JP2014097214A - ヘアアイロン - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪の性質に合わせて過熱蒸気を供給して、良好な毛髪のセットを行うこと。
【解決手段】第1の毛髪挟持面5を有する第1の挟持部1と、第2の毛髪挟持面6を有する第2の挟持部2と、を有し、前記第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6とで毛髪を挟持するように構成され、前記第1の毛髪挟持面5または第2の毛髪挟持面6のうち少なくとも一方には、前記挟持された毛髪を加熱する加熱部を備えたヘアアイロンにおいて、前記第1の挟持部1または第2の挟持部2のうち少なくとも一方には、液体を加熱して蒸気を生成し、生成された前記蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成部11と、生成された過熱蒸気を前記挟持された毛髪に向けて放出する放出口19と、を備えたことにより、使用者の毛髪の状態にかかわらず、過熱蒸気により使用者が所望する形状に毛髪をセットすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、毛髪をストレートやカール等の形状にセットを行う、ヘアアイロンに関するものである。
従来、この種のヘアアイロンは、それぞれ毛髪挟持面が設けられた一対の挟持部を有しており、上記一対の挟持部の一方の毛髪挟持面には、毛髪挟持面に挟持された毛髪を加熱する加熱部が設けられている。
また、加熱部が設けられた側の挟持部には、貯留容器に貯留された液体を、上記加熱部の熱により加熱して蒸気を生成し、生成された蒸気を、上記加熱部に形成された開口から毛髪挟持面に挟持された毛髪に向けて放出する、蒸気放出機構を備えている。
さらに、上記貯留容器の内部圧力を変化させることにより、貯留容器から上記蒸気放出機構に供給される液体量を制御することで、放出される蒸気量を変更可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特表2011−502720号公報
しかしながら、前記従来の構成では、毛髪に供給されるのは温度が約100℃の蒸気であるため、毛髪の水素結合を切断して、毛髪のセットを行うための熱エネルギーとしては低いものであり、使用者の毛髪の状態によっては、使用者が所望する形状に毛髪のセットを行うことが困難になるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者の毛髪の状態にかかわらず、過熱蒸気により使用者が所望する形状に、容易に毛髪をセットすることが可能なヘアアイロンを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヘアアイロンは、第1の毛髪挟持面を有する第1の挟持部と、第2の毛髪挟持面を有する第2の挟持部とを有しており、前記第1の毛髪挟持面と第2の毛髪挟持面とで毛髪を挟持するように構成され、前記第1の毛髪挟持面または第2の毛髪挟持面のうち少なくとも一方には、前記挟持された毛髪を加熱する加熱部を備えている。
そして、前記第1の挟持部または第2の挟持部のうち少なくとも一方には、液体を加熱して蒸気を生成し、生成された前記蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成部と、生成された過熱蒸気を前記挟持された毛髪に向けて放出する放出口とを備えたものである。
これによって、蒸気より温度が高い過熱蒸気を毛髪に供給することで、毛髪の水素結合を確実に切断することが可能となる。
本発明のヘアアイロンは、使用者の毛髪の状態にかかわらず、過熱蒸気により、使用者が所望する形状に毛髪をセットすることができる。
本発明の実施の形態1におけるヘアアイロンの概略斜視図 同ヘアアイロンの内部構造を示す概略図 同ヘアアイロンの液体貯留部の着脱構造を示す要部拡大概略図 同ヘアアイロンの液体貯留部の概略図 同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の概略斜視図 同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の概略端面図 同ヘアアイロンの加熱面および過熱蒸気の放出口を示す概略平面図 同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の内部構造を示す概略図 本発明の実施の形態2におけるヘアアイロンの過熱蒸気生成部の概略斜視図 同ヘアアイロンの液体貯留部の概略図 (a)同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の長い方の蒸気流路の流れを示す概略図(b)同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の短い方の蒸気流路の流れを示す概略図 同ヘアアイロンの毛髪のカール半径の算出方法を示す概略図 (a)同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の長い方の蒸気流路の流れの変形例を示す概略図(b)同ヘアアイロンの過熱蒸気生成部の短い方の蒸気流路の流れの変形例を示す概略図
第1の発明は、第1の毛髪挟持面を有する第1の挟持部と、第2の毛髪挟持面を有する第2の挟持部とを有しており、前記第1の毛髪挟持面と第2の毛髪挟持面とで毛髪を挟持するように構成され、前記第1の毛髪挟持面または第2の毛髪挟持面のうち少なくとも一方には、前記挟持された毛髪を加熱する加熱部を備えている。
そして、前記第1の挟持部または第2の挟持部のうち少なくとも一方には、液体を加熱して蒸気を生成し、生成された前記蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成部と、生成された過熱蒸気を前記挟持された毛髪に向けて放出する放出口とを備えたものである。
これにより、蒸気より温度が高い過熱蒸気を毛髪に供給することで、毛髪の水素結合を確実に切断することが可能となるため、使用者の毛髪の状態にかかわらず、過熱蒸気により、使用者が所望する形状に毛髪をセットすることができる。
第2の発明は、前記加熱部の温度と前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の生成量とを制御する制御部と、前記挟持された毛髪の太さを検知する第1の検知部と、を備え、前記制御部は、前記第1の検知部により検知された毛髪の太さに応じて、前記加熱部の温度または過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の生成量のうち少なくとも一方を変更するように制御するようにしている。
ここで、毛髪に過剰な過熱蒸気が供給された場合は、毛髪のセットの完了後、上記毛髪挟持面外に毛髪が送出された際に、毛髪に多量の過熱蒸気が残留しており、左記残留した過熱蒸気が外部の空気により冷却されることで、速やかに凝縮されて液体に変化するために、毛髪に液体が付着した状態となってしまう。
このため、上記毛髪に付着した液体が、セット後の毛髪の水素結合を再度切断してしまうことで、セット力、即ちストレートやカール等の形状の度合いが低下してしまい、セッ
トされた毛髪の形状を長時間維持することが困難となってしまう。
本発明によって、毛髪の太さに応じて、最適な量の過熱蒸気を供給することができるため、毛髪のセットの完了後、毛髪に液体が付着した状態とならないことから、使用者が所望する形状に毛髪をセットできるとともに、セット後の毛髪の形状を長時間維持することができる。
また、一般的に、毛髪は太さによって構造が異なり、例えば、毛髪が細いとその内部構造は緻密になり、変形がしにくくなるが、熱には強いという特徴を有している。
よって、毛髪の太さに応じて最適な温度で毛髪を過熱することで、毛髪を傷めることなく、使用者が所望する形状に、容易に毛髪をセットすることができる。
第3の発明は、特に第2の発明制御部は、前記第1の検知部により検知された毛髪の太さが所定の値以下の際に、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の生成量を減少させるように制御している。
これにより、特に使用者の毛髪が細い場合に、毛髪に供給される過熱蒸気の量を減少させることで、毛髪に最適な量の過熱蒸気を供給するとともに、毛髪のセット完了後に残留する液体によって、毛髪の水素結合が再度切断されることを抑制して、セットされた毛髪の形状を長時間維持することができる。
第4の発明は、特に第2もしくは第3の発明の制御部は、前記第1の検知部により検知された毛髪の太さが所定の値以下の際に、前記加熱部の温度を上昇させるように制御している。
ここで、一般的に、毛髪は、加熱部の温度が高いほどセットを容易に行うことができる反面、損傷しやすく、また、細い毛髪は内部が緻密であり熱に強く、一方、太い毛髪は内部が疎であり、熱に弱いという特性を持っている。
よって、特に使用者の毛髪が細い場合に、毛髪を加熱する温度を高くすることで、熱による毛髪の損傷を抑制しつつ、使用者が所望する形状に、容易に毛髪をセットすることができる。
第5の発明は、毛髪の曲がり度合いを検知する第2の検知部を備えた上で、特に第2から第4の発明の制御部は、前記第2の検知部により検知された毛髪の曲がり度合いに応じて、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の温度を変更するように制御している。
これにより、毛髪の曲がり度合いに応じた温度の過熱蒸気を毛髪に供給することができるために、より確実に毛髪の水素結合を切断して、使用者が所望する形状に、容易に毛髪をセットすることができる。
第6の発明は、特に第5の発明の制御部は、前記第2の検知部により検知された毛髪の曲がり度合いが所定の値以上の際に、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の温度を上昇させるように制御している。
これにより、より高いエネルギーをもった過熱蒸気を毛髪に供給することができるため、過熱蒸気を毛髪の内部まで十分に供給することが可能となる。
よって、特に、曲がり度合いの大きい、即ちセットし難い毛髪に対しては、高い温度の
過熱蒸気を供給することで、より確実に水素結合を切断することができることから、使用者が所望する形状に、毛髪をセットすることが極めて容易となる。
また、特に、曲がり度合いの小さい、即ちセットし易い毛髪に対しては、過熱蒸気の温度を低下させて供給することで、毛髪の損傷を抑制するとともに、使用者が所望する形状に、容易に毛髪をセットすることができる。また、省エネルギー効果も期待できる。
第7の発明は、特に第5の発明の制御部は、前記ヘアアイロンの運転が開始された際に、最初に前記第2の検知部により検知された毛髪の曲がり度合いに応じて、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の温度を所定の温度に設定するように制御している。
これにより、毛髪のセットの経過状態に左右されることなく、使用者の毛髪が、元々有している個別の曲がり度合い、即ちセット前の毛髪の曲がり度合いに応じて、適切な温度の過熱蒸気を供給することで、セット中は常時確実に、使用者が所望する形状に、極めて容易に毛髪をセットすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、それぞれ長手方向を有するとともに、短手方向の断面が半円状に形成された第1の挟持部1と第2の挟持部2とを備えており、第1の挟持部1と第2の挟持部2とは、長手方向において対向するように(図2の上下方向)配置されている。
第1の挟持部1と第2の挟持部2とは、それぞれ長手方向の一端側に、使用者が把持可能な把持部3を有しており、把持部3に設けられたヒンジ部4により連結されて、互いに開閉自在に構成されている。
次に、第1の挟持部1と第2の挟持部2とが対向する側には、それぞれ第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6とが設けられており、第1の挟持部1と第2の挟持部2とが閉じられた際に、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6とが互いに平行状態で接するとともに、使用者の毛髪を挟持するように構成されている。
第1の挟持部1内には、全体として箱型状に形成されて、供給された蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成させる、金属等の熱伝導性を有する材料からなる過熱蒸気生成部11が設けられている。
過熱蒸気生成部11の第2の挟持部2と対向する側の面は、第1の毛髪挟持面5となっており、第1の毛髪挟持面5と反対側の面には、加熱部としてのヒータ9が設けられていて、ヒータ9により、供給された蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成させるとともに、第1の毛髪挟持面5を加熱できるように構成されている。
一方、第2の挟持部2内には、全体として箱型状に形成され、金属等からなる熱伝導部材8が設けられており、熱伝導部材8の第1の挟持部1と対向する側の面は、第2の毛髪挟持面6となっており、第2の毛髪挟持面6と反対側には、加熱部としてのヒータ10が設けられていて、ヒータ10により、第2の毛髪挟持面6を加熱できるように構成されている。
ここで、熱伝導部材8は、内部が中空状に形成されていてよいが、全体が熱伝導性を有
する金属等のブロック体として構成されていてもよい。また、中空状に形成された内部に、外郭とは異なる熱伝導性と有する、例えば、熱伝導性ゲル等を充填したものであってもよい。
第1の挟持部1の先端には、液体貯留部12が設けられており、液体貯留部12内には、水や毛髪のトリートメント剤等を含んだ水等の液体が貯留されるとともに、貯留された液体を過熱蒸気生成部11に供給している。
図3および図4に示すように、液体貯留部12は、全体として四半球状に形成されて、液体を貯留する貯留タンク15と、貯留タンク15の基端側から延設されて、過熱蒸気生成部11へ液体を供給するパイプ16を有しており、パイプ16は、その先端側が開口するとともに、液体貯留部12を第1の挟持部1に取り付けた際に、パイプ16が過熱蒸気生成部11へ挿入されるように構成されている。
パイプ16の内部にはフエルトなどからなる吸液部材17が充填されており、吸液部材17の一端側が貯留タンク15内の液体と接するとともに、他端側がパイプ16の開口部に配置されている。
図5に示すように、過熱蒸気生成部11は、全体として箱型状に形成されて、過熱蒸気生成部11の第2の挟持部2と対向する側の面(図5の下側の面)は、第1の毛髪挟持面5となっており、反対側の面(図5の上側の面)には、ヒータ9が設けられている。
過熱蒸気生成部11の液体貯留部12側(図5の左側)には、パイプ16が挿入されて液体貯留部12から液体が供給される供給口22が設けられている。供給口22の底部および両側部には断熱材が配置されるとともに、供給口22の上部(図5の上側)を塞ぐようにヒータ21が設けられている。
パイプ16の先端は、上部(図3の上側)に切欠きが形成されて、その部分は吸液部材17が露出しており、パイプ16を供給口22に挿入した際に、吸液部材17がヒータ21と接することにより、液体貯留部12から供給された液体が加熱されて、蒸気が生成されている。即ち、ヒータ21と供給口22により蒸気生成部18が構成されている。
また、上記断熱材により、ヒータ9により過熱蒸気生成部11が加熱された際に、ヒータ9の熱が供給口22を介してパイプ16や吸液部材17に伝熱することを防止している。断熱材は高温に耐えうるウレタンやエポキシなどの樹脂材料等からなることが望ましい。
図6から8に示すように、過熱蒸気生成部11内は、中空状に形成されるとももに、複数の部屋に区画されている。複数の部屋のうち、供給口22側の部屋は、複数箇所(本実施の形態では二箇所)の折れ曲がりを有する、全体として一つの蒸気流路20として構成されている。
そして、供給口から過熱蒸気生成部11内に導入された蒸気は、蒸気流路20を流れる間にヒータ9によりさらに加熱されて過熱蒸気となり、生成された過熱蒸気は、蒸気流路20の下流側であって、第1の毛髪挟持面5に設けられた複数の放出口19より、外部に放出される。
また、第1の毛髪挟持面5の把持部3側には、使用者の毛髪の太さを検知する第1の検知部としての、接写可能な小型のカメラ14が設けられており、カメラ14により、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に挟持された毛髪を撮影することで、毛髪の
太さを検知できるようにしている。
第1の挟持部1側の把持部3内には、制御部13が設けられており、制御部13により、ヒータ9、10、および21に電力が供給されるとともに、ヒータ9、10、および21の出力、即ち発熱温度が制御されている。
また、カメラ14も制御部13に接続されていて、カメラ14で検知された毛髪の太さが、制御部13で解析され、その結果によりヒータ9、10、および21が制御されることで、ヒータ9、10による毛髪の加熱温度、ヒータ21による蒸気生成部18における蒸気生成量、およびヒータ9による過熱蒸気生成部11における過熱蒸気生成量が制御されることになる。
さらに、把持部3の端部には、電源コード24が接続されており、商用電源等から供給された電力を、制御部13に供給するようにしている。また、第1の挟持部1側の把持部3には、電源スイッチ23が設けられており、制御部13への電力供給を入り切り可能としている。
以上のように構成されたヘアアイロンについて、以下その動作、作用を説明する。
液体貯留部12の貯留タンク15に液体を入れて、液体貯留部12のパイプ16を過熱蒸気生成部11の供給口22に挿入することで、液体貯留部12を第1の挟持部1に取り付けた後に電源スイッチ23を入れると、制御部13は、カメラ14を起動させる。
使用者が把持部3を把持して、第1の挟持部1と第2の挟持部2との間に毛髪を挟んだ状態で閉じると、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に毛髪が挟持された状態となり、カメラ14により、毛髪の太さが検知される。
次に、制御部13は、カメラ14により検出された毛髪の太さに応じて、蒸気生成部18のヒータ21が所定の温度になるように、ヒータ21に電力を供給するとともに、ヒータ21の温度を所定の温度に制御している。
合わせて、制御部13は、ヒータ9およびヒータ10にも電力を供給するとともに、ヒータ9、10の温度を所定の温度に制御している。このとき、ヒータ9、10で発生した熱が、それぞれ第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6とに伝熱し、挟持された毛髪が加熱される。
このとき、パイプ16内に設けられている吸液部材17の毛細管現象により、貯留タンク15から供給口22に液体が供給され、ヒータ21によって加熱されることにより、蒸気が生成される。この蒸気の温度は、外気圧の影響を受けるものの、概ね100℃以下となっている。
生成された蒸気は、供給口22より、過熱蒸気生成部11内の蒸気流路20に導入され、蒸気流路20を流れるが、このとき、蒸気はヒータ9によってさらに加熱されることで、温度が100℃を超えた過熱蒸気となり、蒸気流路20の下流側であって、第1の毛髪挟持面5に設けられた複数の放出口19より、放出口19の外部、即ち第1の毛髪挟持面5上に放出される。
そして、放出された過熱蒸気は、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に挟持された毛髪に供給される。このとき、過熱蒸気は温度が100℃を超えた気体であり、このため、熱エネルギー量が蒸気と比較し大きいことから、過熱蒸気の熱が毛髪全体に行
き渡るとともに、毛髪の水素結合を確実に切断することが可能となるため、使用者の毛髪の状態にかかわらず、使用者が所望する形状(本実施の形態ではストレート形状やカール形状)に毛髪をセットすることができる。
また、カメラ14は、毛髪が第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に最初に挟持された際に毛髪を撮影することで、毛髪の太さを検知している。そして、制御部13は、カメラ14により検知された毛髪の太さの平均値を、画像解析によって算出し、ヒータ21の温度を所定の温度に制御している。
例えば、毛髪の太さが65μm未満の場合は、発生する過熱蒸気の生成量が0.2mL/分になるように、過熱蒸気生成部11に供給される蒸気を生成する蒸気生成部18のヒータ21の温度を、例えば、100℃以上110℃未満程度になるように制御する。
一方、毛髪の太さが65μm以上の場合は、過熱蒸気の生成量が0.5mL/分になるように、過熱蒸気生成部11に供給される蒸気を生成する蒸気生成部18のヒータ21の温度を、例えば、110℃以上120℃未満程度となるように調節するのが望ましい。
このように、蒸気生成部18のヒータ21の温度を制御して、過熱蒸気生成部11に供給される蒸気の生成量を制御することで、過熱蒸気生成部11で生成される過熱蒸気の生成量を制御するようにしている。
また、過熱蒸気の生成量は、蒸気の生成量以外にも、生成された蒸気に与える熱量によって決定されるので、目的とする過熱蒸気の生成量となるように、ヒータ9の温度や面積を決定することが好ましい。
例えば、ヒータ9の温度は、毛髪の太さが65μm以下の場合は、180℃以上230℃以下となるように制御するのが望ましく、毛髪の太さが65μm以上の場合は、130℃以上180℃未満となるように制御するのが望ましい。
上記により、熱に強い細い毛髪に対しては、高い温度の過熱蒸気を供給し、熱に弱い太い毛髪に対しては、低い温度の過熱蒸気を供給することで、毛髪の太さにかかわらず、毛髪を傷めることなく、毛髪のセットを行うことができる。
また、上記の制御によって、毛髪に過剰な過熱蒸気が供給されることを防ぐことができる。即ち、毛髪のセットが完了した後に、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間から毛髪が送出された際に、毛髪に多量の過熱蒸気が残留していると、過熱蒸気が外部の空気により冷却されることで、凝集されて液体に変化し、セット後の毛髪の水素結合を再度切断してしまうため、毛髪のセット力が低下してしまう。
よって、制御部13が上記の制御を行うことで、適切な量の過熱蒸気を毛髪に供給して、毛髪のセット力を長時間維持することができる。
以上のように、本実施の形態においては、使用者の毛髪の太さに応じて、過熱蒸気の温度と過熱蒸気の生成量とを最適に制御することにより、毛髪の太さにかかわらず、毛髪を傷めることなく、使用者の所望する形状に、容易に毛髪のセットを行うことができる。
また、適切な量の過熱蒸気を毛髪に供給することで、毛髪のセット力を長時間維持することができる。
なお、本実施の形態においては、蒸気生成部18のヒータ21の温度を制御することに
よって、過熱蒸気生成部11に供給される蒸気の生成量を制御しているが、例えばポンプ等により、所定量の液体を蒸気生成部18に供給するようにしてもよい。
また、過熱蒸気生成部11は、第1の挟持部1内にのみ設けているが、例えば、第2の挟持部2内にも設けるようにしてもよい。この場合は、液体貯留部12を、第2の挟持部2の先端にも設けることで、第2の挟持部2内に設けた過熱蒸気生成部11の蒸気生成部18に対して、同様に液体を供給することが可能となる。
また、過熱蒸気生成部11は、第1の挟持部1内にのみ設ける場合は、第2の挟持部2内に、ヒータ10を設けなくともよく、さらに、過熱蒸気生成部11と、ヒータ9と、および液体貯留部12とを第2の挟持部2側に設けるようにしてもよい。
(実施の形態2)
図9から図11は、本発明の実施の形態2におけるヘアアイロンを示している。ここでは、上記実施の形態1と相違する事項についてのみ説明し、同様の構成や作用効果等を有するものについては上記実施の形態1の説明を援用する。
本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と異なる部分は、図9から図11に示すように、過熱蒸気生成部11の蒸気生成部25において、供給口35が二つに分割されているところと、二つに分割された供給口35の上部(図9の上側)を塞ぐように、それぞれヒータ33とヒータ34が設けられているところである。
また、二つに分割された供給口35に対応して、液体貯留部12に設けられているパイプ28も先端側が二つに分割されており、二つに分割されたパイプ28には、それぞれ吸液部材29が充填されている。
さらに、過熱蒸気生成部11には、二つに分割された供給口35に対応する蒸気流路31と蒸気流路32とが形成されており、蒸気流路31は、複数箇所(本実施の形態では二箇所)の折れ曲がりを有している。
一方、蒸気流路32は、上記折れ曲がりを迂回するように形成されるとともに、放出口19が設けられた下流側を蒸気流路31と共用するようにしている。即ち、供給口35から蒸気流路31、32の下流側までの距離は、蒸気流路31の方が、蒸気流路32よりも長くなるように構成されている。
また、カメラ14は、第2の検知部としての毛髪の曲がり度合いを検知可能な機能を有している。
制御部13は、カメラ14により検知された毛髪の太さおよび毛髪の曲がり度合いを画像解析し、図12に示すように、毛髪のカール半径39の平均値として算出する。毛髪のカール半径39の平均値は、毛髪の曲がり度合いに対して接するように真円を描いたときの半径より算出される。
そして、算出された毛髪のカール半径39の平均値により、ヒータ9、10、33、および34が制御されることで、ヒータ9、10による毛髪の加熱温度、ヒータ33、34による蒸気生成部18における蒸気生成量、およびヒータ9による過熱蒸気生成部11における過熱蒸気生成量が制御されることになる。
上記差異をふまえて、本発明の実施の形態2におけるヘアアイロンについて、以下その動作、作用を説明する。
液体貯留部12の貯留タンク15に液体を入れて、液体貯留部12の先端側が二つに分割されたパイプ28を、過熱蒸気生成部11の同様に二つに分割された供給口35に挿入することで、液体貯留部12を第1の挟持部1に取り付けた後に電源スイッチ23を入れると、制御部13は、カメラ14を起動させる。
使用者が把持部3を把持して、第1の挟持部1と第2の挟持部2との間に毛髪を挟んだ状態で閉じると、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に毛髪が挟持された状態となり、カメラ14により、毛髪の曲がり度合いが検知される。このとき、カメラ14は、毛髪を最初に挟持した際に撮影を行い、そのときの毛髪の曲がり度合いを検知する。
次に、図12に示すように、制御部13は、カメラ14により検出された毛髪の曲がり度合いを画像解析することで、毛髪のカール半径39の平均値として算出し、算出されたカール半径39に応じて、蒸気生成部25のヒータ33または34が所定の温度になるように、ヒータ33または34に電力を供給するとともに、ヒータ33または34の温度を所定の温度に制御している。
ここで、例えば、毛髪のカール半径39の平均値が2cm未満の場合は、制御部13は、ヒータ33に電力を供給し、毛髪のカール半径39の平均値が2cm以上の場合は第2のヒータ34に電気を供給する。
合わせて、制御部13は、ヒータ9およびヒータ10にも電力を供給するとともに、ヒータ9、10の温度を所定の温度に制御している。このとき、ヒータ9、10で発生した熱が、それぞれ第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6とに伝熱し、挟持された毛髪が加熱される。
このとき、パイプ28内に設けられている吸液部材29の毛細管現象により、貯留タンク15から供給口35に液体が供給され、ヒータ33または34によって加熱されることにより、蒸気生成部25において蒸気が生成される。この蒸気の温度は、外気圧の影響を受けるものの、概ね100℃以下となっている。
生成された蒸気は、供給口35より、過熱蒸気生成部11内の蒸気流路31または32に導入され、蒸気流路31または32を流れるが、このとき、蒸気はヒータ9によってさらに加熱されることで、温度が100℃を超えた過熱蒸気となり、蒸気流路31または32の下流側であって、第1の毛髪挟持面5に設けられた複数の放出口19より、放出口19の外部、即ち第1の毛髪挟持面5上に放出される。
ここで、制御部13により算出された毛髪のカール半径39の平均値が2cm未満の場合は、制御部13は、ヒータ33に電力を供給することで、蒸気は供給口35のヒータ33側でのみ生成され、生成された蒸気は、蒸気流路31に導入される。
一方、制御部13により算出された毛髪のカール半径39の平均値が2cm以上の場合は、制御部13は、ヒータ34に電力を供給することで、蒸気は供給口35のヒータ34側でのみ生成され、生成された蒸気は、蒸気流路32に導入される。
上述したように、供給口35から蒸気流路31、32の下流側までの距離は、蒸気流路31の方が、蒸気流路32よりも長くなるように構成されているため、蒸気は、蒸気流路31を流れたときの方が、蒸気流路32を流れたときよりも、生成される過熱蒸気の温度が高くなる。
よって、制御部13により算出された毛髪のカール半径39の平均値が小さい場合の方が、毛髪に供給される過熱蒸気の温度を高くすることができ、毛髪のカール半径39の平均値が小さい、即ち、毛髪の曲がり度合いが強い場合に、よりより高いエネルギーを持った過熱蒸気を毛髪に供給することができる。
このため、過熱蒸気を毛髪の内部まで十分に浸透させることができることから、より確実に毛髪の水素結合を切断して、使用者が所望する毛髪の形状に容易にセットすることができる。
ここで、過熱蒸気の温度としては、毛髪のカール半径39の平均値が2cm未満の場合は、ヒータ33の温度と同等ないし10℃程度までの範囲で低い温度であることが望ましく、毛髪のカール半径39の平均値が2cm以上の場合は、ヒータ34の温度より、10℃程度以上低い温度であることが望ましい。
そして、放出された過熱蒸気は、第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に挟持された毛髪に供給される。このとき、過熱蒸気は、いずれの場合も温度が100℃を超えた気体であり、このため、熱エネルギー量が蒸気と比較し大きいことから、過熱蒸気の熱が毛髪全体に行き渡るとともに、毛髪の水素結合を確実に切断することが可能となるため、使用者の毛髪の状態にかかわらず、使用者が所望する形状(本実施の形態ではストレート形状やカール形状)に毛髪をセットすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、使用者の毛髪の曲がり度合いに応じて、過熱蒸気の温度を最適に制御することで、毛髪の曲がり度合いにかかわらず、毛髪を傷めることなく、使用者の所望する形状に、容易に毛髪のセットを行うことができる。また、省エネルギー効果も期待できる。
なお、カメラ14は、最初に第1の毛髪挟持面5と第2の毛髪挟持面6との間に毛髪が挟持されたときのみ撮影を行い、制御部13は、このときに検知された毛髪の曲がり度合いから、毛髪のカール半径39の平均値を算出するようにすることが好ましい。
この場合は、毛髪のセットを繰り返し行うことで、毛髪の曲がり度合いが変化してきても、過熱蒸気の温度は変化しないために、セットする毛髪が持つ、本来の曲がり度合いに対して、常時最適な温度の過熱蒸気を供給することができる。
また、図13に示すように、過熱蒸気生成部11において、供給口35を離間して設けるとともに、流路の長さが長い蒸気流路36と、流路の長さが短い蒸気流路37とで、流れる蒸気の向きとが異なるようにしてもよい。
ただし、蒸気流路36の下流側と、蒸気流路37の下流側とは、本実施の形態と同様に共用されている。
この場合は、流路の折れ曲がり箇所について、蒸気流路36の方が蒸気流路37よりも多く構成することで、両者の流路の長さを異なるものとすることが可能となり、流路の区画の構成を複雑化することなく、過熱蒸気生成部11を容易に形成できるとともに、製造コストを低減することができる。
さらに、本実施の形態では、過熱蒸気の温度制御を、毛髪の曲がり度合いによるものとしたが、例えば毛髪の曲がり度合いおよび毛髪の太さにより、過熱蒸気の温度と生成量とを制御するようにしてもよい。
この場合は、カメラ14は、毛髪の曲がり度合いおよび毛髪の太さを検知可能な機能を有しており、制御部13は、カメラ14により検知された毛髪の曲がり度合いおよび毛髪の太さに応じて、ヒータ9、10、33、および34を制御することで、表1に示すように、過熱蒸気の温度または生成量を制御するようにしている。
Figure 2014097214
表1に示すように、毛髪の太さが65μm未満、および毛髪の曲がり度合いのカール半径39の平均値が2cm未満の場合は、制御部13は、過熱蒸気の温度を、ヒータ33の温度と同等ないし10℃程度までの範囲で低い温度となるように制御するとともに、過熱蒸気の生成量が、0.2ml/分となるように制御する。また、ヒータ9およびヒータ10の温度が、180℃以上230℃以下となるように制御する。
一方、毛髪の太さが65μm以上、および毛髪の曲がり度合いのカール半径39の平均値が2cm未満の場合は、制御部13は、過熱蒸気の温度を、ヒータ34の温度より、10℃程度以上低い温度となるように制御するともに、過熱蒸気の生成量が0.5ml/分となるように制御する。また、ヒータ9およびヒータ10の温度が、130℃以上180℃未満となるように制御する。
また、毛髪の太さが65μm未満、および毛髪の曲がり度合いのカール半径39の平均値が2cm以上の場合は、制御部13は、過熱蒸気の温度を、ヒータ34の温度より、30℃程度以上低い温度となるように制御するともに、過熱蒸気の生成量が、0.2ml/分となるように制御する。また、ヒータ9およびヒータ10の温度が、180℃以上230℃以下となるように制御する。
一方、毛髪の太さが65μm以上、および毛髪の曲がり度合いのカール半径39の平均値が2cm以上の場合は、制御部13は、過熱蒸気の温度を、ヒータ34の温度より、30℃程度以上低い温度となるように制御するともに、過熱蒸気の発生量が、0.5ml/分となるように制御する。また、ヒータ9およびヒータ10の温度が130℃以上180℃未満となるように制御する。
よって、使用者の毛髪の曲がり度合いおよび毛髪の太さに応じて、過熱蒸気の温度および生成量を最適に制御することで、毛髪の曲がり度合いや毛髪の太さにかかわらず、毛髪を傷めることなく、より使用者の所望する形状に、極めて容易に毛髪のセットを行うとともに、セット後の毛髪の形状を長時間維持することができる。
以上のように、本発明にかかるヘアアイロンは、使用者の毛髪の状態に応じて、使用者の所望する形状に毛髪のセットを行うことができるため、例えば、羊毛等の獣毛や化学繊維等の加工装置等の用途にも適用できる。
1 第1の挟持部
2 第2の挟持部
3 把持部
4 ヒンジ部
5 第1の毛髪挟持面
6 第2の毛髪挟持面
8 熱伝導部材
9、10、21、33、34 ヒータ
11 過熱蒸気生成部
12 液体貯留部
13 制御部
14 カメラ
15 貯留タンク
16、28 パイプ
17、29 吸液部材
18、25 蒸気生成部
19 放出口
20、31、32、36、37 蒸気流路
22、35 供給口
23 電源スイッチ
24 電源コード
39 カール半径

Claims (7)

  1. 第1の毛髪挟持面を有する第1の挟持部と、第2の毛髪挟持面を有する第2の挟持部と、を有し、前記第1の毛髪挟持面と第2の毛髪挟持面とで毛髪を挟持するように構成され、前記第1の毛髪挟持面または第2の毛髪挟持面のうち少なくとも一方には、前記挟持された毛髪を加熱する加熱部を備えたヘアアイロンにおいて、前記第1の挟持部または第2の挟持部のうち少なくとも一方には、液体を加熱して蒸気を生成し、生成された前記蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成部と、生成された過熱蒸気を前記挟持された毛髪に向けて放出する放出口と、を備えたことを特徴とするヘアアイロン。
  2. 前記加熱部の温度と前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の生成量とを制御する制御部と、前記挟持された毛髪の太さを検知する第1の検知部と、を備え、前記制御部は、前記第1の検知部により検知された毛髪の太さに応じて、前記加熱部の温度または過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の生成量のうち少なくとも一方を変更するように制御する、ことを特徴とする請求項1記載のヘアアイロン。
  3. 前記制御部は、前記第1の検知部により検知された毛髪の太さが所定の値以下の際に、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の生成量を減少させるように制御する、ことを特徴とする請求項2記載のヘアアイロン。
  4. 前記制御部は、前記第1の検知部により検知された毛髪の太さが所定の値以下の際に、前記加熱部の温度を上昇させるように制御する、ことを特徴とする請求項2または3記載のヘアアイロン。
  5. 毛髪の曲がり度合いを検知する第2の検知部を備え、前記制御部は、前記第2の検知部により検知された毛髪の曲がり度合いに応じて、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の温度を変更するように制御する、ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のヘアアイロン。
  6. 前記制御部は、前記第2の検知部により検知された毛髪の曲がり度合いが所定の値以上の際に、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の温度を上昇させるように制御する、ことを特徴とする請求項5記載のヘアアイロン。
  7. 前記制御部は、前記ヘアアイロンの運転が開始された際に、最初に前記第2の検知部により検知された毛髪の曲がり度合いに応じて、前記過熱蒸気生成部で生成される過熱蒸気の温度を所定の温度に設定するように制御する、ことを特徴とする請求項5記載のヘアアイロン。
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