JP5682451B2 - レンズユニットの製造方法 - Google Patents
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路から空間部内の空気を吸引することで、ウエハレンズが真空チャックに対して吸着された状態を保つ。
また、上記課題を解決するために、請求項2記載の発明は、請求項1記載のレンズユニットの製造方法であって、空間部は、複数のレンズ部毎に設けられており、第1吸着ステップ及び第2吸着ステップは、真空チャックに対しウエハレンズを複数のレンズ部毎に吸着させる。
また、上記課題を解決するために、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のレンズユニットの製造方法であって、ウエハレンズは、基板と、レンズ部周辺の基板上に形成された樹脂部とを有する。載置ステップは、空間部の周囲に形成された頂面と樹脂部とを当接させることにより、真空チャックに対しウエハレンズを載置する。
また、上記課題を解決するために、請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載のレンズユニットの製造方法であって、ウエハレンズは、基板と、レンズ部周辺の基板上に形成された樹脂部とを有する。載置ステップは、空間部の周囲に形成された頂面と基板とを当接させることにより、真空チャックに対しウエハレンズを載置する。
また、上記課題を解決するために、請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載のレンズユニットの製造方法であって、ウエハレンズは、レンズ部がガラス素材で形成されている。
図1から図12Dを用いて、本実施形態に係るレンズユニットの製造方法について説明する。本実施形態に係るレンズユニットの製造方法は、後述の「ウエハレンズ製造工程」及び「レンズユニット製造工程」の少なくとも一方を含む。
はじめに、図1を用いて、ウエハレンズ1の構成について説明する。本実施形態では、樹脂成形により得られるウエハレンズ1について述べる。
次に、図2から図7Cを参照して、ウエハレンズ1の製造工程について説明を行う。ウエハレンズ1の製造にあたって、本実施形態では、ウエハレンズ成形用の型としてマスター型10、サブマスター型20(以下、「中間型20」という場合がある)、サブサブマスター型30(以下、「転写型30」という場合がある)を用いる。本実施形態においてウエハレンズ1の製造工程は、「中間型製造工程」、「転写型製造工程」、「ウエハレンズ成形工程」の3つに分けることができる。以下、それぞれの工程について述べる。
図2から図3Eを参照して、マスター型10から中間型20を製造する方法を説明する。なお、図3Aから図3Eは、マスター型10を側面から見た場合の断面図である。
図4から図5Bを参照して、本実施形態における中間型20から転写型30を製造する方法を説明する。なお、図5A及び図5Bは、中間型20及び転写型30を側面から見た場合の断面図である。また、中間型製造工程と同様の工程については詳細な説明を省略する場合がある。
図6から図7Cを参照して、本実施形態における転写型30からウエハレンズ1を成形する方法を説明する。なお、図7A〜図7Cは、転写型30及びウエハレンズ1を側面から見た場合の断面図である。また、中間型製造工程及び転写型製造工程と同様の工程については詳細な説明を省略する場合がある。
次に、図8から図9Eを参照して、レンズユニット100の製造工程について説明する。本実施形態におけるレンズユニット100は、スペーサー50を介して2つのウエハレンズ1を積層してなる積層体を個片化することにより、取得することができる。なお、図9A〜図9Dは、ウエハレンズ1等を側面から見た場合の断面図である。
次に、図10Aから図12Dを参照して、本実施形態に係るレンズユニット100の製造方法において真空チャック60及び作業台70を用いる例について説明する。なお、図10Aは、真空チャック60を側面から見た場合の断面図である。図10Bは、作業台70を側面から見た場合の断面図である。図12Aから図12Dは、ウエハレンズ1等を側面から見た場合の断面図である。
図10Aに示すように、真空チャック60は、空間部60a、頂面60b、第1の経路60c、第2の経路60d、バルブ60e、第1の弁60f及び第2の弁60gを含んで構成されている。真空チャック60は、たとえば、ガラスやセラミックにより形成されている。
次に、図11から図12Dを参照し、本実施形態に係るレンズユニット100の製造方法において真空チャック60及び作業台70を用いる具体例について説明する。以下では、S40の工程を真空チャック60及び作業台70を用いて行う場合を例に説明する。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
上述の実施形態においては、真空チャック60及び作業台70に載置されたウエハレンズ1に対してS40の工程を行う場合を例に説明したが、真空チャック60及び作業台70を用いる場合はこれに限られない。レンズ部3の成形の工程、ウエハレンズ1に対するスペーサー50の積層の工程、及びウエハレンズ1同士がスペーサー50を介して接合されたユニット53の精度を確認するための測定の工程等、レンズ部3が破損する可能性がある全ての工程で応用可能である。
上述の実施形態においては、平坦部3aが基板2上のレンズ部3以外の領域に一様に設けられた構成について説明したが、平坦部3aの構成はこれに限られない。たとえば、図13に示すように、平坦部3aは、レンズ部3周辺にのみ設けられていてもよい。つまり、基板2上には、樹脂材料21A´で被複されていない領域E(基板2の表面が露出している領域)が存在する。この場合、真空チャック60の頂面60bは、上記実施形態と同様、ウエハレンズ1の平坦部3aに当接させることができる。
レンズユニットの製造方法は実施形態で説明したものに限られない。たとえば、転写型製造工程を挟まない場合や、中間型製造工程、転写型工程の両方を挟まない場合であっても適用可能である。
上記実施形態等では、樹脂成形されたウエハレンズ1について説明したが、ウエハレンズ1の材質はこれに限られない。たとえば、レンズ部3がガラス素材で形成されるガラスモールドレンズIM1をウエハレンズ1として用いてもよい。以下に、図14から図15Cを参照してガラスモールドレンズIM1の製造方法を説明する。
2、23、33 基板
3 レンズ部
3A、21A、31A 樹脂
4a 接着剤
10 マスター型
11、32 凹部
3a、12、24、34 平坦部
20 中間型
22 凸部
30 転写型
40 ディスペンス装置
41 光源
50 スペーサー
51 突出部
60 真空チャック
60a 空間部
60b 頂面
60c 第1の経路
60d 第2の経路
60e バルブ
60f 第1の弁
60g 第2の弁
70 作業台
70a 上面
70b 第3の経路
Claims (5)
- 少なくとも一面に複数のレンズ部が形成されたウエハレンズを用いたレンズユニットの製造方法であって、
前記レンズ部が配置される空間部と、前記空間部と外部とをそれぞれ連通する第1の経路及び第2の経路とを有する真空チャックに対し、前記ウエハレンズを載置する載置ステップと、
前記ウエハレンズが前記真空チャックに載置された状態で、前記真空チャックの前記第1の経路から前記空間部内の空気を吸引し、前記空間部内を真空状態にすることで、前記ウエハレンズを前記真空チャックに対して吸着させる第1吸着ステップと、
前記ウエハレンズが吸着された状態の前記真空チャックを作業台に設置する設置ステップと、
前記第1の経路を介した吸引を終了し、且つ前記第2の経路から前記空間部内の空気を吸引することで、前記ウエハレンズが前記真空チャックに対して吸着された状態を保つ第2吸着ステップと、
を有することを特徴とするレンズユニットの製造方法。 - 前記空間部は、前記複数のレンズ部毎に設けられており、前記第1吸着ステップ及び前記第2吸着ステップは、前記真空チャックに対し前記ウエハレンズを前記複数のレンズ部毎に吸着させることを特徴とする請求項1記載のレンズユニットの製造方法。
- 前記ウエハレンズは、基板と、前記レンズ部周辺の基板上に形成された樹脂部とを有し、
前記載置ステップは、前記空間部の周囲に形成された頂面と前記樹脂部とを当接させることにより、前記真空チャックに対し前記ウエハレンズを載置することを特徴とする請求項1又は2記載のレンズユニットの製造方法。 - 前記ウエハレンズは、基板と、前記レンズ部周辺の基板上に形成された樹脂部とを有し、
前記載置ステップは、前記空間部の周囲に形成された頂面と基板とを当接させることにより、前記真空チャックに対し前記ウエハレンズを載置することを特徴とする請求項1又は2記載のレンズユニットの製造方法。 - 前記ウエハレンズは、前記レンズ部がガラス素材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズユニットの製造方法。
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