JP5663155B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
従来、医療分野や工業用分野等の分野においては、操作者が直接は目視できない例えば孔の内部などに位置する観察対象を観察するために、孔に挿入可能な挿入部を有する内視鏡が利用されている。内視鏡装置が知られている。
このような内視鏡装置の例として、特許文献1には、湾曲操作するための入力を行う入力手段と観察対象の画像を表示するためのモニタ(表示部)とが一体化された操作部と、操作部に一端が固定された棒状の把持部とを備えた内視鏡装置が記載されている。
米国特許第5373317号明細書
しかしながら、特許文献1に記載の内視鏡装置では、表示部は操作部に対して位置関係が固定されているので、内視鏡装置を床あるいは机においた場合に、操作者が見やすい位置に表示部が常に位置するとは限らない。このため、操作者がこの内視鏡装置を床や机に置いて内視鏡装置を使用する場合には、内視鏡装置の表示部が向かう方向に操作者が視線を合わせる必要があり、操作者は無理な姿勢を強いられるおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は床や机に置かれても表示部が見やすい内視鏡装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の内視鏡装置は、先端と基端を有し被検体の内部に前記先端から挿入される挿入部と、前記挿入部の前記基端に接続され前記挿入部を操作するための操作部と、前記操作部に設けられ、前記挿入部の前記先端に設けられた撮像部を介して取得された前記被検体の内部の像を表示可能な表示部とを備える内視鏡装置であって、前記操作部に設けられ、前記操作部を携行するときには操作者の手で把持されるとともに、前記操作部を載置するときには前記操作部を支持する載置把持部と、前記操作部と前記載置把持部との少なくともいずれかに設けられ、前記表示部と前記載置把持部とのなす角を変化させる可変連結部と、前記載置把持部に備えられ、少なくとも前記挿入部と前記表示部に駆動電力を供給するバッテリーとを備え、前記操作部を置いて前記操作者が操作する際に、前記操作部が載置される載置面に前記載置把持部が接するように前記載置把持部が置かれるとともに、前記可変連結部により前記表示部の表示画面が前記操作者に対して法線方向に向く角度に設定される
また、前記可変連結部は、前記操作部と前記載置把持部との間で任意の角度に折り曲げ可能な機構を有していてもよい。
また、前記可変連結部は、前記操作部と前記載置把持部との間で任意の角度に折り曲げ可能なボールジョイントと、前記ボールジョイントを前記任意の折り曲げ角度において固定するラチェット機構とを有していてもよい
また、前記載置把持部は、前記操作部に対して着脱可能な棒状に形成され、前記可変連結部は、前記載置把持部が延びる方向が、前記表示部が存する面と平行になる位置関係で、前記操作部と前記載置把持部とを連結する第一連結部と、前記載置把持部が延びる方向が、前記表示部が存する面と交差する位置関係で、前記操作部と前記載置把持部とを連結する第二連結部と、を有することが好ましい。
また、前記可変連結部は、前記表示部と前記載置把持部とのなす角を無段階に変化させるヒンジ機構と、前記表示部と前記載置把持部とを相対的に位置決めして固定する固定機構と、を有することが好ましい。
また、前記操作部と前記載置把持部とは前記可変連結部における前記ヒンジ機構の回動軸を旋回の中心として旋回動作することが好ましい。
また、前記操作部と前記載置把持部とは前記操作部において前記表示部が存する側の領域内で前記旋回動作することが好ましい。
また、前記操作部と前記載置把持部とは前記操作部において前記表示部が存する側と反対側の領域内で前記旋回動作してもよい。
また、前記操作部と前記表示部との間に、前記表示部が存する面内で互いに直交する2軸回りに回動可能に前記操作部と前記表示部とを連結する表示部回動機構をさらに備えることが好ましい。
また、前記載置把持部は、少なくとも挿入部と表示部とに対して駆動電力を給電可能な蓄電池を内部に有することが好ましい。
本発明の内視鏡装置によれば、操作者が載置把持部を把持して内視鏡装置を使用する場合と、操作者が操作部を床や机に置いて内視鏡装置を使用する場合とのそれぞれに対応して、表示部と載置把持部とのなす角を異なる角度にすることができるので、床や机に置かれても表示部が見やすい。
本発明の第1実施形態の内視鏡装置を示す斜視図である。 同内視鏡装置の使用時の動作を示す動作説明図で、(A)は斜視図、(B)は左側面図である。 本発明の第2実施形態の内視鏡装置を示す斜視図である。 同内視鏡装置の使用時の動作を示す動作説明図である。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置を示す斜視図である。 同内視鏡装置の使用時の動作を示す動作説明図である。 同内視鏡装置の使用時の動作を示す動作説明図である。 同内視鏡装置の変形例の構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態の内視鏡装置を示す斜視図である。 同内視鏡装置の変形例の構成を示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の内視鏡装置について図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態の内視鏡装置1を示す斜視図である。また、図2は、内視鏡装置1の使用時の動作を示す動作説明図で、(A)は斜視図、(B)は左側面図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、可撓性を有する長尺の挿入部10と、挿入部10の基端10Bの側に接続された操作部20とを備えている。
挿入部10は、被検体の内部に先端10Aから挿入される部分であり、管状の部材で形成されている。挿入部10の先端10Aの側には、撮像部11及び照明部12と、挿入部10の先端の向きを所望の方向に変化させるための湾曲部13とが設けられている。
撮像部11は、被検体の内部における観察対象の反射光を結像させる図示しない対物光学系、及び当該対物光学系が結像した当該観察部位の反射光を光電変換するCCD等の撮像素子を備えた公知の構成を有する。撮像部11には撮像素子の取得した映像信号を送信するための図示しない信号線が接続されており、挿入部10内を通って操作部20まで延びている。必要に応じて、撮像部11の視野角、視野方向、観察深度などを調節するための公知の光学アダプタが撮像部11に取り付けられてもよい。
照明部12は、挿入部10の先端10Aから照明光を射出し、この照明光によって撮像部11の視野を照明するものである。照明光は、操作部20の内部に配置された光源で発生され、挿入部10の内部に設けられた光ファイバーによって挿入部10の先端10Aまで伝送される。
湾曲部13は、筒状の節輪又は湾曲コマ(以下、「節輪等」と称する。)が軸線方向に整列されて連結された公知の構成を有し、挿入部10の軸線から離間する方向、例えば4方向に湾曲操作可能である。湾曲部13において挿入部10の先端10A側に位置する節輪等には、湾曲部13を湾曲させるためのワイヤ等の図示しない伝達部材の一端が取り付けられている。本実施形態の内視鏡装置1において、湾曲部13は、挿入部10の軸線から離間する4方向に湾曲させるために各方向に対応した4本の伝達部材が挿入部10内を通って操作部20まで延びている。
操作部20は、照明部12を作働する照明作働部22と、湾曲部13を駆動する湾曲駆動部23と、撮像部11の取得した映像信号を画像として表示する表示部30とを筐体21の内部に有している。また、操作部20には、載置把持部40の凸部41が挿入可能な第一凹部24及び第二凹部25が、筐体21の外部に開口するように形成されている。第一凹部24と第二凹部25とは、載置把持部40に対してそれぞれ第一連結部、第二連結部として機能するようになっている。
表示部30は、操作部20の外面に露出して設けられた表示画面31と、撮像部11から送信された映像信号を表示画面31に表示可能に処理する図示しない画像処理部とを備えている。表示画面31及び画像処理部としては、公知の表示機構の表示画面及び画像処理部を適宜選択して採用可能である。また、表示画面31として、例えばタッチパネル型のディスプレイを採用することができる。
第一凹部24は、表示部30の表示画面31に沿うように、表示画面31が存する面に平行な方向に深さ方向が向くように形成されている。一方で第二凹部25は、表示部30の表示画面31に交差する方向に深さ方向が向くように形成されている。このように、第一凹部24と第二凹部25とは、表示部30に対するそれぞれの深さ方向が異なる角度になっている。
また、第一凹部24と第二凹部25とのそれぞれの底部には、載置把持部40に電気的に接続可能な図示しないコネクタが設けられている。
載置把持部40は、操作部20に対して着脱可能な棒状に延びて形成されており、操作者が片手で載置把持部40の外面を把持するようになっている。また、載置把持部40は、操作者が湾曲部13の操作入力を行うためのジョイスティック61を有する入力部60と、照明作働部22及び湾曲駆動部23に対して駆動電力を供給するためのバッテリーBとを備えている。
また、載置把持部40の一端には、操作部20の第一凹部24及び第二凹部25と嵌合する凸部41が設けられている。凸部41は、第一凹部24及び第二凹部25の上述のコネクタに電気的に接続されて、バッテリーBからの駆動電力及び入力部からの入力信号を操作部20へ伝送するようになっている。
操作部20と載置把持部40とは、第一凹部24と第二凹部25とのいずれかに凸部41が挿入されることで操作部20に設けられた表示部30との位置関係が異なる二通りの形態として相互に変形させることができるようになっている。このように、操作部20に形成された第一凹部24および第二凹部25と、載置把持部40に形成された凸部41とによって、表示部30と載置把持部40とのなす角を変化させる可変連結部70が構成されている。
なお、可変連結部70には、操作部20の第一凹部24及び第二凹部25と載置把持部40の凹部41との接続状態を維持するロック機構を設けても良い。
以上に説明した構成の、本実施形態の内視鏡装置の使用時の動作について図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態の内視鏡装置1の使用方法には、操作者が載置把持部40の外面を把持して操作部20を持って内視鏡装置1を使用する第一の使用方法と、操作者が載置把持部40を机あるいは床に置いて載置把持部40によって操作部20を支持して内視鏡装置1を使用する第二の使用方法とがある。
第一の使用方法では、内視鏡装置1の操作部20に設けられた第一凹部24に載置把持部40の凸部41を挿入する。すると、第一凹部24と凸部41との間でコネクタを介して駆動電力が操作部20に供給されるとともに、入力部60の入力信号が操作部20に伝送可能になる。
内視鏡装置1の操作者は、載置把持部40を片手で把持し、表示部30の表示画面31が操作者の顔に向くように操作部20の向きを調整しながら、挿入部10を被検体の内部に挿入する。挿入部10の先端10Aに設けられた撮像部11によって、被検体の内部の画像情報が撮像され、被検体の内部の像が表示画面31に表示される。このようにして、操作者は第一の使用方法で内視鏡装置1を使用して被検体の内部を観察する。
第一の使用方法から第二の使用方法に操作者が使用方法を切り替える場合には、まず、内視鏡装置1の電源を操作者が切った後に載置把持部40を操作部20の第一凹部24から引き抜く。続いて、載置把持部40の凸部41を操作部20の第二凹部25に挿入する。
第二の使用方法では、第二凹部25と凸部41との間でコネクタを介して駆動電力が操作部20に供給されるとともに、入力部60の入力信号が操作部20に伝送可能になる。
内視鏡装置1の操作者は、操作部20に連結された載置把持部40において表示画面31と反対側に向かう側の外面が床あるいは机に接触するように載置把持部40を載置する。すると、載置把持部40が水平方向に延びて、操作部20が水平方向に対して角度を有する状態で、操作部20は載置把持部40によって支持される。このとき、操作部20に設けられた表示画面31は水平方向に対して角度を有しており、内視鏡装置1の操作者は、表示画面31が存する面の法線方向から表示画面31を見ることができる。
可変連結部70を備えない内視鏡装置を床あるいは机に置いた場合には、表示画面31は床あるいは机の面に対して略垂直方向に向く。この場合でも操作者は表示画面31を見ることはできるが、表示画面に表示された画像の発色がよい位置関係で表示画面を見ようとすると、操作者は、首に負担がかかりやすい無理な姿勢で内視鏡装置の表示画面を真上から覗き込む必要があった。
これに対して、本実施形態の内視鏡装置1では、第二凹部25に凸部41を挿入する第二の使用方法を用いることによって、表示画面31を真上から覗き込む必要がなく、首の角度がより自然な状態で表示画面31を見ることができる。
以上説明したように、本実施形態の内視鏡装置1によれば、第一の使用方法と第二の使用方法とのそれぞれに対応して、操作部20と載置把持部40との組み合わせを可変連結部70において組み替えることができる。このため、表示部30と載置把持部40とのなす角を異なる角度にすることができるので、床や机に内視鏡装置1が置かれても表示部が見やすい。
また、載置把持部40の内部にバッテリーBが配置されているので、例えば第二の使用方法で内視鏡装置1を使用するために操作部20を床や机に載置したときのバランスがよく、操作部20が転倒することを抑制できる。
なお、第一凹部24、第二凹部25に設けられたコネクタと、凸部41との間に、信号線や電源線を有するケーブルを介在させてもよい。このような構成によれば、載置把持部40と表示部30とを配置する自由度をより高めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の内視鏡装置について、図3及び図4を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態の内視鏡装置1と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
図3は、本実施形態の内視鏡装置2を示す斜視図である。また、図4は、内視鏡装置2の使用時の動作を示す動作説明図である。
本実施形態の内視鏡装置2は、図3に示すように、可変連結部70に代えて設けられた可変連結部270を備える点で上述の内視鏡装置1と構成が異なっている。
可変連結部270は、操作部20と載置把持部40との間で折り曲げることができるようになっている。可変連結部270は、例えば周知のボールジョイントと、このボールジョイントを複数の折り曲げ角度で固定するラチェット機構とをカバー271の内部に有する。カバー271は蛇腹状で柔軟な素材、例えば合成ゴムやシリコーンなどの樹脂材料によって形成することができる。
本実施形態の内視鏡装置2は、操作部20と載置把持部40とは可変連結部270において図4に示すように折り曲げて固定することができるようになっている。上述の第一の使用方法を用いる場合には、可変連結部270折り曲げていない状態で操作部20と載置把持部40との位置関係を固定して、操作者は載置把持部40を把持して内視鏡装置2を使用する。
また、上述の第二の使用方法を用いる場合には、操作者は表示画面31を見やすい向き、例えば操作者の視線が表示画面31の法線方向に沿う向きになるように可変連結部270を折り曲げて固定する。
このような構成であっても、上述の第1実施形態の内視鏡装置1と同様に、操作者が載置把持部40を把持して内視鏡装置2を使用する場合と、操作者が操作部20床や机に置いて内視鏡装置2を使用する場合とのそれぞれに対応して、表示部30と載置把持部40とのなす角を可変連結部270において折り曲げることで異なる角度にすることができるので、床や机に内視鏡装置2が置かれても表示部が見やすい。
さらに、可変連結部270は、複数の折り曲げ角度で操作部20と載置把持部40とを位置決めして固定できるので、内視鏡装置2の使用状況に応じて床や机などの水平面に対する表示画面31のなす角を調整することができる。
(第3実施形態)
以下では、本発明の第3実施形態の内視鏡装置について図5ないし図7を参照して説明する。図5は、本実施形態の内視鏡装置3を示す斜視図である。また、図6及び図7は、内視鏡装置3の使用時の動作を説明する動作説明図である。
本実施形態の内視鏡装置3は、図5に示すように、載置把持部40に代えて載置把持部340と、可変連結部70に代えて設けられた可変連結部370とを備える点で第1実施形態の内視鏡装置1と構成が異なっている。
図5に示すように、載置把持部340は、略棒状に形成され、入力部60を外面に有している。また、図6に示すように、載置把持部340は、操作部20において表示画面31と反対側に設けられ、操作部20から挿入部10が延びる方向に沿って操作部20と載置把持部340とは相対的にスライド移動するようになっている。
載置把持部340において操作部20から離れた側の端部には、可変連結部370を介して連結された支持部341が設けられている。
可変連結部370は、表示画面31の幅方向に延びる軸部材371と、載置把持部340において軸部材371側に向く外面に形成された傾斜当接部372とを有している。
傾斜当接部372は、図7に示すように支持部341が軸部材371回りに旋回動作したときに支持部341が当接する面を有しており、傾斜当接部372において支持部341の旋回動作は制限される。
本実施形態では、上述の第一の使用方法を用いる場合には、図5及び図6に示すように、支持部341を折り曲げず、載置把持部340が直線状に延びる位置関係で操作者は載置把持部340を把持して内視鏡装置3を使用する。
一方、上述の第二の使用方法を用いる場合には、図7に示すように、支持部341を軸部材371回りに表示部30と反対側に向かって、支持部341が傾斜当接部372に当接するまで旋回動作させる。この状態で支持部341の表面341aを床や机などの水平面に接触させるように操作部20を載置する。操作部20は、載置把持部340の支持部341に支持されている。なお、操作部20と載置把持部340との間で上述のスライド移動をさせてもよい。この場合、操作部20を載置した床あるいは机の面からの操作部20の高さが変わる。操作部20の高さは、表示画面31が最も見やすい位置に操作部20が位置するように操作者によって適宜調整される。
本実施形態の内視鏡装置3でも、上述の各実施形態で説明した内視鏡装置と同様に、表示部30と載置把持部340とのなす角を異なる角度にすることができるので、床や机に内視鏡装置3が置かれても表示部が見やすい。
さらに、操作部20と載置把持部340とがスライド移動可能であるので、操作部20が載置された床や机の面の法線方向の表示部30の相対位置がスライド移動に応じて変化する。このため、表示画面31の位置を操作者が見やすい位置に調整することができ、操作部20に対する操作者の位置に制限があるような場所に操作部20を載置しても表示部30の表示画面31を見ながら内視鏡装置3を操作して被検体の内部を観察することができる。
また、載置把持部340に設けられた支持部341は、可変連結部370の軸部材371を旋回の中心として、操作部20において表示部30が存する側と反対側の領域内で旋回動作する。このため、第二の使用方法を用いて操作部20を床や机に載置した場合には、操作部20の重心位置が支持部341の鉛直上方にあるので、操作部20が倒れることが抑制されている。
(変形例)
以下では、本実施形態の内視鏡装置3の変形例の構成について説明する。図8は、内視鏡装置3の変形例の構成を示す斜視図である。
図8に示すように、本変形例では、表示部30の表示画面31は、筐体21において載置把持部340が嵌合している側に取り付けられている。
また、入力部60は載置把持部340において図5に示す位置とは反対側の面に設けられ、支持部341は図7に示す向きと反対側に可変連結部370の軸371を旋回の中心として旋回動作するようになっている。
本変形例では、表示部30は、載置把持部340が筐体21から引き出される方向へスライド移動することによって外部に露出する。また、載置把持部340が筐体21に押し込まれた位置では、表示画面31は載置把持部340によって覆われる。このため、本変形例の内視鏡装置3を使用しないときには表示画面31が載置把持部340によって保護されているので、表示画面31に傷がついて表示画面31が見づらくなることを抑制できる。
(第4実施形態)
以下では、本発明の第4実施形態の内視鏡装置について図を参照して説明する。図は、本実施形態の内視鏡装置4を示す斜視図である。
に示すように、本実施形態の内視鏡装置4は、入力部60に代えて操作部20に設けられた入力部460と、表示部30に代えて設けられた表示部430と、操作部20において表示部430が取り付けられた側と反対側に取り付けられた支持脚80とを備えている点で第1実施形態の内視鏡装置1と構成が異なっている。
入力部460は、ジョイスティック61の周囲の操作部20の外面に複数の押しボタンスイッチ461を有し、押しボタンスイッチ461によって挿入部10の撮像部11や照明部12に対する設定変更などの操作入力を行うことができる。
表示部430は、表示画面31の幅方向の一端側に表示部430を操作部20とを連結する表示部回動機構435を有している。表示部回動機構435は、表示部430の表示面431が存する面内で互いに直交する2軸回りに回動可能に操作部20と表示部430とを連結する公知の二軸回転式のヒンジを有している。このため、表示部430は操作部20の内部側に表示画面31を向けて操作部20に格納することができるようになっている。
支持脚80は、一端が操作部20に回動可能に連結されており、操作部20において表示部30が取り付けられた側と反対側の外面に沿う位置から旋回動作して引き出されるように動作する。
また、本実施形態の内視鏡装置4における可変連結部470は、ヒンジ構造を有し、操作部20と載置把持部440とのなす角を無段階に変化させるように折り曲げることができるようになっている。
本実施形態の内視鏡装置4の使用時の動作について説明する。
本実施形態では、上述の第一の使用方法で内視鏡装置4を使用する場合には、支持脚80は操作部20の外面の沿わせた位置に格納し、表示部30は図に示すように操作部20から引き出して展開する。また、操作部20と載置把持部440とは折り曲げずに真っ直ぐな状態で固定する。
一方で、上述の第二の使用方法で床や机の面に操作部20を載置する場合には、支持脚80を操作部20の外面から引き出して支持脚の他端81を床や机の面に接触させる。同時に、可変連結部470において操作部20と載置把持部440とを折り曲げて固定する。
支持脚80を操作部20から引き出す角度を調整して載置把持部440と支持脚80とがともに床や机の面に接触するようにすることで、操作部20と載置把持部440との折り曲げ角度は、操作者が適宜調整して設定できる。
さらに、必要に応じて表示部430に設けられた表示部回動機構435を操作して表示画面31の法線方向が操作者の視線の方向に沿うように表示画面31の角度を微調整することもできる。この状態で、操作者は、表示部430の表示画面31を見て被検体の内部を観察したり、入力部460のジョイスティック61や押しボタンスイッチ461を操作して内視鏡装置4に対して操作入力をおこなったりする。
本実施形態の内視鏡装置4でも、上述の各実施形態で説明した内視鏡装置と同様に、可変連結部470によって表示部430と載置把持部440とのなす角を異なる角度にすることができる。このため、床や机に内視鏡装置4が置かれても表示部が見やすい。
さらに、可変連結部470が操作部20と載置把持部440とのなす角を無段階に変化させることができるので、操作部20に設けられた表示部430の向きや入力部460の向きなどを微調整することができる。
また、入力部460が操作部20に設けられ、可変連結部470によって載置把持部440と入力部460とのなす角を異なる角度にすることができ、押しボタンスイッチ461が操作者に見やすい向きに位置するので、入力部460への入力操作がしやすい。
また、表示部430と操作部20との間に表示部回動機構435が設けられているので、内視鏡装置4を使用しないときには表示画面31を操作部20の内部方向に向けて表示部430を格納することができる。このため、表示画面31に対して物が衝突したりして表示画面31が破損したり不良が発生したりすることを抑制できる。
(変形例)
以下では、本実施形態の内視鏡装置4の変形例の構成について図10を参照して説明する。図10は、本変形例の内視鏡装置を示す斜視図である。
10に示すように、本変形例では、可変連結部470に代えて可変連結部570を備えている。
可変連結部570は、操作部20と表示部30との間に設けられており、例えば周知のヒンジ構造を適宜採用することができる。また、本変形例では、操作部20と載置把持部440とは固定されている。
このような構成であっても、載置把持部440と表示部30とのなす角は可変連結部570によって変化させることができるので、上述の各実施形態で説明した内視鏡装置と同様に、床や机に操作部20を載置しても表示画面31を見やすい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の第1実施形態の内視鏡装置1では、表示画面31が存する面と平行に第一凹部24の深さ方向が向くような位置関係を有して第一凹部24と第二凹部25とが形成されている例を説明したが、これに限らず、第一凹部24と表示画面31とのなす角は、第一凹部24に載置把持部40が取り付けられるとともに載置把持部40が操作者の手によって把持されたときに、操作者が表示画面31を最も視認しやすい角度とすることができる。
また、上述の第2実施形態の内視鏡装置2では、可変連結部270の内部にボールジョイントが設けられている例を説明したが、これに限らず、可変連結部270の内部に周知のヒンジ機構を備える構成としても同様の効果を奏する。
また、上述の実施形態及び変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1、2、3、4 内視鏡装置
10 挿入部
20 操作部
24 第一凹部(第一連結部)
25 第二凹部(第二連結部)
30、430 表示部
40、240、340、440 載置把持部
60、460 入力部
70、270、370、470、570 可変連結部
435 表示部回動機構
B バッテリー(蓄電池)

Claims (5)

  1. 先端と基端を有し被検体の内部に前記先端から挿入される挿入部と、前記挿入部の前記基端に接続され前記挿入部を操作するための操作部と、前記操作部に設けられ、前記挿入部の前記先端に設けられた撮像部を介して取得された前記被検体の内部の像を表示可能な表示部とを備える内視鏡装置であって、
    前記操作部に設けられ、前記操作部を携行するときには操作者の手で把持されるとともに、前記操作部を載置するときには前記操作部を支持する載置把持部と、
    前記操作部と前記載置把持部との少なくともいずれかに設けられ、前記表示部と前記載置把持部とのなす角を変化させる可変連結部と、
    前記載置把持部に備えられ、少なくとも前記挿入部と前記表示部に駆動電力を供給するバッテリーとを備え、
    前記操作部を置いて前記操作者が操作する際に、前記操作部が載置される載置面に前記載置把持部が接するように前記載置把持部が置かれるとともに、前記可変連結部により前記表示部の表示画面が前記操作者に対して法線方向に向く角度に設定される内視鏡装置。
  2. 前記可変連結部は、前記操作部と前記載置把持部との間で任意の角度に折り曲げ可能な機構を有する請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記可変連結部は、前記操作部と前記載置把持部との間で任意の角度に折り曲げ可能なボールジョイントと、前記ボールジョイントを前記任意の折り曲げ角度において固定するラチェット機構とを有する請求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記可変連結部は、前記表示部と前記載置把持部とのなす角を無段階に変化させるヒンジ機構と、前記表示部と前記載置把持部とを相対的に位置決めして固定する固定機構と、
    を有する請求項1に記載の内視鏡装置。
  5. 前記載置把持部は、前記操作部に対して着脱可能な棒状に形成され、
    前記可変連結部は、
    前記載置把持部が延びる方向が、前記表示部が存する面と平行になる位置関係で、前記操作部と前記載置把持部とを連結する第一連結部と、
    前記載置把持部が延びる方向が、前記表示部が存する面と交差する位置関係で、前記操作部と前記載置把持部とを連結する第二連結部と、
    を有する請求項1に記載の内視鏡装置。
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