JP5681614B2 - 遊技機の可動演出装置 - Google Patents
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図柄表示装置(H)の表示部(H1)が臨む開口(34)の外側部分に配設され、前記図柄表示装置(H)の遊技演出に合わせて所定の演出動作を行なう遊技機の可動演出装置であって、
前記開口(34)の外側部分に配設された移動部材(75)と、
前記移動部材(75)を、前記開口(34)の外側で円弧状に移動させる駆動手段(78)と、
前記開口(34)の外側部分に該開口(34)に沿って配設され、前記移動部材(75)と連係手段(77)で連係されて、前記移動部材(75)の移動により第1位置と第2位置とに姿勢変位可能な複数の演出部材(76)とを備え、
前記連係手段(77)は、前記各演出部材(76)に突設された突出部(95)と、前記移動部材(75)に各演出部材(76)と個別に対応して形成され、前記突出部(95)が摺動可能な溝(82)とを備え、
前記溝(82)は、前記移動部材(75)の移動方向に延在する第1溝部(83)と、前記第1溝部(83)の端部から該移動方向に対し斜めに延在する第2溝部(84)と、前記第2溝部(84)における前記第1溝部(83)と反対側の端部から前記移動部材(75)の移動方向に延在する第3溝部(85)とを有し、
前記突出部(95)が前記第1溝部(83)に位置する際に前記演出部材(76)が前記第1位置に保持され、前記突出部(95)が前記第3溝部(85)に位置する際に前記演出部材(76)が前記第2位置に保持されると共に、前記突出部(95)が前記第2溝部(84)に位置する際に前記演出部材(76)が前記第1位置および第2位置の間に位置するよう構成され、
前記第1溝部(83)の長さは前記各溝(82)毎に異なっていると共に、前記第3溝部(85)の長さは各溝(82)毎に異なっており、
前記駆動手段(78)の駆動により前記移動部材(75)が前記開口(34)に沿って円弧状に移動することで、前記各演出部材(76)の前記第1位置および第2位置への姿勢変位の開始タイミングおよび終了タイミングを異ならせるよう構成したことを要旨とする。
そして、第1溝部の長さおよび第3溝部の長さが各溝毎に異なっているので、該移動部材が円弧状に移動する際に各演出部材の姿勢変位の開始タイミングおよび終了タイミングを異ならせることができ、各演出部材による演出効果を高めることができる。
複数の前記移動部材(75)が、前記開口(34)の周方向へ所要の間隔をおいて、該開口(34)を囲繞するように円形に配列され、
前記各演出部材(76)が、所要間隔毎に前記開口(34)を囲繞するように円形に配列されて前記移動部材(75)の何れかに対応して連係されると共に、
前記駆動手段(78)が、前記各移動部材(75)毎に対応して設けられ、
前記各駆動手段(78)で前記各移動部材(75)を個別に移動させて、前記各演出部材(76)を姿勢変位するよう構成したことを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、複数の演出部材が所要間隔毎に開口を囲繞するように円形に配列されて移動部材に連係されているので、各駆動手段を同期的に駆動させて各移動部材を同期的に移動させることで、複数の演出部材を同期的に表示部の周囲から前方へ臨ませることができ、各演出部材により演出効果を高めることができる。また、各駆動手段を非同期に駆動させて各移動部材を非同期的に移動させることで、各演出部材をタイミングをずらして姿勢変位させることができるから、更に多彩かつ多様な演出を行なうことができる。
前記各移動部材(75)は、前記開口(34)の外側部分に設けられたガイド手段(69,81)で円弧状に移動するように案内され、
前記各移動部材(75)は、前記開口(34)の外側部分に対向する面に、円弧状に延在すると共に該裏面から突出した突部(89)が、該移動部材(75)の移動方向と交差する方向に離間して複数形成され、
前記開口(34)の外側部分に、前記各移動部材(75)の各突部(89)が摺動可能な摺動面(66)が、段差なく前記開口(34)を囲繞するよう形成され、
隣接する移動部材(75)の移動領域は重なっていないことを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、ガイド手段により、移動部材を開口に沿って適切な円弧軌道で移動させることができ、各演出部材を適切に姿勢変位させることができる。そして、移動部材は、突部の先端において摺動面に接触しているので、移動する際の摺動抵抗が減少してスムーズな移動が可能である。
前記各演出部材(76)は、前記移動部材(75)の前側に配設され、該移動部材(75)が円弧状に移動することで、該移動部材(75)の前側に重なった前記第1位置と前記開口(34)の前側へ移動した前記第2位置とに姿勢変位することを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、各演出部材は、移動部材の前側に重なって第1位置では開口の前側から退避すると共に、開口の前側へ移動した第2位置では前記図柄表示装置の表示部の前側に移動するので、演出部材が該表示部の前方を進退するようになって演出効果を好適に向上させ得る。
実施例に係るパチンコ機Pは、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠Aの開口前面側に、遊技盤Dを着脱可能に保持する本体枠としての中枠Bが、開閉および着脱可能に組み付けられている。そして、前記遊技盤Dの裏側に、所定条件の成立(後述する始動入賞装置20の始動入賞口20Aへのパチンコ球(遊技球)の入賞)を契機として演出用の図柄を変動表示させて図柄変動演出を行なう図柄表示装置Hが着脱可能に配設されている。また、前記中枠Bの前面側には、前記遊技盤Dを透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板26で前後に開口する窓部を覆うよう構成された装飾枠としての前枠Cが開閉可能に組み付けられると共に、該前枠Cの下方にパチンコ球を貯留する下球皿Fが前記中枠Bに組み付けられる。更に、前記前枠Cの下部位置に、パチンコ球を貯留する上球皿Eが一体的に組み付けられており、前枠Cの開閉に合わせて上球皿Eも一体的に開閉するよう構成される。
前記遊技盤Dは、図2に示すように、アクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂製板やベニア等の木製合板を材質とし、前記中枠Bに設けた遊技盤保持部(図示せず)の内縁形状に整合する外縁形成された略矩形の平板状に形成され、その前側には遊技領域10が設けられると共に、その後側には図3に示す設置部材30が配設されている。遊技盤Dの前側には、左下部から右上部にかけて円弧状に延在する外レール11と、この外レール11の内側に中央下部から左上部にかけて並べて配置された内レール12と、外レール11の右上部から内レール12の下部までの間に右方へ凹む湾曲形状に構成された盤面飾り部材13等が配設されており、両レール11,12および盤面飾り部材13で囲まれた内側が前記遊技領域10として構成されている。これにより、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球は、外レール11と内レール12との間を通って遊技領域10の左上部に打ち出された後、該遊技領域10内を流下する。但し、前記内レール12の延在長を大きく設定して、前記外レール11および該内レール12で遊技領域10を形成するように構成してもよい。
前記設置部材30は、図3〜図5に示すように、前方に開放する略矩形のバケット状に一体成された合成樹脂製の部材であって、前側の開放端を遊技盤Dの後面に突き合わせて該遊技盤Dに取り付けられる。この設置部材30は、遊技盤Dの後面に対して後方から所要の間隔で対向して該遊技盤Dの後面を構成する設置壁部31と、この設置壁部31の周縁から前方へ延出形成された外周壁部32と、この外周壁部32の前端から外方に向けて屈曲形成された縁板部33等を備えている。すなわち設置部材30は、外周壁部32で囲われて遊技盤D側に開放する前部開口が矩形状に形成されると共に、縁板部33の外周縁が、遊技盤Dの外周縁より一回り小さい形状および大きさで形成されている。このような設置部材30は、縁板部33を遊技盤Dの後面にネジ止めすることで該遊技盤Dに固定され、遊技盤Dの後面から離間した設置壁部31の前側に、第1〜第3の各装飾部材40,45,50や、第1〜第3の各可動演出装置60,110,115や、その他の各種部材の配設を可能とする空間SPを画成する。
前記設置部材30の設置壁部31の前側には、図3〜図5に示すように、前記表示開口34を囲繞する第1可動演出装置60が配設されている。この第1可動演出装置60は、前記設置壁部31と、前記第2可動演出装置110、第3可動演出装置115および第3装飾部材50との間に画成された前記空間SP1内で姿勢変位可能に配設されている。すなわち、前記第2可動演出装置110および第3可動演出装置115が、前記第1装飾部材40の前側および第2装飾部材45の前側に夫々配設されて遊技盤Dの前面と略同じ位置に臨むようになっているのに対し、前記第1可動演出装置60は、設置部材30の前記設置壁部31に直接に取り付けられているため、前記第2可動演出装置110(第1装飾部材40)、第3可動演出装置115(第2装飾部材45)および第3装飾部材50の後側において、遊技盤Dの前面からかなり奥まった位置に配設されている。
実施例の第1可動演出装置60は、図3、図5、図6および図11に示すように、前記表示開口34の外側部分に位置し、この表示開口34の周方向へ配列されて該表示開口34を円形に囲繞する第1〜第3の演出機構61,62,63から構成されている。すなわち、前記設置壁部31の前側において、表示開口34の上方に第1演出機構61が配設され、該表示開口34の左側から下方にかけて第2演出機構62が配設される共に、該表示開口34の右側から下方にかけて第3演出機構63が配設されている。従って第1〜第3の各演出機構61,62,63は、表示開口34の外周部分を周方向へ複数(実施例では3つ)に分割した各々の領域に配設されている。
前記固定ベース部材65は、図7および図8に示すように、左右方向に細長い形状に形成されると共に、前面には前記摺動面66が円弧状でかつ平面状に形成されている。前記摺動面66の円弧方向の長さは、前記表示開口34の外周部分における周長の略1/3に設定されている。そして、前記摺動面66の前面には、該摺動面66の幅方向の中央より表示開口34となる内側に、前方に軸心を向けた複数(実施例では3個)の第1支軸67が、周方向へ等間隔に配設されている。各第1支軸67には、前記回転演出部材76が回転自在に配設されるようになっている。また前記摺動面66には、図7に示すように、該摺動面66の幅方向の中央より外側に、前方に軸心を向けた複数(実施例では2個)の第2支軸68が、周方向へ所要の間隔に配設されている。各第2支軸68には、前記摺動面66に沿って周方向へ移動可能な円弧状のスライド部材75に設けたガイドレール(ガイド部)81に係合するガイドローラ(ガイド部)69が回転自在に配設されている。なお、各第2支軸68は、前記各第1支軸67に対して、周方向へ適宜偏倚した位置に設けられている。また、固定ベース部材65の前記摺動面66が形成された部位の右上には、前記電動モータ78およびギアが配設される機構設置部70が設けられている。更に、前記固定ベース部材65の摺動面66から外れた左右両側部分は、適宜基板やその他の機器が配設される機器設置部71が設けられている。
前記各スライド部材75は、図6および図7に示すように、前記摺動面66の曲率と同じ曲率に形成された長円弧状の板状部材であり、前記摺動面66の円弧方向の長さより短く形成されている。そしてスライド部材75は、対応する摺動面66と常に前後に重なる範囲内において、該摺動面66の周方向への往復スライド移動が可能となっている。スライド部材75における前記摺動面66に対向する裏面には、図8に示すように、該スライド部材75の長手方向へ延在する複数(実施例では4本)の円弧突部89が、該スライド部材の短手方向へ所要間隔毎に形成されている。従ってスライド部材75は、各円弧突部89の先端において前記摺動面66に接触するようになっており、円弧状に移動する際の摺動抵抗が減少するよう構成されている。
ガイド部としての前記各ガイドレール81,81は、前記スライド部材75において、該スライド部材75の曲率と同じ曲率で円弧状に形成されている。前記各ガイドレール81の周方向への長さは、当該スライド部材75の周方向への移動ストロークを規定するものである。また、ガイド部しての前記各ガイドローラ69,69は、前記第2支軸68,68に回転自在に配設され、図8に示すように、前記スライド部材75を前後から挟み込むよう前後に分割されて、2つのローラ半体69A,69Bから構成されている。すなわち各ガイドローラ69は、第2支軸68に一方のローラ半体69Aを配設したもとで前記スライド部材75の前記ガイドレール81へ該第2支軸68を挿通させ、挿通した該第2支軸68に対して他方のローラ半体69Bを装着することで、該スライド部材75を前後から挟持した状態となる。なお、各ガイドローラ69,69の他方のローラ半体69Bには、前端面に前記ガイドレール81の短手方向の開口幅より大径のリブが形成されており、前記スライド部材75は、両ガイドローラ69,69により固定ベース部材65から前方へ離脱することが防止されるようになっている。
そして、図7〜図9に示すように、スライド部材75には、各回転演出部材76に設けられて連係機構77を構成するカム(突出部)95が摺動するカム溝(溝)82が、該スライド部材75の前後方向に貫通した状態に形成されている。このカム溝82は、スライド部材75の円弧方向と交差する幅方向の中央よりも外側において周方向へ延在する第1溝部83と、この第1溝部83の右端から半径方向の内方へ斜めに延在する第2溝部84と、この第2溝部84の端部からスライド部材75の円弧方向と交差する幅方向の中央よりも内側において周方向へ延在する第3溝部85とから構成されている。そして、前記スライド部材75が摺動面66に沿って周方向へスライド移動して、前記カム95が該カム溝82の第1溝部83、第2溝部84および第3溝部85に沿って摺動することで、後述するように、当該カム95が配設された回転演出部材76が、前記第1支軸67を中心として回転しながら姿勢変位するように構成されている。
前記各回転演出部材76は、図7、図8および図10に示すように、前記第1支軸67に枢支される枢支体部90と、この枢支体部90に固定されて前面が所要の意匠形状に形成されて演出体部91とを備えている。前記枢支体部90は、前記演出体部91を固定するための取付座が形成された板状の取付部92と、この取付部92の一端に設けられて前記第1支軸67が挿通する支持孔94が形成された支持部93と、前記取付部92の前記支持部93と反対側の他端側において後方へ突出するピン状の前記カム95とを備えた一体成形部材である。すなわち前記カム95は、前記支持孔94から所要距離離間した位置に配設されており、該支持孔94に挿通した前記第1支軸67を中心として枢支体部90が回転変位することで円弧状の軌跡に沿って移動し得るようになっている。
前記電動モータ78は、例えば正逆回転が可能なステッピングモータ等であり、減速用のギアボックス100を備えており、図7および図8に示すように、前記固定ベース部材65の機構設置部70に固定される。前記ギアボックス100における出力軸101には、駆動ギア102が設けられていると共に、前記機構セット板38には、前記駆動ギア102に噛合する第1中継ギア103と、この第1中継ギア103に噛合すると共に前記スライド部材75の端部に設けたラックギア86に噛合する第2中継ギア104とが配設されている。従って、前記電動モータ78を正逆駆動させることで、前記駆動ギア102の回転に対して第1中継ギア103および第2中継ギア104が各々従動回転するようになり、これにより前記スライド部材75を原点位置とスライド位置との間に円弧状に移動させることが可能となっている。なお電動モータ78は、前述した統括制御装置により駆動制御される。また駆動手段としては、前記電動モータ78に限らず、流体を使用するアクチュエータや、ロータリーソレノイド等であってもよい。また、前記第2演出機構62および第3演出機構63では、電動モータ78とラックギア86に隣接して電動モータ78を配設することができるため、中継ギアを不要として、駆動ギア102がラックギア86と直接に噛合している。
前記第2可動延出装置110は、図1および図2に示すように、第1演出部材111と、該第1演出部材111の右側に並んで該第1装飾部材40に昇降移動可能に配設された第2演出部材112と、これら第1演出部材111および第2演出部材112を昇降させる駆動機構等を備えている。そして第2可動演出装置110は、前記駆動機構の駆動により第1演出部材111および第2演出部材112が同期的または別々に昇降移動して、前記第1装飾部材40の前側に重なった退避位置と、前記表示開口34へ延出して前記表示部H1の前側に位置する移動位置との間を昇降変位するように構成されている。
第3可動演出装置115は、図1および図2に示すように、その下端部が枢支された揺動部材116と、該揺動部材116の上端側に回転可能に配設された回転部材117とを備えると共に、図示省略したリンク機構および電動モータからなる駆動機構とを備えている。そして第3可動演出装置115は、前記駆動機構の駆動により揺動部材116が揺動変位して、前記第2装飾部材45の前側に重なった退避位置と、前記表示開口34へ延出して前記表示部H1の前側に位置する移動位置との間を回転変位するように構成されている。
前述のように構成された第1可動演出装置60等を備えた実施例のパチンコ機Pでは、前記遊技盤Dの遊技領域10へ打ち出されたパチンコ球が前記始動入賞装置20の始動入賞口20Aに入賞して、該始動入賞装置20に配設された球検知スイッチによる球検知信号を前記主制御装置が受けると、該主制御装置は、大当たり抽選を行なうと共に、前記統括制御装置に制御信号を出力して前記図柄表示装置Hの表示部H1において図柄変動演出を行なわせる。そして主制御装置は、前記大当たり抽選の結果として大当たりが発生すると、前記統括制御装置を介して図柄表示装置Hの表示部H1に所定の図柄組合わせで図柄を停止表示させ、前記特別入賞装置21の開閉扉21Aを開放動作させて入賞口を開放させる。
本発明に係る遊技機は、実施例に例示の形態に限らず種々の変更が可能である。
(1)演出部材76は、実施例に例示した回転形態のものに限らず、設置壁部31の前面の面方向(固定ベース部材65の面方向)に沿って直線状または曲線状にスライドして、前記表示開口34内へ延出するスライド形態であってもよい。
(2)実施例では、スライド部材75および回転演出部材76を、表示開口34を囲繞する円形に配列した形態を例示したが、円形に限定されず、前記表示開口34の外側部分を所要長(例えば半円等)で円弧状に配列したものとしてもよい。
(3)前記スライド部材75は、複数に分割したものを円形に配列した形態に限らず、1つのリング状に形成されたものであってもよい。
(4)前記スライド部材75は、周方向へ所要長に往復移動するものではなく、表示開口34の周囲全周を回転するものであってもよい。
(5)前記スライド部材75は、実施例で示した円弧板状のものに限らず、円弧状に移動可能であれば様々な形状とすることができる。
(6)各固定ベース部材65の内側に表示開口34に臨むように形成された開口は、円形に限らず、楕円形や多角形、または前記表示開口34の如く円弧部と直線部とを組み合わせた形状等であってもよい。
(7)固定ベース部材65の内側には、図柄表示装置Hの表示部H1だけでなく、各種装飾部材や別の演出装置を配置するようにしてもよい。
(8)連係手段77は、実施例に例示したカムおよびカム溝が係合したカム機構に限らず、リンク部材を利用したリンク機構や、ベルトやチェン等を利用したベルト機構等であってもよい。
(9)実施例では、3組の演出機構61,62,63から構成された第1可動演出装置61を例示したが、この演出機構の数はこれに限定されず、単一の演出機構で構成してもよいし、2組または4組以上から構成してもよい。
(10)駆動手段78は、実施例に例示した電動モータに限らず、ロータリーソレノイドやリニアソレノイド、流体アクチュエータ(エアシリンダ等)であってもよい。
(11)連係機構77における各カム溝82の延在形状を同一とすれば、スライド部材75のスライド移動に対して各回転演出部材76を同時かつ同期的に姿勢変位させ得る。
(12)実施例では、遊技機としてのパチンコ機を示したが、遊技機はパチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機等であってもよい。
75 スライド部材(移動部材),76 回転演出部材(演出部材),
77 連係機構(連係手段),78 電動モータ(駆動手段),81 ガイドレール(ガイド部)
82 カム溝(溝),83 第1溝部,84 第2溝部,85 第3溝部
89 円弧突部(突部),95 カム(突出部),H 図柄表示装置,H1 表示部
Claims (4)
- 図柄表示装置の表示部が臨む開口の外側部分に配設され、前記図柄表示装置の遊技演出に合わせて所定の演出動作を行なう遊技機の可動演出装置であって、
前記開口の外側部分に配設された移動部材と、
前記移動部材を、前記開口の外側で円弧状に移動させる駆動手段と、
前記開口の外側部分に該開口に沿って配設され、前記移動部材と連係手段で連係されて、前記移動部材の移動により第1位置と第2位置とに姿勢変位可能な複数の演出部材とを備え、
前記連係手段は、前記各演出部材に突設された突出部と、前記移動部材に各演出部材と個別に対応して形成され、前記突出部が摺動可能な溝とを備え、
前記溝は、前記移動部材の移動方向に延在する第1溝部と、前記第1溝部の端部から該移動方向に対し斜めに延在する第2溝部と、前記第2溝部における前記第1溝部と反対側の端部から前記移動部材の移動方向に延在する第3溝部とを有し、
前記突出部が前記第1溝部に位置する際に前記演出部材が前記第1位置に保持され、前記突出部が前記第3溝部に位置する際に前記演出部材が前記第2位置に保持されると共に、前記突出部が前記第2溝部に位置する際に前記演出部材が前記第1位置および第2位置の間に位置するよう構成され、
前記第1溝部の長さは前記各溝毎に異なっていると共に、前記第3溝部の長さは各溝毎に異なっており、
前記駆動手段の駆動により前記移動部材が前記開口に沿って円弧状に移動することで、前記各演出部材の前記第1位置および第2位置への姿勢変位の開始タイミングおよび終了タイミングを異ならせるよう構成した
ことを特徴とする遊技機の可動演出装置。 - 複数の前記移動部材が、前記開口の周方向へ所要の間隔をおいて、該開口を囲繞するように円形に配列され、
前記各演出部材が、所要間隔毎に前記開口を囲繞するように円形に配列されて前記移動部材の何れかに対応して連係されると共に、
前記駆動手段が、前記各移動部材毎に対応して設けられ、
前記各駆動手段で前記各移動部材を個別に移動させて、前記各演出部材を姿勢変位するよう構成した請求項1記載の遊技機の可動演出装置。 - 前記各移動部材は、前記開口の外側部分に設けられたガイド手段で円弧状に移動するように案内され、
前記各移動部材は、前記開口の外側部分に対向する面に、円弧状に延在すると共に該裏面から突出した突部が、該移動部材の移動方向と交差する方向に離間して複数形成され、
前記開口の外側部分に、前記各移動部材の各突部が摺動可能な摺動面が、段差なく前記開口を囲繞するよう形成され、
隣接する移動部材の移動領域は重なっていない請求項2記載の遊技機の可動演出装置。 - 前記各演出部材は、前記移動部材の前側に配設され、該移動部材が円弧状に移動することで、該移動部材の前側に重なった前記第1位置と前記開口の前側へ移動した前記第2位置とに姿勢変位する請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機の可動演出装置。
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