JP2019014529A - 注ぎ口を有する包装袋 - Google Patents
注ぎ口を有する包装袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019014529A JP2019014529A JP2017134482A JP2017134482A JP2019014529A JP 2019014529 A JP2019014529 A JP 2019014529A JP 2017134482 A JP2017134482 A JP 2017134482A JP 2017134482 A JP2017134482 A JP 2017134482A JP 2019014529 A JP2019014529 A JP 2019014529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- spout
- branch
- trunk
- front part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
Description
ことも行なわれてきた。
プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋であって、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、胴前部および胴後部から構成されて、側端部および上端部をヒートシールされており、
該胴部の下部において、胴前部と胴後部の間に底板がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該胴前部の上部には、胴前部から張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、胴前部を包装袋上方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐前面フィルムと、胴前部を包装袋下方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐後面フィルムとが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなり、
該先端部は、分岐から除去可能に設けられ、
該先端部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、凹み型の線加工が設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋である。
層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋を提供が可能になる上、より開封が容易で使い勝手の良い注ぎ口を有する包装袋を提供が可能である。
た分岐前面フィルム(9)と、胴前部(4)の包装袋下方から分岐の高さ位置(A)からさらに延長された分岐後面フィルム(10)とからなる。
上げ、注ぎ口を開封した状態を説明するための、平面模式図である。
すなわち、前述のように注ぎ口を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が膨らむことで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)が折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口(20)が開口している状態では、幅方向の中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口(20)が閉塞することなく内容物(18)の注ぎ出しの継続が可能である。
本発明による注ぎ口を有する包装袋(100)においては、胴前部の上部には、胴前部からから張り出した分岐(3)が形成されており、分岐は、胴前部(4)を包装袋上方から分岐の高さ位置(A)を越えて延長される分岐前面フィルム(9)と、胴前部(4)を包装袋下方から分岐の高さ位置(A)を越えて延長される分岐後面フィルム(10)とが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなる。
つ胴前部の下端(B)と分岐の高さ位置(A)との中間(C)から上方の、図7中の斜線で示す領域に設けることができる。
以上あいているものとすることができ、この範囲であることが、注ぎ口(20)への補強をより効果的なものとすることができることを見出した。
加えて、注ぎ口(20)を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が膨らむことで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)が折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口が開口している状態では、幅方向中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口(20)が閉塞することなく内容物の注ぎ出しの安定した継続が可能である。
2・・・底部
3・・・分岐
4・・・胴前部
5・・・胴後部
6・・・側端部
7・・・上端部
8・・・底板
9・・・分岐前面フィルム
10・・・分岐後面フィルム
11・・・分岐の先端部
12・・・下端部
13・・・切り込み
14・・・開封予定線
15・・・凹み型の線加工
16・・・矢印
17・・・矢印
18・・・内容物
19・・・底板ヒートシール部
20・・・注ぎ口
21・・・容器内側の中心
22・・・容器内側の左右の根元
23・・・注ぎ口ヒートシール
24・・・注ぎ口端部ヒートシール
25・・・矢印
26・・・矢印
27・・・分岐の高さ位置より上の胴部
28・・・分岐の高さ
100・・・包装袋
A・・・分岐の高さ位置
B・・・胴前部の下端
C・・・中間
D・・・中心線
F・・・直線
Claims (10)
- プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋であって、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、胴前部および胴後部から構成されて、側端部および上端部をヒートシールされており、
該胴部の下部において、胴前部と胴後部の間に底板がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該胴前部の上部には、胴前部から張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、胴前部を包装袋上方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐前面フィルムと、胴前部を包装袋下方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐後面フィルムとが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなり、
該先端部は、分岐から除去可能に設けられ、
該先端部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、凹み型の線加工が設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋。 - 前記注ぎ口は、先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、それぞれが連続線で設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して左右対称な位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部において分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の下端と分岐の高さ位置との中間から上方の領域に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して、左右どちらかまたは両方において複数本、設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、縦方向に平行、あるいは下方に向けてハの字に広がって、設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部幅方向の中心線と、注ぎ口ヒートシールの容器内側の中心と注ぎ口端部ヒートシールの容器内側の左右の根元を結んで延長される直線とに、挟まれる領域に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、幅が0.5mm〜5mmの範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、互いに間隔が5mm以上あいていることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017134482A JP7110555B2 (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 注出ノズルを有する包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017134482A JP7110555B2 (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 注出ノズルを有する包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019014529A true JP2019014529A (ja) | 2019-01-31 |
JP7110555B2 JP7110555B2 (ja) | 2022-08-02 |
Family
ID=65357226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017134482A Active JP7110555B2 (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 注出ノズルを有する包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7110555B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020128249A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | 凸版印刷株式会社 | 液体用包装袋 |
JP2021031068A (ja) * | 2019-08-15 | 2021-03-01 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
JP7484409B2 (ja) | 2020-05-19 | 2024-05-16 | Toppanホールディングス株式会社 | 包装袋および包装体 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11130091A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-18 | Ueno Hiroshi | 折込部を有する密封袋及びその製造方法 |
JPH11245959A (ja) * | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Totani Giken Kogyo Kk | プラスチック袋 |
JP2001199456A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-24 | Kao Corp | 可撓袋 |
JP2002128092A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 自立袋 |
JP2005138849A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 袋状容器 |
JP2005313994A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 分岐型スタンディングパウチ |
JP2008044642A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 分岐型スタンディングパウチ |
JP2014034417A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 詰め替え袋 |
-
2017
- 2017-07-10 JP JP2017134482A patent/JP7110555B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11130091A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-18 | Ueno Hiroshi | 折込部を有する密封袋及びその製造方法 |
JPH11245959A (ja) * | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Totani Giken Kogyo Kk | プラスチック袋 |
JP2001199456A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-24 | Kao Corp | 可撓袋 |
JP2002128092A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 自立袋 |
JP2005138849A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 袋状容器 |
JP2005313994A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 分岐型スタンディングパウチ |
JP2008044642A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 分岐型スタンディングパウチ |
US20100278459A1 (en) * | 2006-08-16 | 2010-11-04 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Branch type standing pouch |
JP2014034417A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 詰め替え袋 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020128249A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | 凸版印刷株式会社 | 液体用包装袋 |
JP2021031068A (ja) * | 2019-08-15 | 2021-03-01 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
JP7383223B2 (ja) | 2019-08-15 | 2023-11-20 | Toppanホールディングス株式会社 | 包装袋 |
JP7484409B2 (ja) | 2020-05-19 | 2024-05-16 | Toppanホールディングス株式会社 | 包装袋および包装体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7110555B2 (ja) | 2022-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5104073B2 (ja) | エアバッグ付スタンディングパウチ | |
JP5131642B2 (ja) | パウチ容器 | |
JP2005059958A (ja) | 液体注出ノズルおよびそれを用いた包装袋ならびに包装袋の使用方法 | |
JP2008044642A (ja) | 分岐型スタンディングパウチ | |
JP6977423B2 (ja) | 注ぎ口を有する包装袋 | |
JP2019014529A (ja) | 注ぎ口を有する包装袋 | |
JP2017518234A (ja) | 開口デバイス、開口デバイスを製造する方法、およびこのような開口デバイスを有する包装容器 | |
JP4617866B2 (ja) | 分岐型スタンディングパウチ | |
JP7006148B2 (ja) | 注ぎ口を有する包装袋 | |
JP2002128092A (ja) | 自立袋 | |
JP6481538B2 (ja) | 詰替え用包装袋 | |
JP6900646B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2009057071A (ja) | 自立型袋 | |
JP6911319B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2002128093A (ja) | 自立袋 | |
JP5175382B2 (ja) | 液体注出ノズル | |
JP4011736B2 (ja) | 変形ガセットパウチ | |
JP2001048197A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP5663877B2 (ja) | 詰替え容器 | |
JP7225581B2 (ja) | 注ぎ口を有する液体用包装袋 | |
JP7408943B2 (ja) | 包装袋 | |
JP6136488B2 (ja) | 包装体およびその製造方法 | |
JP2000177749A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP2017222390A (ja) | 詰替え容器 | |
JP2002128094A (ja) | 自立袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7110555 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |