JP2009201984A - 外科処置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切に作動可能な外科処置装置を提供する。
【解決手段】外科処置装置の第2のユニット22では、弾性部材67は、第2の振動伝達部材61と第2の保持部材54との間に設けられ、軸方向についての第2の振動伝達部材61と第2の保持部材54との相対的配置に応じて変形され、第2の振動伝達部材61に軸方向への弾性力を付与する。外科処置装置の調整連結機構69,74は、第1のユニット21と第2のユニット22とを互いに連結し、第1のユニット21の第1の振動伝達部材31と第2のユニット22の第2の振動伝達部材61とを共軸に配置して第1の振動伝達部材31の端部と第2の振動伝達部材61の端部とを互いに当接させると共に、共軸方向についての第1の保持部材39と第2の保持部材54との相対的配置を一定に調整することにより弾性部材67の変形量を一定に調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体組織を処置する外科処置装置に関する。
特許文献1には、外科処置装置としての超音波処置装置が開示されている。超音波処置装置では、ハンドピース組体に外科器具が着脱自在である。ハンドピース組体には、超音波振動を拡大して伝達するホーンが挿通されている。外科器具の筒状のハウジングには、超音波振動を伝達する伝達ロッドが挿通されている。ハウジングの先端部は内径が細く、段差面が形成されており、伝達ロッドにはフランジが形成されており、段差面とフランジとの間には弾性部材が介設されている。ハンドピース組体の先端部と外科器具の基端部とが連結されることにより、ハンドピース組体のホーンの先端部と外科器具の伝達ロッドの基端部とが互いに押圧、連結される。ハンドピースと外科器具の連結方法としては、螺合が採用されており、その他、スナップオン結合、ねじりロックばめが列挙されている。
欧州特許第893971号明細書
特許文献1のような超音波処置装置では、超音波処置装置が適切に作動されるためには、ホーンの先端部と伝達ロッドの基端部との間に作用する押圧力量を適切な一定の範囲内とする必要がある。しかしながら、特許文献1には、押圧力量を調整するための具体的構成は何ら開示されていない。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、適切に作動可能な外科処置装置を提供することである。
本発明の第1実施態様では、外科処置装置は、軸方向に延び端部を有し超音波振動を伝達する第1の振動伝達部材、及び、前記第1の振動伝達部材を保持している第1の保持部材、を有する第1のユニットと、軸方向に延び端部を有し超音波振動を伝達する第2の振動伝達部材、前記第2の振動伝達部材の軸方向に移動可能に前記第2の振動伝達部材を保持している第2の保持部材、及び、前記第2の振動伝達部材と前記第2の保持部材との間に設けられ、前記第2の振動伝達部材の軸方向についての前記第2の振動伝達部材と前記第2の保持部材との相対的配置に応じて変形され、前記第2の振動伝達部材に前記第2の振動伝達部材の軸方向への弾性力を付与する弾性部材、を有する第2のユニットと、前記第1のユニットと前記第2のユニットとを互いに連結し、前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とを共軸に配置して前記第1の振動伝達部材の端部と前記第2の振動伝達部材の端部とを互いに当接させると共に、共軸方向についての前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対的配置を一定に調整することにより前記弾性部材の変形量を一定に調整する調整連結機構と、を具備することを特徴とする。
本発明の第2実施態様では、外科処置装置は、前記調整連結機構は、カム機構を有し、前記カム機構は、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との内の一方の保持部材に設けられている作動部と、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との内の他方の保持部材に設けられ軸を中心として螺旋状に延びている作動受部と、を有し、前記作動部は前記作動受部に沿って移動され、前記作動部が前記作動受部の連結位置に配置された場合に前記第1のユニットと前記第2のユニットとが互いに連結される、ことを特徴とする。
本発明の第3実施態様では、外科処置装置は、前記調整連結機構は、前記弾性部材の弾性力に抗して共軸方向に前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを相対的に移動させるための操作について、必要な操作力量が一定となるように、操作量に対する共軸方向についての前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対的移動量を、共軸方向についての前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対的配置に応じて変化させている、ことを特徴とする。
本発明の第4実施態様では、外科処置装置は、前記カム機構は、前記弾性部材の弾性力に抗して共軸方向に前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを相対的に移動させるための回転操作について、回転操作力量が一定となるように、回転角度に対して圧力角を変化させている、ことを特徴とする。
本発明の第5実施態様では、外科処置装置は、前記調整連結機構は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとが連結されたことを告知する告知機構を有する、ことを特徴とする。
本発明の第6実施態様では、外科処置装置は、前記カム機構は、前記作動受部において連結位置の手前で前記作動受部に交差する方向に突没している凹凸形状を有する、ことを特徴とする。
本発明の第7実施態様では、外科処置装置は、前記調整連結機構は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとを共軸を中心とする複数の相対的回転配置で連結可能である、ことを特徴とする。
本発明の第8実施態様では、外科処置装置は、前記カム機構は、周方向について互いに異なる位置に配置されている第1及び第2の連結位置を有する、ことを特徴とする。
本発明の第9実施態様では、外科処置装置は、前記第2の振動伝達部材は、前記第2の振動伝達部材において軸方向の一端側に形成されている太外径部と、前記第2の振動伝達部材において軸方向の他端側に形成され前記太外径部よりも外径の小さな細外径部と、前記第2の振動伝達部材において前記太外径部と前記細外径部との間に形成され軸方向の一端側から他端側へと外径の減少するテーパ部と、前記テーパ部あるいは前記細外径部に設けられ径方向に突出している押圧部と、を有し、前記弾性部材は、軸方向について前記押圧部と前記第2の保持部材との間に設けられている、ことを特徴とする。
本発明の第1実施態様の外科処置装置では、第1のユニットと第2のユニットとの連結に際して、弾性部材の変形量を一定に調整することで、弾性部材から第2の振動伝達部材に付与される弾性力量を一定に調整し、第1の振動伝達部材と第2の振動伝達部材との間に作用する押圧力量を一定に調整している。このため、第1及び第2の振動伝達部材を適切に作動させることが可能となっている。
本発明の第2実施態様の外科処置装置では、共軸を中心として第1の保持部材と第2の保持部材とを相対的に回転させ、作動部を作動受部に沿って移動させて連結位置に配置することにより、共軸方向について第1の保持部材と第2の保持部材との相対的配置が一定に調整され、弾性部材の変形量が一定に調整される。
本発明の第3実施態様の外科処置装置では、第1の保持部材と第2の保持部材との連結において、弾性部材の変形量にかかわらず操作力量が一定となるようにしており、連結操作を円滑に行うことが可能となっている。
本発明の第4実施態様の外科処置装置では、カム機構において回転角度に対して圧力角を変化させることにより、弾性部材の変形量にかかわらず回転操作力量が一定となるようにしている。
本発明の第5実施態様の外科処置装置では、第1のユニットと第2のユニットとが連結されたことを告知するようにしており、第1のユニットと第2のユニットとの連結を認識することが可能となっている。
本発明の第6実施態様の外科処置装置では、作動部が連結位置の手前の凹凸形状を通過することによりクリック感が生じ、このクリック感によって第1のユニットと第2のユニットとの連結を告知するようにしている。
本発明の第7実施態様の外科処置装置では、第1のユニットと第2のユニットとを共軸を中心とする複数の相対的回転配置の内の所望の相対的回転配置で連結することができ、外科処置装置を当座の処置に適した形態とすることが可能となっている。
本発明の第8実施態様の外科処置装置では、周方向について互いに異なる位置に配置されている第1及び第2の連結位置に作動部を配置可能とすることにより、第1のユニットと第2のユニットとを共軸を中心とする複数の相対的回転配置で連結可能としている。
本発明の第9実施態様の外科処置装置では、第2の振動伝達部材において太外径部よりも細径のテーパ部及び細外径部を形成し、径方向に突出している押圧部をテーパ部あるいは細外径部に設けているため、第2のユニットが太径化することが回避され、外科処置装置の操作性の低下が防止されている。
本発明の一実施形態の外科処置具を示す側面図。 本発明の一実施形態の外科処置具を示す縦断面図。 本発明の一実施形態のカム枠を示す縦断面図。 本発明の一実施形態のカム枠を示す展開図。 本発明の一実施形態の弾性部材の潰れ量と押圧力量との関係のグラフを示す図。 本発明の一実施形態のカム機構の回転角度と圧力角との関係のグラフを示す図。 本発明の一実施形態の第1変形例の外科処置具を示す部分縦断面側面図。 本発明の一実施形態の第2変形例の外科処置具を示す側面図。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5Bは、本発明の一実施形態を示す。
本実施形態の外科処置装置としての外科処置具は、開腹手術用の超音波出力併用型高周波処置具である。
図1乃至図2を参照して、外科処置具の概略構成を説明する。
外科処置具は、操作者に保持、操作される第1のユニットとしてのハンドピース21を有する。ハンドピース21は軸方向に延びている。ハンドピース21の基端部から電気ケーブル23が延出されており、電気ケーブル23は装置本体へと接続される。
ハンドピース21には振動子24が収容されており、振動子24はハンドピース21の軸方向に延びている。振動子24の基端部には超音波振動を発生する圧電素子部26が配設されており、振動子24の先端側には超音波振動を拡大して伝達する第1の振動伝達部材としてのホーン31が配設されている。ここで、圧電素子部26には超音波ケーブル33の先端部が接続されており、超音波ケーブル33は電気ケーブル23へと導入されている。装置本体から超音波ケーブル33を介して圧電素子部26に駆動電流が供給されることにより、圧電素子部26において電気的振動が機械的振動に変換され、振動子24が超音波振動される。ここで、振動子24の軸方向長さは超音波振動の1波長の長さであり、圧電素子部26の軸方向長さは超音波振動の1/4波長の長さであり、ホーン31の軸方向長さは超音波振動の3/4波長の長さである。そして、ホーン31の基端は超音波振動の節位置となり、フランジ状の固定部34が形成されている。ホーン31の先端は超音波振動の腹位置となる。一方、圧電素子部26には、高周波ケーブル38の先端部が接続されている。高周波ケーブル38は、電気ケーブル23へと導入されている。装置本体から高周波ケーブル38を介して圧電素子部26に高周波電流が供給されることにより、振動子24に高周波電流が通電される。
振動子24は、第1の保持部材としての内側ハウジング39に収容されている。内側ハウジング39は、軸方向に延び、基端側内筒41と先端側内筒42とによって形成されている。基端側内筒41には圧電素子部26が収容されており、先端側内筒42にはホーン31が収容されている。基端側内筒41の先端側内周面には突出部43が周方向に延設されている。基端側内筒41の先端部には先端側内筒42の基端部が内挿され、螺着されている。基端側内筒41に先端側内筒42を捻じ込むことにより、基端側内筒41の突出部43と先端側内筒42の基端面とによって振動子24の固定部34が挟持されて、固定されている。なお、固定部34の先端面と先端側内筒42の基端面との間には、振動子24の固定位置を軸方向について調整するための環状の固定用スペーサ44が介設されている。
内側ハウジング39は、外側ハウジング47に収容されている。外側ハウジング47には、ハンドスイッチ部49が配設されている。ハンドスイッチ部49には、切開出力スイッチ52a、凝固出力スイッチ52b、同時出力スイッチ52cが配設されている。ハンドスイッチ部49のスイッチ本体51からスイッチケーブル53が延出されており、スイッチケーブル53は、電気ケーブル23へと導入されている。切開出力スイッチ52aを押下操作することにより、装置本体から圧電素子部26に高周波切開処置用の切開電流が出力され、外科処置具が切開出力モードで駆動される。凝固出力スイッチ52bを押下操作することにより、高周波凝固処置用の凝固電流が出力され、外科処置具が凝固出力モードで駆動される。同時出力スイッチ52cを押下操作することにより、高周波処置用の高周波電流と超音波処置用の駆動電流とが同時出力され、外科処置具が同時出力モードで駆動される。
外科処置具は、生体組織を処置するための第2のユニットとしてのシースユニット22を有する。シースユニット22では、第2の保持部材としての筒状のシース組体54に、第2の振動伝達部材としてのプローブ61が挿通されている。
シース組体54は、先端側シース55と基端側シース56とによって形成されている。先端側シース55では、先端側から基端側へと、細内径部57、中内径部58、太内径部59が順に形成されている。先端側シース55の太内径部59には、基端側シース56の先端部が内挿され、螺着されている。基端側シース56の軸方向中間部には、ハンドピース21に対してシースユニット22を回転操作するための回転ダイヤル60が形成されている。
一方、プローブ61では、先端側から基端側へと、処置部62、細外径部63、テーパ部64、太外径部66が順に形成されている。処置部62は、生体組織を処置するためのものであり、非回転対称なフック形状を有する。テーパ部64では、先端側から基端側へと外径が増大しており、テーパ部64にはフランジ状の押圧部65が形成されている。ここで、プローブ61の軸方向長さは超音波振動の1/2波長の長さとなっており、プローブ61の先端及び基端は超音波振動の腹位置となっており、押圧部65は超音波振動の節位置となっている。なお、プローブ61の押圧部65の外径は、太外径部66の外径以下となっている。
シースユニット22の先端側シース55の中内径部58には、プローブ61の押圧部65が軸方向に摺動自在かつプローブ61の中心軸を中心として回転不能に内挿されている。即ち、シース組体54に対してプローブ61は軸方向に移動自在かつプローブ61の中心軸を中心として回転不能である。先端側シース55の細内径部57と中内径部58との間の段差面によって、支持面70が形成されている。先端側シース55の支持面70と、プローブ61の押圧部65の先端面との間には、先端側に環状の弾性部材67、基端側に環状の押圧用スペーサ68が配設されている。押圧用スペーサ68は、弾性部材67の潰れ量を調整するためのものである。プローブ61の押圧部65の基端面は、先端側シース55の太内径部59に螺着されている基端側シース56の先端面によって支持されている。即ち、シース組体54の先端側シース55の支持面70と基端側シース56の先端面とによって、シース組体54に対してプローブ61が軸方向に移動自在となるように、弾性部材67、押圧用スペーサ68、プローブ61の押圧部65が軸方向について挟持されている。
図2乃至図4を参照して、シースユニット22とハンドピース21とを互いに着脱自在に連結するためのカム機構について説明する。ここで、シースユニット22とハンドピース21とは互いに共軸に連結され、以下では、共軸の周方向一方向きを連結方向、他方向きを分離方向と称する。
シースユニット22では、基端側シース56の基端部に、作動部としてのカムピン69が径方向外向きに突設されている。一方、ハンドピース21では、内側ハウジング39の先端側内筒42の先端部に、連結筒71の基端部が共軸に連結されている。連結筒71の先端側には、カム枠72が内挿、固定されている。カム枠72の先端側の内周面には、径方向内向きに凸のカム受部73が形成されている。カム受部73の側面の内、全体として分離方向側かつ基端向きに配置されている側面により、作動受部としてのカム面74が形成されている。カム面74は、先端側から基端側へと、導入面75、作動面76、連結面77をなしている。導入面75は軸方向に延びており、作動面76は全体として分離方向向きかつ基端向きであってカム枠72の中心軸を中心として螺旋状に延びており、連結面77は基端向きであって周方向に延びている。また、連結面77の分離方向端部には基端向きに突出している連結凸面78が形成されており、連結面77の連結方向端部には基端向きに突出している回転凸面79が形成されている。連結凸面78と回転凸面79との間には、カムピン69が係合される連結位置としての係合凹面80が形成されている。そして、4つのカム受部73が周方向に等間隔に配置されている。カム受部73の側面の内、全体として連結方向側かつ先端向きに配置されている側面については、当該カム受部73の連結方向側に隣り合うカム受部73のカム面74に沿うカムピン69の移動を妨げないような形状をなしており、隣り合うカム受部73間には導入溝部82が形成されている。なお、導入溝部82の両側面の先端部には、先端側に向かって周方向に広がり、カムピン69をガイドする一対のガイド面83が形成されている。
ハンドピース21のカム枠72の導入溝部82にシースユニット22のカムピン69を位置合わせし、ハンドピース21の先端部にシースユニット22の基端部を軸方向に内挿することにより、カムピン69はカム枠72の導入溝部82に沿って軸方向に移動される。ここで、シースユニット22に保持されているプローブ61は、ハンドピース21に固定されているホーン31に共軸に配置され、プローブ61の基端面がホーン31の先端面に当接される。シースユニット22をハンドピース21に対して連結方向に回転操作することにより、カムピン69がカム面74の作動面76に沿って移動していき、シースユニット22のシース組体54がハンドピース21に対して基端向きに移動される。ここで、シースユニット22のプローブ61の基端面はハンドピース21のホーン31の先端面に当接されているため、プローブ61はホーン31に対して基端向きに移動不能である。従って、シースユニット22において、プローブ61に対してシース組体54が基端側へと移動されることになり、プローブ61とシース組体54との間に介設されている弾性部材67が軸方向に潰される。弾性部材67は軸方向に潰されることにより、シース組体54に先端向きの押圧力を付与すると共に、プローブ61に基端向きの押圧力を付与する。シース組体54への先端向きの押圧力により、シース組体54のカムピン69は先端側に配置されているカム面74に押圧される。一方、プローブ61への基端向きの押圧力により、プローブ61の基端面とホーン31の先端面との間に押圧力が作用される。さらに、シースユニット22をハンドピース21に対して連結方向に回転操作することにより、カムピン69がカム面74の連結凸面78を乗り越えて係合凹面80へと係合され、シースユニット22とハンドピース21とが連結される。カムピン69がカム面74の連結凸面78を乗り越えて係合凹面80に係合される際に、クリック音等のクリック感が生じるため、シースユニット22とハンドピース21とが連結されたことを認識することが可能である。シースユニット22とハンドピース21とを分離する場合には、ハンドピース21に対してシースユニット22を分離方向に回転操作する。
ここで、プローブ61の基端面とホーン31の先端面との間に作用する押圧力量は弾性部材67からプローブ61に付与される押圧力量に相当し、弾性部材67の押圧力量は弾性部材67の潰れ量によって定まり、弾性部材67の潰れ量はプローブ61に対するシース組体54の軸方向の相対位置によって定まる。さらに、プローブ61に対するシース組体54の軸方向の相対位置はホーン31に対するシース組体54の軸方向の相対位置によって定まり、ハンドピース21において、ホーン31、内側ハウジング39、連結筒71は一体的に固定されているため、ホーン31に対するシース組体54の軸方向の相対位置は連結筒71に対するシース組体54の軸方向の相対位置によって定まる。即ち、プローブ61の基端面とホーン31の先端面との間に作用する押圧力量は、連結筒71に対するシース組体54の軸方向の相対位置によって定まることになる。ハンドピース21にシースユニット22が連結されている場合について、連結筒71に対するシース組体54の軸方向の相対位置は、カム面74の連結面77の軸方向位置、即ち、カム面74の係合凹面80の底面の軸方向位置を適宜設定することにより、非常に正確に定めることが可能である。従って、プローブ61の基端面とホーン31の先端面との間に作用する押圧力量を非常に正確に定めることが可能である。
また、弾性部材67の押圧力量に抗して、シースユニット22をハンドピース21に対して連結方向に回転操作するのに必要な回転操作力量は一定となっている。即ち、図5Aに示されるように、弾性部材67の押圧力量Pは弾性部材67の潰れ量xの増大に対して増大する。連結筒71に対するシース組体54の軸方向の移動量δlに弾性部材67の押圧力量Pを乗じた値が、カム機構の回転角度量δθに回転操作力量Pθを乗じた値に対応することになる。即ち、P(x)*δl∝Pθ*δθである。ここで、カム機構の回転角度θに対してカム面74の作動面76の圧力角αが一定の場合には、カム機構の回転角度量δθに対するシース組体54の軸方向の移動量δl、即ち、δl/δθは一定となる。この場合、カム機構の回転角度θの増大により、弾性部材67の潰れ量xが増大され、押圧力量P(x)が増大されていくにつれて、必要な回転操作力量Pθ∝P(x)*(δl/δθ)が増大されることになる。これに対して、本実施形態では、図5Bに示されるように、カム機構の回転角度θの増大に対してカム面74の作動面76の圧力角αを適宜増大させ、カム機構の回転角度量δθに対するシース組体54の軸方向の移動量δl、即ち、δl/δθを適宜減少させることで、回転操作力量Pθ∝P(x)*(δl/δθ)を一定としている。
カム機構では、カムピン69が係合される連結位置としての4つの係合凹面80が周方向に等間隔で配置されており、シースユニット22はハンドピース21に対して4つの相対的回転配置で連結可能である。シースユニット22の基端部をハンドピース21の先端部に軸方向に内挿する際に、カムピン69を挿入する導入溝部82を4つの導入溝部82の内から選択することにより、ハンドピース21に対するシースユニット22の相対的回転配置を4つの相対的回転配置の内から選択することが可能である。さらに、ハンドピース21にシースユニット22が連結されている場合に、ハンドピース21に対してシースユニット22を連結方向へと回転操作することにより、カムピン69が係合凹面80から回転凸面79を乗り越えて移動される。弾性部材67の作用により、カムピン69は先端向きに押圧されているため、カムピン69は、それまで押圧されていたカム面74から離脱されて先端向きに移動され、当該カム受部73の連結方向側に隣り合うカム受部73のカム面74へと移行される。ハンドピース21に対してシースユニット22をさらに連結方向へと回転操作することにより、カムピン69は移行されたカム面74に沿って移動されて再び係合凹面80に係合されて、ハンドピース21にシースユニット22が連結される。このように、ハンドピース21にシースユニット22が連結されている場合に、ハンドピース21に対してシースユニット22を連結方向へと回転操作することにより、ハンドピース21に対してシースユニット22を4つの相対的回転配置間で移動させることが可能である。従って、ハンドピース21のハンドスイッチ部49に対して、プローブ61の処置部62を任意の方向に配置することが可能となる。
従って、本実施形態の外科処置具は、以下の効果を奏する。
本実施形態の外科処置具では、ハンドピース21とシースユニット22との連結に際して、弾性部材67の変形量を一定に調整することで、弾性部材67からプローブ61に付与される弾性力を一定に調整し、ホーン31とプローブ61との間に作用する押圧力量を一定に調整している。特に、ハンドピース21とシースユニット22との連結にカム機構を用いることにより、押圧力量を非常に正確に調整することが可能となっている。ここで、押圧力量が適切な範囲よりも小さい場合には、ホーン31からプローブ61へと超音波振動を正常に伝達することができなくなる。一方、押圧力量が適切な範囲よりも大きい場合には、力学的インピーダンスが高くなり、振動子24の抵抗が大きくなって、振動効率が低下する。また、弾性部材67の押圧力量に抗してハンドピース21に対してシースユニット22を回転操作するのに必要な回転操作力量が大きくなって、回転操作が困難となる。本実施形態では、押圧力量が適切な範囲内に調整されるため、ホーン31及びプローブ61を適切に超音波振動させることが可能となっており、また、回転操作が容易となっている。
また、カム機構において回転角度に対して圧力角を変化させることにより、ハンドピース21及びシースユニット22への回転操作において、弾性部材67の変形量にかかわらず回転操作力量が一定となるようにしている。このため、回転操作を円滑に行うことが可能となっている。
さらに、カムピン69が連結凸面78を越えて係合凹面80に係合されるようになっており、係合凹面80への係合の際にクリック感が生じるため、ハンドピース21にシースユニット22が連結されたことを認識することが可能となっている。
加えて、周方向について互いに異なる位置に配置されている4つの係合凹面80の内の所望の係合凹面80にカムピン69を係合することができ、4つの相対的回転配置の内の所望の相対的回転配置でハンドピース21にシースユニット22を連結することが可能となっている。このため、外科用処置具を当座の処置に適した形態とすることが可能となっている。特に、ハンドピース21の保持の仕方はハンドピース21におけるハンドスイッチ部49の配置に応じて適宜定まり、本実施形態のようにプローブ61の処置部62が非回転対称形状を有する場合には、ハンドピース21に対してシースユニット22が回転不能で処置部62の向きが変更できないと外科処置具が使いにくくなるが、本実施形態ではかかかる事態が防止されている。
さらにまた、プローブ61において太外径部66よりも細径のテーパ部64及び細外径部63を形成し、テーパ部64にフランジ状の押圧部65を形成することで、押圧部65の外径を太外径部66の外径以下としている。即ち、シースユニット22が太径化することが回避されており、外科処置具の操作性の低下が防止されている。特に、本実施形態のような、比較的短尺の開腹手術用の外科処置具では、外科処置具の太径化により、外科処置具の先端部の処置部62が視認しにくくなり、外科処置具の操作性が低下することとなるが、本実施形態ではかかる事態が防止されている。
なお、本実施形態では、非回転対称形状を有する処置部を用いているが、本発明は、例えばプローブの先端部が球状をなすような、回転対称形状を有する処置部にも適用可能である。
また、本発明は、上述した開腹手術用の超音波出力併用型高周波処置具以外の様々な外科処置装置にも適用可能である。
例えば、本発明は、図6に示されるような、内視鏡手術用の超音波出力併用型高周波処置具にも適用可能である。図6に示される外科処置具では、上述した実施形態と同様な構成のハンドピース21、シースユニット22が用いられている。但し、シースユニット22は長尺であり、先端側シース55の先端部には挿入シース86の基端部が内挿固定されており、挿入シース86にはプローブ61が挿通されている。プローブ61の軸方向長さは超音波振動の1/2波長の整数倍の長さとなっている。
また、例えば、本発明は、図7に示されるような、内視鏡手術用の超音波処置具にも適用可能である。図7に示される外科処置具では、シースユニット22の挿入シース86にプローブ61が挿通されている。挿入シース86の先端部にはジョー92が枢着されており、ジョー92はプローブ61の先端部の処置部62に対して開閉されてプローブ61と共同して生体組織を把持可能である。シースユニット22の基端部はハンドルユニット88の先端側に連結されている。ハンドルユニット88の円筒状の本体部89には一対のハンドル91が突設されており、一対のハンドル91を開閉操作することによりジョー92が開閉作動される。また、先端側のハンドル91には、ハンドスイッチ部49が配設されている。ハンドルユニット88の本体部89の基端側には、振動子ユニット87の先端部が着脱自在に連結されている。ここで、振動子ユニット87は、上述した実施形態のハンドピース21と同様な構成を有する。但し、本変形例では、ハンドスイッチ部49は振動子ユニット87ではなくハンドルユニット88に配設されており、ハンドルユニット88と振動子ユニット87とは適切な電気的接続機構により接続され、ハンドスイッチ部49が装置本体に接続される。また、振動子ユニット87の先端部には上述した実施形態と同様なカムピンが配設されており、ハンドルユニット88の本体部89内にはカム枠が配設されている。そして、カム機構によりハンドルユニット88に振動子ユニット87を連結することにより、ハンドルユニット88の本体部89内で、プローブ61の基端部とホーン31の先端部とが互いに押圧され、連結されるようになっている。
21…第1のユニット(ハンドピース)、22…第2のユニット(シースユニット)、31…第1の振動伝達部材(ホーン)、39…第1の保持部材(内側ハウジング)、54…第2の保持部材(シース組体)、61…第2の振動伝達部材(プローブ)、63…細外径部、64…テーパ部、65…押圧部、66…太外径部、67…弾性部材、69,74…調整連結機構(カム機構)、69…作動部(カムピン)、74…作動受部(カム面)、78…告知機構(凹凸形状、連結凸面)、80…連結位置(係合凹面)。

Claims (9)

  1. 軸方向に延び端部を有し超音波振動を伝達する第1の振動伝達部材、及び、前記第1の振動伝達部材を保持している第1の保持部材、を有する第1のユニットと、
    軸方向に延び端部を有し超音波振動を伝達する第2の振動伝達部材、前記第2の振動伝達部材の軸方向に移動可能に前記第2の振動伝達部材を保持している第2の保持部材、及び、前記第2の振動伝達部材と前記第2の保持部材との間に設けられ、前記第2の振動伝達部材の軸方向についての前記第2の振動伝達部材と前記第2の保持部材との相対的配置に応じて変形され、前記第2の振動伝達部材に前記第2の振動伝達部材の軸方向への弾性力を付与する弾性部材、を有する第2のユニットと、
    前記第1のユニットと前記第2のユニットとを互いに連結し、前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とを共軸に配置して前記第1の振動伝達部材の端部と前記第2の振動伝達部材の端部とを互いに当接させると共に、共軸方向についての前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対的配置を一定に調整することにより前記弾性部材の変形量を一定に調整する調整連結機構と、
    を具備することを特徴とする外科処置装置。
  2. 前記調整連結機構は、カム機構を有し、
    前記カム機構は、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との内の一方の保持部材に設けられている作動部と、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との内の他方の保持部材に設けられ軸を中心として螺旋状に延びている作動受部と、を有し、前記作動部は前記作動受部に沿って移動され、前記作動部が前記作動受部の連結位置に配置された場合に前記第1のユニットと前記第2のユニットとが互いに連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外科処置装置。
  3. 前記調整連結機構は、前記弾性部材の弾性力に抗して共軸方向に前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを相対的に移動させるための操作について、必要な操作力量が一定となるように、操作量に対する共軸方向についての前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対的移動量を、共軸方向についての前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との相対的配置に応じて変化させている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外科処置装置。
  4. 前記カム機構は、前記弾性部材の弾性力に抗して共軸方向に前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを相対的に移動させるための回転操作について、回転操作力量が一定となるように、回転角度に対して圧力角を変化させている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の外科処置装置。
  5. 前記調整連結機構は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとが連結されたことを告知する告知機構を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外科処置装置。
  6. 前記カム機構は、前記作動受部において連結位置の手前で前記作動受部に交差する方向に突没している凹凸形状を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の外科処置装置。
  7. 前記調整連結機構は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとを共軸を中心とする複数の相対的回転配置で連結可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外科処置装置。
  8. 前記カム機構は、周方向について互いに異なる位置に配置されている第1及び第2の連結位置を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の外科処置装置。
  9. 前記第2の振動伝達部材は、前記第2の振動伝達部材において軸方向の一端側に形成されている太外径部と、前記第2の振動伝達部材において軸方向の他端側に形成され前記太外径部よりも外径の小さな細外径部と、前記第2の振動伝達部材において前記太外径部と前記細外径部との間に形成され軸方向の一端側から他端側へと外径の減少するテーパ部と、前記テーパ部あるいは前記細外径部に設けられ径方向に突出している押圧部と、を有し、
    前記弾性部材は、軸方向について前記押圧部と前記第2の保持部材との間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外科処置装置。
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