JP5676500B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、液体洗浄剤組成物に関する。詳しくは、水で4倍に希釈して使用した場合の25℃における粘度が50〜500mPa・sでありながら高温保存時の色相安定性が良く、−5℃での長期低温安定性に優れ、食器、調理器具、台所まわり等の洗浄剤として好適な液体洗浄剤組成物に関する。
従来、消費者の環境へ対する意識の高まりから廃棄物の低減化の要請があり、コンパクト化した容器に充填された濃縮型の台所用洗剤が望まれるようになってきている。特に、業務用の分野では原液の界面活性剤濃度が50重量%を超える台所用洗剤が市場に出てきており、超濃縮化が進んでいる。
また、このような濃縮型の台所用洗剤のうち、業務用のものは界面活性剤濃度が8〜20重量%程度になるように水で希釈したものを使用するのが一般的である。
このような濃縮型の台所用洗剤に用いられる界面活性剤のうち、コスト・洗浄力ともに優れた界面活性剤として現在でも汎用されているものは、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩である。しかし、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は単独では低温安定性が悪いため、台所用洗剤として適用する場合には、他の界面活性剤と併用して使用される。このようなものとしては、特許文献1に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩にポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよび脂肪酸アルカノールアミドを配合した洗剤が知られている。
しかし、この台所用洗剤を濃縮型の台所用洗剤として使う場合、水で希釈した時の25℃における粘度が、使いやすさから要求される適正粘度の50〜500mPa・sという要求を満たす事ができない事から、洗浄剤を使い過ぎてしまい洗浄剤のコストの上昇と手荒れの問題を生じる。
なお、特許文献2、特許文献3および特許文献4には、界面活性剤成分濃度が60重量%以上の非常に高濃度の中性液体洗浄剤組成物が開示されているが、このものは、希釈して使用した場合の25℃における粘度は改善できるものの、冬期に気温が0℃以下になる場所で長期間放置している事で組成物の安定性が悪くなりゲル化や固化を起こし、容器からの吐出性を悪化させるばかりか、均一な濃度での使用ができなくなることから、商品価値の低下と手荒れの問題を生じる。さらには、脂肪酸アルカノールアミドを配合している為、高温保存時に色相安定性が悪く組成物が茶色く変色してしまう事から商品価値を低下させるという問題がある。
特開2004−359825号公報 特開平5−320698号公報 特開平8−319500号公報 特開平11−50090号公報
本発明は、このような事情を鑑みなされたもので、組成物を水で4倍に希釈した場合の25℃における粘度が50〜500mPa・sでありながら、高温保存時の色相安定性が良く、−5℃での長期低温安定性に優れ、食器、調理器具、台所まわり等の洗浄剤として好適な液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討をおこなった結果、(A)アルキル基の炭素数が8〜18のアルキルベンゼンスルホン酸アルカノールアミン30〜60重量%、(B)非イオン型界面活性剤、およびアニオン型界面活性剤から選ばれる1種以上を3〜18重量%、(C)有機酸および無機酸のアルカノールアミン塩から選ばれる1種以上、(D)ハイドロトロープ剤を3〜20重量%、(E)成分として水を含有し、(A)および(B)成分の合計含有量が35重量%以上であり、(A)および(C)成分の含有比が(A)/(C)=1.5〜7の範囲にある事を特徴とする液体洗浄剤組成物を提供できるに至った。
すなわち、本発明は(A)アルキル基の炭素数が8〜18のアルキルベンゼンスルホン酸アルカノールアミン30〜60重量%、(B)非イオン型界面活性剤、およびアニオン型界面活性剤から選ばれる1種以上を3〜18重量%、(C)有機酸および無機酸のアルカノールアミン塩から選ばれる1種以上、(D)ハイドロトロープ剤を3〜20重量%、(E)成分として水を含有し、(A)および(B)成分の合計含有量が35重量%以上であり、(A)および(C)成分の含有比が(A)/(C)=1.5〜7の範囲にある事を特徴とする液体洗浄剤組成物を第1の要旨とする。
なかでも、上記(B)成分の非イオン型界面活性剤およびアニオン型界面活性剤が、第一級または第二級アルコールに4〜11モルのエチレンオキサイドが付加したポリオキシエチレン型界面活性剤、およびアルキル基の炭素数が8〜18のアルキルエーテル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上である液体洗浄剤組成物を第2の要旨とする。
また、上記(C)成分の有機酸及び無機酸のアルカノールアミン塩が、硫酸、塩酸、燐酸、クエン酸および安息香酸のアルカノールアミン塩から選ばれる1種以上である液体洗浄剤組成物を第3の要旨とする。
そして、上記(D)成分のハイドロトロープ剤が、エタノール、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコールから選ばれる1種以上である液体洗浄剤組成物を第4の要旨とする。
さらには、上記組成物を水で4倍に希釈してなる水溶液の25℃における粘度が50〜500mPa・sとなる液体洗浄剤組成物を第5の要旨とする。
本発明によれば、起泡力や洗浄力が高く、水で4倍に希釈して使用した場合の25℃における粘度が50〜500mPa・sと適正な粘度で使いすぎや手荒れを未然に防止する事ができ、組成物を高温状態で保存しても色相に殆ど変化がなく、−5℃での長期低温安定性にも優れ、食器、調理器具、台所まわり等の洗浄剤として好適な液体洗浄剤組成物、特に台所用濃縮型液体洗浄剤を提供することが可能となる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明の本洗浄剤組成物に用いられる(A)成分のアルキル基の炭素数が8〜18のアルキルベンゼンスルホン酸アルカノールアミンは、起泡力および洗浄力を高めるために、アルキル基の炭素数10〜13のものが90重量%以上含有されている事が好ましい。
上記(A)成分のアルキル基の炭素数が8〜18のアルキルベンゼンスルホン酸アルカノールアミンは30〜60重量%、好ましくは30〜55重量%、より好ましくは30〜50重量%の範囲で配合され、30重量%未満では洗浄性が乏しくなり、また60重量%を超えて配合した場合−5℃での長期低温安定性が乏しいものとなる。
本発明の本洗浄剤組成物に用いられる(B)成分の非イオン型界面活性剤、およびアニオン型界面活性剤としては、第一級または第二級アルコールに4〜11モルのエチレンオキサイドが付加したポリオキシエチレン型界面活性剤、およびアルキル基の炭素数が8〜18のアルキルエーテル硫酸エステル塩が挙げられる。なかでも洗浄性の点からアルキル基の炭素数8〜18の第一級または第二級アルコールに6〜11モルのエチレンオキサイドが付加したポリオキシエチレン型界面活性剤、およびアルキル基の炭素数が8〜18の高級アルコールに1〜4モルのエチレンオキサイドが付加したアルキルエーテル硫酸エステル塩が好ましい。これらは単独で用いても、あるいは二種以上を併用して用いることもできる。
上記(B)成分の非イオン型界面活性剤、およびアニオン型界面活性剤から選ばれる1種以上は本洗浄剤組成物において、3〜18重量%、好ましくは3〜15重量%の範囲で配合され、3重量%未満では−5℃での長期低温安定性が乏しくなり、また18重量%を超えて配合した場合洗浄性の低下を招き好ましくない。
上記(A)および(B)成分の合計含有量は、組成物を希釈して使用する時に良好な洗浄性を発揮するため、35重量%以上である事が好ましい。
本発明の本洗浄剤組成物に用いられる(C)成分の有機酸および無機酸のアルカノールアミン塩としては、硫酸、塩酸、燐酸、クエン酸および安息香酸のアルカノールアミン塩が挙げられる。なかでも経済性および−5℃での長期低温安定性の点から硫酸のアルカノールアミン塩が好ましく、より好ましくは硫酸のモノエタノールアミン塩およびジエタノールアミン塩である。これらは単独で用いても、あるいは二種以上を併用して用いることもできる。
上記(A)および(C)成分の含有比は、−5℃での長期低温安定性に優れ、且つ組成物を水で希釈して使用した時に適正な粘度で使い易くするため、(A)/(C)=1.5〜7の範囲であり、2〜7の範囲が好ましく、より好ましくは2〜5の範囲である。
本発明の本洗浄剤組成物に用いられる(D)成分のハイドロトロープ剤としては、エタノール、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコールが挙げられる。なかでも経済性の点からエタノールおよびプロピレングリコールが好ましい。これらは単独で用いても、あるいは二種以上を併用して用いることもできる。
上記(D)成分のハイドロトロープ剤は本洗浄剤組成物において、3〜20重量%、好ましくは5〜20重量%の範囲で配合され、3重量%未満では−5℃での長期低温安定性が乏しくなり、また20重量%を超えて配合した場合、組成物を水で希釈して使用した時に適正な粘度に保持する事が難しくなる。
本発明の本洗浄剤組成物に用いられる(E)成分の水としては、水道水、蒸留水、純水、イオン交換水などが挙げられる。これらは単独で用いても、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
上記(E)成分の水は、本洗浄剤組成物を構成する成分に由来する水の形で含まれる水と、その他の外から加えられる水との総和であり、本洗浄剤組成物全体が100重量%となるようにバランス量配合される。
本発明の本洗浄剤組成物には、さらに本発明の目的を損なわない範囲内で他の成分を配合する事ができる。他の成分としては、保湿剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、酵素、香料、色素、防腐剤、防カビ剤等を挙げる事ができる。
本発明の本洗浄剤組成物は、組成物を希釈して使用した時に適正な粘度で使い易くするため、水で4倍希釈(重量基準)したときの25℃における粘度が50〜500mPa・s、好ましくは60〜400mPa・sである。
本発明の本洗浄剤組成物は、pHが4.0〜8.0が好ましく、4.5〜7.5がより好ましい。
本発明の本洗浄剤組成物は、金属製、ガラス製、陶磁器製、プラスチック製、木製等の皿、茶碗、箸、ナイフ、スプーン等の食器又はそれらと用途は異なるものの同一の材質、類似の形状を有するもの、各種調理器具又はそれらと用途は異なるものの同一の材質、類似の形状を有するもの、流し台等の台所まわり用の洗浄剤として利用する事ができる。
つぎに、実施例について比較例と併せて記載し説明する。なお、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
後記表1〜2に示す実施例1〜8および比較例1〜8の組成(各表の数値の単位は、重量%である。)の供試洗浄剤組成物を調整し、起泡性、洗浄性、−5℃での長期低温安定性、高温保存時の色相安定性および皮膚影響性の5項目について試験し、評価した。後記表中における各成分の配合量は有効成分量(重量%。以下、%と略して示す。)については以下に示した。そして、各種試験の結果を後記表1〜2に併せて示した。なお、上記各試験項目の試験方法および評価基準は、以下に示すとおりである。
〔(A)成分〕
・アルキルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン
製品名:「テイカパワーL121」、テイカ社製(有効成分96%)を製品名:「モノエタノールアミン」、日本触媒社製(有効成分100%)で中和して調整した。
・アルキルベンゼンスルホン酸ジエタノールアミン
製品名:「テイカパワーL121」、テイカ社製(有効成分96%)を製品名:「ジエタノールアミン」、日本触媒社製(有効成分100%)で中和して調整した。
〔(B)成分〕
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル
製品名:「DKS NL70」、第一工業製薬社製(有効成分100%)
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
製品名:「テイカポールNE1230」、テイカ社製(有効成分27%)
〔(C)成分〕
・硫酸モノエタノールアミン
製品名:「硫酸」、和光純薬工業社製(有効成分96%)を製品名:「モノエタノールアミン」、日本触媒社製(有効成分100%)で中和して調整した。
・硫酸ジエタノールアミン
製品名:「硫酸」、和光純薬工業社製(有効成分96%)を製品名:「ジエタノールアミン」、日本触媒社製(有効成分100%)で中和して調整した。
〔(D)成分〕
・エタノール
製品名:「アマノールSD」、甘糟化学社製(有効成分84%)
・プロピレングリコール
製品名:「プロピレングリコール」、三井化学社製(有効成分100%)
1.起泡性
〔試験方法〕
11cm×7.5cm×3.5cmの食器洗い用スポンジに38gの水道水と2gの洗浄剤組成物をとり、10回手で揉んだときの泡の体積をメスシリンダーで測り、下記の評価基準に基づき評価する。
〔評価基準〕
◎:泡の体積が350ml以上
○:泡の体積が250ml以上350ml未満
△:泡の体積が150ml以上250ml未満
×:泡の体積が150ml未満
とし、◎および○を実用性ありと判定した。
2.洗浄性
〔試験方法〕
牛脂1gを7.5cm×5.5cmのタッパ容器(底面が7.5cm×5.5cmであり、高さが3cmの直方体であって、一つの平面が開放しているプラスチック容器)全体に均一になるように塗布する。11cm×7.5cm×3.5cmの食器洗い用スポンジに38gの水と2gの洗浄剤組成物をとり、数回手で揉んだ後、この汚染したタッパ容器を25℃の水道水で通常家庭で行われるのと同様にして洗浄する。洗浄後、25℃の水でよくすすぎ、その時のタッパ容器の汚染されていた表面を手で触ったときの感触で、洗浄力を下記の基準に基づき、評価する。
〔評価基準〕
◎:タッパ容器のいずれの部位を触っても摩擦感があり、油の残留によるぬるつきはまったく感じられない。
○:タッパ容器の底面および側面を触ると摩擦感があり、油の残留によるぬるつきは感じられないが、角の部位には僅かにぬるつきが残っている。
△:タッパ容器の底面を触ると摩擦感があり、油の残留は認められないが、側面や角の部位にぬるつきが残っている。
×:タッパ容器全体にぬるつきが感じられ、明らかに油が残留していることがわかる。
とし、◎および○を実用性ありと判定した。
3.−5℃での長期低温安定性
〔試験方法〕
各液体洗浄剤組成物100gをガラス瓶に密閉し、−5℃で3ヶ月間静置したときの外観の変化を下記評価基準にて目視評価した。
〔評価基準〕
◎:沈殿、固化、または液分離が全く生じない
○:沈殿、固化、または液分離が僅かに生じる
×:沈殿、固化、または液分離が生じる
とし、◎および○を実用性ありと判定した。
4.高温保存時の色相安定性
〔試験方法〕
組成物100mlをガラス製容器に入れ、40℃の暗所で3ヶ月間保存した場合の色相と、20℃の暗所で同じガラス製容器に入れて保存しておいたものの色相を目視で比較観察し、下記評価基準にて目視評価した。
〔評価基準〕
〇:色相がほとんど変化していない
△:色相がやや変化している
×:色相が大きく変化している
とし、〇を実用性ありと判定した。
5.皮膚影響性
〔試験方法〕
直径16.5cmの陶器製平皿に牛脂1gを塗布したものを用意し、水で4倍に希釈した洗浄剤組成物を洗剤ボトル(吐出口を下に向けた時、25℃の水が1分間に50ml吐出するタイプ)に入れ、11cm×7.5cm×3.5cmの食器洗い用スポンジを使い、洗浄剤の使用量は指定せずに、陶器製平皿のぬるつきが無くなるまで洗浄させた。これを5人のパネラーに10回繰り返し洗浄させ、洗浄後の手の感触を下記の基準で評価させた。
〔評価基準〕
◎:つっぱり感がまったくない
○:ややつっぱり感がある
×:つっぱり感があり、かさつく
とし、◎および○を実用性ありと判定した。
Figure 0005676500
表1の結果より、実施例1〜8の液体洗浄剤組成物は、いずれも、4倍希釈物の粘度が適正な範囲の50〜500mPa・sであって、起泡性、洗浄性、−5℃での長期低温安定性、高温保存時の色相安定性、および皮膚影響性の全ての評価項目において、優れた性能を有していることがわかる。
Figure 0005676500
比較例5および6は、(A)および(C)成分の含有比が(A)/(C)=1.5〜7の範囲から外れた場合の例である。比較例5は(A)/(C)=1.2であり、−5℃での長期低温安定性が悪くなった。比較例6は(A)/(C)=∞であり、4倍希釈時の粘度が低くなりすぎるため、台所用洗剤としては使い難くなったことがわかる。また、その影響で皮膚影響性において評価が低くなっている。
比較例1は(A)成分を25重量%とし、(A)成分を30%未満で配合した場合の例である。この場合、比較例1は洗浄性において評価が低くなったことがわかる。比較例2は(A)成分を62重量%とし、(A)成分を60%以上配合した場合の例である。この場合、比較例2は長期低温安定性において評価が低くなったことがわかる。比較例3は(B)成分を2重量%とし、(B)成分を3%未満で配合した場合の例である。この場合、比較例3は長期低温安定性において評価が低くなったことがわかる。比較例4は(B)成分を30重量%とし、(B)成分を18%以上配合した場合の例である。この場合、比較例4は洗浄性において評価が低くなったことがわかる。比較例7は(D)成分を0重量%とし、(D)成分を3%未満で配合した場合の例である。この場合、比較例7は長期低温安定性において評価が低くなったことがわかる。比較例8は(D)成分を25重量%とし、(D)成分を20%以上配合した場合の例である。この場合、4倍希釈時の粘度が低くなりすぎたため、台所用洗剤としては使い難くなったことがわかる。また、その影響で皮膚影響性において評価が低くなっている。

Claims (1)

  1. (A)アルキルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン又はアルキルベンゼンスルホン酸ジエタノールアミンを含むアルキル基の炭素数が8〜18のアルキルベンゼンスルホン酸アルカノールアミン30〜60重量%(B)非イオン型界面活性剤、およびアニオン型界面活性剤から選ばれる1種以上を3〜18重量%、(C)有機酸および無機酸のアルカノールアミン塩から選ばれる1種以上、(D)ハイドロトロープ剤を3〜20重量%、(E)成分として水を含有し、且つ、(A)および(B)成分の合計含有量が35重量%以上であり、(A)および(C)成分の含有比が(A)/(C)=1.5〜7の範囲にあり、
    (B)成分の非イオン型界面活性剤およびアニオン型界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを含む第一級または第二級アルコールに4〜11モルのエチレンオキサイドが付加したポリオキシエチレン型界面活性剤およびアルキル基の炭素数が8〜18のアルキルエーテル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上であり、
    (C)成分の有機酸および無機酸のアルカノールアミン塩が、硫酸モノエタノールアミン又は硫酸ジエタノールアミンを含む硫酸、塩酸、燐酸、クエン酸および安息香酸のアルカノールアミン塩から選ばれる1種以上であり、
    (D)成分のハイドロトロープ剤が、エタノール、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコールから選ばれる1種以上であり、
    前記組成物を水で4倍に希釈してなる水溶液の25℃における粘度が50〜500mPa・sとなるとともに−5℃での安定性に優れる液体洗浄剤組成物。
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