JP5816886B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
さらに、ラックとピニオンとの噛合部分に隣接した位置に、ガイド壁と所定の間隔を隔てて対峙するように補助壁を立設し、ラックを、ガイド壁と補助壁との間を通してピニオンと噛合させているため、ラックとピニオンギアとの噛合状態が常に良好に保たれる。したがって、可動部材の円滑なスライド作動を高精度に保証することができる。
以下、本発明に係る遊技機の一種としてのパチンコ機について、図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機を示したものであり、パチンコ機1は、周囲を覆う機枠2の片側縁に、前面枠3が、左端縁を中心として片開き自在に蝶着されている。当該前面枠3の下側には、遊技球を発射装置(図示せず)へ供給するための供給皿5と、遊技球を貯留させるための貯留皿6とが上下に併設されており、その貯留皿6の右側には、発射装置を操作するための発射ハンドル7が突設されている。また、前面枠3の中央よりやや上側には、遊技盤(図1では示さず)が設置されており、その遊技盤の前面には、透明なガラス板を嵌め込んだガラス扉12が、左端縁を中心として片開き自在に蝶着されている。
図3〜6は、それぞれ、メカニカル演出装置31の作動前後の大型遊技部材11の前面、後面を示したものである。メカニカル演出装置31は、可動部材32、ハウジング33、スライドアーム34、ガイドアーム35、支持アーム40、ボール43,43・・からなるスライド機構と、ピニオンギア36、フレキシブルラック37、駆動装置であるモータ(ステッピングモータ)38によって構成されている。なお、メカニカル演出装置31の構成および作動内容については、遊技盤4の正面視を基準として説明する。
上記の如く構成されたパチンコ機1においては、発射ハンドル7の回動操作によって発射装置(図示せず)から遊技球が発射され、発射された遊技球が始動入賞口15に入賞した場合に、内部に設置された制御装置(図示せず)において大当たり抽選(乱数の選択)が実行され、大当たり抽選の結果、「大当たり」になった場合には、「大当たり状態」が生起する。また、遊技球が始動入賞口15に入賞する毎に、上記大当たり抽選と同時に、図柄の変動態様の抽選が実行され、制御装置の記憶手段に記憶された複数の変動態様の中から一つの変動態様が選択され、当該変動態様に基づいて、図柄表示装置において所定の時間だけ図柄の変動表示を実行する。そして、当該変動表示の後に「大当たり図柄」あるいは「はずれ図柄」を表示することによって大当たり抽選の結果を表示する。
パチンコ機1においては、上記の如く、遊技球が始動入賞口15に入賞する毎に、図柄の変動態様の抽選を実行するが、所定の変動態様(たとえば、所謂、リーチ変動態様)が選択された場合には、所定のタイミングで、メカニカル演出装置31が演出動作を実行する。メカニカル演出装置31を作動させる場合には、モータ38に電源が供給される。モータ38に電源が供給されると、モータ38の軸の回転に伴ってピニオンギア36が所定方向(反時計回り)に回転する。そのようにピニオンギア36が回転すると、その回転に伴って、ピニオンギア36と噛合した長尺なフレキシブルラック37が、片方の先端部分(スライドアーム34への固着側の先端部分)を左斜め下方に押し出すように移動する。
パチンコ機1は、上記の如く、メカニカル演出装置31が、ラック・ピニオン機構によって可動部材32を遊技盤4の盤面上でスライドさせるものであるため、所定のタイミングにおいて、可動部材32を大きく、かつ、素早くスライドさせることができるので、遊技の趣向性が高く、遊技者の遊技に対する意欲を長期間に亘って高く保持することができる。それにも拘わらず、ラック・ピニオン機構を構成するフレキシブルラック37が可撓性を有するものであり、駆動装置の駆動に伴うピニオンギア36の回転に応じて形態を変化させるため、フレキシブルラック37を収納するためのスペースの形状が制約されないので、遊技盤4の盤上へのメカニカル演出装置31の設置レイアウトの自由度が大きい。
4・・遊技盤
10・・遊技領域
31・・メカニカル演出装置
32・・可動部材
34・・スライドアーム
35・・ガイドアーム
36・・ピニオンギア
37・・フレキシブルラック
53・・ガイド壁
Claims (1)
- 多数の障害釘および各種の入賞装置を設置してなる遊技盤が前面に設けられているとともに、その遊技盤に、駆動装置と、その駆動を伝達するラック・ピニオン機構と、前記ラック・ピニオン機構により前記遊技盤面上をスライドする可動部材とを有して、所定のタイミングでメカニカルに作動することによって遊技を演出するメカニカル演出装置が設けられた遊技機であって、
前記遊技盤に、前記遊技盤の前面側に露出する装飾体を設け、前記装飾体の後面側に、前記駆動装置と前記ラック・ピニオン機構とを設置する一方、前記ラック・ピニオン機構を構成するラックに可撓性を備え、
さらに、前記装飾体の後面側において、前記遊技盤と平行な面内で回転するピニオンの外側に、湾曲状に形成され、且つ、前記遊技盤面に対して起立するガイド壁を突設するとともに、前記ピニオンの内側に、前記ガイド壁と並行なサブガイド壁を立設することによって、前記ガイド壁と前記サブガイド壁とで囲まれるラック収納領域を設けており、
前記ラックにおけるピニオンとの噛合面と反対側の表面と前記ガイド壁とを当接させ、前記駆動装置の駆動に伴うピニオンギアの回転に応じて、前記ラックが、前記ガイド壁との当接により、その形態を変化させながら前記ラック収納領域内へ収納されるようにする一方、
前記ラック収納領域内における前記ラックと前記ピニオンとの噛合部分に隣接した位置に、前記ガイド壁と所定の間隔を隔てて対峙するように補助壁を立設し、前記ラックを、前記ガイド壁と前記補助壁との間を通して前記ピニオンに噛合させたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2011088530A JP5816886B2 (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011088530A JP5816886B2 (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 遊技機 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2011088530A Expired - Fee Related JP5816886B2 (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 遊技機 |
Country Status (1)
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2011
- 2011-04-12 JP JP2011088530A patent/JP5816886B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012217723A (ja) | 2012-11-12 |
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