JP2019014529A - 注ぎ口を有する包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋を提供する。【解決手段】包装袋100であって、胴部1、および底部2、および分岐3から構成され、胴前部4と胴後部5の間に底板8がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、分岐は、分岐前面フィルム9と、分岐後面フィルム10とが、重ね合わせられて側端部および先端部23をヒートシールされてなり、先端部は、分岐から除去可能に設けられ、先端部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、凹み型の線加工15が設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋である。【選択図】図1

Description

本発明は包装容器のうち、注ぎ口を有する包装袋に関するものである。とくにプラスチックフィルムを基材とした、内容物の注ぎ出しをより容易に行なうことのできる、包装袋であって、周縁部をヒートシールするなどして製袋した、注ぎ口を有する包装袋に関するものである。
従来より、プラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなる包装袋は、シーラント層以外がプラスチックフィルム単層で構成される場合のみならず、他のフィルムや樹脂層、金属箔などとの積層体として、内容物による要求品質に応じた層構成や材料設計が可能であることが特徴のひとつであって、様々な用途に広く用いられている。
とくに注ぎ口を有する包装袋は、流体の内容物を注ぎ出す用途に優れている。たとえば、飲料や食品用途にも広く用いられており、液体のほかペースト状の食品にも好適に用いられている。ほかにも味噌などの調味料に用いられる例もあり、性能面でもコスト面でも有利である。
ほかにもたとえば、食用油、ソース、コーヒー飲料などの飲料、食品に限らず、液体洗剤、柔軟剤等のトイレタリー用品や、エンジンオイルなどの工業製品など、液体やペースト状の内容物であれば包装袋への充填・収納が容易に可能であり、また保存性にも優れている。
一般に包装袋は、内容物を表示して内部に収納し、外部環境から内容物を保護し、また保存することができる機能を有しており、内容物を取り出すに当っては、取り出しやすさ、とくに流体であれば注ぎ出し易さが重要であって、内容物やその目的によって形態や材料構成は様々である。
とくに注ぎ出し易さについては、包装袋の開封後、開口部から取り出すに際して、注ぎ出しが安定して容易であるのはもちろんのこと、手が汚れたりすることがあっては不都合であり、開口部が安定してその形状を保っていることが望ましい。
しかしながら、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する包装袋は、多くの場合に、開口部の両端はシーラント層によってヒートシールされており、プラスチックフィルムが有する柔軟性によって、安定した形状を保つことができない場合があり、安定かつ容易な注ぎ出しに支障をきたす場合がある。あるいはプラスチックフィルムの有する復元性によって、開口部が内容物の減少とともに閉じやすい場合も見られるという問題が指摘されている。
安定した形状を保つことができない場合には、注ぎ出しの作業そのものが不安定で、内容物がこぼれたりする問題を引きおこすおそれがある。あるいは内容物の注ぎ出しの最中に開口部が閉じてしまう場合には、開口部を再び開けなくてはならず、その手指による作業は新たに開封する作業よりも困難を伴い、内容物がこぼれ出るおそれのみならず、手指が汚れるおそれもあり、消費者を悩ませてきた。
これは、内容物が液体であっても、ペースト状であっても、共通の課題として改善が求められるところである。従来には包装袋に口栓をとりつけて、取り出しやすさを改善する
ことも行なわれてきた。
しかしながら、口栓および密封のためのキャップは、一般にプラスチックの成形品からなり、コスト面において不利なばかりでなく、廃棄などにおいては分離・分別も必要となり、輸送効率においてもかさばってしまうという問題を抱えている。
また特許文献1には、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する包装袋において、特にスタンディングパウチと呼ばれ、胴部に分岐を有する包装袋について、下側前胴部に山折り稜線が分岐線を介入するように間隔を空けて2本形成されたパウチの提案がある。
また特許文献2には、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する包装袋において、特にスタンディングパウチと呼ばれ、胴部に分岐を有する包装袋について、下側前胴部の中央上部に分岐線を越えて延びる第1凸状部と第1凸状部の左右対称に2本の第2凸状部を設けることにより、第1凸状部の両側に左右対称に2つのノズル強化面を形成するとともに、注出ノズル表面材の中央に、ノズルの長手方向に延びる第3凸状部を設け、さらにパウチ裏面材の中央上部の第3凸状部の延長線上に、第4凸状部を設けたパウチの提案がある。
しかしながら、特許文献のいずれの提案においても、下側前胴部分岐線を越えて伸びる凸状線を設けたパウチであって、凸状線もしくは稜線途中に分岐線があるため、注ぎ口を包装袋上部に向けた際に直立しにくい難点がある。また分岐線を折り込む際に、凸状線もしくは稜線が重なるために、空隙が生じて充填時に折り込み部に内容物が入るおそれがある。
特開2005−313994号公報 特開2008−44642号公報
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであって、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供を可能にすることを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋であって、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、胴前部および胴後部から構成されて、側端部および上端部をヒートシールされており、
該胴部の下部において、胴前部と胴後部の間に底板がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該胴前部の上部には、胴前部から張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、胴前部を包装袋上方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐前面フィルムと、胴前部を包装袋下方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐後面フィルムとが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなり、
該先端部は、分岐から除去可能に設けられ、
該先端部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、凹み型の線加工が設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項2に記載の発明は、前記注ぎ口は、先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、それぞれが連続線で設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項4に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して左右対称な位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、胴前部において分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の下端と分岐の高さ位置との中間から上方の領域に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項6に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して、左右どちらかまたは両方において複数本、設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項7に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、縦方向に平行、あるいは下方に向けてハの字に広がって、設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項8に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、胴前部幅方向の中心線と、注ぎ口ヒートシールの容器内側の中心と注ぎ口端部ヒートシールの容器内側の左右の根元を結んで延長される直線とに、挟まれる領域に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項9に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、幅が0.5mm〜5mmの範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項10に記載の発明は、前記凹み型の線加工は、互いに間隔が5mm以上あいていることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
本発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋を提供を可能にすることができる。
とくに請求項2に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント
層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋を提供が可能になる上、より開封が容易で使い勝手の良い注ぎ口を有する包装袋を提供が可能である。
とくに請求項3に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋においてより簡素な形状での提供が可能になる。
とくに請求項4に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部がより安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋を提供が可能になる。また凹み型の線加工が左右対称に設けられていることにより包装袋の外観もより自然で好ましいものとすることができる。
とくに請求項5に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、内容物の流路および注ぎ口部の補強をより効果的に行なうことができ、より安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能になる。
とくに請求項6に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、内容物の流路および注ぎ口部の補強をより強力にすることができるため、より安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能になる。
とくに請求項7に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、内容物の流路および注ぎ口部の補強が効果的で、より安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能になる。
とくに請求項8に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、内容物の流路の確保、および注ぎ口部の補強がより効果的で、より安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能になる。
とくに請求項9に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、内容物の流路および注ぎ口部の補強がより効果的で、より安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能になる。
とくに請求項10に記載の発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、内容物の流路および注ぎ口部の補強がより効果的で、より安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能になる。
図1は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様を説明するための、平面模式図である。 図2は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様の分岐を上方に持ち上げた状態を説明するための、平面模式図である。 図3は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様の分岐を上方に持ち上げ、注ぎ口を開封した状態を説明するための、平面模式図である。 図4は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、分岐の高さ位置より上の胴部と、持ち上げた状態の分岐との関係を説明するための、平面模式図である。 図5は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、注ぎ出しの状態を説明するための、斜視模式図である。 図6は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、他の実施態様、および請求項3、および請求項4、および請求項7について関連の説明するための、平面模式図である。 図7は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様、および請求項5について関連の説明するための、平面模式図である。 図8は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、他の実施態様、および請求項6、および請求項8について関連の説明するための、平面模式図である。
以下、本発明を図1〜図8を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、これらの図に示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様を説明するための、平面模式図である。
本発明による注ぎ口を有する包装袋は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋(100)である。包装袋(100)は、胴部(1)、および底部(2)、および分岐(3)から構成されている。
胴部(1)は、胴前部(4)、および胴前部(4)の後ろ側で図1には示されていない胴後部(5)から構成されて、左右の側端部(6)、および上端部(7)、および下端部(12)がヒートシールされている。
また胴部(1)の下部において、胴前部(4)と胴後部(5)の間に底板(8)が、ヒートシールされている。これによって底板(8)は拡張可能に密封された底部(2)を形成して包装袋(100)に製袋されている。
すなわち底板(8)は下端部(12)、側端部(6)、および底板ヒートシール部(19)でヒートシールされ、底部(2)が密封されて製袋される。この底部(2)の構造によって、内容物を充填して密封した後には、底部(2)が図1で示す前後方向に拡張することによって、包装袋(100)は自立することが可能になる。
包装袋(100)の胴前部(4)の上部には、胴前部(4)から張り出した、分岐(3)が形成されている。分岐(3)は、分岐の高さ位置(A)で、胴前部(4)と分岐する。また分岐(3)は、分岐の高さ位置(A)で上方または下方に折り返すことが可能である。
分岐(3)は、胴前部(4)の包装袋上方から分岐の高さ位置(A)からさらに延長し
た分岐前面フィルム(9)と、胴前部(4)の包装袋下方から分岐の高さ位置(A)からさらに延長された分岐後面フィルム(10)とからなる。
図1に示す例においては、この分岐前面フィルム(9)は、分岐前面フィルム(9)の後ろ側に配置されて胴前部(4)の包装袋下方から分岐の高さ位置(A)で折り返されて延長された、分岐後面フィルム(10)と重ね合わせられて、注ぎ口端部ヒートシール(24)、およびそれに連続する注ぎ口ヒートシール(23)によって密封され、分岐(3)が形成されている。
またこの分岐(3)は、分岐の先端部(11)を有しており、包装袋(100)が開封された際には注ぎ口となる。
また本発明においては、胴前部(4)において、分岐の高さ位置(A)より下方、かつ胴前部(4)の幅方向の中心線(D)に対して両側に、凹み型の線加工(15)が設けられている。
前述のように、本発明による包装袋(100)はプラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる。プラスチックフィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。
特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。そのほか延伸ポリアミドフィルムを用いる場合には、積層体に突き刺しに対する強靭性や、衝撃に対する強靭性を付与することができる。
またプラスチックフィルムは、接着剤層を介して他の層と積層して積層体とすることができる。積層体の層構成やその材料構成、厚さなどは、包装材料に対する要求品質に応じて適宜設計することができる。
また、たとえば内容物の保存性を向上させることなどを目的として、必要な場合には、積層体中に着色フィルムなど紫外線を遮蔽する不透明層を設けることができる。あるいは、積層体中にガスバリア層を設けることができる。たとえば、プラスチックフィルムの表面にガスバリア層を設けてなるガスバリアフィルムを用いることができる。
シーラント層は、2枚の積層体をシーラント層同士が対向するように重ねて、加熱、加圧してヒートシールすることによって互いを接着させ、包装袋に製袋することを可能にする。
シーラント層の材質としては、熱可塑性樹脂のうちポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等を使用することができる。
シーラント層の形成には、押出機などを用いて溶融した樹脂を製膜して、積層体上に層形成することができる。あるいは、あらかじめフィルムの状態に製膜してある材料を、ラミネートによって積層することによって、積層体の表面にシーラント層を形成することも可能である。
図2は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様の分岐を上方に持ち上げた状態を説明するための、平面模式図である。
この分岐(3)は、図2中の破線の矢印(16)の方向に持ち上げることができる。すなわち分岐(3)を包装袋(100)の上方に持ち上げて、分岐の先端部(11)を上に向けて使用する。また分岐の先端部(11)は、ヒートシール部分及びその内側が除去可能に設けられており、たとえば切り込み(13)、開封予定線(14)などによって易開封機構を設けることができる。
この易開封機構は、切り込み(13)、のほか積層体に脆弱部を設けたり、積層体を構成するプラスチックフィルムの延伸方向による裂けやすさを利用するなどして、開封予定線(14)として設けることができる。
内容物の注ぎ出しに際しては、開封予定線(14)を手指で引き裂くなどして、開封して注ぎ口を形成することができる。すなわち切り込み(13)をきっかけとした開封予定線(14)の引き裂きと、分岐の先端部(11)の分岐(3)からの分離によって出現する開口が、包装袋(100)の内容物を注ぎ出す注ぎ口となる。
また図2に示すように、本発明においては、胴前部(4)において、分岐の高さ位置(A)より下方、かつ胴前部(4)の幅方向の中心線(D)に対して両側に、凹み型の線加工(15)が設けられている。
凹み型の線加工(15)の形成は、包装袋を構成する積層体に対して加熱、加圧による型押し、所謂エンボス加工などによって形成することができる。
この凹み型の線加工(15)によって、内容物の注ぎ出しに際して、流路および注ぎ口の補強効果において強度を大きくすることが可能であり、流路および注ぎ口が安定した形状と開口を維持することが可能となる。
すなわち、注ぎ口を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が広がることで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)が折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口が開口している状態では、幅方向中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口が閉塞することなく内容物の注ぎ出しの継続が可能である。
またこの分岐(3)を、図2中の破線の矢印(16)の方向に持ち上げることによって、分岐の高さ位置(A)より上方の胴部は、包装袋の胴後部(5)側で図2中の実線の矢印(26)の方向に折り曲げられる。
あるいは、分岐の高さ位置(A)より上方の胴部を、包装袋の胴後部(5)側で図2中の実線の矢印(26)の方向に折り曲げることによって、分岐(3)を、図2中の破線の矢印(16)の方向に持ち上げることもできる。いずれの場合においても、その動きは、分岐の高さ(A)を中心として行なわれる。
図3は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様の分岐を上方に持ち
上げ、注ぎ口を開封した状態を説明するための、平面模式図である。
前述のように、内容物(18)の注ぎ出しに際しては、たとえば易開封可能な開封予定線(14)を手指で引き裂くなどして、包装袋(100)を開封して注ぎ口(20)を形成することができる。すなわち切り込み(13)をきっかけとした開封予定線(14)の引き裂きと、分岐の先端部(11)の分離によって出現する開口が、包装袋(100)の内容物(18)を注ぎ出す注ぎ口(20)となる。
図3に示すように、包装袋(100)の上方に持ち上げられた分岐(3)、およびその開封によって出現した注ぎ口(20)から、内容物(18)は図3中の矢印(17)の方向に流動して注ぎ口(20)に到達して、さらに図中矢印(25)の方向に注ぎ出しを行なうことが可能になる。
注ぎ出しは、包装袋(100)の胴部に圧力を加えたり、あるいは注ぎ口(20)を包装袋(100)ごと傾けて重力による注ぎ出しを行うなどして行なうことができる。この様子については、図5の説明において後述する。
このとき胴前部(4)に設けられた凹み型の線加工(15)によって、内容物(18)の流路が補強され、内容物(18)の注ぎ出しにおいて、内容物(18)の流路、および注ぎ口(20)が安定した形状と開口を維持することが可能となる。
すなわち、前述のように注ぎ口を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が膨らむことで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)が折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口(20)が開口している状態では、幅方向の中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口(20)が閉塞することなく内容物(18)の注ぎ出しの継続が可能である。
図4は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、分岐の高さ位置より上の胴部と、持ち上げた状態の分岐との関係を説明するための、平面模式図である。
本発明による注ぎ口を有する包装袋(100)においては、胴前部の上部には、胴前部からから張り出した分岐(3)が形成されており、分岐は、胴前部(4)を包装袋上方から分岐の高さ位置(A)を越えて延長される分岐前面フィルム(9)と、胴前部(4)を包装袋下方から分岐の高さ位置(A)を越えて延長される分岐後面フィルム(10)とが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなる。
図1〜図3に示す例においては、分岐(3)を上方に向けた場合に、分岐の高さ(28)が、分岐の高さ位置より上の胴部(27)より高い例である。一方、図4に示す例においては、分岐の高さ(28)が、分岐の高さ位置より上の胴部(27)より低い例である。これは、どちらでも構わないのであって、同じでも構わない。
図5は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、注ぎ出しの状態を説明するための、斜視模式図である。
前述のように、分岐(3)を、破線の矢印(16)の方向に持ち上げることによって、分岐の高さ位置(A)より上方の胴部は、包装袋の胴後部(5)側で実線の矢印(26)の方向に折り曲げられる。
あるいは、分岐の高さ位置(A)より上方の胴部を、包装袋の胴後部(5)側で実線の矢印(26)の方向に折り曲げることによって、分岐(3)を、破線の矢印(16)の方向に持ち上げることもできる。いずれの場合においても、その動きは、分岐の高さ(A)を中心として行なわれる。
図5に示す例においては、その様子を包装袋の胴後部(5)側から、俯瞰した図であって、内容物を注ぎ口(20)から注ぎだしている状態である。そそぎ出しは包装袋(100)を傾けて注ぎ口(20)を低くすることによって、重力による流動によるものであってもよく、あるいは胴部を手指などを用いて加圧する方法を用いるか、両者を併用するのでもよい。
また、分岐は包装袋上方に向けられており、同時に分岐の高さ位置より上の胴部(27)は、包装袋の胴後部(5)側で実線の矢印(26)の方向に折り曲げられる。このように分岐の高さ位置より上の胴部(27)が、容器下方に向けて折り曲げられることによって、包装袋(100)を手で掴む際に掴み方が安定する。
また、分岐(3)内の空間が前後方向に広がるため、内容物(18)の流動性を向上させることができ、注ぎ口(20)からのそそぎ出しの円滑化、安定化に効果がある。
図6は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、他の実施態様、および請求項3、および請求項4、および請求項7について関連の説明するための、平面模式図である。
前述のように、本発明においては、胴前部(4)において、分岐の高さ位置(A)より下方、かつ胴前部(4)の幅方向の中心線(D)に対して両側に、凹み型の線加工(15)が設けられている。
この凹み型の線加工(15)は、たとえば直線などの連続線で形成することができる。連続線で形成する場合には、補強効果においてより強度を大きくすることが可能であり、より効果的に内容物(18)の流路、および注ぎ口(20)が安定した形状と開口を維持することが可能となる。
凹み型の線加工(15)の形状は、補強効果を有する範囲であれば、任意の連続線を選択して用いることができる。連続線は直線のほか、たとえば弧を外側、あるいは内側に向けた円弧であっても良く、蛇行曲線などであってもかまわない。
また、図6に示す例のように、この凹み型の線加工(15)は、胴前部(4)の幅方向の中心線(D)に対して左右対称な位置に設けることができる。すなわち2本の凹み型の線加工(15)によって、内容物(18)の流路は両側から均等に補強されるために、内容物(18)の流路、および注ぎ口(20)は、より安定した形状と開口を維持することが可能となる。
また凹み型の線加工(15)は、縦方向に平行、あるいは包装袋(100)の下方に向けてハの字に広がって、設けることができる。図6に示す例では平行の連続線を設けた例であるが、たとえばハの字であってもよく、前出の図2に示してある。
このような形状の場合には、注ぎ口(20)に向かう内容物(18)の流路、すなわち胴前部(4)から注ぎ口(20)に至る流路に沿って補強がなされるために、内容物(18)の流路、および注ぎ口(20)は、より安定した形状と開口を維持することが可能となる。
図7は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、一実施態様、および請求項5について関連の説明するための、平面模式図である。
凹み型の線加工(15)は、胴前部(4)において分岐の高さ位置(A)より下方、か
つ胴前部の下端(B)と分岐の高さ位置(A)との中間(C)から上方の、図7中の斜線で示す領域に設けることができる。
これは我々が、本発明を鋭意検討する過程で見出したものであって、凹み型の線加工(15)をこの領域に設ける場合には、分岐の高さ位置(A)に近く、その補強効果が、内容物(18)の流路、および注ぎ口(20)へ直接及ぶために、補強がより効果的である。
また分岐(3)が、包装袋(100)の下方に向かって折りたたまれている場合にも、凹み型の線加工(15)が分岐の高さ位置(A)より下にあることにより、分岐の高さ位置(A)の谷折線を跨ぐことがなく、分岐の高さ位置(A)の谷折線が密着して折りたたまれることになる。
逆に凹み型の線加工(15)が、分岐の高さ位置(A)の谷折線を跨ぐ場合には、折りたたみによって、凹み型の線加工(15)の形状が変形するおそれがあり、この場合には、凹み型の線加工(15)の補強効果を阻害するおそれが出てくる。
また内容物(18)の充填を、包装袋(100)の上端部(7)から行なう場合にも、谷折線が密着して折りたたまれることによって、充填する内容物(18)が、分岐の高さ位置(A)から分岐(3)に入り込んで充填を阻害するおそれがない。
加えて、凹み型の線加工(15)が分岐の高さ位置(A)より下にあることにより、分岐の高さ位置(A)の谷折線を跨ぐことがなく、谷折線が密着して折りたたまれることによって、包装袋(100)が製袋されて後、充填前の状態においても、嵩張ったり積み重ねが阻害される恐れがなく、凹み型の線加工(15)そのものにも変形や損傷を与えることがないため好都合である。
図8は、本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、他の実施態様、および請求項6、および請求項8について関連の説明するための、平面模式図である。
本発明による包装袋(100)において、凹み型の線加工(15)は、胴前部(4)の幅方向の中心線(D)に対して、左右どちらか、または両方において複数本設けることができる。
図8に示す例では、中心線(D)に対して、両側に2本づつの凹み型の線加工(15)を左右対称に設けた例である。これら複数の凹み型の線加工(15)によって、注ぎ口(20)への補強をより増大させ、効果的なものとすることができる。
また、我々は鋭意検討を重ねた結果、凹み型の線加工(15)は、胴前部(4)幅方向の中心線(D)と、注ぎ口ヒートシール(23)の容器内側の中心(21)と注ぎ口端部ヒートシール(24)の容器内側の左右の根元(22)を結んで延長される直線(F)とに、挟まれる領域に設けることができ、注ぎ口(20)への補強、および流路の確保が更に効果的であることを見出した。この範囲は図8において直線(F)と中心線(D)に挟まれた、弧の矢印で示す。
また、我々は鋭意検討を重ねた結果、凹み型の線加工(15)は、幅が0.5mm〜5mmの範囲とすることができ、この範囲であることが、注ぎ口(20)への補強をより効果的なものとすることができることを見出した。
また、我々は鋭意検討を重ねた結果、凹み型の線加工(15)は、互いに間隔が5mm
以上あいているものとすることができ、この範囲であることが、注ぎ口(20)への補強をより効果的なものとすることができることを見出した。
すなわち胴前部(4)に設けられた凹み型の線加工(15)によって、内容物(18)の流路が補強され、内容物(18)の注ぎ出しにおいて、内容物(18)の流路、および注ぎ口(20)が安定した形状と開口を維持することが可能となる。
加えて、注ぎ口(20)を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が膨らむことで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)が折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口が開口している状態では、幅方向中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口(20)が閉塞することなく内容物の注ぎ出しの安定した継続が可能である。
このように本発明によれば、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体からなる包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ口部が安定した形状と開口を維持することができる、注ぎ口を有する包装袋を提供することが可能である。
1・・・胴部
2・・・底部
3・・・分岐
4・・・胴前部
5・・・胴後部
6・・・側端部
7・・・上端部
8・・・底板
9・・・分岐前面フィルム
10・・・分岐後面フィルム
11・・・分岐の先端部
12・・・下端部
13・・・切り込み
14・・・開封予定線
15・・・凹み型の線加工
16・・・矢印
17・・・矢印
18・・・内容物
19・・・底板ヒートシール部
20・・・注ぎ口
21・・・容器内側の中心
22・・・容器内側の左右の根元
23・・・注ぎ口ヒートシール
24・・・注ぎ口端部ヒートシール
25・・・矢印
26・・・矢印
27・・・分岐の高さ位置より上の胴部
28・・・分岐の高さ
100・・・包装袋
A・・・分岐の高さ位置
B・・・胴前部の下端
C・・・中間
D・・・中心線
F・・・直線

Claims (10)

  1. プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋であって、
    該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
    該胴部は、胴前部および胴後部から構成されて、側端部および上端部をヒートシールされており、
    該胴部の下部において、胴前部と胴後部の間に底板がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
    該胴前部の上部には、胴前部から張り出した分岐が形成されており、
    該分岐は、胴前部を包装袋上方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐前面フィルムと、胴前部を包装袋下方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐後面フィルムとが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなり、
    該先端部は、分岐から除去可能に設けられ、
    該先端部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
    該胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、凹み型の線加工が設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋。
  2. 前記注ぎ口は、先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋。
  3. 前記凹み型の線加工は、それぞれが連続線で設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋。
  4. 前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して左右対称な位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  5. 前記凹み型の線加工は、胴前部において分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の下端と分岐の高さ位置との中間から上方の領域に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  6. 前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して、左右どちらかまたは両方において複数本、設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  7. 前記凹み型の線加工は、縦方向に平行、あるいは下方に向けてハの字に広がって、設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  8. 前記凹み型の線加工は、胴前部幅方向の中心線と、注ぎ口ヒートシールの容器内側の中心と注ぎ口端部ヒートシールの容器内側の左右の根元を結んで延長される直線とに、挟まれる領域に設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  9. 前記凹み型の線加工は、幅が0.5mm〜5mmの範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  10. 前記凹み型の線加工は、互いに間隔が5mm以上あいていることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
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