JP5680467B2 - 吊り下げ用治具 - Google Patents

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Description

本発明は、リング状成形体をクレーンなどで吊るための吊り下げ用治具に関する。
従来より、例えば、航空機用のエンジンの一部として複雑な段付きテーパを有する比較的大型のリング状成形体が用いられるが、このリング状成形体は、製造過程において、エッチング処理を施されたり、搬送されたりする際には、吊り下げ用治具を介してクレーンなどで吊り下げされている。
このリング状成形体を吊り下げるには、クレーンに上端部が鉛直方向へ回転可能に取り付けられると共に、下端部にリング状成形体を係止する係止部を有する複数のアームを備える吊り下げ用治具が使用されている。この吊り下げ用治具を使用してリング状成形体を移動させるには、1つのリング状成形体を複数のアームの係止部で係止し、この状態でクレーンを駆動させて移動させている。
この吊り用治具のように、荷物などの対象物を吊るための吊り下げ用治具が特許文献1および2に開示されている。
特開平9−279845号公報 特開平3−267296号公報
しかしながら、従来の吊り下げ用治具は、一度に1つの対象物しか吊ることができないため、このような吊り下げ治具を使用して多数のリング状成形体にエッチング処理を行ったり、多数のリング状成形体を搬送したりするには、作業効率が悪く、多くの時間がかかっている。
本発明は、上述する事情に鑑みてなされたもので、同時に複数のリング状成形体を吊ることができる吊り下げ用治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る吊り下げ用治具は、吊り下げ手段に吊り下げられて複数のリング状成形体を鉛直方向に並べて吊り下げる吊り下げ用治具であって、吊り下げ手段に吊り下げられるブロックと、該ブロックに上端部が鉛直方向に回転可能に取り付けられると共に上端部よりも下側に前記リング状成形体を係止する係止部を有する複数のアームを有する吊り下げアーム群とを備え、前記吊り下げアーム群が、前記ブロックを中心に周方向に沿って複数取り付けられ、前記複数の吊り下げアーム群どうしの間では、前記アームの係止部の取り付け高さが異なっていることを特徴とする。
本発明では、吊り下げアーム群が、ブロックを中心に周方向に沿って複数取り付けられ、複数の吊り下げアーム群どうしの間では、アームの係止部の取り付け高さが異なっていることにより、複数の吊り下げアーム群の係止部がそれぞれ異なる高さでリング状成形体を係止するため、複数のリング状成形体を鉛直方向に並べて同時に吊り下げることができる。
また、本発明に係る吊り下げ用治具では、前記吊り下げアーム群は、該吊り下げアーム群の前記複数のアームどうしの開き角度をある角度に保持する角度保持部材を備えていてもよい。
このように、吊り下げアーム群は、吊り下げアーム群の複数のアームどうしの開き角度をある角度に保持する角度保持部材を備えていることにより、複数のアームどうしの開き角度をある角度よりも小さくなることを防ぐことができるため、複数のアーム間にリング状成形体を設置しやすい。
また、一の吊り下げアーム群でリング状成形体を吊り下げるため、アームの係止部をリング状成形体に係止させるとき、他の吊り下げアーム群のアームがリング状成形体に干渉しないように、それらアームを開き状態すなわち待機状態にすることができる。
本発明によれば、複数のリング状成形体を同時に吊り下げることができるため、リング状成形体を製造する際のエッチング作業や運搬などにかかる時間を短縮することができる。
本発明の実施形態による吊り下げ用治具の一例を示す斜視図である。 (a)は図1に示す吊り下げ用治具の上面図、(b)は側面図である。
以下、本発明の実施形態による吊り下げ用治具について、図1および図2に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態による吊り下げ用治具1は、第1リング状成形体(リング状成形体)21(図2参照)および第2リング状成形体(リング状成形体)22(図2参照)を吊るために使用する治具である。
そして、吊り下げ用治具1は、ホイストクレーンなどのクレーン(吊り下げ手段)23(図1参照)に吊り下げられるブロック2と、上端部3aがブロック2に取り付けられて下端部3bに第1リング状成形体21を係止して保持する第1係止部(係止部)4を備える一対の第1アーム3,3と、上端部5aがブロック2に取り付けられて下端部5bに第2リング状成形体22を係止して保持する第2係止部(係止部)6を備える一対の第2アーム5,5と、一対の第1アーム3,3どうしを所定の開き角度に保持する第1角度保持部材(角度保持部材)7と、一対の第2アーム5,5どうしを所定の開き角度に保持する第2角度保持部材(角度保持部材)8と、を備えている。
図2(a)および(b)に示すように、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22は、同じ形状に成形されており、例えば、航空機用エンジン用のある部材として用いられるものである。第1リング状成形体21および第2リング状成形体22は、平面視円環状で所定の高さを有し、かつ複数の段付きテーパを有する筒状の部材で、上端部の径寸法が、下端部の径寸法よりも小さく成形されている。また、図2(b)に示すように、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22は、それぞれ、外周面の上端部に周方向に延在する凹部21a,22aが形成されている。
そして、第1係止部4および第2係止部6は、フック状に形成されていて、凹部21aには第1係止部4が掛けられ、凹部22aには第2係止部6が掛けられるように構成されている。
図1および図2に示すように、ブロック2は、クレーン23のフック23a(図1参照)に掛けられるリング材11と、リング材11と連結され第1アーム3,3および第2アーム5,5が取り付けられるアーム保持部材12と、を備えている。
第1アーム3,3は、略直線状の部材の略中心が所定の角度を為すように曲げられて側面視されたときに斜め下方に延びる第1屈曲部材13と、該第1屈曲部材13の両端部13bの近傍にそれぞれ連結されて第1屈曲部材13を補強する第1補強部材14と、を備えている。
第1屈曲部材13は、曲げられた屈曲部13aが上側、端部13b,13bが下側となるように配されている。また、第1屈曲部材13は、アーム保持部材12に形成された水平方向に貫通する穴12aに挿通されていて、上側の屈曲部13aが穴12aに係止されているとともに穴12aの中で鉛直方向に回転可能に保持されている。このため、第1屈曲部材13は、屈曲部13aを中心として鉛直方向に回転可能に構成されている。
一対の第1アーム3,3は、アーム保持部材12を中心に対向するように配設されていて、第1アーム群(吊り下げアーム群)9を構成している。
なお、第1補強部材14は、第1屈曲部材13の端部13b以外に設けられていてもよく、複数設けられていてもよい。
一対の第1アーム3,3は、それぞれ上端部3aを中心に鉛直方向に回転可能に構成されていることにより、第1リング状成形体21(図2参照)がブロック2の下側で一対の第1アーム3,3間に配されたときに、それぞれ重力によって下方に回転して互いに近接する。このため、一対の第1アーム3,3は、第1リング状成形体21に近接する。
そして、図1および図2(b)に示すように、一の第1アーム3の第1係止部4は、それぞれ対向する他の第1アーム3側(図の内側)に突出するフック状に形成されていることにより、一対の第1アーム3,3が第1リング状成形体21に近接したときに、第1リング状成形体21の凹部21aに掛けられる。
そして、この状態で吊り下げ用治具1が吊上げられると、第1リング状成形体21も第1係止部4に掛けられた状態のまま吊上げられることになる。
図1および図2に示すように、第2アーム5,5は、略直線状の部材の略中心が所定の角度を為すように曲げられて側面視されたときに斜め下方に延び次いで鉛直下方に延びる第2屈曲部材15と、第2屈曲部材15の両端部15bの近傍にそれぞれ連結されて第2屈曲部材15を補強する第2補強部材16と、を備えている。
第2屈曲部材15は、曲げられた屈曲部15aが上側、端部15b,15bが下側となるように配されている。また、第2屈曲部材15は、アーム保持部材12に形成された水平方向に貫通する穴12bに挿通されていて、上側の屈曲部15aが穴12bに係止されているとともに穴12bの中で鉛直方向に回転可能に保持されている。このため、第2屈曲部材15は、屈曲部15aを中心として鉛直方向に回転可能に構成されている。
一対の第2アーム5,5は、アーム保持部材12を中心に対向するように配設されていて、第2アーム群(吊り下げアーム群)10を構成している。
なお、第2補強部材16は、第2屈曲部材15の端部15b以外に設けられてもよく、複数設けられてもよい。
一対の第2アーム5,5は、それぞれ上端部5aを中心に鉛直方向に回転可能に構成されていることにより、第2リング状成形体22(図2参照)がブロック2の下側で一対の第2アーム5,5間に配されたときに、それぞれ重力で下方に回転して互いに近接する。このため、一対の第2アーム5,5は、第2リング状成形体22に近接する。
そして、図1および図2(b)に示すように、一の第2アーム5の第2係止部6は、それぞれ対向する他の第2アーム5側(図の内側)に突出するフック状に形成されていることにより、一対の第2アーム5が第2リング状成形体22に近接したときに、第2リング状成形体22の凹部22aに掛けられる。
そして、この状態で吊り下げ用治具1が吊上げられると、第2リング状成形体22も第2係止部6に掛けられた状態のまま吊上げられることになる。
このとき、第1アーム3の第1屈曲部材13は、第2アーム5の第2屈曲部材15よりも高さ方向に短く形成されている。このため、第1アーム3および第2アーム5がアーム保持部材12に取り付けられると、第1アーム3の第1係止部4は、第2アーム5の第2係止部6の上方に位置している。
これにより、第1アーム群9が第1リング状成形体21を係止することと、第2アーム群10が第2リング状成形体22を係止することと、を同時に行うことができる。
また、第1アーム3の第1係止部4と第2アーム5の第2係止部6との間隔は、第1リング状成形体21の高さ寸法よりも大きくなっている。
これにより、第1アーム3,3に係止された第1リング状成形体21と、第2アーム5,5に係止された第2リング状成形体22とが吊り下げられたときに、第1リング状成形体21と第2リング状成形体22とが接触することを防ぐことができる。
なお、第1アーム群9を構成する各部材は、第2アーム群10に係止された第2リング状成形体22と干渉しない形状に形成され、また、第2アーム群10を構成する各部材は、第1アーム群9に係止された第1リング状成形体21と干渉しない形状に形成されている。
図1および図2に示すように、第1角度保持部材7は、棒状の部材で、一方の端部7aが第1アーム群9の一方の第1アーム3に鉛直方向に回転可能に保持されて、他方の端部7bが、他方の第1アーム3に着脱可能に構成されている。
第2角度保持部材8は、棒状の部材で、一方の端部8aが第2アーム群10の一方の第2アーム5に鉛直方向に回転可能に保持されて、他方の端部8bが、他方の第2アーム5に着脱可能に構成されている。
なお、第1角度保持部材7および第2角度保持部材8は、図示しないターンバックルなどを備えていて、それぞれ延在方向に長さ調整可能としてもよい。このように、第1角度保持部材7の長さが調整可能であることにより、一対の第1アーム3,3どうしの開き角度を所望の角度に調整することができ、また第2角度保持部材8の長さが調整可能であることにより、一対の第2アーム5,5どうしの開き角度を所望の角度に調整することができる。
次に、上述した吊り下げ用治具1で、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22を吊って移動させる手順について説明する。
まず、図1に示すクレーン23のフック23aにブロック2のリング材11を掛けて、吊り下げ用治具1がクレーン23にセットされた状態とする。
このとき、クレーン23および吊り下げ用治具1の下方に、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22を仮置きできる図示しない台が設置されている状態とする。そして、本実施形態では、台上面に、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22を台の上面と平行にスライド可能とする図示しないガイド部材が設けられている状態とする。なお、台やガイド部材が設けられていない状態としてもよい。
そして、クレーン23の高さを調整して、第1アーム3の第1係止部4がガイド部材に対して第1リング状成形体21の高さよりもやや高い位置となるように吊り下げ用治具1をセットする。このとき、一対の第1アーム3,3どうしは、第1角度保持部材7によって、所定の開き角度に保持されており、第1リング状成形体21を設置可能な状態となっている。また、一対の第2アーム5,5どうしも、第2角度保持部材8によって、一対の第1アーム3,3間に設置される第1リング状成形体21と干渉しないように所定の開き角度に保持されている。
続いて、図2に示す第1リング状成形体21を吊り下げ用治具1に係止させる。
このとき、第1リング状成形体21をガイド部材の上に設置し、ガイド部材に沿ってスライドさせて吊り下げ用治具1の下に設置する。
そして、第1アーム3,3下端部の第1係止部4を第1リング状成形体21の凹部21aに係止させる。
続いて、第2リング状成形体22を吊り下げ用治具1に係止させる。
まず、クレーン23を駆動させて、吊り下げ用治具1を第1リング状成形体21と共に上昇させ、第1リング状成形体21とガイド部材との間に第2リング状成形体22が設置できる状態とする。このとき、一対の第2アーム5,5間は、第2リング状成形体22が設置可能な開き角度に保持された状態とする。
そして、第2リング状成形体22をガイド部材の上に設置し、スライドさせて、第1リング状成形体21の下方に位置させる。
そして、第2アーム5下端部の第2係止部6を第2リング状成形体22の上部側の凹部22aに係止させる。
このとき、第1アーム3の第1係止部4と第2アーム5の第2係止部6との間隔は、第1リング状成形体21の高さ寸法よりも大きくなっているため、第1リング状成形体21と第2リング状成形体22との接触を防ぐことができる。
続いて、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22を同時に吊上げて移動させる。
まず、クレーン23を駆動させて、吊り下げ用治具1を上昇させる。これに伴い、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22が上昇する。そして、クレーン23を所望の場所に水平移動させることによって、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22が所望の場所に移動することになる。
なお、吊上げた状態で第1リング状成形体21および第2リング状成形体22にエッチング処理などの作業を行ってもよい。
続いて、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22をクレーン23から下ろす。
まず、クレーン23を下降させて、第2リング状成形体22を下方のガイド部材と当接させる。そして、この状態で第2アーム5,5を外方にずらして第2係止部6と第2リング状成形体22の凹部22bとの係止を解く。これにより、第2リング状成形体22と第2アーム5,5とが離間する。
そして、第2リング状成形体22をガイド材に沿ってスライドさせて所定の位置に移動させる。
次に、クレーン23を更に下降させて、第1リング状成形体21をガイド部材に当接させる。そして、この状態で第1アーム3,3を外方にずらして第1係止部4と第1リング状成形体21の凹部21bとの係止を解く。これにより、第1リング状成形体21と第1アーム3,3とが離間する。
そして、第1リング状成形体21をガイド材に沿ってスライドさせて所定の位置に移動させる。
なお、第2リング状成形体22を所定の位置に下ろした後に、再度クレーン23を上昇させ、水平方向に移動させてからクレーン23を下降させ、第2リング状成形体22を下ろした位置と異なる位置に第1リング状成形体21を下ろしてもよい。
次に、上述した吊り下げ用治具1の効果について図面を用いて説明する。
本実施形態による吊り下げ用治具1によれば、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22を同時に吊上げることができるため、従来のように1つずつリング状成形体を吊上げて作業を行う場合と比べて、作業時間を短縮することができる効果を奏する。
また、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22は接触しないため、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22に同時にエッチング処理などの作業を行うことができる。
また、第1アーム3および第2アーム5がアーム保持部材12を中心に鉛直方向へ回転可能であることにより、一対の第1アーム3,3どうしの開き角度および一対の第2アーム5,5どうしの開き角度を所望の角度に調整することができる。このため、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22の大きさが異なる場合でも、同一の第1アーム3、第2アーム5を使用することができ、同一の吊り下げ用治具1で各種寸法の第1リング状成形体21および第2リング状成形体22を吊り下げることができる。
以上、本発明による吊り下げ用治具の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、吊り下げ用治具1は、第1角度保持部材7および第2角度保持部材8を備えているが、第1角度保持部材7および第2角度保持部材8を備えていない構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、第1アーム群9および第2アーム群10を備えているが、3つ以上のアーム群を備えて、3つ以上のリング状成形体を吊上げる構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、第1および第2アーム群9,10は、それぞれ一対の第1アーム3,3または一対の第2アーム5,5を備えているが、3つ以上のアームを備え、3つ以上のアームで第1リング状成形体21または第2リング状成形体22を保持しても良い。
また、上述した実施形態では、第1係止部4および第2係止部6は、それぞれ第1アーム3、第2アーム5の下端部3b,5bに設けられているが、アーム保持部材12よりも下側であれば、第1アーム3、第2アーム5の下端部3b,5b以外に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、第1アーム3、第2アーム5は、略直線状の部材を曲げた屈曲部材とこれを補強する補強部材とを備えているが、第1アーム3、第2アーム5は、これ以外の形状であってもよい。
また、上述した実施形態では、第1リング状成形体21および第2リング状成形体22は、第1係止部4、第2係止部6が係止する凹部21a、22aがそれぞれ上端部近傍に設けられているが、上端部近傍以外の位置に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、第1係止部4がフック状に形成され、第1リング状成形体21の凹部21aに掛けられることで、第1アーム3が第1リング状成形体21を係止するように構成されているが、第1アーム3が第1リング状成形体21を係止する構成は、これ以外の構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、第2係止部6がフック状に形成され、第2リング状成形体22の凹部22aに掛けられることで、第2アーム5が第2リング状成形体22を係止するように構成されているが、第2アーム5が第2リング状成形体22を係止する構成は、これ以外の構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、第1リング状成形体21を第1アーム3,3に係止させた後に第2リング状成形体22を第2アーム5,5に係止させているが、先に第2リング状成形体22を第2アーム5,5に係止させ、その後第1リング状成形体21を第1アーム3,3に係止させてもよい。また、予め第1リング状成形体21と第2リング状成形体22とを重ねて配置しておき、この状態で第1リング状成形体21を第1アーム3,3に係止させると共に第2リング状成形体22を第2アーム5,5に係止させ、第1リング状成形体21と第2リング状成形体22とを同時に吊り下げるようにしてもよい。
1 吊り下げ用治具
2 ブロック
3 第1アーム
4 第1係止部
5 第2アーム
6 第2係止部
7 第1角度保持部材
8 第2角度保持部材
9 第1アーム群(吊り下げアーム群)
10 第2アーム群(吊り下げアーム群)
21 第1リング状成形体
22 第2リング状成形体
23 クレーン(吊り下げ手段)

Claims (2)

  1. 吊り下げ手段に吊り下げられて複数のリング状成形体を鉛直方向に並べて吊り下げる吊り下げ用治具であって、
    吊り下げ手段に吊り下げられるブロックと、
    該ブロックに上端部が鉛直方向に回転可能に取り付けられると共に上端部よりも下側に前記リング状成形体を係止する係止部を有する複数のアームを有する吊り下げアーム群とを備え、
    前記吊り下げアーム群が、前記ブロックを中心に周方向に沿って複数取り付けられ、
    前記複数の吊り下げアーム群どうしの間では、前記アームの係止部の取り付け高さが異なっていることを特徴とする吊り下げ用治具。
  2. 前記吊り下げアーム群は、該吊り下げアーム群の前記複数のアームどうしの開き角度をある角度に保持する角度保持部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の吊り下げ用治具。
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