JP5683100B2 - 電源及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、接続される負荷の変動に対応可能な電源とその電源を備えた画像形成装置に関する。
正極性と負極性の両極性の電圧(以下、バイアスともいう)を印加する構成として、正極性または負極性の電圧を出力用の電源を夫々直列に接続して、正極性又は負極性の電源を選択的に出力する電源が従来から知られている。正極性と負極性の電圧を出力する従来の電源構成の一例について図8を用いて簡単に説明する。図8に示すように、負バイアス生成回路1001と、正バイアス生成回路1003を直列に接続し、夫々の出力端子が負荷1005に接続されている。この構成でトランス1002を駆動させれば(トランス1004は駆動しない)負バイアスが負荷に印加され、トランス1004を駆動させれば(トランス1002は駆動しない)正バイアスが負荷に印加される。このような電源構成は特許文献1に開示されている。
特開平6−318117号公報
しかし、従来の電源構成では、両極性のバイアスを正バイアス生成回路と負バイアス生成回路の両回路を夫々を接続して選択する必要があったため回路規模が大きくなる。つまり、電源回路の規模を小さくし基板や装置のサイズをより小さくする妨げとなってしまう。また、電源から出力する目標電圧の値を制御する制御信号の他に、正バイアスと負バイアスを切り替えるための別の制御信号を有する必要があり、正負バイアスを必要な負荷が複数あれば制御信号数が増大してしまう。
したがって、本発明は、上述の点に鑑み、回路規模を小さくして、かつ、容易に出力電圧の極性を切り換えることが可能な電源を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明の電源は、トランスと、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、前記トランスに2次側に接続された容量素子と、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記トランスの2次側の前記容量素子の両端に接続される複数の定電圧手段とを備え、前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより、前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
また、本発明の他の電源は、トランスと、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、前記トランスに2次側に接続された容量素子と、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記トランスの2次側の前記容量素子に対して、前記出力電圧を出力する側に接続される定電圧手段とを備え、前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
また、本発明の他の電源は、定電圧生成手段と、前記定電圧生成手段の出力部に接続された容量素子と、前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記容量素子の両端に接続される複数の定電圧手段とを備え、前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく、前記容量素子を介して接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
また、本発明の他の電源は、定電圧生成手段と、前記定電圧生成手段の出力部に接続された容量素子と、前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記容量素子に対して、前記出力電圧を出力する側に接続される定電圧手段とを備え、前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記容量素子を介して接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
また、本発明の他の電源は、容量素子と、前記容量素子の両端に接続され、前記容量素子の電圧が調整されることにより、前記容量素子を介して負荷に出力する出力電圧の極性を切り換えるための複数の定電圧手段と、を備え、前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく前記負荷に電流が流れることにより所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
また、本発明の他の電源は、容量素子と、前記容量素子に対して、前記容量素子を介して接続される負荷に出力電圧を出力する側に接続され、前記容量素子の電圧が調整されることにより、前記容量素子を介して負荷に出力する出力電圧の極性を切り換えるための定電圧手段と、を備え、前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記容量素子を介して接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に出力する電源とを備え、前記電源は、トランスと、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、前記トランスに2次側に接続された容量素子と、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記トランスの2次側の前記容量素子の両端に接続される複数の定電圧手段とを備え、前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより、前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする画像形成装置。
また、本発明の他の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に出力する電源とを備え、前記電源は、トランスと、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、前記トランスに2次側に接続された容量素子と、前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記トランスの2次側の前記容量素子に対して、前記出力電圧を出力する側に接続される定電圧手段とを備え、前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、回路規模を小さくし、かつ、容易に出力電圧の極性を切り換えることができる。
実施例1の電源の電圧生成回路。 実施例1の電圧生成回路による電圧印加シーケンスを示すフローチャート。 実施例1の電圧生成回路による電圧印加のタイミングを示す図。 実施例1のコンデンサ204の両端電圧と出力端208電位の変化を示す図。 実施例2の電圧生成回路。 定着装置の構成を示す図。 画像形成装置の全体構成を示す図。 従来の電源の電圧生成回路。
次に、上述した課題を解決するための本発明の具体的な構成について、以下に実施例に基づき説明する。なお、以下に示す実施例は一例であって、この発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1、図2、図3、図7を参照して、実施例1の電源および画像形成装置について説明する。
[装置の全体構成]
図7に本実施例1における画像形成装置及び電源の概略構成を示す。本実施例1では、画像形成装置として、電子写真方式によって記録媒体としてのシートに画像を形成するレーザプリンタ100を用いている。図6に示すように、レーザプリンタ100は、シートPを収納する用紙積載部としてのデッキ101を有する。デッキ101からシートPを給紙して送り出すピックアップローラ104が設けられている。ピックアップローラ104からシートPの搬送方向の下流側に、ピックアップローラ104によって送り出されたシートPを搬送する給紙ローラ105、給紙ローラ105と対向してシートPを分離するためのリタードローラ106が設けられている。さらに、その搬送方向の下流側には、シートPを搬送するための搬送ローラ対108が設けられている。搬送ローラ対108のシートPの搬送方向の下流側には、画像形成動作のタイミングと同期をとってシートPを搬送するためのレジストローラ対109とレジストローラ対109へのシートPの搬送状態を検知するセンサ110が配設されている。また、レジストローラ対109の下流側には、後述するレーザースキャナ部111からのレーザ光に基づいて感光ドラム1上に形成された静電潜像に現像剤を供給して、静電潜像を現像剤像として可視化するプロセスカートリッジ112が設けられている。
本実施例1においては、プロセスカートリッジ112は、画像形成装置の画像形成部の一部を備えている。具体的には画像形成部としての像担持体としての感光ドラム1、感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電部材としての帯電ローラ2、現像剤を収容する現像容器135、感光ドラム1上の静電潜像に現像剤を供給して現像剤像として可視化する現像ローラ134を備えている。そして、このプロセスカートリッジ112は着脱可能に構成されており、現像剤がなくなった場合等には新しいものに交換される。
感光ドラム1と対向する位置には、感光ドラム1上に形成された現像剤像をシートPに転写するための転写部材としての転写ローラ113が設けられており、感光ドラム1と転写ローラ113とでシートPを挟持する転写ニップ部を形成する。転写ニップ部よりもシートPの搬送方向の下流側には、搬送ガイド115が設けられている。また、搬送ガイド115よりもシートPの搬送方向の下流側には、シートPに転写された現像剤像をシートPに定着させるための定着装置20が設けられている。定着装置20としては、シートPに転写された現像剤像を加熱及び加圧定着するために、内部にヒーター23を備えた加熱部材としての定着フィルム21と、定着フィルム21に対向して設けられた加圧部材としての加圧ローラ24を備えている。
また、本実施例1におけるレーザビームプリンタ100には、高電圧を発生して上記の帯電ローラ2、現像ローラ134、転写ローラ113、定着フィルム21に高電圧(以下、バイアスともいう)を印加する高電圧出力用の電源3(以下、高圧電源3という)が設けられている。また、レーザプビームプリンタ100の画像形成動作を制御するCPU5を有するプリンタ制御部4を備えている。なお、高圧電源3による高電圧の出力動作はプリンタ制御部4からの制御信号によって制御される。
また、シートPに現像剤像を転写する際は、センサ110で転写ニップ部に搬送されるシートPの先端を検知し、検知したタイミングに応じて、感光ドラム1への静電潜像の形成のタイミングを制御する。つまり、レジストローラ対109を一時停止させて、感光ドラム上の現像剤像がシートPの所定の位置に転写されるようにタイミングをあわせる。
なお、以下に詳細に説明する本実施例1の構成では、一例として転写ローラ113にバイアスを印加する構成を例にあげて説明するが、バイアスの印加対象は転写ローラ113に限られるものではない。所謂、正極性と負極性の両方のバイアスを必要とするものであれば適用可能である。
[高圧電源の構成]
図1、図2、図3を参照して、本実施例1における高圧電源の構成について説明する。図1は、本実施例1におけるバイアス印加部として高圧電源3の電圧生成回路を示す。本実施例1では、高電圧の印加対象として上記の転写部材としての転写ローラ113を例にあげて説明する。転写ローラ113に印加するバイアスとしては正極性のバイアスと負極性のバイアスが必要となる。図2は転写バイアス印加シーケンスのフローチャートであり、図3は図2の転写バイアス印加の各タイミングにおけるバイアスレベル(電圧値)を示した図である。図4は、図1の電圧生成回路が動作した際の電圧の関係を示したものであり、具体的には図1の回路におけるコンデンサ204の両端に印加される電圧と出力端208の電位(負荷にかかる電圧)の関係を表している。
なお、以下、転写ローラ113に印加する正極性のバイアス出力を転写正バイアス、負極性のバイアス出力を転写負バイアスと称して説明する。感光ドラム1と転写ローラ113で形成される転写ニップ部をシートPが通過している間、転写正バイアスが転写ローラに113に印加される。これにより現像剤像がシートPに転写される。転写ローラ113は環境(温度や湿度)の変化により、そのインピーダンス(抵抗値)が変化するため、転写正バイアスには広い出力範囲が求められる。つまり、環境の変化に対応して転写正バイアスを可変制御する必要がある。また、転写正バイアスの出力特性が線形であれば制御が容易になる。
なお、本実施例1では、負極性に帯電した現像剤としてのトナーを用いている例で説明するが、トナーの極性としても正極性に帯電したトナーを用いることも可能である。その場合は、シートPに現像剤像を転写するために転写負バイアスを印加して可変制御するようにすればよい。また、以下に説明するように、シートPが転写ニップ部を通過して、次のシートPが転写ニップ部に来るまでの期間において転写正バイアスを印加すればよい。このように、適用する装置のトナーの帯電極性に応じて転写バイアスを適宜、所定極性に設定すればよい。
まず、図2、図3を用いて先に説明した画像形成動作において転写ローラにバイアスを印加するタイミングについて詳細に説明する。なお、図2のS101〜S106の各ステップは、図3のS101〜S106の各タイミングと対応している。転写ローラへのバイアス印加手順は、センサ110によってシートPを検知したことが基準となり開始する。センサ110によってシートPの先端の通過を検知する(S101)と、プリンタ制御部4のCPU5は、シートPの搬送速度に応じた所定時間したかを判断する(S102)。所定時間経過後、転写正バイアスを印加して、シートPがセンサ110から転写ニップ部に到達する迄の期間に、転写正バイアスの出力値の微調整を行う(S103)。そして、シートPが転写ニップ部の間に存在する期間に微調整後の転写正バイアスを出力する(S104)。上記で説明したように、転写正バイアスが印加されて感光ドラム1上の現像剤像(トナー像)を転写ローラ113側に引き付ける方向に電圧をかけ、転写ニップ部にあるシートPに現像剤像を転写する。次に、シートPが転写ニップ部を通過して、次のシートPが転写ニップ部に来るまでの期間において転写負バイアスを印加する(S105)。この転写負バイアスを印加するのは、転写ローラ113に僅かに付着してしまったトナーを感光ドラム1に引き戻すように電圧をかけて、次のシートの裏面に転写ローラに付着したトナーが付着しないように転写ローラ113上のトナーを除去(クリーニング)するためである。本実施例1で説明した転写ローラ113へのバイアスは、転写正バイアスとして約2KV、転写負バイアスとして約−500Vの例を示したが、装置の環境変動に応じて、このバイアスの値は調整される。
次に、図1と図4を用いて電圧生成回路の動作と、動作時の負荷(転写ローラ113)に印加される電圧を説明する。一例として回路における抵抗206、209、定電圧素子の一例としての定電圧ダイオード207、209の降伏電圧が以下に示す値、定数の素子を用いたものとして説明する。なお、個々に示す各素子の抵抗値、定数は、電圧印加対象となる負荷に応じて選定すればよく、対象の負荷が変れば適宜、抵抗値や定数変更すればよい。
[抵抗値と降伏電圧の一例]
抵抗206の抵抗値:80MΩ
抵抗209の抵抗値:40MΩ
定電圧ダイオード207の降伏電圧:1kV
定電圧ダイオード209の降伏電圧:1.6kV
図1において、プリンタ制御部4のCPU5からトランス(電磁トランス)の1次側のスイッチング素子203(以下、FET203という)にクロック信号を入力する。クロック信号に応じてFET203がスイッチングしてトランス211を駆動すると、トランスの2次側から出力される電流は整流ダイオード205により整流され、トランスの2次側の出力部に接続される容量素子であるコンデンサ204の両端に電圧が発生する。コンデンサ204の両端にかかる電圧(以下、Vcという)は、トランスの1次側の容量素子であるコンデンサ202に印加される電圧に依存する。このコンデンサ202に印加される電圧は、CPU5からのPWM値を示す信号によって調整される。不図示のトランスの2次側からの出力電圧がCPU5にフィードバックされて、フィードバックされた出力電圧が目標電圧となるようにCPU5がPWM値を変更する信号が反転増幅回路としての積分回路212及び抵抗225を介してトランジスタ201のベース端子に入力される。そしてトランジスタ201によってコンデンサ202の電圧が調整される。つまりCPU5からのPWM値を示す信号、積分回路212、トランジスタ201が1次側の電圧調整部として機能する。なお、トランジスタ201のコレクタ端子は抵抗224を介して電源電圧に接続され、エミッタ端子はコンデンサ202に接続される。本実施例1では、Vcを0Vから上昇されて約1600V迄は2つの定電圧ダイオード207と209がOFF状態である。定電圧ダイオード207と210がOFF状態なので、負荷(転写ローラ)113への主電流ループ(電流の流れ)が、矢印222、矢印223で示すように、抵抗206→負荷113→端子208→抵抗209となり抵抗による分圧された電圧が負荷へ印加される。この状態は、コンデンサ204の両端電圧と出力端208の電位との関係を示す図4における、d101で示される範囲に対応する。
次に、Vcが約1600Vになると定電圧ダイオード210の両端の電圧が降伏電圧1kVとなり、Vcを上げても定電圧ダイオード210の両端の電圧は約1kVにクランプされ、負荷(転写ローラ)113には抵抗209、感光ドラム1の抵抗値とで分圧された電圧が印加される。この状態は図4におけるd102で示される範囲に対応する。さらに、Vcを上昇していくと約1800Vで定電圧ダイオード207の両端電圧が降伏電圧約1.6kVとなる。そしてVcを約1800V以上に上昇していくと、矢印220、矢印221のループでも電流が流れるようになる。抵抗206に対して定電圧ダイオード207の抵抗分は非常に小さいため207を介して負荷(転写ローラ)113へ電流が流れていく。この状態は図4におけるd103で示される範囲に対応する。そして約2600Vで負荷へ流れる電流は抵抗206を介する電流ループと定電圧ダイオード207を介する電流ループで相殺されて0Vとなり、以降は、極性が正となって電圧が上昇していく。この状態は図4におけるd104で示される範囲に対応する。
転写正バイアスを出力する場合、説明したように、定電圧ダイオード207にVcが所定電圧以上、本実施例では約2600V以上になるように出力を調整する。なお、この所定電圧は電圧出力対象する負荷等に応じて、定電圧ダイオード207の降伏電圧を適宜選択すれば調整可能である。端子208に接続される負荷(転写ローラ)113への主電流ループが、矢印222、矢印223で示した定電圧ダイオード207→端子208→負荷113→定電圧ダイオード210となることで転写正バイアスが出力される。このとき、負荷113へ印加される電圧Voは、以下の式1で表される。
V0=Vc−Vz1−Vz2 ・・・(式1)
Vz1:定電圧ダイオード207の降伏電圧
Vz2:定電圧ダイオード210の降伏電圧
よって、負荷113に印加される電圧は図4におけるd104で示すように、コンデンサ204の両端にかかる電圧Vcに対して線形(リニアな)特性を持つことになる。
一方、転写負バイアスを印加する場合は、定電圧ダイオード207に降伏電圧以下の電圧が印加されるように、Vcを約2600V未満に出力を調整すると、端子208に接続される転写ローラ113への主電流ループが、抵抗206→負荷113→端子208→抵抗209となり転写負バイアスが印加される。転写負バイアスは負荷変動にかかわらず一定の電圧を出力する場合もあるため、図4におけるd102のように多少Vcが変動しても負荷に一定以上の電圧が印加されれば特に問題はない。なお転写負バイアスの印加レベルを可変制御する場合は、図4におけるd101やd103の範囲を用いればよい。
以上説明したように、トランジスタ201のゲート電圧を調整することにより定電圧ダイオード207に印加される電圧が変化して、定電圧ダイオード207の降伏電圧を閾値として負荷としての転写ローラ113への主電流ループの方向が変わる。これにより転写バイアスの極性を切り換えることができる。また、図4(d104)に示すように、転写正バイアスを線形特性をもつ範囲で制御でき、かつ、転写負バイアスも出力することができる。
以上、本実施例1によれば、電源回路への出力レベルを変更することによって負荷に出力されるバイアスの極性を切り換えることができ、回路構成が小さくすることができ、かつ、出力電圧の制御を容易にすることができる。
次に、図5、図6を参照して第2実施例に係る高圧電源について説明する。本実施例2では、実施例1に対して電圧生成回路と電圧印加対象が異なる。なお電圧生成回路以外の構成は、上記の実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
[定着装置の詳細構成]
まず、本実施例2における電圧印加対象としての定着装置20の構成について図6を用いて詳しく説明する。本実施例2における定着装置20は、定着フィルム(定着部材)21とそれに圧接する加圧ローラ(加圧部材)24とを有しており、加圧ローラ24が定着フィルム21に圧接することにより、定着ニップ部が形成されている。定着フィルム21は可撓性を有するフィルムであり、その内周面には図5で示されるヒーター23、ホルダ22を備えている。ホルダ22は、ヒーター23を保持すると共に、定着フィルム21の回転をガイドする機能を有している。また、加圧ローラ24は、絶縁層を形成する絶縁チューブ27、導電性の弾性ローラ26、芯金25から構成されており、芯金25は接地されている。このように加圧ローラ24に絶縁チューブ27を設けることで、定着フィルム21と加圧ローラ24との間で所定の電位差を形成する。
本実施例2では、定着フィルム21に対して、高圧電源3からブラシ29を介してトナーと同極性のバイアス(本実施例2では負極性のバイアス)が印加される。シートP上で未定着状態である現像剤像を定着する際に印加される、この電圧を以下、定着バイアスという。なお、本実施例2では負極性に帯電したトナーを用いているが、正極性に帯電したトナーを用いることもできる。
このように本実施例2では、定着装置によってシートPに転写された現像剤像を定着する時に、定着フィルム21に定着バイアスを印加し、定着ニップ部では、現像剤像に対して定着フィルム21から加圧ローラ24の方向に作用する力がかかる。つまり、シートP上の未定着の現像剤像をシートP上に押さえつける方向(定着フィルム21から加圧ローラ24に向かう方向)の電界を発生するよう構成されている。
なお、本実施例2では、加圧ローラ24に絶縁層(絶縁チューブ27)を設ける構成で説明したが、定着フィルム21または加圧ローラ24の少なくとも一方に絶縁層を設ける構成でもよい。例えば、定着フィルム21に絶縁層を設ける場合は、バイアスの極性を本実施例の場合と逆(正極性)にして、定着フィルム21にバイアスを印加する構成とすればよい。
[高圧電源の構成]
次に、図5を参照して、本実施例2における電圧印加回路の構成ついて説明する。図5は、本実施例2におけるバイアス印加手段としての高圧電源3の電圧生成回路を示す。上記したように、定着バイアスを印加することで、定着フィルム21と加圧ローラ24とで形成される定着ニップ部をシートPが通過している間は、未定着の現像剤像をシートP上に押さえつける方向の電界を発生する。具体的には、プリンタ制御部4のCPU5からの制御信号に基づいて、シートPが定着ニップ部を通過している間、CPU5よりFET303にクロックを入力してFET303をスイッチングしてトランス311を駆動する。トランス311が駆動すると2次側の電流は整流ダイオード305により整流され、コンデンサ304の両端に電圧が発生する。端子308からブラシ29に定着バイアスが印加されて定着フィルム21に対して定着バイアスが出力される。コンデンサ304の両端に印加される電圧(以下、Vcaという)は、不図示のトランスの2次側からの出力電圧をCPU5にフィードバックして、フィードバックした電圧が目標の電圧となるようにCPU5がPWM値を変更して、積分回路312及び抵抗325を介してトランジスタ301のベース端子に入力される。そしてトランジスタ301によってコンデンサ202の電圧が調整される。なお、トランジスタ301のコレクタ端子は抵抗324を介して電源電圧に接続される。上記したように、少なくとも定着ニップ部をシートPが通過している間は、定着バイアスとして負極性のバイアスが出力される。
なお、複数のシートPが定着ニップ部を連続して通過すると、その枚数が増加するに伴い、シートPと加圧ローラ24の摩擦、定着バイアスによる影響で、加圧ローラ24表面の絶縁チューブ27が次第に負極性へ帯電していく。そして、加圧ローラ24の表面電位が定着フィルム21の表面電位より低くなると、定着バイアスを印加して形成していた電界が打ち消され、さらに、未定着トナーに対して加圧ローラ24から定着フィルム21の方向へ作用する電界が発生する。こうなると、未定着の現像剤像が、記録紙Pから定着フィルム21へ引きつける(シートPから剥がされる)方向の電界が発生し、所謂、オフセットが発生しやすい状態になる。
そこで、本実施例2では、装置が駆動中であって、かつ、シートPが定着ニップ部を通過していない期間に、定着バイアス(本実施の場合では負極性)とは逆極性のバイアス(正極性)を定着フィルム21に印加する。負極性のバイアスを印加する場合、定電圧ダイオード309に降伏電流が流れるようにVcaを調整すると、端子308に接続される負荷(定着フィルム)21への主電流ループ(電流の流れ)が、矢印322、矢印323で示した抵抗306→負荷21→端子308→定電圧ダイオード309となることで定着負バイアスが印加される。一方、正極性のバイアスを印加する場合、定電圧ダイオード309に降伏電圧以下の電圧がかかるようにVcaを調整すると、端子308に接続される定着フィルム21への主たる電流ループが、矢印320、矢印321で示した抵抗307→端子308→定着フィルム21→抵抗310となることで定着正バイアスが印加される。
つまり、トランジスタ301のゲート電圧を調整することにより定電圧ダイオード207に印加される電圧が変化して、定電圧ダイオード307の降伏電圧を閾値として定着フィルム21への主電流ループの方向が変わることで定着バイアスの極性を切り換えることができる。
以上、本実施例よれば、電源回路への出力レベルを変更することによって負荷に出力されるバイアスの極性を切り換えることができ、回路構成が小さくすることができ、かつ、出力電圧の制御を容易にすることができる。
また、この構成によれば、実施例1より出力される電圧の範囲が狭くなるが、定電圧ダイオードの代わりに安価な抵抗を用いるため、さらに安価に回路を構成することができる。
<他の実施形態>
上記の実施例1における電圧印加対象を実施例2で説明した定着装置とすることも可能であり、また、実施例2における電圧印加対象を実施例1で説明した転写部材としての転写ローラとすることも可能である。
上記実施例1、2においては、定電圧生成部として電磁トランスを用いた定電圧生成回路を前提に説明したが、定電圧を生成する回路としては電磁トランスに限らない。例えば、圧電トランスを用いた回路や他の定電圧源であっても実施例1、2で説明した出力電圧の極性を切り換える回路を適用することが可能である。
201 トランジスタ
202、204 コンデンサ
205 ダイオード
206、209 抵抗
207、210 定電圧ダイオード
211 トランス

Claims (15)

  1. トランスと、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、
    前記トランスに2次側に接続された容量素子と、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、
    前記トランスの2次側の前記容量素子の両端に接続される複数の定電圧手段とを備え、前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより、前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする電源。
  2. トランスと、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、
    前記トランスに2次側に接続された容量素子と、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、前記トランスの2次側の前記容量素子に対して、前記出力電圧を出力する側に接続される定電圧手段とを備え、
    前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする電源。
  3. 前記定電圧手段は、定電圧ダイオードを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電源。
  4. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に出力する電源とを備え、
    前記電源は、
    トランスと、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、
    前記トランスに2次側に接続された容量素子と、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、
    前記トランスの2次側の前記容量素子の両端に接続される複数の定電圧手段とを備え、前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより、前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に出力する電源とを備え、
    前記電源は、
    トランスと、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスを駆動するスイッチング手段と、
    前記トランスに2次側に接続された容量素子と、
    前記トランスの1次側に接続され、前記トランスの2次側から前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、
    前記トランスの2次側の前記容量素子に対して、前記出力電圧を出力する側に接続される定電圧手段とを備え、
    前記2次側の容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記2次側に接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記2次側の容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、記録媒体に形成された画像を定着する定着部を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記定電圧手段は、定電圧ダイオードを含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置
  8. 定電圧生成手段と、
    前記定電圧生成手段の出力部に接続された容量素子と、
    前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、
    前記容量素子の両端に接続される複数の定電圧手段とを備え、
    前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく、前記容量素子を介して接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする電源。
  9. 定電圧生成手段と、
    前記定電圧生成手段の出力部に接続された容量素子と、
    前記容量素子を介して負荷に出力される出力電圧を制御するために前記容量素子の電圧を調整する電圧調整手段と、
    前記容量素子に対して、前記出力電圧を出力する側に接続される定電圧手段とを備え、前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記容量素子を介して接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする電源。
  10. 前記定電圧手段は、定電圧ダイオードを含むことを特徴とする請求項8または9に記載の電源。
  11. 前記負荷は、記録材に画像を形成するために用いられる画像形成部であり、
    前記画像形成部は、記録材に画像を転写するための転写部材、または、記録材に転写された画像を該記録材に定着するための定着部を含むことを特徴とする請求項9または10のいずれか1項に記載の電源。
  12. 容量素子と、
    前記容量素子の両端に接続され、前記容量素子の電圧が調整されることにより、前記容量素子を介して負荷に出力する出力電圧の極性を切り換えるための複数の定電圧手段と、を備え、
    前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記複数の定電圧手段を介することなく前記負荷に電流が流れることにより所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記複数の定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする電源。
  13. 容量素子と、
    前記容量素子に対して、前記容量素子を介して接続される負荷に出力電圧を出力する側に接続され、前記容量素子の電圧が調整されることにより、前記容量素子を介して負荷に出力する出力電圧の極性を切り換えるための定電圧手段と、を備え、
    前記容量素子の電圧が所定電圧になるまでは、前記定電圧手段を介することなく、前記容量素子を介して接続される負荷に電流が流れることにより、所定極性の出力電圧が生成され、前記容量素子の電圧が前記所定電圧を超えると、前記定電圧手段を介して前記負荷に電流が流れることにより前記所定極性とは逆極性の出力電圧が生成されることを特徴とする電源。
  14. 前記定電圧手段は、定電圧ダイオードを含むことを特徴とする請求項12または13に記載の電源。
  15. 前記負荷は、記録材に画像を形成するために用いられる画像形成部であり、
    前記画像形成部は、記録材に画像を転写するための転写部材、または、記録材に転写された画像を該記録材に定着するための定着部を含むことを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の電源。
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