JPH10172897A - 基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法 - Google Patents

基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法

Info

Publication number
JPH10172897A
JPH10172897A JP34061896A JP34061896A JPH10172897A JP H10172897 A JPH10172897 A JP H10172897A JP 34061896 A JP34061896 A JP 34061896A JP 34061896 A JP34061896 A JP 34061896A JP H10172897 A JPH10172897 A JP H10172897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
adapter
holder
substrate holder
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34061896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Masuyuki
崇 舛行
Katsuaki Ishimaru
勝昭 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP34061896A priority Critical patent/JPH10172897A/ja
Publication of JPH10172897A publication Critical patent/JPH10172897A/ja
Priority to US09/291,199 priority patent/US6137562A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板厚さの変更に対して効率のよい作業で容
易に対応でき、投影レンズなどの破損の可能性も低減し
て、露光装置の稼働率の向上を図る。 【解決手段】 (A)のように、基板WAがセラミック
ス基板などのような比較的厚い場合には、アダプタ70
を必要とせず、基板ホルダ50に対して直接基板WAを
吸着する。しかし、(B)のように、基板WBがシリコ
ンウエハなどのような比較的薄い場合には、基板ホルダ
50にアダプタ70を吸着し、このアダプタ70に基板
WBを吸着する。これにより、何れにおいても、投影光
学系の像面と基板表面の高さが一致するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感応性の基板に
対して所定パターンを投影するための露光装置にかか
り、更に具体的には、1台の装置によって異なる厚さの
基板に対する露光を行う際に好適な基板アダプタ,基板
保持装置及び基板保持方法に関するものである。
【0002】
【背景技術と発明が解決しようとする課題】従来の露光
装置のZステージの駆動可能範囲は、ある基準の基板厚
さに対して設定されている。従って、厚さが大きく異な
る基板に対して露光を行う場合には、基板ホルダが、基
板の厚さに対応するような厚いもの又は薄いものに交換
される。すなわち、厚さが大きく異なる基板の場合、そ
のまま基板を基板ホルダに吸着すると、露光装置の投影
レンズ像面高さ位置と基板表面高さ位置が大きく異なる
ようになる。このため、基板ステージの高さ方向(Z方
向)の駆動による高さ調整のみでは対応しきれない。
【0003】例えば、シリコンウエハの場合は通常0.
5mm程度の厚さであり、セラミックス基板の場合は1〜
3mm程度の厚さとなっている。このため、シリコンウエ
ハの場合は比較的厚い基板ホルダが使用され、セラミッ
クス基板の場合は比較的薄い基板ホルダが使用される。
基板ホルダは、基板ステージに対して通常ねじ止めされ
る。図5には、その様子が示されている。同図(A)は
セラミックス基板100の場合であり、基板ステージ1
02上には比較的薄い基板ホルダ104が取付けられ、
これにセラミックス基板100が吸着される。同図
(B)はシリコンウエハ106の場合であり、基板ステ
ージ102上には比較的厚い基板ホルダ108が取付け
られ、これにシリコンウエハ106が吸着される。この
ように、基板ホルダの厚さを変更することで、投影レン
ズ像面と基板表面の高さが一致するようになる。
【0004】しかしながら、以上のような背景技術で
は、基板の厚さに対応した基板ホルダの交換作業にねじ
の着脱など相当の手数と時間がかかり、露光装置の稼働
率が低下するという不都合がある。また、交換作業中に
投影レンズなどの破損,基板ステージ上に対するごみの
落下などが生ずる可能性もある。
【0005】この発明は、以上の点に着目したもので、
基板厚さの変更に対して、効率のよい作業で容易に対応
することができ、また投影レンズなどの破損の可能性も
低減されて、露光装置の稼働率の向上を図ることができ
る基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法を提供
することを、その目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、基板(W)を保持するための基板ホル
ダ(50)に対して前記基板の表面を所定の高さを保つた
めに、前記基板と前記基板ホルダとの間に挿脱可能とな
るように基板アダプタ(70)を設けることを特徴とす
る。他の発明は、前記基板ホルダが、基板表面を所定の
高さに保つために前記基板と前記基板ホルダとの間に挿
入されるアダプタを保持可能に構成されたことを特徴と
する。主要な形態によれば、前記基板ホルダに前記アダ
プタを吸着保持するとともに、前記アダプタに前記基板
を吸着保持するための吸着手段(52,54,56,72,76)が更
に設けられる。
【0007】本発明によれば、通常使用される基板より
も薄い基板を使用する場合、その厚さの変化を吸収でき
るような厚さに製作されたアダプタを、基板と基板ホル
ダの間に装着することによって、基板の厚さの変化を吸
収して対応する。このため、基板ホルダを交換すること
なく基板厚さの変化に対応できるため、投影レンズなど
の破損もなく、基板厚さの変更作業も効率よくでき、露
光装置の稼働率が向上する。
【0008】この発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。図2には、
本実施例を適用した露光装置の主要構成が示されてい
る。同図において、露光照明用の光源10は、例えば水
銀ランプやエキシマレーザなどによって構成されてい
る。この光源10の露光光ILの射出側には、ミラーや
レンズなどによる照明光学系12が配置されている。そ
して、この照明光学系12の露光光ILの射出側には、
レチクルRが設けられている。
【0010】レチクルRは、集積回路用のパターンなど
が描かれた原板であり、アライメント用のマーク(図示
せず)も形成されている。このようなレチクルRは、レ
チクルホルダ14に真空吸着されて保持されており、こ
のレチクルホルダ14は、レチクルステージ16に固定
されている。更に、レチクルRの近傍には、そのアライ
メント用マークを観察して観察結果を検知するためのレ
チクルアライメント部18が設けられている。このレチ
クルアライメント部18には、アライメント顕微鏡や画
像取り込みのためのイメージセンサが含まれている。
【0011】レチクルRの露光光ILの透過側には投影
光学系20が配置されており、露光光ILは投影光学系
20を介して感光剤が塗布された基板Wに入射する構成
となっている。投影光学系20の近傍には、基板アライ
メント部22が設けられている。この基板アライメント
部22は、基板W上に塗布された感光剤の吸収による悪
影響やプロセスに対する悪影響を生じないにするなどの
理由により、通常は感光剤を感応させない波長の光で観
察するように構成される。この基板アライメント部22
には、アライメント顕微鏡や画像取り込みのためのイメ
ージセンサが含まれている。
【0012】前記基板Wは、後述するアダプタ70を介
して基板ホルダ50に吸着されており、更にこの基板ホ
ルダ50は基板ステージ26上に保持されている。この
基板ステージ26により、投影光学系20の光軸AXに
垂直な面内を基板ホルダ50が移動する構成となってい
る。また、基板ステージ26上の端部には、反射鏡28
が設置されており、これと干渉計30によって基板ステ
ージ26の位置が正確に測定されるようになっている。
なお、レチクル側にも、必要に応じて反射鏡と干渉計に
よる位置計測手段が設けられる。更に、基板ステージ2
6上には、ほぼ基板Wと同一面となるように基準板32
が設置されている。この基準板32上には必要数のアラ
イメント用のマーク(図示せず)が設けられている。
【0013】次に、前記基板アライメント部22による
観察像の画像信号の出力側は、主制御部34に接続され
ている。また、前記レチクルアライメント部18や干渉
計30の出力側も主制御部34に接続されている。主制
御部34は、ステージ16,26を駆動して、それら各
入力に基づいてレチクルRの露光装置上における位置を
測定するとともに、例えばステップアンドリピートの露
光処理を制御する機能を備えている。
【0014】次に、以上のように構成された露光装置の
全体動作を説明する。露光に先立ち、基板W上に投影露
光されている既存パターンに対して、レチクルRのパタ
ーンを精度よく重ね合せ露光するために、アライメント
が行われる。すなわち、主制御部34によって、基板ス
テージ26上の基準板32が、投影光学系20の光軸A
Xと基板アライメント部22の光軸AXX下に来るよう
に移動する。一方、レチクルアライメント部18及び基
板アライメント部22の観察像は、いずれも主制御部3
4に取り込まれる。主制御部34は、予め位置関係が正
確に判っている基準板32上のマークに対して、レチク
ルRのアライメントマークの像が重なるように基板ステ
ージ26あるいはレチクルステージ16をシフト又は回
転して位置決めする。これにより、基準板32上のマー
クの中心位置と、レチクルRのパターン像の中心が一致
するようになる。
【0015】他方、基準板32上の他のマークは、基板
アライメント部22によって観察され、その観察結果か
ら投影光学系20と基板アライメント部22の相対的な
位置関係,すなわちベースラインBL(光軸AX,AX
Xの間隔に相当)が求められる。
【0016】露光時は、まず基板アライメント部22
に、基板W上の該当するショットの既存パターンを合わ
せ、次に前記ベースラインBLに相当する量だけ基板W
を投影光学系20側に送り出してやる。これにより、該
当するショットのパターンがレチクルRの投影パターン
像の中心に位置するようになる。そして、この状態で、
光源10から露光光が照射される。すなわち、光源10
から射出された露光光ILは、照明光学系12を介し
て、レチクルRに入射する。レチクルRは、この露光光
ILによって均一照度の所定の照明条件で照明される。
レチクルRをを通過した露光光ILは、投影光学系20
を介して基板Wに入射し、これによってレチクルRの回
路パターンの像が基板W上に結像する。このようにし
て、レチクルパターンの像が基板パターンに重畳されて
露光される。この動作は、基板ステージ26によって投
影光学系20の光軸AXに垂直な面内を基板Wを移動さ
せて繰り返し行われる。
【0017】ところで、本実施例では、基板Wと基板ホ
ルダ50との間に、基板Wの厚さに応じてアダプタ70
が設けられている。すなわち、図1(A)に示すよう
に、基板WAがセラミックス基板などのような比較的厚
い場合には、アダプタ70を必要とせず、基板ホルダ5
0に対して直接基板WAを吸着する。しかし、図1
(B)に示すように、基板WBがシリコンウエハなどの
ような比較的薄い場合には、基板ホルダ50にアダプタ
70を吸着し、このアダプタ70に基板WBを吸着す
る。
【0018】すなわち、通常の厚さの基板,例えば最も
使用頻度の高い厚さの基板に対しては、その基板の厚さ
に対応するように基板ホルダ50の厚さを設定し、投影
光学系20の像面と基板表面の高さが一致するように、
基板ステージ26又は基板ホルダ50をZ軸方向に上下
動して調整を行う(図1(A)参照)。一方、前記使用
頻度の高い厚さと異なる厚さの基板に対しては、基板ホ
ルダ50をそのまま使用する。そして、基板を吸着した
状態で投影光学系20の像面と基板表面の高さが一致す
るような厚さのアダプタ70を装着して対応する。
【0019】図3には、基板ホルダ50,アダプタ70
及び基板Wが拡大して示されている。同図に示すよう
に、基板ホルダ50には、負圧による吸着溝52,5
4,56が同心円状に形成されている。吸着溝52の底
には、吸引穴52A,52Bが形成されている。また、
吸着溝54の底には、吸引穴54A,54Bが形成され
ており、吸着溝56の底には吸引穴56A(図4参照)
が形成されている。同様に、アダプタ70には、吸着溝
72,76及び溝74が同心円状に形成されている。吸
着溝72の底には、吸引穴72A,72Bが形成されて
いる。また、吸着溝76の底には吸引穴76Aが形成さ
れている。
【0020】以上のような基板ホルダ50にアダプタ7
0を介して基板Wを吸着した状態における図3の#4−
#4線に沿って矢印方向に見た主要断面を示すと、図4
のようになる。同図に示すように、吸着は、基板吸着用
とアダプタ吸着用の2系統となっている。まず基板吸着
系から説明すると、アダプタ側の吸引穴72A,72
B,76Aは、基板ホルダ側の吸引穴52A,52B,
56Aにそれぞれ一致して連通しており、これら吸引穴
52A,52B,56Aは、吸引路80,バルブ(開閉
弁)82を介して基板吸着用バキューム源(図示せず)
に接続している。一方、アダプタ吸着系では、基板ホル
ダ側の他の吸引穴54A,54Bが、吸引路84,バル
ブ86を介してアダプタ用バキューム源(図示せず)に
接続している。すなわち、基板ホルダ50には、アダプ
タ吸着用の吸着溝及び吸引穴と基板吸着用の吸着溝及び
吸引穴が交互に設けられている。なお、バルブ82,8
6としては、例えば手動の弁でもよいが、電磁弁などの
電気的に制御可能なものでもよい。
【0021】次に、本実施例の作用を説明する。最初、
バルブ82,86はいずれも「閉」の状態にある。図1
に示したように、基板Wが比較的薄い場合には、アダプ
タ70が使用される。アダプタ70は、例えば、基板W
を基板ホルダ50に対して供給する基板ローダ(図示せ
ず)を用いて自動的に基板ホルダ50に対して設置し位
置決めされる。しかし、作業者が、直接手でアダプタ7
0を基板ホルダ50上に設置して位置決めするようにし
てもよい。設置後、アダプタ吸着用のバルブ86を
「開」とする。これにより、吸引路84がバキューム源
に接続されて負圧が供給され、吸引穴54A,54Bを
介して基板ホルダ50の吸着溝54が真空になる。これ
によって、アダプタ70が基板ホルダ50に吸着保持さ
れる。
【0022】次に、基板Wが、基板ローダを用いて自動
的にアダプタ70に対して設置し位置決めされる。そし
て、設置後、基板吸着用のバルブ82を「開」とする。
これにより、吸引路80がバキューム源に接続されて負
圧が供給され、吸引穴52A,56A,52Bを介して
基板ホルダ50の吸着溝52,56が真空になる。そし
て更に、吸引路72A,76A,72Bを介してアダプ
タ70の吸着溝72,76が真空になる。これによっ
て、基板Wがアダプタ70に吸着保持される。
【0023】このようにして、基板Wの厚さに対応した
アダプタ70が、基板ホルダ50と基板Wとの間に設け
られる。これにより、基板Wの厚さの変動がアダプタ7
0によって吸収され、必要があれば基板ステージ26又
は基板ホルダ50をZ軸方向に上下動して調整を行うこ
とで、投影光学系20の像面と基板表面の高さが一致す
るようになり、基準板32と基板Wも同一面となる。こ
の状態で、上述したようにレチクルRの位置調整やベー
スラインの計測が行われ、更には基板Wに対する露光処
理が行われる。
【0024】なお、基板Wを交換するときは、バルブ8
2を開閉することで真空吸着を制御することができる。
この場合、バルブ86を「開」とすることで、アダプタ
70に対する吸着状態は保持することができる。また、
アダプタ70を使用せず、基板Wを基板ホルダ50に直
接吸着するときは、バルブ82,86のいずれか一方も
しくは両方を開閉すればよい。
【0025】以上のように、本実施例によれば、基板と
基板ホルダとの間に挿脱可能にアダプタを設けることと
したので、基板ホルダを交換することなく基板厚さの変
化に対応できる。このため、投影レンズなどの各部の破
損のおそれもなく基板厚さの変更作業が効率よくでき、
露光装置の稼働率が向上する。また、基板ホルダの交換
を行わないことから、基板ホルダの交換に伴うゴミの発
生を押えることができる。更に、アダプタは脱着が容易
であるため、その基板吸着面にゴミが付着した場合にお
いても、アダプタを交換もしくは取り外して清掃及び洗
浄することでアダプタに付着したゴミを簡単に除去で
き、ゴミによる基板の平面度悪化も簡単に防止できる。
【0026】なお、この発明には数多くの実施の形態が
あり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能
である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)近年では、マスクやレチクルと基板を相対的にス
キャンするスキャン露光装置もあるが、このような露光
装置の基板保持にも本発明は適用可能である。 (2)前記実施例では、アダプタの使用の有無により2
種類の厚さの基板に対応したが、3種類以上の厚さの基
板を使用する場合でも、それぞれの厚さの基板を吸着し
た状態で投影光学系像面と基板表面が一致するような厚
さのアダプタを作成することで対応可能である。更に、
基板ホルダもしくは基板ステージのZ方向の調整量に余
裕があるときは、Z方向に移動することで、一つのアダ
プタで2種以上の厚さの基板に対応することも可能であ
る。また、基板ホルダと基板との間に複数の基板ホルダ
を重ねるようにして、基板の厚さ変動に対応するように
してもよい。
【0027】(3)アダプタに使用する材料としては、
基板ホルダと同一の材質,例えば基板ホルダがセラミッ
クスのときはアダプタにもそれを用いてよいが、別の材
質,例えば基板と同一の材質を用いるようにしてもよ
い。 (4)真空もしくは負圧による溝や穴の形状も任意であ
り、必要に応じて適宜設計してよい。例えば、基板ホル
ダ側に第1の吸着系を設けて基板もしくはアダプタの吸
着を行い、アダプタ側に第2の吸着系を設けて基板の吸
着を行うようにしてもよい。更に、真空もしくは負圧以
外のチャック手段を用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基板ホ
ルダを交換することなく基板厚さの変化に対応できるた
め、露光装置の破損もなく、基板厚さ変更作業を効率よ
く行うことができ、露光装置の稼働率が向上する。ま
た、アダプタの脱着が容易であり、その清掃及び洗浄も
簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板保持装置の一実施例を示す主要断
面図である。
【図2】実施例を適用した露光装置の一例の主要部を示
す図である。
【図3】実施例の主要部の分解斜視図である。
【図4】実施例の主要部の構成を示す断面図である。
【図5】従来の基板保持装置の一例を示す主要断面図で
ある。
【符号の説明】 10…光源 12…照明光学系 14…レチクルホルダ 16…レチクルステージ 18…レチクルアライメント部 20…投影光学系 22…基板アライメント部 26…基板ステージ 28…反射鏡 30…干渉計 32…基準板 34…主制御部 50…基板ホルダ 52,54,56…吸着溝 52A,52B,54A,54B,56A…吸引穴 70…アダプタ 72,76…吸着溝 72A,72B,76A…吸引穴 74…溝 80,84…吸引路 82,86…バルブ R…レチクル W…基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持するための基板ホルダに対し
    て前記基板の表面を所定の高さを保つために、前記基板
    と前記基板ホルダとの間に挿脱可能に構成されたことを
    特徴とする基板アダプタ。
  2. 【請求項2】 保持対象の基板を保持するための基板ホ
    ルダを有する基板保持装置において、 前記基板ホルダは、前記基板表面を所定の高さに保つた
    めに前記基板と前記基板ホルダとの間に挿入されるアダ
    プタを保持可能に構成されていることを特徴とする基板
    保持装置。
  3. 【請求項3】 前記基板ホルダに前記アダプタを吸着保
    持するとともに、前記アダプタに前記基板を吸着保持す
    るための吸着手段を更に有することを特徴とする請求項
    2記載の基板保持装置。
  4. 【請求項4】 基板を保持するための基板ホルダと保持
    対象の基板との間に所定の基板アダプタを挿入し、前記
    保持対象の基板表面を前記基板ホルダに対して所定の高
    さに保つことを特徴とする基板保持方法。
JP34061896A 1996-12-05 1996-12-05 基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法 Pending JPH10172897A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34061896A JPH10172897A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法
US09/291,199 US6137562A (en) 1996-12-05 1999-04-14 Substrate adjuster, substrate holder and substrate holding method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34061896A JPH10172897A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10172897A true JPH10172897A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18338703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34061896A Pending JPH10172897A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6137562A (ja)
JP (1) JPH10172897A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305989A (ja) * 2006-05-05 2007-11-22 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置および方法
JP2012242725A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Konica Minolta Advanced Layers Inc レンズユニットの製造方法
JP2013070023A (ja) * 2011-09-07 2013-04-18 Canon Inc インプリント装置、それを用いた物品の製造方法
CN111819433A (zh) * 2018-02-20 2020-10-23 毫微光电子影像股份有限公司 用于对晶圆和光掩模进行组合检查的系统、装置和方法

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1077393A2 (en) * 1999-08-19 2001-02-21 Canon Kabushiki Kaisha Substrate attracting and holding system for use in exposure apparatus
JP2001284440A (ja) * 2000-03-16 2001-10-12 Asm Lithography Bv リソグラフ装置の基板ホルダ
US6921615B2 (en) * 2000-07-16 2005-07-26 Board Of Regents, The University Of Texas System High-resolution overlay alignment methods for imprint lithography
WO2002006902A2 (en) 2000-07-17 2002-01-24 Board Of Regents, The University Of Texas System Method and system of automatic fluid dispensing for imprint lithography processes
US8016277B2 (en) 2000-08-21 2011-09-13 Board Of Regents, The University Of Texas System Flexure based macro motion translation stage
KR101031528B1 (ko) * 2000-10-12 2011-04-27 더 보드 오브 리전츠 오브 더 유니버시티 오브 텍사스 시스템 실온 저압 마이크로- 및 나노- 임프린트 리소그래피용템플릿
US7019819B2 (en) * 2002-11-13 2006-03-28 Molecular Imprints, Inc. Chucking system for modulating shapes of substrates
US6916584B2 (en) * 2002-08-01 2005-07-12 Molecular Imprints, Inc. Alignment methods for imprint lithography
US8349241B2 (en) 2002-10-04 2013-01-08 Molecular Imprints, Inc. Method to arrange features on a substrate to replicate features having minimal dimensional variability
JP4040423B2 (ja) * 2002-10-16 2008-01-30 キヤノン株式会社 基板保持装置
US7641840B2 (en) 2002-11-13 2010-01-05 Molecular Imprints, Inc. Method for expelling gas positioned between a substrate and a mold
US6980282B2 (en) * 2002-12-11 2005-12-27 Molecular Imprints, Inc. Method for modulating shapes of substrates
MY133312A (en) * 2002-11-13 2007-11-30 Molecular Imprints Inc A chucking system and method for modulation shapes of substrates
WO2004054784A1 (en) * 2002-12-13 2004-07-01 Molecular Imprints, Inc. Magnification corrections employing out-of-plane distortions on a substrate
US7150622B2 (en) * 2003-07-09 2006-12-19 Molecular Imprints, Inc. Systems for magnification and distortion correction for imprint lithography processes
US7906180B2 (en) 2004-02-27 2011-03-15 Molecular Imprints, Inc. Composition for an etching mask comprising a silicon-containing material
US7307697B2 (en) * 2004-05-28 2007-12-11 Board Of Regents, The University Of Texas System Adaptive shape substrate support system
US20050270516A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-08 Molecular Imprints, Inc. System for magnification and distortion correction during nano-scale manufacturing
US7785526B2 (en) * 2004-07-20 2010-08-31 Molecular Imprints, Inc. Imprint alignment method, system, and template
JP4792719B2 (ja) * 2004-08-25 2011-10-12 東京エレクトロン株式会社 成膜装置及び成膜方法
US7630067B2 (en) * 2004-11-30 2009-12-08 Molecular Imprints, Inc. Interferometric analysis method for the manufacture of nano-scale devices
US7292326B2 (en) 2004-11-30 2007-11-06 Molecular Imprints, Inc. Interferometric analysis for the manufacture of nano-scale devices
US20070231421A1 (en) 2006-04-03 2007-10-04 Molecular Imprints, Inc. Enhanced Multi Channel Alignment
US7636999B2 (en) 2005-01-31 2009-12-29 Molecular Imprints, Inc. Method of retaining a substrate to a wafer chuck
US7798801B2 (en) * 2005-01-31 2010-09-21 Molecular Imprints, Inc. Chucking system for nano-manufacturing
US7635263B2 (en) 2005-01-31 2009-12-22 Molecular Imprints, Inc. Chucking system comprising an array of fluid chambers
KR101324549B1 (ko) 2005-12-08 2013-11-01 몰레큘러 임프린츠 인코퍼레이티드 기판의 양면 패턴화를 위한 방법 및 시스템
US7670530B2 (en) 2006-01-20 2010-03-02 Molecular Imprints, Inc. Patterning substrates employing multiple chucks
KR100819556B1 (ko) * 2006-02-20 2008-04-07 삼성전자주식회사 웨이퍼 스테이지, 이를 갖는 노광설비 및 이를 사용한 웨이퍼 평평도 보정 방법
US20070231422A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-04 Molecular Imprints, Inc. System to vary dimensions of a thin template
US7978308B2 (en) * 2006-05-15 2011-07-12 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8215946B2 (en) 2006-05-18 2012-07-10 Molecular Imprints, Inc. Imprint lithography system and method
WO2007136832A2 (en) * 2006-05-18 2007-11-29 Molecular Imprints, Inc. Method for expelling gas positioned between a substrate and a mold
JP5893303B2 (ja) * 2011-09-07 2016-03-23 キヤノン株式会社 インプリント装置、それを用いた物品の製造方法
JP6363838B2 (ja) * 2014-01-08 2018-07-25 キヤノン株式会社 インプリント装置、インプリント方法及び物品の製造方法
CN113853671A (zh) * 2019-05-22 2021-12-28 维耶尔公司 用于将器件或图案转移到基板的系统和方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0851143A (ja) * 1992-07-20 1996-02-20 Nikon Corp 基板保持装置
JP3164960B2 (ja) * 1994-02-18 2001-05-14 キヤノン株式会社 ステージ装置
US5563684A (en) * 1994-11-30 1996-10-08 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Adaptive wafer modulator for placing a selected pattern on a semiconductor wafer

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305989A (ja) * 2006-05-05 2007-11-22 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置および方法
JP4531788B2 (ja) * 2006-05-05 2010-08-25 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置および方法
JP2012242725A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Konica Minolta Advanced Layers Inc レンズユニットの製造方法
JP2013070023A (ja) * 2011-09-07 2013-04-18 Canon Inc インプリント装置、それを用いた物品の製造方法
CN111819433A (zh) * 2018-02-20 2020-10-23 毫微光电子影像股份有限公司 用于对晶圆和光掩模进行组合检查的系统、装置和方法
JP2021514116A (ja) * 2018-02-20 2021-06-03 ナノトロニクス イメージング インコーポレイテッドNanotronics Imaging,Inc. ウェハおよびフォトマスクの組み合わせ検査のシステム、装置、および方法
JP2022166211A (ja) * 2018-02-20 2022-11-01 ナノトロニクス イメージング インコーポレイテッド ウェハおよびフォトマスクの組み合わせ検査のシステム、装置、および方法
CN111819433B (zh) * 2018-02-20 2023-09-05 毫微光电子影像股份有限公司 用于对晶圆和光掩模进行组合检查的系统、装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6137562A (en) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10172897A (ja) 基板アダプタ,基板保持装置及び基板保持方法
TWI503865B (zh) A method of manufacturing an exposure apparatus and an element
JP5079717B2 (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法、露光装置及び露光方法、デバイス製造装置及びデバイス製造方法
JP3201233B2 (ja) 裏面にアライメント・マークが設けられたワークの投影露光方法
WO2004102646A1 (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
JP2001326270A (ja) 基板保持装置、半導体製造装置および半導体デバイス製造方法
US7834982B2 (en) Substrate holder and exposure apparatus having the same
JPH10116760A (ja) 露光装置及び基板保持装置
JP2001093808A (ja) 露光方法及び露光装置
KR100592577B1 (ko) 리소그래피장치용 지지구조체
JP4348734B2 (ja) 基板保持装置及び露光装置、並びにデバイス製造方法
JP2001244313A (ja) 搬送方法及び搬送装置、露光方法及び露光装置
JP4196037B2 (ja) 基板処理システム及び基板処理装置並びにデバイス製造方法
JP2001201846A (ja) 枠部材、マスクと露光装置
JPH07240366A (ja) 露光装置
JPH0922870A (ja) 投影露光装置
JP2000200745A (ja) 投影露光装置
JP4724954B2 (ja) 露光装置、デバイス製造システム
JPH1064979A (ja) 光学式プリアライメント装置および該プリアライメント装置を備えた露光装置
JP2001077009A (ja) 基板処理システム
KR20070038706A (ko) 레티클 세정 장치 및 이를 갖는 기판 노광 장치
JP2000340642A (ja) 基板収納ケース及びこれを用いる露光装置
JP2001235320A (ja) 計測方法および露光方法並びに露光装置
US6307616B1 (en) Exposure apparatus and substrate handling system therefor
JP2001118768A (ja) マスクのアライメント方法および露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110