JP5680048B2 - 自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局 - Google Patents

自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局 Download PDF

Info

Publication number
JP5680048B2
JP5680048B2 JP2012255984A JP2012255984A JP5680048B2 JP 5680048 B2 JP5680048 B2 JP 5680048B2 JP 2012255984 A JP2012255984 A JP 2012255984A JP 2012255984 A JP2012255984 A JP 2012255984A JP 5680048 B2 JP5680048 B2 JP 5680048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact information
communication
control
distribution device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012255984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014103621A (ja
Inventor
節朗 森
節朗 森
桂一 板野
桂一 板野
俊和 軽部
俊和 軽部
江口 強
強 江口
剛弘 堀米
剛弘 堀米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIB LABORATORY, INC.
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
RIB LABORATORY, INC.
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RIB LABORATORY, INC., Honda Motor Co Ltd filed Critical RIB LABORATORY, INC.
Priority to JP2012255984A priority Critical patent/JP5680048B2/ja
Priority to US14/067,069 priority patent/US20140142723A1/en
Priority to DE102013018998.5A priority patent/DE102013018998A1/de
Publication of JP2014103621A publication Critical patent/JP2014103621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5680048B2 publication Critical patent/JP5680048B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0421Multiprocessor system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/385Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of a particular data processing system to different peripheral devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局に関する。
自動車、電車、飛行機、船、宇宙船など移動手段や、ロボット、製造装置、管理装置などの自動制御を行なう機器において制御対象となる機器と制御部との間を電線(ワイヤー)を用いて接続することにより、制御部によって制御対象の状態を監視し、この制御対象の動作を制御することが行われている。この電線は制御部と制御対象との間で制御および監視する状態(接点情報)の数だけ必要としており、それだけ構造が複雑になり製造コストを引き上げるものとなる。
そこで、シリアル通信などにより少ない電線を信号線として用いてデータ通信を行い、各種制御を行なう方法が発明され実用化に至っている。とりわけ、下記特許文献1に示す中継接続ユニットおよび電子制御ユニットのように、車載制御や機械制御などの制御システムにおいては、CAN(Controller Area Network)、FlexRay(ダイムラー・アーゲー社の登録商標)などの通信規格に準拠したメッセージの送受信を行なう車載LANなどの通信制御ICを用いて接点情報を示す信号の多重化を行うことにより、少ない信号線によって多数の制御対象を制御することが行なわれている。
加えて、車載LANを階層的に幾つかのグループに分けることも行われており、上位の車載LANと下位の車載LANの接続部にゲートウェイを配置することも行われている。さらに、車載LANには通信するメッセージが正確であるかどうかを判断するために冗長項の情報を同時に通信するなどしてエラーチェックを行ない、通信不良が発生したメッセージを廃棄することが行われている。これにより、通信不良によって変化したメッセージによって制御不良が発生することを事前に防止することができる。
図7は従来の自動制御システム90の例を示す図である。図7において、91は制御対象、92は制御対象91を接続する子局、93は制御対象91を制御する制御部94を設けた親局、95は親局93と子局92の間に介在し制御対象91に関する接点情報を中継する中継局、96は第1の通信線、97は第2の通信線、93a,95aは第1の通信線96を介して接点情報を送受信する通信部、95b,92aは第2の通信線97を介して接点情報を送受信する通信部、92bは前記通信部92aによって送受信する接点情報を記憶し制御対象91に入出力する入出力ポート、93bは前記通信部93aによって送受信する接点情報を記憶するデュアルポートメモリ(以下、DPMという)、95cは通信部95a,95bによって送受信する接点情報を記憶するDPMである。
なお、制御対象91は例えばモータ91a、このモータ91aに設けたロータリーエンコーダ91b、および、スイッチ91cなどを備える。
前記構成の自動制御システム90によれば、制御部94からモータ91aに送られる接点情報をDPM93bに書き込むことにより、このDPM93bに記憶させた接点情報を通信部93aが第1の通信線96を介して中継局95側の通信部95aに送信しDPM95cに書き込まれる。また、DPM95cに書き込まれた接点情報は通信95bによって第2の通信線97を介して子局92側の通信部92aに送信し入出力ポート92bに書き込まれることによりモータ91aに出力される。
同様に、ロータリーエンコーダ91bおよびスイッチ91cから入出力ポート92bに入力する接点情報は第2の通信線97および第1の通信線96を用いた通信によってDPM93bに接点情報が転送されて制御部94に入力されることにより、制御部94は各部91b,91cの状態に合わせてモータ91aを制御することができる。
特開2008−5290号公報
しかしながら、従来の自動制御システム90では通信部95b,92a、93a,95aによって送受信する接点情報の更新周期(通信周期)が制御部94による制御の周期よりも低速であるため、制御部94はその能力を十分に発揮することができなかった。つまり、制御部94が制御対象91の状態を検知できるのは、少なくとも通信部95b,92a、93a,95aによる最も遅い通信周期よりも長い時間が経過した後であるので、制御部94には長い待ち時間があり、それだけ制御部94は無駄な演算処理を行って無駄に電力消費を引き上げるものとなっていた。
加えて、制御部94が更新された接点情報を得られる周期は、中継局95の数や制御部94がDPM93bにアクセスするタイミングにも影響されるので、制御対象91の接点情報を検知できる遅れ時間の長さが不定となり、時間的に正確な制御を行うことができないという問題があった。
さらに、例えば接点情報としてロータリーエンコーダ91bのパルスを計数するような自動制御のロジックを組んでいる場合に、通信エラーの発生によって余分なパルスを計上したり、パルスの取りこぼしが発生することも考えられる。このような通信エラーに対応するために、各通信線96,97を用いた通信毎に通信エラーの検定を行うことも考えられるが、エラー検定による通信遅れの影響が大きく現われることも考えられる。
他方、有用なエラー検定方法の一つとして、接点情報が変化するときに2回連続で最新の情報に変化していることを確認する、いわゆる二連照合によるエラー検定が行われている。しかしながら、図7に示す例のように、速度の異なる通信が中継されている場合に、中継する通信のタイミングによっては誤りのある接点情報が二回連続して通信されることもあるので、二連照合を行っても通信不良を除去できないことが考えられる。
そこで、従来から通信部95b,92a、93a,95aによる通信速度を可能な限り高速にすることにより、制御部94による制御の同期性を確保しようとしていた。つまり、数十〜数百kHz程度の速度で変化する接点信号を送受信するために、十分に高速な、例えば数Mbps〜1Gbpsなどの高速通信が可能なLANを導入し、擬似的に同時性を得られるようにすることが考えられる。ところが、LANによる通信速度を高速化すればするほど、LANの導入にかかるコストが引き上げられることは避けられなかった。
加えて、近年では制御部として用いられるマイクロコンピュータに、例えば、SPI(Serial Peripheral Interface:モトローラ社が提唱した通信規格)、I2C(アイ・スクエアド・シー:フィリップス社が提唱した通信規格)に準拠するポート、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)ポートおよびアイソクロナス方式のシリアルバスインターフェースを備えるものが多く、これらを活用した簡素化が望まれている。
本発明は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、無駄な信号処理を防止しながら、制御対象を同期させて制御することができる自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1発明は、制御対象に接続される子局と、前記制御対象を制御する制御部に接続される親局と、前記親局と子局の間に介在して所定の通信周期内に通信される一連の接点情報を収集し分配する接点情報収集分配装置と、少なくとも一つの接点情報収集分配装置を介して親局と子局の間を接続する複数の通信線とを備え、前記接点情報収集分配装置はすべての通信線に対して制御対象の接点情報を通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報の収集および分配を行なうものであり、かつ、前記制御部は前記接点情報収集分配装置を介して収集する接点情報を前回の通信周期において収集した過去の接点情報と比較して一致するときに真であるとして、この真の接点情報による制御を行なうものであることを特徴とする自動制御システムを提供する。(請求項1)
前記自動制御システムでは、親局が接点情報収集分配装置に対して接点情報の送受信を行う一方、前記接点情報収集分配装置を介する通信によって所定の通信周期内に子局に対して一連の接点情報の送受信を行うものであるので、親局においても子局においても所定の通信周期毎に一連の接点情報の更新が完了する。
なお、本発明における接点情報とは例えば制御対象のアクチュエータをオン/オフ制御するための接点を示すビット情報、および、制御対象のセンサまたはスイッチのオン/オフ状態を示すビット信号を意味しており、例えば、ハイ/ローの2つ値を持つ信号、または、ハイ/ロー/オープンの3つの値を持つ信号を意味する。この接点情報は、最適には車両などの移動体に搭載された各制御対象を制御するビット情報であるが、そのほかのFA機器などの自動制御システムに用いられる種々のビット情報であっても、一連のビット情報を所定の通信周期内に収集分配するあらゆる通信システムに適用可能であることはいうまでもない。
前記制御部は、通信によって収集する接点情報を前回の通信周期おいて収集した過去の接点情報と比較して一致するときに真であるとしてこの接点情報による制御を行うものであるので、通信した接点情報が正確であることを確認してから制御対象を制御することができ、動作に信頼性がある。つまり、接点情報の比較は通信周期をまたいで行われ、2回連続して同じ接点情報を受信したことを確認する方法(以下、二連照合という)である。ノイズなどの外乱によって発生する通信不良が通信周期をまたいで同じ接点情報に同じ影響を連続して与えることは極めて稀であり、事実上ありえないと言える。したがって、前記二連照合によって通信不良による誤った制御を事実上なくすことができる。
また、前記制御部による自動制御に用いる接点情報が所定の通信周期によって計算できる既知の遅れ時間だけ遅れて更新されるので、制御部は同期制御を行うことが可能であり、それだけ制御の信頼性が向上する。加えて、前記二連照合によれば、複数の通信線に跨って通信される接点情報を制御部における一度の比較によって確認することができるので、制御部にかける信号処理の負荷を必要最小限に抑えることができる。
制御部は例えばワンチップマイコンの演算処理部であり、前記通信線を用いる通信は例えばワンチップマイコンに一般的に内蔵されたシリアル通信ポートによって行われる。このシリアル通信ポートは、例えばSPI、I2Cなどのシリアルバスインターフェース、アイソクロナス方式のシリアルインターフェース、RS−232C規格に準拠するUART、トークンパッシング方式による通信の何れかのシリアル通信を行う接点情報送受信部である。そして、この場合の親局はワンチップマイコンそのものであり、この親局はその内部の演算処理部からなる制御部と接続される前記接点情報送受信部(シリアル通信ポート)を備えることになる。
また、制御部は制御対象を自動制御する例えばシーケンス制御のプログラムなどを実行可能に構成されたものである。さらに、制御部はシリアル通信によって一連の接点情報の送受信を行うものであることが好ましく、これによって信号線の数を少なくすることができ、それだけ、ワンチップ化したときのパッケージの小型化と配線の簡略化を図ることができる。
制御部と親局の接点情報収集分配装置との間で行われるシリアル通信は、接点情報収集分配装置が親局に中継するべき接点情報の転送準備完了を示す転送準備完了信号を送信し、親局がこの転送準備完了信号を受信したときに接点情報の送受信を開始することにより、全ての通信線に対する同期をとることが考えられる。しかしながら、親局側から接点情報収集分配装置に間欠的に転送開始タイミング信号を送信し、接点情報収集分配装置がこの転送開始タイミング信号の受信に伴って接点情報の送受信を開始するようにして、同期を取るようにしてもよい。あるいは、前記信号を省略して、親局から接点情報収集分配装置に接点情報のシリアル信号を送信開始するときに、接点情報収集分配装置はシリアル信号の受信開始に同期させて子局側に接点情報の送受信を開始させることも可能である。
さらに、接点情報収集分配装置と子局の間で行われる通信は、例えばSPI、I2Cなどのシリアルバスインターフェース、アイソクロナス方式のシリアルインターフェース、RS−232C規格に準拠するUARTによるシリアル通信を行なうものであってもよいが、移動体における接点情報の収集分配を行う場合には電源重畳(PLC:Power Line Communications)を行って通信線を電源線と共用して省線化を図るものであることが好ましい
制御部による自動制御を行う演算処理は通常、通信線を用いた通信周期よりも十分に高速であるので、制御部には高速処理を行う能力を必要としておらず、それだけ安価にて形成することができる。あるいは、制御部は制御対象の自動制御のみならず他の演算処理を並列処理するものであることにより、その演算処理能力を有効活用することも可能である。何れの場合にも接点情報収集分配装置の通信周期に同期して自動制御を行うことにより、必要十分な自動制御の処理を実行できる。
所定の前記通信周期内に一連の接点情報の送受信を行う通信を用いて、前記接点情報収集分配装置はすべての通信線に対して制御対象の接点情報を通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報の収集および分配を行うものである場合(請求項2)には、通信周期を確実に一定の長さにすることができる。つまり、制御部は所定の通信周期に合わせてシーケンスプログラムなどの自動制御プログラムを実行し、各制御対象の状態に合わせた自動制御を行い、その自動制御を通信周期に完全に同期させることができる。
前記制御部は、前回の通信周期において受信した接点情報を記憶させる第1のバッファと、今回の通信周期において受信した接点情報を前記第1のバッファに記憶させた前回の接点情報と比較して一致するときにその内容を真であるとして更新して記憶させる第2のバッファとを備え、前記制御対象を第2のバッファに記憶させた接点情報に基づいて制御するものである場合には、前回の通信周期において受信した接点情報が第1のバッファに記録されるので、第1のバッファに記録された接点情報と今回受信した接点情報の比較を行うことにより、一致するなら2回連続して同じ最新の接点情報を受信していることを容易に判断することができ、その接点情報の値を真の値として信頼できることができる。また、前記一致によって正確な値であることが確認できた接点情報が第2のバッファに記憶されるので、この第2のバッファに記憶された接点情報に基づいて制御を行うことにより、信頼性の高い自動制御を容易に行うことができる。前記一致の確認は容易に行うことができる信号処理であり演算処理部においてソフトウェアによって行ってハードウェア構造を簡略化し、制御部が通信による接点情報の更新を待っている時間を有効活用することも可能である。しかしながら、比較器を用いてハードウェア的に行って、演算処理部にかける演算処理の負荷を可能な限り軽減してもよい。何れにしても、制御部は複数のシリアル通信を制御することになるが、その演算処理部に大きな処理の負荷をかけることがない。
第2発明は、制御対象に接続される子局と前記制御対象を制御する制御部に接続される親局の間に介在し、複数の通信線にそれぞれ接続されて制御対象の接点情報を所定の通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報を送受信する接点情報送受信部と、送受信した接点情報を記憶する中継バッファと、各通信線における通信周期を前記制御部による制御に同期させる通信周期調整部とを備えることを特徴とする接点情報収集分配装置を提供する。(請求項3)
前記接点情報収集分配装置は、各接点情報送受信部が一連の接点情報を所定の通信周期内に送受信するものであるので、中継バッファに記憶する接点情報を所定の通信周期内に最新の情報に更新することができる。加えて、通信周期調整部は、各通信線における通信周期を前記制御部による制御に同期させるものであるので、前記通信周期毎に中継バッファの内容が最新の接点情報に更新される。
前記接点情報送受信部は、例えばSPI、I2Cなどのシリアルバスインターフェース、アイソクロナス方式のシリアルインターフェース、RS−232C規格に準拠するUARTなどを含むのシリアル通信ポート、トークンパッシング方式の通信を行うシリアル通信ポートのいずれかである。
なお、通信周期調整部は種々の方法で接点情報送受信部による接点情報の送受信を制御して通信周期の同期を取ることができるが、例えば、親局との間で、転送を許可する転送許可信号、転送する子局側のデータの準備が整ったことを示す転送準備完了信号、転送するべき親局側のデータの転送が完了したことを示す転送完了信号などを送受信することにより、同期を取ることが好ましい。
つまり、例えば通信周期調整部は、親局から転送許可信号を受信した時点で子局側の接点情報送受信部に子局からの接点情報を受信させて中継バッファに記憶させた後に、親局側に転送準備完了信号を出力し、次いで、親局側の接点情報送受信部に親局との接点情報の送受信を行わせて中継バッファに記憶させ、親局側から転送完了信号を受信した時点から子局側の接点情報送受信部に親局からの接点情報を送信させるものである。これにより、まず親局が受け取るべき接点情報を子局側の通信線を介して受信し、次いで、親局との通信を行って接点情報の送受信を行ない、親局側からの接点情報を受信し終えたときに、子局側の通信線を介して接点情報送信するように構成することにより、一つの通信周期内の通信によって親局と子局の接点情報の同期をとることが可能である。
しかしながら、通信周期調整部は、通信周期の始まる時点で中継バッファに記憶させている接点情報によって親局側および子局側の接点情報送受信部による通信を同時に開始させ、通信周期が終了する時点で中継バッファ内の接点情報を更新するようにしてもよい。この場合、接点情報は接点情報収集分配装置を介在させる毎に1通信周期遅れて更新されることになるが、その遅れ時間は既知であるので、遅れ時間を考慮した自動制御を的確に行うことができる。
何れの場合にも、接点情報収集分配装置は所定の通信周期内に一連の接点情報を送受信するものであるから、送受信される接点情報は前記所定の通信周期毎に同期をとるように更新できる。
第3発明は、制御対象に接続されて制御対象から得られる接点情報を入力する入力部と、この入力部から入力した接点情報を通信線に送信する一方、前記制御対象を制御する制御部に接続された親局からの接点情報を通信線から受信することにより通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報を所定周期内に送受信する接点情報送受信部と、前記通信周期内に受信した接点情報を前回の通信周期内に受信した一連の接点情報と比較して一致するときに真であるとして制御対象に出力する出力部とを備えることを特徴とする自動制御システムの子局を提供する。(請求項4)
前記入力部から入力した接点情報は接点情報送受信部を介して親局側に送信されることにより、制御部は制御対象の接点情報を得ることができ、制御部からの接点情報を接点情報送受信部を介して受信し出力部が制御対象に出力することにより、制御部からの接点情報によって制御対象を動作させることができる。また、前記接点情報送受信部によって送受信する接点情報は所定の通信周期毎に更新されるものであるから、制御部は制御対象を同期制御することができ、正確な応答時間の制御ができるので、それだけ自動制御の信頼性が向上する。
また、出力部は通信周期内に受信した接点情報を前回の通信周期に受信した一連の接点情報と比較して一致するときに真であるとするものであるから、受信した接点情報が正確であることを確認した後に、正しい接点情報が制御対象に出力されるので、通信不良による動作不良を防止することができる。
なお、前記接点情報送受信部は、例えばSPI、I2Cなどのシリアルバスインターフェース、アイソクロナス方式のシリアルインターフェース、RS−232C規格に準拠するUARTなどを含むのシリアル通信ポート、トークンパッシング方式の通信を行うシリアル通信ポートのいずれかである。
前述したように、本発明によれば、制御対象を通信周期と同じ周期で同期させた状態で制御することができるので、無駄な演算処理を行うことがない。つまり、無駄な演算処理に伴う電力消費の増加を防止し、制御部にかける演算処理の負荷を小さく抑えることができる。
また、同期制御によって制御対象と制御部の間で送受信する接点情報の遅れ時間が既知の値であるから、時間的に正確な制御を行って制御の信頼性を向上することができる。
加えて、通信エラーの発生などによって接点情報に改変が発生したときにもこの接点情報をより確実に取除くことができ、それだけ信頼性が向上する。
本発明の第1実施形態の自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局の全体構成を示す図である。 図1に示す自動制御システムの要部接続状態を示す図である。 前記自動制御システムによる通信の例を示す図である。 第2実施形態の自動制御システムの全体構成を示す図である。 図4に示す前記自動制御システムの要部接続状態の例を示す図である。 前記自動制御システムによる通信の例を示す図である。 従来の自動制御システムの例を示す図である。
以下、図1〜図4を用いて、本発明の第1実施形態に係る自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局を説明する。図1は本発明の車両の自動制御システム1の全体構成を示し、図2は接続状態を示し、図3は前記自動制御システムの動作を説明する図である。
図1に示す自動制御システム1は例えば車両の窓開閉制御を行うものであり、2は制御対象である。また、その制御対象2は少なくともモータ2a、モータ2aに設けたロータリーエンコーダ2b、窓の操作入力などを行うスイッチ2cを備える。
3は制御対象2に接続される子局、4は制御対象2を制御する制御部、5は制御部4に接続される(本実施形態では制御部4を演算処理部として内蔵してその内部で接続されているワンチップマイコンからなる)親局、6は接点情報収集分配装置、7は接点情報収集分配装置6と親局5の間をSPIによって接続する通信線、8は接点情報収集分配装置6と子局3の間を電源重畳通信(PLC)によるトークンパッシング方式の通信を行って接続する通信線(本実施形態では電源線であるが以下の説明においても通信線8という)、9は親局5と接点情報収集分配装置6とを備えた自動制御システム1の制御ユニット(以下、ECU)である。
前記子局3は通信線8に接続されてトークンパッシング方式の通信をPLCによって行うことにより接点情報の送受信を行う接点情報送受信部10と、この接点情報送受信部10を介して受信する接点情報を制御対象2に出力する出力部11と、制御対象2から得られる接点情報を入力して接点情報送受信部10を介して送信できるようにする入力部12とを備える。また、出力部11は接点情報送受信部10を介して受信する一連の接点情報を記憶する第1のバッファ11aと、接点情報送受信部10を介して受信する接点情報を第1のバッファ11aに記憶させた前回の接点情報と比較して一致するときに記憶する第2のバッファ11bと、第2のバッファ11bに記憶させた接点情報をモータ2aに増幅して出力するドライブ回路からなる出力ポート11cとを備える。一方、入力部12は制御対象2b,2cからの接点情報を入力する入力ポート12aと、この入力ポート12aを介して入力した接点情報を記憶する入力バッファ12bとを備える。
上述の実施形態では出力部11にハードウェアによって2つのバッファ11a,11bを備えることにより、受信した接点情報を前回の通信周期内に受信した一連の接点情報と比較して一致するときに真であるとして出力する例を示しているが、このバッファ11a,11bを接点情報送受信部10に設けてもよいことはいうまでもない。なお、本実施形態では車両の運転席側に設けた子局3の構成だけを詳細に記載しているが、車両の助手席、後部座席の子局3においても図示は省略しているが接点情報送受信部10、出力部11、入力部12および制御対象2を備える。
また、前記親局5を構成するワンチップマイコンはSPIによる双方向シリアル通信を行う接点情報送受信部13と、この接点情報送受信部13を介して送信するべき接点情報を記録する送信バッファ14と、接点情報送受信部13を介して受信する一連の接点情報を記憶する第1のバッファ15と、今回の通信周期において受信した接点情報を第1のバッファ15に記憶させた前回の一連の接点情報と比較して一致するときに真であるとして更新記憶させる第2のバッファ16とを備える。
なお、本実施形態において前記親局5の主要部は接点情報送受信部13であり、この接点情報送受信部13が前記バッファ14〜16を介して制御部4に接続されている。したがって、制御部4は親局5を構成するワンチップマイコン内に形成された状態で制御部4は親局5に接続されている。また、前記バッファ14〜16は何れもワンチップマイコンの演算処理部によってアクセス可能なメモリであり、制御部4が実行可能なプログラムによって管理される記憶領域であるが、これらのバッファ14〜16を制御部4内のレジスタによって構成しても、メモリ素子などのハードウェアによって構成してもよい。
前記接点情報収集分配装置6は前記通信線7,8にそれぞれ接続されて所定の通信周期内に一連の接点情報を送受信する接点情報送受信部17,18と、送受信した接点情報を記憶するデュアルポートメモリなどからなる中継バッファ19と、各通信線17,18における通信周期を前記制御部による制御に同期させる通信周期調整部20とを備える。なお、本実施形態において前記接点情報送受信部17は通信線7を介してSPIによる双方向通信を行うものであり、接点情報送受信部18は通信線8を介してトークンパッシング方式の通信をPLCによって行うものである。前記中継バッファ19は親局5からの接点情報を記憶する領域と子局3からの接点情報を記憶する領域を分けて形成しているが、その大きさは取り扱う一連の接点情報の内容に合わせて設定可能として汎用性を高めることが好ましい。
図2に示すように、親局5と接点情報収集分配装置6との接続部においてはSPIによる双方向のシリアル通信を行うために、前記通信線7は、親局5側から出力される動作クロック信号SCLK、通信線8に対する電源重畳を許可する転送許可信号PLCEN、接点情報収集分配装置6の転送開始タイミング信号SS、および、親局5が一連の接点情報の送受信を完了したことを示す転送完了信号DATAENと、接点情報収集分配装置6側から出力される動作可能状態を示す動作可能信号WREQ、および、転送準備完了信号RDYと、双方のシリアルデータをビットストリームによって送受信するSPIバスラインMOSI,MISOを備える。
以下、図3を用いて、親局5、接点情報収集分配装置6、子局3の間で送受信される接点情報の同期を保つ方法を説明する。
前記親局5は時点t0において、接点情報収集分配装置6に通信線8を用いたPLCによるデータ転送の許可を示す転送許可信号PLCENを出力すると、接点情報収集分配装置6の通信周期調整部20は親局5に動作可能信号WREQを出力すると同時に接点情報送受信部18にPLCによるトークン信号の発信を開始させて各子局3の接点情報の収集を行なわせ、各子局3の入力部に入力された接点情報をPLCによって受信し、各子局3から収集した最新の接点情報をバッファ19に記憶させる。このとき、入力部12にバッファ12bを設けているので、入力する最新の接点情報を安定させることができる。その後、時点t1において転送準備完了信号RDYを出力する。
次いで、親局5は転送準備完了信号RDYが出力されていることを確認して、転送開始タイミング信号SSを接点情報収集分配装置6に出力すると共に接点情報収集分配装置6との間でSPIによる双方向のシリアル通信を行って一連の接点情報の送受信を双方向に行う。このとき、接点情報送受信部13によって受信した各子局3からの一連の接点情報は、第1のバッファ15に記録された前回の接点情報と比較されて一致するものだけが第2のバッファ16に書き込まれるので、第2のバッファ16にはノイズなどの外乱によって誤りが混入したような情報が入ることがない。一方、親局5から各子局3に対して配信される接点情報もバッファ14を介して送られるので、最新の接点情報を安定させることができる。そして、収集分配するべきすべての一連の接点情報の送受信完了した時点t2において、親局5は転送完了信号DATAENを出力する。
接点情報収集分配装置6の通信周期調整部20は親局5が転送完了信号DATAENを出力していることを確認することにより、中継バッファ19に親局5からの最新の接点情報が記録されたことを確認して、接点情報送受信部18にPLCによるトークン信号の発信を開始させて親局5から受信した一連の接点情報をPLCによって子局3に送信する。
さらに、前記通信周期調整部20は接点情報送受信部18を用いて各子局3に親局5からの最新の接点情報を分配させた時点t3から、各子局3の接点情報の収集を行なわせ、各子局3の入力部に入力された接点情報をPLCによって受信し、収集した最新の接点情報をバッファ19に記憶させる。その後、時点t4において親局5側に転送準備完了信号RDYを出力する。以下、前記時点t1〜t4の信号のやりとりを繰り返すことにより、自動制御システム1上のすべての部分を転送準備完了信号RDYに同期させた一つの通信周期Tにて一連の接点情報の収集分配を行うことができる。
また、前記親局5における制御部4は前記通信周期Tに合わせてシーケンスプログラムなどの自動制御プログラムを実行し、各制御対象2の状態に合わせた自動制御を行うことができる。通信線7,8は何れも所定の通信周期内に一連の接点情報の送受信を行うものであるので、前記通信周期Tを確実に一定の長さにすることができ、制御部4による自動制御もこの通信周期Tに完全に同期させることができる。
したがって、複数の通信線7,8を跨って複数のプロトコルによる通信を行う場合であっても、制御対象2の接点情報が既知の通信周期Tの倍数の時間だけ遅れて制御部4に入力され、制御部4から出力される接点情報が既知の通信周期Tの倍数の時間だけ遅れて各制御対象2に出力されるので、制御部4はこれらの遅れ時間を見越して制御対象2を正確に制御することが可能となる。
制御部4はその動作速度に対して一般的に遅い通信周期T毎に接点情報の収集分配を行うことにより自動制御を行なうものであるから、高速動作を求められておらず、安価なワンチップマイコンで実行可能である。また、制御部4が通信周期Tに同期した自動制御を行うので、自動制御の処理を行わない時間を利用して他の信号処理を行うことも可能である。
図4は第2実施形態の自動制御システム21の構成を示す図であり、図5は要部の接続状態を示す図であり、図6はその通信の例を示す図である。図4〜図6において、図1〜3と同じ符号の部分は同一または同等の部分であるから、その詳細な説明を省略する。
図4において、22,23は上位と下位の接点情報収集分配装置であり、24は上位と下位の接点情報収集分配装置22,23を接続する通信線である。本実施形態においては複数の通信線7,24,8によるシリアル通信を3段階の階層に分けて行うものであり、通信線24を用いた中間の階層では例えばI2Cによるシリアル通信を行う。従って、接点情報収集分配装置23は複数設けることができ、これによって下位の接点情報収集分配装置23が扱う接点情報のデータ量を削減することができるが、説明を簡略化するために図示は省略する。
図5に示すように、親局4と上位の接点情報収集分配装置22の間を接続する通信線7は、動作クロック信号SCLK、転送許可信号PLCEN、接点情報収集分配装置22の転送開始タイミング信号SS、および、転送完了信号DATAEN1と、接点情報収集分配装置22から出力される動作可能状態を示す動作可能信号WREQ1、および、転送準備完了信号RDY1と、双方のシリアルデータを送受信するSPIバスラインMOSI,MISOを備える。
一方、上位と下位の接点情報収集分配装置22,23の間を接続する通信線24は、動作クロック信号SCLK、転送許可信号PLCEN、および、接点情報収集分配装置22から接点情報収集分配装置23へ転送するべき一連の接点情報の転送が完了したことを示す転送完了信号DATAEN2と、接点情報収集分配装置23から出力される動作可能状態を示す動作可能信号WREQ2、および、接点情報収集分配装置23から接点情報収集分配装置22に送信するべき接点情報の準備が完了したことを示す転送準備完了信号RDY2と、双方のシリアルデータを送受信するI2CバスラインSDAを備える。
以下、図6を用いて第2実施形態の動作を説明する。親局5は時点t5において、接点情報収集分配装置22,23に転送許可信号PLCENを出力すると、接点情報収集分配装置22,23は動作可能信号WREQ1,WREQ2を出力すると同時に、接点情報収集分配装置23は通信線8を用いたPLCによる通信によって各子局3の接点情報の収集を行った後に、時点t6において転送準備完了信号RDY2を出力する。上位の接点情報収集分配装置22はこの転送準備完了信号RDY2を確認して、通信線24を用いたI2Cによる通信によって接点情報収集分配装置23からの接点情報の収集を行った後に、時点t7において転送準備完了信号RDY1を出力する。
次いで、親局5は転送準備完了信号RDY1が出力されていることを確認して、上位の接点情報収集分配装置22との間でSPIによる双方向のシリアル通信を行って一連の接点情報の送受信を双方向に行う。そして、収集分配するべきすべての一連の接点情報の送受信完了した時点t8において、親局5は転送完了信号DATAEN1を出力する。
また、上位の接点情報収集分配装置22は親局5が転送完了信号DATAEN1を出力していることを確認することにより、親局5からの最新の接点情報の受信が完了したことを確認し、通信線24を用いたI2Cによる通信によって親局5からの一連の接点情報を下位の接点情報収集分配装置23に送信し、親局5からの一連の接点情報をすべて転送し終えた時点t9において、接点情報収集分配装置23に転送完了信号DATAEN2を出力する。
さらに、下位の接点情報収集分配装置23は、接点情報収集分配装置22が転送完了信号DATAEN1を出力していることを確認した時点t9から、通信線8を用いて各子局3に親局5からの最新の接点情報を分配し、これが完了した時点t10から、各子局3の接点情報の収集を行ない、各子局3の入力部に入力された接点情報をPLCによって受信し、時点t11において転送準備完了信号RDY2を出力する。以下、前記時点t6〜t11の信号のやりとりを繰り返すことにより、自動制御システム21上のすべての部分を転送準備完了信号RDY1,2に同期させた一つの通信周期T’にて一連の接点情報の収集分配を行うことができる。
本実施形態のように複数の通信線8,24を用いて幾つかの階層に分けた接点情報の収集分配を行うことにより、データ量の多い一連の接点情報を収集分配する場合にも、下位の通信線8を用いて収集分配する接点情報のデータ量を分割して減らすことができるので、通信線8の通信速度が比較的低速であっても取り扱う接点情報のデータ量を絞ることにより結果的に通信周期T’を短くすることができる。
本実施形態のように自動制御システム21を構成する通信線7,8,24の構成が複雑になったとしてもエラー検定はその両端の局(親局5と子局3)において二連照合によって一度に行うことができ、通信不良によるエラーをより確実に取除く行うことができるので、複数の通信線を跨いだ接点情報の収集分配をシンプルかつ高信頼性をもって行うことができる。
1,21 自動制御システム
2 制御対象
3 子局
4 制御部
5 親局
6,22,23 接点情報収集分配装置
7,8,24 通信線
10 接点情報送受信部
11 出力部
12 入力部
15 第1のバッファ
16 第2のバッファ
17,18 接点情報送受信部
19 中継バッファ
20 通信周期調整部
T,T’ 通信周期

Claims (4)

  1. 制御対象に接続される子局と、前記制御対象を制御する制御部に接続される親局と、前記親局と子局の間に介在して所定の通信周期内に通信される一連の接点情報を収集し分配する接点情報収集分配装置と、少なくとも一つの接点情報収集分配装置を介して親局と子局の間を接続する複数の通信線とを備え、
    前記接点情報収集分配装置はすべての通信線に対して制御対象の接点情報を通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報の収集および分配を行なうものであり、かつ、
    前記制御部は前記接点情報収集分配装置による接点情報の収集および分配を同期させて行わせるものであると共に、前記接点情報収集分配装置を介して収集する接点情報を前回の通信周期において収集した過去の接点情報と比較して一致するときに真であるとして、この真の接点情報による制御を行なうものであることを特徴とする自動制御システム。
  2. 所定の前記通信周期内に一連の接点情報の送受信を行う通信を用いて、前記接点情報収集分配装置はすべての通信線に対して制御対象の接点情報を通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報の収集および分配を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動制御システム。
  3. 制御対象に接続される子局と前記制御対象を制御する制御部に接続される親局の間に介在し、複数の通信線にそれぞれ接続されて制御対象の接点情報を所定の通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報を送受信する接点情報送受信部と、
    送受信した接点情報を記憶する中継バッファと、
    各通信線における通信周期を前記制御部による制御に同期させる通信周期調整部とを備えることを特徴とする接点情報収集分配装置。
  4. 制御対象に接続されて制御対象から得られる接点情報を入力する入力部と、
    この入力部から入力した接点情報を通信線に送信する一方、前記制御対象を制御する制御部に接続された親局からの接点情報を通信線から受信することにより通信周期毎に同期させるように更新する一連の接点情報を送受信する接点情報送受信部と、
    前記通信周期内に受信した接点情報を前回の通信周期内に受信した一連の接点情報と比較して一致するときに真であるとして制御対象に出力する出力部とを備えることを特徴とする自動制御システムの子局。
JP2012255984A 2012-11-22 2012-11-22 自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局 Expired - Fee Related JP5680048B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255984A JP5680048B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局
US14/067,069 US20140142723A1 (en) 2012-11-22 2013-10-30 Automatic control system
DE102013018998.5A DE102013018998A1 (de) 2012-11-22 2013-11-13 Automatisches Steuersystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255984A JP5680048B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014103621A JP2014103621A (ja) 2014-06-05
JP5680048B2 true JP5680048B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=50625675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012255984A Expired - Fee Related JP5680048B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140142723A1 (ja)
JP (1) JP5680048B2 (ja)
DE (1) DE102013018998A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2987528B1 (fr) * 2012-02-28 2015-03-20 Valeo Sys Controle Moteur Sas Procede de communication periodique entre au moins un premier systeme et au moins un deuxieme systeme par l'intermediaire d'une liaison serie synchrone full duplex
JP6056424B2 (ja) * 2012-11-29 2017-01-11 株式会社デンソー 車載プログラム更新装置
JP5604538B2 (ja) * 2013-01-28 2014-10-08 株式会社リブ技術研究所 電力線搬送通信の受信回路
JP6465620B2 (ja) * 2014-10-31 2019-02-06 ヤマハ発動機株式会社 制御システムおよび制御方法
CN106094635A (zh) * 2016-07-04 2016-11-09 周英 一种可实现语音交互的工业机器人系统
CN106980301B (zh) * 2017-03-08 2019-11-08 北京数码大方科技股份有限公司 通信方法和装置
CN111830856B (zh) * 2019-04-22 2024-03-01 中车株洲电力机车研究所有限公司 一种列车主控系统
US20220026859A1 (en) * 2021-07-16 2022-01-27 Delta Electronics (Shanghai) Co., Ltd. Multi-unit cooperative distributed electrical control system and electrical system
CN114142885B (zh) * 2021-11-24 2023-09-05 歌尔股份有限公司 一种异步收发系统

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633755A (en) * 1979-08-29 1981-04-04 Fuji Electric Co Ltd Wire article selling system
US4534025A (en) * 1983-02-24 1985-08-06 United Technologies Automotive, Inc. Vehicle multiplex system having protocol/format for secure communication transactions
JPS63138826A (ja) * 1986-11-29 1988-06-10 Nec Corp デ−タ伝送方式
US5481456A (en) * 1990-09-04 1996-01-02 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Electronic control system having master/slave CPUs for a motor vehicle
JPH0530068A (ja) * 1991-07-24 1993-02-05 Nec Corp 調歩式データ多重化方式
US6008733A (en) * 1994-10-31 1999-12-28 Daikin Industries, Ltd. Air conditioning system master/slave control unit determination
JP3611894B2 (ja) * 1995-03-30 2005-01-19 富士通株式会社 二重化構成をもつシステム制御装置
JP3241980B2 (ja) * 1995-11-20 2001-12-25 アルプス電気株式会社 多重通信システム
US6467065B1 (en) * 1999-07-09 2002-10-15 Delphi Technologies, Inc. Master/slave control system and method
JP3707412B2 (ja) * 2001-10-01 2005-10-19 株式会社デンソー 車載受信装置及び車両用ワイヤレスシステム
US6460356B1 (en) * 2001-10-02 2002-10-08 Paccar Inc. HVAC control system for a multizoned vehicle
JP4178552B2 (ja) * 2003-07-24 2008-11-12 株式会社安川電機 マスター・スレーブ同期通信方式
JP4223909B2 (ja) * 2003-09-24 2009-02-12 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP4839140B2 (ja) 2006-06-23 2011-12-21 株式会社オートネットワーク技術研究所 中継接続ユニット
JP2008252882A (ja) * 2007-03-05 2008-10-16 Yaskawa Electric Corp センサー用シリアル通信装置およびシリアル通信方法
JP5114329B2 (ja) * 2008-07-22 2013-01-09 京楽産業.株式会社 Plc通信を用いた遊技ホール用ネットワークシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20140142723A1 (en) 2014-05-22
JP2014103621A (ja) 2014-06-05
DE102013018998A1 (de) 2014-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5680048B2 (ja) 自動制御システム、接点情報収集分配装置および自動制御システムの子局
US7983250B2 (en) Method and communications system for transmitting information in a motor vehicle
US7783908B2 (en) Method and device to wake-up nodes in a serial data bus
CN103377083B (zh) 用于运行冗余的自动化系统的方法
US7801131B2 (en) Method for transmitting data in messages via a communication link of a communication system, as well as a communication module, user of a communication system, and communication system for implementing this method
Berwanger et al. FlexRay–the communication system for advanced automotive control systems
CN103210384B (zh) 用于在处理器模块之间传输数据的方法和电路装置
JPH06169314A (ja) ローカル動作ネットワーク用バスシステム
JP7030742B2 (ja) 通信システム、および通信制御方法
US20180103121A1 (en) Operation method of communication node for selective wake-up in vehicle network
JPH04114203A (ja) 車輌用電子制御システム
US20100281131A1 (en) User Interface Between a Flexray Communications Module and a Flexray User, and Method for Transmiting Message Over Such an Interface
US20160283432A1 (en) Protocol-tolerant communications in controller area networks
CN103580970A (zh) 基于vme总线的通信板卡和数据通信方法
JP6410914B1 (ja) シリアル通信システム
JPH0424702A (ja) 制御システム
CN202772912U (zh) 基于vme总线的通信板卡
JP5360308B2 (ja) 通信ノード、及び通信システム並びに方法
JP4019840B2 (ja) ネットワーク通信システム、およびこのネットワーク通信システムを用いた制御処理システム
JP3750636B2 (ja) データ中継装置および多重通信システム
KR101165854B1 (ko) 모스트 시스템의 자기진단 시스템
US20240054093A1 (en) Method for performing data transmission
EP4231595A1 (en) Relay device, communication network system, and communication control method
Mischo et al. Basic principles of networking
Somers Investigation of a flexray-can gateway in the implementation of vehicle speed control

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5680048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees