JP5668681B2 - 磁界発生装置 - Google Patents

磁界発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5668681B2
JP5668681B2 JP2011501683A JP2011501683A JP5668681B2 JP 5668681 B2 JP5668681 B2 JP 5668681B2 JP 2011501683 A JP2011501683 A JP 2011501683A JP 2011501683 A JP2011501683 A JP 2011501683A JP 5668681 B2 JP5668681 B2 JP 5668681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
magnet group
magnetic field
shaped member
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011501683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010098469A1 (ja
Inventor
青木 雅昭
雅昭 青木
倫明 岸本
倫明 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2011501683A priority Critical patent/JP5668681B2/ja
Publication of JPWO2010098469A1 publication Critical patent/JPWO2010098469A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5668681B2 publication Critical patent/JP5668681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/3806Open magnet assemblies for improved access to the sample, e.g. C-type or U-type magnets
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/3802Manufacture or installation of magnet assemblies; Additional hardware for transportation or installation of the magnet assembly or for providing mechanical support to components of the magnet assembly
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/383Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using permanent magnets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49014Superconductor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

この発明は、磁界発生装置に関し、より特定的には、永久磁石型の磁界発生装置に関する。
従来、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等に用いられる永久磁石型の磁界発生装置において、永久磁石群を構成する複数の永久磁石はそれぞれ、隣接する永久磁石や板状継鉄またはそれらの両方に接着剤を用いて接着される。このような永久磁石型の磁界発生装置において永久磁石群から永久磁石の離脱を防止するための技術が特許文献1に開示されている。
特開2004−358097号公報
永久磁石群を構成する永久磁石の寸法は、加工装置の加工精度や、永久磁石が焼結磁石であれば焼結処理によって、ばらついてしまう。したがって、永久磁石群の形状や大きさもばらついてしまう。たとえば、永久磁石1個当たりの寸法ばらつきが0.1mm程度であると、永久磁石群において永久磁石が横方向に20個並んでいれば、永久磁石群の横方向の寸法には最大2mm程度の差が生じる。また、永久磁石を隣接する永久磁石や板状継鉄に接着するための接着層の厚みによっても永久磁石群の寸法に差が生じる。
特許文献1の技術によって永久磁石の離脱をより確実に防止するためには個々の装置毎に永久磁石群の形状および大きさに応じた専用の永久磁石固定用部材等が必要となる。MRI用磁界発生装置では、永久磁石群に多数の永久磁石が用いられるために永久磁石群の形状および大きさのばらつきが大きくなりやすく、専用の永久磁石固定用部材の必要性が特に高くなる。しかし、専用の永久磁石固定用部材の準備に要する時間的な負担は大きく、装置の生産性が悪くなってしまう。
また、長期(典型的には10年以上)に亘って使用される永久磁石型のMRI用磁界発生装置では、経年変化による永久磁石の酸化や接着剤の劣化、振動および衝撃等によって、永久磁石同士の接着や永久磁石と板状継鉄との接着が外れ、永久磁石の位置がずれてしまうことがある。特に、磁気特性に優れたR−Fe−B系焼結磁石(RはYを含む希土類元素)が永久磁石として用いられた場合には、かかる磁石は希土類元素および鉄を含有し酸化しやすいので、高温多湿の環境下で保管していると接着力が低下し、永久磁石の位置ずれが発生する可能性が増す。磁界発生装置において、永久磁石群を構成する永久磁石の位置が1mmずれると、磁界発生装置の均一磁界空間における磁界強度が40ppm程度変化する。磁界強度の変化がたとえ40ppm程度であってもMRI等の撮像を行うと、画像品質が劣化してしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、永久磁石の永久磁石群からの離脱および位置ずれを簡単にかつ長期に亘って確実に防止でき、生産性のよい磁界発生装置を提供することである。
この発明の一の局面によれば、相互に接着される複数の永久磁石を含み一方主面側に磁界を発生させる永久磁石群、永久磁石群に沿うように設けられるカバー部材、および永久磁石群を押圧するためにカバー部材に設けられる押圧部材を備える、磁界発生装置が提供される。
この発明では、永久磁石群とカバー部材とに隙間が生じてもカバー部材に設けられる押圧部材が永久磁石群を押圧することによって、永久磁石を強く固定でき、永久磁石の永久磁石群からの離脱および位置ずれを簡単にかつ長期に亘って確実に防止できる。したがって、永久磁石群を構成する永久磁石の位置ずれによる画像品質の劣化を防止できる。このように押圧部材を用いることによって、永久磁石群の形状のばらつきおよび大きさに容易に対応できる。また、装置毎に永久磁石群の形状および大きさに応じた専用の永久磁石固定用部材等を準備せずとも、永久磁石の永久磁石群からの離脱および位置ずれを簡単に防止できるので、生産性を向上できる。
好ましくは、永久磁石群とカバー部材との隙間に介挿される介挿部材をさらに含み、押圧部材は、介挿部材を介して永久磁石群を押圧する。この場合、永久磁石群とカバー部材との比較的大きな隙間には介挿部材が介挿され、押圧部材によって介挿部材が永久磁石群に押圧される。すなわち、押圧部材が介挿部材を介して永久磁石群を押圧する。このように介挿部材を介することによって、1つの押圧部材で永久磁石群の広い範囲を安定して押圧でき、押圧部材の数を減らしつつも永久磁石の永久磁石群からの離脱および位置ずれをより確実に防止できる。また、介挿部材を介することによって永久磁石を傷つけることを防止できる。さらに、介挿部材を用いることによって、永久磁石群とカバー部材との隙間を埋めるまたは狭くすることができ、個々の装置毎に永久磁石群の形状および大きさに応じた専用の永久磁石固定用部材等が不要となり、カバー部材の形状をよりシンプルにできる。
また好ましくは、カバー部材は、永久磁石群を囲むように設けられる枠状部材を含み、押圧部材は枠状部材に設けられる。この場合、枠状部材に設けられる押圧部材によって永久磁石群が外周面側から押圧される。このようにカバー部材として永久磁石群を囲むような枠状部材を用いることによって、永久磁石が永久磁石群の外周面側に離脱することおよびずれることを簡単にかつ確実に防止でき、生産性を向上できる。
さらに好ましくは、永久磁石群の一方主面の露出する部分である露出部を形成するように永久磁石群の一方主面に設けられる磁極片をさらに含み、カバー部材は、永久磁石群の露出部を覆うように磁極片の外周面に設けられる鍔状部材を含み、押圧部材は鍔状部材に設けられる。この場合、鍔状部材に設けられる押圧部材によって永久磁石群が露出部側から押圧される。このようにカバー部材として露出部を覆うように設けられる鍔状部材を用いることによって、永久磁石が永久磁石群の露出部側に離脱することおよびずれることを簡単にかつ確実に防止でき、生産性を向上できる。
好ましくは、カバー部材は非磁性体からなる。カバー部材が非磁性体からなることによって、発生させる磁界に悪影響を与えることなく永久磁石が永久磁石群から離脱することおよびずれることを防止できる。
この発明の上述の目的およびその他の目的、特徴、局面および利点は、添付図面に関連して行われる以下のこの発明の実施形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明が適用される磁界発生装置を示す概略側面図である。 永久磁石群および磁極片の一例を示す斜視図である。 枠状部材および鍔状部材を備える磁界発生装置を示す部分斜視図である。 枠状部材を示す分解斜視図である。 永久磁石群とカバー部材との隙間に介挿部材を介挿した状態を示し、(a)は外周面と枠状部材との隙間に介挿部材を介挿した状態を示す平面図であり、(b)は露出部と鍔状部材との隙間に介挿部材を介挿した状態を示す側面図である。 カバー部材の他の例を示す斜視図である。 カバー部材のその他の例を示す斜視図である。 ブロック状の介挿部材を用いた場合の平面図である。 補強部材の例を示す斜視図である。
10 磁界発生装置
11a,11b 磁極ユニット
12a,12b 板状継鉄
14a,14b 永久磁石群
16a,16b 磁極片
18a 永久磁石群の外周面
18b 永久磁石群の露出部
20 永久磁石
34,72 枠状部材
36 鍔状部材
42,46,62,66,70 介挿部材
44,48,64,68,74 押しボルト
50,50a,50b 板状部材
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。
図1を参照して、この発明の一実施形態の磁界発生装置10は、オープンタイプでありかつ永久磁石型のMRI用磁界発生装置であり、空隙を形成して対向配置される一対の磁極ユニット11aおよび11bを含む。
磁極ユニット11aおよび11bはそれぞれ板状継鉄12aおよび12bを含む。一対の板状継鉄12aおよび12bのそれぞれの対向面側には永久磁石群14aおよび14bが設けられ、永久磁石群14aおよび14bのそれぞれの対向面(一方主面)側には磁極片16aおよび16bが設けられる。すなわち、永久磁石群14aの一方主面および他方主面にはそれぞれ、磁極片16aおよび板状継鉄12aが設けられる。永久磁石群14bの一方主面および他方主面にはそれぞれ、磁極片16bおよび板状継鉄12bが設けられる。
図2をも参照して、永久磁石群14aおよび14bはそれぞれ、直方体状あるいは立方体状の複数の永久磁石20を接着によって一体化したものであり、凹凸形状(段形状)の外周面18aを有する。
永久磁石群14aを構成する各永久磁石20は磁化方向が同方向になるように配置され、永久磁石群14bを構成する各永久磁石20は磁化方向が同方向になるように配置される。図1に示すように、この実施形態では、永久磁石群14aの永久磁石20の磁化方向は矢印A1方向であり、永久磁石群14bの永久磁石20の磁化方向は矢印A2方向である。したがって、永久磁石群14aは一方主面(永久磁石群14bとの対向面)にN極を有し、永久磁石群14bは一方主面(永久磁石群14aとの対向面)にS極を有する。
永久磁石20には、たとえばNEOMAX−47(日立金属株式会社製)等の高磁束密度タイプのR−Fe−B系焼結磁石(RはYを含む希土類元素)が用いられ、永久磁石20は図示しない磁石単体を組み立てることによって得られる。
図1および図2に示すように、磁極片16aは、永久磁石群14aの一方主面に露出部18bを形成するように永久磁石群14aの一方主面に設けられる。磁極片16bについても同様に、永久磁石群14bの一方主面に露出部18bを形成するように永久磁石群14bの一方主面に設けられる。露出部18bは、永久磁石群14a,14bの一方主面にそれぞれ磁極片16a,16bを設けたときに、永久磁石群14a,14bの一方主面において露出する部分である。
図1に示すように、磁極片16aは、永久磁石群14aの一方主面上に配置されるたとえば鉄からなる円板状のベースプレート22を含む。ベースプレート22上には、うず電流の発生を防止するための珪素鋼板24が形成される。珪素鋼板24は、ベースプレート22上に接着剤で固定される。ベースプレート22の周縁部には、たとえば鉄からなり周縁部の磁界強度を上げ均一磁界を得るための環状突起26が形成される。磁極片16bについても磁極片16aと同様に構成される。
板状継鉄12aおよび12bは一枚の板状の支持継鉄28によって磁気的に結合される。すなわち、支持継鉄28の下端面に板状継鉄12aの一端縁側上面が、支持継鉄28の上端面が板状継鉄12bの一端縁側下面にそれぞれ位置するように、支持継鉄28が板状継鉄12aおよび12bに接続される。したがって、板状継鉄12aおよび12bと支持継鉄28とは、その接続部が略90度の角度を有し側面視コ字状になるように接続される。
図3をも参照して、板状継鉄12aと支持継鉄28との接続部内面側のうち永久磁石群14aから最も遠い位置(この実施の形態では板状継鉄12aと支持継鉄28との接続部内面側の両端)に、それぞれ補強部材30が設けられる。板状継鉄12bと支持継鉄28との接続部についても同様に補強部材30が設けられる。また、板状継鉄12aの下面には4つの脚部32が取り付けられる。
このような磁界発生装置10では、永久磁石群14aおよび14bの一方主面側で磁極片16aおよび16b間の空隙に磁界が発生し、均一磁界空間F(図1参照)においてたとえば0.2T以上の磁界強度が要求される。
図3に示すように、磁界発生装置10において、磁極ユニット11aは、永久磁石群14aを囲むように設けられる枠状部材34、および永久磁石群14aの露出部18bを覆うように設けられる鍔状部材36を含む。
なお、図3では、磁極ユニット11b側が省略されているが、磁極ユニット11bが磁極ユニット11aと上下対称の構造を有していることはいうまでもない。
図4に示すように、枠状部材34は、複数(ここでは4個)の枠状部材片34aを含む。各枠状部材片34aは、永久磁石群14aの外周面18a(図2参照)の対応する部分に沿う凹凸形状を有する。したがって、枠状部材34は、全体として永久磁石群14aの外周面18aに沿う凹凸形状を有する。各枠状部材片34aは、厚みが1mm〜10mm程度のアルミニウムやステンレス鋼等の非磁性体(非磁性金属)からなる。各枠状部材片34aは、外側(永久磁石群14aとは反対側)から内側(永久磁石群14a側)へと貫通する複数のボルト孔38と、枠状部材片34aを板状継鉄12aに取り付けるための板状の取付部39とを含む。各枠状部材片34aは永久磁石群14aの外周面18aに接するように配置され、図示しないボルト等の固定部材で取付部39を板状継鉄12aに取り付けることによって、各枠状部材片34aは板状継鉄12aに固定される。
このように分割構造を有する枠状部材34を用いることによって、たとえば磁界調整のために永久磁石、磁性体または非磁性体を永久磁石群14aに追加することで外周面18aの形状が変更されても、一部の枠状部材片34aを取り替えるのみで簡単に対応できる。
図3に示すように、鍔状部材36は、永久磁石群14aの露出部18b(図2参照)を覆うように磁極片16aの外周面に設けられる。鍔状部材36は、縦断面が略L字状かつ平面視が円弧状の複数(ここでは8個)の鍔状部材片36aを含む。各鍔状部材片36aは、厚みが1mm〜10mm程度のアルミニウムやステンレス鋼等の非磁性体からなり、永久磁石群14aの露出部18bに対向する第1部37aと、磁極片16aの外周面に対向する第2部37bとを含む。各鍔状部材片36aの第1部37aは、上側から下側へと貫通する複数のボルト孔40を含む。第1部37aが永久磁石群14aの露出部18bに接するように配置され、第2部37bが図示しないボルト等の固定部材や溶接等で磁極片16aの外周面に取り付けられることによって、各鍔状部材片36aは磁極片16aの外周面に設けられる。
このように分割構造を有する鍔状部材36を用いることによって、鍔状部材36に生じるうず電流を抑制でき、均一磁界空間Fへの悪影響を低減できる。うず電流の抑制をさらに重視する場合は、磁極片16aと各鍔状部材片36aとの間、および隣り合う鍔状部材片36aの間に電気抵抗の大きい部材を配置するか、あるいはそれぞれに空隙を形成するかして絶縁を図ってもよい。
上述のように永久磁石群14aの外周面18aに接するように枠状部材34を設けても、外周面18aと枠状部材34とには隙間が生じるおそれがある。同様に、永久磁石群14aの露出部18bに接するように鍔状部材36を設けても、露出部18bと鍔状部材36とには隙間が生じるおそれがある。これは、希土類焼結磁石等である永久磁石20を正確に所定の大きさに製造することが困難であることによる永久磁20の寸法ばらつきや、接着層の厚みばらつきによって、永久磁石群14aには平らな面になるべき部分であっても段差が生じることがあるためである。
そこで、枠状部材34を板状継鉄12aに取り付けた状態で永久磁石群14aの外周面18aと枠状部材34とに隙間が生じているか否かが確認される。そして、図5(a)に示すように、外周面18aと枠状部材34とに比較的大きな隙間が生じていれば、当該隙間には介挿部材42が介挿される。このようにして介挿された介挿部材42は、枠状部材34のボルト孔38に螺入された押しボルト44によって外周面18aに押圧される。すなわち、外周面18aが介挿部材42を介して押しボルト44によって押圧される。また、外周面18aと枠状部材34との隙間が小さいために介挿部材42を介挿できない場合は、押しボルト44によって外周面18aが直接押圧される。
同様に、鍔状部材36を磁極片16aに取り付けた状態で永久磁石群14aの露出部18bと鍔状部材36とに隙間が生じているか否かが確認される。そして、図5(b)に示すように、露出部18bと鍔状部材36とに比較的大きな隙間が生じていれば、当該隙間には板状の介挿部材46が介挿される。このようにして介挿された介挿部材46は、鍔状部材36のボルト孔40に螺入された押しボルト48によって露出部18bに押圧される。すなわち、露出部18bが介挿部材46を介して押しボルト48によって押圧される。また、露出部18bと鍔状部材36との隙間が小さいために介挿部材46を介挿できない場合は、押しボルト48によって露出部18bが直接押圧される。
介挿部材42および46、ならびに押圧部材である押しボルト44および48はそれぞれ、アルミニウムやステンレス鋼等の非磁性体からなる。板状の介挿部材42の大きさ(主面の面積および厚み)および形状は、外周面18aと枠状部材34との隙間に応じて適宜設定される。介挿部材46についても同様であり、板状の介挿部材46の大きさ及び形状は、露出部18bと鍔状部材36との隙間に応じて適宜設定される。
押しボルト44および48は、たとえばM6サイズの六角穴付止めボルトである。押しボルト44は、図示しないトルクレンチを用いて枠状部材34に螺入されていき、枠状部材34を貫通して介挿部材42または外周面18aに押圧される。同様に、押しボルト48は、トルクレンチを用いて鍔状部材36に螺入されていき、鍔状部材36を貫通して介挿部材46または露出部18bに押圧される。このとき、押しボルト44および48の締め付けトルクは、2.5N・m程度に設定されることが好ましい。締め付けトルクをこの程度に設定することによって、永久磁石20を十分に押圧できるとともに、枠状部材34および鍔状部材36が変形したり永久磁石20が傷つくことを防止できる。
なお、磁極ユニット11a全体に占める介挿部材42および46ならびに押しボルト44および48の割合(体積)が小さければ、鉄等の磁性体からなる介挿部材42および46ならびに押しボルト44および48を部分的に(選択的に)用いてもよい。磁性体からなる介挿部材42および46ならびに押しボルト44および48は、均一磁界空間Fに所望の磁界を得るための磁界調整部材としての機能を果たし、磁界強度および/または磁界均一性を向上できる。
磁極ユニット11bについても磁極ユニット11aと同様に、枠状部材34、鍔状部材36、介挿部材42および46、ならびに押しボルト44および48が設けられる。磁極ユニット11bにおけるこれら部材の説明については省略する。
このような磁界発生装置10によれば、外周面18aと枠状部材34とに隙間が生じても枠状部材34に螺入された押しボルト44が外周面18aまたは介挿部材42を押圧することによって、永久磁石20が外周面18a側に離脱することおよびずれることを簡単にかつ確実に防止できる。また、露出部18bと鍔状部材36とに隙間が生じても鍔状部材36に螺入された押しボルト48が露出部18bまたは介挿部材46を押圧することによって、永久磁石20が露出部18b側に離脱することおよびずれることを簡単にかつ確実に防止できる。すなわち、押しボルト44および48を用いることによって、永久磁石群14aおよび14bの形状および大きさのばらつきに容易に対応でき、永久磁石20の永久磁石群14aおよび14bからの離脱および位置ずれを簡単にかつ長期に亘って確実に防止できる。したがって、画像品質の劣化を防止できる。また、装置毎に永久磁石群14aおよび14bの形状に応じた専用の永久磁石固定用部材等を準備せずとも、永久磁石20が永久磁石群14aおよび14bから離脱することおよびずれることを簡単に防止できるので、生産性を向上できる。
横方向に隣り合う永久磁石20同士には常に強力な反発力が働いている。しかし、押しボルト44を用いて永久磁石20を強く固定できるので、永久磁石20を固着している接着剤の強度的な負担を軽減できる。
介挿部材42を用いることによって、1つの押しボルト44で外周面18aの広い範囲を安定して押圧できる。また、介挿部材46を用いることによって、1つの押しボルト48で露出部18bの広い範囲を安定して押圧できる。したがって、押しボルト44および48の数を減らしつつも永久磁石20の永久磁石群14aおよび14bからの離脱および位置ずれをより確実に防止できる。
また、介挿部材42および46を介することによって永久磁石20を傷つけることを防止できる。さらに、介挿部材42および46を用いることによって、永久磁石群14a,14bと枠状部材34との隙間および永久磁石群14a,14bと鍔状部材36との隙間を埋めるまたは狭くすることができ、枠状部材34および鍔状部材36の形状をよりシンプルにできる。
カバー部材として外周面18aに沿うような枠状部材34を用いることによって、永久磁石20が外周面18a側に離脱することおよびずれることを簡単にかつ確実に防止でき、生産性を向上できる。また、外周面18aと枠状部材34との間において比較的大きな隙間が生じている箇所を容易に確認でき、介挿部材42をどこに配置すればよいのかを一目で把握できる。
カバー部材として露出部18bを覆う鍔状部材36を用いることによって、永久磁石20が露出部18b側に離脱することおよびずれることを簡単にかつ確実に防止でき、生産性を向上できる。また、露出部18bと鍔状部材36との間において比較的大きな隙間が生じている箇所を容易に確認でき、介挿部材46をどこに配置すればよいのかを一目で把握できる。
カバー部材である枠状部材34および鍔状部材36がそれぞれ非磁性体からなることによって、発生させる磁界に悪影響を与えることなく永久磁石20が永久磁石群14aおよび14bから離脱することおよびずれることを防止できる。また、一部の介挿部材42および46ならびに押しボルト44および48として磁性体を用いることによって、均一磁界空間Fの磁界を調整でき、磁界強度および/または磁界均一性を向上できる。
押しボルト44および48をそれぞれボルト孔38および40に螺入する際には、緩み止め防止部材によって押しボルト44および48の緩みを防止することが望ましい。具体的には、接着剤等の緩み止め剤を押しボルト44および48やボルト穴38および40に塗布することや、押しボルト44および48に緩み止めナット等を螺合することによって、押しボルト44および48の緩みを防止できる。
また、従来、永久磁石同士を接着させるとき、たとえばエポキシやアクリルなどの接着剤を挟んだ永久磁石同士を数分間固定していた。しかし、磁界発生装置10によれば、枠状部材34、鍔状部材36、押しボルト44および48等を用いて、永久磁石20を強く固定できるので、接着剤としてシアノアクリレート系接着剤等の瞬間接着剤を用いることができる。この場合、接着剤による永久磁石20同士の接着時間を短くでき、永久磁石群14aおよび14bの組立が容易になる。なお、瞬間接着剤として用いられるシアノアクリレート系接着剤は、剥離強度は高いが耐衝撃性や耐熱性に劣るので、常温保存であっても早く劣化するおそれがある。しかし、当該瞬間接着剤とこの発明とを組み合わせることによって、磁界発生装置に含まれる永久磁石を長期に亘って固定することができる。
なお、図3および図5には、全てのボルト孔38に押しボルト44を螺入しかつ全てのボルト孔40に押しボルト48を螺入する状態が示されている。しかし、外周面18a、露出部18b、介挿部材42および46のうち押圧が必要な箇所にのみ、押しボルト44または48を螺入するようにしてもよい。
上述の実施形態では、枠状部材34を設けた後に、外周面18aと枠状部材34とに隙間が生じていれば当該隙間に介挿部材42を介挿する場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。凹凸形状を有する外周面18aの各面に介挿部材42を接着した後に、永久磁石群14aおよび14bを囲むように枠状部材34を設けるようにしてもよい。この場合、介挿部材42が設けられた永久磁石群14aおよび14bを囲むことができるように枠状部材34の大きさが設定されることはいうまでもない。
また、上述の実施形態では、鍔状部材36を設けた後に、露出部18bと鍔状部材36とに隙間が生じていれば当該隙間に介挿部材46を介挿する場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。露出部18bを覆うように永久磁石群14aおよび14bに介挿部材46を接着した後に、永久磁石群14aおよび14b上に位置するように鍔状部材36を設けるようにしてもよい。
上述の実施形態では、外周面18aの全周に対向する枠状部材34を用いる場合について説明したが、枠状部材はこれに限定されない。枠状部材は永久磁石群の外周面の一部に対向するものであってもよく、たとえば枠状部材が1つの枠状部材片34aによって構成されていてもよい。
上述の実施形態では、露出部18bの全体を覆う鍔状部材36を用いる場合について説明したが、鍔状部材はこれに限定されない。鍔状部材は永久磁石群の露出部の一部を覆うものであってもよく、たとえば鍔状部材が1つの鍔状部材片36aによって構成されていてもよい。
上述の実施形態では、カバー部材として枠状部材34および鍔状部材36を設ける場合について説明したが、枠状部材34および鍔状部材36のいずれか一方を省略するようにしてもよい。すなわち、永久磁石20が外周面18a側に離脱することおよびずれることのみを防止するようにしてもよいし、永久磁石20が露出部18b側に離脱することおよびずれることのみを防止するようにしてもよい。
上述の実施形態では、カバー部材として枠状部材34および鍔状部材36を用いる場合について説明したが、カバー部材はこれらに限定されない。
ついで、図6を参照して、カバー部材の他の例について説明する。
カバー部材として、図6に示すような板状部材50を永久磁石群14aおよび14bの周囲の所望の位置に、図示しないボルト等の固定部材によって固定してもよい。板状部材50は、永久磁石群14aおよび14bに部分的に設けられる。後述する板状部材50a,50bについても、永久磁石群14aおよび14bに部分的に設けられる。
図6に示すように、板状部材50は、2回屈曲された板状に形成され、第1平面部52、第2平面部54および第3平面部56を有する。第1平面部52は、永久磁石20において外周面18a(図2参照)を構成する表面(符号「20a」を付す)に対向するように配置される。第2平面部54は、永久磁石20において露出部18b(図2参照)を構成する表面(符号「20b」を付す)に対向するように配置される。第3平面部56は、板状継鉄12aまたは12b(図1参照)に固定される。第1平面部52は、外側(永久磁石20とは反対側)から内側(永久磁石20側)へと貫通する複数(ここでは4個)のボルト孔58を含む。同様に、第2平面部54は、上側から下側へと貫通する複数(ここでは2個)のボルト孔60を含む。
永久磁石20の表面20aと第1平面部52との隙間には板状の介挿部材62が介挿される。介挿部材62は、ボルト孔58に螺入された押しボルト64によって永久磁石20の表面20aに押圧される。すなわち、介挿部材62が永久磁石群14aおよび14bの外周面18a(図2参照)に押圧される。
また、永久磁石20の表面20bと第2平面部54との隙間には板状の介挿部材66が介挿される。介挿部材66は、ボルト孔60に螺入された押しボルト68によって永久磁石20の表面20bに押圧される。すなわち、介挿部材66が永久磁石群14aおよび14bの露出部18b(図2参照)に押圧される。
このような板状部材50、介挿部材62および66、ならびに押しボルト64および68を用いることによっても、永久磁石20の永久磁石群14a,14bからの離脱および位置ずれを簡単にかつ確実に防止できる。
また、図7(a)に示すように、隣り合う複数(ここでは4個)の永久磁石20において表面20aが略面一である場合には、第1平面部52にボルト孔58を有しない板状部材50aを用い、第1平面部52を複数の永久磁石20の表面20aに直に接着してもよい。この場合、介挿部材62および押しボルト64を用いずとも外周面18a(図2参照)側への永久磁石20の離脱および位置ずれを防止できる。
さらに、図7(b)に示すように、隣り合う複数(ここでは2個)の永久磁石20において表面20bが略面一である場合には、第2平面部54にボルト孔60を有しない板状部材50bを用い、第2平面部54を複数の永久磁石20の表面20bに直に接着してもよい。この場合、介挿部材66および押しボルト68を用いずとも露出部18b(図2参照)側への永久磁石20の離脱および位置ずれを防止できる。
なお、板状部材50または50aを用いる場合において、表面20bと第2平面部54との隙間が小さいために介挿部材66を介挿できなければ押しボルト68によって永久磁石20を直接押圧することが好ましい。同様に、板状部材50または50bを用いる場合において、表面20aと第1平面部52との隙間が小さいために介挿部材62を介挿できなければ押しボルト64によって永久磁石20を直接押圧することが好ましい。
上述の各実施形態では、板状の介挿部材を用いる場合について説明したが、介挿部材はこれに限定されない。図8に示すように、平面視において断面三角形や断面四角形のブロック状に形成された介挿部材70を用いてもよい。この場合、板状(平板状)の複数の枠状部材片72aを含む枠状部材72をカバー部材として設け、各枠状部材片72aに螺入された押しボルト74によって介挿部材70を外周面18aに押圧することが好ましい。このような複数の板状(平板状)の枠状部材片72aを含む枠状部材72は、容易に得ることができ、汎用的に用いることができる。各枠状部材片72aの配置態様やブロック状の各介挿部材70の形状は、押しボルト74が介挿部材70の表面に略直角に接するように設定されることが好ましい。
また、枠状部材片34aに、図9に示すような様々な補強部材76a〜76eが形成されてもよい。
補強部材76aは、枠状部材片34aの上部に設けられる短冊状の天板である。補強部材76bは、枠状部材片34aの上方角部に設けられる三角形状の天板である。補強部材76cは、枠状部材片34aの下方角部に設けられる三角形状の底板である。補強部材76dは、枠状部材片34aの側面に設けられる板状部材である。補強部材76eは、枠状部材片34aの側面と板状継鉄12aまたは12bとに跨るように設けられるL字状の部材である。補強部材76eは、図示しないボルトなどの固定部材によって板状継鉄12aまたは12bに固定される。補強部材76a〜76eは、枠状部材片34aにたとえば溶接によって形成されてもよい。
枠状部材片34aに補強部材76a〜76eが形成されることによって、枠状部材34aは、押圧部材による押圧に対する永久磁石群14a,14bからの反発力に強く抗することができ、永久磁石20が永久磁石群14a,14bから離脱することおよびずれることをより効果的に防止できる。図9に示すように、補強部材76a〜76eを枠状部材片34aのうち長さの大きい平面部34bの近傍に設けることが特に効果的である。なお、補強部材76a〜76eのうち少なくともいずれか1つが、枠状部材片34aに形成されればよい。
上述の各実施形態では、カバー部材と永久磁石群との隙間に位置する部分の径が一定である押しボルトを用いる場合について説明したが、押圧部材はこれに限定されない。永久磁石群側端部の径が拡大された押しボルトを押圧部材として用いてもよい。たとえば、頭部を有するボルトを押圧部材として用い、当該ボルトをその頭部が永久磁石群に対向するように予めカバー部材に螺入しておいてもよい。この場合、当該ボルトの頭部によって永久磁石群が押圧される。当該ボルトにおいて頭部とは反対側の端部には、六角レンチ用の穴やドライバ用の溝を設けておくことが好ましい。このようにすれば、当該ボルトを簡単にねじ込むことができる。さらに、押圧部材としてボルトとナットとを用い、カバー部材に螺入したボルトの永久磁石群側端部にナットを取り付けるようにしてもよい。これによって、当該ナットで永久磁石群を押圧できる。押圧部材において永久磁石群に接する部分の面積を大きくするためのこれらの工夫によって、永久磁石群を安定して押圧できる。
上述の実施形態では、一対の板状継鉄12a,12bおよび一つの支持継鉄28によって継鉄を形成する場合について述べたが、これに限定されない。一対の永久磁石群14a,14bを磁気的に結合するたとえばC字状の一体化された継鉄が用いられてもよい。
上述の実施形態では、磁極ユニット11aおよび11bにそれぞれ永久磁石群14aおよび14bを設ける場合について説明したが、これに限定されない。たとえば磁極ユニット11bの永久磁石群14bを省略してもよい。
なお、この発明を構成するカバー部材(枠状部材、鍔状部材)、押圧部材および介挿部材は、これらの構成部材のない従来の磁界発生装置に、後付けで設けることができる。この場合、磁界発生装置の長期の使用によって磁界発生装置に含まれる永久磁石に位置ずれが生じていても、その位置ずれが数mm程度であれば永久磁石の位置を修正することができ、磁界の均一性を保つことができる。
以上、この発明の好ましい実施形態について説明されたが、この発明の範囲および精神を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能であることは明らかである。この発明の範囲は、添付されたクレームのみによって限定される。

Claims (5)

  1. 相互に接着される複数の永久磁石を含み一方主面側に磁界を発生させる永久磁石群、
    前記永久磁石群に沿うように設けられるカバー部材
    記永久磁石群を押圧するために前記カバー部材に設けられる押圧部材、および
    前記永久磁石群の前記一方主面の露出する部分である露出部を形成するように前記永久磁石群の前記一方主面に設けられる磁極片を備え、
    前記カバー部材は、前記永久磁石群の前記露出部を覆うように前記磁極片の外周面に設けられる鍔状部材を含み、
    前記押圧部材は前記鍔状部材に設けられる、磁界発生装置。
  2. 前記永久磁石群と前記カバー部材との隙間に介挿される介挿部材をさらに含み、
    前記押圧部材は、前記介挿部材を介して前記永久磁石群を押圧し、
    前記介挿部材には、選択的に磁性体からなるものが用いられる、請求項1に記載の磁界発生装置。
  3. 前記カバー部材は、前記永久磁石群を囲むように設けられる枠状部材を含み、
    前記押圧部材は前記枠状部材に設けられる、請求項1または2に記載の磁界発生装置。
  4. 前記カバー部材は非磁性体からなる、請求項1からのいずれかに記載の磁界発生装置。
  5. 相互に接着される複数の永久磁石を含み一方主面側に磁界を発生させる永久磁石群、
    前記永久磁石群に沿うように設けられるカバー部材、
    前記永久磁石群を押圧するために前記カバー部材に設けられる押圧部材、および
    前記永久磁石群と前記カバー部材との隙間に介挿される介挿部材を備え、
    前記押圧部材は、前記介挿部材を介して前記永久磁石群を押圧し、
    前記介挿部材には、選択的に磁性体からなるものが用いられる、磁界発生装置。
JP2011501683A 2009-02-27 2010-02-26 磁界発生装置 Active JP5668681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011501683A JP5668681B2 (ja) 2009-02-27 2010-02-26 磁界発生装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009045881 2009-02-27
JP2009045881 2009-02-27
JP2011501683A JP5668681B2 (ja) 2009-02-27 2010-02-26 磁界発生装置
PCT/JP2010/053166 WO2010098469A1 (ja) 2009-02-27 2010-02-26 磁界発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010098469A1 JPWO2010098469A1 (ja) 2012-09-06
JP5668681B2 true JP5668681B2 (ja) 2015-02-12

Family

ID=42665673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011501683A Active JP5668681B2 (ja) 2009-02-27 2010-02-26 磁界発生装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8674797B2 (ja)
EP (1) EP2401961B1 (ja)
JP (1) JP5668681B2 (ja)
CN (1) CN102333482B (ja)
WO (1) WO2010098469A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2997197B1 (fr) * 2012-10-23 2016-02-12 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de maintien et de reglage d'aimants permanents inclus dans un systeme de rmn
US10847294B2 (en) * 2017-07-10 2020-11-24 Aspect Imaging Ltd. System for generating a magnetic field
US20210110966A1 (en) * 2019-10-09 2021-04-15 Power Integrations, Inc. Magnet with multiple discs

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003168604A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Sumitomo Special Metals Co Ltd 磁界発生装置
JP2004305746A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 永久磁石ブロックを位置決めするための方法及び装置
JP2004305743A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁化された永久磁石ブロックを組み立てるための方法及び装置
JP2006173431A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Neomax Co Ltd 磁界発生装置
JP2008279265A (ja) * 2008-07-07 2008-11-20 Hitachi Metals Ltd Mri用磁界発生装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357093A (en) * 1976-11-04 1978-05-24 Hitachi Ltd Fixing method of magnetic pole piece of nuclear magnetic resonance device
IT8322561V0 (it) 1983-08-02 1983-08-02 Black & Decker Inc Braccio portautensile da applicare a sbalzo su colonne portanti e, dotato di mezzi di guida, in particolare per squadratrici angolari.
EP0161782B1 (en) * 1984-04-11 1988-11-09 Sumitomo Special Metal Co., Ltd. Magnetic field generating device for nmr-ct
JPS60239005A (ja) 1984-05-11 1985-11-27 Sumitomo Special Metals Co Ltd 磁界発生装置
JPS60257109A (ja) 1984-06-01 1985-12-18 Sumitomo Special Metals Co Ltd 磁界発生装置
JPS61152956A (ja) 1984-12-26 1986-07-11 Takeshi Sato デイ−ゼル機関の微粒子状排出物質の低減方法
JPS63107006A (ja) 1986-10-23 1988-05-12 Toshiba Corp 磁極位置調整付磁界発生装置
JP2940438B2 (ja) 1995-06-06 1999-08-25 住友金属工業株式会社 渦電流式減速装置の永久磁石固定装置
JPH10275720A (ja) 1997-03-31 1998-10-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 永久磁石磁気回路
JP3638423B2 (ja) 1997-12-25 2005-04-13 信越化学工業株式会社 高耐食性永久磁石
IT1305960B1 (it) * 1998-05-11 2001-05-21 Esaote Spa Struttura di magnete in particolare per macchine per il rilevamentod'immagine in risonanza magnetica nucleare.
JP4123649B2 (ja) 1999-08-12 2008-07-23 日立金属株式会社 磁界発生装置およびその組立方法
JP4813645B2 (ja) 1999-11-16 2011-11-09 日立金属株式会社 磁極ユニット、その組立方法および磁界発生装置
EP1666910B1 (en) * 1999-11-16 2009-03-11 Hitachi Metals, Ltd. Magnetic-field generator comprising a pole-piece unit
US6642826B1 (en) * 2000-08-09 2003-11-04 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Magnetic field generator and assembling method thereof
KR100771676B1 (ko) 2000-10-04 2007-10-31 가부시키가이샤 네오맥스 희토류 소결자석 및 그 제조방법
JP3489741B2 (ja) 2000-10-04 2004-01-26 住友特殊金属株式会社 希土類焼結磁石およびその製造方法
US7463129B1 (en) * 2000-11-22 2008-12-09 Fonar Corporation Magnet structure
JP4254121B2 (ja) 2002-04-03 2009-04-15 日立金属株式会社 希土類焼結磁石およびその製造方法
US6828891B2 (en) * 2002-07-25 2004-12-07 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Method for assembling magnetic members for magnetic resonance imaging magnetic field generator
US6664878B1 (en) * 2002-07-26 2003-12-16 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Method for assembling magnetic members for magnetic resonance imaging magnetic field generator
US6861934B2 (en) * 2003-01-22 2005-03-01 Carl H. Strom Unipolar magnetic system
JP4518752B2 (ja) 2003-06-06 2010-08-04 日立金属株式会社 Mri用磁界発生装置
EP1808126B1 (en) * 2004-09-30 2012-12-26 Hitachi Metals, Ltd. Magnetic field generator for mri

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003168604A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Sumitomo Special Metals Co Ltd 磁界発生装置
JP2004305746A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 永久磁石ブロックを位置決めするための方法及び装置
JP2004305743A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁化された永久磁石ブロックを組み立てるための方法及び装置
JP2006173431A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Neomax Co Ltd 磁界発生装置
JP2008279265A (ja) * 2008-07-07 2008-11-20 Hitachi Metals Ltd Mri用磁界発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2401961A4 (en) 2013-06-12
US8674797B2 (en) 2014-03-18
CN102333482B (zh) 2014-05-28
EP2401961B1 (en) 2020-11-18
WO2010098469A9 (ja) 2010-11-18
EP2401961A1 (en) 2012-01-04
CN102333482A (zh) 2012-01-25
US20110273254A1 (en) 2011-11-10
JPWO2010098469A1 (ja) 2012-09-06
WO2010098469A1 (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5449324B2 (ja) 一体型磁気装置および該一体型磁気装置の製造方法
US7796002B2 (en) Magnetic field generator for MRI
JP3841222B1 (ja) 動電型電気音響変換器および電子機器
US7245048B2 (en) Tactile panel
JP5668681B2 (ja) 磁界発生装置
US8358801B2 (en) Magnetic circuit for electrodynamic moving voice coil actuators
US9589722B2 (en) Method of producing a cylindrical magnetic circuit
JPWO2005124980A1 (ja) リニアモータの製造方法
WO2018032800A1 (zh) 一种漏磁式导磁板和漏磁式磁性吸持装置
JP4123649B2 (ja) 磁界発生装置およびその組立方法
JP4816689B2 (ja) Mri用磁界発生装置
JP6155009B2 (ja) 発電装置
JP4783683B2 (ja) 動電型電気音響変換器および電子機器
JPWO2005124981A1 (ja) リニアモータ及びリニアモータの製造方法
JP2014158231A (ja) スピーカおよびその製造方法
JP2011009791A (ja) リアクトル
JP4816690B2 (ja) Mri用磁界発生装置
JP4087878B2 (ja) 動電型電気音響変換器および電子機器
JP6239431B2 (ja) 発電素子
JP2005224004A (ja) 磁気回路装置およびその製造方法
JP4518752B2 (ja) Mri用磁界発生装置
JP5531698B2 (ja) 磁場発生装置
JP2005080963A (ja) 磁気回路
JPH0525978U (ja) ボイスコイルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5668681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350