JP5684225B2 - 湯口スリーブ - Google Patents
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Description
本発明に係る湯口スリーブは、鋳造用金型内において対向して配置された金型分流子との間に湯口ランナーを形成する湯口スリーブであって、該湯口スリーブの軸方向に沿って穿設されるとともに該湯口スリーブの周方向に沿って所定の間隔を空けて配置され、先端部にて底部を有する冷却媒体用通路を形成する有底穴とされた冷却穴と、該複数の冷却穴のそれぞれに収容され、該冷却穴の内部に冷却媒体を導く複数の冷却媒体供給パイプと、冷却媒体供給配管から供給される前記冷却媒体を、前記複数の冷却媒体供給パイプのそれぞれに分配する分配流路と、該分配流路によって前記複数の冷却媒体供給パイプのそれぞれに分配され、該複数の冷却穴のそれぞれから排出される前記冷却媒体を冷却媒体戻り配管に導く排出流路とを備え、前記分配流路は、互いに連通せずかつ前記湯口ランナー側で閉塞した第1分配流路および第2分配流路を備え、前記第1分配流路および前記第2分配流路は、それぞれ前記湯口スリーブの周方向に沿って前記湯口ランナーに近付く方向に前記冷却媒体を流通させる流路であり、前記排出流路は、互いに連通していない第1排出流路および第2排出流路を備え、前記第1排出流路および前記第2排出流路は、それぞれ前記湯口スリーブの周方向に沿って前記湯口ランナーから遠ざかる方向に前記冷却媒体を流通させる流路であり、前記第1分配流路を流通した前記冷却媒体は、該第1分配流路上の複数の位置で前記冷却媒体供給パイプにより前記冷却穴の内部に導かれ、該冷却穴から前記第1排出流路上の複数の位置に排出され、該第1排出流路から前記冷却媒体戻り配管に導かれ、前記第2分配流路を流通した前記冷却媒体は、該第2分配流路上の複数の位置で前記冷却媒体供給パイプにより前記冷却穴の内部に導かれ、該冷却穴から前記第2排出流路上の複数の位置に排出され、該前記第2排出流路から前記冷却媒体戻り配管に導かれることを特徴とする。
これにより、スタンプおよび湯口ランナーに接触する溶湯を瞬時に固めることができるとともに、鋳造品質の向上を図ることができる。
これにより、湯口ランナーに接触する溶湯を瞬時に、かつ、確実に固めることができるとともに、鋳造品質をさらに向上させることができる。
これにより、鋳造用金型の生産性能および信頼性を向上させることができるとともに、キュアタイムおよび鋳造サイクルタイムを短縮させることができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る湯口スリーブについて、図1から図4を参照しながら説明する。
本実施形態に係る湯口スリーブは、例えば、図1に示すような高圧鋳造を行うダイカスト金型(鋳造用金型)101に適用されるものである。
また、図1中の符号2は固定金型、符号3は可動金型、符号4は固定プラテン、符号5は可動プラテン、符号6は固定金型キャビティ、符号7は可動金型キャビティ、符号8はキャビティ、符号9は湯口ランナー、符号10はスタンプ、符号11は溶湯供給部、符号12はプランジャスリーブ、符号13はプランジャチップ、符号114は湯口スリーブ、符号15は押出し板、符号16は押出しピン、符号17は金型分流子、符号18は冷却水供給配管、符号19は冷却水戻り配管、符号20はチルベント、符号21は溶湯供給口である。
湯口スリーブ114は、中空円筒状の部材であり、径方向における中央部には、溶湯の流路(湯道)となる中空部141が軸方向に沿って設けられている。
なお、この中空部141は、プランジャスリーブ12の径方向における中央部に軸方向に沿って設けられた、溶湯の流路(湯道)となる中空部42と連通するとともに、中空部42の内径と同じ内径を有している。
そして、溶湯供給口21を介して中空部141,42に供給された溶湯は、プランジャチップ13に押されてスタンプ10、湯口ランナー9、キャビティ8、およびチルベント20に導かれる。
また、湯口スリーブ114の底部には、穴147と連通する(第6の)穴154が湯口スリーブ114の底部における外周面から湯口スリーブ114の縦方向に沿って穿設されており、穴154の内周面には、(第1の)冷却水供給配管155の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部156が設けられている。
また、湯口スリーブ114の底部には、穴157と連通する(第6の)穴164が湯口スリーブ114の底部における外周面から湯口スリーブ114の縦方向に沿って穿設されており、穴164の内周面には、(第2の)冷却水供給配管165の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部166が設けられている。
また、湯口スリーブ114の底部には、穴167と連通する(第6の)穴174が湯口スリーブ114の底部における外周面から湯口スリーブ114の縦方向に沿って穿設されており、穴174の内周面には、(第1の)冷却水戻り配管175の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部176が設けられている。
また、湯口スリーブ114の底部には、穴177と連通する(第6の)穴184が湯口スリーブ114の底部における外周面から湯口スリーブ114の縦方向に沿って穿設されており、穴184の内周面には、(第2の)冷却水戻り配管185の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部186が設けられている。
下穴191は、冷却穴192を穿設したり、冷却穴192の基端部の内周面に雌ねじ部193を切ったり、後述する冷却水供給パイプ(冷却媒体供給)194を取り付けたり取り外したりする際に用いられる穴である。また、下穴191の基端部の内周面には、(閉塞:止水)プラグ195の外周面に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部196が設けられている。
イン六角ねじ197には、六角レンチの先端部が挿入される平面視六角形の六角穴198と、軸方向に延在して六角穴198と連通する軸方向孔部(入水孔部)199が形成されている。冷却水供給パイプ194の基端部は、イン六角ねじ197の軸方向孔部199内に挿入されており、軸方向孔部199は、冷却水供給パイプ194の内部空間と連通している。冷却水供給パイプ194とイン六角ねじ197とは、ろう付けによって固定されている。
冷却水供給配管155を介して湯口スリーブ114内に導かれた冷却水は、流路143を介して下穴191内に流入し、イン六角ねじ197の軸方向孔部199内に導かれる。
そして、流路145に導かれた冷却水は、冷却水戻り配管175を介して湯口スリーブ114外に排出される。
冷却水供給配管165を介して湯口スリーブ114内に導かれた冷却水は、流路144を介して下穴191内に流入し、イン六角ねじ197の軸方向孔部199内に導かれる。
そして、流路146に導かれた冷却水は、冷却水戻り配管185を介して湯口スリーブ114外に排出される。
これにより、スタンプ10および湯口ランナー9に接触する溶湯を瞬時に固めることができるとともに、鋳造品質の向上を図ることができる。
これにより、湯口ランナー9に接触する溶湯を瞬時に、かつ、確実に固めることができるとともに、鋳造品質をさらに向上させることができる。
これにより、鋳造用金型101の生産性能および信頼性を向上させることができるとともに、キュアタイムおよび鋳造サイクルタイムを短縮させることができる。
本発明の第2実施形態に係る湯口スリーブについて、図5から図8を参照しながら説明する。
本実施形態に係る湯口スリーブは、例えば、図5に示すような高圧鋳造を行うダイカスト金型(鋳造用金型)201に適用されるものである。
また、図1中の符号2は固定金型、符号3は可動金型、符号4は固定プラテン、符号5は可動プラテン、符号6は固定金型キャビティ、符号7は可動金型キャビティ、符号8はキャビティ、符号9は湯口ランナー、符号10はスタンプ、符号11は溶湯供給部、符号12はプランジャスリーブ、符号13はプランジャチップ、符号214は湯口スリーブ、符号15は押出し板、符号16は押出しピン、符号17は金型分流子、符号18は冷却水供給配管、符号19は冷却水戻り配管、符号20はチルベント、符号21は溶湯供給口である。
湯口スリーブ214は、先端部230と、内筒231および外筒232を有する本体部233と、を備え、固定金型2に設けられた凹所234内に収容されている。
図9から図12のいずれか一図に示すように、内筒231は、中空円筒状の部材であり、径方向における中央部には、溶湯の流路(湯道)となる中空部241が軸方向に沿って設けられている。
なお、この中空部241は、プランジャスリーブ12の径方向における中央部に軸方向に沿って設けられた、溶湯の流路(湯道)となる中空部42と連通するとともに、中空部42の内径と同じ内径を有している。
そして、溶湯供給口21を介して中空部241,42に供給された溶湯は、プランジャチップ13に押されてスタンプ10、湯口ランナー9、キャビティ8、およびチルベント20に導かれる。
また、先端部230の底部には、穴247と連通する(第6の)穴254が先端部230の底部における外周面から先端部230の縦方向に沿って穿設されており、穴254の内周面には、(第1の)冷却水供給配管255の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部256が設けられている。
また、先端部230の底部には、穴257と連通する(第6の)穴264が先端部230の底部における外周面から先端部230の縦方向に沿って穿設されており、穴264の内周面には、(第2の)冷却水供給配管265の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部266が設けられている。
また、先端部230の底部には、穴267と連通する(第6の)穴274が先端部230の底部における外周面から先端部230の縦方向に沿って穿設されており、穴274の内周面には、(第1の)冷却水戻り配管275の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部276が設けられている。
また、先端部230の底部には、穴277と連通する(第6の)穴284が先端部230の底部における外周面から先端部230の縦方向に沿って穿設されており、穴284の内周面には、(第2の)冷却水戻り配管285の下流端に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部286が設けられている。
下穴291は、冷却穴292を穿設したり、冷却穴292の基端部の内周面に雌ねじ部293を切ったり、後述する冷却水供給パイプ(冷却媒体供給)294を取り付けたり取り外したりする際に用いられる穴である。また、下穴291の基端部の内周面には、(閉塞:止水)プラグ295の外周面に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部296が設けられている。
イン六角ねじ297には、六角レンチの先端部が挿入される平面視六角形の六角穴298と、軸方向に延在して六角穴298と連通する軸方向孔部(入水孔部)299が形成されている。冷却水供給パイプ294の基端部は、イン六角ねじ297の軸方向孔部299内に挿入されており、軸方向孔部299は、冷却水供給パイプ294の内部空間と連通している。冷却水供給パイプ294とイン六角ねじ298とは、ろう付けによって固定されている。
なお、図5中の符号53,54はそれぞれ、図9および図10に示す冷却水供給配管53、冷却水戻り配管54と同じものを示している。
冷却水供給配管255を介して湯口スリーブ214の先端部230内に導かれた冷却水は、流路243を介して下穴291内に流入し、イン六角ねじ297の軸方向孔部299内に導かれる。
そして、流路245に導かれた冷却水は、冷却水戻り配管275を介して湯口スリーブ214の先端部230外に排出される。
冷却水供給配管265を介して湯口スリーブ214の先端部230内に導かれた冷却水は、流路244を介して下穴291内に流入し、イン六角ねじ297の軸方向孔部299内に導かれる。
そして、流路246に導かれた冷却水は、冷却水戻り配管285を介して湯口スリーブ214の先端部230外に排出される。
これにより、スタンプ10および湯口ランナー9に接触する溶湯を瞬時に固めることができるとともに、鋳造品質の向上を図ることができる。
これにより、湯口ランナー9に接触する溶湯を瞬時に、かつ、確実に固めることができるとともに、鋳造品質をさらに向上させることができる。
これにより、鋳造用金型201の生産性能および信頼性を向上させることができるとともに、キュアタイムおよび鋳造サイクルタイムを短縮させることができる。
本発明の第3実施形態に係る湯口スリーブについて、図9から図12を参照しながら説明する。
本実施形態に係る湯口スリーブは、例えば、図9に示すような高圧鋳造を行うダイカスト金型(鋳造用金型)1に適用されるものである。
また、図9中の符号2は固定金型、符号3は可動金型、符号4は固定プラテン、符号5は可動プラテン、符号6は固定金型キャビティ、符号7は可動金型キャビティ、符号8はキャビティ、符号9は湯口ランナー、符号10はスタンプ、符号11は溶湯供給部、符号12はプランジャスリーブ、符号13はプランジャチップ、符号14は湯口スリーブ、符号15は押出し板、符号16は押出しピン、符号17は金型分流子、符号18は冷却水供給配管、符号19は冷却水戻り配管、符号20はチルベント、符号21は溶湯供給口である。
図9から図12のいずれか一図に示すように、内筒31は、中空円筒状の部材であり、径方向における中央部には、溶湯の流路(湯道)となる中空部41が軸方向に沿って設けられている。
なお、この中空部41は、プランジャスリーブ12の径方向における中央部に軸方向に沿って設けられた、溶湯の流路(湯道)となる中空部42と連通するとともに、中空部42の内径と同じ内径を有している。
そして、溶湯供給口21を介して中空部41,42に供給された溶湯は、プランジャチップ13に押されてスタンプ10、湯口ランナー9、キャビティ8、およびチルベント20に導かれる。
本実施形態では、湯口スリーブ14の先端側(金型分流子17と対向する側)から(第1の)周溝43、(第2の)周溝44、(第3の)周溝45、(第4の)周溝46、(第5の)周溝47、(第6の)周溝48とされ、周溝43,44,46,48内にはそれぞれ、Oリング49,50,51,52が配置されている。
下穴63は、冷却穴64を穿設したり、冷却穴64の基端部の内周面に雌ねじ部65を切ったり、後述する冷却水供給パイプ(冷却媒体供給)66を取り付けたり取り外したりする際に用いられる穴である。また、下穴63の基端部の内周面には、(閉塞:止水)プラグ67の外周面に設けられた雄ねじ部(図示せず)と螺合する雌ねじ部68が設けられている。
イン六角ねじ69には、六角レンチの先端部が挿入される平面視六角形の六角穴70と、軸方向に延在して六角穴70と連通する軸方向孔部(入水孔部)71が形成されている。冷却水供給パイプ66の基端部は、イン六角ねじ69の軸方向孔部71内に挿入されており、軸方向孔部71は、冷却水供給パイプ66の内部空間と連通している。冷却水供給パイプ66とイン六角ねじ69とは、ろう付けによって固定されている。
貫通穴72の内周面には、冷却水供給配管53の下流端に設けられた雄ねじ部と螺合する雌ねじ部74が設けられており、貫通穴73の内周面には、冷却水戻り配管55の上流端に設けられた雄ねじ部と螺合する雌ねじ部75が設けられている。
そして、内筒31と外筒32とは、内筒31の基端部に設けられたフランジ部76を軸方向に沿って貫通する貫通穴77に挿通されるとともに、外筒32の基端部に設けられたボルト穴78にねじ込まれる複数本(本実施形態では4本)のボルト79を介して結合される。
冷却水供給配管53を介して湯口スリーブ14内に導かれた冷却水は、周溝47を介して下穴63内に流入し、イン六角ねじ69の軸方向孔部71内に導かれる。
そして、周溝45に導かれた冷却水は、冷却水戻り配管54を介して湯口スリーブ14外に排出される。
これにより、スタンプ10および湯口ランナー9に接触する溶湯を瞬時に固めることができるとともに、鋳造品質の向上を図ることができる。
これにより、鋳造用金型1の生産性能および信頼性を向上させることができるとともに、キュアタイムおよび鋳造サイクルタイムを短縮させることができる。
例えば、上述した第1実施形態および第2実施形態では、冷却穴192,292が、湯口ランナー9の近傍で密となり、それ以外のところで疎となるように配置されている、すなわち、湯口スリーブ114、先端部230の頂部で密となり、それ以外のところで疎となるように配置されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、第3実施形態のところで説明した冷却穴64のように、周方向に沿って等間隔に配置させることもできる。
9 湯口ランナー
14 湯口スリーブ
17 金型分流子
64 冷却穴
101 ダイカスト金型(鋳造用金型)
114 湯口スリーブ
192 冷却穴
201 ダイカスト金型(鋳造用金型)
214 湯口スリーブ
292 冷却穴
Claims (5)
- 鋳造用金型内において対向して配置された金型分流子との間に湯口ランナーを形成する湯口スリーブであって、
該湯口スリーブの軸方向に沿って穿設されるとともに該湯口スリーブの周方向に沿って所定の間隔を空けて配置され、先端部にて底部を有する冷却媒体用通路を形成する有底穴とされた複数の冷却穴と、
該複数の冷却穴のそれぞれに収容され、該冷却穴の内部に冷却媒体を導く複数の冷却媒体供給パイプと、
冷却媒体供給配管から供給される前記冷却媒体を、前記複数の冷却媒体供給パイプのそれぞれに分配する分配流路と、
該分配流路によって前記複数の冷却媒体供給パイプのそれぞれに分配され、該複数の冷却穴のそれぞれから排出される前記冷却媒体を冷却媒体戻り配管に導く排出流路とを備え、
前記分配流路は、互いに連通せずかつ前記湯口ランナー側で閉塞した第1分配流路および第2分配流路を備え、
前記第1分配流路および前記第2分配流路は、それぞれ前記湯口スリーブの周方向に沿って前記湯口ランナーに近付く方向に前記冷却媒体を流通させる流路であり、
前記排出流路は、互いに連通していない第1排出流路および第2排出流路を備え、
前記第1排出流路および前記第2排出流路は、それぞれ前記湯口スリーブの周方向に沿って前記湯口ランナーから遠ざかる方向に前記冷却媒体を流通させる流路であり、
前記第1分配流路を流通した前記冷却媒体は、該第1分配流路上の複数の位置で前記冷却媒体供給パイプにより前記冷却穴の内部に導かれ、該冷却穴から前記第1排出流路上の複数の位置に排出され、該第1排出流路から前記冷却媒体戻り配管に導かれ、
前記第2分配流路を流通した前記冷却媒体は、該第2分配流路上の複数の位置で前記冷却媒体供給パイプにより前記冷却穴の内部に導かれ、該冷却穴から前記第2排出流路上の複数の位置に排出され、該前記第2排出流路から前記冷却媒体戻り配管に導かれることを特徴とする湯口スリーブ。 - 前記複数の冷却穴の配置間隔が、第1位置における前記配置間隔よりも第2位置における前記配置間隔の方が密であり、前記第2位置が前記第1位置よりも前記湯口ランナーに近いことを特徴とする請求項1に記載の湯口スリーブ。
- 前記冷却穴の内部に密着するようにして収容されて、その内部に、先端部にて底部を有する冷却媒体用通路を形成する、金属からなる内筒が、前記冷却穴のそれぞれに対して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の湯口スリーブ。
- 前記金属は、ステンレス鋼であることを特徴とする請求項3に記載の湯口スリーブ。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の湯口スリーブを具備していることを特徴とする鋳造用金型。
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