JP2001077009A - 基板処理システム - Google Patents
基板処理システムInfo
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- JP2001077009A JP2001077009A JP25364399A JP25364399A JP2001077009A JP 2001077009 A JP2001077009 A JP 2001077009A JP 25364399 A JP25364399 A JP 25364399A JP 25364399 A JP25364399 A JP 25364399A JP 2001077009 A JP2001077009 A JP 2001077009A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- processing
- exposure
- lot
- glass substrate
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パラメータ変更等をホスト側で統括的に管理
・制御可能であり、また装置側でも、搬送された基板に
対する情報をより多く得る。 【解決手段】 基板Pに第1の処理を行う第1装置2
と、基板Pに第2の処理を行う第2装置3とを備えた基
板処理システム1において、基板Pに関する情報を第1
装置2から第2装置3に通信する通信手段19と、基板
Pに関する情報に基づいて第1装置2との間で第1の処
理に関する制御情報を通信するとともに、第2装置3に
通信された通信結果に基づいて第2装置3との間で第2
の処理に関する制御情報を通信する制御部52とを備え
る。
・制御可能であり、また装置側でも、搬送された基板に
対する情報をより多く得る。 【解決手段】 基板Pに第1の処理を行う第1装置2
と、基板Pに第2の処理を行う第2装置3とを備えた基
板処理システム1において、基板Pに関する情報を第1
装置2から第2装置3に通信する通信手段19と、基板
Pに関する情報に基づいて第1装置2との間で第1の処
理に関する制御情報を通信するとともに、第2装置3に
通信された通信結果に基づいて第2装置3との間で第2
の処理に関する制御情報を通信する制御部52とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を用いて露光
処理や感光剤の塗布、現像処理等の処理を複数の装置を
用いて行う基板処理システムに関し、例えば基板に感光
剤の塗布処理を行うコータ装置と、感光剤を塗布した基
板に露光処理を行う露光装置とを備えた基板処理システ
ムに関するものである。
処理や感光剤の塗布、現像処理等の処理を複数の装置を
用いて行う基板処理システムに関し、例えば基板に感光
剤の塗布処理を行うコータ装置と、感光剤を塗布した基
板に露光処理を行う露光装置とを備えた基板処理システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイパネル、プラズ
マディスプレイパネル等を製造するためのリソグラフィ
工程では、ガラス基板等の基板の大型化に伴う無人化の
要請から露光装置と他の基板処理装置、例えば、基板に
レジスト等の感光剤を塗布する塗布装置(コータ)や感
光剤が塗布された基板に現像を行う現像装置(デベロッ
パ)等とをインラインで接続したリソグラフィシステム
が多く用いられるようになってきた。
マディスプレイパネル等を製造するためのリソグラフィ
工程では、ガラス基板等の基板の大型化に伴う無人化の
要請から露光装置と他の基板処理装置、例えば、基板に
レジスト等の感光剤を塗布する塗布装置(コータ)や感
光剤が塗布された基板に現像を行う現像装置(デベロッ
パ)等とをインラインで接続したリソグラフィシステム
が多く用いられるようになってきた。
【0003】この種のリソグラフィシステムでは、例え
ば、露光装置のチャンバ内に露光装置本体、基板搬送装
置、受け渡しポートを設け、感光剤塗布機能、現像機能
の双方を備えたコータ・デベロッパのチャンバ内にコー
タ・デベロッパ本体、基板搬送装置を設けた構成になっ
ている。そして、コータ・デベロッパで所定の処理が施
された基板(例えば、ガラス基板)は、コータ・デベロ
ッパ側の基板搬送装置によって、両チャンバに設けられ
た開口部を介して露光装置内の受け渡しポートへ搬入さ
れた後、露光装置側の基板搬送装置によって露光装置本
体へ搬送され露光処理が施される。露光処理後に再度コ
ータ・デベロッパに搬送される基板は、上記と逆の順序
で搬送される。他の基板は、露光装置から搬出されて検
査工程等へ送られる。
ば、露光装置のチャンバ内に露光装置本体、基板搬送装
置、受け渡しポートを設け、感光剤塗布機能、現像機能
の双方を備えたコータ・デベロッパのチャンバ内にコー
タ・デベロッパ本体、基板搬送装置を設けた構成になっ
ている。そして、コータ・デベロッパで所定の処理が施
された基板(例えば、ガラス基板)は、コータ・デベロ
ッパ側の基板搬送装置によって、両チャンバに設けられ
た開口部を介して露光装置内の受け渡しポートへ搬入さ
れた後、露光装置側の基板搬送装置によって露光装置本
体へ搬送され露光処理が施される。露光処理後に再度コ
ータ・デベロッパに搬送される基板は、上記と逆の順序
で搬送される。他の基板は、露光装置から搬出されて検
査工程等へ送られる。
【0004】上記のようなリソグラフィシステムにおい
ては、複数枚の基板を1つのロットとして扱い、ロット
毎に処理レシピを割り当てて生産管理を行っているが、
オンラインを使用して工程管理を行い、ロット処理する
場合は、図8に示すように、コータ・デベロッパ等の露
光前処理装置(以下、C/Dと称する)と露光装置との
上位にセルコントローラ(またはツールコントローラ)
と呼ばれる制御コンピュータを接続し、このセルコント
ローラとホストコンピュータ(以下、ホストと称する)
とが通信を行うことで、C/Dと露光装置とを制御して
いる。ホストとセルコントローラ、セルコントローラと
C/D、およびセルコントローラと露光装置はそれぞれ
SECSII通信を行い、C/Dへロット(基板を複数枚
収納可能なカセット)が到着すると、C/Dはセルコン
トローラへ到着を通知し、セルコントローラがそのロッ
トのロットIDやレシピの問い合わせを行う。
ては、複数枚の基板を1つのロットとして扱い、ロット
毎に処理レシピを割り当てて生産管理を行っているが、
オンラインを使用して工程管理を行い、ロット処理する
場合は、図8に示すように、コータ・デベロッパ等の露
光前処理装置(以下、C/Dと称する)と露光装置との
上位にセルコントローラ(またはツールコントローラ)
と呼ばれる制御コンピュータを接続し、このセルコント
ローラとホストコンピュータ(以下、ホストと称する)
とが通信を行うことで、C/Dと露光装置とを制御して
いる。ホストとセルコントローラ、セルコントローラと
C/D、およびセルコントローラと露光装置はそれぞれ
SECSII通信を行い、C/Dへロット(基板を複数枚
収納可能なカセット)が到着すると、C/Dはセルコン
トローラへ到着を通知し、セルコントローラがそのロッ
トのロットIDやレシピの問い合わせを行う。
【0005】これに応じてホストはセルコントローラと
SECSII通信を行い、C/Dと露光装置のレシピとロ
ットIDとを、ロット処理開始とともに指示する。これ
を受けてセルコントローラは、C/Dがそのロットの先
頭の基板を取り出した際にロット情報(ロットID、露
光装置のレシピ)を露光装置へSECSII通信を用いて
送信する。ロット情報を受信した露光装置は、指示され
たレシピを用いて装置自身が判断して露光に使用するレ
チクルの準備を行い、C/Dから基板が搬送された後に
露光処理を実行する。
SECSII通信を行い、C/Dと露光装置のレシピとロ
ットIDとを、ロット処理開始とともに指示する。これ
を受けてセルコントローラは、C/Dがそのロットの先
頭の基板を取り出した際にロット情報(ロットID、露
光装置のレシピ)を露光装置へSECSII通信を用いて
送信する。ロット情報を受信した露光装置は、指示され
たレシピを用いて装置自身が判断して露光に使用するレ
チクルの準備を行い、C/Dから基板が搬送された後に
露光処理を実行する。
【0006】ところで、上記C/Dへ搬送されるカセッ
トの移動は、人力で行われる場合もあるが、近年では図
9に示すように、AGV(Auto Guided Vehicle)と呼
ばれる自走式のロボットを用いる形態が一般的である。
そして、例えばC/Dには、AGVSと呼ばれるカセッ
ト受け渡し用のポートが準備され、このAGVSにセッ
トされたカセットは、その搬入順に処理される。すなわ
ち、図9に示すAGVSには、図10に示すように、ロ
ット番号1234〜1237のカセットがセットされ、
またロット番号1238のカセットがAGVによって搬
入されている。これらロット番号1234〜1238の
カセットは、それぞれレシピA、B、C、B、Aに基づ
く処理が施されるようになっており、この場合ロット番
号1234は処理中、ロット番号1235〜1237は
待機中、ロット番号1238は搬入中である。
トの移動は、人力で行われる場合もあるが、近年では図
9に示すように、AGV(Auto Guided Vehicle)と呼
ばれる自走式のロボットを用いる形態が一般的である。
そして、例えばC/Dには、AGVSと呼ばれるカセッ
ト受け渡し用のポートが準備され、このAGVSにセッ
トされたカセットは、その搬入順に処理される。すなわ
ち、図9に示すAGVSには、図10に示すように、ロ
ット番号1234〜1237のカセットがセットされ、
またロット番号1238のカセットがAGVによって搬
入されている。これらロット番号1234〜1238の
カセットは、それぞれレシピA、B、C、B、Aに基づ
く処理が施されるようになっており、この場合ロット番
号1234は処理中、ロット番号1235〜1237は
待機中、ロット番号1238は搬入中である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の基板処理システムには、以下のような問
題が存在する。ホストは、情報通信を行う対象がセルコ
ントローラのみなので、C/D等の前処理装置および露
光装置で用いられるレシピを指示する際にも、各レシピ
を1つのまとまりとして扱っている。そのため、レシピ
に関するパラメータ変更(例えば、露光量変更)をホス
ト側で統括的に管理・制御することは困難であり、各装
置側で調整するのが実状であった。また、露光装置は、
基板に関する情報を受け取る相手が、セルコントローラ
のみなので、C/Dから露光装置に搬送された基板が予
め指示されたレシピに対応するものかどうかを照合する
ための情報が乏しかった。
たような従来の基板処理システムには、以下のような問
題が存在する。ホストは、情報通信を行う対象がセルコ
ントローラのみなので、C/D等の前処理装置および露
光装置で用いられるレシピを指示する際にも、各レシピ
を1つのまとまりとして扱っている。そのため、レシピ
に関するパラメータ変更(例えば、露光量変更)をホス
ト側で統括的に管理・制御することは困難であり、各装
置側で調整するのが実状であった。また、露光装置は、
基板に関する情報を受け取る相手が、セルコントローラ
のみなので、C/Dから露光装置に搬送された基板が予
め指示されたレシピに対応するものかどうかを照合する
ための情報が乏しかった。
【0008】一方、カセットの処理は、AGVSに搬入
された順序に従って実行されているが、互いに異なるレ
シピに基づいて連続で処理する際に、図11に示すよう
に、レシピの切替に伴う準備時間が同一のレシピで連続
処理する場合に比較して多く掛かる場合がある。このよ
うな場合、レシピの切替が頻繁に発生することで生産性
が低下する虞がある。特に、上記のリソグラフィシステ
ムのように、複数の装置を接続した場合は、一方の装置
で準備時間があまり掛からなくとも、他方の装置で準備
時間が多く掛かる場合もあり、基板に対する処理を効率
的に行うための方策が望まれていた。
された順序に従って実行されているが、互いに異なるレ
シピに基づいて連続で処理する際に、図11に示すよう
に、レシピの切替に伴う準備時間が同一のレシピで連続
処理する場合に比較して多く掛かる場合がある。このよ
うな場合、レシピの切替が頻繁に発生することで生産性
が低下する虞がある。特に、上記のリソグラフィシステ
ムのように、複数の装置を接続した場合は、一方の装置
で準備時間があまり掛からなくとも、他方の装置で準備
時間が多く掛かる場合もあり、基板に対する処理を効率
的に行うための方策が望まれていた。
【0009】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、C/Dや露光装置等におけるパラメータ変
更等をホスト側で統括的に管理・制御可能であり、また
装置側でも、搬送された基板に対する情報をより多く得
られる基板処理システムを提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、基板に対する処理を効率的
に実施できる基板処理システムを提供することである。
れたもので、C/Dや露光装置等におけるパラメータ変
更等をホスト側で統括的に管理・制御可能であり、また
装置側でも、搬送された基板に対する情報をより多く得
られる基板処理システムを提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、基板に対する処理を効率的
に実施できる基板処理システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、実施の形態を示す図1ないし図7に対応
付けした以下の構成を採用している。本発明の基板処理
システムは、基板(P)に第1の処理を行う第1装置
(2)と、基板(P)に第2の処理を行う第2装置
(3)とを備えた基板処理システム(1)において、基
板(P)に関する情報を第1装置(2)から第2装置
(3)に通信する通信手段(19)と、基板(P)に関
する情報に基づいて第1装置(2)との間で第1の処理
に関する制御情報を通信するとともに、第2装置(3)
に通信された通信結果に基づいて第2装置(3)との間
で第2の処理に関する制御情報を通信する制御部(5
2)とを備えることを特徴とするものである。
めに本発明は、実施の形態を示す図1ないし図7に対応
付けした以下の構成を採用している。本発明の基板処理
システムは、基板(P)に第1の処理を行う第1装置
(2)と、基板(P)に第2の処理を行う第2装置
(3)とを備えた基板処理システム(1)において、基
板(P)に関する情報を第1装置(2)から第2装置
(3)に通信する通信手段(19)と、基板(P)に関
する情報に基づいて第1装置(2)との間で第1の処理
に関する制御情報を通信するとともに、第2装置(3)
に通信された通信結果に基づいて第2装置(3)との間
で第2の処理に関する制御情報を通信する制御部(5
2)とを備えることを特徴とするものである。
【0011】従って、本発明の基板処理システムでは、
ホストとしての制御部(52)が第1装置(2)および
第2装置(3)と直接通信するので、基板(P)に対す
る第1の処理および第2の処理に関する制御情報を1つ
のまとまりとして扱う必要がなく、パラメータ等の各制
御情報により第1装置(2)および第2装置(3)をそ
れぞれ統括的に管理・制御することができる。また、本
発明では、第2装置(3)が制御部(52)から制御情
報を得られるとともに、通信手段(19)により第1装
置(2)から基板(P)に関する情報を得られるため、
基板(P)の照合等をより多くの情報に基づいて実施で
きる。
ホストとしての制御部(52)が第1装置(2)および
第2装置(3)と直接通信するので、基板(P)に対す
る第1の処理および第2の処理に関する制御情報を1つ
のまとまりとして扱う必要がなく、パラメータ等の各制
御情報により第1装置(2)および第2装置(3)をそ
れぞれ統括的に管理・制御することができる。また、本
発明では、第2装置(3)が制御部(52)から制御情
報を得られるとともに、通信手段(19)により第1装
置(2)から基板(P)に関する情報を得られるため、
基板(P)の照合等をより多くの情報に基づいて実施で
きる。
【0012】また、本発明の基板処理システムは、基板
(P)に関する情報に基づいて第1装置(2)が、また
通信手段(19)の通信結果に基づいて第2装置(3)
が、それぞれ基板(P)に対して処理を行う順序を決定
することを特徴としている。従って、本発明の基板処理
システムでは、各情報に基づいて最も効率的な順序で第
1の処理または第2の処理を行うことができる。
(P)に関する情報に基づいて第1装置(2)が、また
通信手段(19)の通信結果に基づいて第2装置(3)
が、それぞれ基板(P)に対して処理を行う順序を決定
することを特徴としている。従って、本発明の基板処理
システムでは、各情報に基づいて最も効率的な順序で第
1の処理または第2の処理を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板処理システム
の実施の形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
ここでは、基板処理装置を、基板に感光剤を塗布すると
ともに露光処理された基板を現像するコータ・デベロッ
パ(C/D)と、感光剤を塗布された基板に対して露光
処理を施す露光装置とし、基板を液晶ディスプレイパネ
ル製造に用いられる長方形のガラス基板とし、これらコ
ータ・デベロッパと露光装置とをインライン接続する場
合の例を用いて説明する。これらの図において、従来例
として示した図8ないし図11と同一の構成要素には同
一符号を付し、その説明を省略する。
の実施の形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
ここでは、基板処理装置を、基板に感光剤を塗布すると
ともに露光処理された基板を現像するコータ・デベロッ
パ(C/D)と、感光剤を塗布された基板に対して露光
処理を施す露光装置とし、基板を液晶ディスプレイパネ
ル製造に用いられる長方形のガラス基板とし、これらコ
ータ・デベロッパと露光装置とをインライン接続する場
合の例を用いて説明する。これらの図において、従来例
として示した図8ないし図11と同一の構成要素には同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0014】図1は、リソグラフィシステム(基板処理
システム)1の平面図である。リソグラフィシステム1
は、第1装置としてのコータ・デベロッパ2および第2
装置としての露光装置3を、チャンバ4を隔壁5で分割
した収容部6,7にそれぞれ収容した構成になってい
る。そして、これらコータ・デベロッパ2と露光装置3
とは、隔壁5に形成された開口部8を介してインライン
接続されている。
システム)1の平面図である。リソグラフィシステム1
は、第1装置としてのコータ・デベロッパ2および第2
装置としての露光装置3を、チャンバ4を隔壁5で分割
した収容部6,7にそれぞれ収容した構成になってい
る。そして、これらコータ・デベロッパ2と露光装置3
とは、隔壁5に形成された開口部8を介してインライン
接続されている。
【0015】コータ・デベロッパ2は、ガラス基板(基
板)Pに対して感光剤を塗布する塗布処理(第1の処
理)および露光処理が施されたガラス基板Pに対して現
像処理を実施するものであって、塗布処理、現像処理を
行うC/D本体9と、ガラス基板Pを搬送するロードア
ーム10と、ガラス基板Pを一時置きするバッファ1
1、12と、これらC/D本体9、ロードアーム10を
統括的に制御する制御装置13とを備えている。ロード
アーム10は、ガラス基板Pを吸着保持した状態で水平
面に沿って移動してC/D本体9、バッファ11、12
との間でガラス基板Pを搬送するとともに、開口部8を
介して露光装置3との間でガラス基板Pを搬送する構成
になっている。
板)Pに対して感光剤を塗布する塗布処理(第1の処
理)および露光処理が施されたガラス基板Pに対して現
像処理を実施するものであって、塗布処理、現像処理を
行うC/D本体9と、ガラス基板Pを搬送するロードア
ーム10と、ガラス基板Pを一時置きするバッファ1
1、12と、これらC/D本体9、ロードアーム10を
統括的に制御する制御装置13とを備えている。ロード
アーム10は、ガラス基板Pを吸着保持した状態で水平
面に沿って移動してC/D本体9、バッファ11、12
との間でガラス基板Pを搬送するとともに、開口部8を
介して露光装置3との間でガラス基板Pを搬送する構成
になっている。
【0016】コータ・デベロッパ2の一側部には、ガラ
ス基板Pを複数枚収納するカセット(不図示)が複数箇
所(図1では四ヶ所)で供給されるカセットステーショ
ン14が設けられている。このカセットステーション1
4には、カセットに貼設されたIDコードを読み取る読
み取り装置(不図示)が設けられている。読み取り装置
としては、バーコードリーダやOCRが設置される。カ
セットステーション14とC/D本体9との間には、不
図示の搬送系が配設され、カセットステーション14と
C/D本体9との間でガラス基板Pを搬送するようにな
っている。
ス基板Pを複数枚収納するカセット(不図示)が複数箇
所(図1では四ヶ所)で供給されるカセットステーショ
ン14が設けられている。このカセットステーション1
4には、カセットに貼設されたIDコードを読み取る読
み取り装置(不図示)が設けられている。読み取り装置
としては、バーコードリーダやOCRが設置される。カ
セットステーション14とC/D本体9との間には、不
図示の搬送系が配設され、カセットステーション14と
C/D本体9との間でガラス基板Pを搬送するようにな
っている。
【0017】制御装置13は、コータ・デベロッパ2に
おいて読み取り装置、基板搬送、感光剤塗布処理、現像
処理等(処理順序等)を統括的に制御するものである。
また、制御装置13は、ロットID等のガラス基板Pに
関する情報をRS−232C等のシリアル通信機能を有
する通信部(通信手段)19により後述する露光装置3
側の制御装置18との間で通信するとともに、感光剤塗
布処理、現像処理等に関する制御情報をSECSII通信
機能を有する通信部51によりホスト(制御部)52と
通信する構成になっている。
おいて読み取り装置、基板搬送、感光剤塗布処理、現像
処理等(処理順序等)を統括的に制御するものである。
また、制御装置13は、ロットID等のガラス基板Pに
関する情報をRS−232C等のシリアル通信機能を有
する通信部(通信手段)19により後述する露光装置3
側の制御装置18との間で通信するとともに、感光剤塗
布処理、現像処理等に関する制御情報をSECSII通信
機能を有する通信部51によりホスト(制御部)52と
通信する構成になっている。
【0018】露光装置3は、ガラス基板Pに対して露光
処理(第2の処理)を施すものであって、露光装置本体
15と、ガラス基板Pを搬送する搬送装置16と、受け
渡しポート17と、これら露光装置本体15、搬送装置
16、受け渡しポート17を統括的に制御する制御装置
18とを備えている。搬送装置16は、ガラス基板Pを
吸着保持した状態で水平面に沿って移動して、受け渡し
ポート14との間でガラス基板Pを搬送するとともに、
露光装置本体15との間でガラス基板Pを搬送する構成
になっている。
処理(第2の処理)を施すものであって、露光装置本体
15と、ガラス基板Pを搬送する搬送装置16と、受け
渡しポート17と、これら露光装置本体15、搬送装置
16、受け渡しポート17を統括的に制御する制御装置
18とを備えている。搬送装置16は、ガラス基板Pを
吸着保持した状態で水平面に沿って移動して、受け渡し
ポート14との間でガラス基板Pを搬送するとともに、
露光装置本体15との間でガラス基板Pを搬送する構成
になっている。
【0019】受け渡しポート17は、C/D本体9で感
光剤を塗布されたガラス基板Pおよび露光装置本体15
で露光処理が施されたガラス基板Pの受け渡しが行われ
るものであって、ガラス基板Pをそれぞれ下方から吸着
支持するように矩形配置された支持部20、21を備え
ている。これら支持部20、21は、それぞれが独立し
て上下方向に昇降自在になっており、ロードアーム10
および搬送装置16が受け渡しポート14へ向けて移動
した際にもロードアーム10および搬送装置16とそれ
ぞれ干渉しない位置に配置されている。
光剤を塗布されたガラス基板Pおよび露光装置本体15
で露光処理が施されたガラス基板Pの受け渡しが行われ
るものであって、ガラス基板Pをそれぞれ下方から吸着
支持するように矩形配置された支持部20、21を備え
ている。これら支持部20、21は、それぞれが独立し
て上下方向に昇降自在になっており、ロードアーム10
および搬送装置16が受け渡しポート14へ向けて移動
した際にもロードアーム10および搬送装置16とそれ
ぞれ干渉しない位置に配置されている。
【0020】制御装置18は、上記のように、ロットI
D等のガラス基板Pに関する情報を通信部19によりコ
ータ・デベロッパ2側の制御装置13との間で通信する
とともに、露光処理等に関する制御情報をSECSII通
信機能を有する通信部53によりホスト52と通信する
構成になっている。ホスト52には、制御情報として、
ロット毎に感光剤塗布処理、現像処理、露光処理に関す
るレシピが設定されている。
D等のガラス基板Pに関する情報を通信部19によりコ
ータ・デベロッパ2側の制御装置13との間で通信する
とともに、露光処理等に関する制御情報をSECSII通
信機能を有する通信部53によりホスト52と通信する
構成になっている。ホスト52には、制御情報として、
ロット毎に感光剤塗布処理、現像処理、露光処理に関す
るレシピが設定されている。
【0021】図2に示すように、露光装置本体15は、
レチクル(マスク)Rに形成された液晶表示素子等のパ
ターンを、感光剤が塗布されたガラス基板P上に投影露
光するものであって、光源22、照明光学系23、投影
光学系24、レチクルステージ(マスクステージ)25
および基板ステージ26から概略構成されている。ここ
で、投影光学系24の光軸に平行にZ軸が、光軸に垂直
な面内において、図3の紙面に平行にX軸が、光軸に垂
直な面内において図3の紙面に垂直にY軸がそれぞれ設
定されているものとする。
レチクル(マスク)Rに形成された液晶表示素子等のパ
ターンを、感光剤が塗布されたガラス基板P上に投影露
光するものであって、光源22、照明光学系23、投影
光学系24、レチクルステージ(マスクステージ)25
および基板ステージ26から概略構成されている。ここ
で、投影光学系24の光軸に平行にZ軸が、光軸に垂直
な面内において、図3の紙面に平行にX軸が、光軸に垂
直な面内において図3の紙面に垂直にY軸がそれぞれ設
定されているものとする。
【0022】光源22は、露光光としてのビームBを発
するものであり、超高圧水銀ランプ等で構成されてい
る。光源22から射出されたビームBは、照明光学系2
3に入射する。
するものであり、超高圧水銀ランプ等で構成されてい
る。光源22から射出されたビームBは、照明光学系2
3に入射する。
【0023】照明光学系23は、ビームBの光路を開閉
するシャッタ27と、反射ミラー28、29と、波長選
択フィルター30と、ビームBを均一化するためのオプ
ティカルインテグレータ(フライアイレンズ等)31
と、リレーレンズ32、33と、可変視野絞り34と、
複数の光学素子で構成されるコンデンサ光学系35とか
ら構成されている。そして、シャッタ27の開動作に応
答して入射したビームBは、波長選択フィルター30に
おいて露光に必要な波長(g線やi線)が通過し、オプ
ティカルインテグレータ31で照度が均一化される。照
度が均一化されたビームBは、リレーレンズ32、33
を通った後、コンデンサ光学系35で集光され、可変視
野絞り34の開口によって規定されるレチクルR上の照
明領域、例えば非走査方向に延びるスリット形状の照明
領域を重畳的に照明する。
するシャッタ27と、反射ミラー28、29と、波長選
択フィルター30と、ビームBを均一化するためのオプ
ティカルインテグレータ(フライアイレンズ等)31
と、リレーレンズ32、33と、可変視野絞り34と、
複数の光学素子で構成されるコンデンサ光学系35とか
ら構成されている。そして、シャッタ27の開動作に応
答して入射したビームBは、波長選択フィルター30に
おいて露光に必要な波長(g線やi線)が通過し、オプ
ティカルインテグレータ31で照度が均一化される。照
度が均一化されたビームBは、リレーレンズ32、33
を通った後、コンデンサ光学系35で集光され、可変視
野絞り34の開口によって規定されるレチクルR上の照
明領域、例えば非走査方向に延びるスリット形状の照明
領域を重畳的に照明する。
【0024】波長選択フィルター30とオプティカルイ
ンテグレータ31との間には、フィルター38が配置さ
れている。フィルター38は、ガラス板上にCr等で簾
状にパターニングされたものであって、透過率がY方向
に沿ってある範囲で線形に漸次変化するように形成さ
れ、制御部18の制御によりY方向に沿って移動可能に
なっている。
ンテグレータ31との間には、フィルター38が配置さ
れている。フィルター38は、ガラス板上にCr等で簾
状にパターニングされたものであって、透過率がY方向
に沿ってある範囲で線形に漸次変化するように形成さ
れ、制御部18の制御によりY方向に沿って移動可能に
なっている。
【0025】レチクルステージ25には、レチクルホル
ダ39を介してレチクルRが保持固定されている。レチ
クルホルダ39には、移動鏡40が配設されている。そ
して、レチクルステージ25の位置(ひいてはレチクル
Rの位置)は、レーザ干渉計41から出射されたレーザ
光が移動鏡40で反射され、レーザ干渉計41に入射
し、その反射光と入射光との干渉に基づいて計測され
る。計測された位置情報は、駆動用モータ42を介して
レチクルRの位置および走査露光中のレチクルRの速度
制御等に用いられる。また、レチクルステージ25の上
方には、アライメントセンサ48が配設されている。ア
ライメントセンサ48は、光源22が発するビームBと
同じ波長のアライメント光を照射し、その反射光をCC
D等で受光して画像処理を行うものである。なお、レチ
クルR上には、アライメント用のアライメントマーク
(不図示)が形成されている。
ダ39を介してレチクルRが保持固定されている。レチ
クルホルダ39には、移動鏡40が配設されている。そ
して、レチクルステージ25の位置(ひいてはレチクル
Rの位置)は、レーザ干渉計41から出射されたレーザ
光が移動鏡40で反射され、レーザ干渉計41に入射
し、その反射光と入射光との干渉に基づいて計測され
る。計測された位置情報は、駆動用モータ42を介して
レチクルRの位置および走査露光中のレチクルRの速度
制御等に用いられる。また、レチクルステージ25の上
方には、アライメントセンサ48が配設されている。ア
ライメントセンサ48は、光源22が発するビームBと
同じ波長のアライメント光を照射し、その反射光をCC
D等で受光して画像処理を行うものである。なお、レチ
クルR上には、アライメント用のアライメントマーク
(不図示)が形成されている。
【0026】投影光学系24は、複数の光学素子を有
し、レチクルRの照明領域に存在するパターンの像をガ
ラス基板P上に結像させる。そして、ガラス基板P上に
塗布されたレジストが感光して、ガラス基板P上にパタ
ーン像が転写される。
し、レチクルRの照明領域に存在するパターンの像をガ
ラス基板P上に結像させる。そして、ガラス基板P上に
塗布されたレジストが感光して、ガラス基板P上にパタ
ーン像が転写される。
【0027】基板ステージ26は、基板ホルダ43を介
してガラス基板Pを保持固定するものであって、互いに
直交する方向(X、Y、Zの三次元方向)へ移動自在と
されている。この基板ステージ26上には、移動鏡44
が配設されている。そして、基板ステージ26の位置
(ひいてはガラス基板Pの位置)は、レーザ干渉計45
から出射されたレーザ光が移動鏡44で反射され、レー
ザ干渉計45に入射し、その反射光と入射光との干渉に
基づいて計測される。計測された位置情報は、駆動用モ
ータ46を介してガラス基板Pの位置および走査露光中
のガラス基板Pの速度制御等に用いられる。
してガラス基板Pを保持固定するものであって、互いに
直交する方向(X、Y、Zの三次元方向)へ移動自在と
されている。この基板ステージ26上には、移動鏡44
が配設されている。そして、基板ステージ26の位置
(ひいてはガラス基板Pの位置)は、レーザ干渉計45
から出射されたレーザ光が移動鏡44で反射され、レー
ザ干渉計45に入射し、その反射光と入射光との干渉に
基づいて計測される。計測された位置情報は、駆動用モ
ータ46を介してガラス基板Pの位置および走査露光中
のガラス基板Pの速度制御等に用いられる。
【0028】また、基板ステージ26の上方には、投影
光学系24と離間して、基板ステージ26上の露光領域
外に設けられた指標マークFMおよびガラス基板Pの露
光領域に転写された基板マーク(不図示)を観察するア
ライメント光学系47が配設されている。この指標マー
クFMの位置をアライメント光学系47、およびアライ
メントセンサ48をそれぞれ用いて計測することによ
り、アライメント光学系47と投影光学系24との間の
距離であるベースライン量を計測することができる。そ
して、ガラス基板Pの露光領域に転写された基板マーク
をアライメント光学系47で計測することにより、ガラ
ス基板Pにおけるこの露光領域の位置を検出することが
でき、この位置と上記ベースライン量とにより、投影光
学系24に対する所定位置にガラス基板P上の露光領域
を移動させることができる。
光学系24と離間して、基板ステージ26上の露光領域
外に設けられた指標マークFMおよびガラス基板Pの露
光領域に転写された基板マーク(不図示)を観察するア
ライメント光学系47が配設されている。この指標マー
クFMの位置をアライメント光学系47、およびアライ
メントセンサ48をそれぞれ用いて計測することによ
り、アライメント光学系47と投影光学系24との間の
距離であるベースライン量を計測することができる。そ
して、ガラス基板Pの露光領域に転写された基板マーク
をアライメント光学系47で計測することにより、ガラ
ス基板Pにおけるこの露光領域の位置を検出することが
でき、この位置と上記ベースライン量とにより、投影光
学系24に対する所定位置にガラス基板P上の露光領域
を移動させることができる。
【0029】したがって、レチクルRを透過したビーム
Bは、投影光学系24を介してガラス基板Pに結像す
る。そして、ガラス基板P上の所定の露光領域には、レ
チクルRの照明領域にあるパターン像が形成される。そ
して、レチクルステージ25および基板ステージ26の
位置を検出しつつ、レチクルステージ25および基板ス
テージ26によってレチクルRおよびガラス基板Pをビ
ームBに対して同期移動させる。これにより、レチクル
Rに形成されたパターンがガラス基板P上の所定の露光
領域に逐次転写される。
Bは、投影光学系24を介してガラス基板Pに結像す
る。そして、ガラス基板P上の所定の露光領域には、レ
チクルRの照明領域にあるパターン像が形成される。そ
して、レチクルステージ25および基板ステージ26の
位置を検出しつつ、レチクルステージ25および基板ス
テージ26によってレチクルRおよびガラス基板Pをビ
ームBに対して同期移動させる。これにより、レチクル
Rに形成されたパターンがガラス基板P上の所定の露光
領域に逐次転写される。
【0030】上記の構成のリソグラフィシステムの動作
について以下に説明する。カセットがAGV等で搬送さ
れてコータ・デベロッパ2側のカセットステーション1
4にセットされると、読み取り装置がカセットのIDコ
ードを読み取る。そして、制御装置13はこのIDに対
するロットの情報をホスト52へ通信部51を介してS
ECSII通信にて問い合わせを行う。ホスト52は、問
い合わせに応じてIDに対応する処理用レシピなどの情
報(制御情報)をSECSII通信で制御装置13へ送信
する。これにより、コータ・デベロッパ2では、そのロ
ットの情報が確定する。
について以下に説明する。カセットがAGV等で搬送さ
れてコータ・デベロッパ2側のカセットステーション1
4にセットされると、読み取り装置がカセットのIDコ
ードを読み取る。そして、制御装置13はこのIDに対
するロットの情報をホスト52へ通信部51を介してS
ECSII通信にて問い合わせを行う。ホスト52は、問
い合わせに応じてIDに対応する処理用レシピなどの情
報(制御情報)をSECSII通信で制御装置13へ送信
する。これにより、コータ・デベロッパ2では、そのロ
ットの情報が確定する。
【0031】次に、搬送系がカセットから最初のガラス
基板Pを取り出すと、制御装置13は露光装置3の制御
装置18へロットIDを通信部19を介して単純なシリ
アル通信で送信する。制御装置18は、送信されたロッ
トIDを基にホスト52に対して通信部53を介してS
ECSII通信にて処理用レシピの問い合わせを行う。ホ
スト52から処理用レシピおよび開始要求が指示される
と、露光装置本体15ではレシピに応じたレチクルRを
準備する。なお、露光時間や各種オフセット値などのパ
ラメータの変更は、ホスト52からSECSII通信を用
いて制御装置18へ処理用レシピの指示を行う際に行わ
れる。
基板Pを取り出すと、制御装置13は露光装置3の制御
装置18へロットIDを通信部19を介して単純なシリ
アル通信で送信する。制御装置18は、送信されたロッ
トIDを基にホスト52に対して通信部53を介してS
ECSII通信にて処理用レシピの問い合わせを行う。ホ
スト52から処理用レシピおよび開始要求が指示される
と、露光装置本体15ではレシピに応じたレチクルRを
準備する。なお、露光時間や各種オフセット値などのパ
ラメータの変更は、ホスト52からSECSII通信を用
いて制御装置18へ処理用レシピの指示を行う際に行わ
れる。
【0032】レチクルRの準備は、レチクルRのパター
ン面を不図示のセンサにて塵埃や薬物などの付着物の有
無を確認する検査や、レチクルRに記述されているバー
コードにより指定されたレチクルかどうかの識別検査を
行った上で、前ロットの処理がなければレチクルチェン
ジャやレチクルステージ25上に搬送し、アライメント
センサ48を用いてアライメント(位置合わせ)処理を
行う。前ロットの処理が行われている場合は、レチクル
チェンジャやレチクルステージ25に迅速に搬送可能な
位置にあるレチクルキャッシュ(不図示)に搬送してお
く。
ン面を不図示のセンサにて塵埃や薬物などの付着物の有
無を確認する検査や、レチクルRに記述されているバー
コードにより指定されたレチクルかどうかの識別検査を
行った上で、前ロットの処理がなければレチクルチェン
ジャやレチクルステージ25上に搬送し、アライメント
センサ48を用いてアライメント(位置合わせ)処理を
行う。前ロットの処理が行われている場合は、レチクル
チェンジャやレチクルステージ25に迅速に搬送可能な
位置にあるレチクルキャッシュ(不図示)に搬送してお
く。
【0033】一方、カセットから取り出されたガラス基
板Pは、C/D本体9に搬送される。C/D本体9で感
光剤塗布処理が施されたガラス基板Pは、ロードアーム
10によって吸着保持されて、図1に示すように、開口
部8に対向する位置に搬送される。ここで、露光装置3
側においてガラス基板Pの受け取りが可能である場合、
受け渡しポート17では、支持部20でガラス基板Pを
吸着支持できるように、支持部20がロードアーム10
よりも下方に移動する。この後、ロードアーム10は、
開口部8から露光装置3の収容部7内に進入し、受け渡
しポート17の支持部20、21間で停止する。そし
て、支持部20が上昇するとともに、ロードアーム10
がガラス基板Pに対する吸着保持を解除することによ
り、ガラス基板Pが受け渡される。なお、露光装置3側
においてガラス基板Pの受け取りが可能でない場合、制
御部13はロードアーム10を一定時間待機させ、一定
時間経過しても状況が変わらないときには、ガラス基板
Pをバッファ11または12に一時的に収納する。
板Pは、C/D本体9に搬送される。C/D本体9で感
光剤塗布処理が施されたガラス基板Pは、ロードアーム
10によって吸着保持されて、図1に示すように、開口
部8に対向する位置に搬送される。ここで、露光装置3
側においてガラス基板Pの受け取りが可能である場合、
受け渡しポート17では、支持部20でガラス基板Pを
吸着支持できるように、支持部20がロードアーム10
よりも下方に移動する。この後、ロードアーム10は、
開口部8から露光装置3の収容部7内に進入し、受け渡
しポート17の支持部20、21間で停止する。そし
て、支持部20が上昇するとともに、ロードアーム10
がガラス基板Pに対する吸着保持を解除することによ
り、ガラス基板Pが受け渡される。なお、露光装置3側
においてガラス基板Pの受け取りが可能でない場合、制
御部13はロードアーム10を一定時間待機させ、一定
時間経過しても状況が変わらないときには、ガラス基板
Pをバッファ11または12に一時的に収納する。
【0034】ここで、ロットの最初のガラス基板PがC
/D本体9で感光剤塗布処理を終えて露光装置3へ搬送
される際には、搬送されるガラス基板PのロットIDが
制御装置13から制御装置18へシリアル通信で通知さ
れる。制御装置18は、このロットIDと予め通知され
ていたロットIDとを照合し、一致している場合、この
ガラス基板Pから後に搬送されるガラス基板Pを搬送装
置16により露光装置本体15の基板ステージ26上へ
順次搬送させる。基板ホルダ43に保持されたガラス基
板Pには、予めホスト52から指示された処理用レシピ
に基づいて露光処理が実施されてレチクルRのパターン
が形成される。なお、このとき、露光装置3では、レチ
クルRの準備が完了しているので、ガラス基板Pが基板
ステージ26へ搬送されると、直ちに露光処理を実施で
きる。
/D本体9で感光剤塗布処理を終えて露光装置3へ搬送
される際には、搬送されるガラス基板PのロットIDが
制御装置13から制御装置18へシリアル通信で通知さ
れる。制御装置18は、このロットIDと予め通知され
ていたロットIDとを照合し、一致している場合、この
ガラス基板Pから後に搬送されるガラス基板Pを搬送装
置16により露光装置本体15の基板ステージ26上へ
順次搬送させる。基板ホルダ43に保持されたガラス基
板Pには、予めホスト52から指示された処理用レシピ
に基づいて露光処理が実施されてレチクルRのパターン
が形成される。なお、このとき、露光装置3では、レチ
クルRの準備が完了しているので、ガラス基板Pが基板
ステージ26へ搬送されると、直ちに露光処理を実施で
きる。
【0035】一方、予め通知されていたロットIDと、
ガラス基板搬入時に通知されたロットIDとが一致して
いない場合は以下の方法により復旧動作を行う。エラー
を発生させてパトライトの点灯やブザーの鳴動等により
オペレータを呼び、手動操作にて予約のロットの登録を
抹消し、続いて露光装置3に搬送されるロットが処理で
きるようにする(なお、処理順序の変更については後述
する)。または、制御装置18がホスト52にエラーを
通知して、最初のガラス基板Pの搬入に伴って通知され
たロットIDにてホスト52へ処理用レシピを要求す
る。これにより、ホスト52から制御装置18へ、搬入
されたロットに必要な処理用レシピが送信され、露光装
置3では露光処理を実施できる。
ガラス基板搬入時に通知されたロットIDとが一致して
いない場合は以下の方法により復旧動作を行う。エラー
を発生させてパトライトの点灯やブザーの鳴動等により
オペレータを呼び、手動操作にて予約のロットの登録を
抹消し、続いて露光装置3に搬送されるロットが処理で
きるようにする(なお、処理順序の変更については後述
する)。または、制御装置18がホスト52にエラーを
通知して、最初のガラス基板Pの搬入に伴って通知され
たロットIDにてホスト52へ処理用レシピを要求す
る。これにより、ホスト52から制御装置18へ、搬入
されたロットに必要な処理用レシピが送信され、露光装
置3では露光処理を実施できる。
【0036】露光装置本体15において露光処理が開始
されると、制御装置18はホスト52にSECSII通信
により通知する。そして、ロットの最終ガラス基板の処
理が終了すると、制御装置18は処理結果のデータをホ
スト52に通知する。露光処理が終了したガラス基板P
は、上記と逆の手順で受け渡しポート17を介してコー
タ・デベロッパ2へ搬送され、C/D本体9で現像処理
が施された後、カセットステーション14のカセットに
収納される。ここでも、ガラス基板Pがコータ・デベロ
ッパ2へ搬出されると、制御装置18はこの旨をホスト
52に通知する。
されると、制御装置18はホスト52にSECSII通信
により通知する。そして、ロットの最終ガラス基板の処
理が終了すると、制御装置18は処理結果のデータをホ
スト52に通知する。露光処理が終了したガラス基板P
は、上記と逆の手順で受け渡しポート17を介してコー
タ・デベロッパ2へ搬送され、C/D本体9で現像処理
が施された後、カセットステーション14のカセットに
収納される。ここでも、ガラス基板Pがコータ・デベロ
ッパ2へ搬出されると、制御装置18はこの旨をホスト
52に通知する。
【0037】続いて、上記のリソグラフィシステム1に
おいてガラス基板Pに対する処理順序を変更する手順を
図3に示すフローチャートを参照して説明する。また、
ここでは、図10示した順序でカセットがカセットステ
ーション14に投入され、順序を変更する処理を露光処
理として説明する。
おいてガラス基板Pに対する処理順序を変更する手順を
図3に示すフローチャートを参照して説明する。また、
ここでは、図10示した順序でカセットがカセットステ
ーション14に投入され、順序を変更する処理を露光処
理として説明する。
【0038】まず、露光装置3の制御装置18は、既に
処理中のロットが有るかどうかを判断し(ステップS
1)、ロット番号1234のように、既に処理中のロッ
トが有り、ガラス基板Pの一部または全部が露光装置本
体15で処理されている場合、このロットに対する処理
順序は固定する(ステップS2)。なお、処理中のロッ
トがない場合はステップS3へ進む。
処理中のロットが有るかどうかを判断し(ステップS
1)、ロット番号1234のように、既に処理中のロッ
トが有り、ガラス基板Pの一部または全部が露光装置本
体15で処理されている場合、このロットに対する処理
順序は固定する(ステップS2)。なお、処理中のロッ
トがない場合はステップS3へ進む。
【0039】次に、ロット処理を行うための条件が整っ
ていないロットが有るかどうかを判断し(ステップS
3)、該当するロットが存在する場合(例えばC処理を
施すロット番号1236)、このロットの処理順序を後
回しにする(ステップS4)。このような場合、従来で
は警告を発し露光処理を中断していたが、本実施の形態
では警告を発した後に、処理可能なロットを優先的に処
理することで処理のロスがなくなるので好ましく、さら
に処理に掛かる前に予め処理条件が整っていないことを
検知し、処理順序を変更することで他のロットの準備を
行うことが可能になる。なお、該当するロットが存在し
ない場合は、ステップS5へ進む。
ていないロットが有るかどうかを判断し(ステップS
3)、該当するロットが存在する場合(例えばC処理を
施すロット番号1236)、このロットの処理順序を後
回しにする(ステップS4)。このような場合、従来で
は警告を発し露光処理を中断していたが、本実施の形態
では警告を発した後に、処理可能なロットを優先的に処
理することで処理のロスがなくなるので好ましく、さら
に処理に掛かる前に予め処理条件が整っていないことを
検知し、処理順序を変更することで他のロットの準備を
行うことが可能になる。なお、該当するロットが存在し
ない場合は、ステップS5へ進む。
【0040】続いて、投入時間から規定時間以上経過し
ているロット、あるいは試験等で優先的に処理すべきと
ホスト52から指示されたロットが存在するかどうかを
判断し(ステップS5)、該当するロットがあればこの
ロットを優先的に処理する(ステップS6)。このよう
にすることで、処理が後回しになり、投入から処理完了
までの所用時間が大きくなりすぎることを防止できる。
ているロット、あるいは試験等で優先的に処理すべきと
ホスト52から指示されたロットが存在するかどうかを
判断し(ステップS5)、該当するロットがあればこの
ロットを優先的に処理する(ステップS6)。このよう
にすることで、処理が後回しになり、投入から処理完了
までの所用時間が大きくなりすぎることを防止できる。
【0041】次に、同一の処理用レシピを使用するロッ
トが連続した場合、レシピの切替に伴う準備時間を省略
できることを考慮し、同一レシピのロットが有るかどう
かを判断する(ステップS7)。ここで、該当するロッ
トが存在しない場合はフローが終了する(ステップS
8)が、同一レシピのロットが存在する場合は、続いて
これらのロットの1つがカセットステーション14に未
到着であるかどうかを判断する(ステップS9)。制御
装置18は、この判断をコータ・デベロッパ2の制御装
置13から通信部19を介して送信される情報に基づい
て行う。
トが連続した場合、レシピの切替に伴う準備時間を省略
できることを考慮し、同一レシピのロットが有るかどう
かを判断する(ステップS7)。ここで、該当するロッ
トが存在しない場合はフローが終了する(ステップS
8)が、同一レシピのロットが存在する場合は、続いて
これらのロットの1つがカセットステーション14に未
到着であるかどうかを判断する(ステップS9)。制御
装置18は、この判断をコータ・デベロッパ2の制御装
置13から通信部19を介して送信される情報に基づい
て行う。
【0042】このとき、同一レシピを使用するロットの
全てが既にカセットステーション14に到着していれ
ば、同一レシピのロットを連続して処理するように処理
順序を変更する(ステップS10)。一方、カセットス
テーション14に未到着のロットが有る場合、例えばロ
ット番号1234のロットに対する露光処理が終了した
時点でロット番号1238のカセットが未到着の場合、
このロットがカセットステーション14に到着して露光
処理を施すまでの予測時間がレシピ切替に要する時間よ
りも短いかを判断し(ステップS11)、短いときはス
テップS10へ進んで、同一レシピのロットを連続して
処理するように処理順序を変更する。すなわち、ロット
番号1238の到着を待って露光処理を行うように露光
順序を変更する。なお、未到着のロットに処理を施すま
での時間がレシピ切替時間よりも長いときは、処理順序
の変更を行わずフローを終了する。
全てが既にカセットステーション14に到着していれ
ば、同一レシピのロットを連続して処理するように処理
順序を変更する(ステップS10)。一方、カセットス
テーション14に未到着のロットが有る場合、例えばロ
ット番号1234のロットに対する露光処理が終了した
時点でロット番号1238のカセットが未到着の場合、
このロットがカセットステーション14に到着して露光
処理を施すまでの予測時間がレシピ切替に要する時間よ
りも短いかを判断し(ステップS11)、短いときはス
テップS10へ進んで、同一レシピのロットを連続して
処理するように処理順序を変更する。すなわち、ロット
番号1238の到着を待って露光処理を行うように露光
順序を変更する。なお、未到着のロットに処理を施すま
での時間がレシピ切替時間よりも長いときは、処理順序
の変更を行わずフローを終了する。
【0043】以上により、当初図10に示すように設定
されていた処理順序が、図4に示すように変更され決定
される。この処理順序であれば、図11に示すように、
当初4回あったレシピ切替が、図5に示すように、2回
に減り全体の処理時間を短くすることができる。変更・
決定された露光処理順序は、ホスト52へ送信されて記
憶・管理される。
されていた処理順序が、図4に示すように変更され決定
される。この処理順序であれば、図11に示すように、
当初4回あったレシピ切替が、図5に示すように、2回
に減り全体の処理時間を短くすることができる。変更・
決定された露光処理順序は、ホスト52へ送信されて記
憶・管理される。
【0044】なお、本実施の形態では、ホスト52およ
び制御装置13との通信結果に基づいて制御装置18が
露光処理にかかる順序を決定する構成としたが、逆に、
ホスト52および制御装置18との通信結果に基づいて
制御装置13が現像処理にかかる順序を決定する際にも
適用可能である。すなわち、露光処理が施されたガラス
基板Pに対して現像処理を行う際に、同一レシピを使用
するロットを連続させたり、露光処理に何らかの支障を
来し、現像処理を行えないロットを後回しにする等を行
えば、全体の処理時間が最短になるように、現像処理順
序を変更・決定することができる。
び制御装置13との通信結果に基づいて制御装置18が
露光処理にかかる順序を決定する構成としたが、逆に、
ホスト52および制御装置18との通信結果に基づいて
制御装置13が現像処理にかかる順序を決定する際にも
適用可能である。すなわち、露光処理が施されたガラス
基板Pに対して現像処理を行う際に、同一レシピを使用
するロットを連続させたり、露光処理に何らかの支障を
来し、現像処理を行えないロットを後回しにする等を行
えば、全体の処理時間が最短になるように、現像処理順
序を変更・決定することができる。
【0045】本実施の形態の基板処理システムでは、ホ
スト52がコータ・デベロッパ2の制御装置13と露光
装置3の制御装置18と直接通信を行っているので、レ
シピに関するパラメータ等をホスト52側で変更するこ
とが可能になり、感光剤塗布、現像、露光に係る処理を
ホスト52によって統括的に管理・制御することができ
る。また、ホスト52側では、ロット処理の開始、停
止、一時停止または再開などがリモートコマンドにて行
えるという効果も奏する。さらに、露光装置3において
制御装置18は、コータ・デベロッパ2から搬送された
ガラス基板PのロットIDと、予め通知されていたロッ
トIDとを制御装置13から通信部19を介してシリア
ル通信された情報に基づいて照合できるので、ロット毎
に設定された所定の処理を確実に実施することができ
る。
スト52がコータ・デベロッパ2の制御装置13と露光
装置3の制御装置18と直接通信を行っているので、レ
シピに関するパラメータ等をホスト52側で変更するこ
とが可能になり、感光剤塗布、現像、露光に係る処理を
ホスト52によって統括的に管理・制御することができ
る。また、ホスト52側では、ロット処理の開始、停
止、一時停止または再開などがリモートコマンドにて行
えるという効果も奏する。さらに、露光装置3において
制御装置18は、コータ・デベロッパ2から搬送された
ガラス基板PのロットIDと、予め通知されていたロッ
トIDとを制御装置13から通信部19を介してシリア
ル通信された情報に基づいて照合できるので、ロット毎
に設定された所定の処理を確実に実施することができ
る。
【0046】また、本実施の形態の基板処理システムで
は、露光装置3の制御装置18がコータ・デベロッパ2
の制御装置13およびホスト52から送信された情報に
基づいてロットに対する処理順序を変更するので、カセ
ットの到着状況やレシピの設定状況等、各種の状況に適
宜対応することができる。そのため、状況に応じて処理
時間が最短になる処理順序を決定でき、生産性の向上を
実現することができる。
は、露光装置3の制御装置18がコータ・デベロッパ2
の制御装置13およびホスト52から送信された情報に
基づいてロットに対する処理順序を変更するので、カセ
ットの到着状況やレシピの設定状況等、各種の状況に適
宜対応することができる。そのため、状況に応じて処理
時間が最短になる処理順序を決定でき、生産性の向上を
実現することができる。
【0047】なお、上記実施の形態において、カセット
ステーション14を、コータ・デベロッパ2の側部に設
ける構成としたが、これに限られず、例えばコータ・デ
ベロッパ2の内部にバッファとして設けてもよい。ま
た、図7に示すように、カセットステーション14をコ
ータ・デベロッパ2および露光装置3のそれぞれに設
け、一方のカセットステーション14をAGVからの搬
入専用に使用し、他方のカセットステーション14を搬
出専用に使用する構成を採用してもよい。
ステーション14を、コータ・デベロッパ2の側部に設
ける構成としたが、これに限られず、例えばコータ・デ
ベロッパ2の内部にバッファとして設けてもよい。ま
た、図7に示すように、カセットステーション14をコ
ータ・デベロッパ2および露光装置3のそれぞれに設
け、一方のカセットステーション14をAGVからの搬
入専用に使用し、他方のカセットステーション14を搬
出専用に使用する構成を採用してもよい。
【0048】また、上記実施の形態では、基板処理シス
テムとしてコータ・デベロッパ2と露光装置3とがイン
ライン接続される構成としたが、これに限られず、例え
ばガラス基板Pに対する異物の有無や露光されたパター
ンを検査する検査装置や、ガラス基板Pに転写されたパ
ターンの周辺部を露光して現像工程でレジストを除去す
るための周辺露光装置や、ガラス基板Pに処理工程等の
タイトルを露光処理で形成するタイトラー等を含めた装
置を任意の組み合わせで接続し、接続された装置間で上
記ガラス基板Pに関するロット情報や処理に関する制御
情報が通信されるような構成であってもよい。また、コ
ータ・デベロッパ2は、ガラス基板Pに対する感光剤塗
布処理のみを行うコータであってもよい。
テムとしてコータ・デベロッパ2と露光装置3とがイン
ライン接続される構成としたが、これに限られず、例え
ばガラス基板Pに対する異物の有無や露光されたパター
ンを検査する検査装置や、ガラス基板Pに転写されたパ
ターンの周辺部を露光して現像工程でレジストを除去す
るための周辺露光装置や、ガラス基板Pに処理工程等の
タイトルを露光処理で形成するタイトラー等を含めた装
置を任意の組み合わせで接続し、接続された装置間で上
記ガラス基板Pに関するロット情報や処理に関する制御
情報が通信されるような構成であってもよい。また、コ
ータ・デベロッパ2は、ガラス基板Pに対する感光剤塗
布処理のみを行うコータであってもよい。
【0049】なお、本実施の形態の基板としては、液晶
ディスプレイデバイス用のガラス基板Pのみならず、半
導体デバイス用の半導体ウエハや、薄膜磁気ヘッド用の
セラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマス
クまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)
等が適用される。
ディスプレイデバイス用のガラス基板Pのみならず、半
導体デバイス用の半導体ウエハや、薄膜磁気ヘッド用の
セラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマス
クまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)
等が適用される。
【0050】露光装置3としては、レチクルRとガラス
基板Pとを同期移動してレチクルRのパターンを走査露
光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装
置(スキャニング・ステッパー;USP5,473,410)の他
に、レチクルRとガラス基板Pとを静止した状態でガラ
ス基板Pのパターンを露光し、ガラス基板Pを順次ステ
ップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影
露光装置(ステッパー)にも適用することができる。
基板Pとを同期移動してレチクルRのパターンを走査露
光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装
置(スキャニング・ステッパー;USP5,473,410)の他
に、レチクルRとガラス基板Pとを静止した状態でガラ
ス基板Pのパターンを露光し、ガラス基板Pを順次ステ
ップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影
露光装置(ステッパー)にも適用することができる。
【0051】露光装置3の種類としては、ガラス基板P
に液晶表示素子パターンを露光する液晶用の露光装置に
限られず、半導体製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッ
ド、撮像素子(CCD)あるいはレチクルRなどを製造
するための露光装置などにも広く適用できる。
に液晶表示素子パターンを露光する液晶用の露光装置に
限られず、半導体製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッ
ド、撮像素子(CCD)あるいはレチクルRなどを製造
するための露光装置などにも広く適用できる。
【0052】また、光源22として、超高圧水銀ランプ
から発生する輝線(g線(436nm)、h線(40
4.nm)、i線(365nm))、KrFエキシマレ
ーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193n
m)、F2レーザ(157nm)のみならず、X線や電
子線などの荷電粒子線を用いることができる。例えば、
電子線を用いる場合には電子銃として、熱電子放射型の
ランタンヘキサボライト(LaB6)、タンタル(T
a)を用いることができる。また、YAGレーザや半導
体レーザ等の高周波などを用いてもよい。
から発生する輝線(g線(436nm)、h線(40
4.nm)、i線(365nm))、KrFエキシマレ
ーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193n
m)、F2レーザ(157nm)のみならず、X線や電
子線などの荷電粒子線を用いることができる。例えば、
電子線を用いる場合には電子銃として、熱電子放射型の
ランタンヘキサボライト(LaB6)、タンタル(T
a)を用いることができる。また、YAGレーザや半導
体レーザ等の高周波などを用いてもよい。
【0053】投影光学系24の倍率は、等倍系のみなら
ず縮小系および拡大系のいずれでもよい。また、投影光
学系24としては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用
いる場合は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過
する材料を用い、F2レーザやX線を用いる場合は反射
屈折系または屈折系の光学系にし(マスクMも反射型タ
イプのものを用いる)、また電子線を用いる場合には光
学系として電子レンズおよび偏向器からなる電子光学系
を用いればよい。なお、電子線が通過する光路は、真空
状態にすることはいうまでもない。また、投影光学系2
4を用いることなく、レチクルRとガラス基板Pとを密
接させてレチクルRのパターンを露光するプロキシミテ
ィ露光装置にも適用可能である。
ず縮小系および拡大系のいずれでもよい。また、投影光
学系24としては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用
いる場合は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過
する材料を用い、F2レーザやX線を用いる場合は反射
屈折系または屈折系の光学系にし(マスクMも反射型タ
イプのものを用いる)、また電子線を用いる場合には光
学系として電子レンズおよび偏向器からなる電子光学系
を用いればよい。なお、電子線が通過する光路は、真空
状態にすることはいうまでもない。また、投影光学系2
4を用いることなく、レチクルRとガラス基板Pとを密
接させてレチクルRのパターンを露光するプロキシミテ
ィ露光装置にも適用可能である。
【0054】基板ステージ26やレチクルステージ25
にリニアモータ(USP5,623,853またはUSP5,528,118参
照)を用いる場合は、エアベアリングを用いたエア浮上
型およびローレンツ力またはリアクタンス力を用いた磁
気浮上型のどちらを用いてもよい。また、各ステージ2
5、26は、ガイドに沿って移動するタイプでもよく、
ガイドを設けないガイドレスタイプであってもよい。
にリニアモータ(USP5,623,853またはUSP5,528,118参
照)を用いる場合は、エアベアリングを用いたエア浮上
型およびローレンツ力またはリアクタンス力を用いた磁
気浮上型のどちらを用いてもよい。また、各ステージ2
5、26は、ガイドに沿って移動するタイプでもよく、
ガイドを設けないガイドレスタイプであってもよい。
【0055】各ステージ25、26の駆動機構として
は、二次元に磁石を配置した磁石ユニットと、二次元に
コイルを配置した電機子ユニットとを対向させ電磁力に
より各ステージ25、26を駆動する平面モータを用い
てもよい。この場合、磁石ユニットと電機子ユニットと
のいずれか一方をステージ25、26に接続し、磁石ユ
ニットと電機子ユニットとの他方をステージ25、26
の移動面側に設ければよい。
は、二次元に磁石を配置した磁石ユニットと、二次元に
コイルを配置した電機子ユニットとを対向させ電磁力に
より各ステージ25、26を駆動する平面モータを用い
てもよい。この場合、磁石ユニットと電機子ユニットと
のいずれか一方をステージ25、26に接続し、磁石ユ
ニットと電機子ユニットとの他方をステージ25、26
の移動面側に設ければよい。
【0056】基板ステージ26の移動により発生する反
力は、投影光学系24に伝わらないように、特開平8−
166475号公報(USP5,528,118)に記載されている
ように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃
がしてもよい。レチクルステージ25の移動により発生
する反力は、投影光学系24に伝わらないように、特開
平8−330224号公報(US S/N 08/416,558)に記
載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床
(大地)に逃がしてもよい。
力は、投影光学系24に伝わらないように、特開平8−
166475号公報(USP5,528,118)に記載されている
ように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃
がしてもよい。レチクルステージ25の移動により発生
する反力は、投影光学系24に伝わらないように、特開
平8−330224号公報(US S/N 08/416,558)に記
載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床
(大地)に逃がしてもよい。
【0057】以上のように、本願実施形態の基板処理装
置である露光装置1は、本願特許請求の範囲に挙げられ
た各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的
精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立て
ることで製造される。これら各種精度を確保するため
に、この組み立ての前後には、各種光学系については光
学的精度を達成するための調整、各種機械系については
機械的精度を達成するための調整、各種電気系について
は電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サ
ブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブ
システム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気
圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステム
から露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム
個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種
サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了した
ら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度
が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリ
ーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ま
しい。
置である露光装置1は、本願特許請求の範囲に挙げられ
た各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的
精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立て
ることで製造される。これら各種精度を確保するため
に、この組み立ての前後には、各種光学系については光
学的精度を達成するための調整、各種機械系については
機械的精度を達成するための調整、各種電気系について
は電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サ
ブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブ
システム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気
圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステム
から露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム
個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種
サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了した
ら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度
が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリ
ーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ま
しい。
【0058】液晶表示デバイスや半導体デバイス等のデ
バイスは、図6に示すように、液晶表示デバイス等の機
能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップ
に基づいたレチクルR(マスク)を製作するステップ2
02、石英等からガラス基板P、またはシリコン材料か
らウエハを製作するステップ203、前述した実施の形
態の露光装置3によりレチクルRのパターンをガラス基
板P(またはウエハ)に露光するステップ204、液晶
表示デバイス等を組み立てるステップ(ウエハの場合、
ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を
含む)205、検査ステップ206等を経て製造され
る。
バイスは、図6に示すように、液晶表示デバイス等の機
能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップ
に基づいたレチクルR(マスク)を製作するステップ2
02、石英等からガラス基板P、またはシリコン材料か
らウエハを製作するステップ203、前述した実施の形
態の露光装置3によりレチクルRのパターンをガラス基
板P(またはウエハ)に露光するステップ204、液晶
表示デバイス等を組み立てるステップ(ウエハの場合、
ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を
含む)205、検査ステップ206等を経て製造され
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る基
板処理システムは、通信手段が基板に関する情報を第1
装置から第2装置に通信し、制御部が第1装置との間で
第1の処理に関する制御情報を通信するとともに、第2
装置との間で第2の処理に関する制御情報を通信する構
成となっている。これにより、この基板処理システムで
は、制御部が第1装置と第2装置と直接通信を行ってい
るので、第1の処理、第2の処理を制御部によって統括
的に管理・制御できるという効果が得られる。また、第
2装置では、第1装置から搬送された基板の情報と予め
通知されていた基板の情報とを、通信手段を介して通信
された情報に基づき照合できるので、ロット毎に設定さ
れた所定の処理を確実に実施できるという効果も得られ
る。
板処理システムは、通信手段が基板に関する情報を第1
装置から第2装置に通信し、制御部が第1装置との間で
第1の処理に関する制御情報を通信するとともに、第2
装置との間で第2の処理に関する制御情報を通信する構
成となっている。これにより、この基板処理システムで
は、制御部が第1装置と第2装置と直接通信を行ってい
るので、第1の処理、第2の処理を制御部によって統括
的に管理・制御できるという効果が得られる。また、第
2装置では、第1装置から搬送された基板の情報と予め
通知されていた基板の情報とを、通信手段を介して通信
された情報に基づき照合できるので、ロット毎に設定さ
れた所定の処理を確実に実施できるという効果も得られ
る。
【0060】請求項2に係る基板処理システムは、第1
装置が基板に関する情報に基づいて複数の基板に対して
処理を行う順序を決定する構成となっている。これによ
り、この基板処理システムでは、基板の情報に応じて第
1の処理時間を最短にすることができ、生産性の向上を
実現できるという効果が得られる。
装置が基板に関する情報に基づいて複数の基板に対して
処理を行う順序を決定する構成となっている。これによ
り、この基板処理システムでは、基板の情報に応じて第
1の処理時間を最短にすることができ、生産性の向上を
実現できるという効果が得られる。
【0061】請求項3に係る基板処理システムは、第2
の装置が通信手段の通信結果に基づいて複数の基板に対
して処理を行う順序を決定する構成となっている。これ
により、この基板処理システムでは、通信された基板の
情報に応じて第2の処理時間を最短にすることができ、
生産性の向上を実現できるという効果が得られる。
の装置が通信手段の通信結果に基づいて複数の基板に対
して処理を行う順序を決定する構成となっている。これ
により、この基板処理システムでは、通信された基板の
情報に応じて第2の処理時間を最短にすることができ、
生産性の向上を実現できるという効果が得られる。
【0062】請求項4に係る基板処理システムは、第1
装置が第1装置における基板の処理情報を第2装置に通
信し、第2装置が第1装置における基板の処理情報に応
じて基板の処理順序を決定する構成となっている。これ
により、この基板処理システムでは、第1装置における
基板の処理情報に応じて第2の処理時間を最短にするこ
とができ、生産性の向上を実現できるという効果が得ら
れる。
装置が第1装置における基板の処理情報を第2装置に通
信し、第2装置が第1装置における基板の処理情報に応
じて基板の処理順序を決定する構成となっている。これ
により、この基板処理システムでは、第1装置における
基板の処理情報に応じて第2の処理時間を最短にするこ
とができ、生産性の向上を実現できるという効果が得ら
れる。
【0063】請求項5に係る基板処理システムは、第1
装置が基板に対して感光剤塗布処理を行うコータを有す
る構成となっている。これにより、この基板処理システ
ムでは、制御部が感光剤塗布に関する処理を統括的に管
理・制御できるとともに、感光剤塗布処理に要する時間
を最短にして生産性の向上を図れるという効果も奏す
る。
装置が基板に対して感光剤塗布処理を行うコータを有す
る構成となっている。これにより、この基板処理システ
ムでは、制御部が感光剤塗布に関する処理を統括的に管
理・制御できるとともに、感光剤塗布処理に要する時間
を最短にして生産性の向上を図れるという効果も奏す
る。
【0064】請求項6に係る基板処理システムは、第2
装置が基板に対して露光処理を行う露光装置である構成
となっている。これにより、この基板処理システムで
は、制御部が露光に関する処理を統括的に管理・制御で
きるとともに、露光処理に要する時間を最短にして生産
性の向上を図れるという効果も奏する。
装置が基板に対して露光処理を行う露光装置である構成
となっている。これにより、この基板処理システムで
は、制御部が露光に関する処理を統括的に管理・制御で
きるとともに、露光処理に要する時間を最短にして生産
性の向上を図れるという効果も奏する。
【図1】 本発明の実施の形態を示す図であって、コー
タ・デベロッパ、露光装置、ホストが通信可能に接続さ
れたリソグラフィシステムの概略構成図である。
タ・デベロッパ、露光装置、ホストが通信可能に接続さ
れたリソグラフィシステムの概略構成図である。
【図2】 露光装置本体の構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態を示す図であって、ガラ
ス基板に対する処理順序を変更する手順を示すフローチ
ャート図である。
ス基板に対する処理順序を変更する手順を示すフローチ
ャート図である。
【図4】 図3のフローに従って変更・決定されたロッ
トの処理順序を示す図表である。
トの処理順序を示す図表である。
【図5】 時間とロット毎の処理との関係を示す関係図
である。
である。
【図6】 液晶表示デバイスの製造工程の一例を示すフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図7】 それぞれカセットステーションを有するコー
タ・デベロッパと露光装置との構成図である。
タ・デベロッパと露光装置との構成図である。
【図8】 従来の技術の一例を示す図であって、ホスト
がセルコントローラを介して露光前処理装置および露光
装置を制御する概略構成図である。
がセルコントローラを介して露光前処理装置および露光
装置を制御する概略構成図である。
【図9】 C/Dの一例を示す概略図である。
【図10】 投入された順序に従って決定されたロット
の処理順序を示す図表である。
の処理順序を示す図表である。
【図11】 時間とロット毎の処理との関係を示す関係
図である。
図である。
P ガラス基板(基板) 1 リソグラフィシステム(基板処理システム) 2 コータ・デベロッパ(第1装置) 3 露光装置(第2装置) 19 通信部(通信手段) 52 ホスト(制御部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA05 CA07 GA48 MA24 MA26 MA27 PA04 5F046 AA18 BA05 CD01 CD02 CD05 DA29 DD03 DD06 JA22 LA18
Claims (6)
- 【請求項1】 基板に第1の処理を行う第1装置と、前
記基板に第2の処理を行う第2装置とを備えた基板処理
システムにおいて、 前記基板に関する情報を前記第1装置から前記第2装置
に通信する通信手段と、 前記基板に関する情報に基づいて前記第1装置との間で
前記第1の処理に関する制御情報を通信するとともに、
前記第2装置に通信された通信結果に基づいて前記第2
装置との間で前記第2の処理に関する制御情報を通信す
る制御部とを備えることを特徴とする基板処理システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板処理システムにおい
て、 前記第1装置は、前記基板に関する情報に基づいて、複
数の前記基板に対して処理を行う順序を決定することを
特徴とする基板処理システム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の基板処理システ
ムにおいて、 前記第2装置は、前記通信手段の通信結果に基づいて、
複数の前記基板に対して処理を行う順序を決定すること
を特徴とする基板処理システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の基板処理システムにおい
て、 前記第1装置は、該第1装置における前記基板の処理情
報を前記第2装置に通信し、 前記第2装置は、前記第1装置における前記基板の処理
情報に応じて前記基板の処理順序を決定することを特徴
とする基板処理システム。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の基板
処理システムにおいて、 前記第1装置は、前記基板に対して感光剤塗布処理を行
うコータを有していることを特徴とする基板処理システ
ム。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の基板
処理システムにおいて、 前記第2装置は、前記基板に対して露光処理を行いパタ
ーンを形成する露光装置であることを特徴とする基板処
理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25364399A JP2001077009A (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 基板処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25364399A JP2001077009A (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 基板処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001077009A true JP2001077009A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17254191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25364399A Withdrawn JP2001077009A (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 基板処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001077009A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006025302A1 (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Nikon Corporation | 露光装置、動作決定方法、基板処理システム及びメンテナンス管理方法、並びにデバイス製造方法 |
US7264235B2 (en) | 2002-04-19 | 2007-09-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Active damping apparatus, exposure apparatus and device manufacturing method |
JP2008076448A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Toppan Printing Co Ltd | マスク照合方法及びマスク照合システム |
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