JP5138190B2 - 平面アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、小型かつ広帯域の平面アンテナに関し、特に通信モジュール用のアンテナに適用して好適な平面アンテナに関するものである。
近年、業務用無線において通信モジュールを用いたシステムの開発が進んでいる。この通信モジュールが利用する通信網の一つとして800MHz帯および2000MHz帯を使用している携帯電話網があげられる。この場合、通信モジュールには、通信網が利用する周波数帯域で動作する小型のアンテナが必要となる。
ところで、UWB(Ultra Wide Band) といわれる無線通信方式が知られている。UWBは、データを1GHz程度の極めて広い周波数帯に拡散して送受信を行なうようにしている。このため、それぞれの周波数帯に送信されるデータはノイズ程度の強さしかないため、同じ周波数帯を使う無線機器と混信することがなく、消費電力も少ない利点がある。このようなUWB用のアンテナは広い周波数帯で動作するアンテナとされており、その一例の平面アンテナの構成を図16に示す。
図16に示す平面アンテナ100は、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の絶縁性の基板110の一面にエレメントをプリントにより形成することにより構成されている。基板110は横に長い長方形とされており、右半面に拡大した放射表面を有する第1エレメント111が形成されており、左半面に拡大した放射表面を有する第2エレメント112が形成されている。第1エレメント111は、基板110のほぼ中心部に配置されている給電点113aからテーパ状に拡大されて基板110の周縁に一致するよう形成されており、第2エレメント112も給電点113aに対向するよう配置されている給電点113bからテーパ状に拡大されて基板110の周縁に一致するよう形成されている。このように、第1エレメント111と第2エレメント112とはほぼ線対称の形状に形成されている。
平面アンテナ100の長さL20が約105mm、幅W20が約43mm、テーパ間距離L21が約30mmとされた際の平面アンテナ100の電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を図17に示す。図17を参照すると、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.4以下の良好な特性を示しており、広い周波数帯で動作するアンテナとされていることが分かる。
通信モジュールが800MHz帯および2000MHz帯を使用している携帯電話網を利用できるようにするには、800MHz帯から2000MHz帯までをカバーするアンテナが必要となる。携帯電話網における800MHz帯の周波数帯域は、例えば815MHzないし925MHzとされ、2000MHz帯の周波数帯域は、例えば1920MHzないし2170MHzとされている。このように広い周波数帯でアンテナを動作させなければならないことから、広い周波数帯で動作する上記した従来の平面アンテナ100を適用できるか検討すると、815MHzないし925MHzの800MHz帯においてはVSWRが5.5にもなってしまい800MHz帯はカバーすることができないことになる。このように、従来は800MHz帯および2000MHz帯を使用している携帯電話網の全体に亘る周波数帯域をカバーすることができるアンテナが存在していないという問題点があった。また、アンテナは通信モジュールに組み込まれることから小型のアンテナとする必要があった。
そこで、本発明は800MHz帯から2000MHz帯までをカバーすることのできる小型の平面アンテナを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成されたループエレメントと、該ループエレメントの内部に形成されているT型エレメントからなる第1エレメントおよび第2エレメントを絶縁性の基板上に形成したことを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成されたループエレメントと、該ループエレメントの内部に形成されているT型エレメントからなる第1エレメントおよび第2エレメントを絶縁性の基板上に形成したことことから、800MHz帯から2000MHz帯までにおいて動作することのできる小型の平面アンテナとすることができる。
本発明の第1実施例にかかる平面アンテナの構成を図1および図2に示す。ただし、図1は第1実施例の平面アンテナの一面の構成を示しており、図2は第1実施例の平面アンテナの他面の構成を示している。
これらの図に示すように、本発明の第1実施例にかかる平面アンテナ1は、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性の基板10の一面に第1エレメント11と第2エレメント12との2つがプリントにより形成されて構成されている。基板10は横に長い長方形とされており、右半面に第1エレメント11が形成されており、左半面に第2エレメント12が形成されている。第1エレメント11は、給電点から拡がるテーパ部を有しほぼ基板10の周縁に沿って形成されている第1ループエレメント11aと、この第1ループエレメント11aの内部に形成された第1T型エレメント11bとから構成されている。第1T型エレメント11bは給電点から延伸された直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
また、第2エレメント12は第1エレメント11とほぼ線対称の形状に形成されており、給電点から拡がるテーパ部を有しほぼ基板10の周縁に沿って形成されている第2ループエレメント12aと、この第2ループエレメント12aの内部に形成された第2T型エレメント12bとから構成されている。第2T型エレメント12bは給電点から延伸された直線部と、直線部の先端に形成された直線部にほぼ直交する頭部とから構成されている。
基板10の他面には横方向に細長く延伸された無給電素子13が、例えば第2エレメント12に対面するよう形成されている。また、第1エレメント11の給電点とスルーホールで接続された給電部14aのパターンと、第2エレメント12の給電点とスルーホールで接続された給電部14bのパターンとが形成されている。平面アンテナ1は同軸ケーブルにより給電されるが、同軸ケーブルの芯線が給電部14aのパターンにハンダ付けにより接続され、芯線に同軸配置されているシールド導体が給電部14bのパターンにハンダ付けにより接続される。なお、無給電素子13は第1エレメント11に対面するよう形成しても良い。
本発明の第1実施例にかかる平面アンテナ1は、800MHz帯および2000MHz帯を使用している携帯電話網において動作可能な平面アンテナとされ、少なくとも815MHzないし2170MHzの周波数帯において3以下となるVSWR特性を示すようにされている。この場合の平面アンテナ1の寸法の一例を次に示す。ここでは、880MHzの波長をλ0、2000MHzの波長をλ01として平面アンテナ1の寸法を示す。
平面アンテナ1の横の長さL1は約0.31λ0(約0.7λ01)とされ、平面アンテナ1の幅W1は約0.13λ0(約0.28λ01)とされ、無給電素子13の長さL3は約0.11λ0(約0.25λ01)とされ、無給電素子13の幅W2は約0.02λ0(約0.04λ01)とされている。このように、本発明にかかる第1実施例の平面アンテナ1は、長さL1が約105mmとされ、幅W1が約44mmとされて従来の平面アンテナ100とほぼ同様の小型の平面アンテナとされている。
また、第1ループエレメント11aのテーパ部と第2ループエレメント12aのテーパ部との距離L2は約0.08λ0(約0.18λ01)とされ、第1ループエレメント11aと第2ループエレメント12aの垂直部の幅D1は約0.02λ0(約0.04λ01)とされ、その上側水平部の幅D3は約0.025λ0(約0.06λ01)とされ、その下側水平部の幅D4は約0.02λ0(約0.04λ01)とされている。さらに、第1T型エレメント11bおよび第2T型エレメント12bの頭部の幅D2は約0.01λ0(約0.03λ01)とされ、その直線部の幅D5は約0.01λ0(約0.03λ01)とされている。さらにまた、第1T型エレメント11bおよび第2T型エレメント12bの頭部と、第1ループエレメント11aと第2ループエレメント12aの垂直部との間隔S1は約0.02λ0(約0.04λ01)とされ、第1T型エレメント11bおよび第2T型エレメント12bの頭部と、第1ループエレメント11aと第2ループエレメント12aの水平部との間隔S2は約0.004λ0(約0.01λ01)とされている。
このような寸法とされた際の本発明の第1実施例の平面アンテナ1の電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を図3に示す。図3を参照すると、815MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.6以下の良好な特性を示しており、800MHz帯から2000MHz帯までを十分カバーしていることが分かる。この場合、VSWRが3以下の周波数範囲は約800MHzないし2800MHzの広帯域にわたっており、第1実施例の平面アンテナ1は小型で超広帯域の平面アンテナを実現することができる。
ここで、平面アンテナ1の横の長さL1を約0.31λ0(約0.7λ01)とすると共に、平面アンテナ1の幅W1を約0.11λ0(約0.25λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図4に示す。図4を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.6以下の良好な特性を示している。そして、平面アンテナ1の長さL1および幅W1をこれ以上小さくすると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が長さL1および幅W1の下限の寸法とされる。
また、第1ループエレメント11aのテーパ部と第2ループエレメント12aのテーパ部との距離L2を約0.09λ0(約0.2λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図5に示す。図5を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.6以下の良好な特性を示している。そして、距離L2をこれ以上大きくすると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が距離L2の上限の寸法とされる。そして、距離L2を約0.05λ0(約0.13λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図6に示す。図6を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.7以下の良好な特性を示している。そして、距離L2をこれ以上小さくすると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が距離L2の下限の寸法とされる。
さらに、第1T型エレメント11bおよび第2T型エレメント12bの頭部と、第1ループエレメント11aと第2ループエレメント12aの水平部との間隔S2を約0.002λ0(約0.04λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図7に示す。図7を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.7以下の良好な特性を示している。そして、間隔S2がこれ以上大きくなると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が間隔S2の上限の寸法とされる。そして、この間隔S2を約0.001λ0(約0.03λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図8に示す。図8を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.7以下の良好な特性を示している。そして、間隔S2がこれ以上狭くなると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が間隔S2の下限の寸法とされる。
さらにまた、第1T型エレメント11bおよび第2T型エレメント12bの頭部と、第1ループエレメント11aと第2ループエレメント12aの垂直部との間隔S1を約0.04λ0(約0.1λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図9に示す。図9を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.8以下の良好な特性を示している。そして、間隔S1がこれ以上大きくなると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が間隔S1の上限の寸法とされる。そして、この間隔S1を0λ0(0λ01)として頭部を垂直部に密着させた際のVSWRの周波数特性を図10に示す。図10を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.8以下の良好な特性を示している。そして、間隔S1はこれ以上狭くならないから間隔S1の下限は0とされる。
さらにまた、無給電素子13の長さL3を約0.13λ0(約0.29λ01)とした際のVSWRの周波数特性を図11に示す。図11を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.9以下の良好な特性を示している。そして、長さL3がこれ以上長くなると、低域の800MHz帯のVSWRが3を超えるようになることから、上記寸法が長さL3の上限の寸法とされる。そして、この長さL3を0λ0(0λ01)として無給電素子13を省略した際のVSWRの周波数特性を図12に示す。図12を参照すると、815MHzにおけるVSWRは3.0を示しており、925MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約2.9以下の良好な特性を示している。このように、第1実施例の平面アンテナ1において無給電素子13を設けることは必須の構成ではないものとされる。
次に、本発明にかかる第2実施例の平面アンテナ2のの構成を図13および図14に示す。ただし、ただし、図13は第2実施例の平面アンテナの一面の構成を示しており、図14は第2実施例の平面アンテナの他面の構成を示している。
これらの図に示すように、本発明の第2実施例にかかる平面アンテナ2は、テフロン基板やガラスエポキシ基板等の高周波特性の良好な絶縁性の基板20の一面に第1エレメント21と第2エレメント22との2つがプリントにより形成されて構成されている。第2実施例の平面アンテナ2は、第1実施例の平面アンテナ1とほぼ同様の構成とされており、第1エレメント21は給電点から拡がるテーパ部を有しほぼ基板20の周縁に沿って形成されている第1ループエレメント21aと、この第1ループエレメント21aの内部に形成された第1T型エレメント21bとから構成されている。第1ループエレメント21aにおけるテーパ部は基板20の縁部に向かって次第に幅が拡がるよう形成されており、第1T型エレメント21bの頭部の幅は、第1実施例の平面アンテナ1より広い幅に形成されている。
また、第2エレメント22は第1エレメント21とほぼ線対称の形状に形成されており、給電点から拡がるテーパ部を有しほぼ基板20の周縁に沿って形成されている第2ループエレメント22aと、この第2ループエレメント22aの内部に形成された第2T型エレメント22bとから構成されている。第2ループエレメント22aにおけるテーパ部も基板20の縁部に向かって次第に幅が拡がるよう形成されており、第2T型エレメント22bの頭部の幅も、第1実施例の平面アンテナ1より広い幅に形成されている。
基板20の他面には横方向に細長く延伸された無給電素子23が、例えば第2エレメント22に対面するよう形成されている。また、第1エレメント21の給電点とスルーホールで接続された給電部24aのパターンと、第2エレメント22の給電点とスルーホールで接続された給電部24bのパターンとが形成されている。平面アンテナ2は同軸ケーブルにより給電されるが、同軸ケーブルの芯線が給電部24aのパターンにハンダ付けにより接続され、芯線に同軸配置されているシールド導体が給電部24bのパターンにハンダ付けにより接続される。なお、無給電素子23は第1エレメント21に対面するよう形成しても良いし、また省略しても良い。
本発明の第2実施例にかかる平面アンテナ2は、800MHz帯および2000MHz帯を使用している携帯電話網において動作可能な平面アンテナとされ、少なくとも815MHzないし2170MHzの周波数帯において3以下となるVSWR特性を示すようにされている。この場合の平面アンテナ1の寸法例を次に示す。
平面アンテナ2の横の長さL11は約118mmとされ、平面アンテナ2の幅W11は約57mmとされ、無給電素子23の長さL13は約50mmとされ、無給電素子23の幅W12は約4mmとされている。このように、本発明にかかる第2実施例の平面アンテナ2は、従来の平面アンテナ100より若干大きくされているが十分小型の平面アンテナとされている。
また、第1ループエレメント21aと第2ループエレメント22aの垂直部の幅D11および水平部の幅D12は約8mmとされている。さらに、第1T型エレメント21bおよび第2T型エレメント22bの頭部の長さW13は約35mmとされ、その幅D13は約16mmとされ、その直線部の幅D14は約4mmとされ、直線部の中心軸までの長さL12は約32.5mmとされている。さらにまた、第1T型エレメント21bおよび第2T型エレメント22bの頭部と、第1ループエレメント21aと第2ループエレメント22aの垂直部との間隔S11は約2.5mmとされ、第1T型エレメント21bおよび第2T型エレメント22bの頭部と、第1ループエレメント21aと第2ループエレメント22aの水平部との間隔S12は約3mmとされている。
このような寸法とされた際の本発明の第2実施例の平面アンテナ2の電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を図15に示す。図15を参照すると、815MHzないし2170MHzにおいてはVSWRが約3.0以下の良好な特性を示しており、800MHz帯から2000MHz帯までを十分カバーしていることが分かる。特に、低域の800MHz帯のVSWRは1.7以下の良好なVSWR特性を示している。
このように、T型エレメントの頭部を大きく形成すると低域の周波数特性が良好になることから、T型エレメントは主に低域の動作に寄与しており、ループエレメントは低中域から高域までの動作に寄与しているものと考えられる。また、他面に形成された無給電素子は低域での整合を取る作用を奏している。これは、第1実施例の平面アンテナ1でも第2実施例の平面アンテナ2でも同様とされている。
以上説明した本発明にかかる平面アンテナは、800MHz帯および2000MHz帯とされている携帯電話網に使用できる広い周波数帯で動作するアンテナとすることができる。また、携帯電話網に限らず800MHz帯から2000MHz帯の周波数帯を使用する種々の通信網を利用する通信モジュールに、本発明にかかる平面アンテナを適用させることができる。この場合、低域の特性は横方向の長さを調整したりT型エレメントの形状を変化させて調整することができる。
以上説明したように、本発明にかかる平面アンテナは小型かつ広帯域のアンテナとなることから種々の機器に組み込む通信モジュールのアンテナとして好適なアンテナとすることができる。
本発明にかかる第1実施例の平面アンテナの一面の構成を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナの他面の構成を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナの寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのテーパ部の間隔の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのテーパ部の間隔の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのT型エレメントとループエレメントの水平部との間隔の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのT型エレメントとループエレメントの水平部との間隔の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのT型エレメントとループエレメントの垂直部との間隔の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナのT型エレメントとループエレメントの垂直部との間隔の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナの無給電素子の寸法を変化させた際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第1実施例の平面アンテナの無給電素子を省略した際のVSWRの周波数特性を示す図である。 本発明にかかる第2実施例の平面アンテナの一面の構成を示す図である。 本発明にかかる第2実施例の平面アンテナの他面の構成を示す図である。 本発明にかかる第2実施例の平面アンテナのVSWRの周波数特性を示す図である。 従来の平面アンテナの構成を示す図である。 従来の平面アンテナのVSWRの周波数特性を示す図である。
符号の説明
1 平面アンテナ、2 平面アンテナ、10 基板、11 第1エレメント、11a 第1ループエレメント、11b 第1T型エレメント、12 第2エレメント、12a 第2ループエレメント、12b 第2T型エレメント、13 無給電素子、14a 給電部、14b 給電部、20 基板、21 第1エレメント、21a 第1ループエレメント、21b 第1T型エレメント、22 第2エレメント、22a 第2ループエレメント、22b 第2T型エレメント、23 無給電素子、24a 給電部、24b 給電部、100 平面アンテナ、110 基板、111 第1エレメント、112 第2エレメント、113a 給電点、113b 給電点

Claims (2)

  1. 平板状の長方形とされている絶縁基板と、
    該絶縁基板の一面に形成された第1エレメントと第2エレメントからなるエレメント部とを備え、
    前記第1エレメントおよび前記第2エレメントは、給電点からテーパ状に拡がるループ状に形成されたループエレメントと、該ループエレメントの内部に形成されているT型エレメントからなり、前記第1エレメントと前記第2エレメントとはほぼ線対称の形状とされており、880MHzの波長をλ、2000MHzの波長をλ01とした際に、約0.31λ(約0.7λ01)が前記エレメント部の横の長さの下限の寸法とされ、約0.1λ(約0.2λ01)が前記エレメント部の幅の下限の寸法とされ、前記第1エレメントの前記ループエレメントのテーパ部と前記第2エレメントの前記ループエレメントのテーパ部との距離が約0.05λ(約0.13λ01)〜約0.09λ(約0.2λ01)とされると共に、前記T型エレメントの頭部と前記ループエレメントの垂直部との間隔が0〜約0.04λ(約0.1λ01)とされ、前記T型エレメントの頭部と前記ループエレメントの前記ループエレメントの水平部との間隔が約0.001λ(約0.03λ01)〜約0.002λ(約0.04λ01)とされていることを特徴とする平面アンテナ。
  2. 前記絶縁基板の他面に細長い形状の無給電素子が前記第2エレメントあるいは前記第1エレメントに対向するよう形成されていることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ。
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