JP5681475B2 - アナログ−デジタル変換方法、x線画像検出器及びx線装置 - Google Patents

アナログ−デジタル変換方法、x線画像検出器及びx線装置 Download PDF

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Description

本発明は、X線画像検出分野に関し、特にアナログ−デジタル変換方法、X線画像検出器及びX線装置に関する。
X線画像検出分野において、典型的なX線画像検出器は光電変換器アレイ、AD変換回路及び通信ポートを有するデジタル伝送回路を含んでいる。なお、光電変換器アレイは直接にX線を電気信号に変換し、又はX線をシンチレータに通過させ可視光に変換して電気信号に変換する。AD変換回路はアナログ電気信号をデジタル信号に変換する。デジタル伝送回路は通信ポートを介してデジタル画像信号をX線検出システムのホストコンピュータに伝送する。
X線画像検出器の動作原理は以下のとおりである。
均一に入射されたX線が被検物体を照射する。被検物体においては異なる密度の物質でのX線の吸収程度が異なるため、透過したX線には被検物体の異なる部分の密度情報が含まれている。X線画像検出器は透過したX線を受光し、その中の光電変換器アレイが直接にX線を電気信号に変換し、又はX線をシンチレータに通過させ可視光に変換した後に光電変換器アレイにより電気信号に変換する。X線画像検出器が受光したX線は異なる空間位置で異なる強度分布を有するため、光電変換器アレイも異なる空間位置で異なる強度の電気信号が得られる。また、これらの電気信号の空間分布は被検物体が異なる部位での密度情報を反応する。光電変換器アレイ中の電気信号はAD変換回路によりデジタル画像信号に変換され、デジタル伝送回路及び通信ポートを介してX線検出システムのホストコンピュータに伝送される。これにより、被検物体の異なる部位の密度情報を反応するデジタル画像が得られる。
X線画像検出器中のAD変換回路はアナログ電気信号をデジタル画像信号に変換する。これは、X線画像検出器がデジタル画像を獲得する決定的なステップである。アナログ−デジタル変換において2つの性能指標が非常に重要である。すなわち、デジタル画像の量子化精度及び画像の読み出し速度である。なお、量子化精度は得られたデジタル画像のグレイレベル解像度を決定する。また、読み出し速度はX線画像検出器の結像速度を決定し、すなわちX線管の露光からデジタル画像が得られるまでの速度である。理想的なX線画像検出器は高い量子化精度を備え、同時に速い読み出し速度を有するようにする。しかし、従来技術においてこの2つの指標は互いに矛盾している。すなわち、速く結像することは一般的に量子化精度を犠牲することを代価とする。静止撮影のみではより高い量子化精度を有することができる。
この矛盾は大規模のX線画像検出器においてより突出している。大規模のX線画像検出器は一般的に数百万の画像画素を有し、すなわち光電変換器アレイ内には数百万個の光電変換ユニットを備えている。これらの数百万個の変換ユニット内に記憶されたアナログ電気信号をデジタル画像信号に変換しようとすれば、AD変換の速度が非常に重要である。
従来、2種類のAD変換方法がある。一つのAD変換方法は、AD変換チップを用いて直接アナログ−デジタル変換を行い、シリアル変換をすることができる。すなわち、1つのAD変換チップで順に数百万個の光電ユニット内のアナログ電気信号を変換する。この方法は、画像の読み出し速度が非常に遅くて認め難い。また、パラレル変換をすることもできる。光電変換器アレイ内の数百万個の光電ユニットは一般的に数千行、数千列のアレイに配列されている。データ線毎に1つのAD変換チップを接続し、これにより数千個の光電ユニット内のアナログ信号を同時に変換することができ、画像の読み出し速度を有効に向上することができる。しかし、数千個のAD変換チップを配列すると、非常に大きな空間を占める。したがって、最後にできたX線画像検出器の体積及び重量が認め難くなる。折衷方法は、数本のデータ線が1つのAD変換チップを共用する。これにより、上述の方法の欠点は解決されるが、X線画像検出器のさらに小さい体積、さらに軽い重量及びさらに速い読み出し速度を追求するものとはならない。
別のAD変換方法は、DA変換チップ及びコンパレータなどの簡単なユニットでAD変換の目的を実現する。DA変換チップは予め設計しておいた単調増加のデータ序列順序に基づいて、次第に大きくなる比較基準電圧を生成する。そして、コンパレータ内で待受変換光電ユニットからのアナログ信号と比較し、比較基準電圧が変換を待つアナログ信号より大きくなった際、コンパレータが出力をロックし、そのユニットのAD変換を完成する。パラレル変換を行い、すなわち数千本のデータ線のアナログデータを同時に変換するとき、回路が占める空間を節約するために、1つのDA変換チップで全てのデータ線に比較基準電圧を提供し、データ線毎に1つのコンパレータを接続する。同時に変換するアナログ信号の大きさが異なっているので、DA変換チップは次第に大きくなる順序に全ての比較基準電圧を毎回生成するようになる。したがって、アナログ信号が小さいときには、変換時間が浪費される。また、DA変換チップが1のステップ幅で順序に量子化空間全体を覆う比較基準電圧を次第に生成しても、非常に長い時間が必要である。従来は、非線形又は分段式線形のデータ序列を設計することにより、画像の読み出し速度を有効に向上することができる。14位の量子化精度を一例にすると、ステップ幅が1である線形データ序列を用いれば、16383個の比較電圧を生成する必要がある。非線形又は分段式線形のデータ序列を用いれば、数千個又はより少ない数で0から16383までのデータ範囲を覆うことができる。しかし、これも量子化精度を犠牲する代価でより速い読み出し速度を得ることである。同時に、所定の量子化精度を保つためには、少なくとも一千個以上又は数千個に至るステップが必要である。この技術方案は量子化空間全体で信号の量子化精度の不均一が起こってしまう。すなわち、ある信号範囲内で量子化精度が高く、ある信号範囲内で量子化精度が低くなり、デジタル画像に画像のアーチファクトが生じてしまう可能性が高くなる。
特開2005−245559号公報
本発明は、変換速度が速く、量子化精度が高いX線信号を変換するアナログ−デジタル変換方法、X線画像検出器及びX線装置を提供することを目的とする。
上述のような問題を解決するために、本発明のX線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換方法は以下のステップを有する。
n位のバイナリーデータを入力して得られたn個の基準電圧Vを生成し、なお、i=1、…、nで、第(n−i)位は1でほかの位置は0である。またiを1にし、Vr(1)=Vである。比較ステップで、アナログ画像信号と累積電圧Vr(i)とを比較し、アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−1)+Vとして比較ステップに戻る。アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より小さいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を0に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−1)−Vとして比較ステップに戻る。
一方、本発明のX線画像検出器はX線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換回路を備え、アナログ−デジタル変換回路は基準電圧生成回路、ゲート、アキュムレータ、コンパレータ及びエンコーダを有する。エンコーダは、基準電圧生成回路の出力をアキュムレータに与えるようにゲートをコントロールする。コンパレータは、アナログ画像信号とアキュムレータの出力とを比較し結果をエンコーダに出力する。
基準電圧生成回路は、DA変換器とDA変換器の出力を反転する反転器とを有する。
アキュムレータは、スイッチにより接続された第1級加算部及び第2級保持部を有する。
第1級加算部は、電気抵抗R1及び電気抵抗R2をそれぞれに増幅器U1の2つの負の入力源入力電気抵抗とし、並列された電気抵抗R3及び電気容量C1が増幅器U1の負の入力端と出力端との間に接続されてフィートバック回路を構成し、増幅器U1の正の入力端はアースする。スイッチS1が電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列され、電気抵抗R2の一端が基準電気レベルの入力端に接続され、電気抵抗R1の一端が第2級保持回路の出力に接続される。
第2級保持部は、直列された電気抵抗R5、増幅器U3を有し、電気容量C2が直列された電気抵抗R6及びスイッチS3に並列して増幅器U3の負の入力端と出力端との間に接続されて負のフィートバック回路を構成し、増幅器U3の正の入力端はアースする。
そのほか、本発明のX線画像検出器は基準電圧生成回路及びエンコーダをコントロールする主論理コントロールユニット7を有する。
アナログ−デジタル変換回路の全てのアナログ−デジタル変換チャンネルは1つ又は複数の基準電圧生成回路を共用する。
本発明のX線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換方法は以下のステップを有する。
n位のバイナリーデータを入力して得られたn個の基準電圧Vを生成する。但し、i=1、…、nで、第(n−i)位は1でほかの位置は0であり、iが1のとき、Vr(1)=V、Vr(0)=0である。比較ステップで、アナログ画像信号と累積電圧Vr(i)とを比較し、アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−1)+Vとして比較ステップに戻る。アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より小さいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を0に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−2)+Vとして比較ステップに戻る。
一方、本発明のX線画像検出器はX線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換回路を備え、アナログ−デジタル変換回路は基準電圧生成回路、アキュムレータ、コンパレータ及びエンコーダを有する。アキュムレータは、基準電圧生成回路の出力を累積し、累積結果をコンパレータに出力する。コンパレータは、アナログ画像信号とアキュムレータの出力とを比較し、結果をエンコーダに出力する。
基準電圧生成回路はDA変換器を有する。
アキュムレータは、スイッチにより接続された第1級加算部及び第2級保持部と、一端が第1級加算部の出力に接続された出力駆動部とを有する。
第1級加算部は、電気抵抗R1及び電気抵抗R2をそれぞれに増幅器U1の2つの負の入力源入力電気抵抗とし、並列された電気抵抗R3及び電気容量C1が増幅器U1の負の入力端と出力端との間に接続されてフィートバック回路を構成し、増幅器U1の正の入力端はアースする。スイッチS1が電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列され、電気抵抗R2の一端が基準電気レベルの入力端に接続され、電気抵抗R1の一端が第2級保持回路の出力に接続される。
第2級保持部は、直列された電気抵抗R5、増幅器U3を有し、電気容量C2が直列された電気抵抗R6及びスイッチS3に並列され増幅器U3の負の入力端と出力端との間に接続されて負のフィートバック回路を構成し、増幅器U3の正の入力端はアースする。
出力駆動部は、直列された電気抵抗R8及び増幅器U5を有し、電気抵抗R9は増幅器U5の負の入力端と出力端の間に接続される。
そのほか、本発明のX線画像検出器は基準電圧生成回路及びエンコーダをコントロールする主論理コントロールユニットを有する。
アナログ−デジタル変換回路の全てのアナログ−デジタル変換チャンネルは1つ又は複数の基準電圧生成回路を共用する。
本発明のX線装置は上述のX線画像検出器を備える。
従来技術と比べれば、本発明のアナログ−デジタル変換方法、X線画像検出器及びX線装置は以下の有益な効果がある。
まず、量子化精度がn位である大規模のX線画像検出器において、本発明はn位のバイナリー基準電圧Vを生成し、なおi=1、…、nで第(n−i)位を1にほかの位置を0とする。すなわち、第1基準電圧が最大量子化電圧の半分で、第2基準電圧が最大量子化電圧の半分の半分となり、……その半分となる。換言すると、これらの基準電圧値は次第に半分に減少される。また、アナログ画像信号と基準電圧Vより生成した累積電気レベル信号Vとの比較結果に基づいて、デジタル画像信号の第(n−i)位の値を設定する。Vの生成がViの累積ステップであるが、毎回累積の方向は前回比較の結果に決定される。アナログ画像信号が今の時点の累積電気レベルVr(i)(Vr(1)=V)より大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1に、i=i+1とする。iとnとが異なれば、Vr(i)=Vr(i−1)+Vにし、次の比較が行われる。アナログ画像信号が今の時点の累積電気レベルVr(i)より小さいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を0に、i=i+1とする。iとnとが異なれば、Vr(i)=Vr(i−1)−Vにし、次の比較が行われる。全ての場合における全ての比較ステップの必要な回数は必要な量子化級数nに完全に決定される。本発明は所定の量子化精度を保証した前提に、変換時間を大幅に減少することができる。
次に、本発明は量子化空間全体でn位の量子化精度が得られ、異なる大きさのアナログ信号が同じ量子化精度を有し、量子化により生じた画像の偽像を有効的に減少することができる。
さらに、アナログ−デジタル変換チャンネルの全てが1つ又は少数の複数の基準電気レベル生成回路を共用する。変換アレイの全てが占めた基板面積が最小化でき、同時に異なる変換チャンネルの差異は基準電気レベルと関係なくなる。
以下、当業者が本発明の特徴、方面及びメリットを容易に理解できるように、図面を参照しながら本発明について説明する。図面において、同じ符号は同じ要件を示している。
本発明に係るX線信号変換のアナログ−デジタル変換方法のフローチャートである。 本発明に係るX線信号変換のアナログ−デジタル変換回路のブロック図である。 図2の1つの実施例を示した説明図である。 図3のアキュムレータの1つの実施例を示した説明図である。 図4に示されたアキュムレータの時系列図である。 本発明に係る別のアナログ−デジタル変換方法のフローチャートである。 本発明に係る別のアナログ−デジタル変換回路のブロック図である。 図7の1つの実施例を示した説明図である。 図8のアキュムレータの1つの実施例を示した説明図である。 図9に示されたアキュムレータの時系列図である。
以下、本発明の技術方案、特徴及びメリットについて、実施例を用いて説明する。
図1に示されたように、アナログ−デジタル変換方法を示し、アナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換し、以下のステップを含んでいる。
ステップ1)n位のバイナリー基準電圧Vをn個生成する。なお、i=1、…、nで、第(n−i)位は1でほかの位置は0である。例えば、n=3である際、Vは100bに対応する電圧で、Vは010bに対応する電圧で、Vは001bに対応する電圧である。
ステップ2)iを1にし、累積電気レベルVr(1)を基準電気レベルVに設定する。
ステップ3)比較ステップで、アナログ画像信号と累積電圧Vr(i)とを比較する。
アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より大きいと、ステップ4)はデジタル画像信号の第(n−i)位を1にし、i=i+1にする。
ステップ5)iがnと等しいか否かを判断し、nと等しくないと、ステップ6)はVr(i)=Vr(i−1)+Vにし、ステップ3)に戻る。それでない場合は、この方法を終了する。
アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より小さいと、ステップ7)はデジタル画像信号の第(n−i)位を0にし、i=i+1にする。
ステップ8)iがnと等しいか否かを判断し、nと等しくないと、ステップ9)はVr(i)=Vr(i−1)−Vにし、ステップ3)に戻る。それでない場合は、この方法を終了する。
この方法は、アナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換する。すなわち、本発明においてアナログ画像信号の量子化精度は2−1で、ここでnは任意の正整数でもよい。大規模の画像検出器において、量子化精度は大規模の画像検出器の性能を評価する重要な指標である。この方法の技術方案において、ユーザは必要によって量子化精度を選択することができる。また、量子化精度は量子化空間全体にあってもよいし、全ての信号が等しい量子化精度nとなることができる。
上述のステップから見ると、本発明の方法は量子化精度の桁と等しい桁のバイナリー基準電圧Vを次第に生成する。なお、i=1、…、nで、第(n−i)位を1で、ほかの位置は0である。すなわち、V=10…0、V=010…0、…、V=0…01である。このため、VからVにおいて、V=2Vi+1である。大規模の画像検出器の必要な量子化精度が5であれば、生成された基準電圧はV=10000、V=01000、V=00100、V=00010、V=00001である。
本発明の方法によれば、基準電圧を生成した後、基準電圧Vから、すなわち量子化の中間値からはじめてアナログ画像信号を第1累積電気レベル(すなわち基準電圧V)と比較する。アナログ画像信号が累積電気レベルより大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1にし、i=i+1にする。すなわち、次の基準電圧を生成する。ステップ5)でiがnと等しいか否かを判断する。すなわち、n個の基準電圧全てが累積比較されて完成したか否かを判断する。nと等しくないと、ステップ6)でVr(i)=Vr(i−1)+Vにする。すなわち、新たに得られた基準電圧を前の累積電気レベル値に累積して新しい累積電気レベルになり、ステップ3)に戻って再び比較し、それでない場合は、この方法を終了する。
ステップ7)においてアナログ画像信号が累積電気レベルより小さいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を0にし、i=i+1にする。ステップ8)ではiがnと等しいか否かを判断し、nと等しくないとステップ9)はVr(i)=Vr(i−1)−Vにする。すなわち、この時点の累積電圧から新しい基準電気レベルを減って新たの累積電気レベルになり、ステップ3)に戻って再び比較する。それでない場合は、この方法を終了する。
全てのステップにおいて第i回に生成した累積電気レベルは1/2のルールで逓減した前のi個の基準電気レベルを加減演算して得られる。その演算符号(加算又は減算)は当回の比較結果により決定される。
画像のアナログ信号がこの時点の累積電気レベルより大きいという比較結果であれば、対応するデジタル画像信号に「1」が対応され、それでない場合は「0」である。
目標量子化桁nが設計で決定された後、全てのパラレル変換チャンネルの1回の変換時間は(nステップ)×(1ステップの時間)と決定され、画像のアナログ−デジタル変換速度が大幅に向上される。
図2は、X線画像検出器内のアナログ−デジタル変換回路を示している。アナログ−デジタル変換回路はアナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換し、基準電圧生成回路1、ゲート5、アキュムレータ2、コンパレータ3及びエンコーダ4を有している。
なお、コンパレータ3はアナログ画像信号とアキュムレータ2の出力(すなわち累積電気レベルVr(i))とを比較し、その結果をエンコーダ4に出力し、エンコーダ4は基準電圧生成回路1の出力をアキュムレータ2に与えるようにゲート5をコントロールする。
基準電圧生成回路1はn位のバイナリー基準電圧Vをn個生成する。なお、i=1、…、nで、第(n−i)位を1で、ほかの位置は0である。
アキュムレータ2は、基準電圧生成回路1の出力を累積する。
コンパレータ3は、アナログ画像信号とアキュムレータ2の出力とを比較する。
エンコーダ4は、コンパレータ3の結果に基づいて、デジタル画像信号を位置決めし、基準電圧生成回路1をコントロールする。
なお、コンパレータ3の結果が「真」であれば、デジタル画像信号の対応する位置は1で、エンコーダ4がゲート5をコントロールして基準電圧Vi+1をアキュムレータ2に与える。コンパレータ3の結果が「偽」であれば、デジタル画像信号の対応する位置は0で、エンコーダ4がゲート5をコントロールして基準電圧−(Vi+1)をアキュムレータ2に与える。
図3は図2に示された回路の実施例である。図3に示されたように、基準電圧生成回路1はDA変換器10とDA変換器10の出力を反転する反転器11とを有している。
DA変換器10はn位の基準電圧Vがn個生成でき、反転器11は基準電圧V(i=1、…、n)を反転する。すなわち、反転器11での出力は−Vとなる。アキュムレータ2は入力に対して累積し、コンパレータ3の1つの入力端はアナログ画像信号に接続し、別の入力端はアキュムレータ2の出力に接続する。すなわち、アキュムレータ3がアナログ画像信号とアキュムレータ2の出力とを比較し、エンコーダ4がコンパレータ3の比較結果に基づいてデジタル画像信号の各位を位置決めする。第1回の比較結果に基づいてデジタル画像信号の第(n−1)位(最高位)を設定し、第2回の比較結果に基づいてデジタル画像信号の第(n−2)位(次高位)を設定し、第i回の比較結果に基づいてデジタル画像信号の第(n−i)位を設定し、…、第n回の比較結果に基づいてデジタル画像信号の第0位(最低位)を設定する。
コンパレータ3、エンコーダ4及びゲート5については、従来技術であるため説明を省略する。
まず、DA変換器10が電圧V=10000bを生成し、反転器11がVを−Vに反転し、ゲート5が正の入力端を選択し、電圧Vがアキュムレータ2に伝送される。アキュムレータ2が累積電圧Vr(1)=Vを出力し、Vr(1)がコンパレータ3の1つの入力端に入力されてコンパレータ6の別の入力端における画像画素からのアナログ画像信号と比較される。比較結果はエンコーダ4に入力され、この信号電圧が累積電圧Vr(1)より大きいと、エンコーダ4が出力バイトの最高位を1とし、それでない場合は出力バイトの最高位を0とする。また、出力バイトの最高位が1であれば、ゲート5は正の入力端を選択したままにする。第2回の比較を行う際、DA変換器10が電圧V=01000bを生成し、反転器11がVを−Vに反転し、このときゲート5の出力は正の入力で、電圧Vがアキュムレータ2に伝送される。このときアキュムレータ2からV+V=11000bであるVr(2)を出力し、この値がコンパレータ3で画像信号と比較される。この値が画像信号電圧より小さいと、エンコーダ4は出力バイトの次高位を0とする同時に、ゲート5が負の入力端を選択する。第3回の比較を行う際、DA変換器10が電圧V=00100bを生成し、反転器11がVを−Vに反転し、このときゲート5の出力が負の入力であるため、電圧−Vがアキュムレータ2に伝送される。このときアキュムレータ2からV+V−VであるVr(3)を出力し、コンパレータ3でこの値と画像信号電圧とを比較する。エンコーダ4はその比較結果に基づいて出力バイトの対応する位を設定する同時に、ゲート5のゲート方向をコントロールする。このように出力バイトのn個の位の全てが位置決めされるまでに循環を繰り返す。最後に得られた出力バイトがこのアナログ画像信号から変換されたデジタル画像信号である。
図4は、図2に示されたアナログ−デジタル変換回路のアキュムレータ2を示している。アキュムレータ2はスイッチS2により接続された第1級加算部及び第2級保持部を有している。
本発明の実施例において、第1級加算部は以下のとおりである。
電気抵抗R1及び電気抵抗R2をそれぞれに増幅器U1の2つの負の入力源入力電気抵抗とし、並列された電気抵抗R3及び電気容量C1が増幅器U1の負の入力端と出力端との間に接続されてフィートバック回路を構成し、増幅器U1の正の入力端はアースする。スイッチS1は電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列され、電気抵抗R2の一端は基準電気レベルの入力端に接続されている。電気抵抗R1の一端は第2級保持回路の出力に接続されている。
この実施例において、第2級保持部は以下のとおりである。
直列された電気抵抗R5、増幅器U3を有し、電気容量C2は直列された電気抵抗R6及びスイッチS3に並列して増幅器U3の負の入力端と出力端との間に接続されて負のフィートバック回路を構成し、増幅器U3の正の入力端はアースする。
第1級加算部において、電気抵抗R1及び電気抵抗R2はこの部分の反転入力電気抵抗で、電気抵抗R1は第2級保持部の出力部に接続され、電気抵抗R2は基準電気レベル入力端に接続されている。また、電気抵抗R3と電気容量C1とが並列されて第1級加算部の負のフィートバック回路を構成し、スイッチS1は電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列されている。
なお、増幅器U1を核心として構成されたのは加算保持回路である。スイッチS1をオンするとき、その出力電圧、すなわち電気容量C1に累積された電圧は、
out=−R×((V/R)+(V/R)である。
=R=Rであるとき、Vout=−(V+V)となる。
累積が安定した後、スイッチS1をオフすると、累積結果がそのまま電気容量C1に保持されている。
第2級保持部において、電気抵抗R5は直列反転入力電気抵抗となり、スイッチS2を介して第1級加算部の出力部に接続されている。電気抵抗R6と電気容量C2とは並列されて第2級保持部の負のフィートバック回路を構成し、スイッチS3は電気抵抗R6と電気容量C2とより構成された直列回路に直列されている。また、アキュムレータ全体の出力が第2級出力となる。
第1級と類似し、増幅器U3を核心として反転保持回路が構成される。
アキュムレータの設計について、当業者はその原理に基づいてほかの変形例を考えることができる。尽きないので、全ての実施例を一つ一つ列挙しない。
以下、このアキュムレータの動作について、図5を参照しながら詳しく説明する。
図5は、図4に示されたアキュムレータの時系列図である。すなわち、3つのスイッチS1、S2及びS3、並び入力基準電圧V(図4では電圧源V)の時系列である。
図5において、V1〜V4は基準電圧で、各階段の電気レベルの絶対値は前の階段の半分である。しかし、正負方向は前回の比較結果によって決定され、ゲートを介して選択する。
1、絶対値が1/2のルールで階段式に低減するように、正負が対称である基準電圧を入力する。
2、第1回の累積において、まず正の基準電気レベルを選択して入力し、新しい累積序列が始まる前にスイッチS3を介して累積保持部を空にする。
3、各階段時間帯において、まずスイッチS1がオンされて前回の累積出力(第1回のときは0である)とこの時点の基準電気レベルとを電気容量C1に累積する。
4、同じ時間帯において、スイッチS1をオフした後、スイッチS2及びスイッチS3を同時にオンして累積結果を電気容量C2に伝送する。
5、電気容量C2上の電気レベルは出力級を介してコンパレータの入力端に伝送して比較される。
6、比較結果に基づいて、累積信号が積分で増幅された画像信号より大きいと、次回に基準電気レベルは負の基準電気レベルを選択する。
7、累積信号が画像信号より小さいと、次回に基準電気レベルは正の入力を選択する。
8、全ての基準電気レベルの階段が遍歴されるまでステップ2〜7を繰り返す。
図5において矢印1は第2級保持部の出力電気レベルが再び0となることを示し、矢印2は基準電気レベルとこの時点での第2級保持部の出力電気レベルとを加えることを示し、矢印3はスイッチS1がオフされ第1級の累積結果が電気容量C1に保持されることを示し、矢印4は第1級の累積結果を第2級の保持部に伝送することを示し、矢印5は次回の累積ステップ(基準電気レベルの更新が従う)において第2級保持部が前回の累積結果を保持することを示している。
注:基準電気レベルの階段数(すなわち、変換で得られたデジタル画像信号のバイナリー桁)は任意の数値でもよく、基準電気レベルの選択及び許容されるSN比によって決定される。
再び図2に戻り、本発明のX線画像検出器のアナログ−デジタル変換回路は、基準電圧生成回路及びエンコーダをコントロールする主論理コントロールユニット7をさらに有している。
主論理コントロールユニット7の主な作用(これに限定されない)は、アナログ−デジタル変換の開始及び終了、並び基準電気レベル回路とエンコーダとの同期をコントロールする。同期ステップは任意のタイプのリアルタイム信号(クロック信号を含む)を介して、又は同一の原初クロックに基づいて予定することができる。
主論理コントロールユニット7は任意の現場プログラム可能/不可能の論理デバイス又は任意のタイプのマイクロコントローラより構成することができる。
アナログ−デジタル変換回路の全てのアナログ−デジタル変換チャンネルは1つ又は複数の基準電圧生成回路を共用している。
図6に示されたように、本発明はX線信号変換に用いられるアナログ−デジタル変換方法を開示している。この方法は以下のステップを含む。
ステップ100)n位のバイナリー基準電圧Vをn個生成する。なお、i=1、…、nで、第(n−i)位は1でほかの位置は0である。
ステップ101)iを1にし、累積電気レベルVr(1)を基準電気レベルVに設定する。
ステップ102)比較ステップで、アナログ画像信号と累積電圧Vr(i)とを比較する。
アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より大きいと、ステップ103)はデジタル画像信号の第(n−i)位を1にし、i=i+1にする。
ステップ104)iがnと等しいか否かを判断し、nと等しくないと、ステップ105)はVr(i)=Vr(i−1)+Vにし、ステップ102)に戻る。それでない場合は終了する。
アナログ画像信号が累積電圧Vr(i)より小さいと、ステップ106)はデジタル画像信号の第(n−i)位を0にし、i=i+1にする。また、ステップ107)はiがnと等しいか否かを判断し、nと等しくないと、ステップ108)はVr(i)=Vr(i−2)+Vにし、ステップ102)に戻る。それでない場合は終了する。
注:この方法において、Vr(0)が0で、Vr(1)がVである。
この方法は、アナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換する。すなわち、本発明においてアナログ画像信号の量子化精度は2−1で、ここでnは任意の正整数でもよい。大規模の画像検出器において、量子化精度は大規模の画像検出器の性能を評価する重要な指標である。この方法の技術方案において、ユーザは必要によって量子化精度を選択することができる。また、量子化精度は量子化空間全体にあってもよいし、全ての信号が等しい量子化精度nとなることができる。
上述のステップから見ると、本発明は量子化精度の桁と等しい桁のバイナリー基準電圧Vを次第に生成する。なお、i=1、…、nで、第(n−i)位を1で、ほかの位置は0である。すなわち、V=10…0、V=010…0、…、V=0…01である。このため、VからVにおいて、V=2Vi+1である。大規模の画像検出器の必要な量子化精度が5であれば、生成された基準電圧はV=10000、V=01000、V=00100、V=00010、V=00001である。
本発明の方法によれば、基準電圧を生成した後、基準電圧Vから、すなわち量子化の中間値からはじめてアナログ画像信号を第1累積電気レベル(すなわち基準電圧V)と比較する。アナログ画像信号が累積電気レベルより大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1にし、i=i+1にする。すなわち、次の基準電圧を生成する。ステップ104)でiがnと等しいか否かを判断する。すなわち、n個の基準電圧の全てが累積比較されて完成したか否かを判断する。nと等しくないと、ステップ105)でVr(i)=Vr(i−1)+Vにする。すなわち、新たに得られた基準電圧を前の累積電気レベル値に累積し、ステップ102)に戻って再び比較し、それでない場合はこの方法を終了する。
アナログ画像信号が累積電気レベルより小さいと、ステップ106)はデジタル画像信号の第(n−i)位を0にし、i=i+1にする。ステップ107)ではiがnと等しいか否かを判断し、nと等しくないとステップ108)はVr(i)=Vr(i−2)+Vにする。すなわち、前回の累積結果を放棄し、再び前の累積結果にさらに小さい基準電気レベルを累積し、ステップ102)に戻って再び比較する。それでない場合は、この方法を終了する。
全てのステップにおいて第i回に生成した累積電気レベルは1/2のルールで逓減した前のi個の基準電気レベルをユニラテラルの加減演算を行って得られる。しかし、基準電気レベルが毎回に累積されるか否かは比較結果に決定される。ここで、毎回の比較を一回の試しとしてもよい。累積電圧が画像信号を超えると、このとき累積された基準電圧が大きすぎることを示し、より小さい(この時点の基準電圧の二分の一幅)基準電圧で再び試す必要がある。
画像のアナログ信号がこの時点の累積電気レベルより大きいという比較結果であれば、試しに成功したことを示し、対応するデジタル画像信号に「1」が対応され、それでない場合は「0」である。
目標量子化桁nが設計で決定された後、全てのパラレル変換チャンネルの1回の変換時間は(nステップ)×(1ステップの時間)と決定され、画像のアナログ−デジタル変換速度が大幅に向上される。図7に示されたように、本発明は別のX線画像検出器をさらに開示している。このX線画像検出器は、X線信号を変換するアナログ−デジタル変換回路を有している。アナログ−デジタル変換回路は基準電圧生成回路1’、アキュムレータ2’、コンパレータ3及びエンコーダ4を有している。
なお、アキュムレータ2’は基準電圧生成回路1’の出力を累積し、その累積結果(すなわち、累積電気レベルVr(i))をコンパレータ3に出力する。
コンパレータ3はアナログ画像信号とアキュムレータ2’の出力とを比較し、その結果をエンコーダ4に出力する。
基準電圧生成回路1’はDA変換器10を有している。
この回路において、基準電圧生成回路1’はDA変換器10のみを有し、反転器11(図2を参照)を有していない。エンコーダ4はコンパレータ3の結果に基づいてデジタル画像信号の対応する位置を決める。
なお、コンパレータ3及びエンコーダ4については、従来技術であるため説明を省略する。
以下、量子化精度が5位である大規模の画像検出器を一例として、図8に示されたアナログ−デジタル変換回路の動作原理について説明する。
まず、DA変換器10が基準電圧V=10000bを生成し、電圧Vがアキュムレータ2’に伝送される。アキュムレータ2’が累積電圧Vr(1)=Vを出力し、Vr(1)がコンパレータ3の1つの入力端に入力されてコンパレータ3の別の入力端における画像画素からのアナログ画像信号と比較される。比較結果はエンコーダ4に入力され、この信号電圧が累積電圧Vr(1)より大きいと、エンコーダ4が出力バイトの最高位を1とし、それでない場合は出力バイトの最高位を0とする。この例では最高位置を1とする。第2回の比較を行う際、DA変換器10が電圧V=01000bを生成し、電圧Vがアキュムレータ2’に伝送される。このときアキュムレータ2’からV+V=11000bであるVr(2)を出力し、この値がコンパレータ3で画像信号と比較され、この値が画像信号電圧より小さいと、エンコーダ4が出力バイトの最高位置を0とする。第3回の比較を行う際、DA変換器10が電圧V=00100bを生成し、同時にアキュムレータが前回の累積結果Vr(2)を放棄し、新しい基準電気レベルを前回の累積結果Vr(1)に累積する。その累積電圧Vr(3)=Vr(1)+V=V+V=10100bとなり、コンパレータ3で画像信号と比較される。このように出力バイトのn個の位の全てが位置決めされるまでに循環を繰り返す。最後に得られた出力バイトがこのアナログ画像信号から変換されたデジタル画像信号である。
図9に示されたように、アキュムレータ2’はスイッチにより接続された第1級加算部及び第2級保持部を有している。
図9に示されたように、アキュムレータの一例において、第1級加算部は以下のとおりである。
電気抵抗R1及び電気抵抗R2をそれぞれに増幅器U1の2つの負の入力源入力電気抵抗とし、並列された電気抵抗R3及び電気容量C1が増幅器U1の負の入力端と出力端との間に接続されてフィートバック回路を構成し、増幅器U1の正の入力端はアースする。スイッチS1は電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列され、電気抵抗R2の一端は基準電気レベルの入力端に接続されている。電気抵抗R1の一端は第2級保持回路の出力に接続されている。
第2級保持部は以下のとおりである。
直列された電気抵抗R5、増幅器U3を有し、電気容量C2は直列された電気抵抗R6及びスイッチS3に並列して増幅器U3の負の入力端と出力端との間に接続されて負のフィートバック回路を構成し、増幅器U3の正の入力端はアースする。
上述のように、電気抵抗R1及び電気抵抗R2は第1級加算部の反転入力電気抵抗で、電気抵抗R1は第2級保持部の出力級に接続され、電気抵抗R2は基準電気レベル入力端に接続されている。また、電気抵抗R3と電気容量C1とが並列されて第1級加算部の負のフィートバック回路を構成し、スイッチS1は電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列されている。電気抵抗R5は直列反転入力電気抵抗となり、スイッチS2を介して第1級加算部の出力部に接続されている。電気抵抗R6と電気容量C2とは並列されて第2級保持部の負のフィートバック回路を構成し、スイッチS3は電気抵抗R6と電気容量C2とより構成された直列回路に直列されている。図4と比べると、主な差異点はコンパレータの出力が第2級からでなく、第1級から引き出す。
なお、増幅器U1を核心として構成されたのは加算保持回路である。スイッチS1をオンするとき、その出力電圧、すなわち電気容量C1に累積された電圧は、
out=−R×((V/R)+(V/R)である。
=R=Rであるとき、Vout=−(V+V)となる。
累積が安定された後、スイッチS1をオフすると、累積結果がそのまま電気容量C1に保持されている。
第2級保持部は、第1級と類似し、増幅器U3を核心として反転保持回路が構成される。
再び図7に戻り、X線画像検出器は、基準電圧生成回路1’及びエンコーダ4をコントロールする主論理コントロールユニット7をさらに有している。
主論理コントロールユニット7の主な作用(これに限定されない)は、アナログ−デジタル変換の開始及び終了、並び基準電気レベル回路とエンコーダとの同期をコントロールする。同期ステップは任意のタイプのリアルタイム信号(クロック信号を含む)を介して、又は同一の原初クロックに基づいて予定することができる。
主論理コントロールユニット7は任意の現場プログラム可能/不可能の論理デバイス又は任意のタイプのマイクロコントローラより構成することができる。
図10は、図9の時系列図である。図9に示された実施例について図10を参照しながら説明する。図10は、3つのスイッチS1、S2及びS3、並び入力基準電圧Vの時間系列である。
V1〜V4は基準電圧で、各階段の電気レベルの絶対値は前の階段の半分である。しかし、累積結果を保留するか否かは前回の比較結果によって決定される。正の入力基準電圧の絶対値は1/2のルールで階段式に低減する。
1、第1回の累積ステップにおいて、累積結果がスイッチS3によって空になる。
2、各階段時間帯において、スイッチS1がオンされて前回の累積出力(第1回のときは0である)とこの時点の基準電気レベルとを電気容量C1に累積する。
3、このとき累積結果がコンパレータ3に伝送されて積分で増幅された画像信号と比較する。
4、比較結果に基づいて、累積信号が積分で増幅された画像信号より大きいと、スイッチS2がオフされた状態を保持し、この累積結果が放棄される。
5、累積信号が画像信号より小さいと、スイッチS1をオフした後、スイッチS2及びスイッチS3を同時にオンして累積結果を電気容量C2に伝送する。
6、全ての基準電気レベルの階段が遍歴されるまでステップ2〜5を繰り返す。
図10において矢印1は第2級保持部の出力電気レベルが再び0となることを示し、矢印2は基準電気レベルとこの時点での第2級保持部の出力電気レベルとを加えることを示し、矢印3はスイッチS1がオフされ第1級の累積結果が電気容量C1に保持されることを示し、矢印4はこの時点での累積結果を直接にコンパレータに伝送して比較することを示し、矢印5は画像信号が累積電気レベルより大きい比較結果であれば比較結果を第2級保持部に伝送することを示し、矢印6は次回の累積ステップ(基準電気レベルの更新が従う)において第2級保持部が前回の累積結果を保持することを示している。
注:基準電気レベルの階段数(すなわち、変換で得られたデジタル画像信号のバイナリー桁)は任意の数値でもよく、基準電気レベルDAの選択及び許容されるSN比によって決定される。同時に、図9に示された回路構成において、基準電気レベルの極性が信号電気レベルの極性と必ず異なるようにする。基準電気レベルが差分で得られてもよいし、比較する前に反転又は平行移動を行ってもよい。
また、本発明はX線装置を開示し、このX線装置はX線画像検出器を備え、光電変換器アレイと通信ポートを有するデジタル伝送回路とをさらに備えてもよい。アナログ−デジタル変換回路については、上述したので説明を省略する。このX線画像検出器はフラットパネル画像検出器でもよい。ポイントとなることは、基準電気レベルを共用し、各チャンネルが累積保持部を別々に有している。
X線画像検出器が動作するとき、光電変換器アレイは被写物体を透過したX線又はX線がシンチレータを透過して変換された可視光を接収し、X線又は可視光をアナログ電気信号に変換して光電変換器アレイの光電変換ユニットに記憶する。アナログ−デジタル変換回路は光電変換ユニットに記憶されたアナログ信号をデジタル画像信号に変換し、デジタル出力回路は通信ポートを介してデジタル画像信号X線検出システムのホストコンピュータに伝送する。これにより、被写物体の密度情報のデジタル画像が得られる。
上述のように、本発明が提供する、アナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換するアナログ−デジタル変換方法及び回路は、任意のフラットパネルX線画像検出器に用いられる。上述のように本発明の具体的な実施例について図面を参照しながら説明したが、本発明の主旨及び範囲を逸脱しない範囲で、本発明に対して様々な修正及び等価交換することができる。これらの修正及び等価交換が本発明の保護範囲内にあればよい。

Claims (9)

  1. X線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換回路を備え、
    前記アナログ−デジタル変換回路は、基準電圧生成回路、ゲート、アキュムレータ、コンパレータ及びエンコーダを有し、
    前記基準電圧生成回路はDA変換器と前記DA変換器の出力を反転する反転器とを有し、
    前記アキュムレータはスイッチにより接続された第1級加算部及び第2級保持部を有し、
    前記第1級加算部は、
    電気抵抗R1及び電気抵抗R2をそれぞれに増幅器U1の2つの負の入力源入力電気抵抗とし、並列された電気抵抗R3及び電気容量C1が増幅器U1の負の入力端と出力端との間に接続されてフィートバック回路を構成し、増幅器U1の正の入力端はアースし、スイッチS1が電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列され、電気抵抗R2の一端が基準電気レベルの入力端に接続され、電気抵抗R1の一端が前記第2級保持回路の出力に接続され、
    前記エンコーダは前記基準電圧生成回路の出力を前記アキュムレータに与えるように前記ゲートをコントロールし、
    前記コンパレータはアナログ画像信号と前記アキュムレータの出力とを比較し結果を前記エンコーダに出力するX線画像検出器。
  2. X線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換回路を備え、
    前記アナログ−デジタル変換回路は、基準電圧生成回路、アキュムレータ、コンパレータ及びエンコーダを有し、
    前記基準電圧生成回路はDA変換器を有し、
    前記アキュムレータは、スイッチにより接続された第1級加算部及び第2級保持部と、一端が前記第1級加算部の出力に接続された出力駆動部とを有し、
    前記第1級加算部は、
    電気抵抗R1及び電気抵抗R2をそれぞれに増幅器U1の2つの負の入力源入力電気抵抗とし、並列された電気抵抗R3及び電気容量C1が増幅器U1の負の入力端と出力端との間に接続されてフィートバック回路を構成し、増幅器U1の正の入力端はアースし、スイッチS1が電気抵抗R3と電気容量C1とより構成された直列回路に直列され、電気抵抗R2の一端が基準電気レベルの入力端に接続され、電気抵抗R1の一端が第2級保持回路の出力に接続され、
    前記アキュムレータは前記基準電圧生成回路の出力を累積し、累積結果を前記コンパレータに出力し、
    前記コンパレータはアナログ画像信号と前記アキュムレータの出力とを比較し、結果を前記エンコーダに出力するX線画像検出器。
  3. 前記X線画像検出器の量子化精度が14位である請求項1または2に記載のX線画像検出器。
  4. 前記第2級保持部は、
    直列された電気抵抗R5、増幅器U3を有し、電気容量C2が直列された電気抵抗R6及びスイッチS3に並列して増幅器U3の負の入力端と出力端との間に接続されて負のフィートバック回路を構成し、増幅器U3の正の入力端はアースする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のX線画像検出器。
  5. 前記基準電圧生成回路及び前記エンコーダをコントロールする主論理コントロールユニット有する請求項から請求項のいずれか一項に記載のX線画像検出器。
  6. 前記アナログ−デジタル変換回路の全てのアナログ−デジタル変換チャンネルは1つ又は複数の基準電圧生成回路を共用する請求項に記載のX線画像検出器。
  7. 請求項から請求項のいずれか一項に記載のX線画像検出器を備えるX線装置。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のX線画像検出器が、アナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換するX線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換方法において、
    n位のバイナリーデータを入力して得られたn個の基準電圧Viを生成し、なお、i=1、…、nで、第(n−i)位は1でほかの位置は0であり、
    iを1にし、Vr(1)=V1で、
    比較ステップで、アナログ画像信号と累積電圧Vr(i)とを比較し、
    前記アナログ画像信号が前記累積電圧Vr(i)より大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−1)+Viとして比較ステップに戻り、
    前記アナログ画像信号が前記累積電圧Vr(i)より小さいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を0に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−1)−Viとして比較ステップに戻るアナログ−デジタル変換方法。
  9. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のX線画像検出器が、アナログ画像信号をn位のデジタル画像信号に変換するX線信号の変換に用いられるアナログ−デジタル変換方法において、
    n位のバイナリーデータを入力して得られたn個の基準電圧Viを生成し、なお、i=1、…、nで、第(n−i)位は1でほかの位置は0であり、
    iを1にし、Vr(1)=V1、Vr(0)=0で、
    比較ステップで、アナログ画像信号と累積電圧Vr(i)とを比較し、
    前記アナログ画像信号が前記累積電圧Vr(i)より大きいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を1に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−1)+Viとして比較ステップに戻り、
    前記アナログ画像信号が前記累積電圧Vr(i)より小さいと、デジタル画像信号の第(n−i)位を0に、i=i+1にし、Vr(i)=Vr(i−2)+Viとして比較ステップに戻るアナログ−デジタル変換方法。
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