレンズを一旦、筐体から取り外し、コリメートレンズを保持しながら、所定の特性が得られるよう位置調整する。そして、コリメートレンズと筐体との間に接着剤を充填して、コリメートレンズを筐体に再度、接着固定する。このとき、接着剤が筐体の接着座面に残っていると、この接着剤の層が、コリメートレンズを所定の特性が得られる位置や姿勢に調整するのを阻害してしまうおそれがある。また、コリメートレンズと接着座面とのすき間を接着座面に残った接着剤が塞いでしまい、コリメートレンズを接着座面に再接着できないおそれもあり、光走査装置のリユースができないおそれがある。
特許文献2には、筐体に光学系部品が接着固定される複数の接着座面を設けた光走査装置が記載されている。この特許文献2に記載の光走査装置においては、光学系部品を筐体に再接着するときは、前回光学系部品が接着固定されていた接着座面を削り、他の接着座面よりも高さを低くして、前回とは異なる接着座面に光学系部品を接着固定する。これにより、光学系部品を、接着剤が付着していない接着座面に接着固定することができ、光走査装置をリユースすることができる。
しかしながら、特許文献2に記載の光走査装置においては、光学系部品を筐体に再接着するとき、前回光学系部品が接着固定されていた接着座面を削り、他の接着座面よりも高さを低くするという2次加工が必要となる。このため、光走査装置の再生作業の手間がかかるという課題がある。また、削り粉が筐体に残る可能性があり、その削り粉が、装置内の光学系部品に付着して、光学系部品が汚れてしまうおそれがあるという課題もある。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、光走査装置を再生することができ、かつ、装置の再生作業を簡素化することができるとともに光学系部品の汚れを抑制することができる光走査装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源と、上記光源から照射対象物までの間の光路上に配置された光学系部品と、上記光源、上記光学系部品が固定される筐体を備えた光走査装置において、上記光学系部品が接着固定される接着座面を複数有し、上記筐体に対して着脱可能に取り付けられる中間部材を備え、上記中間部材は、筐体に対する取り付け位置または取り付け姿勢が変更可能に構成され、上記中間部材の筐体に対する取り付け位置または取り付け姿勢を変更したとき、上記筐体の上記光学系部品固定位置に位置する上記接着座面が変更されるよう各接着座面を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の光走査装置において、上記接着座面を、中間部材のおもて面と裏面とに設け、上記筐体に対する取り付け姿勢が、前記おもて面と前記裏面とを反転させた取り付け姿勢で上記筐体に取り付けられるよう上記中間部材を構成した上記筐体に取り付けられるよう上記中間部材を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の光走査装置において、上記中間部材の光軸方向長さが、上記光学系部品の光軸方向長さの2倍以上であり、上記接着座面を、上記中間部材の光軸方向一端側と他端側とに設け、上記筐体に対する取り付け姿勢が、光軸に対して平行な面内で180°回転した取り付け姿勢で、上記筐体に取り付けられるよう上記中間部材を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの光走査装置において、上記接着座面を、光軸方向に連続して設け、上記筐体に対する取り付け位置が、光軸方向に変更可能に中間部材を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの光走査装置において、上記接着座面と上記光学系部品の接着座面に接着される箇所との間に接着剤を充填して上記光学系部品が上記接着座面に接着固定されるものであって、上記各接着座面の上記接着剤が充填された部分の表面積を、光学系部品の接着座面に接着される箇所の上記接着剤が充填された部分の表面積よりも大きくしたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の光走査装置において、上記接着座面を凹凸形状にしたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれの光走査装置において、上記光学系部品は、光軸方向から見たとき円形状であり、上記接着用座面は上記接着用座面は光軸方向から見たとき円弧状に窪んだ形状であり、上記複数の接着用座面のうち少なくともひとつは、他の接着用座面と円弧状の半径が異なることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれの光走査装置において、上記中間部材の線膨張係数を、上記筐体の線膨張係数以下としたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、上記光走査手段として、請求項1乃至8いずれかの光走査装置を用いたことを特徴とするものである。
本発明によれば、光学系部品は、筐体に着脱可能に取り付けられる中間部材の複数の接着座面のうち、筐体の光学系部品固定位置に位置する接着座面に接着固定される。光走査装置を再生するときは、中間部材を筐体から取り外し、中間部材から光学系部品を取り外す。次に、中間部材を前回とは異なる取り付け位置または取り付け姿勢で、筐体に取り付ける。これにより、接着剤が付着していない前回とは別の接着座面が上記筐体の光学系部品固定位置に位置させることができる。よって、光学系部品を上記筐体の上記光学系部品固定位置で所定の特性が得られるよう位置や姿勢を調整するとき、接着座面と光学系部品との間に前回の接着剤が存在することがない。その結果、光学系部品を所定の光学特性が得られる位置や姿勢に調整を行うことができ、かつ、光学系部品を良好に接着用座面に接着固定することができる。これにより、光走査装置を再生することができる。
また、中間部材の取り付け位置または取り付け姿勢を変えて、筐体に取り付けるだけで、筐体の光学系部品固定位置の接着剤が除去される。これにより、特許文献2に記載のように、接着座面に付着した接着剤を削り取って除去するものに比べて、簡単に筐体の光学系部品固定位置の接着剤が除去される。よって、特許文献2に記載の光走査装置に比べて、光走査装置の再生作業を簡素化することができる。また、特許文献2に記載のように削り粉が発生することがないので、光学系部品が削り粉で汚れてしまうのを防止することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタにおけるY用の作像ステーションを示す概略構成図。 同プリンタおける光走査装置を、4つの感光体とともに示す概略構成図。 同光走査装置の構成を示す概略上面図。 同光走査装置の第1筐体の斜視図。 図5のA−A断面図。 第1筐体を第2筐体に取り付ける様子を説明する図。 レーザダイオードからポリゴンスキャナまでの光路周辺の拡大斜視図。 (a)は、再生前の中間部材とコリメートレンズとの接着について説明する図。(b)は、再生時の中間部材とコリメートレンズとの接着について説明する図。 中間部材の窪み部の拡大斜視図。 変形例1の中間部材の斜視図。 変形例1の中間部材の別の構成を示す斜視図。 変形例2の中間部材の平面図。 コリメートレンズを保持する保持部材を中間部材に接着固定する構成例を示す図。
以下、本発明を、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタは、筐体1と、この筐体1から引き出し可能な給紙カセット2とを備えている。筐体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像(可視像)を形成するための作像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
図2は、イエロー(Y)用の作像ステーションを示す概略構成図である。なお、他の作像ステーションも同様の構成である。
図1及び図1に示すように、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、図中矢印A方向に回転する潜像担持体としてのドラム状の感光体10Y,10C,10M,10Kを備えている。感光体10Y,10C,10M,10Kは、直径40[mm]のアルミニウム製の円筒状基体と、その表面を覆う、例えばOPC(有機光半導体)感光層とから構成されている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、それぞれ、感光体10Y,10C,10M,10Kの周囲に、感光体を帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11Kを備えている。また、感光体に形成された潜像を現像する現像手段としての現像装置12Y,12C,12M,12K、感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置13Y,13C,13M,13Kも感光体の周囲に備えている。
各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの下方には、感光体10Y,10C,10M,10Kに対し、書込光Lによる光走査を行う光書込ユニット4を備えている。また、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの上方には、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kによって形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト20を具備する中間転写ユニット5を備えている。また、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を転写体としての記録紙Pに定着せしめる定着ユニット6を備えている。また、筐体1の上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナーを収容するトナーボトル7Y,7C,7M,7Kが装填されている。このトナーボトル7Y,7C,7M,7Kは、筐体1の上部に形成される排紙トレイ8を開くことにより、筐体1から脱着可能になっている。
光走査装置としての光書込ユニット4は、光源であるレーザダイオードを有しており、このレーザダイオードから、回転駆動される正多角柱構造のポリゴンミラーに向けて光ビームとしての書込光Lを発射する。発射された書込光Lは、回転するポリゴンミラーの鏡面によって主走査方向に偏向せしめられながら反射する。そして、複数の反射鏡によって折り返された後、帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様帯電せしめられた感光体10Y,10C,10M,10Kの周面を走査する。これにより、潜像担持体としての感光体10Y,10C,10M,10Kの周面に、それぞれY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット4の詳しい説明は後述する。
転写手段たる中間転写ユニット5の中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、テンションローラ22及び従動ローラ23に掛け回されながら、所定タイミングで図中反時計回り方向に回転駆動される。また、中間転写ユニット5は、感光体10Y,10C,10M,10Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト20に1次転写する1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kを備えている。また、中間転写ベルト20上に1次転写されたトナー像を記録紙Pに転写する2次転写ローラ25、記録紙P上に転写されなかった中間転写ベルト20上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置26も備えている。
次に、本プリンタにおいて、カラー画像を得る工程について説明する。
まず、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、感光体10Y,10C,10M,10Kが帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様に帯電される。その後、画像情報に基づいて生成された書込光Lによって走査露光されて、感光体10Y,10C,10M,10Kの表面に静電潜像が形成される。これらの静電潜像は、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像ローラ15Y,15C,15M,15K上に担持された各色のトナーによって現像されて、Y,C,M,Kトナー像となる。感光体10Y,10C,10M,10K上のY,C,M,Kトナー像は、各1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kの作用によって反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト20上に順次重ねて1次転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト20上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト20の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
1次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニングブレード13aによってその表面がクリーニングされて、次の画像形成に備えられる。
トナーボトル7Y,7C,7M,7Kに充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの現像装置12Y,12C,12M,12Kに所定量補給される。
一方、上記給紙カセット2内の記録紙Pは、給紙カセット2の近傍に配設された給紙ローラ27によって、筐体1内に搬送され、レジストローラ対28によって所定のタイミングで2次転写部に搬送される。そして、2次転写部において、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像が記録紙Pに転写される。トナー像が転写された記録紙Pは、定着ユニット6を通過することでトナー像が定着せしめられた後、排出ローラ29によって排紙トレイ8に排出される。感光体10と同様に、中間転写ベルト20上に残った転写残のトナーは、中間転写ベルト20に接触するベルトクリーニング装置26によってクリーニングされる。
次に、光書込ユニット4の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係るプリンタおける光書込ユニット4を、4つの感光体とともに示す概略構成図である。
図4は、走査装置の構成を示す概略上面図であり、図5は、第1筐体70の概略斜視図であり、図6は、図5のA−A断面図である。
図3に示すように、光書込ユニット4は、回転偏向器たるポリゴンスキャナ50、各種の反射ミラー、各種のレンズ等の光学系部品を備えている。ポリゴンスキャナ50、各種の反射ミラーや各種のレンズ等の光学系部品は、光学ハウジング131に収納される。光学ハウジング131の上方の開口部を覆う筐体カバー107には、防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kが設けられている。
ハウジング131は、図4に示すように、光源から走査レンズ43Y、43C、43M、43Kまでの間の光路上に設けられた光学系部品を収納する樹脂からなる第1筐体70と、走査レンズ43Y、43C、43M、43Kから感光体までの間の光路上に設けられた光学素子を収納する樹脂からなる第2筐体60とで構成されている。
図5、図6に示すように、第1筐体70には、光源であるレーザダイオード46Y、46C、46M,46K、コリメートレンズ52Y、52C、52M、52K、シリンドリカルレンズ53Y、53M、53C、53K、回転偏向器たるポリゴンスキャナ50、走査レンズ43Y、43M、43C,43Kが収納されている。
図5に示すように、ポリゴンスキャナ50は、正多角柱形状からなる2つの回転多面鏡たるポリゴンミラー41a、41bと、不図示のポリゴンモータと、ポリゴンモータの駆動を制御するための電子部品を搭載した回路基板150とで構成されている。これらポリゴンミラー41a,41bは、その6つの側面に反射鏡を有しており、互いに正多角柱の中心を重ねるようにして上下方向に接続されている。ポリゴンスキャナ50は、第1筐体70の防音壁54で囲ったポリゴンスキャナ取り付け部にネジによって締結されている。防音壁54の2箇所には切り欠きが設けられており、その切り欠きに防音ガラス42a、42bが取り付けられている。
光源であるレーザダイオード46Y、46C、46M,46Kは、第1筐体70の側面70aに設けられた貫通孔70bに取り付けられている(図では、K色のレーザダイオードが取り付けられる貫通孔70bKと、Y色のレーザダイオードが取り付けられる貫通孔70bYのみが表示されている)。
図6に示すように、K色のレーザダイオード46Kは、M色のレーザダイオード46Mの真上に取り付けられている。また、K色のコリメートレンズ52Kは、第1台座701の上面にネジ止めされている中間部材120Kに取り付けられ、シリンドリカルレンズ53Kは、第1台座701の上面に直接取り付けられている。M色のコリメートレンズ52Mは、K色のコリメートレンズ52Kの真下となる位置に第1台座701の裏面にネジ止めされている中間部材120Mに取り付けられている。また、M色のシリンドリカルレンズ53Mは、第1台座701の裏面のK色のコリメートレンズ52Kの真下に取り付けられている。また、図示しないが、Y色のレーザダイオード46Yは、C色のレーザダイオード46Cの真下に取り付けられている。また、Y色のコリメートレンズ52Yは、第2台座702の上面にネジ止めされている中間部材120に取り付けられ、シリンドリカルレンズ53Yは、第2台座702の上面に取り付けられている。また、図示してないが、C色のコリメートレンズ52Cは、Y色のコリメートレンズ52Yの真下となるように、第2台座702の裏面にネジ止めされた中間部材120Cに取り付けられ、C色のシリンドリカルレンズ53Cは、第2台座702の裏面のY色のシリンドリカルレンズ53Yの真下に取り付けられている。
また、K色の走査レンズ43Kは、M色の走査レンズの真上に設けられており、Y色の走査レンズ43Yは、C色の走査レンズ43Cの真上に設けられている。走査レンズ43Y、43M、43C,43Kは、ポリゴンミラー41a,41bによりレーザ走査の等角度運動を等速直線運動へと変えるとともに、副走査方向にパワーを持ち(副走査方向に光を集光)、ポリゴンミラーの面倒れ補正を行う光学素子である。
図3に示すように、ポリゴンスキャナ50の図中右側には、M用の光学系と、K用の光学系とが配設されている。ポリゴンスキャナ50の図中左側には、Y用の光学系と、C用の光学系とが配設されている。
また、図4、図7に示すように、第1筐体70は、ポリゴンスキャナ50が、光書込ユニット4の略中央にくるように、第2筐体60の略中央に取り付けられる。また、図3に示すように、蓋部材としての筐体カバー107の中央部は、開口しており、開口部からポリゴンスキャナ50側に延びて、下端が、防音ガラス42a,42bの上面と防音壁54の上面と当接する内壁部106が形成されている。そして、この筐体カバー107の開口部を覆うようにして蓋部材たる偏向器カバー105が取り付けられている。これにより、ポリゴンスキャナ50は、ハウジング131の底面、防音ガラス42a、42b、防音壁54、内壁部106、偏向器カバー105とにより密閉される。
各レーザダイオード46Y,C,M,Kから出射された書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、コリメートレンズ52Y,M,C,Kにより発散光束が平行光束に変換された後、シリンドリカルレンズ53Y,M,C,Kを透過することで、副走査方向(感光体表面上における感光体表面移動方向に相当する方向)に集光せしめられる。次いで、不図示のポリゴンモータによって高速回転される正六面体構造のポリゴンミラー41a,41bにおける6つの側面にそれぞれ形成された鏡面のうち、何れかで反射しながら主走査方向(感光体表面上における軸線方向に相当する方向)に偏向せしめられる。そして、走査レンズ43Y,M,C,Kによって、ポリゴンミラー41a,41bによって一定の角速度で主走査方向に偏向せしめられる光の偏向方向の移動速度を等速に変換されるとともに、副走査方向に集光して、ポリゴンミラー41a,41bの鏡面の倒れである所謂面倒れが補正される。
走査レンズ43Y,M,C,Kを透過したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、Y,C,M,K用の反射光学系の各反射ミラーに向かう。例えば、走査レンズ43Yを透過したY用の書込光Lyは、第1反射ミラー44Y、第2反射ミラー45Yに反射することで、Y用の感光体10Yの表面に導かれていく。C,M,K用のレーザ光Lc,Lm,Lkも同様にしてそれぞれ第1反射ミラー、第2反射ミラーに反射されることで、C,M,K用の感光体10C,M,Kの表面に導かれていく。なお、第2反射ミラー45Y,C,M,Kの鏡面で反射したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、筐体カバー107に設けられた防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kを透過した後、感光体10Y,M,C,Kの表面に到達する。
次に、本実施形態の特徴点について説明する。
本実施形態は、各色のコリメートレンズ52Y,C,M,Kは、第1筐体70の台座701(702)にネジ止めされた中間部材120Y,C,M,Kに接着固定される。各色の構成は、同じなので、以下の説明では、色符合を適宜省略して説明する。
図8は、レーザダイオード46からポリゴンスキャナ50までの光路周辺の拡大斜視図である。
図に示すように、中間部材120には、円弧状の窪み121が、光軸方向に延びている。図9(a)に示すように、中間部材120の光軸方向長さLは、コリメートレンズ52の軸方向長さlの2倍以上である。コリメートレンズ52は、中間部材120の窪み121の一端側(レーザダイオード側)に接着固定されている。
中間部材120の4角には、ネジ123が貫通する不図示の貫通孔が設けられている。
中間部材120は、第1筐体70と同等以下の線膨張係数の材質で構成されている。具体的には、第1筐体70よりもガラス繊維の含有量が多い熱可塑性樹脂で構成したり、中間部材120を熱硬化性樹脂で構成したりすることで、中間部材120の線膨張係数を第1筐体70よりも小さくすることができる。中間部材120の線膨張係数を第1筐体70と同等以下とすることで、中間部材120の熱膨張により中間部材120に接着固定されたコリメートレンズの姿勢などが変化するのを抑制することができ、光学特性の変化を抑えることができる。
コリメートレンズ52の中間部材120への接着固定は、次のように行う。まず、コリメートレンズ52のコバ面を光軸方向、副走査方向(第1筐体の台座面に対して垂直方向)、主走査方向(光軸方向、副走査方向のいずれにも直交する方向)に調整可能な不図示のチャック部材に保持する。次に、光学特性をモニタリングしながら、走査光が感光体上で所定の光学特性が得られるようにチャック部材を移動させ、位置や姿勢の調整を行う。次に、所定の光学特性が得られたら、とコリメートレンズと中間部材120の接着座面121との間に紫外線硬化型の接着剤122を充填する。次に、紫外線を照射し、コリメートレンズ52を中間部材120の接着座面121に接着固定する。上記では、位置や姿勢調整を行った後に接着剤122を充填しているが、接着剤122を充填した後に位置や姿勢調整を行ってもよい。コリメートレンズ52を中間部材120の接着座面に接着固定したら、チャック部材を取り外す。
ポリゴンスキャナ50やレーザダイオード46など、寿命部品の寿命が来るなどして、ユーザーのもとから回収された光書込ユニット4は、寿命が来た部品を交換して、リユースされる。しかしながら、寿命部品(ポリゴンスキャナ50やレーザダイオード46)を別の部品に交換したとき、コリメートレンズ52と交換部品との位置関係が崩れてしまい、所定の光学特性が得られなくなってしまう。このため、所定の特性を得るために、コリメートレンズ52を中間部材120の接着座面121から剥離して、コリメートレンズ52の姿勢や位置の再調整を行った後、再び、接着座面に再度接着する必要がある。このとき、接着座面のコリメートレンズ52が固定される箇所に接着剤が残っていると、この接着剤が調整を阻害し、所定の光学特性が得られる姿勢にコリメートレンズを調整できないおそれがある。また、この接着剤が、コリメートレンズと接着座面との間のすき間を塞いでしまい、コリメートレンズを接着固定できないおそれがあり、光書込ユニット4を再生できないおそれがあった。
しかし、本実施形態においては、コリメートレンズ52は、第1筐体70にネジ止めされた中間部材120に接着固定されている。このため、コリメートレンズ52を再接着するときは、中間部材120を第1筐体から取り外し、図8に示すように、副走査方向回りに180°回転させて、中間部材120を再度、第1筐体70にネジ止めする。すなわち、本実施形態においては、前回の中間部材120の取り付け姿勢に対して、副走査方向回りに180°回転させた取り付け姿勢で第1筐体70に取り付けるのである。本実施形態においては、中間部材120の4角にネジ123が挿入される貫通孔を有する構成とし、図8に示すように、光軸方向一端側の貫通孔を、中間部材120の光軸方向中央部を基準にして、他端側の貫通孔に対して点対称に配置しているので、副走査方向回りに180°回転させた取り付け姿勢でも第1筐体70に取り付けることができる。上述したように、中間部材120の光軸方向長さLは、コリメートレンズ52の光軸方向長さlの2倍以上であり、コリメートレンズ52は、中間部材120の一端側に取り付けられている。よって、第1筐体70に対する中間部材120の取り付け姿勢を副走査方向回りに180°異ならせることにより、図9(b)に示すように、コリメートレンズ52の固定位置に前回の接着剤122を無くすことができる。すなわち、本実施形態においては、窪み121の一端側が、第1の接着座面となり、他端側が、第2の接着座面となるのである。これにより、コリメートレンズ52の姿勢や位置の再調整時に接着剤が邪魔することなく、所定の光学特性が得られるようコリメートレンズ52の姿勢や位置を調整することができる。また、コリメートレンズと接着座面との間のすき間に前回の接着剤が存在することがないので、このすき間に十分な接着剤を充填することができ、強固に接着用座面にコリメートレンズ52を固定することができる。これにより、書込ユニット4の再生を容易に行うことができる。
本実施形態においては、中間部材120の窪み121を光軸方向に延ばしているが、中間部材120の光軸方向一端側と他端側とのそれぞれ設けてもよい。また、図10に示すように、接着座面としての窪み121に凹凸を設け、窪み121の表面積を、コリメートレンズ外周面の表面積よりも大きくするのが好ましい。このように、窪み121の表面積を大きくすることにより、接着剤が窪み121に残り、コリメートレンズ52に付着するのを抑制することができる。これにより、コリメートレンズ52を再利用することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
[変形例1]
図11は、変形例1の中間部材120Aの斜視図である。
この変形例1の中間部材120Aは、おもて面と裏面とに接着座面としての窪み121a,121bを設けたものである。この変形例1の中間部材120Aは、光軸方向の長さが、ほぼコリメートレンズの光軸方向の長さとなっている。また、中間部材の主走査方向両端部付近にネジが挿入される貫通孔124が設けられている。一方の貫通孔124は、他方の貫通孔に対して、中間部材120Aの主走査方向中央部を通る光軸方向の線を基準にして線対称に設けられている。この変形例1の中間部材120Aにおいては、貫通孔124を上述のように設けることにより、光走査装置をリユースするとき、第1筐体70に対する中間部材120の取り付け姿勢を前回の取り付け姿勢に対して光軸回りに180°異ならせて取り付けることができる。これにより、接着剤が付着していない中間部材裏面の窪み121bを接着座面として用いることができる。
また、この変形例1の中間部材120Aの光軸方向長さ(窪み121a,121b)を、コリメートレンズの光軸方向長さの2倍以上にすれば、合計4箇所の接着座面を得ることができ、3回の再調整に対応することが可能となる。
また、図12に示すように、裏面側の円弧状の窪み121bの半径Rを、おもて面側の窪みの半径rよりも大きくしてもよい。すなわち、この構成においては、おもて面側に半径rの接着座面が、中間部材120の光軸方向一端側と他端側とにそれぞれ設けられ、裏面側に半径Rの接着座面が、中間部材120の光軸方向一端側と他端側とにそれぞれ設けられた構成となっているのである。光走査装置をリユースする際、ビームスポット径などの仕様が変更される場合がある。ビームスポット径などの仕様が変更されると、コリメートレンズ52が、前回よりも外径寸法の大きなコリメートレンズ52に変更される場合がある。窪み121bの半径が、旧仕様のコリメートレンズの外径寸法に合わせて製造されていた場合、旧仕様のコリメートレンズよりも外径寸法の大きな新仕様のコリメートレンズを、窪み121に接着固定することができない。しかし、図12に示すように、裏面側の円弧状の窪み121bの半径Rを、おもて面側の窪みの半径rよりも大きくすることで、仕様が変更されて、前回よりも外径寸法が大きなコリメートレンズに変更されても、窪みに接着固定することができる。すなわち、仕様が変更されて、前回よりも外径寸法が大きなコリメートレンズに変更された場合は、中間部材120を光軸回りに反転させて第1筐体に取り付けるのである。
また、裏面側の円弧状の窪み121bの半径Rと、おもて面側の窪みの半径rとを異ならせることにより、互いに仕様の異なる光書込ユニット4に対して、共通の中間部材120を用いることができ、部品管理コストや製造コストを削減することができる。
[変形例2]
図13は、変形例2の中間部材120Bの平面図である。
この変形例2は、ネジ123(図8参照)が挿入される貫通孔124を、光軸方向に延びる長穴としたものである。この変形例2の中間部材120Bにおいては、光走査装置をリユースするときは、ネジ123を緩め、中間部材120Bを光軸方向へスライドさせることで、中間部材120の第1筐体に対する取り付け位置が変更され、接着剤が付着していない新たな接着座面を、コリメートレンズが固定される箇所に位置させることができる。
また、上記では、コリメートレンズ52を直接、中間部材120に接着固定しているが、コリメートレンズ52が樹脂などの材質の場合、中間部材120からコリメートレンズ52を剥離するときのストレスで、コリメートレンズ52が変形し、光学特性が変わってしまうおそれがある。このため、図14に示すように、コリメートレンズ52をリング状の保持部材140の内周面に接着剤142により接着固定して保持し、この保持部材140を中間部材120に接着固定してもよい。これにより、保持部材140を掴んで、保持部材140を中間部材120から剥離させることで、コリメートレンズ52を中間部材120から取り外すことができる。このように、無理に中間部材120から剥離させる部材が、保持部材140となるので、剥離時のストレスがコリメートレンズ52に加わることがない。その結果、コリメートレンズ52の光学特性が変わるのを抑制することができる。
また、この保持部材140の外周面には、外周面から突出した3個の接着部141が等間隔で配置されている。本実施形態においては、図10に示すように、接着座面としての窪み121を凹凸状にして、接着剤が、中間部材120に残るようにしているが、一部の接着剤が保持部材140に残る場合がある。このように、保持部材140に接着剤が残ると、接着性が低下してしまうおそれがある。よって、保持部材140に複数の接着部141を設けることで、リユースするときは、前回とは異なる接着部141を、中間部材120の接着座面に接着固定することができる。これにより、接着剤が付着していない接着部141を、中間部材120の接着座面に接着固定することができるので、接着性を確実に確保することができる。また、接着部141を外周面から突出させることにより、コリメートレンズ52を保持した保持部材140を、机など置いたとき、転がって机などから落下してしまうのを抑制することができる。
また、保持部材140を、透明部材など紫外線を透過する部材で構成するのが好ましい。保持部材140を、紫外線を透過する部材で構成することで、保持部材140を介して紫外線硬化型の接着剤に紫外線を照射することができ、容易に保持部材140を中間部材120に接着固定することができる。また、コリメートレンズ52の保持部材140内周面への接着も、容易に行うことができる。
以上、本実施形態の光走査装置たる光書込ユニット4によれば、光源たるレーザダイオード46と、レーザダイオード46から照射対象物までの間の光路上に配置された光学系部品たるコリメートレンズ52と、レーザダイオード46、コリメートレンズ52が取り付けられる筐体たる第1筐体70を備えている。また、コリメートレンズ52が接着固定される接着座面を複数有し、第1筐体70に対して着脱可能に取り付けられる中間部材120を備えている。そして、この中間部材120の第1筐体70に対する取り付け位置または取り付け姿勢を変更することにより、第1筐体70のコリメートレンズ固定位置に位置する上記接着座面が変更される。かかる構成を備えることで、上述したように、コリメートレンズの位置や姿勢を良好に再調整でき、かつ、中間部材120の接着座面に良好に接着固定することができ、光書込ユニット4をリユースすることができる。また、第1筐体70への中間部材120の取り付け位置や取り付け姿勢を変更するだけで、第1筐体70のコリメートレンズ固定位置に接着剤が付着していない接着座面を配置することができ、光書込ユニット4の再生作業を容易に行うことができる。
中間部材120の第1筐体70に対する取り付け位置または取り付け姿勢を変更することにより、第1筐体70のコリメートレンズ固定位置に位置する上記接着座面が変更する具体的な構成として、以下の構成が挙げられる。すなわち、接着座面を、中間部材120のおもて面と裏面とに設けた構成である。光書込ユニット4の再生するときは、中間部材120の第1筐体70に対する取り付け姿勢を光軸回りに反転させる。これにより、第1筐体70のコリメートレンズ固定位置に位置する上記接着座面が変更される。
また、中間部材120の光軸方向長さを、上記コリメートレンズ52の光軸方向長さの2倍以上とし、接着座面を、中間部材120の光軸方向一端側と他端側とに設ける構成でもよい。この場合は、光書込ユニット4の再生するとき、中間部材120の第1筐体70に対する取り付け姿勢を、光軸に対して平行に180°回転させる。これにより、第1筐体70のコリメートレンズ固定位置に位置する上記接着座面を変更することができる。
さらに、接着座面を、光軸方向に連続して設け、中間部材120の上記第1筐体70に対する取り付け位置を光軸方向へずらすことにより、第1筐体70のコリメートレンズ固定位置に位置する上記接着座面を変更することもできる。
また、各接着座面の表面積を、コリメートレンズ52の接着座面に接着される箇所の表面積よりも大きくすることで、コリメートレンズ52を中間部材120から剥離させたとき、中間部材120の接着座面に接着剤を付着させることができ、コリメートレンズ52を再利用することができる。
また、複数の接着用座面のうち少なくともひとつは、他の接着用座面と円弧状の半径を異ならせることにより、仕様を変更して光書込ユニットをリユースする場合にも対応することができる。
また、中間部材120の線膨張係数を、第1筐体70の線膨張係数以下としたので、中間部材120に接着固定されたコリメートレンズ52の熱による姿勢変化を抑制することができ、熱変動による光学特性の変動を抑制することができる。
また本実施形態の画像形成装置によれば、上述した光書込ユニット4を備えることで、リサイクル・リユース性の高い画像形成装置を提供することができる。
4 光書込ユニット
10 感光体
46 レーザダイオード
52 コリメートレンズ
70 第1筐体
120 中間部材
121 接着座面
122 接着剤
123 ネジ
124 貫通孔
140 保持部材
141 接着部
特開2008−102291号公報 特開平8−86972号公報

Claims (9)

  1. 光源と、
    上記光源から照射対象物までの間の光路上に配置された光学系部品と、
    上記光源、上記光学系部品が固定される筐体を備えた光走査装置において、
    上記光学系部品が接着固定される接着座面を複数有し、上記筐体に対して着脱可能に取り付けられる中間部材を備え、
    上記中間部材は、筐体に対する取り付け位置または取り付け姿勢が変更可能に構成され、
    上記中間部材の筐体に対する取り付け位置または取り付け姿勢を変更したとき、上記筐体の上記光学系部品固定位置に位置する上記接着座面が変更されるよう各接着座面を設けたことを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1の光走査装置において、
    上記接着座面を、中間部材のおもて面と裏面とに設け、
    上記筐体に対する取り付け姿勢が、前記おもて面と前記裏面とを反転させた取り付け姿勢で上記筐体に取り付けられるよう上記中間部材を構成したことを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1または2の光走査装置において、
    上記中間部材の光軸方向長さが、上記光学系部品の光軸方向長さの2倍以上であり、
    上記接着座面を、上記中間部材の光軸方向一端側と他端側とに設け、
    上記筐体に対する取り付け姿勢が、光軸に対して平行な面内で180°回転した取り付け姿勢で、上記筐体に取り付けられるよう上記中間部材を構成したことを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかの光走査装置において、
    上記接着座面を、光軸方向に連続して設け、
    上記筐体に対する取り付け位置が、光軸方向に変更可能に中間部材を構成したことを特徴とすることを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかの光走査装置において、
    上記接着座面と上記光学系部品の接着座面に接着される箇所との間に接着剤を充填して上記光学系部品が上記接着座面に接着固定されるものであって、
    上記各接着座面の上記接着剤が充填された部分の表面積を、光学系部品の接着座面に接着される箇所の上記接着剤が充填された部分の表面積よりも大きくしたことを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項5の光走査装置において、
    上記接着座面を凹凸形状にしたことを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1乃至6いずれの光走査装置において、
    上記光学系部品は、光軸方向から見たとき円形状であり、
    上記接着用座面は光軸方向から見たとき円弧状に窪んだ形状であり、
    上記複数の接着用座面のうち少なくともひとつは、他の接着用座面と円弧の半径が異なることを特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1乃至7いずれの光走査装置において、
    上記中間部材の線膨張係数を、上記筐体の線膨張係数以下としたことを特徴とする光走査装置。
  9. 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    上記光走査手段として、請求項1乃至8いずれかの光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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