JP2010167084A - 超音波手術装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、超音波振動子から発振される超音波振動をプローブの先端に伝達させる振動ユニットの構成を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる超音波手術装置を提供する。
【解決手段】超音波振動子2は、圧電素子7と、前記圧電素子7の振幅を増幅するホーン8と、電極9,10とを有し、プローブ6は、基端部に前記ホーン8と、前記圧電素子7と、前記電極9,10とに貫通状態で挿通される挿通軸部13を有し、プローブ6と超音波振動子2とを一体化した振動ユニット3を設けたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハンドピースに内蔵された超音波振動子からの超音波振動を伝達する超音波伝達用プローブを備え、生体組織を超音波処置する超音波手術装置に関する。
一般に、医療用の超音波手術装置として、例えば特許文献1に記載されている装置がある。ここでは、電気的エネルギーを機械的動作(超音波振動)に変更するトランスデューサと、その超音波振動を用いて患部の治療を行うハンドル組立体とが設けられている。ハンドル組立体は、導波管(超音波伝達プローブ)を有する。超音波伝達プローブの基端部は、トランスデューサに連結されている。超音波伝達プローブの先端には、処置部であるエンド−イフェクタが設けられている。そして、トランスデューサから出力される超音波振動は、超音波伝達プローブを介してエンド−イフェクタに伝達され、患部が超音波振動によって処置される構成になっている。
特表2003−502102号公報
従来、トランスデューサと、ハンドル組立体とは別々に製造され、使用時に組み付けて用いられる。そのため、トランスデューサとハンドル組立体側の超音波伝達プローブの基端部との間は、連結部を介して連結しているので、トランスデューサ側の構成要素と、ハンドル組立体側の超音波伝達プローブの構成要素とは、それぞれ別々に構成されている。その結果、超音波振動子から発振される超音波振動を超音波伝達プローブの先端に伝達させる振動ユニット全体の構成要素の部品数が比較的多くなり、振動ユニット全体の構成が複雑になる問題がある。したがって、振動ユニット全体の組立時の工数が多くなり、時間がかかるうえ、プローブの振動にもバラツキが生じやすいので、プローブの振動の検査や、調整にも時間がかかる問題がある。
さらに、トランスデューサ側の構成要素の組立時の締めつけトルクのバラツキ等により、ハンドル組立体に内包するプローブの振動にもバラツキが生じる。その結果、患部の切開速度や、血管の吻合状態に対しても、バラツキが発生する可能性がある。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、超音波振動子から発振される超音波振動をプローブの先端に伝達させる振動ユニットの構成を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる超音波手術装置を提供することにある。
請求項1の発明は、超音波振動子から発振される超音波振動が伝達されるプローブの先端に生体組織を処置する処置部を有する超音波手術装置において、前記超音波振動子は、圧電素子と、前記圧電素子の振幅を増幅するホーンと、電極とを有し、前記プローブは、基端部に前記ホーンと、前記圧電素子と、前記電極とに貫通状態で挿通される挿通軸部を有し、前記プローブの挿通軸部を前記超音波振動子に貫通させた状態で前記プローブと前記超音波振動子とを一体化した振動ユニットを設けたことを特徴とする超音波手術装置である。
そして、本請求項1の発明では、プローブの基端部の挿通軸部が超音波振動子のホーンと、圧電素子と、電極とに貫通状態で挿通され、プローブと超音波振動子とを一体化した振動ユニットを設けたことにより、超音波振動子から発振される超音波振動をプローブの先端に伝達させる振動ユニットの構成を簡素化して、製造コストの低減を図るようにしたものである。これにより、製造時にプローブに対して振動子を一体的に組付け、その状態で、検査、振動調整を行うため、振動のバラツキが少ないプローブを提供できる。
請求項2の発明は、前記プローブは、前記挿通軸部の基端部に雄ねじ部を有し、前記超音波振動子は、前記雄ねじ部に螺合して前記圧電素子を加圧、固定するためのねじ部材を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波手術装置である。
そして、本請求項2の発明では、製造時にプローブの挿通軸部の雄ねじ部に超音波振動子のねじ部材を螺合させることにより、圧電素子を加圧、固定する。その状態で、検査、振動調整を行うため、プローブの先端振動のバラツキを低減し、振動のバラツキが少ないプローブを提供できるようにしたものである。
請求項3の発明は、前記挿通軸部は、前記雄ねじ部の前方に前記ホーンと、前記圧電素子と、前記電極とを組み付けるための嵌合部を有することを特徴とする請求項2に記載の超音波手術用機器である。
そして、本請求項3の発明では、挿通軸部の雄ねじ部の前方の嵌合部にホーンと、圧電素子と、電極とを組み付けるようにしたものである。
請求項4の発明は、前記ホーンは、前記挿通軸部が挿通される貫通穴を有し、前記挿通軸部は、前記貫通穴に圧入されることを特徴とする請求項2に記載の超音波手術装置である。
そして、本請求項4の発明では、ホーンの貫通穴に挿通軸部が圧入されて挿通されるようにしたものである。これにより、ホーンとプローブの間で超音波振動を減衰なく伝えることができる。
請求項5の発明は、前記ホーンは、前記挿通軸部が挿通される貫通穴に雌ねじが形成され、前記挿通軸部は、前記雌ねじと螺合する雄ねじ部を有することを特徴とする請求項2に記載の超音波手術装置である。
そして、本請求項5の発明では、ホーンの貫通穴の雌ねじに、挿通軸部の雄ねじ部を螺合する状態で、挿通されるようにしたものである。これにより、ホーンとプローブの間で超音波振動を減衰なく伝えることができる。
本発明によれば、超音波振動子から発振される超音波振動をプローブの先端に伝達させる振動ユニットの構成を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる超音波手術装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態の超音波手術装置を示す縦断面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置の振動ユニットを示すもので、(A)は振動子一体型プローブの一部を断面にして示す側面図、(B)は振動子の断面部分を拡大して示す側面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置のハンドルユニットの可動ハンドルとスライダとの連結部分を示すもので、(A)は側面図、(B)は(A)のIIIB−IIIB線断面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置の回転ノブ組み付けユニットの組み付け部分を分解して示す斜視図。 第1の実施の形態の超音波手術装置のハンドルユニットの要部構成を示す縦断面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置の処置部の部分を示す縦断面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置の操作力制限部の組み付け状態を示す縦断面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置の使用時に把持部の動きと操作力制限部のばねに掛かる力量との関係について模式的に表した状態の説明図。 第1の実施の形態の超音波手術装置の回転ノブとプローブとの嵌合部分を示す要部の横断面図。 本発明の第2の実施の形態の超音波手術装置の振動ユニットの振動子一体型プローブの一部を断面にして示す側面図。 本発明の第3の実施の形態の超音波手術装置の回転ノブとプローブとの嵌合部分を示す要部の横断面図。 本発明の第4の実施の形態の超音波手術装置を示すもので、(A)はハンドルユニットのユニット本体の内部構造を示す縦断面図、(B)は(A)の12B−12B線断面図。 第4の実施の形態の超音波手術装置の回転ノブと複合ばねの組み付け部分を分解して示す斜視図。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図9を参照して説明する。図1は、本実施の形態の超音波手術装置1を示すものである。本実施の形態の超音波手術装置1は、主に超音波振動を発生させる超音波振動子2を有する振動ユニット3と、その超音波振動を用いて患部の治療を行うハンドルユニット4とが設けられている。
図2(A)は、振動ユニット3全体の概略構成を示す。本実施の形態の振動ユニット3は、振動子一体型プローブ5を有する。振動子一体型プローブ5は、超音波振動子2と、この超音波振動子2で発生した超音波振動を伝達する棒状の振動伝達部材であるプローブ6とを一体的に組み付けたものである。
前記超音波振動子2は、複数の圧電素子7と、前記圧電素子7の振幅を増幅するホーン8と、2つの電極(プラス電極9とマイナス電極10)と、バックマス(ねじ部材)11とを有する。プラス電極9とマイナス電極10は、複数の圧電素子7間に交互に介挿される状態で積層されている。ホーン8と、バックマス11は、ジュラルミン、あるいは例えば64Tiなどのチタン合金によって形成されている。ホーン8は、先端側に向かうにしたがって外径が細くなる円錐形状に形成されている。
図2(B)に示すように圧電素子7と、ホーン8と、2つの電極9,10とには、軸心部にそれぞれ同径の貫通穴7a、8a、9a、10aが形成されている。また、バックマス11の軸心部には、ねじ穴部11aを有する。
前記プローブ6は、例えば64Tiなどのチタン合金によって形成されたプローブ本体12を有する。このプローブ本体12の基端部側には、前記ホーン8と、前記圧電素子7と、前記2つの電極9,10の各貫通穴8a、7a、9a、10aとに貫通状態で挿通される挿通軸部13を有する。挿通軸部13は、前記プローブ本体12の外径よりも小径に形成されている。
挿通軸部13は、前記ホーン8と、前記圧電素子7と、前記2つの電極9,10の各貫通穴8a、7a、9a、10aと嵌合する嵌合部13aの長さよりも長く形成されている。そして、挿通軸部13の基端部13bには、前記嵌合部13aの外側に突出する部分に雄ねじ部14が形成されている。この雄ねじ部14は、バックマス11のねじ穴部11aに螺挿されている。これにより、前記プローブ6の挿通軸部13を前記超音波振動子2に貫通させた状態で前記プローブ6と前記超音波振動子2とを一体化した振動ユニット3が形成されている。そして、超音波振動子2で発生した超音波振動を前記ホーン8で増幅したのち、前記プローブ6の先端部6a側に伝達するようになっている。プローブ6の先端部6aには、生体組織を処置する後述する処置部が形成されている。
さらに、バックマス11のねじ穴部11aをプローブ6の挿通軸部13の雄ねじ部14にねじ込み固定することにより、前記圧電素子7を加圧・固定するための締め付け力が調整できる。これにより、振動ユニット3全体の振動調整を行うことができるようになっている。
また、本実施の形態では、前記ホーン8は、プローブ6の挿通軸部13に圧入状態で嵌合されている。ここで、ホーン8の貫通穴(穴部)8aの穴径が例えば、4.8mmの場合に、挿通軸部13の外径は、4.8mm+23μ〜36μ程度に設計されている。そして、ホーン8とプローブ6の挿通軸部13との組み付け時には、ホーン8を加熱した状態で、プローブ6の挿通軸部13をホーン8の貫通穴8aに圧入する。これにより、プローブ6の挿通軸部13とホーン8の貫通穴8aとの間を周方向の全体に亙りほぼ均等に圧接させる状態で接合固定されている。
また、プローブ本体12の外周面には、軸方向の途中にある振動の節位置の数箇所に弾性部材でリング状に形成されているゴムライニング15が取り付けられている。そして、これらのゴムライニング15によってプローブ本体12の外周面と後述する操作パイプ33との接触を防止するようになっている。
振動子一体型プローブ5の軸方向における最も基端部側の振動の節位置には、フランジ部16が設けられている。さらに、超音波振動子2のプラス電極9とマイナス電極10は、超音波振動を発生させるための電流を供給する図示しない電源装置本体に接続されたコード17内に配設されたプラス配線18とマイナス配線19とに接続されている。コード17を通じて電源装置本体から電力を超音波振動子2に供給することによって、超音波振動子2が駆動される。
図1に示すようにハンドルユニット4は、操作部20と、長尺な外套管21からなる挿入シース部22と、先端作用部23とを備える。挿入シース部22の基端部は、操作部20に軸回り方向に回転可能に取り付けられている。先端作用部23は、挿入シース部22の先端に設けられている。
ハンドルユニット4の操作部20は、操作部本体24と、固定ハンドル25と、可動ハンドル26と、回転ノブ27とを有する。操作部本体24は、固定ハンドル25と一体に形成されている。
操作部本体24と固定ハンドル25との連結部には、背面側に可動ハンドル26を挿通するスリット28が形成されている。可動ハンドル26の上部はこのスリット28を通して操作部本体24の内部に延出されている。スリット28の下側の端部にはハンドルストッパ29が固定されている。
可動ハンドル26は、ハンドル支軸30を介して操作部本体24に回動可能に取り付けられている。そして、ハンドル支軸30を中心として可動ハンドル26が回動する動作にともない可動ハンドル26が固定ハンドル25に対して開閉操作されるようになっている。
可動ハンドル26の上端部には、図3(B)に示すようにほぼU字状の連結アーム31が設けられている。連結アーム31の両端には、それぞれハンドル爪32が内方向に向けて突設されている。
また、図4に示すように挿入シース部22は、前記外套管21と、この外套管21内に軸方向に移動可能に挿通された操作パイプ33とを有する。前記外套管21の基端部には、先端側部分よりも大径な大径部34が形成されている。この大径部34の基端部には、両側面にそれぞれ角穴35が形成されている。この大径部34の周囲に回転ノブ27が装着されるようになっている。
操作パイプ33は、外套管21内に組み付けられた状態で、外套管21の角穴35と対応する両側面の部位にスライド穴36がそれぞれ設けられている。各スライド穴36は、操作パイプ33の軸方向に長い長穴によって形成されている。
図5に示すように回転ノブ27には、後端面側に連結用の円筒部37が後方に向けて突設されている。円筒部37の前端部には操作部本体24の前面に形成された回転ノブ装着用の穴部の周縁部と回転自在に連結されるリング状の溝からなる軸受け部37aが形成されている。回転ノブ27の円筒部37の後端部には一対の係合アーム38が後方に向けて突設されている。各係合アーム38の先端部には内方向に向けて突設された爪部39がそれぞれ形成されている。
挿入シース部22の組み立て時には、振動子一体型プローブ5のプローブ6は、操作パイプ33の内部に挿入される。このとき、ゴムライニング15によってプローブ本体12の外周面と操作パイプ33との接触を防止することができる。
次に、外套管21の内部に操作パイプ33が挿入される。このプローブ6には、操作パイプ33のスライド穴36と対応する両側面にそれぞれ平面状の切欠部40が形成されている。そして、上記3部品を組み付けたのち、外套管21の角穴35と、操作パイプ33のスライド穴36と、プローブ6の切欠部40とが位置合わせされる。この状態で、上記3部品を組み付けた組み付けユニットに、回転ノブ27を組み付ける。このとき、回転ノブ27の係合アーム38の爪部39は、外套管21の角穴35と操作パイプ33のスライド穴36とを貫通して操作パイプ33の内部に挿入され、プローブ6の切欠部40に引っ掛けた状態で係合される。これにより、回転ノブ27と、外套管21と、操作パイプ33とプローブ6とが一体的に組み付けられた状態の回転ノブ組み付けユニットが形成されている。
また、図9に示すようにプローブ6の切欠部40には、切欠部40の平面から突出する突出部40aが形成されている。回転ノブ27の係合アーム38の爪部39には、プローブ6の切欠部40と当接する面に切欠部40の突出部40aと係脱可能に係合する係合凹部39aが形成されている。そして、プローブ6の切欠部40に係合アーム38の爪部39が当接された状態で切欠部40の突出部40aが爪部39の係合凹部39aに係合される。これにより、回転ノブ27の回転時にプローブ6の切欠部40と、係合アーム38の爪部39との滑りを防止してプローブ6の切欠部40と、係合アーム38の爪部39との脱落がし難くなっている。
また、図7に示すように操作パイプ33の外周面には、スライド穴36よりも後端部側にスリット41が設けられている。さらに、操作パイプ33の外周面には、リング状のスライダ42が軸方向に沿って移動可能に設けられている。このスライダ42の外周面には、周方向に沿って延設されたリング状溝43が形成されている。図3(B)に示すようにこのリング状溝43には、可動ハンドル26の連結アーム31の両端のハンドル爪32がそれぞれ挿入される状態で係合されている。
スライダ42の内周面には、第1の係合爪44が突設されている。この第1の係合爪44は、操作パイプ33のスリット41内に挿入されて係合されている。スライダ42の後方には、コイルばね(弾性部材)45を介して固定リング46が配設されている。この固定リング46の内周面には、第2の係合爪47が突設されている。
操作パイプ33の基端部には、固定穴48が形成されている。この固定穴48には、固定リング46の第2の係合爪47が挿入された状態で係合固定されている。ここで、固定リング46の第2の係合爪47が固定穴48に係合固定された際に、コイルばね45は、反力A(N)が発生するように圧縮されている。すなわち、スライダ42と固定リング46との間でコイルばね45は、蓄圧状態で、セットされている。これにより、スライダ42と、固定リング46と、コイルばね45との組み付けユニットによって可動ハンドル26の操作力を制限する操作力制限部49が形成されている。なお、操作力制限部49の弾性変形部分は、コイルばね45のようなコイル形状以外の形状のばね部材によってばね常数を変える構成にしてもよい。
そして、可動ハンドル26を固定ハンドル25に対して閉じる方向に駆動する可動ハンドル26の閉操作時(図5中でハンドル支軸30を中心として反時計回り方向に可動ハンドル26を回転させる操作時)には、この可動ハンドル26の閉操作によってハンドル爪32を介してスライダ42に図5中で左方向(プローブ6の軸方向で、かつ基端部側に向かう方向)に移動する操作力が伝達される。この操作力がスライダ42からコイルばね45、固定リング46を介して操作パイプ33に伝達され、操作パイプ33が図5中で左方向に移動操作される。
図6は、ハンドルユニット4の先端作用部23の周辺部分を示す。ハンドルユニット4の先端作用部23は、片開き型の把持部50を有する。把持部50の基端部は、外套管21の先端部に支点ピン51を介して回動可能に連結されている。
さらに、操作パイプ33の先端部には、把持部50の基端部が作用ピン52を介して回動可能に連結されている。この把持部50は、プローブ6の先端部6aと共に超音波手術装置1の処置部を構成している。そして、操作パイプ33が軸方向に移動する動作時に、把持部50は、作用ピン52を介して前後方向に押し引き操作される。このとき、操作パイプ33が手元側(図6中で左方向)に移動操作される動作時には作用ピン52を介して把持部50が支点ピン51を中心に時計回り方向に回動される。これにより、把持部50がプローブ6の先端部6aに接近する方向(閉方向)に回動する。このとき、片開き型の把持部50と、プローブ6の先端部6aとの間で生体組織を把持することができる。
この把持部50の閉操作時には、可動ハンドル26の操作力量が所定の設定力量(A)を越えるとスライダ42がコイルばね45の付勢力に抗して固定リング46の方向に移動する。これにより、コイルばね45が縮むが、把持部50の位置はほとんど変わらない状態で保持される。したがって、スライダ42と、固定リング46と、コイルばね45との組み付けユニットの操作力制限部49によって過負荷防止機構が形成されている。
また、操作パイプ33が先端側(図6中で右方向)に移動操作される動作時には作用ピン52を介して把持部50が支点ピン51を中心に反時計回り方向に回動される。これにより、把持部50がプローブ6の先端部6aから離れる方向(開方向)に回動する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態の超音波手術装置1の使用時には、まず、挿入シース部22の先端を処置対象となる目的の生体組織の近傍位置まで挿入する。続いて、把持部50とプローブ6の先端部6aとの間に生体組織を位置させる。この状態で、可動ハンドル26を握り込み、可動ハンドル26を閉方向に回動操作する。
このとき、可動ハンドル26の閉操作によってハンドル爪32を介してスライダ42に図5中で左方向に移動する操作力が伝達される。この操作力がスライダ42からコイルばね45、固定リング46を介して操作パイプ33に伝達され、操作パイプ33が図5中で左方向に移動操作される。
操作パイプ33が手元側(図6中で左方向)に移動操作される動作時には作用ピン52を介して把持部50が支点ピン51を中心に時計回り方向に回動される。これにより、把持部50がプローブ6の先端部6aに接近する方向(閉方向)に回動する。このとき、片開き型の把持部50と、プローブ6の先端部6aとの間で生体組織を把持する。
また、図8は、把持部50の動きと操作力制限部49のコイルばね45に掛かる力量(F)との関係について模式的に表した状態の説明図である。図8中で、横軸は、把持部50の位置(S)である。S0は、把持部50の全開位置、S1は、把持部50が生体組織と接触した位置である。S2は、把持部50と、プローブ6の先端部6aとの間で生体組織を把持する力量が設定力量(A)に達した位置である。S3は、把持部50の全閉位置の近傍で可動ハンドル26が操作部本体24のハンドルストッパ29に当接した位置である。
(1)可動ハンドル26の閉操作時には、可動ハンドル26を握り込み、生体組織に接触する直前までのS0とS1の間の領域(R1)では、可動ハンドル26にほとんど力を掛けることなく、把持部50を閉じることができる。
(2)把持部50が生体組織に接触した位置S1からコイルばね45に対して設定力量(A)が掛かる位置S2までの間の領域(R2)では、挟み込んだ生体組織を圧潰しながら徐々にコイルばね45に掛かる力量が上がっていく。
(3)コイルばね45に掛かる力量が設定力量(A)を超えた位置S2の後、可動ハンドル26が操作部本体24のハンドルストッパ29に接触する位置S3までの間の領域(R3)では、ばね定数と変位の関係でコイルばね45が縮むが、把持部50の位置はほとんど変わらない。なお、生体組織を挟み込んでいく状況では、把持部50の動きとコイルばね45に掛かる力量は直線的に推移しない。これにより、可動ハンドル26の閉操作時に可動ハンドル26の操作力量がコイルばね45に掛かる設定力量(A)を超えた場合であっても生体組織に過負荷が加わることを防止することができる。
このように生体組織を把持した状態で、超音波電源から電力を超音波振動子2に供給し、超音波振動子2を振動させる。この超音波振動は、プローブ6の先端部6aまで伝達される。そして、この超音波振動を用いて把持部50とプローブ6の先端部6aとの間で把持されている生体組織の治療を行う。
また、回転ノブ27を軸回り方向に回転操作させることにより、回転ノブ27と、外套管21と、操作パイプ33とプローブ6とが一体的に軸回り方向に回転して、把持部50とプローブ6の先端部6aとの間に形成される超音波手術装置1の処置部の向きを処置対象の生体組織の位置に合わせて調整することができる。
本実施の形態の効果は、次の通りである。すなわち、本実施の形態の超音波手術装置1では、プローブ6の基端部の挿通軸部13が超音波振動子2のホーン8と、圧電素子7と、2つの電極(プラス電極9とマイナス電極10)とに貫通状態で挿通され、バックマス11によってプローブ6と超音波振動子2とを一体化した振動子一体型プローブ5を有する振動ユニット3を構成している。そのため、従来のように超音波振動子側の構成要素と、ハンドル組立体側の超音波伝達プローブの構成要素とをそれぞれ別々に製造し、これらを組み付ける場合に比べて超音波振動子2から発振される超音波振動をプローブ6の先端に伝達させる振動ユニット3の構成を簡素化して、製造コストの低減を図ることができる。
さらに、本実施の形態の超音波手術装置1では、振動子一体型プローブ5の組み付け作業時には、プローブ6の根元側の径を細くした挿通軸部13の部分に、圧電素子7の振動を増幅するためのホーン8と、圧電素子7と、2つの電極(プラス電極9とマイナス電極10)とを通す作業を行う。その後に、バックマス11のねじ穴部11aをプローブ6の挿通軸部13の雄ねじ部14にねじ込み固定することにより、前記圧電素子7を加圧・固定するための締め付け力が調整できる。このようにバックマス11のねじ穴部11aをプローブ6の挿通軸部13の雄ねじ部14にねじ込み、締めつけながらプローブ6の先端部6aの振動を調整し、振動ユニット3全体の振動調整を行うことができる。したがって、製造時にプローブ6に対して振動子2を一体的に組付け、その状態で、検査、振動調整を行うため、プローブ6の製品毎にそのプローブ6に合わせて個別に圧電素子7への加圧を調整しながら組み付けることができるため、製品毎に個別のプローブ6の先端部6aの振動のバラツキを小さくすることができる。
また、図10は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図9参照)の超音波手術装置1の振動ユニット3の振動子一体型プローブ5の一部の構成を次の通り変更したものである。なお、これ以外の部分は第1の実施の形態の超音波手術装置1と同一構成になっており、第1の実施の形態の超音波手術装置1と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
すなわち、第1の実施の形態では、ホーン8の貫通穴8aにプローブ6の挿通軸部13が圧入されて挿通される構成を示した。これに対し、本実施の形態では、ホーン8は、プローブ6の挿通軸部13が挿通される貫通穴8aに雌ねじ61が形成されている。前記挿通軸部13は、前記雌ねじ61と螺合する雄ねじ部62を有する。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では、
ホーン8の貫通穴8aの雌ねじ61に、挿通軸部13の雄ねじ部62を螺合する状態で、挿通されるようにしたものである。これにより、ホーン8とプローブ6の間で超音波振動を減衰なく伝えることができる。
また、図11は本発明の第3の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図9参照)の超音波手術装置1の回転ノブ27とプローブ6との嵌合部分の構成を次の通り変更したものである。
すなわち、本実施の形態では、回転ノブ27の係合アーム38の爪部39に、爪部39の端面から突出する突出部71が形成されている。プローブ6の切欠部40には、係合アーム38の爪部39と当接する面に爪部39の突出部71と係脱可能に係合する係合凹部72が形成されている。
そして、プローブ6の切欠部40に係合アーム38の爪部39が当接された状態で切欠部40の係合凹部72に爪部39の突出部71が係合される。これにより、回転ノブ27の回転時にプローブ6の切欠部40と、係合アーム38の爪部39との滑りを防止してプローブ6の切欠部40と、係合アーム38の爪部39との脱落がし難くなっている。
また、図12(A),(B)、図13は本発明の第4の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図9参照)の超音波手術装置1の可動ハンドル26の操作力を制限する操作力制限部49の構成を次の通り変更したものである。なお、これ以外の部分は第1の実施の形態の超音波手術装置1と同一構成になっており、第1の実施の形態の超音波手術装置1と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
すなわち、第1の実施の形態のコイルばね45に代えて図13に示すようにゴムなどの弾性体で形成された円筒状の複合ばね本体81が設けられている。この複合ばね本体81の前端部には、スライダ82、後端部には固定リング83がそれぞれ一体的に設けられている。
スライダ82の外周面には、周方向に沿って延設されたリング状溝84が形成されている。このリング状溝84には、可動ハンドル26の連結アーム31の両端のハンドル爪32がそれぞれ挿入される状態で係合されている(図3(B)参照)。
スライダ82の内周面には、第1の係合爪85が突設されている。この第1の係合爪85は、操作パイプ33のスリット41内に挿入されて係合されている。固定リング83の内周面には、第2の係合爪86が突設されている。固定リング83の第2の係合爪86は、操作パイプ33の基端部の固定穴48に挿入された状態で係合固定されている。ここで、固定リング83の第2の係合爪86が固定穴48に係合固定された際に、複合ばね本体81は、反力A(N)が発生するように圧縮されている。すなわち、スライダ82と固定リング83との間で複合ばね本体81は、蓄圧状態で、セットされている。これにより、スライダ82と、固定リング83と、複合ばね本体81との組み付けユニットによって可動ハンドル26の操作力を制限する操作力制限部87が形成されている。本実施の形態の複合ばね本体81は、コイルばね45に比べてばね常数を高く設定することができる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態の超音波手術装置1の使用時に、可動ハンドル26を握り込み、可動ハンドル26を閉方向に回動操作することにより、片開き型の把持部50と、プローブ6の先端部6aとの間で生体組織を把持する。このとき、把持部50の動きと操作力制限部87の複合ばね本体81に掛かる力量(F)との関係については第1の実施の形態と同様であり、操作力制限部87によって第1の実施の形態と同様の動作が行われる。
すなわち、可動ハンドル26の閉操作時に、把持部50が生体組織に接触した位置S1から複合ばね本体81に対して設定力量(A)が掛かる位置S2までの間の領域(R2)では、挟み込んだ生体組織を圧潰しながら徐々に複合ばね本体81に掛かる力量が上がっていく。
複合ばね本体81に掛かる力量が設定力量(A)を超えた位置S2の後、可動ハンドル26が操作部本体24のハンドルストッパ29に接触する位置S3までの間の領域(R3)では、ばね定数と変位の関係で複合ばね本体81が縮むが、把持部50の位置はほとんど変わらない。
そこで、上記構成のものにあっても、可動ハンドル26を閉方向に回動操作した際に、可動ハンドル26の操作力量が複合ばね本体81に掛かる設定力量(A)を超えた場合であっても第1の実施の形態と同様に生体組織に過負荷が加わることを防止することができる。
さらに、本実施の形態では、第1の実施の形態のコイルばね45に代えて図13に示すようにゴムなどの弾性体で形成された円筒状の複合ばね本体81を使用しているので、部品数をさらに削減し、構成のさらなる簡素化を図ることができる。さらに、操作力制限部87のばね常数を高く設定することができるため、操作力制限部87を一層、小型化することができる。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 超音波振動子から発振される超音波振動を用い、生体の患部を治療する超音波手術用機器のプローブにおいて、圧電素子と、圧電素子の振幅を増幅するための部材と、電極と、圧電素子の加圧・固定をするためのねじ部材を一体的に有することを特徴とする超音波手術用機器のプローブ。
(付記項2) 前記付記項1記載の超音波手術用機器のプローブにおいて、圧電素子の振幅を増幅する部材と、圧電素子と、電極を組み付けるための嵌合部と、圧電素子の加圧・固定をするためのねじ部材と螺合する雄ねじ部とを有することを特徴とする超音波手術用機器のプローブ。
(付記項3) 前記付記項1記載の超音波手術用機器のプローブにおいて、圧電素子の振動を増幅するための部材に設けた雌ねじと、プローブの嵌合部に設けた雄ねじが、螺合して組み付けられていることを特徴とする超音波手術用機器のプローブ。
本発明は、特に超音波伝達用プローブを備え、生体組織を超音波処置する超音波手術装置を製造する技術分野や、その超音波手術装置を使用する技術分野で有効である。
2…超音波振動子、3…振動ユニット、6…プローブ、7…圧電素子、8…ホーン、9…プラス電極、10…マイナス電極、13…挿通軸部。

Claims (5)

  1. 超音波振動子から発振される超音波振動が伝達されるプローブの先端に生体組織を処置する処置部を有する超音波手術装置において、
    前記超音波振動子は、圧電素子と、前記圧電素子の振幅を増幅するホーンと、電極とを有し、
    前記プローブは、基端部に前記ホーンと、前記圧電素子と、前記電極とに貫通状態で挿通される挿通軸部を有し、
    前記プローブの挿通軸部を前記超音波振動子に貫通させた状態で前記プローブと前記超音波振動子とを一体化した振動ユニットを設けたことを特徴とする超音波手術装置。
  2. 前記プローブは、前記挿通軸部の基端部に雄ねじ部を有し、
    前記超音波振動子は、前記雄ねじ部に螺合して前記圧電素子を加圧、固定するためのねじ部材を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波手術装置。
  3. 前記挿通軸部は、前記雄ねじ部の前方に前記ホーンと、前記圧電素子と、前記電極とを組み付けるための嵌合部を有することを特徴とする請求項2に記載の超音波手術装置。
  4. 前記ホーンは、前記挿通軸部が挿通される貫通穴を有し、
    前記挿通軸部は、前記貫通穴に圧入されることを特徴とする請求項2に記載の超音波手術装置。
  5. 前記ホーンは、前記挿通軸部が挿通される貫通穴に雌ねじが形成され、
    前記挿通軸部は、前記雌ねじと螺合する雄ねじ部を有することを特徴とする請求項2に記載の超音波手術装置。
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