JP5677483B2 - 収容ケース - Google Patents

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Description

本発明は、収容ケースに関する。
架空光ファイバケーブルと該光ファイバケーブルから分岐される光ドロップケーブルとの光接続部を収容する収容ケースとして、架空用の光クロージャが知られている(例えば特許文献1〜3参照)。従来の光クロージャは、光ファイバケーブルの光ファイバと光ドロップケーブルの光ファイバとの光接続部を余長とともに収容する構造が一般的である。
また、光クロージャから分岐された光ドロップケーブルと、一端が利用者宅に至る光ドロップケーブルの他端とを接続した光接続部を収容する収容ケースが知られている(例えば特許文献4)。
特開2009−237340号公報 特開2010−262115号公報 特開2012−78411号公報 特開2011−59607号公報
特許文献4の収容ケースは、複数の光ファイバケーブルを内部に含む内部管体の外周を外部被覆で覆った配線管に取り付けられている。但し、収容ケースを光ドロップケーブルの支持線に取り付けたいという要請がある。この場合、収容ケースを支持線に固定する作業が容易なことが望ましい。
本発明は、収容ケースを支持線に取り付ける作業を容易にすることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、ケース側ガイド部と、係止部とを有し、光ファイバケーブルと別の光ファイバケーブルとを接続した光接続部を収容する開閉可能なケース本体と、可動側ガイド部と、支持線固定部とケース固定部と、係合部と有し、前記可動側ガイド部が前記ケース側ガイド部によって案内されて、前記ケース本体に対して前記光ファイバケーブルの方向と直交する方向にスライド可能な固定具とを備え、前記固定具をスライドさせて前記固定具の前記係合部を前記ケース本体の係止部に引っ掛けると、前記支持線固定部によって前記ケース本体が支持線に固定された状態であり、前記ケース固定部によって前記ケース本体が閉じて固定された状態で、前記ケース本体に対して前記固定具が固定位置に固定されることを特徴とする収容ケースである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、収容ケースを支持線に取り付ける作業が容易になる。
図1A及び図1Bは、第1実施形態の収容ケース5の斜視図である。図1Aは、収容ケース5を斜め上側から見た図である。図1Bは、収容ケース5を斜め下側から見た図である。 図2Aは、収容ケース5を開いた状態の斜視図である。図2Bは、図2Aの収容ケース5の分解図である。 図3A及び図3Bは、ケース本体7と固定具50の説明図である。図3Aは、固定具50が固定位置にあるときの説明図である。図3Bは、固定具50が解除位置にあるときの説明図である。 図4は、固定具50を外してケース本体7の取付部32を表した図である。 図5A〜図5Cは、固定具50の斜視図である。図5Aは、固定具50を左上から見た図である。図5Bは、固定具50を右下から見た図である。図5Cは、固定具50を右上から見た図である。 図6は、支持線固定部52の見える角度からの固定具50の斜視図である。 図7A及び図7Bは、取付部32と固定具50との関係を説明するための説明図である。図7Aは、収容ケース5を左側から見た図である。図7Bは、収容ケース5を後側から見た図である。 図8は、ケース本体7の内部構造の説明図である。 図9Aは、光ファイバケーブル3を把持する把持部20を正面から見た図である。図9Bは、図9Aの光ファイバケーブル3を外した説明図である。 図10は、収容ケース5を使用する作業者の処理手順を示すフロー図である。 図11Aは、作業前の様子の説明図である。図11Bは、作業後の様子の説明図である。 図12A及び図12Bは、収容ケース5の別の使用方法の説明図である。図12Aは、収容ケース5に壁固定用治具61を取り付けた様子の斜視図である。図12Bは、壁固定用治具61を収容ケース5から外した様子の斜視図である。 図13A及び図13Bは、第2実施形態の収容ケース5の斜視図である。図13Aは、第2実施形態の固定具50が固定位置にあるときの説明図である。図13Bは、第2実施形態の固定具50が解除位置にあるときの説明図である。 図14A及び図14Bは、第3実施形態の収容ケース5の斜視図である。図14Aは、第3実施形態の固定具150が固定位置にあるときの説明図である。図14Bは、第3実施形態の固定具150が解除位置にあるときの説明図である。 図15は、第3実施形態の固定具150の斜視図である。 図16A及び図16Bは、第3実施形態の収容ケース5の別の使用方法の説明図である。図16Aは、第3実施形態の収容ケース5を壁に固定した様子の斜視図である。図16Bは、壁を透過して壁側から見た様子である。 図17は、壁固定用治具62の設置の様子の斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
光ファイバケーブルと別の光ファイバケーブルとを接続した光接続部を収容する開閉可能なケース本体と、前記ケース本体にスライド可能に設けられ、支持線固定部とケース固定部とを有する固定具とを備え、前記固定具をスライドさせて前記固定具を固定位置にすると、前記支持線固定部によって前記ケース本体が支持線に固定されるとともに、前記ケース固定部によって前記ケース本体が閉じた状態で固定されることを特徴とする収容ケースが明らかとなる。
このような収容ケースによれば、収容ケースを支持線に取り付ける作業が容易になる。
前記ケース本体には、前記支持線を引っ掛けるフック部を有し、前記フック部に前記支持線を引っ掛けた状態で前記固定具をスライドさせて前記固定具を固定位置にすると、前記支持線固定部によって前記ケース本体が前記支持線に固定されることが望ましい。これにより、支持線に収容ケースを固定する作業が容易になる。
前記固定具は、係合部を有し、前記固定具を固定位置にすると、前記ケース本体に設けられた係止部に前記係合部が引っ掛かり、前記固定具が前記固定位置に固定されることが望ましい。これにより、固定具を固定位置に固定する作業が容易になる。
前記支持線固定部は、前記支持線の側が開放された凹状の部位であり、対向する内面によって前記支持線を挟持するものであり、前記内面には、前記固定具がスライドする方向に沿って凸条が形成されていることが望ましい。これにより、支持線がズレにくくなるとともに、対向する内面に支持線を挟持させる作業は容易である。
前記ケース本体には押さえ面が形成されており、前記押さえ面と対向する前記支持線固定部の面には、突起が形成されており、前記固定具を前記固定位置にすると、前記突起が前記支持線に接触することが望ましい。これにより、支持線がズレにくくなる。
前記ケース本体は、前記光接続部を収容する収容部と、前記収容部と外部との間で前記光ファイバケーブルを把持する把持部とを有し、前記把持部は、所定の外形の第1ケーブルを把持する第1把持部と、前記第1ケーブルとは外形の異なる第2ケーブルを把持する第2把持部と、前記収容部から延び出る前記光ファイバケーブルを前記第1把持部又は第2把持部に案内する分岐部とを有することが望ましい。これにより、収容ケースの外部で光ファイバケーブルに外力が加わっても、光接続部に外力が伝達されにくい。
===第1実施形態===
<全体構成>
図1A及び図1Bは、第1実施形態の収容ケース5の斜視図である。図1Aは、収容ケース5を斜め上側から見た図である。図1Bは、収容ケース5を斜め下側から見た図である。図2Aは、収容ケース5を開いた状態の斜視図である。図2Bは、図2Aの収容ケース5の分解図である。
図1A及び図1Bは収容ケース5を閉じて支持線2に固定した状態を示しており、以下の説明では、この状態のことを「閉状態」又は「固定状態」と呼ぶことがある。また、図2Aのように収容ケース5を開いた状態のことを「開状態」と呼ぶことがある。
また、以下の説明では、図1A及び図1Bに示すように各方向を定義する。すなわち、支持線2又は光ファイバケーブル3に平行な方向を「左右方向」とし、収容ケース5が開く側(留め具42の側)から見て(作業者の側から見て)右手側を「右」とし、左手側を「左」とする。また、支持線2と光ファイバケーブル3の並ぶ方向を「上下方向」とし、支持線2の側を「上」とし、光ファイバケーブル3の側を「下」とする。また、左右方向及び上下方向に垂直な方向を「前後方向」とし、収容ケース5から見て留め具42の側を「前」とし、逆側(ヒンジ部41の側)を「後」とする。なお、後述するように支持線2(又は光ファイバケーブル3)は必ずしも水平には設置されず、図中の上下方向は重力方向と一致するわけではない(図11B参照)。
支持線2は、当初は光ドロップケーブル1として光ファイバケーブル3に連結されている。作業者が工具を用いて光ドロップケーブル1の支持線2と光ファイバケーブル3とを分岐させ、分岐させた支持線2に収容ケース5が取り付けられることになる。
収容ケース5の左側から延び出る光ファイバケーブル3は、例えば光クロージャから分岐された光ドロップケーブル1の光ファイバケーブル3である。収容ケース5の右側から延び出る光ファイバケーブル3は、例えば一端が利用者宅に至る光ドロップケーブル1の光ファイバケーブル3である。一方の光ドロップケーブル1の光ファイバケーブル3と、他方の光ドロップケーブル1の光ファイバケーブル3は、光接続部4によって接続されている。なお、光ファイバケーブル3は、単心であっても2心以上であっても良い。
光接続部4は、光接続点及びその近傍の裸光ファイバを露出させずに保護する構造体である。ここでは、光ファイバケーブル3の端部には、現場で組み立てられた外被把持型の光コネクタが取り付けられており、光コネクタを介して光ファイバケーブル3の光ファイバ同士が接続されることによって光接続部4が構成されている。より具体的には、FAS(Field Assembly Small)コネクタのプラグ及びソケットが接続されることによって、光接続部4が構成されている。但し、それぞれの光ファイバケーブル3の端部に例えばSCコネクタを取り付けて、アダプタを介してSCコネクタ同士を接続することによって光接続部を構成しても良い。また、光コネクタを用いる代わりに、メカニカルスプライスを用いて光ファイバ同士を接続することによって光接続部を構成しても良い。
収容ケース5は、光ファイバケーブル3同士を接続した光接続部4を収容し、光接続部4を外部から保護するためのケースである。収容ケース5は、光接続部4を収容する開閉可能なケース本体7と、ケース本体7にスライド可能に設けられた固定具50とを備えている。
<ケース本体7と固定具50>
ケース本体7は、光接続部4を収容する開閉可能な部材である。ケース本体7は、第1ケース7A及び第2ケース7Bから構成されている。ケース本体7の内部には、防水収容部10と、把持部20とが形成されている。防水収容部10や把持部20などの内部構造については、後述する。
ケース本体7には、ヒンジ部41と、留め具42とが形成されている。ヒンジ部41は、ケース本体7を開閉可能にする部位である。ヒンジ部41は、第1ケース7Aの第1ヒンジ部41Aと、第2ケース7Bの第2ヒンジ部41Bとから構成されている。なお、第1ヒンジ部41A及び第2ヒンジ部41Bを形成する代わりに、第1ケース7Aと第2ケース7Bを薄肉ヒンジ部を介して一体的に形成することも可能である。留め具42は、ケース本体7を閉じるための部位である。留め具42は、第1ケース7Aの第1留め具42Aと、第2ケース7Bの第2留め具42Bとから構成されている。留め具42によって収容ケース5を閉じた状態にすることができる。但し、留め具42だけでは収容ケース5が開くおそれがあるため、最終的には固定具50を用いて収容ケース5を閉じた状態に固定することになる。
第1ケース7Aにはフック部31が形成されている。言い換えると、ケース本体7の上側にはフック部31が形成されている。フック部31は、光ファイバケーブル3の支持線2を引っ掛ける部位である。フック部31に支持線2を引っ掛けることによって、支持線2に収容ケース5を取り付けることが可能である。後述するように、作業者は、フック部31に支持線2を引っ掛けた状態で、光接続部4を収容部に収容する作業などを行うことになる。
フック部31に支持線2を引っ掛けただけの状態では、収容ケース5は固定されず、この状態では収容ケース5は支持線2に沿って移動可能である。収容ケース5を支持線2に固定するためには、固定具50によって支持線2を固定する必要がある。
図3A及び図3Bは、ケース本体7と固定具50の説明図である。図3Aは、固定具50が固定位置にあるときの説明図である。図3Bは、固定具50が解除位置にあるときの説明図である。
図3A及び図3Bに示すように、固定具50は、ケース本体7に対して前後方向にスライド可能に設けられている。固定具50を後側にスライドさせて固定具50を固定位置にすると、フック部31に引っ掛けられている支持線2にケース本体7が固定されるとともに、ケース本体7が閉状態で固定されることになる(図1Aも参照)。
図4は、固定具50を外してケース本体7の取付部32を表した図である。
取付部32は、第1ケース7Aに固定具50を取り付けるための部位である。取付部32は、ケース側ガイド部33と、規制部34と、隆起部35とを有する。ケース側ガイド部33は、固定具50を前後方向にスライド可能に案内する部位である。ケース側ガイド部33は、左右の側面が上側ほど内側に突出するように傾斜しているため(図7Bも参照)、固定具50が上側に抜けることを防止する機能も有する。規制部34は、固定具50の前側の移動範囲を規制する部位である。規制部34は、固定具50が第1ケース7Aの前側から抜けることを防止する機能も有する。隆起部35は、第1ケース7Aから上側に隆起した部位であり、固定具50の後側の移動範囲を規制する機能も有する。隆起部35は、係止部35Aと押さえ面35Bとを有する。係止部35Aは、固定具50の係合部54が引っ掛かり、固定具50を固定位置で固定する部位である。押さえ面35Bは、隆起部35の前側の面であり、固定具50との間で支持線2を挟み、支持線2を固定する面である。
図5A〜図5Cは、固定具50の斜視図である。図5Aは、固定具50を左上から見た図である。図5Bは、固定具50を右下から見た図である。図5Cは、固定具50を右上から見た図である。
固定具50は、ケース本体7にスライド可能に設けられ、支持線2を固定するとともに、ケース本体7を閉じた状態で固定する部材である。固定具50は、可動側ガイド部51と、支持線固定部52と、ケース固定部53とを有する。
可動側ガイド部51は、固定具50を前後方向にスライド可能に案内する部位である。固定具50をケース本体7に取り付けたとき、可動側ガイド部51は、ケース本体7のケース側ガイド部33に配置され、ケース本体7のケース側ガイド部33によって前後方向に案内される。可動側ガイド部51の後側は2つに分かれており、この間にケース本体7の隆起部35が配置される。言い換えると、左右に並ぶ可動側ガイド部51の間には、ケース本体7の隆起部35との干渉を避けるための凹部が形成されている。可動側ガイド部51の前側の下面には前後方向に沿って溝51Aが形成されている。この溝51Aにケース本体7の規制部34が入り込み、溝51Aの後縁と規制部34が接触することによって、固定具50の前側の移動範囲が規制される。
図6は、支持線固定部52の見える角度からの固定具50の斜視図である。
支持線固定部52は、支持線2を固定するための部位である。支持線固定部52は、隆起部35の押さえ面35Bとの間で支持線2を挟み、支持線2を前後方向に固定する。支持線固定部52は、後側から支持線2を受け入れられるように後側が開放された凹状の部位である。支持線固定部52は、上下方向に対向する内面によって支持線2を挟持し、支持線2を上下方向に固定する。
隆起部35の押さえ面35Bと対向する支持線固定部52の面(後側を向く面)には、突起52Aが形成されている。固定具50を固定位置にして、支持線固定部52とケース本体7の押さえ面35Bとの間に支持線2が挟まれると、この突起52Aが支持線2に食い込み(突起52Aが支持線2に接触し)、支持線2がズレることが抑制される。
支持線固定部52の上下方向に対向する内面には、支持線用凸条52Bが形成されている。支持線用凸条52Bは、筋状の凸部であり、支持線2が支持線固定部52からズレることを抑制する部位である。支持線用凸条52Bは前後方向に沿って形成されているため、支持線固定部52に受け入れられた支持線2が左右方向(支持線用凸条52Bと垂直な方向)にズレにくくなる。一方、支持線用凸条52Bが固定具50の移動方向(前後方向)に沿って形成されているため、固定具50が固定位置に向かってスライドするときに固定具50の後側から支持線2を支持線固定部52に受け入れることは容易である。なお、支持線2の後側にはケース本体7の隆起部35(押さえ面35B)があるため、支持線固定部52に受け入れられた支持線2が後側から抜けることはない。
図7A及び図7Bは、取付部32と固定具50との関係を説明するための説明図である。図7Aは、収容ケース5を左側から見た図である。図7Bは、収容ケース5を後側から見た図である。
図7Aに示すように、収容ケース5を左側(支持線2と平行な方向)から見ると、フック部31が支持線2を引っ掛けるスペースよりも、ケース本体7の押さえ面35Bと固定具50の支持線固定部52とで囲まれた空間が狭くなるように、構成されている。フック部31が支持線2を引っ掛けるスペースの方が広いのは、フック部31だけで支持線2に収容ケース5を取り付けたときに、収容ケース5を支持線2に沿って移動させることを可能にするためである。これに対し、ケース本体7の押さえ面35Bと固定具50の支持線固定部52とで囲まれた空間が狭いのは、固定具50を固定位置にしたときにケース本体7を支持線2に完全に固定するためである。
また、図7Aに示すように、収容ケース5を左側(支持線2と平行な方向)から見ると、フック部31が支持線2を引っ掛けるスペースよりも内側に、ケース本体7の押さえ面35Bと固定具50の支持線固定部52とで囲まれた空間が位置している。これにより、フック部31に支持線2を引っ掛けた状態で固定具50をスライドさせて固定位置にすれば、そのまま押さえ面35B及び支持線固定部52によって支持線2を固定することが可能になる。
図7Bに示すように、収容ケース5を後側から見ると、支持線固定部52の2つの突起52Aは、隆起部35を左右方向から挟むように配置されている(隆起部35の右側と左側にそれぞれ1つずつ配置されている)。これにより、固定具50を固定位置にしたときに、押さえ面35B及び2つの突起52Aによって支持線2が若干湾曲し、収容ケース5に対して支持線2が左右方向にズレにくくなる。
ケース固定部53は、ケース本体7を閉じた状態で固定するための部位である(図5A、図5B及び図6参照)。ケース固定部53は、固定具50の前側に配置されている。ケース固定部53には窓部53A(開口部)が形成されており、固定具50を固定位置にすると、第2ケース7Bの固定用凸部43が窓部53Aの内側に入り込む(図3A参照)。これにより、固定具50の設けられた第1ケース7Aに対して第2ケース7Bが固定され、ケース本体7の第1留め具42Aと第2留め具42Bが外れることが防止され、ケース本体7が開くことが防止される。
固定具50は、更に係合部54を有する。係合部54は、ケース本体7の係止部35Aに引っ掛かり、固定具50を固定位置に固定する部位である。ここでは、係合部54は、支持線固定部52の上面に形成された開口(窓部)である。但し、支持線固定部52に係合部54を形成するのではなく、係合部54と支持線固定部52とを別々に構成することも可能である。係合部54(及びケース本体7の係止部35A)によって固定具50が固定位置に固定されるため、固定具50による固定状態(支持線2の固定及びケース本体7の閉状態の固定)が維持される。
<ケース本体7の内部構造>
図8は、ケース本体7の内部構造の説明図である。
ケース本体の内部には、防水収容部10と、把持部20とが形成されている(図2Aも参照)。また、ケース本体7には、内部から外部に通じる排水穴45が形成されている(図1A及び図1Bも参照)。
・防水収容部10
防水収容部10は、光接続部4を水密に収容する収容部であり、第1ケース7Aの第1収容部11と、第2ケース7Bの第2収容部15とから構成される。
第1収容部11は、第1ケース7Aに形成され、第2ケース7Bの第2収容部15とともに防水収容部10を構成する部位である。第1収容部11は、第1収容壁部12と支持部13とを有する。第1収容壁部12は、光接続部4を収容する収容空間を囲む部位(壁部)である。第1収容壁部12の左右の壁部には、収容部の内外に光ファイバケーブル3を通すための通路用溝12Aが形成されている。支持部13は、第1収容部11に収容された光接続部4(ここではプラグやソケット)を支持するための部位であり、第1収容壁部12から内側に突出した部位(接触部)である。
第2収容部15は、第2ケース7Bに形成され、第1ケース7Aの第1収容部11とともに防水収容部10を構成する部位である。第2収容部15は、光接続部4を収容する収容空間を囲む第2収容壁部16によって形成されている。第2収容部15には第1収容部11のような支持部13が無く、第2収容部15は第1収容部11よりも浅く形成されている。このため、開いたケース本体7に作業者が光接続部4を設置するときには、第1収容部11に光接続部4を入れることになる。
防水収容部10の外周には、光接続部4の収容部(防水収容部10)を防水するための防水シールが取り付けられている。防水シールは、第1パッキン17及び第2パッキン18により構成されている(図2A及び図2Bも参照)。第1パッキン17は、第1収容部11の外周に取り付けられている。第2パッキン18は、第2収容部15の外周に取り付けられている。
第1パッキン17の左右には、光ファイバケーブル3を通すための溝19が形成されている(図2A及び図2Bも参照)。第2パッキン18の左右にも、光ファイバケーブル3を通すための溝19が形成されている。第1パッキン17の溝19と第2パッキン18の溝19とを合わせると、光ファイバケーブル3(後述する外形の小さい第1光ファイバケーブル)の外形よりも小さい通路が形成される。第1パッキン17の溝19と第2パッキン18の溝19は、光ファイバケーブル3の外周と水密に接触する。ここでは、第1パッキン17と第2パッキン18は同形状であるが、異なる形状にしても良い(例えば第2パッキン18を第1パッキン17よりも浅く形成する等)。
・把持部20
図8には、把持部20を斜めから見た様子が示されている。図9Aは、光ファイバケーブル3を把持する把持部20を正面から見た図である。図9Bは、図9Aの光ファイバケーブル3を外した説明図である。
把持部20は、防水収容部10と外部との間で光ファイバケーブル3を把持する部位である。把持部20は、第1ケース7Aに形成されており、第1収容部11の左右に隣接して形成されている。光接続部4よりも外側で把持部20が光ファイバケーブル3を把持することによって、収容ケース5の外側で光ファイバケーブル3に外力(張力)が加わっても、光接続部4に外力が伝達されることが抑制される。
本実施形態の把持部20は、第1把持部21と、第2把持部22と、内側分岐部23とを有する。第1把持部21は、所定の外形(例えば厚さ1.6mm、幅2.0mm)の第1光ファイバケーブルを把持する部位(通路)である。第2把持部22は、第1光ファイバケーブルとは異なる外形(例えば厚さ2.0mm、幅3.1mm)の第2光ファイバケーブルを把持する部位(通路)である。内側分岐部23は、第1収容部11から延び出る光ファイバケーブル3を第1把持部21又は第2把持部22に案内する部位である。
把持部20は、一対の外壁25と、この外壁25の間に配置された隔壁26とを有している。一方の外壁25の内面と隔壁26の一方の外面とが、第1光ファイバケーブルの厚さに相当する間隔(ここでは1.6mm程度)を空けて対向することによって、第1把持部21が形成されている。また、他方の外壁25の内面と隔壁26の他方の外面とが第2光ファイバケーブルの厚さに相当する間隔(ここでは2.0mm程度)を空けて対向することによって、第2把持部22が形成されている。つまり、外壁25と隔壁26との間の隙間が光ファイバケーブル3の通路となる。隔壁26の左右方向の寸法は外壁25の左右方向の寸法よりも短く、第1収容部11に近い位置には隔壁26が形成されておらず、外壁25同士が光ファイバケーブル3の厚さに相当する間隔を空けて対向することによって、内側分岐部23が形成されている。
本実施形態では、把持部20に第1把持部21及び第2把持部22が形成されているため、外形の異なる光ファイバケーブル3を固定することが可能である。仮に収容ケース5が、外形の小さい第1光ファイバケーブルを把持するのに適した第1把持部21しか備えていないとすると、外形の大きい第2光ファイバケーブルを第1把持部21に差し込む作業が困難となる。その一方、仮に収容ケース5が、外形の大きい第2光ファイバケーブルを把持するのに適した第2把持部22しか備えていないとすると、外形の小さい第1光ファイバケーブルを第2把持部22では十分に把持できないため、光接続部4に外力が加わりやすくなり、また、第1光ファイバケーブルと第2把持部22との隙間が大きいため外部から水が侵入しやすくなる。
また、本実施形態では、把持部20に内側分岐部23が形成されているため、第1収容部11に収容された光接続部4の光ファイバケーブル3を共通の通路用溝12Aを通じて把持部20の第1把持部21又は第2把持部22に導くことができる。このため、光接続部4から延び出る光ファイバケーブル3の外形に関わらず、第1収容部11に光接続部4を収容することができる。
また、把持部20は、外側分岐部24を更に有する。外側分岐部24は、収容ケース5の左右端の導入口から内部に導入される光ファイバケーブル3を第1把持部21又は第2把持部22に案内する部位である。隔壁26の左右方向の寸法は外壁25の左右方向の寸法よりも短く、導入口に近い位置には隔壁26が形成されておらず、外壁25同士が光ファイバケーブル3の厚さに相当する間隔を空けて対向することによって、外側分岐部24が形成されている。外側分岐部24を形成することによって、外部から内部に光ファイバケーブル3を導入する導入口が収容ケース5の左右端のそれぞれに1つになるため、収容ケース5の内部に水が侵入しにくくなる。仮に、外側分岐部24が形成されずに、第1光ファイバケーブル用の導入口と、第2光ファイバケーブル用の導入口とが別々に形成されてしまうと、光ファイバケーブル3の無い側の導入口から水が侵入しやすくなってしまう。
外壁25の内面及び隔壁26の外面には、ケーブル用凸条27が形成されている。ケーブル用凸条27は、筋状の凸部であり、把持部20から光ファイバケーブル3がズレることを抑制する部位である。ケーブル用凸条27は、上下方向に沿って形成されているため、把持部20に把持された光ファイバケーブル3が左右方向(ケーブル用凸条27と垂直な方向)にズレにくくなる。一方、ケーブル用凸条27が上下方向に沿って形成されているため、把持部20に光ファイバケーブル3を差し込むこと(外壁25と隔壁26との間に光ファイバケーブル3を差し込むこと)は容易である。但し、第2ケース7Bを閉じると、第2ケース7Bが把持部20を塞ぐため、把持部20に把持された光ファイバケーブル3は下側に抜けることはない。
図9Bに示すように、第1把持部21及び第2把持部22は、隔壁26側とは反対側に湾曲している。第1把持部21は後側(図中の下側)に湾曲し、第2把持部22は前側(図中の上側)に湾曲している。この結果、第1把持部21又は第2把持部22は、光ファイバケーブル3を湾曲させて把持する(図9A参照)。これにより、把持部20から光ファイバケーブル3が外れにくくなるとともに、光ファイバケーブル3を伝って外部から侵入した水が防水収容部10まで到達しにくくなる。
外壁25及び隔壁26には、凹部28が形成されている。凹部28は、外壁25及び隔壁26の縁(光ファイバケーブル3を差し込む側の縁)に形成された凹状の湾曲面である。把持部20に凹部28を形成することによって、作業者が光ファイバケーブル3を把持部20の奥まで差し込みやすくなる。
第2ケース7Bには、前後方向に沿って突出したケーブル押さえ29Aが形成されている。ケーブル押さえ29Aは、第2ケース7Bを閉じたときに第1把持部21又は第2把持部22に対向する位置に形成されている。第2ケース7Bを閉じると、ケーブル押さえ29Aが光ファイバケーブル3を把持部20に向かって押し付けて、光ファイバケーブル3がケーブル用凸条27に食い込むように変形する。このため、把持部20に把持された光ファイバケーブル3が更に抜けにくくなる。
また、第2ケース7Bには、第1ケース7Aの外壁25に対向するように外壁押さえ29Bが形成されている。外壁押さえ29Bは、外壁25と接触する傾斜面を有しており、第2ケース7Bを閉じると、外壁押さえ29Bの傾斜面から外壁25が力を受けて、外壁25が隔壁26に向かって押される。これにより、外壁25のケーブル用凸条27が光ファイバケーブル3に食い込むため、把持部20に把持された光ファイバケーブル3が更に抜けにくくなる。外壁25が外側に変形することを外壁押さえ29Bが抑制するため、把持部20の把持力を維持できる。
・排水穴45
把持部20の周囲に形成される空間には、外部に通じる排水穴45が形成されている(図1A及び図1B参照)。これにより、収容ケース5内に侵入して第1パッキン17及び第2パッキン18によって防水収容部10へ侵入できなかった水は、内部に溜まらずに、外部へ排水される。また、第1ケース7Aの左右端部の隅部と、第1パッキン17近傍の隅部に排水穴45(第1ケース7Aの排水穴45)が形成されるとともに(図1A及び図9B参照)、第2ケース7Bの対向する箇所に排水穴45(第2ケース7Bの排水穴45)が形成されることによって(図1B参照)、把持部20の周囲に形成される空間のいずれの隅部にも排水穴45が形成されている。これにより、収容ケース5が斜めに取り付けられても、いずれかの排水穴45から水が排出されるため、収容ケース5の内部には水が溜まらずに済む。
<収容ケース5の使用方法>
図10は、収容ケース5を使用する作業者の処理手順を示すフロー図である。図11Aは、作業前の様子の説明図である。図11Bは、作業後の様子の説明図である。
図11Aに示すように、利用者宅が電柱の近傍に位置している。利用者宅側の光ドロップケーブル1は、一端が利用者宅側で固定されており、他端が電柱に固定されている。このため、利用者宅側の光ドロップケーブル1は、斜めに設置されている。光クロージャからは別の光ドロップケーブル1が分岐されている。
作業者は、利用者宅側の光ドロップケーブル1の支持線2と光ファイバケーブル3とを分岐させる(S001)。
次に、作業者は、利用者宅側の光ドロップケーブル1の支持線2に、収容ケース5のフック部31を引っ掛けて、支持線2に収容ケース5を取り付ける(S002)。この段階では、収容ケース5は支持線2に沿って移動可能なように支持線2に取り付けられる(仮固定)。このため、作業者は、収容ケース5の固定具50を解除位置にしたまま(図3B参照)、収容ケース5を支持線2に取り付ける。このとき、収容ケース5は開状態でも閉状態でもどちらでも良い。但し、収容ケース5が開状態で取り付けられていれば、後述するS003で収容ケース5の防水収容部10の位置を目安にして光ファイバケーブル3に光コネクタを取り付けることができる。
次に、作業者は、光クロージャ側の光ファイバケーブル3と利用者宅側の光ファイバケーブル3とを接続し、光接続部4を構成する(S003)。このとき、作業者は、光ファイバケーブル3から光ファイバを口出しし、現場組立型の外被把持型光コネクタを光ファイバケーブル3の端部に取り付けて、光コネクタを介して光ファイバケーブル3同士を接続することによって、光接続部4を構成する。ここでは、作業者は、光クロージャ側の光ファイバケーブル3の端部にFASコネクタのプラグを取り付け、利用者宅側の光ファイバケーブル3の端部にFASコネクタのソケットを取り付け、プラグとソケットを結合させて光接続部4を構成する。但し、FASコネクタのプラグとソケットの取付位置は逆でも良い。
本実施形態では、作業者が現場で光コネクタを取り付ける際に(S003)、既に支持線2に収容ケース5が仮固定されているため(S002)、作業者は、収容ケース5の位置を目安にして、光ファイバケーブル3の口出し位置を決定できる。2つの光ファイバケーブル3(光クロージャ側と利用者宅側の光ファイバケーブル3)の光コネクタが、共通の位置(収容ケース5の位置)を目安にして取り付けられるため、光ファイバケーブル3の余長処理を必要とせずに、光接続部4を構成することが可能になる。
なお、支持線2に取り付けられている収容ケース5が開状態であれば、作業者は、収容ケース5の内部の防水収容部10の位置を確認できるため、光接続部4を収容する防水収容部10の位置を目安にして、光ファイバケーブル3の口出し位置を決定できる。つまり、仮固定されている収容ケース5が開状態であれば、光ファイバケーブル3の余長処理を必要とせずに光接続部4を構成する作業がより正確になる。
次に、作業者は、光接続部4を収容可能な位置まで、収容ケース5を支持線2に沿って移動させる(S004)。収容ケース5の位置を目安にして光接続部4が構成されていても、光接続部4を収容位置に厳密に一致させて構成することは困難であるため(多少の位置誤差は生じる得るため)、作業者は、出来上がった光接続部4の位置に合わせて、収容ケース5を支持線2に沿って移動させる。収容ケース5がフック部31に引っ掛けられただけの状態であるため(収容ケース5は未だ閉状態ではないため)、仮固定された収容ケース5を支持線2に沿って移動させる作業は容易である。
次に、作業者は、収容ケース5に光接続部4を収容する(S005)。この作業では、作業者は、収容ケース5の第1ケース7Aの第1収容部11に光接続部4を入れて、第1ケース7Aの把持部20に光ファイバケーブル3を把持させてから、第2ケース7Bを閉じることになる。第1収容部11には支持部13が形成されているため、第1収容部11に光接続部4を入れてから第2ケース7Bを閉じるまでの間で、光接続部4が第1収容部11から外れにくくなっている。
光接続部4を第1収容部11に入れるとき、作業者は、光ファイバケーブル3を把持部20に差し込む。このとき、作業者は、光ファイバケーブル3の形状に応じて、第1把持部21又は第2把持部22に光ファイバケーブル3を差し込むことになる。第1ケース7Aの内側に第1把持部21及び第2把持部22の位置に合わせて光ファイバケーブル3の厚さの表記があるため(図9B参照)、作業者は、この表記を参考にして、第1把持部21又は第2把持部22を選択することになる。
作業者は、光ファイバケーブル3を把持部20に差し込むとき、外壁25と隔壁26との間に光ファイバケーブル3を置き、光ファイバケーブル3を把持部20に向かって指で押し込んで、外壁25と隔壁26との間に光ファイバケーブル3を差し込むことになる。把持部20のケーブル用凸条27は光ファイバケーブル3を差し込む方向に沿って形成されているため、光ファイバケーブル3を把持部20に差し込むことは容易である。また、把持部20に凹部28が形成されているため、作業者が光ファイバケーブル3を把持部20の奥まで差し込むことが容易である。
把持部20に光ファイバケーブル3を差し込むと、把持部20の内側分岐部23によって、光ファイバケーブル3が第1収容部11の通路用溝12Aと第1パッキン17の溝19に配線されることになる。また、把持部20に光ファイバケーブル3を差し込むと、把持部20の外側分岐部24によって、光ファイバケーブル3が導入口に配線されることになる。
そして、作業者は、収容ケース5の第1ケース7Aの第1収容部11に光接続部4を入れて、第1ケース7Aの把持部20に光ファイバケーブル3を把持させた後、第2ケース7Bを閉じる。第2ケース7Bを閉じると、収容ケース5の防水収容部10に光接続部4が収容されることになる。
第2ケース7Bを閉じると、第2ケース7Bが把持部20を塞ぐため、把持部20に把持された光ファイバケーブル3は下側に抜けることはない。加えて、第2ケース7Bにはケーブル押さえ29Aが形成されているため、第2ケース7Bを閉じると、ケーブル押さえ29Aが光ファイバケーブル3を把持部20に向かって押し付けて、光ファイバケーブル3がケーブル用凸条27に食い込むように変形し、光ファイバケーブル3が更に抜けにくくなる。また、第2ケース7Bには外壁押さえ29Bが形成されているため、第2ケース7Bを閉じると、外壁25が隔壁26に向かって押され、光ファイバケーブル3が更に抜けにくくなる。
収容ケース5には留め具42があるため、第2ケース7Bを閉じると、留め具42によって収容ケース5を閉じた状態にすることができる。但し、留め具42だけでは収容ケース5が開くおそれがあるため、作業者は、次の作業で固定具50を用いて収容ケース5を閉じた状態に固定することになる。
次に、作業者は、収容ケース5を支持線2に固定する(S006)。このとき、作業者は、固定具50を後側にスライドさせて、固定具50を固定位置にする。
固定具50を固定位置にするときに、支持線2が凹状の支持線固定部52の後側から入り、支持線固定部52の上下方向に対向する内面に支持線2が挟持される。支持線固定部52の支持線用凸条52Bは固定具50の移動方向(前後方向)に沿って形成されているため、支持線2を凹状の支持線固定部52に受け入れることは容易である。そして、固定具50を固定位置にすると、支持線固定部52とケース本体7の押さえ面35Bとの間に支持線2が挟まれて、ケース本体7が支持線2に固定される。このとき、支持線固定部52の突起52Aが支持線2に食い込み、支持線2がズレることが抑制される。
また、固定具50を固定位置にすると、第2ケース7Bの固定用凸部43が窓部53Aの内側に入り込む。これにより、ケース本体7が閉じた状態で固定される。
本実施形態では、固定具50を後側にスライドさせて固定具50を固定位置にすると、支持線固定部52によってケース本体7が支持線2に固定されるとともに、ケース固定部53によってケース本体7が閉状態で固定される。このため、支持線2にケース本体7を固定する作業と、ケース本体7を閉状態で固定する作業とを一緒に行うことができ、作業者の作業が容易になる。
また、本実施形態では、フック部31に支持線2を引っ掛けた状態で固定具50をスライドさせて固定具50を固定位置にすれば、支持線固定部52によってケース本体7が支持線2に固定される。このため、支持線2にケース本体7を固定する作業が容易である。
また、本実施形態では、固定具50を固定位置にすると、ケース本体7の係止部35Aに固定具50の係合部54が引っ掛かり、固定具50が固定位置に固定され、固定具50による固定状態(支持線2の固定及びケース本体7の閉状態の固定)が維持される。このように、固定具50を固定位置に固定する作業も、支持線2にケース本体7を固定する作業及びケース本体7を閉状態で固定する作業と一緒に行うことができるので、作業者の作業が容易になる。
図11Bに示すように、利用者宅が電柱や光クロージャから近い場合、利用者宅側の光ドロップケーブル1の支持線2が斜めになり、支持線2に固定される収容ケース5も斜めになる。本実施形態では、支持線2が斜めの状態であっても、固定具50を用いて収容ケース5を支持線2に固定することが可能である。把持部20の周囲に形成される空間のいずれの隅部にも排水穴45が形成されているため、収容ケース5が斜めに取り付けられても、いずれかの排水穴45から水が排出される。
なお、回線設備を持たない第2種通信事業者が、回線設備を持つ第1種通信事業者から光通信回線を借りてアクセス系を構築する場合には、引き落とし側の作業者である第2種通信事業者は、事前工事で設置された光クロージャから光ドロップケーブル1等により利用者宅に光回線を引き落とすことになる。本実施形態によれば、光クロージャからの光ドロップケーブル1と、利用者宅側の光ドロップケーブル1とを接続して光接続部4を構成し、その光接続部4を収容ケース5に収容するため、その後に第2種通信事業者が光接続部4にアクセスすることが容易であり、第2種通信事業者による検査作業が容易になる。
<別の使用方法>
図12A及び図12Bは、収容ケース5の別の使用方法の説明図である。図12Aは、収容ケース5に壁固定用治具61を取り付けた様子の斜視図である。図12Bは、壁固定用治具61を収容ケース5から外した様子の斜視図である。収容ケース5の構造は、既に説明した通りである。
壁固定用治具61は、収容ケース5を壁に固定するための治具である。壁固定用治具61は、第1ケース7Aに着脱可能である。壁固定用治具61には引掛部61Aが形成されており、壁の釘などに壁固定用治具61を引っ掛けて、収容ケース5を壁に固定することができる。なお、図中の上側が壁面に取り付けられることになる。
本実施形態の収容ケース5は、このような壁固定用治具61を用いれば、支持線2だけでなく壁にも固定することができる。
なお、本実施形態の収容ケース5では、壁固定用治具61を用いて収容ケース5を壁に固定することがあるために、壁固定用治具61の取り付けられる第1ケース7Aの側に、光接続部4を支持する支持部13の設けられた第1収容部11や、把持部20を設けている。これにより、作業者は、壁に固定された第1ケース7Aに光接続部4を入れるため、作業が容易になる。仮に、支持部13の設けられた第1収容部11や把持部20が第2ケース7Bの側に設けられていると、固定されていない第2ケース7Bに光接続部4を入れることになるため、作業が不便である。
===第2実施形態===
図13A及び図13Bは、第2実施形態の収容ケース5の斜視図である。図13Aは、第2実施形態の固定具50’が固定位置にあるときの説明図である。図13Bは、第2実施形態の固定具50’が解除位置にあるときの説明図である。第2実施形態の固定具50’には、識別しやすいように網点によるハッチングを施している。
第1実施形態では、収容ケース5の左右のそれぞれ離れた位置で支持線2を固定するため、2つの固定具50が左右に離れて別々に設けられていた。これに対し、第2実施形態では、2つの支持線固定部(及び2つのケース固定部)が一体的に形成されている。このように収容ケース5の固定具50’を構成することも可能である。
なお、第2実施形態の固定具50’には、更に引掛部55が形成されている。固定具50’が引掛部55を備えることにより、壁の釘などに固定具50’を引っ掛けて、収容ケース5を壁に固定することができる。つまり、第2実施形態の固定具50’は、壁固定用治具を兼用している。
===第3実施形態===
<基本的な構成と使用方法>
図14A及び図14Bは、第3実施形態の収容ケース5の斜視図である。図14Aは、第3実施形態の固定具150が固定位置にあるときの説明図である。図14Bは、第3実施形態の固定具150が解除位置にあるときの説明図である。
第3実施形態の収容ケース5の基本的な構成は、第1実施形態の収容ケース5とほぼ同様である。
第3実施形態の収容ケース5においても、固定具150を後側にスライドさせて固定具150を固定位置にすると、支持線固定部52(図中では符号は不図示)によってケース本体7が支持線2に固定されるとともに、ケース固定部53(図中では符号は不図示)によってケース本体7が閉状態で固定される。このため、支持線2にケース本体7を固定する作業と、ケース本体7を閉状態で固定する作業とを一緒に行うことができ、作業者の作業が容易になる。
<改良した部位と別の使用方法>
第3実施形態の収容ケース5は、第1実施形態の収容ケース5と比べると、固定具150に支持線把持部56が設けられている点、第1ケース7Aに支持線押さえ36と載置部38が設けられている点が異なっている。但し、固定具150に支持線把持部56や、第1ケース7Aの支持線押さえ36及び載置部38は、図14A及び図14Bに示す使用方法では用いられておらず、これらの部位は別の使用方法で用いられることになる。以下、これらの部位及び使用方法について説明する。
・固定具150
図15は、第3実施形態の固定具150の斜視図である。固定具150は、第1実施形態の固定具50と同様に、可動側ガイド部51と、支持線固定部52と、ケース固定部53とを有する。これらの部位については、説明を省略する。
第3実施形態の固定具150は、更に支持線把持部56を有する。支持線把持部56は、収容ケース5を後述する使用方法で使用するときに支持線2を把持する部位である。支持線把持部56は、前側から支持線2を受け入れられるように前側が開放された凹状の部位である。支持線把持部56は、上下方向に対向する内面によって支持線2を挟持し、支持線2を上下方向に固定する。
支持線把持部56の上下方向に対向する内面には、支持線用凸条56Bが形成されている。支持線用凸条56Bは、筋状の凸部であり、支持線2が支持線把持部56からズレることを抑制する部位である。支持線用凸条56Bは前後方向に沿って形成されているため、支持線把持部56に受け入れられた支持線2が左右方向(支持線用凸条56Bと垂直な方向)にズレにくくなる。一方、支持線用凸条56Bが前後方向に沿って形成されているため、前側から支持線2を支持線把持部56に受け入れることは容易である。
・第1ケース7A
第3実施形態の第1ケース7Aの上面には、支持線押さえ36が形成されている(図14A及び図14B参照)。支持線押さえ36は、第1ケース7Aの上面から上方に突出した部位である。支持線押さえ36は、固定具150の支持線把持部56に支持線2を把持させたときに、支持線把持部56から支持線2が外れることを抑制する機能を有する。
第1ケース7Aの左右端部の上面には、載置部38が形成されている。載置部38は、平らな載置面(後述するクリート63の載置面)に収容ケース5を載置するときに、その載置面と接触する部位である。載置部38の上面(接触面)は、前後方向及び左右方向に平行な面(上下方向に垂直な面)を有する。前述の第1実施形態の第1ケース7Aの左右端部の上面は傾斜しており、平らな載置面に収容ケース5を載置するのには不向きであったが、第3実施形態では載置部38が形成されているため、平らな載置面に収容ケース5を載置し易い構造になっている。
・別の使用方法
図16A及び図16Bは、第3実施形態の収容ケース5の別の使用方法の説明図である。図16Aは、第3実施形態の収容ケース5を壁に固定した様子の斜視図である。図16Bは、壁を透過して壁側から見た様子である。
第3実施形態の壁固定用治具62は、クリート63と、貼付固定用治具64とを有する。
クリート63は、支持線2を通す穴を有し、支持線2を壁に固定する治具である。クリート63はネジで直接的に壁に固定可能であるが、壁にネジ固定できないような場合には、図示するように貼付固定用治具64を用いてクリート63を壁に取り付ける。貼付固定用治具64は、壁に貼り付けて固定する治具である。貼付固定用治具64は、クリート収容部を有し、支持線2と平行な方向からクリート63を挿入して収容可能である。
図17は、壁固定用治具62の設置の様子の斜視図である。
作業者は、収容ケース5の左右方向の長さに合わせて2つの貼付固定用治具64を壁に貼り付ける。このとき、2つの貼付固定用治具64は、クリート63を挿入する側が内側になるように、壁に取り付けられる。このような向きに貼付固定用治具64を取り付ける理由は、収容ケース5の載置後(図16A参照)に貼付固定用治具64からクリート63が外れないようにするためである。
次に、作業者は、クリート63の上部63A及び下部63Bを開いて支持線2を内部に取り込み、クリート63の穴に支持線2を通した状態で、クリート63を支持線2に沿って移動させて、貼付固定用治具64のクリート収容部にクリート63を収容する。これにより、クリート63が壁に対して固定されるとともに、2つのクリート63の間で支持線2が壁に対して固定される。
壁固定用治具62を壁に設置した後、作業者は、光接続部4を構成し、収容ケース5に光接続部4を収容する。その後、作業者は、2つのクリート63の間で固定された支持線2を、収容ケース5の固定具150の支持線把持部56に入れるようにして、支持線2に対して収容ケース5をスライドさせて取り付ける。作業者は、支持線把持部56に支持線2を把持させるとき、支持線押さえ36を乗り越えて支持線2を支持線把持部56に入れる。これにより、支持線把持部56から支持線2が外れにくくなる。
また、作業者は、支持線2に対して収容ケース5をスライドさせて取り付けるとき、収容ケース5の載置部38をクリート63の載置面に載置する。載置部38は前後方向及び左右方向に平行な面(上下方向に垂直な面)を有するので、収容ケース5がクリート63に安定して載置される。なお、収容ケース5はクリート63の載置面に載置されているだけであるが、支持線把持部56が上下方向から支持線2を把持しているため、また、支持線押さえ36が支持線把持部56から支持線が外れることを防止するため、収容ケース5は壁固定用治具62に安定して固定される。なお、強風やいたずら等によって収容ケース5が支持線2から脱落するのを更に防止するため、必要に応じて、固定具150の穴(開口)を利用して固定具150と支持線2とをナイロンバンドで固定しても良い。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
<収容部について>
前述の実施形態では、光接続部4を収容する収容部は、パッキンによって防水された防水収容部10であった。このように、光接続部4を収容する収容部は防水されていることが好ましいが、防水性の無い収容部に光接続部4を収容しても良い。
<フック部31について>
前述の実施形態では、ケース本体7にフック部31が設けられていたが、フック部31は無くても良い。但し、フック部31があれば、フック部31に支持線2を引っ掛けた状態で、光接続部4をケース本体7に収容する作業や、支持線2に収容ケース7を固定する作業ができるので、便利である。
<係合部54、係止部35Aについて>
前述の実施形態では、固定具50を固定位置にしたときに、係止部35Aに係合部54が引っ掛かることによって、固定具50が固定位置に固定されていた。但し、ケース本体7に係止部35Aを形成せず、また、固定具50に係合部54を形成しなくても良い。
<支持線固定部52について>
前述の実施形態では、支持線固定部52に支持線用凸条52Bが形成されていた。但し、支持線固定部52に支持線用凸条52Bを設けなくても良い。これにより、前述の実施形態より支持線2がズレやすくなるものの、固定具50を固定位置にして支持線固定部52とケース本体7の押さえ面35Bとの間に支持線2を挟持することによって、ケース本体7を支持線2に固定することは可能である。
また、前述の実施形態では、支持線固定部52に突起52Aが形成されていた。但し、支持線固定部52に突起52Aを設けなくても良い。これにより、前述の実施形態より支持線2がズレやすくなるものの、固定具50を固定位置にして支持線固定部52とケース本体7の押さえ面35Bとの間に支持線2を挟持することによって、ケース本体7を支持線2に固定することは可能である。
<ケース固定部53について>
前述の実施形態では、固定具50を固定位置にすると、第2ケース7Bの固定用凸部43がケース固定部53の窓部53Aの内側に入り込み、ケース本体7が閉じた状態で固定されていた。但し、ケース固定部53が、留め具42(第1留め具42A及び第2留め具42B)を保持することによって、ケース本体7を閉じた状態に固定しても良い。但し、この場合、窓部53Aよりも大きい保持部をケース固定部53に形成する必要があるため、固定具50のサイズが大きくなってしまう。
<把持部20について>
前述の実施形態では、ケース本体7の内部に光ファイバケーブル3を把持する把持部20が設けられていた。但し、ケース本体7に把持部20が無くても良い。把持部20が無い場合、収容ケース5の外部で光ファイバケーブル3に外力が加わると光接続部4に外力が伝達されやすくなるが、収容ケース5のサイズをさらに小さくすることができる。
1 光ドロップケーブル、2 支持線、3 光ファイバケーブル、
4 光接続部、5 収容ケース、
7 ケース本体、7A 第1ケース、7B 第2ケース、
10 防水収容部、11 第1収容部、12 第1収容壁部、
12A 通路用溝、13 支持部、
15 第2収容部、16 第2収容壁部、
17 第1パッキン、18 第2パッキン、19 溝、
20 把持部、21 第1把持部、22 第2把持部、
23 内側分岐部、24 外側分岐部、
25 外壁、26 隔壁、27 ケーブル用凸条、28 凹部、
29A ケーブル押さえ、29B 外壁押さえ、
31 フック部、32 取付部、
33 ケース側ガイド部、34 規制部、
35 隆起部、35A 係止部、35B 押さえ面、
36 支持線押さえ、38 載置部、
41 ヒンジ、41A 第1ヒンジ、41B 第2ヒンジ、
42 留め具、42A 第1留め具、42B 第2留め具、
43 固定用凸部、45 排水穴、
50,50’ 固定具、
51 可動側ガイド部、51A 溝、
52 支持線固定部、52A 突起、52B 支持線用凸条、
53 ケース固定部、53A 窓部、
54 係合部、55 引掛部、
61 壁固定用治具、61A 引掛部、
62 壁固定用治具、63 クリート、64 貼付固定用治具、
150 固定具、156 支持線把持部、156B 支持線用凸条

Claims (5)

  1. ケース側ガイド部と、係止部とを有し、光ファイバケーブルと別の光ファイバケーブルとを接続した光接続部を収容する開閉可能なケース本体と、
    可動側ガイド部と、支持線固定部とケース固定部と、係合部と有し、前記可動側ガイド部が前記ケース側ガイド部によって案内されて、前記ケース本体に対して前記光ファイバケーブルの方向と直交する方向にスライド可能な固定具と
    を備え、
    前記固定具をスライドさせて前記固定具の前記係合部を前記ケース本体の係止部に引っ掛けると、前記支持線固定部によって前記ケース本体が支持線に固定された状態であり、前記ケース固定部によって前記ケース本体が閉じて固定された状態で、前記ケース本体に対して前記固定具が固定位置に固定される
    ことを特徴とする収容ケース。
  2. 請求項1に記載の収容ケースであって、
    前記ケース本体には、前記支持線を引っ掛けるフック部を有し、
    前記フック部に前記支持線を引っ掛けた状態で前記固定具をスライドさせて前記固定具を固定位置にすると、前記支持線固定部によって前記ケース本体が前記支持線に固定される
    ことを特徴とする収容ケース。
  3. 請求項1又は2に記載の収容ケースであって、
    前記支持線固定部は、前記支持線の側が開放された凹状の部位であり、対向する内面によって前記支持線を挟持するものであり、
    前記内面には、前記固定具がスライドする方向に沿って凸条が形成されている
    ことを特徴とする収容ケース。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の収容ケースであって、
    前記ケース本体には押さえ面が形成されており、
    前記押さえ面と対向する前記支持線固定部の面には、突起が形成されており、
    前記固定具を前記固定位置にすると、前記突起が前記支持線に接触する
    ことを特徴とする収容ケース。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の収容ケースであって、
    前記ケース本体は、前記光接続部を収容する収容部と、前記収容部と前記ケース本体の外部との間で前記光ファイバケーブルを把持する把持部とを有し、
    前記把持部は、
    所定の外形の第1ケーブルを把持する第1把持部と、
    前記第1ケーブルとは外形の異なる第2ケーブルを把持する第2把持部と、
    前記収容部から延び出る前記光ファイバケーブルを前記第1把持部又は第2把持部に案内する分岐部と
    を有することを特徴とする収容ケース。
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