JP5663400B2 - 髪ケア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体からミストを生成する構造を備えた髪ケア装置に関する。
従来より、毛髪の形状を整えたり毛髪のケアを行うのに、スチーム発生装置を備えたスチームヘアカール器が利用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−252828号公報
上記従来の髪ケア装置によれば、スチームによって毛髪の形状を整え、かつ、髪質を改善することができる。ところが、スチーム状となったミストを沸点を超えて更に加熱した過熱ミストを用いることにより、その効果が更に高められることが確認された。
しかしながら、このように過熱ミストを用いた構造の髪ケア装置は従来存在していなかった。敢えて言及すれば、特許文献1には遮蔽板にスチーム結露防止用ヒータを取り付けて、遮蔽板を加熱する構成が開示されている。これによりスチームを温めることができるのであるが、これはあくまでも結露を防止するためのものであり、遮蔽板の加熱温度はそれほど高くは必要としない。そのため、スチーム結露防止用ヒータによっても過熱ミストを生成することはできない。
そこで、本発明は、沸点を超える温度まで加熱した過熱ミストの生成を可能として、より効果的にヘアセットやケアを行うことのできる髪ケア装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の髪ケア装置にあっては、ハウジング内に設けられ液体または霧化された液体を加熱して沸点以下のミストを生成するミスト生成部を有し、前記ミスト生成部で生成したミストを液体の沸点を超える温度まで加熱して過熱ミストを生成する過熱ミスト生成部と、前記過熱ミスト生成部で生成した過熱ミストを使用者の毛髪に向けて吐出する吐出口と、を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の髪ケア装置にあっては、ハウジングに保持されるとともに使用者の毛髪に接触して毛髪を加熱する接触面が形成される加熱板と、前記加熱板の前記接触面の反対側に配置されて前記加熱板を加熱する第1のヒータと、前記ハウジング内に設けられ液体を加熱して沸騰させることによりミストを生成するミスト生成部と、を有し、前記ハウジング内に、前記ミスト生成部で生成したミストを導入するとともに導入された前記ミストを沸点を超える温度まで熱して過熱ミストを生成する過熱ミスト生成流路と、前記過熱ミスト生成流路を加熱する第2のヒータと、から構成される過熱ミスト生成部を備え、前記加熱板には、前記過熱ミスト生成部で生成した過熱ミストを使用者の毛髪に向けて吐出する吐出口が形成され、前記過熱ミスト生成流路の先端は、前記第1のヒータを貫通して前記吐出口に連通されていることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる髪ケア装置の内部を透視して概略的に示す側面図である。 図2は、本発明の第1実施形態にかかる髪ケア装置の第1変形例を示した側面図である。 図3は、本発明の第1実施形態にかかる髪ケア装置の第2変形例を示した平面図である。 図4は、本発明の第1実施形態にかかる髪ケア装置の第2変形例を示した図であって、(a)は、図3のA−A断面を含む概略側面図、(b)は、(a)のB部を拡大して示した図である。 図5は、本発明の第1実施形態にかかる髪ケア装置の第3変形例を示した平面図である。 図6は、本発明の第1実施形態にかかる髪ケア装置の第3変形例を示した側面図である。 図7は、本発明の第2実施形態にかかる髪ケア装置の内部を透視して概略的に示す側面図である。 図8は、図7中N方向から見た拡大平面図である。 図9は、図7中V方向から見た拡大底面図である。 図10は、本発明の第3実施形態にかかる髪ケア装置の内部を透視して概略的に示す側面図である。 図11は、図10中E部の拡大側面図である。 図12は、本発明の第4実施形態にかかる髪ケア装置の図11に対応した拡大側面図である。 図13は、本発明の第5実施形態にかかる髪ケア装置の過熱ミスト発生部を示し、(a)は拡大側面図、(b)は拡大底面図である。 図14は、本発明の第6実施形態にかかる髪ケア装置の過熱ミスト発生部を示す拡大側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の髪ケア装置の第1実施形態を示した図であり、本実施形態では本発明を髪ケア装置としてのヘアーアイロン1に適用した場合を示す。
本実施形態のヘアーアイロン1は、アイロン部2と把持部3とから成る。アイロン部2は、対向配置される一対の加熱板4、4Aを有しており、それら加熱板4、4A間に毛髪を挟み込み可能となっている。把持部3は、使用者が把持する部分で、この把持部3によって一対の加熱板4、4Aが開閉自在に保持されている。即ち、把持部3は、使用者が手で把持した際に、親指の付け根側に位置する部分と、残り4指に位置する部分とで分割されており、分割された一方(図1中上方)が第1把持部31となり、他方(図1中下方)が第2把持部32となっている。
ここで、アイロン部2が設けられた方向を前方、把持部3が設けられた方向を後方とすると、第1把持部31と第2把持部32とは、それらの後方端部近傍が支点部33によって開閉自在に連結されている。このとき、第1把持部31と第2把持部32とは、図示省略した圧縮スプリングによって拡開方向に付勢されている。したがって、ヘアーアイロン1は、握持した手を弛めることにより、第1把持部31と第2把持部32とが支点部33を中心として開かれることになる。
第1把持部31は、ハウジングH1によって外郭が形成されるとともに、第2把持部32は、副ハウジングH2によって外郭が形成されている。これらハウジングH1および副ハウジングH2は、アイロン部2の方向に向かって延設され、ハウジングH1によって一方の加熱板4の外側を覆って保持し、副ハウジングH2によって他方の加熱板4Aの外側を覆って保持している。なお、この場合、加熱板4、4Aの外側とは、これら加熱板4、4Aが毛髪に接触する面4a、4Aaとは反対側のことである。また、それぞれの加熱板4、4Aは、専用のヒータ41、41Aによってそれぞれ加熱されるようになっている。
そして、ハウジングH1に保持された一方の加熱板4と、副ハウジングH2に保持された他方の加熱板4Aとは、把持部3を把持した手を弛めることにより両加熱板4、4Aが開いて、それらの間に毛髪を取り込むことができる。そして、毛髪を取り込んだ後に把持した手を握ることにより、両加熱板4、4A間に毛髪を挟み込んで整髪することができる。なお、第1把持部31の後端(図中右端)には電源コードCが接続されている。
ここで、本実施形態では、ハウジングH1のアイロン部2側内部に、ミスト生成部5および過熱ミスト生成部6を設け、液体の沸点を超える過熱ミストを生成するようになっている。
具体的には、ハウジングH1のアイロン部2側先端部には、ミスト源となる液体を貯留するタンク7が設けられており、このタンク7内の液体は液体供給部71を通ってミスト生成部5に供給されるようになっている。なお、タンク7は、液体の注排が可能な液密構造となっている。
ミスト生成部5は、液体から微細なミストを生成する部分で、本実施形態では図示省略したヒータで液体を加熱して沸騰させることによりミストを生成するボイリング機構が用いられている。なお、ミスト生成部5は、このボイリング機構に限ることなく超音波によりミストを生成する超音波霧化器、空気の流速でミストを生成するベンチュリー管等であってもよく、要するに液体からミストを生成できる構造であればよい。
また、液体供給部71としては、液体を浸透させた状態で移動させることができるフェルトを用いることができるが、これ以外にも毛細管やマイクロポンプ等を用いることができる。
過熱ミスト生成部6は、ミスト生成部5で生成されたミストを導入するミスト流路61と、このミスト流路61を加熱するヒータ62とを備えて構成されている。このとき、ミスト流路61の先端は、加熱板4に形成された吐出口42に連通されている。吐出口42は、図では1箇所を示しているが、実際には加熱板4の全面に亘って複数の吐出口42が設けられており、加熱板4の全面から過熱ミストが吐出されるようになっている。勿論、吐出口42は1箇所でもよく、この場合は加熱板4の略中央部に設けておくことが好ましい。
したがって、過熱ミスト生成部6は、ミスト流路61をヒータ62で加熱することにより、ミスト流路61内を流れるミストが沸点を超えて加熱され、過熱ミストが生成されるようになっている。そして、過熱ミストは加熱板4の吐出口42から吐出される。
タンク7内に貯留される液体、つまり、ミストとなる液体は、水以外にも毛髪のために用いられる液体、例えば、セット剤、育毛剤またはトリートメント剤等であってもよい。なお、このような剤が含まれた液体の場合、ミスト生成部5で生成されるミストの温度は沸点となる80℃程度以下となり、水の場合にあっては、ミストの温度は沸点となる100℃以下となる。一方、過熱ミストの温度としては、前記沸点を超える温度ということになるが、毛髪に与えるダメージを考慮すると、毛髪の状態に応じて、例えば毛髪のダメージが少ない使用者に対しては、過熱ミストの温度を200℃〜300℃程度となるように設定する。こうすることで、ダメージの少ない使用者に対してヘアセットをより効果的に行わせることができるようになる。その一方で、毛髪のダメージが多い使用者に対しては、過熱ミストの温度を125℃〜135℃程度となるように設定する。こうすることで、ダメージの多い使用者に対して毛髪のダメージ進行を抑制しながらヘアセットをより効果的に行わせることができるようになる。
また、ヘアーアイロン1は、把持部3にスイッチ8が設けられており、このスイッチ8を介して電源と、ミスト生成部5、過熱ミスト生成部6のヒータ62および加熱板4、4A等の機能部品とが配線Wによって電気的に接続されている。そして、スイッチ8を切り替えることにより、上記各機能部品をON・OFFできるようになっている。
したがって、本実施形態のヘアーアイロン1では、スイッチ8をONすることにより、ミスト生成部5および過熱ミスト生成部6が通電されて稼働し、かつ、加熱板4、4Aが通電されて加熱する。すると、ミスト生成部5では、タンク7より液体供給部71を介して供給される液体からミストを生成する。過熱ミスト生成部6では、ミスト流路61に導入されたミストをヒータ62で加熱することにより過熱ミストを生成し、これを加熱板4の吐出口42から吐出する。
以上、説明してきたように、第1実施形態によれば、アイロン部2の加熱板4、4A間に毛髪を挟み込むことにより、加熱された加熱板4、4Aで挟み込んだ毛髪を整髪(この場合、主にストレートの髪型)することができる。このとき、過熱ミスト生成部6で生成された過熱ミストが加熱板4の吐出口42から吐出されるので、加熱板4、4A間に挟み込んだ毛髪に過熱ミストを注ぐことができる。このように、使用者は、加熱板4、4Aで整髪しながら過熱ミストを注ぐことができる。
ところで、毛髪の形状を保持するためには水素結合の組み換えが必要となることが知られており、より高温化することにより効率良く水素結合の組み換えを行うことができるようになる。
また、沸点以下の低温ミストでは、このミストを注いだ際に水分が溜まることによって水素結合が切断されてしまうことがある。しかし、沸点を超える過熱ミストでは、高温のために蒸発速度が早いため水素結合の切断が発生し辛いため、毛髪のセット力をより高めることができ、毛髪のヘアセットおよびケアをより効果的に行うことができる。
[第1変形例]
図2は、第1実施形態にかかる髪ケア装置の第1変形例を示した図であり、本変形例では本発明を髪ケア装置としてのカールアイロン1Aに適用した場合を示す。なお、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本変形例のカールアイロン1Aは、アイロン部2Aと把持部3Aとから成る。アイロン部2Aは、ヒータ41Bを環状として内周に配置された円筒状のハウジングH3と、このハウジングH3の把持部3A側端部となる基端部に開閉可能に取り付けられる押え板21とから成る。
本実施形態のハウジングH3は、金属で形成されて加熱板としての機能を兼ね備えている。また、押え板21は、閉じ方向に付勢されており、ハンドル21aを指で押さえることにより押え板21が開き、ハンドル21aから指を離すことにより押え板21が閉じるようになっている。
そして、カールアイロン1Aの使用時には、押え板21を開いた状態でハウジングH3の外周に毛髪を巻き付け、この状態で押え板21を閉じて巻き付けた毛髪を挟み込む。すると、ヒータ41Bの熱がハウジングH3に伝熱されて毛髪をカールできるようになっている。
このようなカールアイロン1Aに、第1実施形態と同様にハウジングH3の内部に、ミスト生成部5および過熱ミスト生成部6を設けて、液体の沸点を超える過熱ミストを生成するようになっている。これらミスト生成部5および過熱ミスト生成部6は、第1実施形態と同様の構造とすることができる。
タンク7は、第1実施形態と同様にハウジングH3の先端部に設けられ、このタンク7内の液体は液体供給部71を通ってミスト生成部5に供給されてミストを生成するようになっている。また、過熱ミスト生成部6では、ミスト流路61を通過するミストをヒータ62で加熱して過熱ミストを生成することになるが、この過熱ミストはヒータ41Bの全面に設けられた複数の吐出口42からカールした毛髪に向けて吐出される。この場合にあっても吐出口42は複数設けることなく、少なくとも1箇所設けられていればよい。
したがって、第1変形例によれば、円筒状のハウジングH3に毛髪を巻き付けることにより、主にカールの髪型として整髪することができる。また、巻き付けた毛髪に過熱ミストを注ぐことができるため、第1実施形態と同様の作用効果を奏し、毛髪のヘアセットおよびケアをより効果的に行うことができる。
ところで、本変形例のカールアイロン1Aでは、円筒状のハウジングH3の外周から過熱ミストが放出されるので、過熱ミストの吐出機能を有効に活用させることができる。
つまり、毛髪をカールすることなく、ハウジングH3を毛髪に近接させて吐出口42から噴射される過熱ミストを毛髪に注ぐことができる。これにより、例えば、染毛料、パーマ液、トリートメント剤または育毛剤等の薬剤を液体として用いた場合は、毛髪や頭皮への浸透性を高めて、頭部の血行を促進できる効果を有する。
[第2変形例]
図3および図4は、第1実施形態にかかる髪ケア装置の第2変形例を示した図であり、第1実施形態と同様にヘアーアイロン1Bを例に取って示す。また、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本変形例が第1実施形態と主に異なる点は、第1実施形態のヘアーアイロン1に静電霧化装置9を付加したことにあり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
静電霧化装置9は、図3に示すように、ハウジングH1のアイロン部2の片側側面に収容保持されている。そして、静電霧化装置9によって帯電微粒子水を生成して、この帯電微粒子水をアイロン部2の加熱板4、4A間に挟み込んだ毛髪に噴霧させるようになっている。
すなわち、静電霧化装置9は、図4に示すように、放電電極91と、この放電電極91の突出先端部91aから吐出口42(図1参照)側に離間して配置される環状の対極板92とを備えて構成されている。このとき、対極板92の開口部92aには放電電極91の突出先端部91aが臨んでいる。
放電電極91には、冷却装置であるペルチェ素子93が固定されている。このペルチェ素子93には放熱フィン94が設けられており、放電電極91を冷却する一方で放熱フィン94から放熱するようになっている。なお、放電電極91、対極板92およびペルチェ素子93は配線Wを介してスイッチ8に接続されている。
このように構成された静電霧化装置9は、スイッチ8がONされると、ペルチェ素子93に駆動電圧が印加され、かつ、放電電極91と対極板92との間に高電圧が印加される。すると、ペルチェ素子93によって放電電極91を冷却することができ、この放電電極91の表面には空気中の水分を凝結して結露が発生する。
一方、放電電極91と対極板92との間に高電圧が印加されたことにより、放電電極91と対極板92との間で放電現象が誘起される。このとき、放電電極91に結露した水滴を原材料として帯電微粒子水が発生して、対極板92の開口部92aから噴霧され、アイロン部2の加熱板4、4A間に挟み込んだ毛髪に注がれる。
したがって、第2変形例によれば、第1実施形態のヘアーアイロン1と同様の作用効果を奏するのは勿論のこと、特に本変形例では静電霧化装置9を設けて帯電微粒子水を毛髪に注ぐことができる。これにより、毛髪に電子と水分が補給されるため、毛髪をより滑らかでしっとりとして質感を高めることができる。
[第3変形例]
図5および図6は、第1実施形態にかかる髪ケア装置の第3変形例を示した図であり、前記第2変形例と同様にヘアーアイロン1Cを例に取って示す。また、第2変形例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本変形例が第2変形例と主に異なる点は、第2変形例のヘアーアイロン1Bの静電霧化装置9に代えてマイナスイオン発生装置10を設けたことにあり、その他の構成は第2変形例と同様である。
マイナスイオン発生装置10は、図5に示すように、第2変形例と同様にハウジングH1のアイロン部2の片側側面に収容保持されている。
マイナスイオン発生装置10は、図6に示すように、静電霧化装置9から冷却機能、つまりペルチェ素子93を無くした構造となっており、放電電極101と環状の対極板102とによって構成されている。勿論、対極板102は、放電電極101の突出先端部101aから吐出口42側に離間して配置されており、放電電極101の突出先端部101aは対極板102の開口部102aに臨んでいる。
また、マイナスイオン発生装置10は、同図に示すように、放電電極101および対極板102は配線Wを介してスイッチ8に接続されている。
このように構成されたマイナスイオン発生装置10は、スイッチ8がONされると放電電極101と対極板102との間に高電圧が印加される。すると、放電電極101と対極板102との間で放電現象が誘起されてマイナスイオンが発生し、このマイナスイオンが対極板102の開口部102aから放出されて、アイロン部2の加熱板4、4A間に挟み込んだ毛髪に注がれる。
したがって、第3変形例によれば、第1実施形態のヘアーアイロン1と同様の作用効果を奏するのは勿論のこと、特に本変形例ではマイナスイオン発生装置10を設けてマイナスイオンを毛髪に注ぐようになっている。これにより、毛髪の電気バランスが整えられて毛髪をより健やかに保つことができる。
ところで、本変形例のヘアーアイロン1Cでは、放電電極101を、毛髪に有効な金属微粒子を発生させる金属で形成することにより、マイナスイオン発生装置10を金属微粒子発生装置として構成することができる。この場合、毛髪に有効な金属微粒子を発生させる金属としては、プラチナ、亜鉛、鉄、銀、銅、金、チタン、マグネシウム、カルシウム、ステンレス等を用いることができる。
したがって、マイナスイオン発生装置10を金属微粒子発生装置として構成することにより、金属微粒子を毛髪に注ぐことができる。これにより、上述したマイナスイオンの効果に加えて、金属の持つ抗酸化作用や殺菌作用および保湿作用等を得ることができる。
[第2実施形態]
図7〜図9は、本発明にかかる髪ケア装置の第2実施形態を示した図であり、第1実施形態と同様にヘアーアイロン1Dを例に取って示す。なお、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、図7に示すように、過熱ミスト生成部6のヒータ62を加熱板4に接触させて、過熱ミスト生成部6によって加熱板4を過熱させるようにしたことにある。
すなわち、加熱板4は、金属等の熱伝導性の高い材料で形成されており、この加熱板4を過熱ミスト生成部6のヒータ62に面接触させておくことにより、ヒータ62の熱で加熱板4を直接加熱できるようになっている。
また、本実施形態では、図8に示すように、ミスト流路61は、ヒータ62の上面、つまり、加熱板4を接した面とは反対面に沿って蛇行配置されている。これにより、ヒータ62の発熱をミスト流路61内を流れるミストに効率良く取り込んで、ミスト流路61内で加熱ミストが生成されるのを促進できるようになっている。また、図9に示すように、加熱板4には過熱ミストの吐出口42が複数形成されているが、これに限ることなく少なくとも1箇所形成されていればよい。
したがって、第2実施形態によれば、第1実施形態のヘアーアイロン1と同様の作用効果を奏するのは勿論のこと、特に本実施形態では過熱ミスト生成部6のヒータ62を加熱板(過熱部)4に接触させている。これにより、過熱ミスト生成部6の稼働に伴って加熱板4を加熱することができるため、加熱板4の加熱用に専用で設けられていたヒータ41(図1参照)を廃止することができる。このことは、部品点数の削減によってコスト低減を達成でき、更には使用エネルギーの低減効果を得ることができる。なお、過熱ミスト生成部6が設けられない相手側の加熱板4Aにはヒータ41Aを設けておく必要がある。
[第3実施形態]
図10および図11は、本発明にかかる髪ケア装置の第3実施形態を示した図であり、第1実施形態と同様にヘアーアイロン1Eを例に取って示す。なお、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、過熱ミスト生成部6のヒータ62に、図11に示すように、過熱ミスト生成流路としての機能を有するミスト通過孔62aを形成したことにある。
本実施形態にあっても、図10に示すように、ヒータ62は加熱板4に接触して設けられている。また、ミスト流路61は、ミスト生成部5で生成されたミストをヒータ62の上面、つまり加熱板4と接した面とは反対面に供給するように配置されている。
ミスト通過孔62aが形成されたヒータ62としては、例えば多孔質のセラミックヒータを用いることができる。そして、このセラミックヒータを用いたヒータ62に接する加熱板4にもミスト通過孔62aに連通する小孔を多数設け、その小孔を吐出口42としている。なお、ヒータ62には、多孔質のセラミック以外にも、多数の微少孔を設けたPTCヒータ等を用いることができる。
したがって、ミスト生成部5で生成されたミストは、図中矢印で示すように、ミスト流路61を通ってヒータ62に供給され、ヒータ62のミスト通過孔62aに流入する。すると、ミストがミスト通過孔62aを通過する間にヒータ62によって加熱され、加熱されたミストはミスト通過孔62a内で過熱ミストとなり、この過熱ミストは加熱板4の吐出口42から吐出される。
したがって、第3実施形態によれば、第1実施形態のヘアーアイロン1と同様の作用効果を奏するのは勿論のこと、特に本実施形態では過熱ミスト生成部6のヒータ62にミスト通過孔62aを設けている。これにより、より簡単な構造で過熱ミストを生成できるようになる。
また、加熱板4の吐出口42を、ミスト通過孔62aに連通する多数の小孔としたことにより、加熱板4の略全面から過熱ミストをむら無く吐出することができ、毛髪のヘアセットやケアの効果をより高めることができる。
[第4実施形態]
図12は、本発明にかかる髪ケア装置の第4実施形態を示した図であり、第3実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態では、第3実施形態に示したミスト流路61に代えて、タンク7から直接液体を流す液体流路63を設け、この液体流路63とヒータ62との間にフェルト64を介在させている。
フェルト64は、ヒータ62の上面、つまり、加熱板4と接した面とは反対面の略全面に沿って配置され、液体流路63から供給される液体を浸透させてヒータ62の上面に供給するようになっている。こうして、フェルト64に浸透してヒータ62に達した液体は、ヒータ62で加熱されてミストとなり、このミストはヒータ62のミスト通過孔62aに流入する。すると、流入されたミストはミスト通過孔62aを通過する間にヒータ62で加熱されて過熱ミストとなり、この過熱ミストが加熱板4の吐出口42から吐出されることになる。
したがって、第4実施形態によれば、過熱ミスト生成部6のヒータ62は、過熱ミストを生成する機能に加えてミストを生成する機能を備えることになる。これにより、ミスト生成部5のボイリング機構などのミスト生成機能が不要となるため、部品点数の削減によってコスト低減を達成でき、更には使用エネルギーの低減効果を得ることができる。
[第5実施形態]
図13は、本発明にかかる髪ケア装置の第5実施形態を示した図であり、第4実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態が第4実施形態と主に異なる点は、図13(a)、(b)に示すように、過熱ミスト生成流路としてのミスト通過孔62aに、生成した過熱ミストの流速を低下させる流速低下部としての空洞部65を設けたことにある。
本実施形態の過熱ミスト生成部6は、第4実施形態(図12参照)と同様に、液体流路63とヒータ62の上面との間にフェルト64を介在させた構造となっている。
空洞部65は、ミスト通過孔62aが形成されたヒータ62の内部に、複数のミスト通過孔62aに跨がり、それら複数のミスト通過孔62aを相互に連通させるようにして形成されている。また、本実施形態では、空洞部65が複数箇所設けられている。
さらに、本実施形態では、空洞部65は過熱ミストが通過する経路となっており、その空洞部65の内表面に、流速低下部としての微細な凹凸部(図示省略)を多数設けている。なお、凹凸部は、空洞部65に限ることなく、過熱ミストが通過する経路となるミスト通過孔62aにあっても、内表面に設けることができる。
したがって、第5実施形態によれば、ミスト通過孔62aに空洞部65を設けたことにより、空洞部65で生成された過熱ミストの流速が低下し、その分、過熱ミストがミスト通過孔62aを通過する時間が長くなる。これにより、過熱ミストがヒータ62からより多くの熱を受けることができるようになり、過熱ミストをより高温にすることができる。
また、空洞部65の内表面に凹凸部を設けたことにより、過熱ミストの流速を更に低下させることができ、過熱ミストの更なる高温化を達成することができる。また、このことは、ミスト通過孔62aの内表面に凹凸部を設けた場合にも同様である。
なお、本実施形態の流速低下構造は第4実施形態に適用した場合を示したが、フェルト64を用いない第3実施形態にあっても適用することができる。
[第6実施形態]
図14は、本発明にかかる髪ケア装置の第6実施形態を示した図であり、第5実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態が第5実施形態と主に異なる点は、ミスト通過孔62aの断面積を上流側よりも下流側で小さくしたことにある。
すなわち、本実施形態では、図14に示すように、多孔質セラミックを用いたヒータ62の内部に形成したミスト通過孔62aを、空洞部65の上流側よりも下流側で本数を少なくしてある。これにより、空洞部65の上流側に存在するミスト通過孔62aの総断面積よりも、空洞部65の下流側に存在するミスト通過孔62aの総断面積を小さくできる。この場合、空洞部65の上流側および下流側にそれぞれ存在する各ミスト通過孔62aの断面積はそれぞれ略等しいものとする。
したがって、第6実施形態によれば、ミスト通過孔62aの断面積を上流側よりも下流側で小さくしてあるため、ミスト通過孔62aを通過して吐出口42から吐出されようとする過熱ミストは通過抵抗が増大する。これにより、過熱ミストがミスト通過孔62a内に留まる時間が長くなるため、過熱ミストがヒータ62からより多くの熱を受けることができるようになり、過熱ミストをより高温にすることができる。
また、本実施形態では、ミスト通過孔62aの断面積が上流側よりも下流側で小さくなっているため、過熱ミストはミスト通過孔62a内で圧力が高まって、吐出口42から吐出する過熱ミストの流速を大きくすることができる。
ところで、本実施形態ではミスト通過孔62aの断面積を上流側と下流側とで異ならせるために、下流側のミスト通過孔62aの本数を少なくしている。しかし、これに限ることなく、ミスト通過孔62aの本数を空洞部65の上流側と下流側とで等しくしておき、下流側の各ミスト通過孔62aの断面積を小さくしてもよい。また、空洞部65を設けない場合にあっても、ミスト通過孔62aの断面積を下流側で小さくしておくことにより、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、ヘアーアイロンやカールアイロン以外にも、液体からミストを生成する構造を備えた髪ケア装置であれば本発明を適用することができる。
1、1B、1C、1D、1E ヘアーアイロン(髪ケア装置)
1A カールアイロン(髪ケア装置)
4 加熱板(加熱部)
42 吐出口
5 ミスト生成部
6 過熱ミスト生成部
62a ミスト通過孔(過熱ミスト生成流路)
65 空洞部(流速低下部)
H1、H3 ハウジング

Claims (6)

  1. ハウジングに保持されるとともに使用者の毛髪に接触して毛髪を加熱する接触面が形成される加熱板と、
    前記加熱板の前記接触面の反対側に配置されて前記加熱板を加熱する第1のヒータと、
    前記ハウジング内に設けられ液体を加熱して沸騰させることによりミストを生成するミスト生成部と、を有し、
    前記ハウジング内に、前記ミスト生成部で生成したミストを導入するとともに、導入された前記ミストを沸点を超える温度まで熱して過熱ミストを生成する過熱ミスト生成流路と、前記過熱ミスト生成流路を加熱する第2のヒータと、から構成される過熱ミスト生成部を備え、
    前記加熱板には、前記過熱ミスト生成部で生成した過熱ミストを使用者の毛髪に向けて吐出する吐出口が形成され、
    前記過熱ミスト生成流路の先端は、前記第1のヒータを貫通して前記吐出口に連通されていることを特徴とする髪ケア装置。
  2. 前記第2のヒータは前記第1のヒータを兼ねるものであり、
    前記第2のヒータは、前記加熱板の前記接触面の反対側に接して配置され、
    前記第2のヒータの前記加熱板が接した面と反対側の面に沿って前記過熱ミスト生成流路を配置することを特徴とする請求項1に記載の髪ケア装置。
  3. 記過熱ミスト生成流路に、生成した過熱ミストの流速を低下させる流速低下部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の髪ケア装置。
  4. 前記流速低下部が、前記過熱ミスト生成流路の途中に設けられた空洞部であることを特徴とする請求項3に記載の髪ケア装置。
  5. 前記流速低下部が、前記過熱ミスト生成流路で生成された過熱ミストが通過する経路の内表面に設けられた凹凸部であることを特徴とする請求項3または4に記載の髪ケア装置。
  6. 前記過熱ミスト生成流路の断面積を、上流側よりも下流側で小さくしたことを特徴とする請求項3〜5のうち何れか1項に記載の髪ケア装置。
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