JP5664561B2 - トンネル用セグメントのシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル用セグメント等に用いられるシール構造に関するものである。
従来より、複数のトンネル用セグメントを連結してシールドセグメントの覆工体を構築するシールド工法が提案されている。このような覆工体では、複数のトンネル用セグメント間においてシール性を確保することが求められている。従来より、そのようなシール性を確保するためのシール構造として、様々なものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
図16は、従来の代表的なシール構造101の一例を示す図である。このシール構造101は、トンネル用セグメント107の周端面に設けられた一対の突き合わせ面111と、突き合わせ面111に形成されたシール溝121と、シール溝121に沿って敷設されたシール材131とを備えている。シール材131は、一般にはシール溝121に対して接着剤141等により固着されている。このシール構造101では、一対の突き合わせ面111間においてシール材131が挟み付けられて圧縮変形し、そのときの圧縮反力によりシール材131の他との接触面でのシール性を確保することが可能となっている。
特開平05-287992号公報(図2等参照) 特開2000-008793号公報(図1等参照)
ところで、シール構造101を適用するうえでは、シール材131のシール性の他に、シール材131の耐久性を確保することが求められている。このシール材131の耐久性は、シール材131の圧縮率Cにより評価できることが知られている。このシール材131の圧縮率C(%)は、例えば、下記の式(1)により表される。式1のHは圧縮変形前のシール材131の高さ(mm)であり、Dはシール溝121の溝深さ(mm)であり、Lは一対の突き合わせ面111間に生じる目開きとよばれる隙間の間隔(mm)である。
Figure 0005664561
シール材131は、この圧縮率Cが過度に大きくなると、経時的に圧縮応力が低下するいわゆる応力緩和が助長されることによって、長期間経過後にシール性が大きく低下し、耐久性が低下することが知られている。従って、シール材131の耐久性を確保する観点からは、シール材131の圧縮率Cが設計上予め定められた最大圧縮率Cmax以下となるように、シール溝121やシール材131の寸法を設計することになる。
しかしながら、トンネル用セグメント107を連結する場合、実際には、一対の突き合わせ面111間に目開きが生じる場合があり、その目開きを考慮のうえシール溝121やシール材131の寸法を設計する必要がある。そうすると、目開きを考慮のうえシール材131の耐久性を確保する観点からは、目開きが設計上予め定められた最小間隔となる場合に、通常、シール材131の圧縮率Cが最大となることから、その場合の圧縮率Cが最大圧縮率Cmax以下となるようにシール溝121やシール材131の寸法を設計することになる。
しかしながら、このように設計してしまうと、従来のシール構造101では、目開きが大きくなるほどシール材131の圧縮率Cが低くなり、その結果、目開きが大きい場合は目開きが小さい場合よりもシール性が低下してしまうことになる。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、目開きが小さい場合のシール材の耐久性を確保しつつ、目開きが大きい場合でも高いシール性を確保することを可能とするシール構造を提供することにある。
本発明者は、上述した課題を解決するために、鋭意検討の末、下記のシール構造を発明した。
第1発明に係るシール構造は、トンネル用セグメントのセグメント継手面又はリング継手面から構成され、互いに突き合わされた一対の突き合わせ面と、前記突き合わせ面の面内方向に沿って形成されたシール溝と、前記シール溝に沿って敷設されたシール材とを備え、前記一対の突き合わせ面間において前記シール溝と交差する方向に流入する水を前記シール材によりシールするためのトンネル用セグメントのシール構造において、前記シール溝には、前記水が流入する流入方向の前方に向かうにつれて徐々に溝深さが浅くなるように形成された深さ変化部が設けられ、前記シール材は、前記流入方向の前方に向かうにつれて徐々にシール材高さが小さくなるように前記シール溝に沿って前記深さ変化部内に敷設され、前記シール溝内に敷設される部分の変形前のシール材高さがシール溝深さよりも大きく、前記シール溝の溝底面とは反対側に位置する外側端面が前記突き合わせ面と略平行に形成され、少なくとも前記シール溝内に敷設される部分が一様な材質からなり、前記シール溝から前記流入方向の前方にはみ出すように敷設されて、前記シール溝からのはみ出し部のみが前記突き合わせ面に対して固着されるものであり、前記一対の突き合わせ面間において前記シール材が圧縮変形することにより当該一対の突き合わせ面間に流入する水がシール可能とされていることを特徴とする。
第2発明に係るトンネル用セグメントのシール構造は、トンネル用セグメントのセグメント継手面又はリング継手面から構成され、互いに突き合わされた一対の突き合わせ面と、前記突き合わせ面の面内方向に沿って形成された一対のシール溝と、前記シール溝に沿って敷設された一対のシール材とを備え、前記一対の突き合わせ面間において前記シール溝と交差する方向に流入する水を前記シール材によりシールするためのトンネル用セグメントのシール構造において、前記シール溝には、前記水が流入する流入方向の前方に向かうにつれて徐々に溝深さが浅くなるように形成された深さ変化部が設けられ、前記シール材は、前記流入方向の前方に向かうにつれて徐々にシール材高さが小さくなるように前記シール溝に沿って前記深さ変化部内に敷設され、前記シール溝内に敷設される部分の変形前のシール材高さがシール溝深さよりも大きく、前記シール溝の溝底面とは反対側に位置する外側端面が前記突き合わせ面と略平行に形成され、前記一対の突き合わせ面間の目開き量としての間隔Lが最小間隔Δ min のときに、前記流入方向の後側にある前記シール材の後部での圧縮率Cが目標圧縮率Ctとなるとともに、前記間隔Lが最大間隔Δ max のときに、前記流入方向の前側にある前記シール材の前部での圧縮率Cが目標圧縮率Ctとなるように寸法調整されて、少なくとも前記シール溝内に敷設される部分が一様な材質からなり、前記一対の突き合わせ面間において前記シール材が圧縮変形することにより当該一対の突き合わせ面間に流入する水がシール可能とされていることを特徴とする。
第3発明に係るトンネル用セグメントのシール構造は、第1発明又は第2発明において、前記シール溝には、前記突き合わせ面と略直交する溝側面が前記流入方向の前方に設けられていることを特徴とする。
発明に係るトンネル用セグメントのシール構造は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記深さ変化部は、前記流入方向の前方に向かうにつれて連続的に溝深さが浅くなるように形成された傾斜面を有することを特徴とする。
発明に係るトンネル用セグメントのシール構造は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記深さ変化部は、前記流入方向の前方に向かうにつれて不連続的に溝深さが浅くなるように形成されていることを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、目開きが小さい場合には、シール材の流入方向の後部で耐久性とともに高いシール性を確保しつつ、目開きが大きい場合には、シール材の流入方向の前部で高いシール性を確保することが可能となる。また、第1発明によれば、シールすべき水の水圧によって、シール材によるシール性を増大させることが可能となる。また、第1発明によれば、シール材の外側端面が突き合わせ面と略平行に形成されているため、シール材の損傷を防止しつつ、一対の突き合わせ面に目違いが生じていてもシール性を確保することが可能となる。
また、第発明によれば、シール溝内に流入してきた水の水圧に対して溝側面がシール材のずれ止めとして効果的に抵抗し、シール材がシール溝から流入方向の前方の一対の突合せ面間に多量に押し出されることを防ぐことが可能となる。これにより、シール材が押し出されることによるシール溝に対するシール材の接面圧の低下を防止することができ、これによって、シール材に水圧が負荷されたときでもシール材によるシール性を保持したままとすることが可能となる。
また、第発明によれば、一対の突き合わせ面間においてシール材が挟み付けられて圧縮変形した時点から得られる即時シール性の向上を図ることが可能となる。また、流入方向の前方へのシール材の抜け出しを防止することが可能となる。
また、第発明によれば、一対の突き合わせ面を有する複数の構造体の運搬作業時、連結作業時等において、シール材を所定位置に固定した状態のまま作業することができ、施工性の向上を図ることが可能となる。
第1実施形態に係るシール構造が用いられるシールドトンネルの構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るシール構造が用いられている複数の構造体の構成を示す断面図である。 第1実施形態に係るシール構造の構成を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係るシール構造を分解したものの構成を示す分解図である。 (a)は目開き量が予め定められた最小間隔のときにシール材の本体部が満足すべき条件を説明するためのモデル図であり、(b)は目開き量が予め定められた最大間隔のときにシール材の本体部が満足すべき条件を説明するためのモデル図である。 シール材の本体部やシール溝の寸法について説明するためのモデル図である。 第1実施形態に係るシール構造のシール溝内に水が流入してきたときの状態を示す図である。 第1実施形態に係るシール構造が用いられている複数の構造体に目違いが生じたときの状態を示す図である。 シール材の突き合わせ面からの突出量やはみ出し部のはみ出し長さについて説明するための図である。 第1実施形態に係るシール構造の第1変形形態の構成を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係るシール構造の第1変形形態を分解したものの構成を示す分解図である。 第1実施形態に係るシール構造の第2変形形態の構成を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係るシール構造の第3変形形態の構成を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係るシール構造の構成を示す拡大断面図である。 第3実施形態に係るシール構造の構成を示す拡大断面図である。 従来の代表的なシール構造の一例を示す図であり、(a)は複数のトンネル用セグメントの連結前の状態を示す図であり、(b)は連結後の状態を示す図である。 従来のシール構造の他の例を示す図であり、(a)は複数のトンネル用セグメントの連結前の状態を示す図であり、(b)は連結後の状態を示す図であり、(c)は複数のトンネル用セグメントに目違いが生じた状態を示す図である。
以下、本発明を適用したシール構造を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明に係るシール構造1の第1実施形態について説明する。
本発明に係るシール構造1は、図1〜図4に示すように、互いに突き合わされた一対の突き合わせ面11と、シール溝21と、シール材31とを備える。
本発明に係るシール構造1は、互いに連結される複数のトンネル用セグメント7の一対の突き合わせ面11間に流入する水をシールするために用いられる。トンネル用セグメント7は、図1に示すように、シールドトンネルの覆工体5を構築するために用いられる。覆工体5は、複数のトンネル用セグメント7をトンネル周方向にリング状に連結してセグメントリング9を構築し、複数のセグメントリング9をトンネル軸方向に連結することにより構築される。トンネル用セグメント7としては、図2に示すように、例えば、箱状の鋼殻71内にコンクリート72を中詰めしたコンクリート中詰めセグメントが挙げられるが、この他にも、鋼製セグメント、コンクリート製セグメント、鋼コンクリート合成セグメント等でもよい。
一対の突き合わせ面11は、トンネル周方向に隣り合うトンネル用セグメント7の一対のセグメント継手面51や、トンネル軸方向に隣り合うセグメント7の一対のリング継手面52から構成される。突き合わせ面11は、トンネル用セグメント7がコンクリート中詰めセグメント等の場合、鋼板の端面から構成され、トンネル用セグメント7がコンクリート製セグメント等の場合、コンクリートの端面から構成される。シール溝21は、これら端面に対して切削加工等することにより設けられる。
シール溝21は、突き合わせ面11の面内方向に沿って形成される。第1実施形態において、シール溝21は、セグメント継手面51のトンネル軸方向に沿って形成されるとともに、リング継手面52のトンネル周方向に沿って形成されている。
シール材31は、シール溝21内においてそのシール溝21に沿って敷設される。シール材31は、後述のような断面形状のものが、シール溝21に沿う方向に延びて敷設されている。シール材31は、図3、図4に示すように、一対の突き合わせ面11間において挟み付けられて圧縮変形し、そのシール材31の他への接触面に対して自らの圧縮反力に基づく接面圧が作用することにより、その他との接触面においてシール機能を発揮するものであり、これによって一対の突き合わせ面11間に流入する水がシール可能とされている。このようにシール材31を圧縮変形させるためには、複数のトンネル用セグメント7を所定位置に配置し、図示しない継手装置により一対の突き合わせ面11が互いに近づくように締め付け力を作用させた状態のまま複数のトンネル用セグメント7を連結する。シール材31としては、クロロプレンゴム系材料、スチレンブタジエンゴム(SBR)系材料、天然ゴム系材料等の弾性を有する水膨張性シール材が好適に用いられる。シール材31としては、水膨張性シール材以外にも、ブチルゴム系材料等の弾性を有する非膨張性シール材が用いられていてもよい。
ここで、本発明に係るシール構造1のシール溝21には、図3、図4に示すように、水が流入する流入方向Aの前方に向かうにつれて溝深さが浅くなるように形成された深さ変化部22が設けられる。この深さ変化部22は、第1実施形態において、水の流入方向A前方に向かうにつれて連続的に溝深さが浅くなるように形成された傾斜面を有するものとして構成されている。
なお、ここでいう溝深さとは、突き合わせ面11を通る仮想面Sからシール溝21の溝底面21aまでの仮想面Sに対する法線の距離のことをいう。また、ここでいう流入方向Aは、本発明に係るシール構造1が用いられるトンネル用セグメント7の用途に応じて異なる方向となる。複数のトンネル用セグメント7から構築される覆工体5を地下鉄道等に用いる場合は、この覆工体5の外周側から内周側に向かう方向が流入方向Aとなる。トンネル用セグメント7の用途によっては、その逆の方向が流入方向Aとなる場合も勿論ありえる。
また、第1実施形態に係るシール構造1のシール材31は、シール溝21の深さ変化部22内に敷設された本体部32と、シール溝21から流入方向Aの前方にはみ出すように敷設されたはみ出し部33とを備える。
シール材31の本体部32は、水の流入方向Aの前方に向かうにつれて徐々にシール材高さが小さくなるようにシール溝21に沿って深さ変化部22内に敷設されている。また、シール材31は、シール溝21内に敷設される部分である本体部32が、その変形前のシール材高さがシール溝深さよりも大きくなるように敷設されている。これにより、シール材31の本体部32は、少なくともシール材31の変形前の時点で突き合わせ面11から突出して設けられていることになる。また、シール材31の本体部32は、その外側端面31bが突き合わせ面11と略平行に形成されている。このようにシール溝21及びシール材31の形状が調整されることにより、シール材31は、流入方向Aに対して後側にある本体部32の後部32aでの圧縮率Cが小さくなり、流入方向Aに対して前側にある本体部32の前部32bでの圧縮率Cが大きくなるように、シール溝21の深さ変化部22内に敷設されることになる。第1実施形態に係るシール材31の本体部32は、流入方向Aの前方に向かうにつれて連続的に圧縮率が大きくなるように、シール溝21の深さ変化部22内に敷設されている。
また、シール材31は、少なくとも本体部32が一様な材質からなるものとして構成されている。
このように、本発明に係るシール構造1は、流入方向Aの前方に向かうにつれて徐々にシール材31の本体部32の圧縮率Cが大きくなるように、シール溝21及びシール材31の形状が調整され、更にはシール材31の本体部32の材質が一様である点を必須の条件としている。この点について、以下において更に詳述する。
上述のように、シール材31の圧縮率Cは、シール材31の耐久性とシール性とに影響している。シール材31の圧縮率Cは、シール材31の耐久性を確保しつつ高いシール性を確保しようとする場合、シール材31の材質が一様であると、設計上予め定められた最大圧縮率Cmaxに近い圧縮率Cが得られればよいことになる。以下においては、このような条件を満足する圧縮率Cを目標圧縮率Ctとよぶ。
そして、目開きが小さい場合にシール材31の耐久性を確保しつつ、目開きが大きい場合でも高いシール性を確保しようとする場合は、設計上目開き量としての間隔Lが最小になる条件と、設計上目開き量としての間隔Lが最大となる条件とのそれぞれの条件の下で、シール材31の本体部32の流入方向Aでの何れかの部位の圧縮率Cが目標圧縮率Ctを満足すればよいことになる。
この点について図5、図6を用いて更に具体的に説明する。図5は、一対の突き合わせ面11間においてシール材31の本体部32が圧縮変形したときの状態を概略的に示す図である。図5においては、説明を簡単にするため、シール材31の本体部32が高さ方向にのみ変形して流入方向Aには変形しないものと仮定しており、実際のシール材31の変形挙動とは異なるものを示している。図6は、シール材31の本体部32をシール溝21から取り外した状態を概略的に示す図である。
図5(a)に示すように、目開き量としての間隔Lが予め定められた最小間隔Δminのときには、シール材31について、流入方向Aに対して後側にある本体部32の後部32aでの圧縮率Cが目標圧縮率Ctとなるように寸法調整する。また、図5(b)に示すように、目開き量としての間隔Lが予め定められた最大間隔Δmaxのときには、シール材31について、流入方向Aに対して前側にある本体部32の前部32bでの圧縮率Cが目標圧縮率Ctとなるように寸法調整する。このような目標圧縮率Ctを満足するのは、シール材31の本体部32の後部32aや前部32bの一部のみでもよいし、後部32aや前部32bのある長さ範囲内にある全部でもよい。ここでの寸法調整は、図6に示すように、シール材31の本体部32の後部32aの高さや前部32bの高さ、更には、その後部32aや前部32bが敷設されるシール溝21の深さ変化部22の溝深さの寸法を調整することにより行う。
このような条件を満足することにより、目開きが小さい場合には、シール材31の本体部32の後部32aで耐久性を確保しつつ、目開きが大きい場合には、シール材31の本体部32の前部32bで高いシール性を確保することが可能となる。
なお、ここでいう最小間隔Δmin、最大間隔Δmax、最大圧縮率Cmax、目標圧縮率Ctは、種々の設計条件に応じて様々な値が設定されるが、例えば、最小間隔Δminは零、最大間隔Δmaxは3mm〜5mm程度、最大圧縮率Cmaxはシール材の長期耐久性の観点から50%程度、目標圧縮率Ctは40%程度に設定される。この種々の設計条件としては、例えば、複数のトンネル用セグメント7を連結するための継手装置の種類、構造等が挙げられる。
また、圧縮率Cは、例えば、上述の式(1)を用いて計算する。また、一対の突き合わせ面11の両側にシール材31やシール溝21が形成されている場合、式(1)の高さHや溝深さDとしては、その両側のシール材31やシール溝21それぞれの高さ、溝深さの合計値が用いられる。一例を挙げると、図6に示すように、一対のシール材31それぞれの本体部32の後端部32cでの高さをHa1、Ha2とし、その後端部32cが敷設されるシール溝21の深さ変化部22の溝深さをDa1、Da2とし、一対のシール材31それぞれの本体部32の前端部32dでの高さをHb1、Hb2とする。すると、目開きが最小間隔Δminのとき、シール材31の本体部32の後端部32cの圧縮率Caは、下記の式(2)により表され、目開きが最大間隔Δmaxのとき、シール材31の本体部32の前端部32dの圧縮率Cbは、下記の式(3)により表される。
Figure 0005664561
Figure 0005664561
また、第1実施形態に係るシール材31の本体部32は、以下に説明するように、シール溝21内に流入してきた水Wの水圧により他との接触面での接面圧を増大可能とされている。
図7に示すように、一対の突き合わせ面11間にシールすべき水Wが流入してきた場合を考える。一対の突き合わせ面11間に流入してきた水Wは、シール溝21内にまで流入してきた段階で、シール材31によりそれ以上の流入が妨げられる。そして、シール材31に対しては、その流入してきた水Wによって流入方向Aの前方に向けて水圧による力が負荷される。このとき、第1実施形態に係るシール構造1では、シール溝21の深さ変化部22にシール材31の本体部32が敷設されているうえ、シール材31の外側端面31bが他のシール材31の外側端面31b等に接触している。このため、水圧によりシール材31に力が負荷されてもシール材31の動きが拘束されることになり、その結果、シール溝21や他のシール材31に対するシール材31の接触面31a、31bでの圧縮反力が増大することになる。これは、シール材31の本体部32が、シール溝21内に流入してきた水Wの水圧により、他との接触面31a、31bでの接面圧を増大可能に敷設されていることを意味している。この結果、その他との接触面31a、31bでのシール性が増大することになる。
なお、ここでいうシール性が増大する他との接触面31a、31bとは、シール溝21と接触するシール材31の内側端面31aや、他のシール材31と接触するシール材31の外側端面31bのことをいう。また、後述の図11に示す形態の場合、シール性が増大する他との接触面31bとは、突き合わせ面11と接触するシール材31の外側端面31bのことをいう。
また、シール材31の本体部32は、その内側端面31aが深さ変化部22の溝底面21aに対して摺動可能に接触した状態で敷設されていることが好ましい。これは、深さ変化部22の溝底面21aに対してシール材31の本体部32が接着剤等により固着されないことを意味する。これにより、シールすべき水の水圧によって、シール材31の本体部32がシール溝21の深さ変化部22内に対して流入方向Aの前方に押し込まれることになり、シール材31の本体部32の他との接触面31a、31bでの圧縮反力をより増大させて、シール性を更に増大させることが可能となる。
なお、このようにシール溝21内に流入してきた水Wの水圧により他との接触面での接面圧を増大させる効果を高める観点からは、シール溝21の深さ変化部22が有する傾斜面について、その突き合わせ面11に対する角度θを10°以上の角度とすることが望ましい。
また、シール材31のはみ出し部33は、シール溝21に対して流入方向Aの前方にある突き合わせ面11の一部と接触するように敷設されている。これにより、シール材31の他への接触範囲が広がるうえ、シール材31のはみ出し部33が本体部32より大きく積極的に押しつぶされることになり、これらの結果、一対の突き合わせ面11間においてシール材31が挟み付けられて圧縮変形した時点から得られる即時シール性の向上を図ることが可能となる。また、これにより、シールすべき水Wにより流入方向Aの前方に向けて水圧が負荷されたときに、流入方向Aの前方へのシール材31の抜け出しを防止することが可能となる。
なお、一対の突き合わせ面11間の間隔にもよるが、はみ出し部33がシール材31の本体部32より大きく圧縮されるため、シール材31のはみ出し部33の圧縮率は、例えば、最大圧縮率Cmax(例えば、50%)を超えることも想定される。しかし、はみ出し部33は即時シール性を期待する部分であるため、シール材31の本体部32で最大圧縮率Cmax以下の部位が確保できれば高いシール性を確保することができる。また、シール材31の本体部32は、例えば、水膨潤性シール材を用い、長期的にはシール材31の本体部32が水膨潤することによって高いシール性を確保することもできる。
なお、シール材31の内側端面31aは、シール溝21の深さ変化部22の溝底面21aや突き合わせ面11に接触するように、その溝底面21aや突き合わせ面11の外形に応じた形状に形成される。第1実施形態に係るシール材31の内側端面31aは、シール溝21の深さ変化部22の溝底面21aに接触する部位が突き合わせ面11に対して傾斜しており、突き合わせ面11に接触する部位が突き合わせ面11に対して略平行に形成されている。
また、シール材31は、シール溝21の溝底面21aとは反対側に位置する外側端面31bが突き合わせ面11と略平行に形成されている。これにより、以下に説明するように、シール材31の損傷を防止しつつ、一対の突き合わせ面11に目違いとよばれる面内方向のずれが生じていてもシール性を確保することが可能となる。
従来のシール材131の外側端面131bの形状として、図17(a)、図17(b)に示すように、突き合わせ面111に対して傾斜して形成されるものが知られている。このような形状の場合、シール材131の外側端面131bが突き合わせ面111等に接触し易くなることによって、シール材131の損傷が発生し易くなる。更に、このような形状の場合、図17(c)に示すように、一対の突き合わせ面111に目違い81とよばれる突き合わせ面11の面内方向のずれが生じていた場合、シール材131によりシール機能を発揮させることができない場合が生じ得る。
これに対して、シール材31の外側端面31bが突き合わせ面11に対して略平行に形成されている場合、シール材31が突き合わせ面11等に接触し難くなり、シール材31の損傷を防止することが可能となる。また、図8に示すように、一対の突き合わせ面11に目違い81が生じていた場合でも、シール材31の外側端面31bを他のシール材31等に対して広い範囲で接触させて、その外側端面31bでのシール性を確保することが可能となる。
なお、シール材31の本体部32は、例えば、セグメント継手面51やリング継手面52に鋼板を用いるセグメント7の一対の突き合わせ面11両側にシール材31を敷設する場合、図9に示すような、突き合わせ面11からの突出量Laを2mm〜3mmとすることが好ましい。これは、鋼板の板厚のばらつき、製作時の加工変形や溶接熱による影響、更にはセグメント組み立て時の組み立て精度を考慮すると、一対の突き合わせ面11間に2mm〜3mm程度の目開きが生じる可能性があり、そのような目開きがある場合でも高いシール性を確保するためである。また、シール材31のはみ出し部33は、図9に示すような、シール溝21からのはみ出し幅Waを3mm〜5mmとすることが好ましい。これは、一対の突き合わせ面11に3mm程度の目違いが生じる可能性があり、そのような目違いがある場合でも高いシール性を確保するためである。
また、上述の第1実施形態においては、深さ変化部22が傾斜面を有するものとして構成されている場合を例示したが、深さ変化部22は、図9、図10に示すように、流入方向Aの前方に向かうにつれて不連続的に溝深さが浅くなるように形成されたものから構成されていてもよい。この場合、シール材31の内側端面31aは、シール溝21の深さ変化部22の溝底面21aに接触するように、その不連続的に形成された深さ変化部22の外形に応じた形状に形成される。また、この場合、シール材31の本体部32は、流入方向Aの前方に向かうにつれて段階的に圧縮率が大きくなるように、シール溝21の深さ変化部22内に敷設されていることになる。また、この場合、シールすべき水Wの水圧によってシール材31の接面圧を増大させる効果が十分に得られるように、深さ変化部22は、段数、段差等の寸法が調整されていることが好ましい。
また、上述の第1実施形態においては、一対の突き合わせ面11のそれぞれにシール溝21、シール材31が設けられている場合を例示したが、シール溝21、シール材31は、図11に示すように、一対の突き合わせ面11の少なくとも一方に設けられていればよい。
また、上述の第1実施形態において説明したシール材31のはみ出し部33は、図12に示すように、本発明において必須の構成とするものではない。
次に、第2実施形態に係るシール構造1について説明する。なお、上述した構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。
第2実施形態に係るシール構造1のシール溝21には、図13に示すように、突き合わせ面11と略直交する溝側面21bが流入方向Aの前方に設けられている。シール溝21は、第2実施形態において、溝底面21aと流入方向両側の溝側面21bとにより、全体として、台形状に形成されている。このような溝側面21bが設けられることにより、シール溝21内に流入してきた水Wの水圧に対して溝側面21bがシール材31のずれ止めとして効果的に抵抗し、シール材32がシール溝21から流入方向Aの前方の一対の突き合わせ面11間に多量に押し出されることを防ぐことが可能となる。これにより、シール材31が押し出されることによるシール溝21に対するシール材31の接面圧の低下を防止することができ、これによって、シール材31に水圧が負荷されたときでもシール材31によるシール性を保持したままとすることが可能となる。
次に、第3実施形態に係るシール構造1について説明する。
第3実施形態に係るシール構造1のシール材31は、図14に示すように、シール溝21からのはみ出し部33が突き合わせ面11に対して接着剤41等により固着されている。これにより、複数のトンネル用セグメント7の運搬作業時、連結作業時等において、シール材31を所定位置に固定した状態のまま作業することができ、施工性の向上を図ることが可能となる。なお、このシール材31の接着範囲は、シールすべき水Wの水圧によってシール材31の接面圧を増大させる効果を得る観点からはみ出し部33のみとしている。
なお、上述の第1実施形態〜第3実施形態に係るシール構造1のシール材31は、シール溝21内に敷設した場合でも、シール溝21内の流入方向Aの後方において隙間空間34が残るようにその形状が調整されている。この隙間空間34は、一対の突き合わせ面11間の目開きが狭くなった場合に、圧縮変形したシール材31がシール溝21内に収まるように設けられている。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 シール構造
7 トンネル用セグメント
11 突き合わせ面
21 シール溝
21a 溝底面
21b 溝側面
22 深さ変化部
31 シール材
31a 内側端面
31b 外側端面
32 本体部
32a 後部
32b 前部
33 はみ出し部
41 接着剤

Claims (5)

  1. トンネル用セグメントのセグメント継手面又はリング継手面から構成され、互いに突き合わされた一対の突き合わせ面と、前記突き合わせ面の面内方向に沿って形成されたシール溝と、前記シール溝に沿って敷設されたシール材とを備え、前記一対の突き合わせ面間において前記シール溝と交差する方向に流入する水を前記シール材によりシールするためのトンネル用セグメントのシール構造において、
    前記シール溝には、前記水が流入する流入方向の前方に向かうにつれて徐々に溝深さが浅くなるように形成された深さ変化部が設けられ、
    前記シール材は、前記流入方向の前方に向かうにつれて徐々にシール材高さが小さくなるように前記シール溝に沿って前記深さ変化部内に敷設され、前記シール溝内に敷設される部分の変形前のシール材高さがシール溝深さよりも大きく、前記シール溝の溝底面とは反対側に位置する外側端面が前記突き合わせ面と略平行に形成され、少なくとも前記シール溝内に敷設される部分が一様な材質からなり、前記シール溝から前記流入方向の前方にはみ出すように敷設されて、前記シール溝からのはみ出し部のみが前記突き合わせ面に対して固着されるものであり、
    前記一対の突き合わせ面間において前記シール材が圧縮変形することにより当該一対の突き合わせ面間に流入する水がシール可能とされていること
    を特徴とするトンネル用セグメントのシール構造。
  2. トンネル用セグメントのセグメント継手面又はリング継手面から構成され、互いに突き合わされた一対の突き合わせ面と、前記突き合わせ面の面内方向に沿って形成された一対のシール溝と、前記シール溝に沿って敷設された一対のシール材とを備え、前記一対の突き合わせ面間において前記シール溝と交差する方向に流入する水を前記シール材によりシールするためのトンネル用セグメントのシール構造において、
    前記シール溝には、前記水が流入する流入方向の前方に向かうにつれて徐々に溝深さが浅くなるように形成された深さ変化部が設けられ、
    前記シール材は、前記流入方向の前方に向かうにつれて徐々にシール材高さが小さくなるように前記シール溝に沿って前記深さ変化部内に敷設され、前記シール溝内に敷設される部分の変形前のシール材高さがシール溝深さよりも大きく、前記シール溝の溝底面とは反対側に位置する外側端面が前記突き合わせ面と略平行に形成され、前記一対の突き合わせ面間の目開き量としての間隔Lが最小間隔Δ min のときに、前記流入方向の後側にある前記シール材の後部での圧縮率Cが目標圧縮率Ctとなるとともに、前記間隔Lが最大間隔Δ max のときに、前記流入方向の前側にある前記シール材の前部での圧縮率Cが目標圧縮率Ctとなるように寸法調整されて、少なくとも前記シール溝内に敷設される部分が一様な材質からなり、
    前記一対の突き合わせ面間において前記シール材が圧縮変形することにより当該一対の突き合わせ面間に流入する水がシール可能とされていること
    を特徴とするトンネル用セグメントのシール構造。
  3. 前記シール溝には、前記突き合わせ面と略直交する溝側面が前記流入方向の前方に設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のトンネル用セグメントのシール構造。
  4. 前記深さ変化部は、前記流入方向の前方に向かうにつれて連続的に溝深さが浅くなるように形成された傾斜面を有すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のトンネル用セグメントのシール構造。
  5. 前記深さ変化部は、前記流入方向の前方に向かうにつれて不連続的に溝深さが浅くなるように形成されていること
    を特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のトンネル用セグメントのシール構造。
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