JP5690446B2 - 超音波振動発生伝達ユニットの接続機構と超音波振動発生伝達ユニットの製造方法 - Google Patents

超音波振動発生伝達ユニットの接続機構と超音波振動発生伝達ユニットの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、超音波振動を発生及び伝達する超音波振動発生伝達ユニットの接続機構と、超音波振動発生伝達ユニットの製造方法とに関する。
一般的に、超音波処置装置は、超音波振動を発生する超音波振動子と、超音波振動子と接続し、超音波振動子にて発生した超音波振動を伝達する伝達部材であるプローブと、プローブの端部に配設され、プローブによって伝達された超音波振動によって例えば生体組織の処置部位を処置する処置部とを有している。超音波振動子とプローブとは、超音波振動を発生し、超音波振動を伝達する超音波振動発生伝達ユニットである。超音波振動子は超音波振動発生伝達ユニットを形成する一方のパーツを示し、プローブは他方のパーツを示す。
超音波振動子で発生した超音波振動がプローブに無駄なく伝達されるように、超音波振動子とプローブとは、強固に連結する必要がある。また、1度使用された処置部を含むプローブは、1回の手術毎にクリーンな処置部を含むプローブに取り替えられる必要がある。このため、プローブは、超音波振動子ユニットに対して着脱自在となっている。
例えば、特許文献1は、このような超音波処置装置の一例である外科手術用ハンドピースを開示している。
特許文献1の外科手術用ハンドピースにおいて、ジョイント部とチップ部とが着脱自在になっている。ジョイント部とチップ部とが互いに接続する際、まず、ジョイント部の先端に配設されている凹部がチップ部の後端に配設されている凸部に嵌め合わされる。次に、ジョイント部の先端部外周に配設されている接続ネジに対して、固定ネジが締め付けられる。これにより、ジョイント部とチップ部の接合面、チップ部と固定ネジの接合面とがしっかりと圧接され、ジョイント部とチップ部とが互いに接続される。
また、ジョイント部とチップ部との接続が解除する際は、ジョイント部の先端部外周に配設されている接続ネジに対して固定ネジを離脱させる。
特開平8−224252号公報
特許文献1では、ジョイント部とチップ部とが互いに接続する際、ジョイント部とチップ部の接合面、チップ部と固定ネジの接合面とをしっかりと圧接させる必要がある。このため、固定ネジはジョイント部の接続ネジに対してより多く噛み合う必要がある。換言すれば、固定ネジはジョイント部の接続ネジに対して複数回回転する必要がある。一方、ジョイント部とチップ部との接続が解除する際は、固定ネジは接続ネジに対して離脱する必要がある。このため、ジョイント部の接続ネジと固定ネジとの噛み合わせ部分が多くなると、固定ネジが離脱するまでに時間がかかる。このように、特許文献1では、接続作業と、この接続の解除作業とに手間がかかる。
本発明は、上記課題を鑑みて、超音波振動発生伝達ユニットを形成する一方のパーツと他方のパーツとの接続作業と、この接続の解除作業とを、手間を掛けることなく実行できる超音波振動発生伝達ユニットの接続機構と超音波振動発生伝達ユニットの製造方法とを提供する。
本発明の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構の一態様は、 一方の端部に端面を有し、前記一方の端部に第1の接続部を設け、超音波振動を伝達可能な第1の部材と、一方の端部に径方向において突出した被挟持部を設け、前記一方の端部の直径において前記被挟持部を通る直径は所定の長さあり、前記超音波振動を伝達可能な第2の部材と、一方の端部と他方の端部とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材とを互いに接続する筒状の第3の部材であって、前記第3の部材の前記一方の端部に内周面から内部に向かって突出し、前記第3の部材の前記他方の端部から前記第1の部材が挿入された状態で前記端面との間に第1の空間部を形成する突出部と、前記一方の端部に配設され、前記被挟持部が挿抜できるように、前記第2の部材の前記所定の長さより長い開口部と、前記他方の端部の内周面に配設され、前記端面と前記突出部との間に形成された前記第1の空間部の長さを調整するために、前記第3の部材の軸方向において前記第1の接続部が前記第3の部材に対して相対的に移動可能となるように前記第1の接続部に接続される第2の接続部と、を有し、前記第3の部材の前記開口から前記第2の部材の前記被挟持部が挿入され、前記突出部と前記端面との間の前記第1の空間部に前記被挟持部が配置された状態で、前記第1の部材に対して前記突出部を移動させ、前記突出部が前記被挟持部を前記端面に押し付けることにより前記端面と前記突出部との間に前記被挟持部を挟む第3の部材と、を具備する。
また本発明の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法の一態様は、 一方の端部に端面を有し、前記一方の端部に第1の接続部を設け、超音波振動を伝達可能な第1の部材と、一方の端部に径方向において突出した被挟持部を設け、前記一方の端部の直径において前記被挟持部を通る直径は所定の長さあり、前記超音波振動を伝達可能な第2の部材と、一方の端部と他方の端部とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材とを接続する筒状の第3の部材であって、前記第3の部材の前記一方の端部に内周面から内部に向かって突出し、前記第3の部材の前記他方の端部から前記第1の部材が挿入された状態で前記端面との間に第1の空間部を形成する突出部と、前記一方の端部に配設され、前記被挟持部が挿抜できるように、前記第2の部材の前記所定の長さより長い開口部と、前記他方の端部の内周面に配設され、前記端面と前記突出部との間に形成された前記第1の空間部の長さを調整するために、前記第3の部材の軸方向において前記第1の接続部が前記第3の部材に対して相対的に移動可能となるように前記第1の接続部に接続される第2の接続部と、を有し、前記第3の部材の前記開口部から前記第2の部材の前記被挟持部が挿入され、前記突出部と前記端面との間の前記第1の空間部に前記被挟持部が配置された状態で、前記第1の部材に対して前記突出部を移動させ、前記突出部が前記被挟持部を前記端面に押し付けることにより前記端面と前記突出部との間に前記被挟持部を挟む第3の部材と、が配設されている状態において、前記第3の部材の軸方向において前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持されるように、前記第2の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記一方の端部から前記第3の部材に挿入し、前記第2の接続部が前記第1の接続部と接続するように前記第1の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記他方の端部から前記第3の部材に挿入して、前記第1の部材の前記一方の端部と前記第2の部材の前記一方の端部とを互いに接続する接続工程と、を具備する。
本発明によれば、超音波振動発生伝達ユニットを形成する一方のパーツと他方のパーツとの接続作業と、この接続の解除作業とを、手間を掛けることなく実行できる超音波振動発生伝達ユニットの接続機構と超音波振動発生伝達ユニットの製造方法とを提供することができる。
図1は、本発明に係る第1の実施形態における超音波処置システムの概略図である。 図2は、超音波処置装置の構成を示す概略図である。 図3は、超音波振動発生伝達ユニットと接続機構との分解斜視図である。 図4Aは、超音波振動子の一端部の斜視図である。 図4Bは、超音波振動子の一端部の側面図である。 図4Cは、超音波振動子の一端部の正面図である。 図5Aは、筒側一端部からみた筒部材の正面図である。 図5Bは、図5Aに示す5B−5B線における断面図である。 図6は、第1の実施形態における超音波振動発生伝達ユニットの製造方法を示すフローチャートである。 図7Aは、図6に示すStep1を説明する図である。 図7Bは、図6に示すStep1を説明する図である。 図7Cは、図6に示すStep2を説明する図である。 図7Dは、図6に示すStep2を説明する図である。 図7Eは、図6に示すStep2を説明する図である。 図7Fは、図6に示すStep3を説明する図である。 図7Gは、図6に示すStep3を説明する図である。 図7Hは、図6に示すStep3を説明する図である。 図7Iは、図6に示すStep3を説明する図である。 図7Jは、図6に示すStep4を説明する図である。 図7Kは、図6に示すStep4を説明する図である。 図7Lは、図6に示すStep5を説明する図である。 図7Mは、図6に示すStep5を説明する図である。 図8は、超音波振動子の一端部の変形例を説明する図である。 図9は、第2の実施形態における超音波振動発生伝達ユニットと接続機構との分解斜視図である。 図10は、第2の実施形態における超音波振動発生伝達ユニットの製造方法を示すフローチャートである。 図11Aは、図10に示すStep11を説明する図である。 図11Bは、図10に示すStep11を説明する図である。 図11Cは、図10に示すStep12を説明する図である。 図11Dは、図10に示すStep12を説明する図である。 図11Eは、図10に示すStep13を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
[構成]
図1と図2と図3と図4Aと図4Bと図4Cと図5Aと図5Bと図6と図7Aと図7Bと図7Cと図7Dと図7Eと図7Fと図7Gと図7Hと図7Iと図7Jと図7Kと図7Lと図7Mとを参照し、第1の実施形態について説明する。なお一部の図面では、図示の明瞭化のために、部材の一部の図示を省略している。
[超音波処置システム(以下、処置システム10)]
図1に示すように、処置システム10は、超音波振動によって例えば生体組織等の処置部位を処置する超音波処置装置(以下、処置装置20)と、処置装置20が超音波振動するための電流を発生する電源ユニット90とを有している。また処置システム10は、ケーブル100aの一端部が処置装置20に接続され、ケーブル100aの他端部が電源ユニット90に接続されることで、電源ユニット90で発生した電流を電源ユニット90から処置装置20に供給するケーブル100と、フットスイッチなどの入力ユニット110とをさらに有している。
[処置装置20]
図1と図2とに示すように、処置装置20は、電源ユニット90からケーブル100を介して供給された電流によって、超音波振動を発生する超音波振動子ユニット(以下、振動子ユニット40)と、振動子ユニット40と接続し、振動子ユニット40にて発生した超音波振動を伝達する伝達部材である超音波プローブ(以下、プローブ51)とを有している。また処置装置20は、プローブ51が挿入されるシースユニット60と、プローブ51によって伝達された超音波振動によって処置部位を処置する処置部70とをさらに有している。
[振動子ユニット40]
図1と図2とに示すように、振動子ユニット40は、超音波振動を発生する超音波振動し(以下、振動子41)と、振動子41を収容するケース49とを有している。
図2に示すように、振動子41は、電源ユニット90から供給された電流を超音波振動に変換する圧電素子43と、圧電素子43にて発生した超音波振動の振幅を増幅するホーン45とを有している。
図2に示すように、圧電素子43は、例えば、リング形状を有しており、複数配設されている。各圧電素子43は、振動子41(プローブ51)の長軸方向に沿って互いに密接している。圧電素子43は、ケーブル100と接続している。
図2に示すように、ホーン45は、例えば円柱形状を有しており、圧電素子43と接続している。ホーン45は、ホーン45の先端部がケース49から突出するように、ケース49に取り付けられている。なおホーン45は、超音波振動の振幅を拡大する振幅拡大部である。
このような振動子41は、例えばボルト締めのランジュバン型振動子(Bolt−clamped Langevin type Transducer(BLT))である。
[プローブ51]
図2に示すように、プローブ51は、長手軸を有する細長の部材によって形成されている。このプローブ51は、例えばホーン45の先端部と同じ太さを有している。プローブ51は、図2に示すようにホーン45の先端部を示す振動子41の一端部41aと接続する一端部51aと、図1に示すように処置部位に超音波振動を伝達する他端部51bとを有している。一端部51aは、振動子41から超音波振動を伝達される。そして超音波振動は、プローブ51の一端部51aからプローブ51の他端部51b側に伝達する。なお、プローブ51の他端部51bに処置部70が形成されている。
[シースユニット60]
図1と図2とに示すように、シースユニット60は、プローブ51が挿通するシース61と、ケース49とシース61との間に配設され、ケース49と連結し、ケース49及びシース61を保持する保持ケース63とを有している。
シース61は、例えば円筒形状を有している。シース61は、図2に示すように保持ケース63と接続している一端部と、図1に示すようにプローブ51の他端部51bが突出する他端部とを有している。
保持ケース63は、例えば円筒形状を有している。保持ケース63は、シース61の一端部と接続する一端部と、ケース49と接続する他端部とを有している。例えば、保持ケース63の内部では、例えばプローブ51の一端部51aと振動子41の一端部41aとが接続している。この場合、プローブ51の一端部51aは保持ケース63の一端部側から挿入され、振動子41の一端部41aは保持ケース63の他端部側から挿入される。
[処置部70]
図1に示すように、処置部70は、超音波振動するプローブ51の他端部51bを含む。
[電源ユニット90]
電源ユニット90は、入力ユニット110と接続し、入力ユニット110の入力量に基づいて、超音波振動のための電流を制御する超音波制御部91aを有している。
[超音波振動発生伝達ユニット(以下、発生伝達ユニット200)・接続機構300]
図2と図3とに示すように、処置装置20は、複数のパーツが互いに接続することによって形成され、超音波振動を発生し、超音波振動を処置部70に伝達する発生伝達ユニット200と、発生伝達ユニット200を形成する各パーツに配設され、発生伝達ユニット200を形成するためにパーツ同士を互いに接続する接続機構300とをさらに有している。
[発生伝達ユニット200]
図2と図3とに示すように、発生伝達ユニット200は、本実施形態では、例えば、前記した、振動子41と、プローブ51とを有する。この場合、振動子41は発生伝達ユニット200を形成する一方のパーツを示し、プローブ51は他方のパーツを示す。このように、発生伝達ユニット200は、複数のパーツによって形成される。
[振動子41に配設される接続機構300]
図3と図4Aと図4Bと図4Cとに示すように、接続機構300は、振動子41の円柱状の一端部41aと、振動子41の一端部41aの外周面に配設され且つ一端部41aの周方向に沿って配設されている被挟持部41cとを有している。また接続機構300は、振動子41の一端部41aの外周面に配設され且つ、例えば一端部41aの軸方向に沿って配設され、後述する筒側突出部341cと当接する当接部41eをさらに有している。振動子41の一端部41aは、一方のパーツの一端部を示す一方端部である。
図3と図4Aとに示すように、被挟持部41cと当接部41eとは、一端部41aの外周面から径方向において突出している突出部である。被挟持部41cと当接部41eとは、例えば、柱形状を有している。また、被挟持部41cと当接部41eとは、例えば、一端部41aと一体である。さらに被挟持部41cの一端部と当接部41eの一端部とは、例えば、互いに連接しており、被挟持部41cと当接部41eとは互いに一体である。この被挟持部41cと当接部41eとは、後述する筒部材301に対して一端部41aを位置決めする位置決め部41gとして機能する。
図4Bに示すように、位置決め部41gは、略L字形状を有している。図4Aと図4Cとに示すように、位置決め部41gは、例えば、2つ配設されており、互いに周方向に180度離れて配設されている。例えば、位置決め部41gは、一端部41aの中心軸を中心に回転対称に配設されている。
図4Aと図4Bと図4Cとに示すように、一端部41aは、振動子41の軸方向において、最も端に配設されている端面411aを有している。被挟持部41cは、振動子41の軸方向において、最も端に配設されている端面411cを有している。端面411aと端面411cとは、一端部41aの軸方向に対して直交する平面に形成され、同一平面上に配設されている。端面411aと端面411cとは、互いに連接しており、平面である。
図7Jと図7Kとに示すように、被挟持部41cは、筒部材301の軸方向において、プローブ51の一端部51aの端面511aと、筒側突出部341cとによって挟持される。
図7Cに示すように振動子41の一端部41aが後述する筒側一端部341aから筒部材301に挿入された際、図7Dと図7Eとに示すように筒部材301の周方向において、当接部41eは、後述する筒側突出部341cと同一線上に配設される。また当接部41eは、図7Jと図7Kとに示すように被挟持部41cが筒部材301の軸方向においてプローブ51の一端部51aの端面511aと筒側突出部341cとによって挟持された際、筒部材301の周方向において、筒側突出部341cに当接する。
図4Aと図4Cとに示すように、接続機構300は、端面411aに凹設され且つ振動子41の中心軸上に配設されている凹部41hを有している。凹部41hは、例えば円柱形状を有している。
なお、図4Bと図4Cとに示すように、一端部41aの周方向における被挟持部41cの長さをL1とする。また図4Cに示すように、一端部41aの径方向において、一方の被挟持部41cから他方の被挟持部41cまでの長さをL2とする。また図4Bに示すように、一端部41aの軸方向において、被挟持部41cの幅をW1とする。図4Bに示すように、一端部41aの軸方向において、当接部41eの幅をW2とする。図4Bと図4Cとに示すように、端面411aの直径をD1とする。
[プローブ51に配設される接続機構300]
図3に示すように、接続機構300は、振動子41の一端部41aと接続するプローブ51の円柱状の一端部51aと、プローブ51の一端部51aの外周面に配設され、且つ一端部51aの軸周りに沿って一端部51aの例えば全周に渡って配設されているプローブ側接続部51gとを有している。プローブ51の一端部51aは、他方のパーツの一端部を示す他方端部である。
図2に示すように、一端部51aは、振動子41の一端部41aと略同じ太さを有している。図2に示すように、振動子41とプローブ51とが互いに接続する際、一端部51aを含むプローブ51の中心軸と一端部41aを含む振動子41の中心軸とは、同軸上に配設される。
図3に示すように、一端部51aは、プローブ51の軸方向において、最も端に配設されている端面511aを有している。端面511aは、一端部51aの軸方向に対して直交する平面に形成されている平面である。端面511aは、端面411aと略同一の大きさである。端面511aの直径D2は、長さL2と例えば略同一である。
プローブ側接続部51gは、例えばねじ溝であり、他方接続部である。
図3に示すように、接続機構300は、端面511aから突出して配設され且つプローブ51の中心軸上に配設され、凹部41hに嵌め込まれる凸部51hをさらに有している。凸部51hは、例えば円柱形状を有している。
[接続機構300独自の部材]
図2と図3とに示すように、接続機構300は、筒部材301をさらに有している。
図3に示すように、筒部材301は、振動子41の一端部41aが挿入される筒部材301の一端部を示す筒側一端部341aと、プローブ51の一端部51aが挿入される筒部材301の他端部を示す筒側他端部351aとを有している。
図3と図5Aと図5Bとに示すように、筒部材301は、筒側一端部341aの内周面に配設され、内周面から筒部材301の内部に向かって突出し、筒側一端部341aの周方向に沿って配設されている筒側突出部341cを有している。また筒部301は、筒側他端部351aの内周面に配設され、且つ筒側他端部351aの周方向に沿って筒側他端部351aの全周に渡って配設され、プローブ51の一端部51aが筒側他端部351aに挿入された際に、プローブ側接続部51gと接続する筒側接続部351gをさらに有している。
図7Bに示すように筒側接続部351gがプローブ側接続部51gと接続するように図7Aに示すようにプローブ51の一端部51aが筒側他端部351aに挿入された際、図7Bに示すように、筒側突出部341cは、筒部材301の軸方向において、端面511aの一部と同一直線上に配設されるように、内周面から突出している。図5Aと図5Bとに示すように、筒側突出部341cは、筒側一端部341aと一体である。
筒側突出部341cは、被挟持部41cと同様に配設されていればよい。このため図3と図5Aとに示すように、筒側突出部341cは、例えば、2つ配設されており、互いに周方向に180度離れて配設されている。図5Aに示すように、筒部材301の周方向における筒側突出部341cの長さは、例えば長さL1と略同一である。
図3と図5Aとに示すように、筒部材301の周方向において、一方の筒側突出部341cと他方の筒側突出部341cとの間には、空間部303が形成される。空間部303は、被挟持部41cと略同一の形状を有している。空間部303は、筒部材301の軸方向において、筒部材301の内部と連通している。
図5Aに示すように、筒部材301の周方向において空間部303の長さをW3とする。この長さW3は筒部材301の周方向において一方の筒側突出部341cと他方の筒側突出部341cとの間の距離を示す。そして、長さW3は長さL1よりも長く、筒部材301の軸方向において被挟持部41cが空間部303を介して筒部材301に挿入されるように、筒側突出部341c同士は筒部材301の周方向に互いに離れて配設されている。
つまり、図5Aに示すように、筒部材301の径方向において、一端部41aの内径D2は、長さL2と略同一である。この内径D2は、一方の空間部303から他方の空間部303までの長さを示す。
また図5Aと図5Bとに示すように、筒部材301の径方向において、一方の筒側突出部341cと他方の筒側突出部341cとの間には、空間部305が形成される。空間部305は、筒部材301の軸方向において、筒部材301の内部と連通している。空間部305は、筒部材301の径方向において、空間部303と連通している。空間部305は、空間部303に挟まれている。
空間部305は、振動子41の一端部41aと略同一の形状を有している。筒部材301の径方向において空間部305の長さをD3とする。この長さD3は、筒部材301の径方向において一方の筒側突出部341cと他方の筒側突出部341cとの間の距離を示す。そして長さD3が直径D1と略同一となり、筒部材301の軸方向において振動子41の一端部41aが空間部305を介して筒部材301に挿入されるように、筒側突出部341c同士は筒部材301の径方向において互いに離れて配設されている。
図3と図5Aと図5Bとに示すように、筒側一端部341aは、筒部材301の軸方向において、最も端に配設されている端面341bを有している。図3と図5Aと図5Bとに示すように、筒側突出部341cは、筒部材301の軸方向において、最も端に配設されている端面341dを有している。図3と図5Aと図5Bとに示すように、端面341bと端面341dとは、筒部材301の軸方向に対して直交する平面に形成され、同一平面上に配設されている。端面341bと端面341dとは、互いに連接しており、平面である。
図7Bに示すようにプローブ側接続部51gが筒側接続部351gと接続するように図7Aに示すようにプローブ51の一端部51aが筒側他端部351aから筒部材301に挿入された際、図7Bに示すように筒部材301の軸方向において、筒側突出部341cは、端面511aとは被挟持部41cの幅W1以上離れて配設される。またこのとき、筒側突出部341cは、筒部材301の軸方向において、端面511aとは幅W1と幅W2との和以内に配設される。つまり、図7Bに示すように、筒部材301の軸方向において、筒側突出部341cと端面511aとの間の距離W4とすると、W1<W4<W1+W2となる。
また図7Cに示すように振動子41の一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入された際、図7Eに示すように、筒部材301の軸方向において、被挟持部41cが、一端部51aの端面511aと、筒側突出部341cが配設されている平面との間に配設されるように、筒側突出部341cは配設される。なお筒側突出部341cが配設されている平面とは、筒部材301の径方向における平面を示す。
また図7Cに示すように振動子41の一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入された際、図7Dと図7Eとに示すように筒部材301の周方向において、当接部41eの少なくとも一部が筒側突出部341cと同一直線上に配設されるように、筒側突出部341cは配設される。
振動子41の一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入されることは、図3に示すように、筒部材301の軸方向において被挟持部41cが空間部303を介して筒部材301に挿入され、同時に、筒部材301の軸方向において振動子41の一端部41aが空間部305を介して筒部材301に挿入されることを示す。
また図7Cに示すように振動子41の一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入された後、図7Fと図7Gとに示すように振動子41の一端部41aが筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転した際に、図7Hと図7Iとに示すように筒部材301の周方向において、当接部41eが筒側突出部341cに当接するように、筒側突出部341cは配設されている。筒側突出部341cは、当接部41eが筒側突出部341cに当接することによって、筒部材301に対する振動子41の一端部41aの回転を規制する。
また図7Iに示すように、当接部41eが筒側突出部341cに当接した状態で、筒部材301の軸方向において、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとの間に配設されるように、筒側突出部341cは配設されている。
また図7Jと図7Kとに示すように、端面511aと筒側突出部341cとの距離である幅W4が幅W1に狭まるように、振動子41の一端部41aとプローブ51の一端部51aとの少なくとも一方が筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転して筒部材301にさらに挿入された際、図7Jと図7Kとに示すように被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持されるように、筒側突出部341cは配設される。このとき、当接部41eが筒側突出部341cに当接した状態で、筒部材301の軸方向において、被挟持部41cは、端面511aと筒側突出部341cとの間に配設される。そして図7Jと図7Kとに示すように、筒側突出部341cは、被挟持部41cが端面511aと隙間なく密着し、被挟持部41cが筒側突出部341cと隙間無く密着するように、配設されている。
筒側接続部351gは、プローブ側接続部51gと係合する例えばねじ溝である。
[発生伝達ユニット200の製造方法・図6]
[Step1・筒部材301とプローブ51との仮接続工程・図6,図7A,図7B]
図7Bに示すように筒部材301の軸方向において、端面511aが筒側突出部341cとは幅W1以上離れて配設されるように、筒部材301の軸方向において、プローブ側接続部51gと筒側接続部351gとが互いに接続しつつ、図7Aに示すようにプローブ51の一端部51aが筒側他端部351aから筒部材301に挿入される。このとき、一端部51aと筒側他端部351aとの一方が他方に対して例えば半回転することで、一端部51aは筒部材301に挿入される。
なお、後述するStep2(図7E参照)において当接部41eの少なくとも一部が筒部材301の周方向において筒側突出部341cと同一直線上に配設され、Step3(図7G・図7I参照)において振動子41の一端部41aが筒部材301に対して回転した際に当接部41eが筒側突出部341cに当接するように、一端部51aが筒側他端部351aに挿入される。
[Step2・筒部材301への振動子41の挿入工程・図6,図7C,図7D,図7E]
図7Eに示すように凸部51hが凹部41hに嵌め込まれるように、図7Cと図7Dとに示すように筒部材301の軸方向において被挟持部41cが空間部303を介して筒部材301に挿入される。同時に、図7Cと図7Dとに示すように筒部材301の軸方向において振動子41の一端部41aが空間部305を介して筒部材301に挿入される。
このとき図7Eに示すように,筒部材301の軸方向において、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cが配設されている平面との間に配設されるように、筒部材301の軸方向において、振動子41の一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入される。同時に、図7Dと図7Eとに示すように筒部材301の周方向において、当接部41eの少なくとも一部が筒側突出部341cと同一線上に配設されるように、筒部材301の軸方向において、振動子41の一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入される。
またこのとき、図7Eに示すように、端面411aと端面411cとが端面511aに当接するように、一端部41aが筒側一端部341aから筒部材301に挿入される。
[Step3・筒部材301と振動子41との仮接続工程・図6,図7F,図7G,図7H,図7I]
図7Hと図7Iとに示すように筒部材301の周方向において当接部41eが筒側突出部341cに当接し、この当接状態で、図7Hと図7Iとに示すように筒部材301の軸方向において被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとの間に配設されるように、図7Fと図7Gとに示すように振動子41の一端部41aは筒部材301に対して筒部材301の軸周りに半回転する。
[Step4・振動子41とプローブ51との接続工程・図6,図7J・図7K]
図7Jと図7Kとに示すように、端面511aと筒側突出部341cとの距離である図7Bに示す幅W4が図7Jに示す幅W1に狭まり、筒部材301の軸方向において被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持されるように、振動子41の一端部41aとプローブ51の一端部51aとの少なくとも一方が筒部材301の軸周りに回転し筒部材301にさらに挿入される。図7Kは、図7Jの状態を別の位置から見た図を示す。
このとき例えば、例えば、一端部41aが筒部材301に対して時計回りに半回転し、一端部51aが筒部材301に対して反時計回りに半回転する。
これによりStep1の状態から、プローブ側接続部51gと筒側接続部351gとはさらに互いに係合し、図7Jと図7Kとに示すように、一端部51aは筒側他端部351aから筒部材301にさらに挿入される。
図7Kと図7Jとに示すように、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持される際、被挟持部41cは、端面511aと隙間なく密着し、筒側突出部341cと隙間無く密着する。このため、振動子41とプローブ51とは、軸方向と周方向とにおいてずれることなく強固に互いに接続する。
また図7Kと図7Jとに示すように、当接部41eが筒側突出部341cに当接するため、振動子41とプローブ51とは、周方向においてさらにずれることなく強固に互いに接続する。
[Step5・振動子41とプローブ51との接続の解除工程・図6,図7L,図7M]
Step4の状態から、図7Lに示すように、被挟持部41cが筒側突出部341cから離れ、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持される状態を開放されるように、例えば、一端部51aが筒部材301に対して例えば時計回りに半回転する。
そして図7Lに示すように、筒部材301の周方向において当接部41eが筒側突出部341cから離れ、筒部材301の軸方向において被挟持部41cが空間部303に配設されるように、振動子41の一端部41aが筒部材301に対して例えば反時計回りに半回転する。
そして図7Mに示すように、筒部材301の軸方向において、振動子41の一端部41aは筒部材301にから抜去される。
[接続工程(Step1,2,3,4)における効果]
本実施形態では、前記したように振動子41とプローブ51とは、筒部材301によって互いに接続する。
ただし本実施形態では、発生伝達ユニット200の製造方法において、振動子41とプローブ51とが互いに接続した後に、プローブ51がプローブ51の他端部51bから筒部材301に挿入され、筒部材301がプローブ51をプローブ51の他端部51bから一端部51aに向かって摺動し、筒部材301が複数回回転し、筒部材301が回転によって振動子41とプローブ51との接続部分を締め付ける必要はない。
本実施形態では、Step1に示すように筒部材301がプローブ51の一端部51aと仮接続した状態で、Step2,3に示すように、振動子41は筒部材301と仮接続する。そして、最後に、Step4に示すように、振動子41とプローブ51とが互いに半回転し、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持されることで、振動子41とプローブ51とが互いに接続する。
このため、本実施形態では、筒部材301の回転回数を減らすことができ、接続作業を、手間を掛けることなく実行できる。
また本実施形態では、端面511aと筒側突出部341cとが被挟持部41cを挟持することによって、振動子41とプローブ51とを軸方向と周方向とにおいてずれることなく強固に互いに接続できる。
また本実施形態では、当接部41eが筒側突出部341cに当接することで、振動子41とプローブ51とを周方向においてさらにずれることなく強固に互いに接続でき、振動子41の回転を規制できる。
また本実施形態では、振動子41とプローブ51とを強固に互いに接続できるため、振動子41からプローブ51に無駄なく超音波振動を伝達できる。
また本実施形態では、Step2において、凸部51hが凹部41hに嵌め込まれることで、プローブ51に対して振動子41を容易に位置決めできる。また本実施形態では、空間部303が被挟持部41cと略同一の形状を有し、空間部305が一端部41aと略同一の形状を有しているため、プローブ51に対して振動子41を容易に位置決めできる。
また本実施形態では、Step1の工程を例えば製作工場にて製作者が実施でき、Step2,3,4の工程を、処置装置20を使用する使用者が実施できる。よって本実施形態では、使用者の手間を省略でき、ユーザビリティを向上できる。
また本実施形態では、接続作業時において、例えば筒部材301がプローブ51を摺動する必要は無いため、筒部材301が摺動によって磨耗することを防止できる。
また本実施形態では、被挟持部41cと当接部41eとが振動子41の一端部41aに配設され、端面411aと端面411cとが同一平面上に配設されることで、筒部材301の長さを短くできる。
また本実施形態では、端面511aは端面411aと略同一の大きさであるため、振動子41からプローブ51に無駄なく超音波振動を伝達できる。
[接続の解除工程(Step5)における効果]
本実施形態では、Step5に示すように、筒部材301が振動子41とプローブ51とから外れる必要はない。このため本実施形態では、接続の解除作業において、筒部材301の回転回数を減らすことができ、接続の解除作業を、手間を掛けることなく実行できる。
また本実施形態では、接続の解除作業時において、例えば筒部材301はプローブ51をプローブ51の一端部51aから他端部51bに向かって摺動する必要は無い。よって本実施形態では、筒部材301が摺動によって磨耗することを防止できる。
また本実施形態では、Step5の後にStep2に戻るため、プローブ51を素早く交換できる。
なお本実施形態では、振動子41側が被挟持部41cと当接部41eとを有し、プローブ51側がプローブ側接続部51gを有している。しかし、これに限定する必要はない。振動子41側とプローブ51側との一方が、被挟持部41cと当接部41eと、プローブ側接続部51gとの一方を有し、振動子41側とプローブ51側との他方が、被挟持部41cと当接部41eと、プローブ側接続部51gとの他方を有していれば良い。これに対応して、筒部材301は、被挟持部41cと当接部41eとの側に筒側突出部341cを有し、プローブ側接続部51g側に筒側接続部351gを有していれば良い。
また本実施形態では、当接部41eは、一端部41aの軸方向に沿って配設され、被挟持部41cと連接している。しかし、当接部41eがStep3において筒側突出部341cに当接できればよい。このため当接部41eは、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持された際、筒部材301の周方向において、筒側突出部341cに当接するように配設されていればよい。このため当接部41eは、当接部41eの配設位置や形状や大きさについては、特に限定されない。
[変形例]
本実施形態では、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持されることで、振動子41とプローブ51とは、軸方向と周方向とにおいてずれることなく強固に互いに接続する。このため、図8に示すように、被挟持部41cのみが配設されていればよく、当接部41eは必ずしも配設される必要は無い。この場合、例えばStep4において、例えば筒部材301またはプローブ51が回転することで、被挟持部41cが、端面511aと筒側突出部341cとによって挟持される。
また例えば被挟持部41cのみが配設されている場合、凸部51hと凹部41hとは円柱形状を有する必要はない。この場合、凸部51hと凹部41hとは、振動子41がプローブ51に対して回転することを防止する形状、例えば矩形形状を有していても良い。この場合、例えばStep4において、例えば筒部材301が回転することで、被挟持部41cが、端面511aと筒側突出部341cとによって挟持される。この場合、本実施形態では、振動子41とプローブ51とを、周方向において位置決めでき、周方向とにおいてずれることなく強固に互いに接続できる。
[第2の実施形態]
[第2の実施形態と第1の実施形態との違い]
第1の実施形態では、図3に示すように、振動子41の一端部41aは、筒部材301の軸方向において筒部材301に挿入される。しかし本実施形態の振動子41の一端部41aは、図9に示すように、筒部材301の径方向において、筒部材301に対してスライドすることによって筒部材301に挿入される。
[構成]
[振動子41]
図9に示すように、振動子41は、円柱状の一端部41aと、一端部41aと同軸上に配設され、一端部41aよりも太い円柱状の他端部41bとを有している。
一端部41aは、他端部41bと連接している切り欠き端部41mと、切り欠き端部41mと同軸上に配設され、切り欠き端部41mと連接している円柱状の縁端部41nとによって形成される。
切り欠き端部41mは、円柱の一部が切り欠かれた形状を有している。切り欠き端部41mは、切り欠かれることによって形成される例えば矩形形状の平面部411mを有している。平面部411mは、切り欠き端部41mの外周面から一端部41aの中心軸に向かって凹設されている。平面部411mは、凹んだ方向とは直交している一端部41aの径方向において長さL3を有し、一端部41aの軸方向において幅L4を有している。平面部411mは、切り欠き端部41mの周面と連接している。平面部411mは、例えば、2つ配設されており、互いに周方向に180度離れて配設されている。
切り欠き端部41mは、平面部411mの平面方向に対して直交してスライドする方向に沿って形成される断面を有している。この断面は、平面部411mによって、互いに平行に配設されている2本の直線を有する長円形状として形成される。詳細には、断面は、互いに平行な2本の直線と、円の一部を形成し、直線同士の端部と繋がっている2本の円弧とによって形成されている。
平面部411mは、振動子41の一端部41aの外周面に配設され、筒側一端部341aに挿入された振動子41の一端部41aが筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転することを防止する防止機構600として機能する。
縁端部41nは、円柱形状を有している。縁端部41nは、被挟持部41cを有している。この被挟持部41cは、縁端部41nの一部が平面部411mに対して径方向において突出することで形成される突出部である。被挟持部41cを含む縁端部41nの長さをW1とする。
[振動子41に配設される接続機構300]
図9に示すように、接続機構300は、振動子41の一端部41aを形成する切り欠き端部41mと縁端部41nと、縁端部41nに形成される被挟持部41cとを有している。
[プローブ51に配設される接続機構300]
図9に示すように、凸部51hは、省略されている。これ以外では、プローブ51に配設される接続機構300は第1の実施形態と同様の構成を有している。
[筒部材301]
図9に示すように、筒部材301は、筒部材301の筒側一端部341aの周面に配設され、筒部材301の内部と筒側一端部341aの内周面に配設される防止機構600とに連通している開口部307を有している。開口部307は、振動子41の一端部41aが筒部材301の径方向において筒部材301に対してスライドすることによって筒部材301に挿入及び筒部材301に配設されるために配設されている。
図9に示すように、開口部307は、切り欠き端部41mが筒部材301の径方向において筒部材301に挿入及び配設される切り欠き開口部309と、縁端部41nが筒部材301の径方向において筒部材301に挿入及び配設される縁端開口部311とによって形成される。
図9に示すように、切り欠き開口部309は、筒側一端部341aの縁部341fが略U字形状に形成され、縁部341fの内周面が平面部411mと切り欠き端部41mに形成される被挟持部41cに当接するように筒部材301の中心軸に向かって突出することで、規定される。言い換えると、縁部341fの内周面は、平面部411mと略同一の大きさを有する2つ平面部341gと、切り欠き端部41mの周面の一部と略同一の大きさを有する周面341hとを有している。そして、切り欠き開口部309は、平面部341gと周面341hとによって規定される。
切り欠き開口部309は、切り欠き端部41mと略同一の大きさを有し、切り欠き端部41mを位置決めする。
縁部341fの突出量は、平面部411mの凹み量と、被挟持部41cの突出量とに略同一である。
筒部材301の軸方向において、縁部341fの長さは、平面部411mの幅L4と略同一である。
筒部材301の径方向において、平面部341gの長さは、平面部411mの長さL3と略同一である。
図11Cと図11Dとに示すように、切り欠き端部41mが筒部材301の径方向において切り欠き開口部309に挿入される際、平面部411mは平面部341gをスライドし、切り欠き端部41mの周面は周面341hに当接する。
図11Cと図11Dと平面部341gは平面部411mと当接することによって、平面部341gは、一端部41aが筒部材301に対して回転することを防止する。このように平面部341gと周面341hと切り欠き開口部309とは、筒側一端部341aの内周面に配設され、筒側一端部341aに挿入された振動子41の一端部41aが筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転することを防止する防止機構600として機能する。
なお図9と図11Dに示すように、突出している縁部341fは、縁端部41nが縁端開口部311を介して筒部材301の径方向において筒部材301に挿入及び配設された際、被挟持部41cと当接する筒側突出部341cとして機能する。筒側突出部341cは被挟持部41cと当接することによって、筒側突出部341cは、一端部41aが筒部材301の筒側一端部341aから抜去されることを防止する。
縁端開口部311は、縁端部41nと略同一の大きさを有し、縁端部41nを位置決めする。
このように開口部307は、振動子41の一端部41aが開口部307を介して筒部材301の径方向において筒部材301に対してスライドすることによって筒部材301に挿入され、挿入された被挟持部41cが筒部材301の軸方向において端面511aと筒側突出部341cとの間に配設され、挿入された振動子41の一端部41aが防止機構600によって筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転を防止されるように、配設される。
このため、振動子41の一端部41aは回転を防止されているため、端面511aと筒側突出部341cとの距離である幅W1が狭まるように、プローブ51の一端部51aが筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転して筒部材301にさらに挿入された際、被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持されるように、筒側突出部341cは配設される。
[発生伝達ユニット200の製造方法]
[Step11・筒部材301とプローブ51との仮接続工程・図10,図11A,図11B]
Step1と略同様である。
図11Bに示すように、筒部材301の軸方向において、端面511aが縁部341fとして機能する筒側突出部341cとは幅W1以上離れて配設されるように、筒部材301の軸方向において、プローブ側接続部51gと筒側接続部351gとが互いに接続しつつ、図11Aに示すようにプローブ51の一端部51aが筒側他端部351aから筒部材301に挿入される。このとき、一端部51aと筒側他端部351aとの一方が他方に対して例えば半回転することで、一端部51aは筒部材301に挿入される。
[Step12・筒部材301への振動子41の挿入仮接続工程・図11C・図11D]
筒部材301の軸方向において被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとの間に配設され、挿入された振動子41の一端部41aが防止機構600によって筒部材301に対して筒部材301の軸周りに回転を防止されるように、図11Cと図11Dとに示すように、一端部41aは、開口部307を介して筒部材301の径方向において筒部材301に対してスライドすることによって筒部材301に挿入される。
詳細には、図11Cと図11Dとに示すように切り欠き端部41mは切り欠き開口部309から挿入されて切り欠き開口部309に配設され、同時に、縁端部41nは縁端開口部311に挿入され縁端開口部311に配設される。
このとき、図11Dに示すように、切り欠き端部41mにおいて、平面部411mは平面部341gをスライドし、周面341hは切り欠き端部41mの周面に当接する。これにより、一端部41aは、筒部材301に対して回転することが防止される。
同時に、被挟持部41cは、縁部341fとして機能する筒側突出部341cをスライドする。一端部41aが筒部材301の一端部から抜去されることが防止される。
[Step13・振動子41とプローブ51との接続工程・図11E]
図11Eに示すように、端面511aと筒側突出部341cとの距離である幅W4が幅W1に狭まり、筒部材301の軸方向において被挟持部41cが端面511aと筒側突出部341cとによって挟持されるように、プローブ51の一端部51aが筒部材301の軸周りに回転し筒部材301にさらに挿入される。例えば、例えばプローブ51の一端部51aが筒部材301に対して反時計回りに半回転する。
このとき、Step11の状態から、プローブ51の一端部51aが筒側他端部351aにさらに挿入される。
被挟持部41cは端面511aと縁部341fとして機能する筒側突出部341cとによって挟持される際、被挟持部41cは、端面511aと隙間なく密着し、縁部341fとして機能する筒側突出部341cと隙間無く密着する。このため、振動子41とプローブ51とは、軸方向と周方向とにおいてずれることなく強固に互いに接続する。
また平面部341gが平面部411mに当接するため、振動子41とプローブ51とは、周方向においてさらにずれることなく強固に互いに接続する。
[Step14・振動子41とプローブ51との接続の解除工程]
図11Eに示すStep13の状態から、端面511aが被挟持部41cから離れ、被挟持部41cが端面511aと縁部341fとして機能する筒側突出部341cとによって挟持される状態を開放されるように、プローブ51の一端部51aが筒部材301に対して例えば時計回りに半回転する。
そして図11Cと図11Dとに示すように、振動子41の一端部41aは、開口部307を介して、筒部材301の径方向において筒部材301に対してスライドすることによって筒部材301にから抜去される。
[効果]
このように本実施形態では、振動子41の一端部41aが、筒部材301の径方向において、筒部材301に対してスライドすることによって、筒部材301に挿入または筒部材301から抜去されても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお第1,2の実施形態では、発生伝達ユニット200を形成するパーツ同士の接続作業と接続の解除作業との一例として、発生伝達ユニット200を形成する一方のパーツである振動子41と、発生伝達ユニット200を形成する他方のパーツであるプローブ51とを用いて説明した。しかし、これに限定する必要はない。第1,2の実施形態は、例えば、プローブ51が複数の部材によって形成される場合、一方の部材と他方の部材との接続と、接続の解除とにも適宜適用できる。
このように本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。

Claims (23)

  1. 一方の端部に端面を有し、前記一方の端部に第1の接続部を設け、超音波振動を伝達可能な第1の部材と、
    一方の端部に径方向において突出した被挟持部を設け、前記一方の端部の直径において前記被挟持部を通る直径は所定の長さあり、前記超音波振動を伝達可能な第2の部材と、
    一方の端部と他方の端部とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材とを互いに接続する筒状の第3の部材であって、
    前記第3の部材の前記一方の端部に内周面から内部に向かって突出し、前記第3の部材の前記他方の端部から前記第1の部材が挿入された状態で前記端面との間に第1の空間部を形成する突出部と、
    前記一方の端部に配設され、前記被挟持部が挿抜できるように、前記第2の部材の前記所定の長さより長い開口部と、
    前記他方の端部の内周面に配設され、前記端面と前記突出部との間に形成された前記第1の空間部の長さを調整するために、前記第3の部材の軸方向において前記第1の接続部が前記第3の部材に対して相対的に移動可能となるように前記第1の接続部に接続される第2の接続部と、
    を有し、
    前記第3の部材の前記開口部から前記第2の部材の前記被挟持部が挿入され、前記突出部と前記端面との間の前記第1の空間部に前記被挟持部が配置された状態で、前記第1の部材に対して前記突出部を移動させ、前記突出部が前記被挟持部を前記端面に押し付けることにより前記端面と前記突出部との間に前記被挟持部を挟む第3の部材と、
    を具備する超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  2. 前記突出部は、一方の突出部と他方の突出部とを有し、
    前記第3の部材は、前記第3の部材の周方向において前記一方の突出部と前記他方の突出部との間に第2の空間部を形成する請求項1に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  3. 前記第2の空間部は、前記被挟持部が挿抜可能な形状である請求項2に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  4. 前記第2の部材は、前記被挟持部よりも前記第2の部材の他方の端部側に形成された切り欠き部を有し、
    前記第3の部材は、前記切り欠き部が挿入され、前記突出部の間に形成された切り欠き開口部を有し、
    前記切り欠き部が前記切り欠き開口部に配設されると同時に、前記被挟持部が前記開口部に配設される請求項1に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  5. 前記被挟持部は、一方側の端面と他方側の端面とを有し、前記他方側の端面を前記突出部に当接させる請求項1に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  6. 前記第1の部材の前記端面は、第1の端面であり、
    前記第2の部材は、前記第1の端面と当接する第2の端面を前記一方の端部に有し、
    前記第2の端面は、少なくとも前記被挟持部の前記一方側の端面を有し、
    前記第3の部材は、前記第1の部材の前記第1の端面と前記第2の部材の前記第2の端面とを互いに接続する請求項5に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  7. 前記第1の接続部が前記第2の接続部と接続するように前記第1の部材の前記一方の端部が前記第3の部材の前記他方の端部から前記第3の部材に挿入された際、前記第3の部材の軸方向において、前記突出部は、前記第1の部材の前記端面とは前記被挟持部の幅W1より離れて配設される請求項1に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  8. 前記第2の部材の前記一方の端部の外周面に配設され、前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持された際、前記第3の部材の周方向において、前記突出部に当接する当接部と、
    をさらに具備し、
    前記第1の部材の前記一方の端部が前記第3の部材の前記他方の端部から前記第3の部材の軸方向に沿って前記第3の部材に挿入された際、
    前記第3の部材の軸方向において、前記被挟持部は、前記第1の部材の前記端面と前記突出部が配設されている平面との間に配設され、
    前記当接部は、前記第3の部材の周方向において前記突出部と同一線上に配設される請求項7に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  9. 前記第2の部材の前記一方の端部が前記第3の部材の前記一方の端部から前記第3の部材に挿入した後、前記第2の部材の前記一方の端部が前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転した際、前記第3の部材の周方向において、
    前記当接部が前記突出部に当接し、当接状態で、前記第3の部材の軸方向において、前記被挟持部は、前記第1の部材の前記端面と前記突出部と前記第1の空間部に配設される請求項8に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  10. 前記第1の部材の前記端面と前記突出部との距離W4が狭まるように、前記第1の部材の前記一方の端部が前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転して前記第3の部材にさらに挿入した際、前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持される請求項9に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  11. 前記第1の部材の前記端面は、第1の端面であり、
    前記第2の部材は、第2の端面を前記一方の端部に有し、
    前記第1の端面と前記第2の端面との一方に配設されている凹部と、
    前記第1の端面と前記第2の端面との他方に配設され、前記第1の部材の前記一方の端部と前記第2の部材の前記一方の端部とが前記第3の部材に挿入された際に、前記凹部に嵌め込まれる凸部と、
    をさらに具備する請求項10に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  12. 前記第3の部材の前記一方の端部の前記内周面と、前記第2の部材の前記一方の端部の外周面とに配設され、前記第3の部材の前記一方の端部に挿入された前記第2の部材の前記一方の端部が前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転することを防止する防止機構と、
    をさらに具備し、
    前記第3の部材は、前記第3の部材の前記一方の端部の周面に配設され、前記第3の部材の内部と前記第3の部材の前記内周面に配設される前記防止機構とに連通している開口部をさらに有し、
    前記第2の部材の前記一方の端部が前記開口部を介して前記第3の部材の径方向において前記第3の部材に対してスライドすることによって前記第3の部材に挿入され、挿入された前記被挟持部が前記第3の部材の軸方向において前記第1の部材の前記端面と前記突出部との間に配設され、挿入された前記第1の部材の前記一方の端部が前記防止機構によって前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転を防止されるように、前記開口部は配設される請求項7に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  13. 前記第1の部材の前記端面と前記突出部との距離である幅W4が狭まるように、前記第1の部材の前記一方の端部が前記第3の部材の他方の端部から前記第3の部材にさらに挿入された際、前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持される請求項12に記載の超音波振動発生伝達ユニットの接続機構。
  14. 一方の端部に端面を有し、前記一方の端部に第1の接続部を設け、超音波振動を伝達可能な第1の部材と、
    一方の端部に径方向において突出した被挟持部を設け、前記一方の端部の直径において前記被挟持部を通る直径は所定の長さあり、前記超音波振動を伝達可能な第2の部材と、
    一方の端部と他方の端部とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材とを接続する筒状の第3の部材であって、
    前記第3の部材の前記一方の端部に内周面から内部に向かって突出し、前記第3の部材の前記他方の端部から前記第1の部材が挿入された状態で前記端面との間に第1の空間部を形成する突出部と、
    前記一方の端部に配設され、前記被挟持部が挿抜できるように、前記第2の部材の前記所定の長さより長い開口部と、
    前記他方の端部の内周面に配設され、前記端面と前記突出部との間に形成された前記第1の空間部の長さを調整するために、前記第3の部材の軸方向において前記第1の接続部が前記第3の部材に対して相対的に移動可能となるように前記第1の接続部に接続される第2の接続部と、
    を有し、
    前記第3の部材の前記開口部から前記第2の部材の前記被挟持部が挿入され、前記突出部と前記端面との間の前記第1の空間部に前記被挟持部が配置された状態で、前記第1の部材に対して前記突出部を移動させ、前記突出部が前記被挟持部を前記端面に押し付けることにより前記端面と前記突出部との間に前記被挟持部を挟む第3の部材と、
    が配設されている状態において、
    前記第3の部材の軸方向において前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持されるように、前記第2の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記一方の端部から前記第3の部材に挿入し、前記第2の接続部が前記第1の接続部と接続するように前記第1の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記他方の端部から前記第3の部材に挿入して、前記第1の部材の前記一方の端部と前記第2の部材の前記一方の端部とを互いに接続する接続工程と、
    を具備する超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  15. 前記突出部は、一方の突出部と他方の突出部とを有し、
    前記第3の部材は、前記第3の部材の周方向において前記一方の突出部と前記他方の突出部との間に第2の空間部を形成する請求項14に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  16. 前記第2の空間部は、前記被挟持部が挿抜可能な形状である請求項15に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  17. 前記第2の部材は、前記被挟持部よりも前記第2の部材の他方の端部側に形成された切り欠き部を有し、
    前記第3の部材は、前記切り欠き部が挿入され、前記突出部の間に形成された切り欠き開口部を有し、
    前記切り欠き部が前記切り欠き開口部に配設されると同時に、前記被挟持部が前記開口部に配設される請求項14に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  18. 前記第1の部材の前記端面は、第1の端面であり、
    前記第2の部材は、前記第1の端面と当接する第2の端面を前記一方の端部に有し、
    前記第3の部材の軸方向において、前記第1の部材の前記第1の端面が前記突出部とは前記被挟持部の幅W1より離れて配設されるように、前記第1の接続部を前記第2の接続部と接続させつつ前記第1の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記他方の端部から前記第3の部材に挿入させる前記第1の部材および前記第3の部材の仮接続工程と、
    をさらに具備する請求項14に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  19. 前記第2の部材の前記一方の端部の外周面に配設され、前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持された際、前記第3の部材の周方向において、前記突出部に当接する当接部と、
    をさらに具備し、
    前記第3の部材の軸方向において前記被挟持部が前記第1の部材の前記第1の端面と前記突出部が配設されている平面との間に配設され、前記第3の部材の周方向において前記当接部が前記突出部と同一線上に配設されるように、前記第2の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記一方の端部から前記第3の部材に挿入させる挿入工程と、
    をさらに具備する請求項18に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  20. 前記第3の部材の周方向において前記当接部が前記突出部に当接し、当接状態で、前記第3の部材の軸方向において前記被挟持部が前記第1の部材の前記第1の端面と前記突出部との間に配設されるように、前記第2の部材の前記一方の端部を前記第3の部材の前記一方の端部から前記第3の部材に挿入された後、前記第2の部材の前記一方の端部を前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転させる前記第3の部材との仮接続工程と、
    をさらに具備する請求項19に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  21. 前記第1の部材の前記端面と前記突出部との距離W4が狭まり、前記被挟持部が前記第1の部材の前記端面と前記突出部とによって挟持されるように、前記第1の部材の一方の端部が前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転して前記第3の部材にさらに挿入させる接続工程と、
    をさらに具備する請求項20に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  22. 前記第3の部材の前記一方の端部の前記内周面と、前記第2の部材の前記一方の端部の外周面とに配設され、前記第3の部材の前記一方の端部に挿入された前記第2の部材の前記一方の端部が前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転することを防止する防止機構と、
    をさらに具備し、
    前記第3の部材は、前記第3の部材の前記一方の端部の周面に配設され、前記第3の部材の内部と前記第3の部材の前記内周面に配設される前記防止機構とに連通している開口部をさらに有し、
    前記第2の部材の前記一方の端部が前記開口部を介して前記第3の部材の径方向において前記第3の部材に対してスライドすることによって前記第3の部材に挿入される前記第3の部材への挿入仮接続工程と、
    をさらに具備する請求項18に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
  23. 前記第1の部材の前記端面と前記突出部との距離である幅W4が狭まるように、前記第1の部材の前記一方の端部が前記第3の部材に対して前記第3の部材の軸周りに回転して前記第3の部材にさらに挿入させる接続工程と、
    をさらに具備する請求項22に記載の超音波振動発生伝達ユニットの製造方法。
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