JP5692276B2 - パウチおよび内容物封入パウチ - Google Patents

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Description

本発明は、袋本体部、シール部、およびガイド線を有するパウチ、およびこのパウチを用いて製造される内容物封入パウチに関する。
特許文献1は、パウチの一例を開示している。
図13および図14は、特許文献1のパウチ900を示している。
パウチ900は、袋本体部910、シール部920、およびガイド線930を有する。
袋本体部910は、2枚の積層シートの縁を互いにシールすることにより形成されている。袋本体部910は、ガイド線930に沿って互いに分離する構造を有する。
シール部920は、袋本体部910の縁をシールしている。シール部920は、第1側方シール部921、第2側方シール部922、上方シール部923、および下方シール部924を有する。
第1側方シール部921は、袋本体部910の一方の側方縁をシールしている。第2側方シール部922は、袋本体部910の他方の側方縁をシールしている。上方シール部923は、袋本体部910の上縁をシールしている。下方シール部924は、袋本体部910の下縁をシールしている。
ガイド線930は、袋本体部910を分離する機能を有する。ガイド線930は、袋本体部910を形成している2枚の積層シートに切れ込みをいれることにより形成されている。ガイド線930は、第1ガイド線931および第2ガイド線932を有する。
第1ガイド線931は、袋本体部910の正面に形成されている。第1ガイド線931は、第1直線部931A、上方湾曲部931B、および第2直線部931Cを有する。
第1直線部931Aは、第1側方シール部921からパウチ900の幅方向に延伸する形状を有する。上方湾曲部931Bは、第1直線部931Aと連続して形成されている。上方湾曲部931Bは、パウチ900の高さ方向の上方に窪む形状を有する。第2直線部931Cは、上方湾曲部931Bと連続して形成されている。第2直線部931Cは、パウチ900の幅方向に延伸する形状を有する。
第2ガイド線932は、袋本体部910の背面に形成されている。第2ガイド線932は、第1直線部932A、下方湾曲部932B、および第2直線部932Cを有する。
第1直線部932Aは、第1側方シール部921からパウチ900の幅方向に延伸する形状を有する。下方湾曲部932Bは、第1直線部932Aと連続して形成されている。下方湾曲部932Bは、パウチ900の高さ方向の下方に窪む形状を有する。第2直線部932Cは、下方湾曲部932Bと連続して形成されている。第2直線部932Cは、パウチ900の幅方向に延伸する形状を有する。
パウチ900は、第1ガイド線931および第2ガイド線932に沿って切り取られることにより、袋本体部910が分離する。これにより、図14に示されるように、袋本体部910の幅方向の中央に2枚の積層シートの高さが互いに異なる段差部911が形成される。段差部911は、パウチ900を開封するために使用者に把持される部分として機能する。
特開2005−289396号公報
パウチ900は、一例として、電子レンジ等で加熱される。加熱後のパウチ900は、第1側方シール部921および第2側方シール部922よりも袋本体部910の中央のほうが高温となりやすい。パウチ900は、段差部911が袋本体部910の幅方向の中央に形成されている。このため、使用者は高温の段差部911を把持してパウチ900を開封する。このため、使用者は、パウチ900の開封作業を不快に感じるおそれがある。
本発明は、以上の背景をもとに創作されたものであり、使用者が開封作業を不快に感じることを抑制できるパウチ、およびこのパウチを用いて製造される内容物封入パウチを提供することを目的とする。
(1)本手段は、「積層シートが重ね合わせられた袋本体部と、前記袋本体部の縁がシールされた部分である側方シール部と、前記積層シートのうちの一方のシートに形成され、前記側方シール部から前記袋本体部の幅方向の内方向に向かうにつれて高さ方向の上方向に延びる第1上方延伸部、前記第1上方延伸部と連続して形成される第1中継部、および、前記第1中継部と連続して形成される第1下方延伸部を備える第1ガイド線と、前記積層シートのうちの他方のシートに形成され、前記側方シール部から前記内方向に延び、前記第1上方延伸部と異なる形状である第2ガイド線とを備え、前記第1中継部は、前記高さ方向の前記上方向から下方向に延びる方向が変化する部分を含み、前記第1下方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記下方向に延び、前記第1中継部と前記側方シール部の内縁との距離である中継部形成距離が前記側方シール部のシール幅よりも短いパウチ」を含む。
パウチは、一例として、内容物が封入された状態で加熱される。加熱されたパウチの温度は、パウチの幅方向の中央よりも側方シール部の方が相対的に低い。上記パウチは、第1ガイド線および第2ガイド線に沿って袋本体部が分離されたとき、側方シール部からパウチの内方向の所定の範囲に一方のシート他方のシートとの段差が形成される。このため、上記パウチは、パウチにおいて比較的温度が低い箇所に段差が形成される。このため、上記パウチは、使用者が開封作業を不快に感じることを抑制できる。また、上記パウチの中継部形成距離は、側方シール部のシール幅よりも短い。このため、上記パウチは、中継部形成距離が側方シール部のシール幅よりも長い構成のパウチと比較して、形成される段差の傾斜角度をより大きくすることができる。このため、上記パウチは、使用者がよりつまみやすい形状の段差を形成することができる。
(2)上記手段の一形態は、「前記第1ガイド線は、前記第1下方延伸部よりも前記内方向に形成される下方凸部をさらに備え、前記下方凸部は、第2下方延伸部、前記第2下方延伸部と連続して形成される第2中継部、および、前記第2中継部と連続して形成される第2上方延伸部を有し、前記第2下方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記下方向に延び、前記第2中継部は、前記下方向から前記上方向に延びる方向が変化する部分を含み、前記第2上方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記上方向に延び、前記第2ガイド線は、前記第1中継部よりも前記下方向かつ前記第2中継部よりも前記上方向に位置する部分を含むパウチ」を含む。
上記パウチの第2ガイド線は、第1中継部よりも下方向かつ第2中継部よりも上方向に位置する部分を含む。このため、上記パウチは、第1ガイド線および第2ガイド線に沿って袋本体部が分離されたとき、一方のシート他方のシートとが対向しない部分、すなわち、段差が上下にそれぞれ少なくとも1ヶ所ずつ形成される。このため、上記パウチは、より開封しやすくなる。
段は、「積層シートが重ね合わせられた袋本体部と、前記袋本体部の縁がシールされた部分である側方シール部と、前記積層シートのうちの一方のシートに形成され、前記側方シール部から前記袋本体部の幅方向の内方向に向かうにつれて高さ方向の下方向に延びる第1下方延伸部、前記第1下方延伸部と連続して形成される第1中継部、および、前記第1中継部と連続して形成される第1上方延伸部を備える第1ガイド線と、前記積層シートのうちの他方のシートに形成され、前記側方シール部から前記内方向に延び、前記第1上方延伸部と異なる形状である第2ガイド線とを備え、前記第1中継部は、前記高さ方向の前記下方向から上方向に延びる方向が変化する部分を含み、前記第1上方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記上方向に延び、前記第1中継部と前記側方シール部の内縁との距離である中継部形成距離が前記側方シール部のシール幅よりも短いパウチ」を含む。
上記パウチの中継部形成距離は、側方シール部のシール幅よりも短い。このため、上記パウチは、中継部形成距離が側方シール部のシール幅よりも長い構成のパウチと比較して、形成される段差の傾斜角度をより大きくすることができる。このため、上記パウチは、使用者がよりつまみやすい形状の段差を形成することができる。
(4)上記手段の一形態は、「前記第1ガイド線は、前記第1上方延伸部よりも前記内方向に形成される上方凸部をさらに備え、前記上方凸部は、第2上方延伸部、前記第2上方延伸部と連続して形成される第2中継部、および、前記第2中継部と連続して形成される第2下方延伸部を有し、前記第2上方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記上方向に延び、前記第2中継部は、前記上方向から前記下方向に延びる方向が変化する部分を含み、前記第2下方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記下方向に延び、前記第2ガイド線は、前記第1中継部よりも前記上方向かつ前記第2中継部よりも前記下方向に位置する部分を含むパウチ」を含む。
上記パウチの第2ガイド線は、第1中継部よりも上方向かつ第2中継部よりも下方向に位置する部分を含む。このため、上記パウチは、第1ガイド線および第2ガイド線に沿って袋本体部が分離されたとき、一方のシートと他方のシートとが対向しない部分、すなわち、段差が上下にそれぞれ少なくとも1ヶ所ずつ形成される。このため、上記パウチは、より開封しやすくなる。
)上記手段の一形態は、「前記第1ガイド線は、波型形状を有し、前記側方シール部から前記幅方向の反対側の側方シール部まで形成され、前記第2ガイド線は、前記第1ガイド線と位相が異なる波型形状を有するパウチ」を含む。
上記パウチの第2ガイド線は、第1ガイド線と位相が異なる波型形状を有する。このため、上記パウチは、袋本体部が第1ガイド線および第2ガイド線に沿って分離されたとき、側方シール部および幅方向における反対側の側方シール部の近傍に段差が形成される。このため、上記パウチは、側方シール部の近傍および幅方向における反対側の側方シール部の近傍いずれからも開封することができる。
)上記手段の一形態は、「前記第1ガイド線は、前記第2ガイド線に対して、1/5波長以上〜1/2波長以下の波長のずれを有するパウチ」を含む。
)上記手段の一形態は、「前記一方のシートの外面と前記他方のシートの内面との色差、および前記一方のシートの内面と前記他方のシートの外面との色差の少なくとも一方は、目視により判別できる大きさを有するパウチ」を含む。
上記パウチの第一方のシートの外面と他方のシートの内面との色差、および一方のシートの内面と他方のシートの外面との色差の少なくとも一方は、目視により判別できる大きさを有する。このため、上記パウチは、袋本体部がガイド線に沿って分離されたとき、形成された段差がより認識されやすくなる。
)上記手段の一形態は、「密封された上記のいずれか一つに記載のパウチと、前記パウチに収容された内容物とを有する内容物封入パウチ。」を含む。
本パウチおよび本内容物封入パウチは、使用者が開封作業を不快に感じることを抑制できる。
実施形態のパウチの正面図。 図1のD2−D2線において破断されたパウチの断面図。 実施形態のパウチが有する第1ガイド線および第2ガイド線に関する図であって、第1ガイド線、第2ガイド線、および周辺の正面図。 図3のX部分の拡大図。 実施形態の内容物封入パウチの正面図。 実施形態の内容物封入パウチの製造工程に関する図であり、(a)は第2開口部が開封された状態のパウチの正面図、(b)は第2開口部に充填機のノズルが挿入された状態のパウチの正面図、(c)は内部空間に内容物が充填された状態のパウチの正面図。 実施形態の内容物封入パウチの製造工程に関する図であり、(a)は第2開口部にシール加工が施される前のパウチの正面図、(b)は第2開口部にシール加工が施されている最中のパウチの正面図、(c)は第2開口部にシール加工が施された後のパウチの正面図。 実施形態の内容物封入パウチに関する図であり、第1ガイド線および第2ガイド線に沿って袋本体部が切り取られている最中のパウチの正面図。 第2実施形態のパウチが有する第1ガイド線および第2ガイド線に関する図であって、第1ガイド線、第2ガイド線、および周辺の正面図。 第3実施形態のパウチが有する第1ガイド線および第2ガイド線に関する図であって、第1ガイド線、第2ガイド線、および周辺の正面図。 第4実施形態のパウチが有する第1ガイド線および第2ガイド線に関する図であって、第1ガイド線、第2ガイド線、および周辺の正面図。 第5実施形態のパウチが有する第1ガイド線および第2ガイド線に関する図であって、第1ガイド線、第2ガイド線、および周辺の正面図。 従来のパウチの正面図。 従来のパウチに関する図であって、第1ガイド線および第2ガイド線に沿って袋本体部が切り取られている最中のパウチの正面図。
(第1実施形態)
図1を参照して、パウチ10の構成について説明する。なお、図1、および図3〜図8に示されるドットは、パウチ10のシール部80を示している。
パウチ10は、幅方向HXおよび高さ方向HYを有する。
幅方向HXは、パウチ10の正面視において、外側および内側を規定する方向を示している。幅方向HXは、高さ方向HYと直交している。幅方向HXは、内方向HX1および外方向HX2を有する。
内方向HX1は、幅方向HXにおいて、外側から内側に向かう方向、すなわち、第1側方縁25または第2側方縁26から内部空間29に向かう方向を示している。
外方向HX2は、幅方向HXにおいて、内側から外側に向かう方向、すなわち、内部空間29から第1側方縁25または第2側方縁26に向かう方向を示している。
高さ方向HYは、パウチ10の正面視において、上側および下側を規定する方向を示している。高さ方向HYは、幅方向HXと直交している。高さ方向HYは、上方向HY1および下方向HY2を有する。
上方向HY1は、高さ方向HYにおいて、下側から上側に向かう方向、すなわち、下縁28から上縁27に向かう方向を示している。
下方向HY2は、高さ方向HYにおいて、上側から下側に向かう方向、すなわち、上縁27から下縁28に向かう方向を示している。
パウチ10はスタンディングパウチとしての形態を有する。パウチ10は、袋本体部20、シール部80、切断補助部90、およびファスナー130を有する。パウチ10は、第2開口部54Aが形成された部分を除く縁の全部がシールされている。
袋本体部20は、第1角部21、第2角部22、第3角部23、第4角部24、第1側方縁25、第2側方縁26、上縁27、下縁28、および内部空間29を有する。
第1側方縁25は、袋本体部20における第1角部21から第3角部23までの縁を形成している。第2側方縁26は、袋本体部20における第2角部22から第4角部24までの縁を形成している。上縁27は、袋本体部20において第1角部21から第2角部22までの縁を形成している。下縁28は、袋本体部20において第3角部23から第4角部24までの縁を形成している。
第1側方縁25および上縁27は、第1角部21において互いに連続している。第1側方縁25および下縁28は、第3角部23において互いに連続している。第2側方縁26および上縁27は、第2角部22において互いに連続している。第2側方縁26および下縁28は、第4角部24において互いに連続している。
袋本体部20は、主袋部50、副袋部60、および底ガゼット70を有する。
主袋部50は、第1側方部51、第2側方部52、第1開口部53、および突出部54を有する。
第1側方部51は、図中の二点鎖線で示している境界線LAよりも内方向HX1の部分を示している。第2側方部52は、第2側方縁26を含む部分を示している。
第1開口部53は、高さ方向HYにおいて、上縁27とファスナー130との間に形成されている。第1開口部53は、袋本体部20が主袋部50と副袋部60とに分離している状態において、内部空間29から内容物を取り出す部分または内部空間29に内容物を収容する部分としての機能を有する。
突出部54は、第1側方部51と連続して形成されている。突出部54は、境界線LAから外方向HX2に突出する形状を有する。突出部54は、第2開口部54Aを有する。第2開口部54Aは、内部空間29に内容物を充填する部分としての機能を有する。
副袋部60は、主袋部50と連続して形成されている。副袋部60は、切断補助部90の第1ガイド線110および第2ガイド線120に沿って切り取られることにより、主袋部50と互いに分離する構造を有する。
底ガゼット70は、主袋部50を支持している。図中の二点鎖線LBは、底ガゼット70と主袋部50との境界部分を示している。底ガゼット70は、主袋部50および副袋部60を形成する2枚の積層シート(図2参照)とは別の積層シートが折り込まれることにより形成されている。
シール部80は、袋本体部20を形成する積層シートの最内層どうしが互いに熱溶着されることにより形成されている。シール部80は、第1側方シール部81、第2側方シール部82、上方シール部83、および下方シール部84を有する。
第1側方シール部81は、袋本体部20のうち、第1側方縁25から内方向HX1の所定の範囲をシールしている。第1側方シール部81は、第1シール幅XAを有する。第1側方シール部81は、側方シール上部81Aおよび側方シール下部81Bを有する。側方シール上部81Aおよび側方シール下部81Bは、突出部54により互いに分断されている。
側方シール上部81Aは、袋本体部20のうち、第1角部21から突出部54までの範囲をシールしている。
側方シール下部81Bは、第2開口部54Aにおいて、主袋部50と底ガゼット70との境界部分をシールしている。
第2側方シール部82は、袋本体部20のうち、第2側方縁26から内方向HX1の所定の範囲をシールしている。第2側方シール部82は、第2シール幅XBを有する。
上方シール部83は、袋本体部20のうち、上縁27から下方向HY2の所定の範囲をシールしている。上方シール部83は、ファスナー130を密封している。下方シール部84は、袋本体部20のうち、下縁28から上方向HY1の所定の範囲をシールしている。
切断補助部90は、主袋部50と副袋部60とを互いに分離することを補助する機能を有する。切断補助部90は、第1ノッチ91、第2ノッチ92、第1ガイド線110、および第2ガイド線120を有する。
第1ノッチ91は、第1側方縁25のうち、第2ノッチ92と対向する位置に形成されている。第1ノッチ91は、側方シール上部81Aの一部が切り取られることにより形成されている。
第2ノッチ92は、第2側方縁26のうち、第1ノッチ91と対向する位置に形成されている。第2ノッチ92は、第2側方シール部82の一部が切り取られることにより形成されている。
第1ガイド線110は、主袋部50および副袋部60を構成する2枚の積層シートのうち、第1シート30(図2参照)に形成されている。
第2ガイド線120は、主袋部50および副袋部60を構成する2枚のシートのうち、第2シート40(図2参照)に形成されている。
ファスナー130は、第1開口部53を開封および密封する機能を有する。ファスナー130は、主袋部50の内面に熱溶着されている。
図2を参照して、第1シート30および第2シート40の構成について説明する。
第1シート30は、主袋部50および副袋部60の正面を構成している。第1シート30は、第2シート40と同一の層構成を有する積層シートが用いられている。第1シート30は、第2シート40と互いに対向している。第1シート30は、最外層31、中間層32、および最内層33を有する。なお、第1シート30は、「第1面形成部」に相当する。
最外層31は、パウチ10の正面視において、第1シート30のうち最も外側に位置している。最外層31は、ポリエチレンテレフタレート層により構成されている。
中間層32は、パウチ10の正面視において、最外層31と最内層33との間に位置している。中間層32は、印刷層、第1接着層、延伸ナイロン層、および第2接着層(いずれも図示略)により構成されている。印刷層は、最外層31の内側に形成されている。印刷層は、外面に絵柄および商品の説明等を有する。第1接着層は、印刷層の内側に形成されている。延伸ナイロン層は、第1接着層の内側に形成されている。第2接着層は、延伸ナイロン層の内側に形成されている。
最内層33は、パウチ10の正面視において、第1シート30のうち最も内側に位置している。最内層33は、無延伸ポリプロピレン層により構成されている。
第2シート40は、主袋部50および副袋部60の背面を構成している。第2シート40は、第1シート30と互いに対向している。第2シート40は、最外層41、中間層42、最内層43を有する。なお、第2シート40は、「第2面形成部」に相当する。
最外層41は、パウチ10の背面視において、第2シート40のうち最も外側に位置している。中間層42は、パウチ10の正面視において、最外層41と最内層43との間に位置している。最内層43は、パウチ10の背面視において、第2シート40のうち最も内側に位置している。なお、第2シート40において、各層を構成する材料は第1シート30と同一であるため説明を省略する。
最外層31の外面31Aと最内層43の内面43Aとは、ΔE1.2以上、すなわち、目視により判別できる程度の大きさの色差を有する。最外層41の外面41Aと最内層33の内面33Aとは、ΔE1.2以上、すなわち、目視により判別できる程度の大きさの色差を有する。
図3および図4を参照して、第1ガイド線110および第2ガイド線120の詳細な構成について説明する。
第1ガイド線110は、第1シート30に対して、最外層31を貫通しかつ中間層32の厚みの30%までレーザーによるハーフカットが施されることにより形成されている。
第1ガイド線110は、波型形状を有する。第1ガイド線110は、第1ノッチ91から第2ノッチ92まで形成されている。第1ガイド線110の一方の端部110Aは、第1ノッチ91において第2ガイド線120の一方の端部120Aと一致している。第1ガイド線110の他方の端部110Bは、第2ノッチ92において第2ガイド線120の他方の端部120Bと一致している。第1ガイド線110は、第2ガイド線120に対して1/2波長ずらして形成されている。第1ガイド線110は、上方凸部111および下方凸部112を有する。
上方凸部111は、第1上方延伸部111A、第1中継部111B、および第1下方延伸部111Cを有する。
第1上方延伸部111Aは、第1ノッチ91および第1中継部111Bと連続して形成されている。第1上方延伸部111Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。なお、第1上方延伸部111Aは、「段差形成部」に相当する。
第1中継部111Bは、第1上方延伸部111Aおよび第1下方延伸部111Cと連続して形成されている。第1中継部111Bは、延伸する方向が内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1から下方向HY2に変化している。第1中継部111Bと第1側方シール部81の内縁との距離である中継部形成距離XCは、第1シール幅XAよりも短い。
第1下方延伸部111Cは、第1中継部111Bと連続して形成されている。第1下方延伸部111Cは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する形状を有している。
下方凸部112は、第2下方延伸部112A、第2中継部112B、および第2上方延伸部112Cを有する。
第2下方延伸部112Aは、第1下方延伸部111Cおよび第2中継部112Bと連続して形成されている。第2下方延伸部112Aは、内方向HX1に向かうにつれて下方向HY2に延伸する形状を有する。
第2中継部112Bは、第2下方延伸部112Aおよび第2上方延伸部112Cと連続して形成されている。第2中継部112Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。
第2上方延伸部112Cは、第2中継部112Bと連続して形成されている。第2上方延伸部112Cは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。
第2ガイド線120は、第2シート40に対して、最外層41を貫通しかつ中間層42の厚みの30%までレーザーによるハーフカットが施されることにより形成されている。
第2ガイド線120は、波型形状を有する。第2ガイド線120は、第1ノッチ91から第2ノッチ92まで形成されている。第2ガイド線120は、下方凸部121および上方凸部122を有する。
下方凸部121は、第3下方延伸部121A、第3中継部121B、および第3上方延伸部121Cを有する。
第3下方延伸部121Aは、第1ノッチ91および第3中継部121Bと連続して形成されている。第3下方延伸部121Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する形状を有する。
第3中継部121Bは、第3下方延伸部121Aおよび第3上方延伸部121Cと連続して形成されている。第3中継部121Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。第3中継部121Bは、第1中継部111Bよりも下方向HY2に形成されている。
第3上方延伸部121Cは、第3中継部121Bと連続して形成されている。第3上方延伸部121Cは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸している。
上方凸部122は、第4上方延伸部122A、第4中継部122B、および第4下方延伸部122Cを有する。
第4上方延伸部122Aは、第3上方延伸部121Cおよび第4中継部122Bと連続して形成されている。第4上方延伸部122Aは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。
第4中継部122Bは、第4上方延伸部122Aおよび第4下方延伸部122Cと連続して形成されている。第4中継部122Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が上方向HY1から下方向HY2に変化している。第4中継部122Bは、第2中継部112Bよりも上方向HY1に形成されている。
第4下方延伸部122Cは、第4中継部122Bと連続して形成されている。第4下方延伸部122Cは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸している。
図5を参照して、内容物封入パウチ1の構成について説明する。
内容物封入パウチ1は、パウチ10および内容物600を有する。内容物封入パウチ1は、内部空間29に内容物600を収容している。内容物封入パウチ1は、第2開口部54Aにシール加工が施されている。内容物600は液体調味料を示している。
図6および図7を参照して、内容物封入パウチ1の製造工程について説明する。
内容物封入パウチ1の製造工程は、第1工程、第2工程(図6(a))、第3工程(図6(b))、第4工程(図6(c))、第5工程(図7(a))、第6工程(図7(b))、および第7工程(図7(c))を含む。
第1工程においては、パウチ10が製造される。
第2工程においては、パウチ10の第1角部21の周辺および第3角部23の周辺がそれぞれ充填機700のチャック710によりチャッキングされる。
パウチ10は、図6(a)に示される状態で、充填ラインに搬送される。所定の充填ライン位置において、第2開口部54Aは吸盤(図示略)により開封される。
第3工程においては、図6(b)に示されるように、第2開口部54Aにノズル720が挿入される。ノズル720は、内部空間29に内容物600を充填する。
第4工程においては、図6(c)に示されるように、内部空間29に所定量の内容物600が充填されることにより充填が終了する。内部空間29への内容物600の充填が終了した後、ノズル720は第2開口部54Aから抜かれる。
第5工程においては、図7(a)に示されるように、パウチ10の第1角部21の周辺および第3角部23の周辺がそれぞれ充填機700のチャック710によりチャッキングされたままパウチ10がシール加工ラインに搬送される。
第6工程においては、図7(b)に示されるように、所定のシール加工ライン位置において、シール装置800は、第2開口部54Aを挟みこむ。これにより、第2開口部54Aにシール加工が施される。
第7工程においては、シール加工の終了後、図7(c)に示されるように、シール装置800は、第2開口部54Aを挟み込みこんだ状態を解除する。その後、シール装置800は、内容物封入パウチ1から離間する。
図8を参照して、内容物封入パウチ1の使用方法、すなわち作用について説明する。
内容物封入パウチ1は、使用者により、第1ノッチ91を始点として第1ガイド線110および第2ガイド線120に沿って切り取られる。これにより、内容物封入パウチ1は、主袋部50と副袋部60とに分離される。このため、主袋部50には、複数の第1把持部55および複数の第2把持部56が形成される。
第1把持部55は、第1シート30に形成されている。第1把持部55は、上方向HY1に突出する形状を有する。第2把持部56は、第2シート40に形成されている。第2把持部56は、上方向HY1に突出する形状を有する。
使用者は、第1把持部55および第2把持部56を指でつまんで第1開口部53およびファスナー130を開封する。
使用者は、内部空間29に肉および野菜等の所望の食材を投入する。使用者は、ファスナー130を閉じることによりパウチ10を再封する。使用者は、内容物封入パウチ1を電子レンジで加熱する。使用者は、内容物封入パウチ1の加熱の終了後、電子レンジから内容物封入パウチ1を取り出す。使用者は、第1把持部55および第2把持部56をつまんで第1開口部53およびファスナー130を開封する。使用者は、内部空間29から内容物600等を取り出す。
パウチ10および内容物封入パウチ1は、以下の効果を奏する。
(1)パウチ10は、第1ガイド線110および第2ガイド線120を有する。第1ガイド線は、袋本体部20を分離する構造を有する。第1ガイド線110は、第1シート30(第1面形成部)に形成されている。第1ガイド線110は、第1上方延伸部111A(段差形成部)を有する。第1上方延伸部111Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。
第2ガイド線120は、袋本体部20を分離する構造を有する。第2ガイド線120は、第2シート40(第2面形成部)に形成されている。第2ガイド線120は、第1上方延伸部111Aと異なる形状を有する。
パウチ10は、一例として、内容物600が封入された状態で加熱される。加熱されたパウチ10の温度は、パウチ10の幅方向HXの中央よりも第1側方シール部81の方が相対的に低い。パウチ10は、第1ガイド線110および第2ガイド線120に沿って袋本体部20が分離されたとき、第1側方シール部81から内方向HX1の所定の範囲に第1シート30と第2シート40との段差、すなわち第1把持部55および第2把持部56が形成される。このため、パウチ10は、パウチ10において比較的温度が低い箇所に第1把持部55および第2把持部56が形成される。このため、パウチ10は、使用者が開封作業を不快に感じることを抑制できる。
(2)パウチ10の第1ガイド線110は、上方凸部111および下方凸部112を有する。上方凸部111は、第1中継部111Bを有する。下方凸部112は第2中継部112Bを有する。パウチ10の第2ガイド線120は、下方凸部121および上方凸部122を有する。下方凸部121は、第3中継部121Bを有する。第3中継部121Bは、第1中継部111Bよりも下方向HY2に形成されている。上方凸部122は、第4中継部122Bを有する。第4中継部122Bは、第2中継部112Bよりも上方向HY1に形成されている。このため、パウチ10は、第1ガイド線110および第2ガイド線120に沿って袋本体部20が分離されたとき、第1シート30と第2シート40とが対向しない部分である第1把持部55および第2把持部56が形成される。このため、パウチ10は、把持部が1ヶ所のみ形成される構成のパウチと比較して、より開封しやすい。
(3)パウチ10の中継部形成距離XCは、第1側方シール部81の第1シール幅XAよりも短い。このため、パウチ10は、中継部形成距離XCが第1シール幅XAよりも長い構成のパウチと比較して、形成される第1把持部55の傾斜角度をより大きくすることができる。このため、パウチ10は、使用者がよりつまみやすい形状の段差を形成することができる。
(4)パウチ10の第1ガイド線110は、波型形状を有する。第1ガイド線110は、第1側方シール部81から第2側方シール部82まで形成されている。パウチ10の第2ガイド線120は、第1ガイド線110と位相が異なる波型形状を有する。このため、パウチ10は、袋本体部20が第1ガイド線110および第2ガイド線120に沿って分離されたとき、第2側方シール部82の近傍に段差、すなわち把持部が形成される。このため、パウチ10は、第1側方シール部81側および第2側方シール部82側のいずれからも開封することができる。
(5)パウチ10の第1ガイド線110は、波型形状を有する。パウチ10の第2ガイド線120は、第1ガイド線110と位相が異なる波型形状を有する。このため、使用者は、パウチ10の正面から背面に向けて袋本体部20を分離する作業またはパウチ10の背面から正面に向けて袋本体部20を分離する作業のいずれの作業も容易に行うことができる。
(6)最外層31の外面31Aと最内層43の内面43Aとは、ΔE1.2以上、すなわち、目視により判別できる程度の大きさの色差を有する。最外層41の外面41Aと最内層33の内面33Aとは、ΔE1.2以上、すなわち、目視により判別できる程度の大きさの色差を有する。このため、パウチ10は、袋本体部20がガイド線に沿って分離されたとき、形成された第1把持部55および第2把持部56が正面側および背面側のいずれからでも認識されやすくなる。
(7)第1ガイド線110の一方の端部110Aは、第1ノッチ91において第2ガイド線120の一方の端部120Aと一致している。第1ガイド線110の他方の端部110Bは、第2ノッチ92において第2ガイド線120の他方の端部120Bと一致している。このため、パウチ10は、第1ガイド線110および第2ガイド線120に沿って袋本体部20を分離したときに、第1側方縁25および第2側方縁26を美麗にすることができる。
(8)パウチ10は、袋本体部20を有する。袋本体部20は、第2開口部54Aを有する。このため、パウチ10は、内容物封入パウチ1の製造過程において、第2開口部54Aから袋本体部20の内部空間29に内容物600を入れることができる。このため、パウチ10は、内容物封入パウチ1の製造過程においてファスナー130に内容物600が付着するおそれが低減される。
(9)パウチ10は、袋本体部20を有する。袋本体部20は、第2開口部54Aを有する。第2開口部54Aは、第1側方部51から突出した形状を有する。このため、パウチ10は、内容物封入パウチ1の製造過程において第2開口部54Aをシールするとき、袋本体部20をチャッキングするチャック710がシール装置800の移動軌跡上に位置しない状態を形成することができる。このため、パウチ10は、第2開口部54Aのシール加工が容易になる。
(第2実施形態)
第2実施形態のパウチ200は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点においては第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第1実施形態のパウチ10は、図1等に示される第1ガイド線110および第2ガイド線120を有する。第2実施形態のパウチ200は、図9に示される第1ガイド線210および第2ガイド線220を有する。なお、第2実施形態のパウチ200において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については、同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。なお、図9に示されるドットは、パウチ200のシール部80を示している。
図9を参照して、パウチ200の構成について説明する。
パウチ200は、第1ガイド線210および第2ガイド線220を有する。
第1ガイド線210は、波型形状を有する。第1ガイド線210は、第1ノッチ91から第2ノッチ92まで形成されている。第1ガイド線210の一方の端部210Aは、第1ノッチ91において第2ガイド線220の一方の端部220Aと一致している。第1ガイド線210の他方の端部210Bは、第2ノッチ92において第2ガイド線220の他方の端部220Bと一致している。第1ガイド線210は、上方凸部211および下方凸部212を有する。
上方凸部211は、第1上方延伸部211A、第1中継部211B、および第1下方延伸部211Cを有する。
第1上方延伸部211Aは、第1ノッチ91および第1中継部211Bと連続して形成されている。第1上方延伸部211Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。なお、第1上方延伸部211Aは、「段差形成部」に相当する。
第1中継部211Bは、第1上方延伸部211Aおよび第1下方延伸部211Cと連続して形成されている。第1中継部211Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が上方向HY1から下方向HY2に変化している。第1中継部211Bと第1側方シール部81の内縁との距離である中継部形成距離XCは、第1シール幅XAよりも短い。
第1下方延伸部211Cは、第1中継部211Bと連続して形成されている。第1下方延伸部211Cは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸している。
下方凸部212は、第2下方延伸部212A、第2中継部212B、および第2上方延伸部212Cを有する。
第2下方延伸部212Aは、第1下方延伸部211Cおよび第2中継部212Bと連続して形成されている。第2下方延伸部212Aは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する形状を有する。
第2中継部212Bは、第2下方延伸部212Aおよび第2上方延伸部212Cと連続して形成されている。第2中継部212Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。
第2上方延伸部212Cは、第2中継部212Bと連続して形成されている。第2上方延伸部212Cは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。
第2ガイド線220は、第1ノッチ91から第2ノッチ92に延伸する直線形状を有する。第2ガイド線220は、第1中継部211Bよりも下方向HY2を通過している。第2ガイド線220は、第2中継部212Bよりも上方向HY1を通過している。
パウチ200は、上記(1)〜(4)、および(6)〜(9)の効果を奏する。
(第3実施形態)
第3実施形態のパウチ300は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点においては第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第1実施形態のパウチ10は、図1等に示される第1ガイド線110および第2ガイド線120を有する。第3実施形態のパウチ300は、図10に示される第1ガイド線310および第2ガイド線320を有する。なお、第3実施形態のパウチ300において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については、同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。なお、図10に示されるドットは、パウチ300のシール部80を示している。
図10を参照して、パウチ300の構成について説明する。
パウチ300は、第1ガイド線310および第2ガイド線320を有する。
第1ガイド線310は、第1ノッチ91から第2ノッチ92まで形成されている。第1ガイド線310の一方の端部310Aは、第1ノッチ91において第2ガイド線320の一方の端部320Aと一致している。第1ガイド線310の他方の端部310Bは、第2ノッチ92において第2ガイド線320の他方の端部320Bと一致している。
第1ガイド線310は、上方凸部311、下方凸部312、第1直線部313、および第2直線部314を有する。
上方凸部311は、第1上方延伸部311A、第1中継部311B、および第1下方延伸部311Cを有する。
第1上方延伸部311Aは、第1ノッチ91および第1中継部311Bと連続して形成されている。第1上方延伸部311Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。なお、第1上方延伸部311Aは、「段差形成部」に相当する。
第1中継部311Bは、第1上方延伸部311Aおよび第1下方延伸部311Cと連続して形成されている。第1中継部311Bは、延伸する方向が内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1から下方向HY2に変化している。第1中継部311Bと第1側方シール部81の内縁との距離である中継部形成距離XCは、第1シール幅XAよりも短い。
第1下方延伸部311Cは、第1中継部311Bおよび第1直線部313と連続して形成されている。第1下方延伸部311Cは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する形状を有する。
下方凸部312は、第2下方延伸部312A、第2中継部312B、および第2上方延伸部312Cを有する。
第2下方延伸部312Aは、第1直線部313および第2中継部312Bと連続して形成されている。第2下方延伸部312Aは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する形状を有する。
第2中継部312Bは、第2下方延伸部312Aおよび第2上方延伸部312Cと連続して形成されている。第2中継部312Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。
第2上方延伸部312Cは、第2中継部312Bおよび第2直線部314と連続して形成されている。第2上方延伸部312Cは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する形状を有する。
第1直線部313は、第1下方延伸部311Cおよび第2下方延伸部312Aと連続して形成されている。第1直線部313は、幅方向HXに延伸する直線形状を有する。
第2直線部314は、第2上方延伸部312Cおよび第2ノッチ92と連続して形成されている。第2直線部314は、幅方向HXに延伸する直線形状を有する。
第2ガイド線320は、第1ノッチ91から第2ノッチ92に延伸する直線形状を有する。第2ガイド線320は、第1中継部311Bよりも下方向HY2を通過している。第2ガイド線320は、第2中継部312Bよりも上方向HY1を通過している。
パウチ300は、上記(1)〜(4)、および(6)〜(9)の効果を奏する。
(第4実施形態)
第4実施形態のパウチ400は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点においては第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第1実施形態のパウチ10は、図1等に示される第1ガイド線110および第2ガイド線120を有する。第4実施形態のパウチ400は、図10に示される第1ガイド線410および第2ガイド線420を有する。なお、第4実施形態のパウチ400において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については、同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。なお、図11に示されるドットは、パウチ400のシール部80を示している。
図11を参照して、パウチ400の構成について説明する。
第1ガイド線410は、第1ノッチ91から第2ノッチ92まで形成されている。第1ガイド線410の一方の端部410Aは、第1ノッチ91において第2ガイド線420の一方の端部420Aと一致している。第1ガイド線410の他方の端部410Bは、第2ノッチ92において第2ガイド線420の他方の端部420Bと一致している。
第1ガイド線410は、下方凸部411、上方凸部412、第1直線部413、および第2直線部414を有する。
下方凸部411は、第1下方延伸部411A、第1中継部411B、および第1上方延伸部411Cを有する。
第1下方延伸部411Aは、第1ノッチ91および第1中継部411Bと連続して形成されている。第1下方延伸部411Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて下方向HY2に延伸する直線形状を有する。なお、第1下方延伸部411Aは、「段差形成部」に相当する。
第1中継部411Bは、第1下方延伸部411Aおよび第1上方延伸部411Cと連続して形成されている。第1中継部411Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。第1中継部411Bと第1側方シール部81の内縁との距離である中継部形成距離XCは、第1シール幅XAよりも短い。
第1上方延伸部411Cは、第1中継部411Bおよび第1直線部413と連続して形成されている。第1上方延伸部411Cは、内方向HX1に向かうにつれて下方向HY2に延伸する直線形状を有する。
上方凸部412は、第2上方延伸部412A、第2中継部412B、および第2下方延伸部412Cを有する。
第2上方延伸部412Aは、第1直線部413および第2中継部412Bと連続して形成されている。第2上方延伸部412Aは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する直線形状を有する。
第2中継部412Bは、第2上方延伸部412Aおよび第2下方延伸部412Cと連続して形成されている。第2中継部412Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が上方向HY1から下方向HY2に変化している。
第2下方延伸部412Cは、第2中継部412Bおよび第2直線部414と連続して形成されている。第2下方延伸部412Cは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する直線形状を有する。
第1直線部413は、第1上方延伸部411Cおよび第2上方延伸部412Aと連続して形成されている。第1直線部413は、幅方向HXに延伸する直線形状を有する。
第2直線部414は、第2下方延伸部412Cおよび第2ノッチ92と連続して形成されている。第2直線部414は、幅方向HXに延伸する直線形状を有する。
第2ガイド線420は、第1ノッチ91から第2ノッチ92に延伸する直線形状を有する。第2ガイド線420は、第1中継部411Bよりも上方向HY1を通過している。第2ガイド線420は、第2中継部412Bよりも下方向HY2を通過している。
パウチ300は、上記(1)〜(4)、および(6)〜(9)の効果を奏する。
(第5実施形態)
第5実施形態のパウチ500は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点においては第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第1実施形態のパウチ10は、図1等に示される第1ガイド線110および第2ガイド線120を有する。第5実施形態のパウチ500は、図12に示される第1ガイド線510および第2ガイド線520を有する。なお、第5実施形態のパウチ500において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については、同一の符号を付して、その説明の一部または全部を省略する。なお、図12に示されるドットは、パウチ500のシール部80を示している。
第1ガイド線510は、波型に類似する形状を有する。第1ガイド線510は、第1ノッチ91から第2ノッチ92まで形成されている。第1ガイド線510の一方の端部510Aは、第1ノッチ91において第2ガイド線520の一方の端部520Aと一致している。第1ガイド線510の他方の端部510Bは、第2ノッチ92において第2ガイド線520の他方の端部520Bと一致している。第1ガイド線510は、上方凸部511および下方凸部512を有する。
上方凸部511は、第1上方延伸部511A、第1中継部511B、および第1下方延伸部511Cを有する。
第1上方延伸部511Aは、第1ノッチ91および第1中継部511Bと連続して形成されている。第1上方延伸部511Aは、第1側方シール部81から内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する直線形状を有する。なお、第1上方延伸部511Aは、「段差形成部」に相当する。
第1中継部511Bは、第1上方延伸部511Aおよび第1下方延伸部511Cと連続して形成されている。第1中継部511Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が上方向HY1から下方向HY2に変化している。第1中継部511Bと第1側方シール部81の内縁との距離である中継部形成距離XCは、第1シール幅XAよりも短い。
第1下方延伸部511Cは、第1中継部511Bと連続して形成されている。第1下方延伸部511Cは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する直線形状を有する。
下方凸部512は、第2下方延伸部512A、第2中継部512B、および第2上方延伸部512Cを有する。
第2下方延伸部512Aは、第1下方延伸部511Cおよび第2中継部512Bと連続して形成されている。第2下方延伸部512Aは、内方向HX1に向かうにつれて、下方向HY2に延伸する直線形状を有する。
第2中継部512Bは、第2下方延伸部512Aおよび第2上方延伸部512Cと連続して形成されている。第2中継部512Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。
第2上方延伸部512Cは、第2中継部512Bと連続して形成されている。第2上方延伸部512Cは、内方向HX1に向かうにつれて、上方向HY1に延伸する直線形状を有する。
第2ガイド線520は、第1ノッチ91から第2ノッチ92に延伸する直線形状を有する。第2ガイド線520は、第1中継部511Bよりも下方向HY2を通過している。第2ガイド線520は、第2中継部512Bよりも上方向HY1を通過している。
パウチ200は、上記(1)〜(4)、および(6)〜(9)の効果を奏する。
(その他の実施形態)
本パウチおよび本内容物封入パウチは、第1実施形態〜第5実施形態とは異なるその他の実施形態を含む。その他の実施形態は、一例として、第1実施形態〜第5実施形態の変形例として以下に示される形態を含む。なお、以下の各変形例は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせることができる。
・第1実施形態の第1ガイド線110は、上方凸部111および下方凸部112を有する。上方凸部111および下方凸部112は、第1側方シール部81から内方向HX1に向けて上方凸部111および下方凸部112の順に形成されている。ただし、第1ガイド線110の形状の形状は、第1実施形態に例示された内容に限られない。変形例の第1ガイド線は、第1側方シール部81から内方向HX1に向けて下方凸部112および上方凸部111の順に形成されている。
・第1実施形態の主袋部50および副袋部60は、第1シート30および第2シート40の縁が互いにシールされることにより形成されている。ただし、主袋部50および副袋部60の構成は、第1実施形態に例示された内容に限られない。変形例の主袋部および副袋部は、1枚の積層シートにより形成されている。すなわち、変形例の主袋部および副袋部は、1枚の積層シートが折られることにより、第1面形成部および第2面形成部を形成している。
・第1実施形態のパウチ10は、切断補助部90を有する。切断補助部90は、第1ノッチ91および第2ノッチ92を有する。ただし、切断補助部90の構成は、第1実施形態に例示された内容に限られない。変形例の切断補助部90は、第1ノッチ91および第2ノッチ92の少なくとも一方が省略されている。
・第1実施形態のパウチ10は、切断補助部90を有する。切断補助部90は、第1ノッチ91および第2ノッチ92を有する。ただし、切断補助部90の構成は、第1実施形態に例示された内容に限られない。変形例の切断補助部90は、第1ノッチ91および第2ノッチ92の少なくとも一方に代えて傷加工が用いられている。
・第1実施形態のパウチ10の第1シート30は、最外層31、中間層32、および最内層33を有する。最外層31は、ポリエチレンテレフタレート層により構成されている。中間層32は、印刷層、第1接着層、延伸ナイロン層、および第2接着層により構成されている。最内層33は、無延伸ポリプロピレン層により構成されている。ただし、第1シート30の構成は、第1実施形態に例示された内容に限定されない。変形例の第1シートは、パウチが収容する内容物の種類に応じて、最適な層構成を有するシートが適宜選択される。
・第1実施形態のパウチ10は、第2開口部54Aおよびファスナー130を有する。ただし、パウチ10の構成は、第1実施形態に例示された内容に限られない。変形例のパウチは、第2開口部54Aおよびファスナー130の少なくとも一方が省略されている。
・第1実施形態のパウチ10は、スタンディングパウチとしての形態を有する。ただし、パウチ10の形態は、第1実施形態に例示された内容に限られない。変形例のパウチは、平型パウチ等の様々な形態を有する。
・第1実施形態の内容物封入パウチ1は、内容物600を有する。内容物600は、液体調味料が選択される。ただし、内容物600の種類は、第1実施形態に例示された内容に限られない。例えば、変形例の内容物封入パウチは、内容物600として、医療具や哺乳瓶等の殺菌消毒された物品または液体洗剤等を収容している。
・第4実施形態のパウチ400は、第1ガイド線410を有する。第1ガイド線410は、下方凸部411を有する。下方凸部411は、第1中継部411Bを有する。第1中継部411Bは、内方向HX1に向かうにつれて、延伸する方向が下方向HY2から上方向HY1に変化している。ただし、第1中継部411Bの形状は、第4実施形態に例示された内容に限られない。変形例の第1中継部は、下方向HY2に延伸する部分と上方向HY1に延伸する部分との間に第2ガイド線420と平行な部分を含む。すなわち、変形例の下方凸部は、全体として台形に類似する形状を有する。
1…内容物封入パウチ、10…パウチ、20…袋本体部、21…第1角部、22…第2角部、23…第3角部、24…第4角部、25…第1側方縁、26…第2側方縁、27…上縁、28…下縁、29…内部空間、30…第1シート、31…最外層、31A…外面、32…中間層、33…最内層、33A…内面、40…第2シート、41…最外層、41A…外面、42…中間層、43…最内層、43A…内面、50…主袋部、51…第1側方部、52…第2側方部、53…第1開口部、54…突出部、54A…第2開口部、55…第1把持部、56…第2把持部、60…副袋部、61…把持部、70…底ガゼット、80…シール部、81…第1側方シール部、81A…側方シール上部、81B…側方シール下部、82…第2側方シール部、83…上方シール部、84…下方シール部、90…切断補助部、91…第1ノッチ、92…第2ノッチ、110…第1ガイド線、110A…端部、110B…端部、111…上方凸部、111A…第1上方延伸部、111B…第1中継部、111C…第1下方延伸部、112…下方凸部、112A…第2下方延伸部、112B…第2中継部、112C…第2上方延伸部、120…第2ガイド線、120A…端部、120B…端部、121…下方凸部、121A…第3下方延伸部、121B…第3中継部、121C…第3上方延伸部、122…上方凸部、122A…第4上方延伸部、122B…第4中継部、122C…第4下方延伸部、130…ファスナー、200…パウチ、210…第1ガイド線、210A…端部、210B…端部、211…上方凸部、211A…第1上方延伸部、211B…第1中継部、211C…第1下方延伸部、212…下方凸部、212A…第2下方延伸部、212B…第2中継部、212C…第2上方延伸部、220…第2ガイド線、220A…端部、220B…端部、300…パウチ、310…第1ガイド線、310A…端部、310B…端部、311…上方凸部、311A…第1上方延伸部、311B…第1中継部、311C…第1下方延伸部、312…下方凸部、312A…第2下方延伸部、312B…第2中継部、312C…第2上方延伸部、313…第1直線部、314…第2直線部、320…第2ガイド線、320A…端部、320B…端部、400…パウチ、410…第1ガイド線、410A…端部、410B…端部、411…下方凸部、411A…第1下方延伸部、411B…第1中継部、411C…第1上方延伸部、412…上方凸部、412A…第2上方延伸部、412B…第2中継部、412C…第2下方延伸部、413…第1直線部、414…第2直線部、420…第2ガイド線、420A…端部、420B…端部、500…パウチ、510…第1ガイド線、510A…端部、510B…端部、511…上方凸部、511A…第1上方延伸部、511B…第1中継部、511C…第1下方延伸部、512…下方凸部、512A…第2下方延伸部、512B…第2中継部、512C…第2上方延伸部、520…第2ガイド線、520A…端部、520B…端部、600…内容物、700…充填機、710…チャック、720…ノズル、800…シール装置、900…パウチ、910…袋本体部、911…段差部、920…シール部、921…第1側方シール部、922…第2側方シール部、923…上方シール部、924…下方シール部、930…ガイド線、931…第1ガイド線、931A…第1直線部、931B…上方湾曲部、931C…第2直線部、932…第2ガイド線、932A…第1直線部、932B…下方湾曲部、932C…第2直線部。

Claims (8)

  1. 積層シートが重ね合わせられた袋本体部と、
    前記袋本体部の縁がシールされた部分である側方シール部と、
    前記積層シートのうちの一方のシートに形成され、前記側方シール部から前記袋本体部の幅方向の内方向に向かうにつれて高さ方向の上方向に延びる第1上方延伸部、前記第1上方延伸部と連続して形成される第1中継部、および、前記第1中継部と連続して形成される第1下方延伸部を備える第1ガイド線と、
    前記積層シートのうちの他方のシートに形成され、前記側方シール部から前記内方向に延び、前記第1上方延伸部と異なる形状である第2ガイド線とを備え、
    前記第1中継部は、前記高さ方向の前記上方向から下方向に延びる方向が変化する部分を含み、
    前記第1下方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記下方向に延び、
    前記第1中継部と前記側方シール部の内縁との距離である中継部形成距離が前記側方シール部のシール幅よりも短い
    パウチ。
  2. 前記第1ガイド線は、前記第1下方延伸部よりも前記内方向に形成される下方凸部をさらに備え、
    前記下方凸部は、第2下方延伸部、前記第2下方延伸部と連続して形成される第2中継部、および、前記第2中継部と連続して形成される第2上方延伸部を有し、
    前記第2下方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記下方向に延び、
    前記第2中継部は、前記下方向から前記上方向に延びる方向が変化する部分を含み、
    前記第2上方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記上方向に延び、
    前記第2ガイド線は、前記第1中継部よりも前記下方向かつ前記第2中継部よりも前記上方向に位置する部分を含む
    請求項1に記載のパウチ。
  3. 積層シートが重ね合わせられた袋本体部と、
    前記袋本体部の縁がシールされた部分である側方シール部と、
    前記積層シートのうちの一方のシートに形成され、前記側方シール部から前記袋本体部の幅方向の内方向に向かうにつれて高さ方向の下方向に延びる第1下方延伸部、前記第1下方延伸部と連続して形成される第1中継部、および、前記第1中継部と連続して形成される第1上方延伸部を備える第1ガイド線と、
    前記積層シートのうちの他方のシートに形成され、前記側方シール部から前記内方向に延び、前記第1上方延伸部と異なる形状である第2ガイド線とを備え、
    前記第1中継部は、前記高さ方向の前記下方向から上方向に延びる方向が変化する部分を含み、
    前記第1上方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記上方向に延び、
    前記第1中継部と前記側方シール部の内縁との距離である中継部形成距離が前記側方シール部のシール幅よりも短い
    パウチ。
  4. 前記第1ガイド線は、前記第1上方延伸部よりも前記内方向に形成される上方凸部をさらに備え、
    前記上方凸部は、第2上方延伸部、前記第2上方延伸部と連続して形成される第2中継部、および、前記第2中継部と連続して形成される第2下方延伸部を有し、
    前記第2上方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記上方向に延び、
    前記第2中継部は、前記上方向から前記下方向に延びる方向が変化する部分を含み、
    前記第2下方延伸部は、前記内方向に向かうにつれて前記下方向に延び、
    前記第2ガイド線は、前記第1中継部よりも前記上方向かつ前記第2中継部よりも前記下方向に位置する部分を含む
    請求項に記載のパウチ。
  5. 前記第1ガイド線は、波型形状を有し、前記側方シール部から前記幅方向の反対側の側方シール部まで形成され、
    前記第2ガイド線は、前記第1ガイド線と位相が異なる波型形状を有する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のパウチ。
  6. 前記第1ガイド線は、前記第2ガイド線に対して1/5波長以上〜1/2波長以下の波長のずれを有する
    請求項に記載のパウチ。
  7. 前記一方のシートの外面と前記他方のシートの内面との色差、および前記一方のシートの内面と前記他方のシートの外面との色差の少なくとも一方は、目視により判別できる大きさを有する
    請求項1〜のいずれか一項に記載のパウチ。
  8. 密封された請求項1〜のいずれか一項に記載のパウチと、前記パウチに収容された内容物とを有する内容物封入パウチ。
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