JP5669965B1 - サポータ - Google Patents

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【課題】距骨の位置を適正にするようなサポータを提供すること。【解決手段】踵部に固定されるサポータであって、踵骨の直下において踵に接する第1の部分と立方骨の直下において踵に接する第2の部分とが、踵に接する他の部分よりも2mm〜7mm盛り上がっているものを提供する。第1の部分を足の外側から引き上げて踵に圧着する圧着部を備え、第1の部分と圧着部との間に弾性を持たせて安定した保持を実現する。また、足首の周囲において圧着部を面ファスナで固定する固定部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、踵部分の骨の位置を調整するサポータに関する。
けがをした場合やスポーツをする場合に、布製のサポータを着用することが多い。サポータによって、関節や筋肉の動きを容易にする、適正な位置(又はその周辺)に固定する等の効果を得るものである。(例えば特許文献1を参照。)
しかし、従来のサポータは、着用する部分(又はその近傍)に存在する関節や筋肉への直接的な支援(力学的な補助)を行うものであり、体全体の健康を実現するものではなかった。
一方、「猫背は体に良くない」等、体全体のバランスの観点から体の一部の姿勢を正しくするための知見も存在する。かかる知見には必ずしも医学的な裏付けが十分ではない経験的なものもあるが、多くは以下のように理解することができる。
姿勢に起因して一部の骨の位置又は角度が変位してしまうと、その骨に結合された筋肉に不自然な力がかかる。その結果として、その筋肉に結合された他の骨が不自然な力を受け、位置又は角度が変位してしまう。体全体の骨は筋肉を介して結合されているので、かかる位置又は角度の変位が体全体に及んでしまう可能性がある。
してみれば、その位置又は角度の変位が体全体に影響してしまう可能性若しくは影響の程度が高い骨について、その骨を適正な位置及び角度に固定することで、体全体のバランスを保つ効果が期待できる。
しかし、そのような効果を有するサポータは、知られていなかった。
その位置又は角度の変位が体全体に影響してしまう可能性若しくは影響の程度が高い骨として、足にある「距骨」が知られている。距骨は、皮膚表面に到達していないので、サポータによってその位置を適性にすることは試みられていなかった。
一方、特許文献2には、踵骨載距突起、踵骨外側突起及び第5中足骨放射部を支持し、踵骨載距突起に上向きの力を加えることが距骨の角度を安定させる効果を有することが示されている。しかし、踵骨載距突起は足裏面に接していないため、具体的に足裏面のいずれの箇所に力を加えて踵骨載距突起に作用させるのかが、特許文献2では不明である。
出願人は、独自の研究により、距骨の位置及び角度を適性にするような力を加え得るサポータを発明した。
特開2009−050418号公報 特開2013−135853号公報
解決しようとする課題は、距骨の位置を適正にするようなサポータを提供することである。
本発明のサポータは、
踵部に固定されるサポータであって、
踵骨の外側突起の直下において踵に接する第1の部分が、踵に接する他の部分よりも2mm〜7mm盛り上がっていることを特徴とする。
第1の部分によって踵骨の外側突起を持ち上げることで、距骨が支えられる。
本発明のサポータは、
立方骨の直下において踵に接する第2の部分が、踵に接する他の部分よりも2mm〜7mm盛り上がっていることを特徴とする。
第2の部分によって立方骨を持ち上げることで、舟状骨を介して距骨が支えられる。
本発明のサポータは、
前記第1の部分と前記第2の部分が連続していることを特徴とする。
踵骨から立方骨までを全体的に持ち上げる。
本発明のサポータは、
前記第1の部分を足の外側から引き上げて踵に圧着する圧着部を備えることを特徴とする。
足の動きがあっても第1の部分が踵骨を持ち上げることを確実にする。
本発明のサポータは、
前記圧着部は、前記第1の部分と連続した弾性体であり、
前記圧着部の前記第1の部分と反対側の端部を固定する固定部を備えることを特徴とする。
ゴム等の弾性体によって、安定した圧着を実現する。
本発明のサポータは、
前記固定部は、足首に周固され、
前記圧着部が前記固定部に面ファスナを介して固定されることを特徴とする。
足首と踵との間に弾性体を配する。面ファスナによって足首側の固定位置を調節でき、ユーザの動作や嗜好に応じて圧着力を調整することができる。
本発明によれば、距骨の位置及び角度を適正にするようなサポータが提供される。
図1は、踵部分の骨の構造を示す図である。 図2は、サポータを示す図である。 図3は、サポータの着用手順を示す図である。
図1は、踵部分の骨の構造を示す図である。図は右足のものであり、(A)は足裏側から、(B)は外側から見た図である。(A)(B)にそれぞれ他方の図の見る方向を矢印で示す。
踵骨12及び立法骨13が足裏に向いている。すなわち、足裏に加えられた力は踵骨12及び立方骨13へ伝えられる。
踵骨12は距骨11に接しており、踵骨12に加えられた力は距骨11に伝わる。踵骨12の外側突起121を上方に圧することで、距骨11の前方へのずれ及び傾斜を防止・補正することになる。
立方骨13は、舟状骨14と合わせてアーチを構成している。また、舟状骨14は距骨11に接している。すなわち、立方骨13に加えられた力は舟状骨14を介して距骨11に伝わる。立方骨13を上方に圧することで、距骨11の前方へのずれ及び傾斜を防止・補正することになる。
図2は、サポータを示す図である。図は右足用のものである。左足用のものは図と対称な形状である。サポータ1には、踵部分2、圧着部4、弾性体6及び固定部7が設けられている。
踵部分2には盛り上がり部3(第1の部分3a及び第2の部分3b)が設けられている。
圧着部は弾性を有し、その先端に面ファスナ5a及び5bが設けられている。
固定部7の一端に面ファスナ8が設けられている。
図2と図1(A)を対照すると明らかなように、第1の部分3aが踵骨12の外側突起121に対応する箇所を含んで、第2の部分3bが立方骨13に対応する箇所に設けられている。(図2は、側から見た図であり、図1(A)とは左右が逆である。)
盛り上がり部3は、踵部分2における他の部分よりも4mmだけ盛り上がり、踵骨12の外側突起121及び立方骨13を上方に圧する。他の部分との高低差により、歩行時に踵が地面(床面)から受ける力が確実に踵骨12の外側突起121及び立方骨13に伝達される。ここで、盛り上がり厚は4mmでなくてもよい。出願人の実験によれば、2mm〜7mmの範囲で効果を得ている。
図3は、サポータの着用手順を示す図である。(A)は上から見た図であり、足を点線で示す。(B)及び(C)は外側から見た図であり、(A)と同様に足を点線で示す。
まず、(A)のように、足をサポータ1の上に置く。盛り上がり部3は、第1の部分3aが踵骨12の外側突起121の下に、第2の部分3bが立方骨13の下にあるようにする。
次に、(B)のように、固定部7を足首に巻きつける。面ファスナ8により、固定部7は足首に周固される。
最後に、(C)のように、圧着部4を固定部7に固定する。面ファスナ5(5a及び5b)によって圧着部の一端が固定部7に固定される。踵部分2が踵に押し付けられ、盛り上がり部3によって踵骨12の外側突起121及び立方骨13が上方に圧せられる。圧着部4は弾性を有するので、面ファスナ5を固定する位置を調整し、踵部分2が踵に押し付けられる力の強さをユーザの嗜好によって調整することができる。また、圧着部4の形状によってくるぶし部分の圧迫を少なくしている。
着用されたサポータ1は、歩行時のみならず、立ち止まっている時、座っている時にも盛り上がり部3が距骨の位置及び角度を適性にするような力を加える。
距骨の位置を適正にするようなサポータであり、多くの個人による利用が考えられる。
また、距骨の位置を適性にすることによって血流、リンパ流の改善効果があり、利用を望む者は多いと考えられる。
1 サポータ
2 踵部分
3 盛り上がり部
4 圧着部
5 面ファスナ
6 弾性体
7 固定部
8 面ファスナ
11 距骨
12 踵骨
13 立方骨
14 舟状骨

Claims (5)

  1. 踵部に固定されるサポータであって、
    踵骨の外側突起の直下において踵に接する第1の部分が、踵に接する他の部分よりも2mm〜7mm盛り上がっており、
    立方骨の直下において踵に接する第2の部分が、踵に接する他の部分よりも2mm〜7mm盛り上がっていることを特徴とする、サポータ。
  2. 前記第1の部分と前記第2の部分が連続して1つの盛り上がり部に含まれ、該1つの盛り上がり部は足の内側の前記第1の部分と前記第2の部分との間に上面視凹形状部を有することを特徴とする、請求項に記載のサポータ。
  3. 前記第1の部分を足の外側から引き上げて踵に圧着する圧着部を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のサポータ。
  4. 前記圧着部は、前記第1の部分と連続した弾性体であり、
    前記圧着部の前記第1の部分と反対側の端部を固定する固定部を備えることを特徴とする、請求項に記載のサポータ。
  5. 前記固定部は、足首に周固され、
    前記圧着部が前記固定部に面ファスナを介して固定されることを特徴とする、請求項に記載のサポータ。
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