JP5679765B2 - 昇降手摺装置 - Google Patents

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Description

この発明は、昇降手摺装置に関し、特に、舞台と舞台下方の奈落との間に設けられる迫り装置における迫り床を昇降させるための昇降手段を設置させる奈落に形成のピットに人などが落下するのを防止する手摺体を有する昇降手摺装置の改良に関する。
周知のように、演劇型ホールなどにあっては、多くの場合に、舞台と舞台下方の奈落との間に迫り装置が設けられるが、この迫り装置における迫り床は、奈落におけるピットに設置される昇降手段で昇降される。
そして、昇降手段が設置されるピットは、奈落床を下方に掘り下げるようにして設けられると共に開口が迫り床で閉塞されるように設定され、したがって、ピットの開口が迫り床の最下降で閉塞されるときには、ピットに人や物などが落下する危惧はなく、たとえば、迫り床に対する人の乗降の際における安全が保障される。
しかし、たとえば、迫り床が舞台床の開口を閉塞しているなどの迫り床の上昇時には、ピットの開口が露呈し、したがって、ピットに人や物などが落下する危険がある。
そこで、迫り床が上昇してピットの開口が露呈するときには、指針などで定められていることもあって、人がピットに落下しないようにピットの開口周辺に手摺体やそれに類する物を設けることが常套とされ、そのため、たとえば、特許文献1に開示の昇降手摺装置の提案がある。
すなわち、この特許文献1に開示の昇降手摺装置は、基本的には、舞台床の下方となる奈落床に設けられて迫り装置における下降位置にある迫り床で閉塞される開口を有するピットと、このピットに配設されて迫り床を昇降させる昇降手段と、ピットの内壁に沿う昇降を可能にする手摺体と、迫り床の昇降時に手摺体を昇降させる連れ運動機構とを有してなる。
そして、この昇降手摺装置にあって、連れ運動機構は、一端が迫り床に連結されると共に他端が舞台床側に連結される牽引部材を有し、この牽引部材における中間部が手摺体に配設の滑車に掛け回されている。
それゆえ、この特許文献1に開示の昇降手摺装置にあっては、迫り床が昇降手段で昇降されるときに手摺体が連れ運動で昇降されるから、迫り床が下降してピットの開口を閉塞するときには、手摺体がピット内に埋没するように下降して、迫り床に対する人の乗降を可能すると共に、迫り床が上昇するときには、上昇する手摺体がピットの開口を言わば遮蔽して、ピットへの人や物の落下を防止することになる。
特許第3886081号公報(明細書中の段落0023,同0028から同0035の記載および図1)
しかしながら、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、手摺体の上昇による開口の遮蔽でピットへの人や物の落下を防止し得る点で、基本的に問題がある訳ではないが、利用の実際を勘案すると、些かの不具合があると指摘される可能性がある。
すなわち、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、手摺体の昇降ストロークは、牽引部材の中間部を掛け回す滑車が単数とされるから、このことに起因して迫り床の昇降ストロークの1/2になる。
それゆえ、規模が大きくなる傾向にある近年の演劇型ホールのように奈落が深くなる場合、つまり、奈落床から舞台床までの高さが大きくなって迫り床の昇降ストロークが大きくなる場合には、これに伴い、手摺体の昇降ストロークも大きくなる。
したがって、奈落床から舞台床までの高さが大きくなる場合には、上昇した手摺体の上端位置が高くなり過ぎる事態が招来され、たとえば、ピットに配設の昇降手段を点検するために奈落床から手摺体の上端越しにピットを覗いたりピットに立ち入ろうとしたりする場合にそれを実現できない不具合が招来される。
そして、手摺体の上端位置が高くなることで、その分手摺体が縦方向に大きく形成され、したがって、この手摺体のピットにおける格納深さが大きくなり、その分、ピットにおける手摺体の格納深さをより深くしなければならなくなる不具合をも招く。
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、奈落床から舞台床までの高さが大きくなる場合にも、手摺体をいたずらに大きく形成させずして、上昇する手摺体の上端位置を最適にしながらピットの開口を遮蔽することで、ピットへの人や物の落下を効果的に防止し得るようにし、その汎用性の向上を期待するのに最適となる昇降手摺装置を提供することである。
上記した目的を達成するために、この発明による昇降手摺装置の構成を、基本的には、舞台床の下方となる奈落床に設けられて迫り装置における下降位置にある迫り床で閉塞される開口を有するピットと、このピットに配設されて迫り床を昇降させる昇降手段と、ピットの内壁に沿う昇降を可能にする手摺体と、迫り床の昇降時に手摺体を昇降させる連れ運動機構とを有してなるとする。
そして、上記の昇降手摺装置において、より具体的には、連れ運動機構が一端を迫り床に連結すると共に他端を手摺体あるいは舞台床側に連結させる牽引部材を有し、この牽引部材の中間部が舞台床側に配設の複数となる滑車に掛け回されると共に、手摺体に配設の単数もしくは複数となる滑車に掛け回されてなるとする。
それゆえ、この発明にあっては、連れ運動機構において、一端が迫り床に連結されると共に他端が手摺体あるいは舞台床側に連結される牽引部材の中間部が舞台床側に配設の複数となる滑車に掛け回されると共に、手摺体に配設の単数もしくは複数となる滑車に掛け回されてなるから、牽引部材の他端が連結される部位を手摺体にするか舞台床側にするかの選択と、手摺体および舞台床側に配設される滑車数の選択とで、迫り床の昇降ストロークに対する手摺体の昇降ストロークを任意の比率、いわゆる奇数割り、あるいは、偶数割りのいずれかに設定し得る。
その結果、この発明によれば、奈落床から舞台床までの高さが区々に大きくなる場合にも、手摺体をいたずらに大きくすることなく、上昇した手摺体における上端位置を最適に設定しながら、ピットにおける開口の遮蔽を可能にして、ピットへの人や物の落下を効果的に防止し得る。
この発明の昇降手摺装置が具現化される迫り装置を示す概略立面図である。 この発明の昇降手摺装置における牽引部材の掛け回し状態の一の実施形態を示す概略図である。 この発明の昇降手摺装置における手摺体の他の実施形態を示す正面図である。 この発明の昇降手摺装置における牽引部材の掛け回し状態の他の実施形態を図2と同様に示す図である。 この発明の昇降手摺装置における牽引部材の掛け回し状態の他の実施形態を図2と同様に示す図である。 この発明の昇降手摺装置における牽引部材の掛け回し状態の他の実施形態を図2と同様に示す図である。 この発明の昇降手摺装置における牽引部材の掛け回し状態の他の実施形態を図2と同様に示す図である。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による昇降手摺装置は、好ましくは、図1に示す迫り装置に具現化される+のが良く、そこで、先ずは、この迫り装置について少し説明する。
すなわち、この種の迫り装置は、たとえば、演劇型ホールなどの舞台と舞台下方の奈落とを連絡させて、人や大道具あるいは小道具などの物の往復を可能にするもので、その規模によって大迫りや小迫りと称されることがある。
ちなみに、この種の迫り装置としては、他に、舞台と客席との間と、奈落とを連絡してオーケストラ用とされるオケ迫りと称されるものや、さらには、舞台に通じる花道と奈落とを連絡させて言わば一人用とされるスッポン迫りと称されるものなどがある。
そして、この発明の具現化に適する迫り装置としては、いわゆる大型の部類に属する大迫りやオケ迫りであって、基本的には、上方たる舞台とこの舞台の下方たる奈落との間で昇降する昇降床たる迫り床1と、この迫り床1を昇降させる昇降手段2とを有してなる。
ちなみに、迫り装置が、たとえば、スッポン迫りのように一人用とされる場合には、仮にピットPが設けられるとしてもその規模は小さく、したがって、人や物が落下する危険が少ないと考えられ、たとえば、可搬型となる小型の手摺体やこれに類する物などが設置されることで足りるとされる場合には、昇降手摺装置の配設が省略されるであろう。
そして、上記の大迫りやオケ迫りにあっては、舞台や奈落にいる操作者の操作で、あるいは、あらかじめプログラムが読み込まれたコントローラ類の制御するところなどで、昇降手段2が駆動し、迫り床1が昇降、すなわち、迫り床1が舞台における舞台床F1と奈落における奈落床F2との間で昇降する。
ちなみに、舞台なる語は、舞台床F1を指す場合と、舞台床F1の上方となる空間を指す場合と、舞台床F1とその上方の空間との合体されたものを指す場合とがあり、奈落なる語についても、同様に、奈落床F2を指す場合と、奈落床F2の上方となる空間を指す場合と、奈落床F2とその上方の空間との合体されたものを指す場合とがある。
そこで、この明細書中にあっては、舞台および奈落なる語は、要する場合を除き、明確に区別することなく使うことがあることを断っておく。
ところで、迫り床1は、本来的には、昇降床であるから、所定の機械的強度が保障される限りにおいて、可能な限りに軽量化されるとし、たとえば、上端部を人の立ち入りや物の載置を許容する平坦部1aにしながら全体がフレーム構造に形成される。
このとき、迫り床1は、図1中に仮想線図で示すように、時として、これが舞台床F1より上方に突出されることがあり、そのため、図示しないが、たとえば、迫り床1と舞台床F1との間に生じる隙間から物が落下したりしないように、舞台の袖に対向する側壁11や客席(図示せず)からの視界の範囲内に露出する側壁(図示せず)が設けられることがある。
なお、この種の迫り装置において迫り床1の平面形状は、多くの場合に、矩形とされるが、その他の形状としては円形とされる場合があり、この迫り床1が円形とされる場合には、水平方向に回転する回り舞台とされることもある。
一方、昇降手段2は、図1中に仮想線図で示すように、迫り床1が最下降されてピットPの上端たる開口(符示せず)を閉塞する状態にあるときから、図1中に実線図で示すように、迫り床1が言わば最上昇されて舞台床F1の開口(符示せず)を閉塞する状態になることを可能にする周知の構成のものが選択される。
この周知の構成のものとしては、図示しないが、たとえば、リンク式,ネジ式,ラックアンドピニオン式および油圧式からなるものの他、図示するスパイラリフト式からなるものがあり、任意に選択されて良い。
ただ、この発明における昇降手摺装置が利用される場面としては、奈落が深い、すなわち、奈落床F2から舞台床F1までの高が比較すれば大きくなる場合を想定するから、この観点からすると、スパイラリフト式が作動高さに比較してピットPにおける格納高さを小さくするので、このスパイラリフト式のものが昇降手段2として選択されるのが好ましいであろう。
ところで、ピットPは、奈落床F2を下方に堀下げるようにして形成され、上端たる開口が奈落床F2に開口して下降位置にある迫り床1の臨在を許容すると共に、迫り床1を昇降させる上記の昇降手段2を設置させる、つまり、格納させる言わば機械室の如き空間を構成する。
そこで、このピットPにあっては、開口が必要以上に開放状態にあるのは人や物の落下を防止する上では好ましくなく、したがって、迫り床1が最下降してピットPの開口が閉塞される場合には、人や物の落下を危惧しなくて済み、たとえば、迫り床に対する人の乗降の際における安全を保障する。
しかし、この種の迫り床1は、多くの場合に、最上昇されて舞台床F1の開口を閉塞した状態に長時間維持され、したがって、ピットPの開口は、開放された状態の時間が長くなり、その分、人や物の落下が危惧される。
そこで、前述したことでもあるが、迫り床1が上昇してピットPの開口が露呈するときには、ピットPに人や物が落下しないようにピットPの開口周辺に手摺体やそれに類する物を設けることが常套とされることもあって、この発明において、前記した特許文献1に開示されているところと同様に、昇降手摺装置を提案する。
そして、この発明による昇降手摺装置にあっては、迫り装置やピットPが以上のように形成されているときに、図2に示すように、ピットP(図1参照)の内壁(符示せず)に沿う昇降を可能にする手摺体3と、迫り床1(図1参照)の昇降時に手摺体3を昇降させる連れ運動機構(符示せず)とを有してなる。
そしてまた、この昇降手摺装置にあって、連れ運動機構は、迫り装置における迫り床1の昇降時に手摺体3を連れ運動で昇降させるもので、牽引部材4を有し、この牽引部材4が迫り床1に手摺体3を吊持させることを基本とする。
先ず、手摺体3は、ピットPの内壁に沿う昇降を可能にするように設けられるもので、その上昇時に上端位置が、たとえば、奈落床F2から1.1〜1.3メートル、つまり、大人のほぼ胸の高さ位までとされながらピットPの開口を遮蔽する。
この手摺体3の上端位置が大人のほぼ胸の高さ位までに設定されるのは、たとえば、点検者によるピットPの点検作業、すなわち、奈落床F2から手摺体3の上端越しにピットPを覗き込むようにして、あるいは、手摺体3の上端を乗り越えて立ち入るようにして、ピットPに配設の昇降手段2の状況を点検する点検者の点検作業を実践し易くするための配慮からである。
また、この手摺体3にあっては、これがピットPの内壁に沿う昇降を可能にすることもあって、最下降時には、基本的には、ピットPに埋没されて上端が迫り床1の下に収納され、奈落床F2に露呈しない方が良い。
尤も、この発明による手摺昇降装置にあっては、上昇した手摺体3にあって、上端位置が奈落床F2から1.1〜1.3メートルくらいにあることを要件とするから、下降されてピットPにあるときには、下降した手摺体3にあって、上端位置が奈落床F2から突出しない限りにおいて、いわゆる深い位置にあっても構わないことになる。
特に、後述するが、この発明にあっては、奈落床F2から舞台床F1までの高さが区々になる場合にも、その実施を可能にするから、奈落床F2から舞台床F1までの高さ如何によっては、下降してピットPにある手摺体3にあって、上端位置が奈落床F2より下方の深い位置にならざるを得ない場合もあり、その際の需要にも応え得ることになる。
そして、この手摺体3にあっては、これが配設されることでピットPの開口を遮蔽し、ピットPに人や物が落下することを防止するとの観点からすれば、任意の構造に形成されて良い。
このとき、手摺体3が、たとえば、フレーム構造体からなる場合には、いわゆる軽量化が可能になり、牽引部材4たるたとえばワイヤをいたずらに太く設定せずして、前記した昇降手段2の作動性能を向上させることが可能になる。
そして、手摺体3は、図示するところにあって、フレーム構造体からなるとし、図2に示すように、下辺基部31と、支柱部32と、上辺手摺部33とを有し、さらには、間柱部34と、斜材部35と有し、図示しないが、下辺基部31,支柱部32および上辺手摺部33からなる平面部に金網などの網体が展設されてなるとしても良い。
また、この手摺体3にあっては、前記したように、ピットPの開口を遮蔽しながらピットPの昇降手段2の点検を可能にすることからすれば、図示しないが、下辺基部31,支柱部32および上辺手摺部33からなる平面部に扉が設けられて、点検者の扉を開けてのピットPへの立ち入りを許容するとしても良い。
そして、この手摺体3にあって、下辺基部31は、ピットPの内壁に沿って水平方向に延在されるとし、後述する牽引部材4の他端(符示せず)を連結させると共に滑車5cの保持を可能にすることから所定の機械的強度を有するように、たとえば、断面をI型や角型にするなどの軽量型鋼からなる。
それに対して、この手摺体3にあって、支柱部32,上辺手摺部33,間柱部34および斜材部35は、基本的には、所定の機械的強度を有するように形成されることで足り、たとえば、金属パイプからなる。
このとき、この手摺体3にあって、支柱部32は、下辺基部31の両端部から上方に向けて立ち上り、図示しないが、左右の一対とされ、上辺手摺部33は、左右の支柱部32の上端を繋ぐように設けられ、間柱部34および斜材部35は、主に、下辺基部31と上辺手摺部33とに連結されて、下辺基部31,支柱部32および上辺手摺部33からなる平面部を補強する。
ちなみに、この手摺体3にあって、支柱部32と上辺手摺部33とは、これが一本のパイプ体で一体に形成されても良い。
ところで、前述したが、手摺体3は、ピットPの内壁に沿って昇降可能とされるもので、これにより、手摺体3とピットPの開口縁部との間にいたずらに隙間を出現させないように設定でき、このとき、この手摺体3がピットPの内壁に沿って昇降可能とされる構成については、任意に設定できる。
たとえば、図示しないが、ピットPの内壁に上下となるガイド部材を設け、あるいは、ピットPの内壁に上下に延びるガイドレールを設け、このガイド部材やガイドレールに手摺体3を、すなわち、手摺体3におけるたとえば支柱部32を連結させることでピットPの内壁に沿った昇降を可能にするとしても良い。
また、手摺体3をピットPの内壁に沿うようにして昇降可能にするとの観点からすれば、上記したところに代えて、図示しないが、ガイド支柱がピットPの上端を開口させる奈落床F2に起立され、この奈落床F2に起立するガイド支柱に手摺体3における支柱部32が連結されてなるとしても良い。
いずれにしても、手摺体3がピットPの内壁に沿うようにして昇降可能とされるとき、手摺体3がピットPの内壁や奈落床F2などいわゆる固定側に連結される設定の場合には、たとえば、上昇してピットPの開口を遮蔽している手摺体3に人が衝突するなどしても、手摺体3の移動を効果的に阻止し、人がピットP内に落下することを未然に防止し得る点で有利となる。
そして、奈落床F2に起立するガイド支柱に手摺体3が連結する設定の場合には、このガイド支柱が安全柵を構成する柱体になると設定でき、たとえば、手摺体3がピットP内に下降して迫り床1上への人の立ち入りが許容されるときでも、迫り床1が上がり始めるときなどは、安全柵を開放できず、したがって、迫り床1への立ち入りが阻止され、迫り床1を利用する者への安全対策を一層充実させ得ることになる点で有利となる。
なお、手摺体3が所定の上昇位置にあるとき、下辺基部31については、これがピットPに臨在されるように位置決められているのが好ましいが、必ずしもこれに限定される訳ではなく、たとえば、下辺基部31と奈落床F2との間にわずかな隙間を出現させる程度に上昇してピットPの外に位置決められるとしても良い。
ところで、上記したところにあっては、手摺体3がいわゆるパネル状に形成されてなるとして説明したが、前記した迫り床1は、かなりの広さの平坦部1aを有するのが常態で、このことからすると、この迫り床1で閉塞されるピットPの開口もかなりの広さを有することになる。
その結果、このピットPの開口を遮蔽する手摺体3も、これを上面から見る平面視にあっては、迫り床1と同様にかなりの広さのを有することになり、したがって、この手摺体3は、たとえば、図3に示すように、一対となる手摺体3a,3bを適宜幅で連結する脇体3cを有して枠状の外観を呈するように、さらには、底体3dをも有して函状の外観を呈するように形成されるのが好ましい。
このように、手摺体3が枠状あるいは函状に形成される場合には、図示しないが、いわゆる四方に個々に配設される手摺体3でピットPの開口を遮蔽する場合に比較して、単一の制御で手摺体3の昇降を具現化できる点で有利となるのはもちろんのこと、手摺体3における構成部材を太くするなどせずして自己支持性を効果的に向上させ得る点で有利となる。
次に、この発明の昇降手摺装置にあって、連れ運動機構は、たとえば、ワイヤからなる牽引部材4を有すると共に、この牽引部材4の中間部の掛け回しを許容する複数の滑車5a,5b,5c,5dを有してなる。
すなわち、この連れ運動機構は、図2に示すところにあって、牽引部材4の一端(符示せず)が迫り床1におけるブラケット12に連結されると共に、牽引部材4の他端が手摺体3における延長部31aに連結され、牽引部材4の中間部が、図示するところでは、奈落床F2側に配設の単数となる滑車5aに掛け回される一方で、舞台床F1側に配設の複数となる滑車5b,5dに掛け回されると共に、手摺体3の延長部31aに配設の単数となる滑車5cに掛け回されてなる。
ちなみに、牽引部材4の一端の迫り床1におけるブラケット12への連結、および、牽引部材4の他端の手摺体3における延長部31aへの連結にあっては、図示しないが、ターンバックルなどの牽引部材4における緊張度合いの強弱の選択を可能にする適宜の根止め部材が併用されるのが好ましい。
なお、図示するところにあって、手摺体3に設けられる滑車5cは、手摺体3における下辺基部31の延長部31aに設けられ、この延長部31aには牽引部材4の他端が連結される。
そして、手摺体3にあって、この下辺基部31の延長部31aは、図示しないが、手摺体3の左右側にそれぞれ設けられ、したがって、連れ運動機構は、手摺体3の左右側にそれぞれ設けられる。
一方、各滑車5a,5b,5c,5dは、詳しくは図示しないが、それぞれブラケットに回動可能に保持されていて、牽引部材4をいわゆる複数回に亘って転向させることで、手摺体3を吊り上げる力を小さくすると共に、迫り床1の昇降ストロークに対して手摺体3の昇降ストロークの比率を小さくする。
このとき、奈落床F2側に配設される滑車5aおよび舞台床F1側に配設される滑車5b,5dは、それぞれ固定滑車とされ、手摺体3に配設される滑車5cは、これが動滑車とされる。
これによって、たとえば、前記した特許文献1に開示されているところにあって、一端が迫り床に連結され他端が手摺体に連結される牽引部材における中間部が一個の滑車に掛け回されて転向し、したがって、特に、迫り床の昇降ストロークに対して手摺体の昇降ストロークが1/2となることに比較して、この発明にあっては、迫り床1の昇降ストロークに対する手摺体3の昇降ストロークをより小さくできる。
すなわち、たとえば、図2に示すところにあっては、迫り床1と手摺体3とに連結される牽引部材4の中間部は、四つの滑車5a,5b,5cおよび5dに掛け回されてそれぞれ転向する。
このとき、奈落床F2に配設される固定滑車5aとほぼ同レベルに手摺体3に保持される動滑車5cおよび牽引部材4の他端位置があり、舞台床F1側に配設される固定滑車5b,5dとほぼ同レベルに迫り床1に連結される牽引部材4の一端位置があると、迫り床1の昇降ストロークに対して手摺体3の昇降ストロークがほぼ1/3になる。
このことは、たとえば、上昇した手摺体3の上端位置を奈落床F2からほぼ1.3メートルにすることが好ましいと仮定すると、このとき、迫り床1は、奈落床F2のほぼ4メートル上まで上昇し得ることになり、近年の演劇型ホールのように舞台に対する奈落の深さが極めて大きくなるような場合にあっても、迫り床1の昇降ストロークに比較して、手摺体3における昇降ストロークを最適に設定することが可能になる。
そして、図示するところに代えて、後述する図4および図5に示すように、たとえば、舞台床F1側および手摺体3に配設される各滑車の数を複数にする場合には、上記の迫り床1の昇降ストロークに対する手摺体3の昇降ストロークとの間の比を一層小さく設定し得ることになる。
また、図2に示す場合にあって、また、後述する図4および図5に示す場合にあっても、選択された滑車、すなわち、舞台床F1側あるいは手摺体3に配設の滑車であって、選択された滑車における径を他の滑車における径より大小させることで、上記した迫り床1の昇降ストロークに対する手摺体3の昇降ストロークとの間の比を一層細かく小さく設定することが可能になる。
ちなみに、手摺体3の上昇高さが迫り床1の上昇高さに対して最適になるようにするためには、たとえば、迫り床1が最下降位置にあって、ピットPの開口を閉塞している状態のときに、手摺体1の上端が奈落床F2と同じ高さにあっても良く、また、奈落床F2より下方となる深い位置にあっても良い。
そして、上記したところにあって、奈落床F2側に配設される固定滑車5aについては、これに代えて、図示しないが、ピットP側、たとえば、ピットPの内壁あるいは内底に配設されても良い。
ところで、上記したところ、すなわち、図2に示すところでは、連れ運動機構にあって、牽引部材4の一端が迫り床1におけるブラケット12に連結される一方で、牽引部材4の他端が手摺体3における延長部31aに連結されるとしたが、これに代えて、以下のように設定されても良い。
すなわち、図4に示すところは、連れ運動機構にあって、牽引部材4の一端が迫り床1におけるブラケット12に連結される一方で、牽引部材4の他端が舞台床F1側に連結される。
そして、この図4に示す場合には、牽引部材4の中間部が奈落床F2側に配設の単数となる滑車5aに掛け回される一方で、舞台床側に配設の複数となる滑車5b,5dに掛け回されると共に、手摺体3における延長部31aに配設の複数となる滑車5c,5eに掛け回される。
そして、このように設定される場合には、前記した図2に示すところと、以下の点で異なることになる。
すなわち、前記した図2に示すところでは、迫り床1の昇降ストロークに対して手摺体3の昇降ストロークが1/3といわゆる奇数割りになるが、この図4に示す実施形態の場合には、迫り床1の昇降ストロークに対して手摺体3の昇降ストロークを1/4となるいわゆる偶数割りにすることが可能になり、迫り床1の昇降ストロークに対する手摺体3の昇降ストロークとの間の比を一層小さく設定することが可能になる。
次に、図5に示すところにあっては、前記した図2に示すところ同様に、連れ運動機構にあって、牽引部材4の一端が迫り床1におけるブラケット12に連結される一方で、牽引部材4の他端が手摺体3における延長部31aに連結される。
そして、牽引部材4の中間部が奈落床F2側に配設の単数となる滑車5aに掛け回される一方で、舞台床F1側に配設の複数となる滑車5b,5d,5fに掛け回されると共に、手摺体3の延長部31aに配設の複数となる滑車5c,5eに掛け回されてなる。
それゆえ、この図5に示すところにあっては、迫り床1の昇降ストロークに対して手摺体3の昇降ストロークを奇数割り、すなわち、1/5になり、図4に示すところに比較して迫り床1の昇降ストロークに対する手摺体3の昇降ストロークとの間の比を一層小さく設定することが可能になる。
以上のように、この発明による昇降手摺装置にあっては、これが迫り装置に具現化されるとき、迫り床1の昇降に対して連れ運動機構によって手摺体3が昇降する設定とされるから、迫り床1を昇降させるための昇降手段2の他に、手摺体3を昇降させるための駆動源などの設置を不要にし、その駆動源の駆動に伴う騒音の発生などを危惧しなくて済むのはもちろんのこと、連れ運動機構の構成の簡素化が可能になり、その分、昇降手摺装置の設置性が向上されると共に昇降手摺装置におけるコストの低減化に寄与する。
そして、この発明による昇降手摺装置にあっては、連れ運動機構において、一端が迫り床1に連結されると共に他端が手摺体3あるいは舞台床F1側に連結される牽引部材4の中間部が奈落床F2側に配設の単数となる滑車5aに掛け回される一方で、舞台床F1側に配設の複数となる滑車5b,5d(および5f)に掛け回されると共に、手摺体3に配設の単数もしくは複数となる滑車5c,5eに掛け回されてなる。
このことから、この発明による昇降手摺装置にあっては、牽引部材4の他端が連結される部位を手摺体3にするか舞台床F1側にするかの選択と共に、手摺体3および舞台床F1側に配設される滑車数の選択とで、迫り床1の昇降ストロークに対する手摺体3の昇降ストロークを任意の比率、いわゆる奇数割り、あるいは、偶数割りのいずれかに設定し得る。
したがって、この発明にあっては、奈落床F2から舞台床F1までの高さが区々に大きくなる場合にも、手摺体3をいたずらに大きくすることなく、上昇した手摺体3における上端位置を最適に設定しながら、ピットPにおける開口の遮蔽を可能にして、ピットPへの人や物の落下を効果的に防止し得る。
前記したところでは、昇降手摺装置における連れ運動機構が有する牽引部材4は、一端を迫り床1に連結すると共に他端を手摺体3あるいは舞台床F1側に連結させながら、中間部を舞台床F1側に配設の複数となる滑車5b,5dに掛け回されると共に、奈落床F2側に配設の単数となる滑車5aに掛け回されるとした。
しかしながら、この発明が目的とする奈落床F2から舞台床F1までの高さが大きくなる場合にも、手摺体3をいたずらに大きく形成させずして、上昇する手摺体3の上端位置を最適にしながらピットPの開口を遮蔽することで、ピットPへの人や物の落下を効果的に防止し得るようにすることからすれば、これに代えて、図6および図7に示すように、牽引部材4の中間部が奈落床F2側に配設の単数となる滑車5aに掛け回されないようにしても良い。
つまり、この発明による昇降手摺装置にあっても、結局は、牽引部材4の一端は、迫り床1に連結され、他端は、舞台床F1側あるいは手摺体3に選択的に連結されることで足りると言い得る。
そして、この図6および図7に示すところにあっても、牽引部材4は、滑車を介して複数回転向されるから、手摺体3を吊り上げる力を小さくできると共に、奈落床F2と舞台床F1との間隔、すなわち、高さが大きくなる場合にも、手摺体3を最適な高さに上昇させ、また、下降させて最適な収納状態にすることが可能になる。
ちなみに、図6に示すところは、図2に示すところにおいて滑車5aの配設を省略したものであるが、この図6においては、滑車5aの配設を省略したことに伴い図2中における舞台床F1側に配設の滑車5bの配設を省略した。
そして、図7に示すところは、図5に示すところにおいて滑車5aの配設を省略したものであるが、この図7においては、滑車5aの配設を省略したことに伴い図5中における舞台床F1側に配設の滑車5bの配設を省略した。
舞台と舞台の下方の奈落との間に配設される迫り装置に具現化されて、迫り床を昇降させるための昇降手段を配設させる奈落に形成のピットに人や物が落下するのを阻止するのに向く。
1 迫り床
1a 平坦部
2 昇降手段
3,3a,3b 手摺体
3c 脇体
3d 底体
4 牽引体
5a,5b,5c,5d,5e,5f 滑車
11 側壁
12 ブラケット
31 下辺基部
31a 延長部
32 支柱部
33 上辺手摺部
34 間柱部
35 斜材部
F1 舞台床
F2 奈落床
P ピット

Claims (5)

  1. 舞台床の下方となる奈落床に設けられて迫り装置における下降位置にある迫り床で閉塞される開口を有するピットと、このピットに配設されて迫り床を昇降させる昇降手段と、ピットの内壁に沿う昇降を可能にする手摺体と、迫り床の昇降時に手摺体を昇降させる連れ運動機構とを有してなる昇降手摺装置において、連れ運動機構が一端を迫り床に連結すると共に他端を手摺体あるいは舞台床側に連結させる牽引部材を有し、この牽引部材の中間部が舞台床側に配設の複数となる滑車に掛け回されると共に、手摺体に配設の単数もしくは複数となる滑車に掛け回されてなることを特徴とする昇降手摺装置。
  2. 牽引部材の中間部が奈落床側に配設の単数となる滑車に掛け回されてなる請求項1に記載の昇降手摺装置。
  3. 舞台床が奈落床から上昇する迫り床で閉塞される開口を有する一方で、奈落床にある迫り床が上昇して舞台床にある開口を閉塞する際の上昇ストロークに対して手摺体における上昇ストロークが1/3以下になるように設定されてなる請求項1または請求項2に記載の昇降手摺装置。
  4. 迫り床が最下降してピットの開口を閉塞すると共に手摺体が下降してピットにあるときに、手摺体の上端がピットの開口を有する奈落床面に位置決められ、あるいは、ピットの開口を有する奈落床面の下方に位置決められてなる請求項1,請求項2または請求項3に記載の手摺装置
  5. 手摺体がピットの内壁に沿って水平方向に延在される下辺基部と、この下辺基部の両端部からそれぞれ上方に立上る支柱部と、この両側の支柱部の上端を繋ぐ上辺手摺部とを有し、下辺基部における延長部に牽引部材の他端を連結し、あるいは、牽引部材の中間部における掛け回しを許容する滑車を有してなる請求項1,請求項2,請求項3または請求項4に記載の手摺装置。
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