JP5689740B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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800MHz帯から2000MHz帯の通信網を利用する通信モジュールに適用することができる従来提案されている平面アンテナの構成を図34および図35に示す。図34は、従来の平面アンテナのアンテナ部100の表面の構成を示す図であり、図35は、従来の平面アンテナのアンテナ部100の裏面の構成を示す図である。
図35に示すように、アンテナ基板110の裏面には横方向に細長く延伸された無給電素子122が、例えば第2エレメント121に対面して形成されている。また、第1エレメント120の給電点とスルーホール120cで接続されている給電パターン123aと、第2エレメント121の給電点とスルーホール121cで接続されているアースパターン123bとが形成されている。アンテナ部100は同軸ケーブルにより給電されるが、同軸ケーブルの芯線が給電パターン123aにハンダ付けにより接続され、芯線と同軸構造を構成しているシールド導体がアースパターン123bにハンダ付けにより接続される。
これらの図に示す小型化したアンテナ部200は、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性のアンテナ基板213の表面に、図37に示すように第1エレメント230と第2エレメント231との2つがプリントにより形成されている。アンテナ基板213は横に長い長方形とされており、左半面に小型化された第1エレメント230が形成されており、右半面に小型化された第2エレメント231が形成されている。第1エレメント230は、給電点から拡がるテーパ部を有しほぼアンテナ基板213の周縁に沿って形成されている第1ループエレメント230aと、この第1ループエレメント230aの内部に形成された第1T型エレメント230bとから構成されている。第1T型エレメント230bは給電点から延伸された直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
図38に示すように、アンテナ基板213の裏面には横方向に細長く延伸された無給電素子233が、例えば第2エレメント231に対面して形成されている。また、第1エレメント230の給電点とスルーホール230cで接続されている給電パターン235aと、第2エレメント231の給電点とスルーホール231cで接続されているアースパターン235bとが形成されている。アンテナ部200は同軸ケーブルにより給電されるが、同軸ケーブルの芯線が給電パターン235aにハンダ付けにより接続され、芯線と同軸構造を構成しているシールド導体がアースパターン235bにハンダ付けにより接続される。
そこで、本発明は小型化しても1700MHz帯においてVSWRが劣化することのないアンテナ装置を提供することを目的としている。
これらの図に示す本発明にかかるアンテナ装置1は、合成樹脂製の厚みの薄い直方体状のアンテナケース10に収納されており、アンテナケース10から受信信号を導出する同軸ケーブル11が引き出されている。同軸ケーブル11の先端には同軸接栓12が装着されており、同軸ケーブル11の他端部がアンテナケース10内に導入されている。アンテナケース10は、裏面が開口された矩形の箱状とされた本体ケース10aと、本体ケース10aの裏面に嵌合される矩形状の裏蓋10bとから構成されている。アンテナケース10内には、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性のアンテナ基板13からなるアンテナ部が収納されている。このアンテナ基板13の一面に形成されているアースパターンに同軸ケーブル11の他端に設けられたケーブルクランプ14がハンダ付けされることにより、同軸ケーブル11がアンテナ基板13に固着されている。この際に、同軸ケーブル11の芯線はアンテナ基板13の一面に形成されている給電パターンにハンダ付けされ、同軸ケーブル11のシールド導体(編組線)はケーブルクランプ14に電気的に接続されている。
これらの図に示す第1実施例のアンテナ部2は平面状とされており、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性のアンテナ基板13の表面に、図3に示すようにダイポールアンテナを構成している第1エレメント30と第2エレメント31との2つがプリントにより形成されている。アンテナ基板13は横に長い長方形とされており、左半面に第1エレメント30が形成されており、右半面に第2エレメント31が形成されている。第1エレメント30は、スルーホール30cが形成されている給電点から拡がるテーパ部を有しほぼアンテナ基板13の周縁に沿って形成されている第1ループエレメント30aと、この第1ループエレメント30aの内部に形成されたT字状の第1T型エレメント30bとから構成されている。第1T型エレメント30bは給電点から延伸された直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
図4に示すように、アンテナ基板13の裏面には横方向に細長く延伸された第1無給電素子33と第2無給電素子34とが、ほぼ一直線に並んで形成されている。第1無給電素子33は、アンテナ基板13を挟んで第2エレメント31に対面して形成されており、第2無給電素子34は、アンテナ基板13を挟んで第1エレメント30に対面して形成されている。また、第1エレメント30の給電点に形成されているスルーホール30cは、コ字状に屈曲されている給電パターン35aにより挿通孔13aに接続されている。挿通孔13aには、同軸ケーブル11の芯線が挿通されて給電パターン35aにハンダ付けされる。さらに、第2エレメント31の給電点に形成されているスルーホール31cは、アンテナ基板13のほぼ中央下部に形成されているスリット13bを挟んで形成されているアースパターン35bに接続されている。アースパターン35bには、同軸ケーブルの芯線と同軸構造を構成しているシールド導体が接続されているケーブルクランプ14がハンダ付けされる。
これらの図に示す第2実施例のアンテナ部3は平面状とされており、アンテナ基板13の裏面に形成されているアース素子36を備えており、その他の構成は第1実施例のアンテナ部2の構成と同様とされている。すなわち、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性のアンテナ基板13の裏面には横方向に細長く延伸された第1無給電素子33と第2無給電素子34とが、ほぼ一直線に並んで形成されている。第1無給電素子33は、アンテナ基板13を挟んで第2エレメント31に対面して形成されており、第2無給電素子34は、アンテナ基板13を挟んで第1エレメント30に対面して形成されている。また、第1エレメント30の給電点に形成されているスルーホール30cは、コ字状に屈曲されている給電パターン35aにより挿通孔13aに接続されている。挿通孔13aには、同軸ケーブル11の芯線が挿通されて給電パターン35aにハンダ付けされる。さらに、第2エレメント31の給電点に形成されているスルーホール31cは、第1無給電素子33の下側からアンテナ基板13の下端までに形成されているアース素子36のパターンに形成されている。アース素子36には、スリット13bを挟んでアースパターン35bが形成されており、左側の下端の中途から次第に幅が狭くなる斜辺が形成され斜辺の先端に折り返すよう屈曲されているミアンダライン36aが形成されている。アースパターン35bには、同軸ケーブルの芯線と同軸構造を構成しているシールド導体が接続されているケーブルクランプ14がハンダ付けされる。
第2実施例のアンテナ部3の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第2実施例のアンテナ部3のL3〜L7の寸法は第1実施例のアンテナ部2の寸法と同様とされている。また、アース素子36の幅L8は約41.2mm(約0.112λ1、約0.137λ2、約0.235λ3、約0.298λ4、約0.358λ5)とされている。
このような寸法とされた際の第2実施例のアンテナ部3のVSWRの周波数特性を図8に示す。図8を参照すると、815MHzにおいてVSWRが約3.3となると共に2400MHzにおいてVSWRが約4.3となり、2600MHzにおいてはVSWRが約3.7と低域と高域におけるVSWRが3を越えるようになる。しかし、960MHzにおいて約1.9の良好なVSWRが得られるようになり、約850MHzないし約1700MHzの帯域において、第1実施例のアンテナ部2よりVSWRは改善されている。このように、第2実施例のアンテナ部3では従来のアンテナ部100より約30%面積を縮小しても、第2無給電素子34に加えてアース素子36を設けることにより約850MHzないし2170MHzの周波数帯域においてVSWRを2.5以下とすることができるようになる。
これらの図に示す第2実施例のアンテナ部3の第1変形例では、アンテナ基板13の表面に、図9に示すようにダイポールアンテナを構成している第1エレメント30と第2エレメント31との2つがプリントにより形成されている。アンテナ基板13は横に長い長方形とされており、左半面に形成されている第1エレメント30の構成は、第2実施例のアンテナ部3と同様とされているので、その説明は省略する。アンテナ基板13の右半面に形成されている第2エレメント31は、スルーホール31cが形成されている給電点から拡がるテーパ部を有しほぼアンテナ基板13の周縁に沿って形成されている第2ループエレメント31aと、この第2ループエレメント31aの内部に形成されたT字状の第2T型エレメント31bとから構成されている。第2T型エレメント31bは給電点から延伸された幅L11と広くされた直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
第2実施例のアンテナ部3の第1変形例の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第2実施例のアンテナ部3のL3〜L8の寸法は第2実施例のアンテナ部3の寸法と同様とされている。そして、第2T型エレメント31bの直線部の幅L11は約15.7mm(約0.043λ1、約0.052λ2、約0.09λ3、約0.114λ4、約0.137λ5)とされている。
これらの図に示す第2実施例のアンテナ部3の第2変形例では、図12に示すようにアンテナ基板13の表面の構成は、第2実施例のアンテナ部3の第1変形例と同様とされているので、その説明は省略する。なお、第2T型エレメント31bにおける給電点から延伸された直線部の幅はL11と広くされている。
第2実施例のアンテナ部3の第2変形例の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第2実施例のアンテナ部3の第2変形例のL3,L4,L6,L8,L11の寸法は第2実施例のアンテナ部3の寸法と同様とされている。そして、第2無給電素子34の長さL9は約12mm(約0.033λ1、約0.04λ2、約0.069λ3、約0.087λ4、約0.104λ5)と短くされている。
これらの図に示す第2実施例のアンテナ部3の第3変形例におけるアンテナ基板13の表面の構成は、図15に示すように第2実施例のアンテナ部3の第1変形例と同様の構成とされていることから、その説明は省略する。なお、第2T型エレメント31bにおける給電点から延伸された直線部の幅はL11と広くされている。
第2実施例のアンテナ部3の第3変形例の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第2実施例のアンテナ部3の第3変形例のL3〜L6,L8,L11の寸法は第2実施例のアンテナ部3の第1変形例の寸法と同様とされている。そして、第2無給電素子34の長さL10は約36mm(約0.098λ1、約0.12λ2、約0.206λ3、約0.261λ4、約0.313λ5)と長くされている。
これらの図に示す第2実施例のアンテナ部3の第4変形例では、アンテナ基板13の表面に、図15に示すようにダイポールアンテナを構成している第1エレメント30と第2エレメント31との2つがプリントにより形成されている。アンテナ基板13は横に長い長方形とされており、左半面に形成されている第1エレメント30の構成は、第2実施例のアンテナ部3と同様とされているので、その説明は省略する。アンテナ基板13の右半面に形成されている第2エレメント31は、スルーホール31cが形成されている給電点から拡がるテーパ部を有しほぼアンテナ基板13の周縁に沿って形成されている第2ループエレメント31aと、この第2ループエレメント31aの内部に形成されたT字状の第2T型エレメント31bとから構成されている。第2T型エレメント31bは給電点から延伸された幅L12と若干広くされた直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
第2実施例のアンテナ部3の第4変形例の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第2実施例のアンテナ部3の第4変形例のL3〜L8の寸法は第2実施例のアンテナ部3の寸法と同様とされている。そして、第2T型エレメント31bの直線部の幅L12は約8mm(約0.022λ1、約0.027λ2、約0.046λ3、約0.058λ4、約0.07λ5)とされている。
これらの図に示す第2実施例のアンテナ部3の第5変形例では、アンテナ基板13の表面に、図21に示すようにダイポールアンテナを構成している第1エレメント30と第2エレメント31との2つがプリントにより形成されている。アンテナ基板13は横に長い長方形とされており、左半面に形成されている第1エレメント30の構成は、第2実施例のアンテナ部3と同様とされているので、その説明は省略する。アンテナ基板13の右半面に形成されている第2エレメント31は、スルーホール31cが形成されている給電点から拡がるテーパ部を有しほぼアンテナ基板13の周縁に沿って形成されている第2ループエレメント31aと、この第2ループエレメント31aの内部に形成されたT字状の第2T型エレメント31bとから構成されている。第2T型エレメント31bは給電点から延伸された幅L13と非常に広くされた直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
第2実施例のアンテナ部3の第5変形例の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第2実施例のアンテナ部3の第5変形例のL3〜L8の寸法は第2実施例のアンテナ部3の寸法と同様とされている。そして、第2T型エレメント31bの直線部の幅L13は約24mm(約0.065λ1、約0.08λ2、約0.137λ3、約0.174λ4、約0.209λ5)と非常に広くされている。
これらの図に示す第3実施例のアンテナ部4では、図24に示すようにアンテナ基板13の表面の構成は、第2実施例のアンテナ部3の第1変形例の表面の構成と同様とされているので、その説明は省略する。
また、第3実施例のアンテナ部4では、図28に示すように、アンテナ基板13の裏面に形成されている給電パターン35aにスタブ37が形成されている。スタブ37はオープンスタブとされその長さはL14とされている。その他の構成は第2実施例のアンテナ部3の構成と同様とされているので、その他の構成の説明は省略する。
第3実施例のアンテナ部4の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第3実施例のアンテナ部4のL3〜L8の寸法は第2実施例のアンテナ部3の寸法と同様とされている。そして、スタブ37の長さL14は約3mm(約0.008λ1、約0.001λ2、約0.017λ3、約0.022λ4、約0.026λ5)とされている。
これらの図に示す第3実施例のアンテナ部4の第1変形例では、図27に示すようにアンテナ基板13の表面の構成は、第2実施例のアンテナ部3の第1変形例の表面の構成と同様とされているので、その説明は省略する。
また、第3実施例のアンテナ部4の第1変形例では、図28に示すように、アンテナ基板13の裏面に形成されている給電パターン35aに形成されているスタブ37の長さがL15と長くされている。その他の構成は第2実施例のアンテナ部3の構成と同様とされているので、その他の構成の説明は省略する。
第3実施例のアンテナ部4の第1変形例の寸法の一例を示す。波長λ1ないし波長λ5は前述した通りの波長とされており、第3実施例のアンテナ部4の第1変形例のL3〜L8の寸法は第2実施例のアンテナ部3の寸法と同様とされている。そして、スタブ37の長さL15は約7mm(約0.019λ1、約0.023λ2、約0.04λ3、約0.051λ4、約0.061λ5)とされている。
これらの図に示す第4実施例のアンテナ部5では、図30に示すようにアンテナ基板13の表面の構成は、第2実施例のアンテナ部3の第1変形例の表面の構成と同様とされているので、その説明は省略する。
また、第3実施例のアンテナ部4は、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性のアンテナ基板43を備えている。アンテナ基板43は、横に長いほぼ長方形とされており、紙面の左端の幅がL19とされ、右端の幅がL19より長いL20とされている。アンテナ基板43の表面に、図30に示すようにダイポールアンテナを構成している第1エレメント50と第2エレメント51との2つがプリントにより形成されている。第1エレメント50はアンテナ基板43の左半面に形成されており、右半面に第2エレメント51が形成されている。第1エレメント50は、スルーホール50cが形成されている給電点から拡がるテーパ部を有しほぼアンテナ基板43の周縁に沿って形成されている第1ループエレメント50aと、この第1ループエレメント50aの内部に形成されたT字状の第1T型エレメント50bとから構成されている。第1T型エレメント50bは給電点から延伸された前記L5の幅の直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する直線部の幅よりかなり細くされた頭部とから構成されている。
なお、本発明の第1実施例のアンテナ部2ないし第3実施例のアンテナ部4においても、第1エレメント30および第2エレメント31で構成される平衡型のダイポールアンテナを備えており、このダイポールアンテナに給電する同軸ケーブル11は不平衡型とされている。そして、アンテナ基板13の裏面に形成された第1無給電素子33および第2無給電素子34により整合をとっている。
以上説明したように、本発明にかかるアンテナ装置は小型かつ広帯域のアンテナとなることから種々の機器に組み込む通信モジュールのアンテナとして好適なアンテナとすることができる。
Claims (7)
- 平板状の略長方形とされている絶縁性のアンテナ基板にアンテナ部が形成されているアンテナ装置であって、
前記アンテナ部は、
前記アンテナ基板の表面に形成された、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成された第1ループエレメントと、該第1ループエレメントの内部に形成されている第1T型エレメントからなる第1エレメントと、
前記アンテナ基板の表面に前記第1エレメントと向き合うように形成された、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成された第2ループエレメントと、該第2ループエレメントの内部に形成されている第2T型エレメントからなる第2エレメントと、
前記第1エレメントに対面するように前記アンテナ基板の裏面に形成されている直線状の第2無給電素子と、
前記第2エレメントに対面するように前記アンテナ基板の裏面に、前記第2無給電素子とほぼ一直線上に形成されている直線状の第1無給電素子とからなり、
前記アンテナ部の横の長さが約89.4mm、前記アンテナ部の幅が約34.4mm、前記第1無給電素子の長さが約38mm、前記第2無給電素子の長さが約31.5mmとされて、約960MHzないし約2170MHzの周波数帯域においてVSWRを2.5以下とすることができることを特徴とするアンテナ装置。 - 平板状の略長方形とされている絶縁性のアンテナ基板にアンテナ部が形成されているアンテナ装置であって、
前記アンテナ部は、
該アンテナ基板の表面に形成された、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成された第1ループエレメントと、該第1ループエレメントの内部に形成されている第1T型エレメントからなる第1エレメントと、
該アンテナ基板の表面に前記第1エレメントと向き合うように形成された、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成された第2ループエレメントと、該第2ループエレメントの内部に形成されている第2T型エレメントからなる第2エレメントと、
前記第1エレメントに対面するように前記アンテナ基板の裏面に形成されている直線状の第2無給電素子と、
前記第2エレメントに対面するように前記アンテナ基板の裏面に、前記第2無給電素子とほぼ一直線上に形成されている直線状の第1無給電素子とからなり、
前記第1無給電素子の下側に、前記アンテナ基板の下端に達すると共に、一側の下端の中途から次第に幅が狭くなる斜辺が形成され斜辺の先端に折り返すよう屈曲されているミアンダラインが形成されているアース素子が形成されており、該アース素子は前記第2エレメントに電気的に接続されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記アンテナ基板の裏面に形成されており、前記第1エレメントの前記給電点に給電する給電パターンに第1オープンスタブが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
- 前記第1オープンスタブの長さが、約3mm〜約7mmとされて、約815MHzないし約2600MHzの周波数帯域においてVSWRを3.0以下とすることができることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
- 前記第2T型エレメントにおける直線部の幅が、約8mm〜約24mmとされて、約815MHzないし約2170MHzの周波数帯域においてVSWRを3.0以下とすることができることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のアンテナ装置。
- 前記第2無給電素子の長さが、約12mm〜約36mmとされて、約815MHzないし約2170MHzの周波数帯域においてVSWRを3.0以下とすることができることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のアンテナ装置。
- 前記第2無給電素子の中途に第2オープンスタブが形成され、
前記給電点と前記アース素子に接続される同軸ケーブルが、前記アンテナ部に対して斜めに配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載のアンテナ装置。
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