JP5691624B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は画像形成装置及びプログラムに関する。
画像形成装置として、FAXなどの公衆回線からモデム経由で受信した画像(印刷データ)をメモリに蓄積し、蓄積したデータを順次印刷手段によって印刷し、印刷の終了した印刷データをメモリ上から破棄して、新たな受信データをメモリ上に蓄積するようにしたものが知られている。
このような画像形成装置の電源制御に関して、例えば、電源供給に関する複数の動作モードのうちのいずれかで動作し、動作モードを切り換えるモード切換手段と、当該画像処理装置の現在の動作モードを記憶するモード記憶手段と、当該画像処理装置への通電状態を検出する通電状態検出手段と、当該画像処理装置への通電が一旦遮断された後に通電が再開されたことが通電状態検出手段により検出された場合、モード記憶手段に記憶された動作モードに基づいて、当該画像処理装置の通電再開時の動作モードを決定する再開モード決定手段とを備えるものが知られている(特許文献1)。
特開2007−243547号公報
ところで、画像形成装置としては、シーソースイッチなどのメイン電源の給電路を直接的にON/OFFできるスイッチ(ハード的にON/OFFの切替ができるスイッチ)を持たないで、電源キーが操作されるごとにソフトウエア(プログラム)によって電源のON/OFFの切替を行うソフトスイッチのみを備えるものがある。
このソフトスイッチのみを備える装置では、停電や電源プラグが抜かれたことで装置への給電が停止して装置が電源OFF状態となった場合は、停電の復旧や電源プラグの差込みで装置への給電が再開されても、ソフトスイッチの電源キーをユーザーが操作しない限り装置が起動しないため、ユーザーが装置の電源オフ状態に気づくまで、FAXの受信が停止してしまうという課題がある。
この場合、上述した特許文献1に開示されているように、通電状態を検知し、給電が再開されたときに電源断時の装置のモードによって装置の起動動作を判別する構成もあるが、この構成にあってはバックアップ電池を搭載して通常状態を検知する必要があり、コストが高くなるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、コストの増加を伴うことなく、停電などによる電源断の場合の受信ダウン(受信できない状態)の時間を短縮することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
少なくともファクシミリ送受信に係わる制御をするコントローラと、
画像形成動作を制御する印刷制御部と、を備え、
前記コントローラと前記印刷制御部はそれぞれ別の中央処理装置によって制御を行い、
電源キーが操作される毎に装置の電源のON/OFFの切替をソフトウエアで制御するソフトスイッチと、
前記ソフトスイッチによる前記装置の電源のON/OFF状態を示す電源遷移情報を記憶する不揮発性の記憶手段と、を有し、
前記コントローラには、
通電が開始されたときに前記電源遷移情報がON状態であるか否かを判別する手段と、
前記判別の結果、前記電源遷移情報がON状態であるときには停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるとして前記印刷制御部への給電を行わせる制御をする手段と、を有し
装置への給電がない無給電時間を算出する手段と、
前記停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるときには、前記算出手段で算出した無給電時間を表示させる手段と、を備えている
構成とした。
本発明によれば、停電などによる電源断の場合の受信ダウン(受信できない状態)の時間を短縮することができる。
本発明に係る画像形成装置を含むネットワーク・システムの説明に供する説明図である。 同画像形成装置の機能ブロック図である。 同画像形成装置のコントローラのソフトウエア構成の説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供するフロー図である。 本発明の第2実施形態の説明に供するフロー図である。 本発明の第3実施形態の説明に供するフロー図である。 本発明の第4実施形態の説明に供するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置を含むネットワーク・システムについて図1の説明図を参照して説明する。
この画像形成装置を含むオフィス・フロアでのネットワーク・システム10は、画像形成装置(以下「MFP」ともいう。)12と、情報処理装置14と、サーバ26などがイーサネット(登録商標)などローカルエリア・ネットワーク(LAN)28により相互接続されている。LAN28は、ハブ16により画像形成装置12、サーバ26、情報処理装置14などを物理接続していて、媒体アクセス制御(MAC)アドレスおよびIPアドレスを使用した相互通信を行っている。
ハブ16は、さらにルータ18に接続され、ルータ18は、MFP12および情報処理装置14、サーバ26をインターネット、ワイドエリア・ネットワーク(WAN)などの広域ネットワーク20に接続している。
広域ネットワーク20には、POPサーバ22が接続されていて、画像形成装置12、情報処理装置14、およびサーバ26との間でSMTPプロトコルを使用した電子メールの伝送を可能としている。なお、広域ネットワーク20には、図1に示す以外にも、ウェブ・サーバなどが接続されていても良い。また、POPサーバ22は、ISPなどが提供するメール・サーバであっても良く、また、社内に設置された専用メール・サーバとして実装することもできる。
画像形成装置12は、ファクシミリ、コピー、プリンタ、ARDF(Auto Reverse Document Feeder)などの複合的な機能を提供しており、ユーザからの直接指令または情報処理装置14などのジョブ要求、公衆電話網24から受信したファクシミリ・データを処理し、画像形成を行う。
次に、画像形成装置12について図2の機能ブロック図を参照して説明する。
画像形成装置12は、プリンタ、コピー、ファクシミリなどの機能を提供するための各種機能を含んでおり、ドキュメントを読み込んで、光学読み取りを行うためのARDF30と、ユーザに対して各種設定を可能とする、LCDパネルを含む操作パネル34とを含む。ARDF30は、原稿台上にセットされたドキュメントを、モータ32を起動してドキュメントの光学読み取りを行うスキャナ36に送り、照射光学系、駆動モータ、CCDなどを駆動してドキュメントをデジタル・データに変換する。
画像形成装置12は、本発明における少なくともファクシミリ送受信に係わる制御を行うコントローラであるコントローラ38と、画像形成を担当する印刷制御部を含むプリンタエンジン52とを備えている。
コントローラ38は、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、Windows(登録商標)200Xサーバなどのオペレーティング・システム(以下、OSとして参照する。)を動作する、CPU(図示せず)を含んでいる。コントローラ38は、上述したOSの下で、C、C++、JAVA(登録商標)、Perlなどのプログラミング言語で記述されたアプリケーション・プログラムやApache、サーブレットなどのサーバ・プログラムを実行し、ウェブ・サーバの一部機能も提供する。
また、コントローラ38は、ストレージ管理部40と、通信処理部42と、イメージ変換部44とを備えている。ストレージ管理部40は、SDRAM、ハードディスク装置などの記憶装置56の入出力管理を実行する。また、通信処理部は、56Kbpsまたは126Kbps程度の通信レートのファックス・モデム58から受信したITU−T勧告T.6などのプロトコルでデータを、ランレングス符号化、MR、MMRなどの符号化方法を使用して復号化し、また画像形成装置12からのファクシミリ送信のためにデジタル・データをコードする。また、通信処理部42は、IPプロトコル・スイートおよびTCP/IPまたはUDP/IPを使用するデータ伝送も管理する。
通信処理部42は、コントローラ38が含むアプリケーション・プログラムからのデータ伝送要求を受付け、IPパケットまたはフレームを作成し、ネットワーク・インタフェース・カード(NIC)60からイーサネット(登録商標)またはワイヤレスLANへとデータを伝送し、また入来データをアプリケーション・プログラムへと伝送する。なお、通信処理部42は、上述した処理を実行するため、PPP(Point to Point Protocol)およびPPPoE(PPP on Ethernet(登録商標))などのデータ接続プロトコルをサポートする。
イメージ変換部44は、画像処理装置12が取得したデータを、GIF、BMP、JPEG、JPEG2000、TIFF、PNGなどのイメージ・データに変換し、変換されたイメージ・データを使用してPDL(Page Description Language)を作成し、作成したPDLをプリンタエンジン52に渡し、画像形成させる。
その他、コントローラ38は、フラッシュROM50などを実装し、画像形成装置12の起動時のセットアップ・データや画像形成に使用する色変換データなどを管理している。USB制御部48を含んでいて、USBコネクタ62を介してUSBホスト(図示せず)やプリンタエンジン52との間のバス接続を管理する。
なお、USB制御部48は、IEEE802.15などにより規定されるUWBプロトコルをサポートしていても良い。
画像形成装置12は、PSU54を実装していて、PSU54は、画像形成装置12の電源管理を行っている。
コントローラ38とプリンタエンジン52は、コントローラ38がホスト、プリンタエンジン52がデバイスとなってUSB通信をすることで、印刷データや印刷に必要な制御パラメータの送受信を行なう。
プリンタエンジン52は、電子写真法又はインクジェット法を使用した画像形成を行っており、各画像形成方法により画像を形成するため、感光体、半導体レーザ、現像器、転写装置、定着装置またはインク容器およびインクジェット・ノズルなどを含んで構成されている。また、プリンタエンジン52は、PJL(Printer Job Language)をサポートしていて、外部からのプリント要求に対応した印刷を実行することができる。
SDRAMなどの記憶装置56は、複数のデータセットを管理する。記憶装置56が管理する本実施形態にかかわるデータセットは、送信元登録データ(SUC_ADDR:source_Address)64、通知先登録データ(ACK_ADDR:Acknowledge_Address)66、およびMIB(Management Information Base)68である。
送信元登録データ64は、ユーザがあらかじめ設定し、受信したファクシミリ・データの通知を受けるか否かを指定するデータである。送信元登録データ64は、ファクシミリ番号のフォーマットで登録する。また、通知先登録データ66は、当該ユーザの通知先アドレスを登録する。通知先登録データ66は、種々のフォーマットで登録することができ、例えば、メーラ46を使用して電子メールとして通知メッセージを送信するための電子メール・アドレス、MACアドレス、IPアドレス(プライベート・アドレス/サブネット・マスクで規定されるローカル・ドメイン)、または端末名称を使用することができる。MACアドレス、IPアドレスを通知先登録データ66として使用する場合、端末名称またはユーザ識別値と、MACアドレスまたはIPアドレスとの対応テーブルを実装することが、ユーザ入力の手間を省くためには好ましい。また、ネットワーク基盤がTCP/IPではなく、NETBIOSを使用している場合には、端末名称を使用して、端末名称とIPアドレスとMACアドレスなどを対応させて登録したルックアップテーブルなどを通知先登録データ66とすることができる。
MIBは、RFC1156として規定されているMIB1またはRFC1213で規定されているMIB2を使用して構成される、ネットワーク管理情報を登録するデータセットであり、管理するべき画像形成装置に状態を、オブジェクト識別値(OID)およびそのステータス・データとして対応づけて管理する。
なお、情報処理装置14およびサーバ26は、パーソナル・コンピュータ、ワークステーション、ブレード・サーバやシンサーバなどサーバ専用の情報処理装置である。情報処理装置14は、アプリケーション・ソフトによる処理結果を、プリンタ・ドライバを介して画像形成装置12に伝送し、画像形成装置12に対して処理結果を出力させている。また、サーバ26がプリンタ・サーバとして提供されている場合には、サーバ26は、情報処理装置14からのプリント要求を受付け、適切な画像形成装置12にプリントジョブを指令している。
次に、画像形成装置12のMFPコントローラ38のソフトウエア構成について図3のブロック説明図を参照して説明する。
ポータルソフトウエア(Portal Software)101は、各機能のアプリケーションソフトの設定、削除を行う。ドキュメントマネージャ(Document manage)102、スキャン(Scan)103、ファックス(FAX)104、プリント(print)105は、マルチファンクション画像形成装置に必要な各種アプリケーションソフトである。
TWINドライバ(TWAIN driver)112は、スキャナなどのイメージスキャナから入力した画像データをPC上で使用が可能な形式に変換する。
PC−FAXドライバ(PC-FAX driver)113は、FAXより入出力された画像データをPC上で使用が可能な形式に変換する。
RPCSドライバ(RPCS driver)114は、画像データをプリンタ出力(印刷出力)が可能な形式に変換する。
PCLドライバ(PCL driver)115は、PCL(ページ記述言語)形式の印刷データをプリンタ出力可能な形式に変換する。
SMU(System Management Unit)116は、AIO機器情報を管理をし、各ドライバ(driver)のデータサイズや図1のRAM/ROM容量情報などの機器情報も記憶する。
MIB117は、機器情報データベースを意味する。
LSD(Local Status and Diagnostic)118:PC(パーソナルコンピュータ)上からUSB等を経由して機器設定の登録・変更を行うアプリケーションである。
次に、本発明の第1実施形態について図4のフロー図を参照して説明する。
まず、不揮発性メモリ(NVRAM)70(図2参照)に電源キーよる装置起動制御が行なわれたか否かに関する情報、つまり、電源キーの操作による電源のON/OFF状態を示す電源遷移情報を記憶する記憶する領域「電源キーON情報」が定義されている。
スキャナ読取/FAX機能/ネットワーク機能部の制御を司るコントローラ38は、電源キー操作によって装置の電源ONが行なわれている間は、不揮発性メモリ70に「電源キーON情報」を保持し、電源キー操作によって装置の電源がOFFされたときに「電源キーON情報」をクリアする。例えば、RAM701の領域のbit信号(1:ソフトスイッチ(電源キー)から電源ONのとき/0:ソフトスイッチ(電源キー)から電源OFFのとき)を切り替える。
そして、AC(商用電源)無給電(停電、電源コードプラグアウト)状態から装置への給電(停電復旧、電源コードプラグイン)が行われときに、コントローラ38の図示しないCPU(中央処理装置)に対して、ソフト(プログラム)を起動できる最小限の給電と信号入力を行ない(ステップ1101、以下「S1101」のように表記する。)、コントローラ38のソフトが起動する(S1102)。
コントローラ38は、ソフト起動後、不揮発性RAM70に保持されている「電源キーON情報」が「1」(電源キーによる電源ON状態)か「0」(電源キーによる電源OFF状態)かを判別する(S1103)。
ここで、「電源キーON情報」が「1」(電源キーによる電源ON)となっていたときには、電源ON状態であるにも通電が開始されたことになるから、停電又は電源コードプラグアウト(以下、単に「停電」という。)で装置の給電が停止した(電源断)後の給電開始(停電による無給電)と判断し(S1104)、コントローラ38はソフトの起動を継続し(S1105)、プリンタエンジン52側への給電を行わせて、プリンタエンジン52のソフト(プログラム)を起動させ(S1106)、装置全体を電源ON状態にして装置の起動を完了する(S1107)。
これに対し、「電源キーON情報」が「0」(電源キーによる電源OFF)となっていたときには、ソフトスイッチ(電源キー)による無給電と判断し(S1008)、コントローラ38はソフトの起動処理を中断し(S1009)、内部CPUへの給電をOFFする処理を実行して装置を電源OFF状態にする(S1010)。
このように、電源キーの操作による装置の電源のON/OFF状態を示す電源遷移情報を記憶し、通電が開始されたときに電源遷移情報がON状態であるか否かを判別し、判別の結果、電源遷移情報がON状態であるときには停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるとして印刷制御部への給電を行わせる制御をする構成とすることで、ソフトスイッチしか備えない場合でも停電などによる電源断が復旧したときには装置全体が起動され、コストの増加を伴うことなく、停電などによる電源断の場合の受信ダウン(受信できない状態)の時間を短縮することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図5のフロー図を参照して説明する。
本実施形態におけるS1101ないしS1110の処理は前記第1実施形態のS1001ないしS1010までと同じである。ここでは、停電による無給電から装置の起動を完了した(S1107)後、図示しない装置のLCDパネルなどの表示手段に、停電で装置の電源がOFFされた可能性がある旨の文字メッセージを表示し(S1111)、ユーザーがパネル上にある何れかのキー入力を行なったとき(S1112)には、メッセージの表示を終了する(S1113)。
これにより、停電による電源断が発生していてファクシミリ受信が行われなかった場合があることをユーザーが認識できるようになる。
次に、本発明の第3実施形態について図6のフロー図を参照して説明する。
本実施形態では、不揮発性RAM70にRTC(リアルタイムクロック)の時間情報を記憶する記憶する領域「電源ON時刻情報」を定義しておき、コントローラ38は、電源キーの操作によって装置の電源ONが行なわれている間は、一定期間(例えば本実施形態では、10分とする)毎に、RTCから不揮発性RAM70に「電源ON時刻情報」を取得し続ける。なお、時間情報取得間隔は10分に限るものではなく、本発明の対象となる装置システム構成(CPU性能や無給電時間算出精度の要求)のレベルを基に検証を行い決定すればよい。
そして、本実施形態におけるS1201ないしS1210の処理は前記第2実施形態のS1101ないしS1110までと同じである。ここでは、停電による無給電から装置の起動を完了した(S1207)後、RTCから現在時刻情報を取得し(S1214)、電源ON時刻情報と現在時刻から無給電時間を算出し(S1215)、図示しない装置のLCDパネルなどの表示手段に、算出された無給電時間の間停電で装置の電源がOFFされた可能性がある旨の文字メッセージを表示し(S1216)、ユーザーがパネル上にある何れかのキー入力を行なったとき(S1217)には、メッセージの表示を終了する(S1218)。
これにより、停電による電源断が発生していてファクシミリ受信が行われなかった時間がどれだけあるかをユーザーが認識できるようになる。
次に、本発明の第4実施形態について図7のフロー図を参照して説明する。
本実施形態におけるS1301ないしS1315の処理は前記第3実施形態のS1201ないしS1215までと同じである。そして、本実施形態では、S1315で算出した前記無給電時間と予め定めた無給電表示時間とを比較し(S1319)、無給電時間が無給電表示時間以上である、つまり、メッセージを表示するか否かを判別する(S1320)。
ここで、無給電時間が無給電表示時間以上であるときには、前記第3実施形態と同様に、算出された無給電時間の間停電で装置の電源がOFFされた可能性がある旨の文字メッセージを表示し(S1316)、ユーザーがパネル上にある何れかのキー入力を行なったとき(S1317)には、メッセージの表示を終了する(S1318)。これに対し、無給電時間が無給電表示時間以上でないときには、メッセージを表示しない。
これにより、瞬断、ごく短時間の停電で常にメッセージが表示されることによる装置の使い勝手の低下を防止できる。
なお、上述した処理はプログラムによってコンピュータに行なわせており、このプログラムは、記憶媒体に記憶して提供することができ、或はインターネットネットなどのネットワークを通じてダウンロードすることで提供される。また、上記実施形態で説明した画像形成装置とホスト側(情報処理装置)とを組みあせて画像形成システムを構成することもできる。
12 画像形成装置
30 ARDF
38 コントローラ
52 プリンタエンジン(印刷制御部)
56 記憶装置
70 NVRAM(不揮発性メモリ)

Claims (3)

  1. 少なくともファクシミリ送受信に係わる制御をするコントローラと、
    画像形成動作を制御する印刷制御部と、を備え、
    前記コントローラと前記印刷制御部はそれぞれ別の中央処理装置によって制御を行い、
    電源キーが操作される毎に装置の電源のON/OFFの切替をソフトウエアで制御するソフトスイッチと、
    前記ソフトスイッチによる前記装置の電源のON/OFF状態を示す電源遷移情報を記憶する不揮発性の記憶手段と、を有し、
    前記コントローラには、
    通電が開始されたときに前記電源遷移情報がON状態であるか否かを判別する手段と、
    前記判別の結果、前記電源遷移情報がON状態であるときには停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるとして前記印刷制御部への給電を行わせる制御をする手段と、を有し
    装置への給電がない無給電時間を算出する手段と、
    前記停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるときには、前記算出手段で算出した無給電時間を表示させる手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記無給電時間が予め定めた時間を越えるときに、前記停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始である旨を表示させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 少なくともファクシミリ送受信に係わる制御をするコントローラと、
    画像形成動作を制御する印刷制御部と、を備え、
    前記コントローラと前記印刷制御部はそれぞれ別の中央処理装置によって制御を行う画像形成装置における給電制御の処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    電源キーが操作される毎に装置の電源のON/OFFの切替を行う処理と、
    前記電源キーの操作による前記装置の電源のON/OFF状態を示す電源遷移情報を不揮発性の記憶手段に記憶する処理と、
    通電が開始されたときに前記電源遷移情報がON状態であるか否かを判別する処理と、
    前記判別の結果、前記電源遷移情報がON状態であるときには停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるとして前記印刷制御部への給電を行わせる制御をする処理と、
    装置への給電がない無給電時間を算出する処理と、
    前記停電又は電源プラグが抜かれたことによる電源断後からの給電開始であるときには、前記算出した無給電時間を表示させる処理と、をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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