JP5668728B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関し、特に、電子写真方式により画像を形成する画像形成装置、該画像形成装置の制御方法、および該画像形成装置の制御プログラムに関する。
従来、画像形成装置ではPPM(Pages Per Minute)制御という、画像処理速度を制御することによって生産性を落とす制御がある。
PPM制御の目的は、排出用紙の冷却期間を確保して両面タッキングを防止することや、用紙に定着熱を奪われる頻度を減らして定着端部の温度上昇による定着器の破損を防止することや、画像形成部内の冷却期間を確保して画像形成部内でのトナーの固着を防止すること、などである。
PPM制御での生産性を落とす方法としては、
1)PPM制御にて用紙間隔を開ける方法、
2)印字動作を一旦停止(負荷立ち下げ)させて所定時間、待機した後、印字動作を再開(負荷立ち上げ)する方法、
が一般的に採用されている。消費電力の観点からは、1)の制御では用紙間隔を開けることにより負荷の駆動時間が増加して電力消費量が増加するため、2)の制御を採用した方が有利であると考えられている。
特開2008−180899号公報
しかしながら、上記2)の制御でも、負荷を立ち下げて待機した後に再度負荷を立ち上げることが必要となるため負荷の駆動時間は増加しており、ジョブの内容によっては上記1)の制御の方が消費電力を抑制することができる場合が存在する。すなわち、従来、消費電力を削減するために上記2)の制御を採用していたものの、実際には消費電力の抑制には最適な制御ではない場合があった、という問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、PPM制御においてより消費電力を抑制することのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は用紙を所定間隔で搬送して用紙に画像形成を行なう画像形成装置であって、通常印字時に、上記所定間隔の制御を開始するための、予め規定された第1の条件の成立を判断するための第1の判断手段と、通常印字から切り替えるべき所定間隔の制御のモードを決定するための決定手段と、第1の判断手段で第1の条件が成立したことが判断されると、決定手段で決定されたモードで所定間隔の制御を実行するための制御手段とを備える。制御のモードは、所定枚数ごとに新たな給紙動作を一定期間中断することで上記所定間隔を長くする第1のモードと、給紙動作ごとの搬送間隔を広くして搬送を継続することで上記所定間隔を長くする第2のモードとを含み、第1の条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの各モードでの消費電力を算出するための第1の算出手段をさらに備え、決定手段は、第1の算出手段で算出された消費電力の低い方のモードを選択する。
好ましくは、決定手段は、第1の条件の成立が判断されてから残りの印字枚数が所定枚数未満の場合は第2のモードを選択し、所定枚数以上の場合は第1のモードを選択する。
好ましくは、画像形成装置は後処理装置を装着可能であって、後処理装置が装着された状態で第1の条件の成立が判断されると、第1の算出手段は、各モードでの第1の条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの消費電力として、後処理装置での消費電力も加えた消費電力を算出する。
好ましくは、第1の条件は、両面印字モードで所定枚数以上の印字出力を同一の排紙トレイに排出したこと、を含む。
好ましくは、第1の条件は、主走査方向の用紙長が所定値より短い用紙を所定枚数以上の連続して印字したこと、を含む。
好ましくは、第1の条件は、連続印字中に機内温度が所定値に達したこと、を含む。
好ましくは、画像形成装置は、上記所定間隔の制御を終了するための、予め規定された第2の条件の成立を判断するための第2の判断手段をさらに備え、所定間隔の制御の開始の後に第2の判断手段で第2の条件が成立したことが判断されると、制御手段は所定間隔の制御を終了し、第1の判断手段は、第1の条件が成立するか否かを判断する。
好ましくは、画像形成装置は各モードで第1の条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでに要する印字時間を算出するための第2の算出手段をさらに備え、決定手段は、第1のモードと第2のモードとの第2の算出手段で算出された印字時間の差が予め設定された所定値以上であり、かつ、第1のモードと第2のモードとでの第1の算出手段で算出された消費電力の差が予め設定された所定値未満である、という第3の条件が満たされる場合には印字時間が短い方のモードを選択し、第3の条件が満たされない場合には消費電力が低い方のモードを選択する。
本発明の他の局面に従うと、画像形成装置の制御方法は、画像形成装置で、用紙を所定間隔で搬送して用紙に画像形成するよう画像形成装置を制御する方法であって、上記所定間隔の制御のモードとして、所定枚数ごとに新たな給紙動作を一定期間中断することで上記所定間隔を長くする第1のモードと、給紙動作ごとの搬送間隔を広くして搬送を継続することで上記所定間隔を長くする第2のモードとがあり、通常印字時に、所定間隔の制御を開始するための、予め規定された条件の成立を判断するステップと、上記条件が成立したことが判断されると、通常印字から切り替えるべき制御のモードを決定するステップと、決定されたモードで所定間隔の制御を実行するステップとを備え、決定するステップでは、上記条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの各モードでの消費電力を算出し、消費電力の低い方のモードを選択する。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像形成装置の制御プログラムは、画像形成装置に、用紙を所定間隔で搬送して用紙に画像形成する処理を実行させるための制御プログラムであって、上記所定間隔の制御のモードとして、所定枚数ごとに新たな給紙動作を一定期間中断することで上記所定間隔を長くする第1のモードと、給紙動作ごとの搬送間隔を広くして搬送を継続することで上記所定間隔を長くする第2のモードとがあり、通常印字時に、所定間隔の制御を開始するための、予め規定された条件の成立を判断するステップと、上記条件が成立したことが判断されると、通常印字から切り替えるべき制御のモードを決定するステップと、決定されたモードで所定間隔の制御を実行するステップとを画像形成装置に実行させ、決定するステップでは、上記条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの各モードでの消費電力を算出し、消費電力の低い方のモードを選択する。
この発明によると、画像形成装置でのPPM制御において、より消費電力を抑制することができる。
実施の形態にかかる画像処理装置の概略断面図である。 画像処理装置に含まれる後処理装置の概略断面図である。 後処理装置のサドルの要部拡大断面図である。 画像処理装置に含まれる画像形成装置の制御構成を表わすブロック図である。 各PPM制御の実施条件を表わした図である。 通常印字時で2枚の印字を連続して行なう場合の、各モーターの駆動状態を表わした図である。 紙間拡大モードで2枚の印字を連続して行なう場合の、各モーターの駆動状態を表わした図である。 再立ち上げモードで2枚の印字を連続して行なう場合の、各モーターの駆動状態を表わした図である。 消費電力推移テーブルの具体例を示す図である。 図9に基づいた、モノクロ両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図である。 図9に基づいた、カラー両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図である。 カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について紙間を開けるために要する消費電力を規定する消費電力テーブルの具体例を示す図である。 カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について負荷を停止するために要する消費電力を規定する消費電力テーブルの具体例を示す図である。 後処理装置FSでの消費電力までを含めた消費電力推移テーブルの具体例を示す図である。 図14に基づいた、モノクロ両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図である。 図14に基づいた、カラー両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図である。 カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について紙間を開けるために要する消費電力を規定する消費電力テーブルの具体例を示す図である。 カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について負荷を停止するために要する消費電力を規定する消費電力テーブルの具体例を示す図である。 画像形成装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 画像形成装置での動作を表わすフローチャートである。 第1の変形例にかかる画像形成装置での動作を表わすフローチャートである。 PPM制御の実施条件、およびPPM各モードの制御条件の具体例を表わした図である。 図22の条件下での生産性の推移として、残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの印字完了時間との関係を表わした図である。 第2の変形例にかかる画像形成装置での動作を表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理装置の概略断面図である。画像処理装置は、後処理装置(シート処理装置)FSおよび画像形成装置1を備える。
(画像形成装置)
画像形成装置1は、一例としてタンデムカラープリンターであるものとする。
さらに図1を参照して、タンデムカラープリンターである画像形成装置1は、タンデム方式の転写部を持ち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを順次重ね合わせることによってカラー画像を形成するものである。なお、図1においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に対応した各構成部をそれぞれa、b、c、dで識別している。
画像形成装置1は、図1に示すように、露光装置6による露光によって感光体3上に形成される静電潜像を、現像装置4によって現像し、得られたトナー像を1次転写ローラ(図示せず)によって中間転写ベルト2に転写し、さらに記録紙に転写するように構成されている。
すなわち、画像形成装置1には、Y、M、C、Kの4色のカートリッジ(イメージングユニット)28が、タンデム配列で配置されており、これらのカートリッジ28で形成された各色のトナー像(トナー画像)が、中間転写ベルト2上に重ねられて転写され合成される。
各カートリッジ28は、ドラム形状の感光体3の近傍に、現像装置4、帯電装置5および露光装置6等が配置されて構成されている。感光体3の表面は、帯電装置5によって所定の電圧(帯電電位)V0に帯電され、露光装置6からの露光によって静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像バイアス電圧Vdcが印加された現像ローラーにより、静電潜像の電位と現像バイアス電圧Vdcとの電位ギャップΔVに現像ローラーから帯電したトナーが供給されることによってトナー像となり、顕像化される。
感光体3の表面に顕像化されたトナー像は、1次転写ローラーによって中間転写ベルト2に1次転写される。中間転写ベルト2上のトナー像は、2次転写ローラー31によって、記録媒体が収納されている給紙部18からカセット給紙ローラー8により搬送された記録紙に2次転写される。なお、カセット給紙ローラー8により搬送された記録紙はタイミングローラー38によって、必要に応じて一旦停止される。さらに、手差しによって記録紙を供給する場合に、当該記録紙をタイミングローラー38へ搬送する手差し給紙ローラー9が設けられている。なお、タイミングローラー38の上流側に用紙検知センサー29が設けられ、当該センサーの検知出力に従ってタイミング制御が行なわれる。また、用紙材質検知センサー22も設けられており、厚紙、普通紙等が判断される。当該用紙材質検知センサー22の検知出力が後述するエンジン制御部152に出力されて、エンジン制御部152は、用紙材質検知センサー22の検知出力に従って、記録用紙の搬送速度(システム速度)を設定する。具体的には、厚紙が検知された場合には、普通紙よりも定着に時間がかかる等の理由で記録用紙の搬送速度(システム速度)は通常の半分に減速される。すなわち、普通紙を全速とした場合に、厚紙の場合には半速となる。なお、本例においては、一例として、普通紙、厚紙との場合に記録用紙の搬送速度(システム速度)が変更される場合について説明したが、特にこれに限られず、各種のモードにより記録用紙の搬送速度が変更される場合もある。
記録紙上に2次転写されたトナー像は定着ローラー32aによって定着される。定着ローラー32aに対向し接触するように加圧ローラー32bが設けられている。また、定着ローラー32aの近傍には、当該定着ローラー32aの表面温度を検出するための温度センサーが設けられ、定着ローラー32aの内部には当該定着ローラー32aを加熱するための定着ヒーター32cが設けられている。上記温度センサーとしては、定着ローラー32aの端部の温度を検出するための定着端部温度センサー32dおよび中央部の温度を検出するための定着中央温度センサー32eが用いられる。なお、定着ローラー32aの上流側には定着ループセンサー27が設けられ、2次転写ローラー31が近接する転写部と定着ローラー32aとが用紙に形成するループを検出する。
定着後の記録紙は、排紙ローラー33によって排紙トレイ上に排出されるか、後処理装置FSに送り込まれる。また、両面搬送経路35へ搬送される場合もある。排出口近傍には排出口センサー33aが設けられ、排紙トレイ上の用紙の有無が検出される。
両面搬送経路35は上記のタイミングローラー38に通じる経路につながっている。両面搬送経路35には、両面搬送ローラー34a、34bが設けられており、両面搬送モーター45がこれらの両面搬送ローラー34a、34bを駆動することで、両面搬送経路35上の記録紙がタイミングローラー38へ搬送される。
上で述べた2次転写で転写しきれずに中間転写ベルト2上に残留しているトナー(転写残トナー)は、中間転写ベルトクリーナー7によって除去され回収される。つまり、2次転写の後で、中間転写ベルトクリーナー7によって中間転写ベルト2の表面が清掃される。なお、中間転写ベルトクリーナー7として、本実施形態では、中間転写ベルト2に対して圧接と離間との間を移動可能に設けられたクリーニングブレード方式のものを用いるが、これ以外に、中間転写ベルト2に対して印加される電圧がオンオフ制御されるブラシ方式のもの等、種々の方式または機構のものを用いることが可能である。転写残トナーは、廃トナーボックス36に回収される。
カートリッジ28の上方には、攪拌羽26を動作させることでトナーを補給するトナーボトル25が設けられている。また、攪拌羽26a、26b,26c,26dをそれぞれ動作させるトナー補給モーター24a,24b,24c,24dが設けられている。
また、カラーカートリッジ内の感光体3を回転させるためのカラーPCモーター48、メインモーター44、定着モーター46、カラー用現像モーター40、および現像モーター42が設けられている。
さらに、機内には、機内温度を検出するための機内温度センサー37および機内湿度を検出するための機内湿度センサー39が設けられている。
(後処理装置FS)
図2は、後処理装置FSの概略断面図である。
図2を参照して、後処理装置FSは、後処理装置FS内で用紙を搬送するための用紙搬入部60と、複数の後処理部とを有する。後処理部としては、穴あけ(パンチ)処理部90と、折り部50、端綴じ(平綴じ:ステープル)処理部71、中綴じ処理部72、および用紙を積載トレイに排出するための排紙部を有する。
画像形成装置1の排紙ローラー33から後処理装置FSに送り込まれた画像形成後の記録紙は、用紙搬入部60のうちの、後処理装置FSの入り口付近に配置されたレジストローラー61とその左手下流側に配置された中間ローラー62とにより後処理装置FS内部に搬送される。
パンチ処理部90は、レジストローラー61と中間ローラー62との間に配備されて、記録紙にパンチ穴をあける。具体的には、後処理装置FSの入り口付近のレジストローラー61よりも右手上流側にレジスト前センサー68が設けられ、後処理装置FSに記録紙が搬入されると、当該レジスト前センサー68が記録紙の搬入を検知する。そして、記録紙の搬入を検知してから所定時間後に記録紙の搬送を停止し、パンチ処理部90は、記録紙にパンチ穴をあける(パンチ処理)。
パンチ処理部90の下流から3つの搬送路H0,H1,H2に分岐される。当該搬送路H0,H1,H2の切り替えは、搬送路切替部材91により行なわれる。下方に分岐した搬送路H1は、サドル搬入ローラー63を経てサドル100につながる。サドル100は、後述するが、中綴じ処理部72、折り部50が配置されており、詳しくは後述する。
搬送路H0は、搬送ローラー64を経て、排紙部に含まれる第1トレイ排出ローラー81から後処理装置FSの左上方の出口に設けられた図示しないエレベートトレイ(第1トレイ)に排出される。
また、搬送路H2は、排紙部に含まれる第2トレイ排出ローラー82から、後処理装置FSの上方の出口に設けられた図示しない第2トレイに排出される。
後処理装置FSにおいて、後処理部により処理なしで大量の画像形成を行なう際には、記録紙は用紙搬入部60から搬送路H0を経て排紙部の第1トレイ排出ローラー81から後処理装置FSの出口に設けられたエレベートトレイ800に排出される。
エレベートトレイ800は、排紙される記録紙の最上面が常に一定した高さになるように下方に移動する。従って、エレベートトレイ800上には、数千枚の記録紙を集積することが可能である。
これら搬送路には、搬送路H0の記録紙の通過を検知するための上経路センサー66Aと、搬送路H1の記録紙の通過を検知するための下経路センサー66Bと、搬送路H2の記録紙の通過を検知するための第2トレイ経路センサー66Cとが配置されて、これらの検知に基づいて各搬送ローラーの駆動のタイミング制御等が実行される。
また、第1トレイ排出ローラー81は、圧接した状態と離間した状態とに可動可能に構成されている。第1トレイ排出ローラー81が圧接した状態である場合には、上述したようにエレベートトレイ800に記録紙を排出する。一方、第1トレイ排出ローラー81が離間した状態の場合には、エレベートトレイ800には直ぐに排出されず、記録紙が第1トレイ排出ローラー81に到達した後、記録紙の後端が収容ベルト70上に落下する。そして、収容ベルト70および後端パドル74は、回転して端綴じ処理部71が設けられた方向にシートを搬送する。そして、複数の記録紙について当該処理が複数回実行されて、処理トレイ用紙検出センサー77で所定枚数が端綴じ処理部71に収容されたことを検知し、端綴じ処理を実行する。そして、その後、収容ベルト70および後端パドル74は、第1トレイ排出ローラー81の方向に端綴じした記録紙束を搬送し、第1トレイ排出ローラー81からエレベートトレイ800に記録紙束が排出される。
サドル100は、サドル搬入ローラー23の下流で水平方向に対して斜めに配置されており、記録紙をガイドする複数のガイド部材および先端ストッパーと、中綴じ処理部72と、折り部50と、用紙幅整合部とを有し、1枚以上の記録紙に対して中綴じ処理を施してエレベートトレイ800に排出する。エレベートトレイ800に排出される用紙は、排出センサー83によって検出される。
図3は、後処理装置FSのサドル100の要部拡大断面図である。
図3を参照して、記録紙は、斜め上方から斜め下方に向けて搬入される。また、図中右下に記すように、以下の説明において、斜め下方に向かう方向をX方向、紙面においてX方向と直交する方向をY方向、紙面に対して垂直な方向をZ方向とする。
サドル100を構成するガイド部材は、上流側ガイド部材101,102と下流側ガイド部材103,104とからなり、上流側ガイド部材101,102の上部側に用紙幅整合部110が位置し、上流側ガイド部材101,102の中ほどに中綴じ処理部72が位置し、上流側ガイド部材101,102と下流側ガイド部材103,104との間に折り部50が位置する。
搬送路H1を介してサドル100に搬入される記録紙は、サドル搬入部センサー69によって1枚ずつ検出される。そして、搬入される記録紙は、自重によってガイド部材に沿って搬送される。その際、上パドル75、下パドル76が記録紙の表面に接触して回転することにより、記録紙が1枚ずつ円滑に搬送される。
用紙幅整合部110は、記録紙の幅方向(Z、逆Z方向)の整合を行なう。
折り部50の下流には、下流側ガイド部材103,104に沿って移動可能な先端ストッパー105が設けられる。先端ストッパー105は記録紙の下端を所定位置に規制するものであり、用紙サイズに応じて移動される。
上流側ガイド部材101と下流側ガイド部材103とは、サドル100の下側(逆Y方向側)に位置し、記録紙がその面に沿って滑落し積載されるスタック面を構成する。また、上流側ガイド部材102と下流側ガイド部材104とは、上流側ガイド部材101と下流側ガイド部材103と一定間隔をあけて対向配置される。
中綴じ処理部72は、受針機構72aと打針機構72bとからなり、記録紙の束の用紙搬送方向の中央部が先端ストッパー105によって位置決めされると作動して、記録紙の束を中綴じする。具体的には、先端ストッパー105が記録紙の用紙搬送方向(X、逆X方向)に移動することで、複数枚の記録紙のセンターは、中綴じ処理部72に合わされてスタックされる。複数枚の記録紙がスタックされた後、中綴じ処理部72で記録紙の束が中綴じされる。なお、中綴じ処理部72で中綴じ処理が行なわれない場合には、記録紙のセンターが折り部50に合うように、記録紙がスタックされる。その位置は、サドル処理トレイセンサー59によって検出される。
折り部50は、折り板(折りナイフ)51、第1折りローラー52、および第2折りローラー53を備え、記録紙に対して中折り(二つ折り)処理を行なう。
図4は、画像形成装置1の制御構成を表わすブロック図である。
図4を参照して、画像形成装置1には、画像形成装置1全体を制御するためのコントローラー部150と、エンジン制御部152と、後処理装置FSを制御するためのフィニッシャー制御部160とが設けられる。
エンジン制御部152は、制御を実行するためのCPU(Center Processing Unit)154と、各種プログラムが格納された不揮発性メモリー156とを含む。CPU154は、画像形成のための各カートリッジ28(プリントヘッド)、用紙搬送のためのモーター44,45や定着ヒーター32cなどの各種負荷に接続され、不揮発性メモリー156に格納されているプログラムを読み込むことによりこれらの制御を実行する。
エンジン制御部152とコントローラー部150とは接続されており、ユーザーからのプリント要求発生時など必要な情報をやり取りしている。後述する残ジョブ情報等もコントローラー部150で管理しており、エンジン制御部152がコントローラー部150に問い合わせることで取得される。
さらに、エンジン制御部152にはフィニッシャー制御部160が接続されている。エンジン制御部152はコントローラー部150からの後処理要求を受け取ると、フィニッシャー制御部160に情報を伝達する。
<動作概要>
本実施の形態にかかる画像形成装置1ではPPM(Pages Per Minute)制御が行なわれる。
第1の理由として、両面印字では表面と裏面とに対してそれぞれ定着通紙が発生するため、用紙が高温になり排紙トレイ上で用紙同士が貼り付いてしまう、両面タッキングと呼ばれる現象が生じることがある。PPM制御を行なうことで排紙の間隔が広がるために、この両面タッキングが防止される。両面タッキングを防止することを目的としたPPM制御を、以下、両面タッキング防止PPMとも称する。
第2の理由として、用紙幅が小さい記録紙を連続して印字する場合に、用紙の通過しない定着ローラー端部の温度が上昇する。温度上昇は定着器の破損を招く。PPM制御を行なうことで排紙の間隔が広がるために、この温度上昇が防止される。定着ローラー端部の温度上昇を防止することを目的としたPPM制御を、以下、定着端部温度上昇防止PPMとも称する。
第3の理由として、両面印字では裏面側を印字する際に定着熱が転写ベルトを通じてカートリッジ(PU)内に到達してカートリッジ内が高温になることがある。カートリッジ内が高温になると、カートリッジ内のトナーが融解し固着してしまう。PPM制御を行なうことで印字動作の間隔が広がるために、この温度上昇が防止される。カートリッジ(PU)内でのトナーの固着を防止することを目的としたPPM制御を、以下、PU固着防止PPMとも称する。
図5は、各PPM制御の実施条件を表わした図である。
図5を参照して、第1の実施条件として、両面モードにて同一のトレイに排出された用紙の枚数が予め規定されたN1枚(たとえば50枚)に到達したことを条件として両面タッキング防止PPMを行なう。
第2の条件として、定着端部温度センサー32dで検出される定着ローラー32aの端部の温度と、定着中央温度センサー32eで検出される定着ローラー32aの中央部の温度との差が予め規定された温度T1(たとえば10℃)以上に到達したことを条件として定着端部温度上昇防止PPMを行なう。
第3の条件として、機内温度センサー37で検出される機内温度が予め規定された温度T2(たとえば40℃)以上に到達したことを条件としてPU固着防止PPMを行なう。
画像形成装置1は、PPM制御のモードとして、排紙間隔を開ける制御モード(以下、紙間拡大モード)と、印字動作を一旦停止(負荷立ち下げ)させて所定時間、待機した後、印字動作を再開(負荷立ち上げ)するモード(以下、再立ち上げモード)との複数のモードを有する。
図6〜図はPPM制御モードを説明するための図あって、それぞれ、通常印字時、紙間拡大モード、および再立ち上げモードで2枚の印字を連続して行なう場合の、各モーターの駆動状態を表わしている。図中、imageは記録紙への画像形成のタイミングを表わし、ハッチングされた帯状の区間が画像形成を行なっている期間を表わしている。また、M1〜M7は、それぞれ、露光装置6で感光体3上に静電潜像を形成するために用いられるモーター(ポリゴンモーター等)、メインモーター44、サブモーター、カラー用のPCモーター48、ブラック用のPCモーター、カラー用現像モーター40、および現像モーター42を表わしている。
図6を参照して、通常印字時には、印字が開始すると各モーターが順に動作を開始し、全負荷が立ち上がった後に、時間T1間隔で、記録紙に順に画像形成を行なう。そして、すべの記録紙(この例では2枚)の画像形成が終了すると、各モーターを停止して全負荷を立ち下げる。
図7を参照して、紙間拡大モードでは、通常印字時と同様にして全負荷を立ち上げた後、通常印字時の画像形成間隔T1よりも長い時間間隔T2(T2>T1)で記録紙に順に画像形成を行なう。そして、すべの記録紙(この例では2枚)の画像形成が終了すると、各モーターを停止して全負荷を立ち下げる。
時間間隔T2はPPM制御の種類によって異なり、予め実験等で決められた時間とする。たとえば、通常印字時の時間T1を2[sec]とした場合、両面タッキング防止PPMでは4[sec]、定着端部温度上昇防止PPMでは3[sec]、PU固着防止PPMでは8[sec]程度が挙げられる。
図8を参照して、再立ち上げモードでは、通常印字時と同様にして全負荷を立ち上げた後に第1枚目の画像形成を行ない、その後、一旦、全負荷を立ち下げる。そして、予め規定された待機時間(WAIT)、全負荷の停止状態を維持する。この、全負荷の立ち上げ、画像形成、全負荷の立ち下げ、および待機を記録紙1枚ごとに繰り返す。
待機時間(WAIT)はPPM制御の種類によって異なり、予め実験等で決められた時間とする。たとえば、両面タッキング防止PPMでは150[sec]、定着端部温度上昇防止PPMでは5[sec]、PU固着防止PPMでは120[sec]程度が挙げられる。
画像形成装置1のエンジン制御部152は、印字作時にPPM制御を実施するための条件(実施条件)が成立すると、未処理のジョブ(残ジョブ)に基づいて実施するPPM制御のモードを決定する。詳しくは、画像形成装置1は、残ジョブの印字を完了するまでに必要とする電力値(消費電力量)を各モードについて算出し、電力値が低い方のモードを実施するモードとして選択する。
紙間拡大モードで残ジョブの印字を完了するまでに必要とする電力値としては、当該モードでの開始時点から印字完了までに必要な電力値である。再立ち上げモードで残ジョブの印字を完了するまでに必要とする電力値としては、負荷停止および負荷再起動に消費した電力値と、定着部の温度が印字可能な温度になるまでに必要な電力値と、立ち上がり後に当該モードでの開始時点から印字完了までに必要な電力値との合計となる。
電力値の算出は、一例として、予め実験等にて各モードで残ジョブごとに消費電力を計測しておき、それに基づいて作成された消費電力推移テーブルを利用する。
図9は消費電力推移テーブルの具体例を示す図である。
図9を参照して、消費電力推移テーブルには、PPM制御の実施条件が成立した後の排出枚数に応じて、モノクロ両面印字の場合、カラー両面印字の場合のそれぞれについて、紙間拡大モードと再立ち上げモードとの消費電力が登録されている。
図10は、図9に基づいた、モノクロ両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図であり、図11は、図9に基づいた、カラー両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図である。
図9および図10より、モノクロ両面印字の場合、残ジョブが10枚までは紙間拡大モードの方が再立ち上げモードよりも消費電力が小さく、10枚を超えると紙間拡大モードでの消費電力が再立ち上げモードでの消費電力よりも大きくなる。
図9および図11より、カラー両面印字の場合、残ジョブが7枚までは紙間拡大モードの方が再立ち上げモードよりも消費電力が小さく、7枚を超えると紙間拡大モードでの消費電力が再立ち上げモードでの消費電力よりも大きくなる。
図9では、紙間拡大モードの方が再立ち上げモードよりも消費電力が小さい場合が太字で表わされている。
PPM制御の実施条件が成立すると、各PPMモードの消費電力推移テーブルを参照して印字完了までの消費電力をテーブルから算出し、結果消費電力が低い方のモードを選択する。
カラー両面での連続印字の排出枚数がPPM制御の実施条件としての50枚に到達すると、エンジン制御部152はコントローラー部150に残ジョブ情報を問い合わせる。残ジョブが5枚である場合、図9の消費電力推移テーブルを用いると、紙間拡大モードでPPM制御を行なった場合の消費電力は1509[W]、再立ち上げモードでPPM制御を行なった場合の消費電力は1773[W]と算出されるため、消費電力の低い方の紙間拡大モードを選択する。
また、残ジョブが10枚である場合、図9の消費電力推移テーブルを用いると、紙間拡大モードでPPM制御を行なった場合の消費電力は3017[W]、再立ち上げモードでPPM制御を行なった場合の消費電力は2829[W]と算出されるため、消費電力の低い方の再立ち上げモードを選択する。
なお、このようなテーブルを用いる算出方法は一例である。他の例としては、たとえば、図12に示されたような、カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について紙間を開けるために要する消費電力、および、図13に示されたような、カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について負荷を停止するために要する消費電力、を予め記憶しておき、PPM制御の実施条件が成立するごとに、残ジョブ情報に基づいて各モードでの消費電力を算出してもよい。
なお、画像形成装置1に後処理装置FSが接続されている場合には、各モードでの後処理装置FSでの消費電力までを含めた消費電力を計測しておき、それに基づいて作成された消費電力推移テーブルを利用する。
図14は後処理装置FSでの消費電力までを含めた消費電力推移テーブルの具体例を示す図であり、具体例として、後処理装置FSで後処理を行なわずに排紙するストレート排紙を行なう場合の消費電力推移テーブルの具体例を示す図である。ここでは、図9と同様に、PPM制御の実施条件が成立した後の排出枚数に応じて、モノクロ両面印字の場合、カラー両面印字の場合のそれぞれについて、紙間拡大モードと再立ち上げモードとの消費電力が登録されている。
図15は、図14に基づいた、モノクロ両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図であり、図16は、図14に基づいた、カラー両面印字の場合の残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの消費電力との関係を表わした図である。
図14および図15より、モノクロ両面印字の場合、残ジョブが13枚までは紙間拡大モードの方が再立ち上げモードよりも消費電力が小さく、13枚を超えると紙間拡大モードでの消費電力が再立ち上げモードでの消費電力よりも大きくなる。
図14および図16より、カラー両面印字の場合、残ジョブが10枚までは紙間拡大モードの方が再立ち上げモードよりも消費電力が小さく、10枚を超えると紙間拡大モードでの消費電力が再立ち上げモードでの消費電力よりも大きくなる。
図14では、紙間拡大モードの方が再立ち上げモードよりも消費電力が小さい場合が太字で表わされている。
カラー両面でPPM制御の実施条件が成立したときの残ジョブが5枚である場合、図14の消費電力推移テーブルを用いると、紙間拡大モードでPPM制御を行なった場合の消費電力は1871[W]、再立ち上げモードでPPM制御を行なった場合の消費電力は2475[W]と算出されるため、消費電力の低い方の紙間拡大モードを選択する。
また、残ジョブが11枚である場合、図14の消費電力推移テーブルを用いると、紙間拡大モードでPPM制御を行なった場合の消費電力は4117[W]、再立ち上げモードでPPM制御を行なった場合の消費電力は4047[W]と算出されるため、消費電力の低い方の再立ち上げモードを選択する。
なお、先述と同様に、たとえば、図17に示されたような、カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について紙間を開けるために要する消費電力、および、図18に示されたような、カラー印字、モノクロ印字、それぞれでの片面印字、両面印字について負荷を停止するために要する消費電力、を予め記憶しておき、PPM制御の実施条件が成立するごとに、残ジョブ情報に基づいて各モードでの消費電力を算出してもよい。
画像形成装置1のエンジン制御部152は、画像形成装置1に後処理装置FSが接続されているか否かに応じて、図9の消費電力推移テーブルと図14の消費電力推移テーブルとから用いる消費電力推移テーブルを選択して消費電力を算出する。
<機能構成>
図19は、上記動作を行なうための画像形成装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。図19の各機能は、エンジン制御部152に含まれるCPU154が不揮発性メモリー156に記憶されているプログラムを読み出して実行することで、主にCPU154上に形成されるものであるが、少なくとも一部が、図1〜図4に示された構成によって形成されてもよい。
図19を参照して、CPU154は、コントローラー部150から印字枚数や印字モードなどの印字情報の入力を受け付けるための印字情報入力部401と、図5のPPM制御の実施条件を記憶しておき、実施条件が成立するか否かを判断するための条件成立判断部402と、コントローラー部150から残ジョブを表わす残ジョブ情報を取得するための残ジョブ情報取得部403と、図9または図14の消費電力推移テーブル等を用いて残ジョブの印字を完了するまでの各PPM制御モード(紙間拡大モードおよび再立ち上げモード)での消費電力を算出するための消費電力算出部404と、それを比較することで実行するPPM制御モードを決定するためのPPMモード決定部405と、そのモードに従ってPPM制御を行なうようにコントローラー部150を制御するためのPPM制御部406とを含む。
<動作フロー>
図20は、画像形成装置1での動作を表わすフローチャートである。図20のフローチャートは、エンジン制御部152に含まれるCPU154が不揮発性メモリー156に記憶されているプログラムを読み出して実行し、図19の各機能を発揮させることによって実現される。
図20を参照して、CPU154は、通常の印字動作を継続実施している間は、PPM制御の実施条件が成立するか否かを判断し続ける(ステップS01〜S03)。すなわち、通常の印字動作を継続する場合には(ステップS02でYES)、コントローラー部150から得られた印字枚数や印字モードなどの印字情報を図5のPPM制御の実施条件と比較することで、実施条件が成立しているか否かを判断する。なお、通常の印字動作を終了する場合には(ステップS02でNO)、印字動作を終了する(ステップS06)。
実施条件が成立していると判断すると(ステップS03でYES)、コントローラー部150より残ジョブ情報を取得し(ステップS04)、PPM制御のモードを選択する(ステップS05)。
ステップS05では、残ジョブ情報で示される実施条件成立後の排出枚数と、現在の動作モード(カラー/モノクロ、片面/両面)とから、各モードでの消費電力を算出し、それを比較することで、消費電力の小さい方のモードを選択する。
なお、このとき、後処理装置FSが接続されているか否かも考慮するようにしてもよい。
<実施の形態の効果>
以上の動作が画像形成装置1において行なわれることで、PPM制御の実施条件が成立した後のPPM制御下での印字動作における消費電力を抑えることができる。
<変形例1>
第1の変形例として、PPM制御を開始した後の動作について説明する。画像形成装置1は、PPM制御を開始した後、PPMモードを再度選択する。
図21は、第1の変形例にかかる画像形成装置1での動作を表わすフローチャートである。
図21を参照して、CPU154は、PPMのいずれかのモードにて印字動作を継続しているか否かを確認する。印字動作を継続しない場合には(ステップS11でNO)、そのまま印字動作を終了する(ステップS18)。
印字動作を継続する場合(ステップS11でYES)、さらに、CPU154は、いずれかのPPMモードにて継続して印字動作している最中に、PPM制御を解除する条件(解除条件)が成立したか否かを確認する。
解除条件とは、たとえば両面タッキング防止PPMの場合には、ユーザーにより排出用紙が取り除かれたことを検知したことが該当する。ユーザーにより排出用紙が取り除きられたことは、たとえば、排出口センサー33aがON(紙有り)を検出し、その後で、予め規定された所定時間T3(たとえば1[s])、排出口センサー33aがOFF(紙無し)を検出したことによって検出される。
また、定着端部温度上昇防止PPMの場合には、定着端部温度センサー32dで検出される定着ローラー32aの端部の温度と、定着中央温度センサー32eで検出される定着ローラー32aの中央部の温度との差が予め規定された温度T4(たとえば2℃)以下となった場合が該当する。
また、PU固着防止PPMの場合には、機内温度センサー37で検出される機内温度が予め規定された温度T5(たとえば35℃)以下となった場合が該当する。
解除条件が成立した場合には(ステップS12でYES)、CPU154は、PPM制御を終了して、通常の印字動作へ切り替える(ステップS13)。
その後、CPU154は、通常の印字動作を継続して実施している間は、PPM制御の実施条件の成立を判断して、成立すると、PPMモードを選択してPPM制御を実行する(ステップS14〜S17)。この動作は図20の動作と同じである。
以上の動作が画像形成装置1において行なわれることで、PPM制御が不要となったときに通常の印字動作に切り替えられるため、生産性を落とすことがない。
<変形例2>
第2の変形例として、生産性を優先してPPMモードを選択する処理について説明する。
第2の変形例にかかる画像形成装置1では、PPM制御の実施条件が成立すると、残ジョブ情報に基づいて紙間拡大モードと再立ち上げモードとの各モードでの消費電力を算出すると共に、各動作での印字動作満了時間が算出される。
一例として、図22の条件が設定されているものとする。すなわち、PPM制御の実施条件として両面印字モードにて用紙排出枚数が50枚に到達した時点でPPM制御を実施する、という条件が設定されており、紙間拡大モードは用紙排出間隔を2[s]から4[s]に拡大し、再立ち上げモードでは排出枚数が50枚ごとに、負荷の立ち下げ時間および立ち上げ時間を含めて150[s]待機して、その後に用紙の排出を再開する、という制御が設定されているものとする。
この条件の下、たとえば、残ジョブ情報が100(残りの印字枚数が100枚)である場合には、紙間拡大モードでの印字完了時間t1は400[s]=100枚×4[s]、再立ち上げモードでの印字完了時間t2は500[s]=100枚×2[s]+150[s]×2回となる。従って、紙間拡大モードと再立ち上げモードとの印字完了時間の差(t2−t1)は100[s]となる。
残ジョブ情報が101(残りの印字枚数が101枚)である場合には、紙間拡大モードでの印字完了時間t1は404[s]=101枚×4[s]、再立ち上げモードでの印字完了時間t2は652[s]=101枚×2[s]+150[s]×3回となる。従って、紙間拡大モードと再立ち上げモードとの印字完了時間の差(t2−t1)は248[s]となる。
図23は、図22の条件下での生産性の推移として、残ジョブ数(実施条件成立後の排出枚数)と各モードでの印字完了時間との関係を表わした図であって、両面タッキング防止PPMでの生産性の推移を表わしている。
図22および図23を参照して、再立ち上げモードでは紙間拡大モードよりも用紙搬出間隔は短いために残ジョブ枚数に応じた印字完了時間の変化(傾き)は紙間拡大モードよりも小さいものの、所定枚数(50枚)ごとに待機時間(150[s])が要されるため、50枚ごとに段階的に印字完了時間が大きくなる。従って、残ジョブ枚数が50枚を境にして再立ち上げモードでは生産性が大きく落ちることになる。
そこで、第2の変形例にかかる画像形成装置1は、PPM制御の各モードの印字完了時間および消費電力を比較し、印字完了時間差≧所定時間T6(たとえば180[s])であり、かつ、印字完了までの消費電力差<所定電力値W1(たとえば300[W])である場合には、生産性が高い方のモードを優先的に選択する。上の条件が満たされない場合には消費電力が低い方のモードを優先的に選択する。なお、上記所定時間T6や所定電力値W1は管理者モード等からユーザーにより設定したり変更したりできてもよい。
図24は、第2の変形例にかかる画像形成装置1での動作を表わすフローチャートである。
図24を参照して、CPU154は、通常の印字動作を継続実施している間は、PPM制御の実施条件が成立するか否かを判断し続ける(ステップS21〜S23)。そして、実施条件が成立した場合には(ステップS23でYES)、コントローラー部150より残ジョブ情報を取得する(ステップS24)。なお、通常の印字動作を終了する場合には(ステップS22でNO)、印字動作を終了する(ステップS30)。この、ステップS21〜S24,S30の処理は、図20のステップS01〜S04,S06の処理と同じである。
第2の変形例では、残ジョブ情報と現在の動作モード(カラー/モノクロ、片面/両面)とから、各モードでの印字完了時間と印字完了までの消費電力とを算出する(ステップS25、S26)。
CPU154は、各モードの印字完了時間および消費電力を比較し、印字完了時間差≧所定時間T6(たとえば180[s])、かつ印字完了までの消費電力差<所定電力値W1(たとえば300[W])の条件を満たすか否かを判断する。上記条件を満たすと判断した場合(ステップS27でYES)、CPU154は生産性が高いモードを優先的に選択する、生産性優先PPMモード選択処理を実行する(ステップS29)。すなわち、ステップS29でCPU154は、印字完了時間の短い方のPPMモードを選択する。
一方、上記条件を満たさないと判断した場合(ステップS27でNO)、CPU154は消費電力が低いモードを優先的に選択する消費電力優先PPMモード選択処理を実行する(ステップS28)。すなわち、ステップS28でCPU154は、印字完了までの消費電力の小さい方のPPMモードを選択する。
以上の動作が画像形成装置1において行なわれることで、PPMモードを選択する際に、モード間の消費電力に差があまりない状態で印字完了までの時間の差が大きい場合には、印字完了時間の最も短いモードを選択して生産性を優先させることになる。この場合は消費電力の効果よりも印字完了時間の効果の方が大きい場合と言える。
なお、上述の処理を画像形成装置1のCPU154に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
上記プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、2 中間転写ベルト、3 感光体、4 現像装置、5 帯電装置、6 露光装置、7 中間転写ベルトクリーナー、8 カセット給紙ローラー、9 手差し給紙ローラー、18 給紙部、20,60 用紙搬入部、22 用紙材質検知センサー、23,63 サドル搬入ローラー、24a,24b,24c,24d トナー補給モーター、25 トナーボトル、26,26a 攪拌羽、27 定着ループセンサー、28 カートリッジ、29 用紙検知センサー、31 2次転写ローラー、32a 定着ローラー、32b 加圧ローラー、32c 定着ヒーター、32d 定着端部温度センサー、32e 定着中央温度センサー、33 排紙ローラー、33a 排出口センサー、34a 両面搬送ローラー、35 両面搬送経路、36 廃トナーボックス、37 機内温度センサー、38 タイミングローラー、39 機内湿度センサー、40 カラー用現像モーター、42 現像モーター、44 メインモーター、45 両面搬送モーター、46 定着モーター、48 カラーPCモーター、50 折り部、52 第1折りローラー、53 第2折りローラー、59 サドル処理トレイセンサー、61 レジストローラー、62 中間ローラー、64 搬送ローラー、66A,66B 経路センサー、66C 第2トレイ経路センサー、68 前センサー、69 サドル搬入部センサー、70 収容ベルト、71 端綴じ処理部、71 端綴じ処理部、72 中綴じ処理部、72a 受針機構、72b 打針機構、74 後端パドル、75 上パドル、76 下パドル、77 処理トレイ用紙検出センサー、81 第1トレイ排出ローラー、82 第2トレイ排出ローラー、83 排出センサー、90 パンチ処理部、91 搬送路切替部材、100 サドル、101,102 上流側ガイド部材、103,104 下流側ガイド部材、105 先端ストッパー、110 用紙幅整合部、150 コントローラー部、152 エンジン制御部、156 不揮発性メモリー、160 フィニッシャー制御部、401 印字情報入力部、402 条件成立判断部、403 残ジョブ情報取得部、404 消費電力算出部、405 モード決定部、406 制御部、800 エレベートトレイ、FS 後処理装置。

Claims (10)

  1. 用紙を所定間隔で搬送して、前記用紙に画像形成を行なう、画像形成装置であって、
    通常印字時に、前記所定間隔の制御を開始するための、予め規定された第1の条件の成立を判断するための第1の判断手段と、
    前記通常印字から切り替えるべき前記所定間隔の制御のモードを決定するための決定手段と、
    前記第1の判断手段で前記第1の条件が成立したことが判断されると、前記決定手段で決定されたモードで前記所定間隔の制御を実行するための制御手段とを備え、
    前記制御のモードは、所定枚数ごとに新たな給紙動作を一定期間中断することで前記所定間隔を長くする第1のモードと、前記給紙動作ごとの搬送間隔を広くして搬送を継続することで前記所定間隔を長くする第2のモードとを含み、
    前記第1の条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの各モードでの消費電力を算出するための第1の算出手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第1の算出手段で算出された消費電力の低い方のモードを選択する、画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、前記第1の条件の成立が判断されてから残りの印字枚数が所定枚数未満の場合は前記第2のモードを選択し、前記所定枚数以上の場合は前記第1のモードを選択する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 後処理装置を装着可能であって、
    前記後処理装置が装着された状態で前記第1の条件の成立が判断されると、前記第1の算出手段は、前記各モードでの前記第1の条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの消費電力として、前記後処理装置での消費電力も加えた消費電力を算出する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の条件は、両面印字モードで所定枚数以上の印字出力を同一の排紙トレイに排出したこと、を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の条件は、主走査方向の用紙長が所定値より短い用紙を所定枚数以上の連続して印字したこと、を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の条件は、連続印字中に機内温度が所定値に達したこと、を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記所定間隔の制御を終了するための、予め規定された第2の条件の成立を判断するための第2の判断手段をさらに備え、
    前記所定間隔の制御の開始の後に前記第2の判断手段で前記第2の条件が成立したことが判断されると、前記制御手段は前記所定間隔の制御を終了し、前記第1の判断手段は、前記第1の条件が成立するか否かを判断する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記各モードで、前記第1の条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでに要する印字時間を算出するための第2の算出手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第1のモードと前記第2のモードとの前記第2の算出手段で算出された前記印字時間の差が予め設定された所定値以上であり、かつ、前記第1のモードと前記第2のモードとでの前記第1の算出手段で算出された前記消費電力の差が予め設定された所定値未満である、という第3の条件が満たされる場合には前記印字時間が短い方のモードを選択し、前記第3の条件が満たされない場合には前記消費電力が低い方のモードを選択する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置で、用紙を所定間隔で搬送して前記用紙に画像形成するよう前記画像形成装置を制御する方法であって、
    前記所定間隔の制御のモードとして、所定枚数ごとに新たな給紙動作を一定期間中断することで前記所定間隔を長くする第1のモードと、前記給紙動作ごとの搬送間隔を広くして搬送を継続することで前記所定間隔を長くする第2のモードとがあり、
    通常印字時に、前記所定間隔の制御を開始するための、予め規定された条件の成立を判断するステップと、
    前記条件が成立したことが判断されると、前記通常印字から切り替えるべき前記制御のモードを決定するステップと、
    前記決定されたモードで前記所定間隔の制御を実行するステップとを備え、
    前記決定するステップでは、前記条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの各モードでの消費電力を算出し、前記消費電力の低い方のモードを選択する、画像形成装置の制御方法。
  10. 画像形成装置に、用紙を所定間隔で搬送して前記用紙に画像形成する処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記所定間隔の制御のモードとして、所定枚数ごとに新たな給紙動作を一定期間中断することで前記所定間隔を長くする第1のモードと、前記給紙動作ごとの搬送間隔を広くして搬送を継続することで前記所定間隔を長くする第2のモードとがあり、
    通常印字時に、前記所定間隔の制御を開始するための、予め規定された条件の成立を判断するステップと、
    前記条件が成立したことが判断されると、前記通常印字から切り替えるべき前記制御のモードを決定するステップと、
    前記決定されたモードで前記所定間隔の制御を実行するステップとを前記画像形成装置に実行させ、
    前記決定するステップでは、前記条件の成立が判断されてから残りの印字を完了するまでの各モードでの消費電力を算出し、前記消費電力の低い方のモードを選択する、画像形成装置の制御プログラム。
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