JP5662250B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びコンピュータなどの電子機器に関し、特に、当該電子機器に装着された装着部品が予め定められた識別条件を満たす部品であるか否かに応じて異なる動作を実行する電子機器に関するものである。
画像形成装置及びコンピュータなどの電子機器に装着される装着部品には、該電子機器の製造メーカが製造又は推奨する部品(以下、「純正品」と称する)を使用することが望ましい。しかし、電子機器の製造メーカが推奨しない他の製造メーカの部品又は不正にリサイクルされた部品など(以下、「非純正品」と称する)が使用されることもある。例えば、画像形成装置で使用されるトナーコンテナの非純正品が流通していることは広く知られている。
ところが、このような非純正品は事前の動作確認が十分に行われていない可能性がある。そのため、非純正品が使用されると、電子機器が故障し或いは電子機器の性能を十分に発揮することができないおそれがある。これに対し、例えば特許文献1、2には、電子機器に非純正品が装着された場合にその電子機器の動作を停止し或いは警告表示を行う技術が開示されている。
また、電子機器に非純正品が使用される場合は、純正品が使用される場合と異なる動作を行う構成も考えられる。例えば、画像形成装置のトナーコンテナが非純正品である場合には、そのトナーコンテナに収容されたトナーの残量を正確に検知できないおそれがある。そのため、トナーコンテナが非純正品である場合にはトナーの残量検知機能を無効にする構成が考えられる。
特開2009−198675号公報 特開2010−8814号公報
一方、非純正品は純正品に比べて安価であることが多い。そのため、ユーザがコスト削減だけを重視して非純正品を継続的に使用することも考えられる。これは、純正品が使用された場合と非純正品が使用された場合とにおける電子機器の動作の違いをユーザが実感しづらいことが一因であるとも考えられる。特に、ユーザが非純正品を継続的に使用しており、純正品を使用する機会がなければ、ユーザはいつまでも両者の動作の違いを実感することができなかった。
従って、本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、当該電子機器に非純正品が装着されているときに、純正品が装着された場合と非純正品が装着された場合とにおける当該電子機器の動作の違いをユーザに実感させることのできる電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、当該電子機器に装着された装着部品が予め定められた識別条件を満たす部品であるか否かを判定する部品判定手段と、前記部品判定手段の判定結果に応じて異なる動作を当該電子機器に実行させる動作制御手段とを備えてなり、前記動作制御手段が、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された場合、予め設定された動作期間は前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合に対応する動作を当該電子機器に実行させるものであることを特徴とする電子機器として構成される。
本発明に係る前記電子機器によれば、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された場合に、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合に対応する動作と前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された場合に対応する動作との両方をユーザに体験させることができる。従って、前記電子機器では、前記装着部品が前記識別条件を満たす部品である場合と前記装着部品が前記識別条件を満たす部品でない場合とにおける該電子機器の動作の違いをユーザが実感しやすくなる。例えば、ユーザが前記識別条件を満たさない部品を継続的に使用しており、前記識別条件を満たす部品を使用する機会がなくても、ユーザに両者の動作の違いを実感させることができる。
ここで、前記動作期間は、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定されてから予め設定された動作変更条件が満たされるまでの期間であることが考えられる。例えば、前記動作変更条件には、予め設定された時間の経過又は予め設定された回数の使用が含まれる。
この場合、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定されると、最初の前記動作期間は前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合に対応する動作が行われる。そして、前記動作期間の経過後、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された場合に対応する動作に移行する。従って、ユーザは、例えば前記装着部品の交換直後の比較的意識しやすい時期に両者の動作の違いを実感することができる。なお、予め設定された時間の経過又は予め設定された回数の使用を前記動作変更条件とすれば比較的簡単な処理で前記動作期間を判断することができる。
また、前記動作期間は、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された後、予め設定された動作変更条件が満たされるごとに間欠的に発生する期間であることも考えられる。例えば、前記動作変更条件には、予め設定された時間の経過、予め設定された回数の使用又は予め設定された時刻の到来が含まれる。
この場合、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された後、該判定結果に対応する動作の途中で前記動作変更条件が満たされるごとに、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合に対応する動作が実行される。従って、その動作の変更が行われるごとに、ユーザに両者の動作の違いを実感させることができる。なお、予め設定された時間の経過、予め設定された回数の使用又は予め設定された時刻の到来を前記動作変更条件とすれば比較的簡単な処理で前記動作期間を判断することができる。
より具体的に、当該電子機器が画像形成装置であり、前記装着部品がトナーコンテナであることが考えられる。この場合、前記動作変更条件には、例えば予め設定された枚数の印字又は予め設定されたドット数の印字が含まれる。
また、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合に対応する動作と前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された場合に対応する動作とが前記動作制御手段によって変更されるときにその旨を表示する動作変更表示手段を更に備えることが望ましい。これにより、当該電子機器の動作内容の変化が前記装着部品が前記識別条件を満たす部品であるか否かに応じて生じた違いであることをユーザに確実に認識させることができる。
本発明によれば、前記装着部品が前記識別条件を満たす部品でないときに、前記装着部品が前記識別条件を満たす部品である場合と前記装着部品が前記識別条件を満たす部品でない場合とにおける当該電子機器の動作の違いをユーザに実感させることができる。
本発明の実施の形態に係る複合機Xの概略構成を示す模式図。 本発明の実施の形態に係る複合機Xで実行される動作制御処理の手順の一例を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る複合機Xで実行される動作制御処理の手順の他の例を示すフローチャート。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る複合機Xの概略構成について説明する。ここに、図1は本発明の実施の形態に係る複合機Xの概略構成を示す図であって、(a)は正面模式断面図、(b)は(a)におけるA−A矢視図である。
ここに、前記複合機Xは本発明に係る電子機器の一例に過ぎず、例えばプリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、携帯電話(携帯端末)、パーソナルコンピュータ、各種家電製品なども本発明の電子機器に該当する。もちろん、前記複合機Xはモノクロに限らずカラー対応の複合機であってもよい。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る複合機Xは、制御部1、操作表示部2、ADF3、画像読取部4、画像形成部5及び給紙カセット6などを備えた電子写真方式の画像形成装置である。
前記制御部1は、CPU、ROM及びRAMなどを有している。前記制御部1は、前記ROMに格納された制御プログラムに従った処理を前記CPUで実行することにより当該複合機Xを統括的に制御する。例えば、前記制御部1は後述の動作制御処理(図2のフローチャート参照)を実行する。なお、前記制御部1は集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
前記操作表示部2は、当該複合機Xにおける各種の情報を表示する液晶ディスプレイや、ユーザによる入力操作が行われるタッチパネル及び各種操作キー等を有している。
前記画像読取部4は、前記ADF3により自動搬送される原稿又はコンタクトガラス40(図1(b)参照)に載置された原稿の画像を読み取るものである。具体的に、前記画像読取部4は、原稿に光を照射するLED等を有する露光装置41と、原稿で反射した光を導く導光ミラー42〜44と、前記導光ミラー42〜44により導かれた光を集光する光学レンズ45と、前記光学レンズ45により集光された光に含まれる画像情報を電気信号に変換するCCD46とを備えている。前記CCD46により変換された電気信号は原稿の画像データとして前記制御部1に入力される。
前記画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、現像装置53、トナーコンテナ54(装着部品の一例)、転写ローラ55、除電装置56、定着ローラ57、加圧ローラ58、ICリーダ59などを備えている。前記トナーコンテナ54は前記現像装置53にトナーを供給する。そして、前記画像形成部51では、前記給紙カセット6から供給される用紙に以下の手順で画像が形成される。
まず、前記帯電装置52によって前記感光体ドラム51が所定の電位に一様に帯電される。次に、不図示のレーザスキャナユニット(LSU)により前記感光体ドラム51の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム51の表面に静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム51上の静電潜像は前記現像装置53によってトナー像として現像(可視像化)される。続いて、前記感光体ドラム51に形成されたトナー像は前記転写ローラ55によって用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像は、その用紙が前記定着ローラ57及び前記加圧ローラ58の間を通過して排出される際に前記定着ローラ57で加熱されて溶融定着する。なお、前記感光体ドラム51の電位は前記除電装置56で除電される。
ところで、前記複合機Xで使用される前記トナーコンテナ54は、前記複合機Xの製造メーカが製造又は推奨する部品(以下、「純正品」と称する)であることが望ましい。しかしながら、実際には、前記複合機Xの製造メーカが推奨しない他の製造メーカによって製造された部品や、純正品が不正にリサイクルされた部品など(以下、「非純正品」と称する)が使用されることがある。この非純正品は事前の動作テストが行われていない可能性があるため、非純正品が前記複合機Xに使用されると、該複合機Xの性能(画質など)が十分に発揮されないおそれがある。
そのため、純正品の前記トナーコンテナ54には、該トナーコンテナ54の製造メーカ、型番、製造シリアル番号、トナーの性能などの情報が予め記憶されたICチップ541が設けられている。一方、前記複合機Xには、前記画像形成部5に装着された前記トナーコンテナ54の前記ICチップ541から情報を読み取るICリーダ59が設けられている。
これにより、前記制御部1は、前記ICリーダ59によって前記トナーコンテナ54のICチップ541から読み取った情報に基づいて、前記トナーコンテナ54が予め設定された識別条件を満たす純正品であるか否かを判定することが可能である。
例えば、前記制御部1は、前記ICチップ541から読み取った製造メーカ、型番、製造シリアル番号などの前記トナーコンテナ54を識別するための情報と予め設定された識別情報とを照合し、その照合結果が合致である場合に前記トナーコンテナ54が純正品であると判定することが考えられる。なお、前記判定手法にはこれに限らず従来周知の各種技術を採用すればよい。
そして、前記制御部1は、前記トナーコンテナ54が純正品であるか否かの判定結果に応じて異なる動作を前記複合機Xに実行させる。具体的に、前記制御部1は、前記トナーコンテナ54が純正品である場合には純正動作モード、非純正品である場合には非純正動作モードで前記複合機Xを動作させる。
例えば、前記非純正動作モードでは、前記複合機Xの電源ON又はスリープ復帰から印字可能となるまでの準備動作(エージング)の時間を前記純正動作モードに比べて長くすることが考えられる。具体的には、このようにして長く確保されたエージング時間により、前記定着ローラ57の温度を純正品が使用される場合に比べて高い温度まで加熱することや、前記現像装置53又は前記トナーコンテナ54のトナーの攪拌時間を長くすることが可能となる。これにより、非純正品が使用される場合の画質の低下が抑制される。但し、前記非純正動作モードではエージングに余分な時間を確保するため、印字開始までの待ち時間が長くなる。
このように、前記複合機Xでは、非純正品が使用された場合の画質の低下を抑制するために、前記トナーコンテナ54が純正品であるか否かによって動作内容が変更されるが、従来はその両者の動作の違いをユーザが実感する機会は少なかった。そのため、ユーザがコスト削減だけを重視して非純正品を継続的に使用するおそれがあった。
そこで、前記複合機Xでは、前記トナーコンテナ54が純正品である場合と非純正品である場合との動作内容の違いをユーザに実感させるべく、前記制御部1によって後述の動作制御処理が実行される。
以下、図2のフローチャートに従って、前記複合機Xにおいて前記制御部1によって実行される動作制御処理の手順の一例について説明する。なお、図中のS1、S2、…は処理手順(ステップ)の番号を表している。前記制御部1は、例えば前記トナーコンテナ54の交換を検知した場合に当該動作制御処理を開始する。ここに、当該動作制御処理を実行するときの前記制御部1が動作制御手段に相当する。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記制御部1は、前記複合機Xに装着された前記トナーコンテナ54が予め定められた識別条件を満たす純正品であるか否かを判定する。例えば、前記制御部1は、前述したように前記トナーコンテナ54のICチップ541から読み取った情報と予め定められた識別情報との照合結果が合致である場合に前記識別条件を満たす純正品であると判定する。ここに、前記判定処理を実行するときの前記制御部1が部品判定手段に相当する。
そして、前記制御部1により前記トナーコンテナ54が前記識別条件を満たす純正品であると判定された場合(S1のYes側)、該制御部1は処理をステップS11に移行させる。ステップS11において、前記制御部1は、前記純正動作モードを前記複合機Xに実行させ、当該動作制御処理を終了する。
一方、前記制御部1により前記トナーコンテナ54が前記識別条件を満たす純正品でないと判定された場合(S1のNo側)、該制御部1は処理をステップS2に移行させる。
<ステップS2>
ステップS2においても、前記制御部1は、前記純正動作モードを前記複合機Xに実行させる。従って、当該動作制御処理では、前記トナーコンテナ54が非純正品であっても、始めの予め設定された動作期間は前記純正動作モードで前記複合機Xが動作することとなる。そして、前記制御部1は、前記動作期間の経過を後述のステップS4〜S5の処理によって判断する。なお、前記ステップS2において、前記トナーコンテナ54が非純正品であるが前記複合機Xの動作を一時的に前記純正動作モードに設定する旨を前記操作表示部2に表示させてもよい。
<ステップS3>
ステップS3において、前記制御部1は、前記複合機Xに非純正品の前記トナーコンテナ54が装着されてからの使用時間の計時及び印刷枚数のカウントを開始する。前記印刷枚数は、前記複合機Xが使用された回数を判断するものである。なお、前記使用時間及び前記印刷枚数は前記制御部1内の不揮発性メモリに記憶され、前記複合機Xの電源OFF時にも保持される。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部1は、前記ステップS3で計時が開始された前記使用時間が予め設定された所定時間以上であるか否かを判断する。ここに、前記使用時間が前記所定時間以上となったこと、即ち前記ステップS1で純正品でないと判定されてから前記所定時間が経過したことが動作変更条件の一例である。
例えば、前記所定時間は数時間又は数日(3日、1週間など)である。また、前記所定時間は、前記制御部1により前記複合機Xの使用頻度の履歴などに応じて所定の使用量が達成されるように適宜設定される時間であってもよい。
前記ステップS4において、前記使用時間が前記所定時間以上であると判断されると(S4のYes側)、前記制御部1は処理を後述のステップS6に移行させる。一方、前記使用時間が前記所定時間以上でないと判断されると(S4のNo側)、前記制御部1は処理をステップS5に移行させる。
<ステップS5>
ステップS5において、前記制御部1は、前記ステップS3でカウントが開始された印刷枚数が予め設定された所定枚数(例えば100枚)以上であるか否かを判断する。ここに、前記印刷枚数が前記所定枚数以上となったこと、即ち前記ステップS1で純正品でないと判定されてから前記所定枚数の印字(所定回数の使用)がなされたことが動作変更条件の一例である。
なお、前記印刷枚数に代えてドットカウント数を用いることも考えられる。即ち、前記ステップS3において前記複合機Xで印字されるドット数のカウントを開始し、前記ステップS5において予め設定された所定ドット数の印字が行われたか否かを判断することが考えられる。
前記ステップS5において、前記印刷枚数が前記所定枚数以上であると判断されると(S5のYes側)、前記制御部1は処理を後述のステップS6に移行させる。一方、前記印刷枚数が前記所定枚数以上でないと判断されると(S5のNo側)、前記制御部1は処理を前記ステップS4に移行させる。
このように、前記複合機Xでは、前記制御部1により前記トナーコンテナ54が純正品でないと判定された場合でも(S1のNo側)、前記使用時間が前記所定時間に達したこと及び前記印刷枚数が前記所定枚数に達したことの少なくともいずれか一方が満たされるという予め設定された動作変更条件が満たされるまでの動作期間は(S4及びS5のNo側)、前記純正動作モードが実行される(S2)。なお、前記ステップS4又はS5のいずれか一方だけを判断することも他の実施例として考えられる。また、前記ステップS4〜S5の処理を前記複合機Xにおける印刷実行後のタイミングで判断することも考えられる。
<ステップS6〜S7>
そして、前記動作期間の経過を判断するための前記動作変更条件が満たされると(S4又はS5のYes側)、続くステップS6において、前記制御部1は、前記トナーコンテナ54が非純正品であり、前記複合機Xの動作を前記純正動作モードから前記非純正動作モードに変更する旨を前記操作表示部2に表示させる。ここに、前記表示処理を実行するときの前記制御部1が動作変更表示手段に相当する。これにより、前記複合機Xの動作内容の変化が、前記トナーコンテナ54が純正品であるか非純正品であるかの違いに起因するものであることをユーザに認識させることができる。
その後、ステップS7において、前記制御部1は、前記非純正動作モードを前記複合機Xに実行させ、当該動作制御処理を終了する。即ち、前記制御部1は、前記純正動作モードを前記非純正動作モードに切り替え、純正品の前記トナーコンテナ54が使用されていた場合とは異なる動作を前記複合機Xに実行させる。なお、前記ステップS7において前記制御部1は前記使用時間及び前記印刷枚数をリセットする。
以上説明したように、前記複合機Xは、非純正品の前記トナーコンテナ54が装着されても、予め設定された動作期間は純正品が装着されたと判定された場合に対応する動作(純正動作モード)を実行する。そして、前記複合機Xは、前記動作期間が経過した後に、非純正品の前記トナーコンテナ54が装着されたと判定された場合に対応する動作(非純正動作モード)を実行する。即ち、前記複合機Xにおいて非純正品の前記トナーコンテナ54が日常的に使用される場合であっても、前記動作期間だけは前記純正動作モードが実行されるため、ユーザに前記純正動作モードと前記非純正動作モードとの違いを実感させる機会を与えることができる。
従って、前記複合機Xでは、純正品を使用する場合と非純正品を使用する場合とにおける前記複合機の動作の違いをユーザに実感させやすくなり、例えばユーザに純正品使用時のメリットを認識させて純正品の使用を促すことができる。
なお、前記純正動作モード及び前記非純正動作モードの動作の違いとしてエージング時間の長さを例に挙げて説明したが、これは単なる一例に過ぎない。
例えば、前記トナーコンテナ54が非純正品である場合には、該トナーコンテナ54内のトナー残量を正確に検知できないおそれがある。そこで、前記制御部1は、前記純正動作モードでは前記トナーコンテナ54のトナー残量を検知するのに対し、前記非純正動作モードでは前記トナーコンテナ54のトナー残量の検知を行わないことが考えられる。
また、前記トナーコンテナ54が非純正品である場合には、該トナーコンテナ54内のトナーの特性が不明である。そのため、前記トナーコンテナ54が純正品である場合と同様のパラメータに従ってガンマ補正、シェーディング補正及びキャリブレーション動作を行うと、かえって画質が低下するおそれもある。そこで、前記トナーコンテナ54が純正品である場合にはガンマ補正、シェーディング補正及びキャリブレーション動作を実行し、前記非純正動作モードではこれらの一つ又は複数の処理を省略することが考えられる。
その他、前記非純正動作モードでは、トナーの癒着防止のために前記純正動作モードに比べて前記定着ローラ57の温度を高くすることも考えられる。さらに、前記非純正動作モードでは、画質維持のために前記純正動作モードに比べて用紙の搬送速度(画像形成速度)を低下させることも考えられる。
また、前記ステップS5で判断指標となる印刷枚数又はドット数の閾値(所定枚数又は所定ドット数)を、前記トナーコンテナ54のトナー切れが検知されたときに前記現像装置53に残存すると推定されるトナー量が消費される値に予め定めておくことが考えられる。
この場合、前記制御部1は、前記トナーコンテナ54が純正品から非純正品に交換されたことを検知した場合に、前記トナーコンテナ54の交換時に前記現像装置53に残存しているトナー量が消費されるまでの間だけ前記純正動作モードを実行させ、該トナー量の消費後に前記非純正動作モードを実行させることが可能となる。これにより、純正品の前記トナーコンテナ54から前記現像装置53に供給されて残存していたトナーを純正品が使用されるときと同様の条件で使い切ることができる。例えば、ガンマ補正やシェーディング補正、キャリブレーション動作などを実行することで高い画質を得ることができる。
また、本実施の形態では、前記トナーコンテナ54を装着部品の一例として説明したが、例えば前記感光体ドラム51や、不図示のFAXモデム又は通信モデムなど、前記複合機Xで使用される各種部品を装着部品として捉えてもよい。
具体的に、前記感光体ドラム51が非純正品である場合には、画質維持のために、前記帯電装置52による帯電時間を純正品である場合に比べて長く確保することや前記感光体ドラム51の線速(回転速度)を遅くすることが考えられる。また、前記FAXモデムや前記通信モデムが非純正品である場合には、通信エラーの防止のために、通信速度を純正品である場合に比べて遅くすることや事前の通信テストを行うことが考えられる。
さらに、前記トナーコンテナ54が純正品であるか否かの判定手法は前記ICチップ541に記憶された情報に基づくものに限らない。例えば、前記制御部1は、単純に前記トナーコンテナ54に前記ICチップ541が設けられていることを識別条件として純正品であるか否かを判定してもよい。
また、純正品の前記トナーコンテナ54のICチップ541に、前記複合機Xの固有のシリアルナンバーと所定の純正品識別情報とを用いて暗号化した純正品判別コードを書き込んでおき、前記制御部1が前記ICチップ541から読み取られた純正品判別コードと前記複合機Xの固有のシリアルナンバーとから前記所定の純正品識別情報が復元されることを識別条件として純正品であるか否かを判定することも考えられる。
なお、ICチップに限らず、例えば純正品の前記トナーコンテナ54にホログラムを設けておき、前記画像形成部5に前記ホログラムを検知し或いは前記ホログラムから情報を読み取るホログラム読取装置を設ける構成も他の実施例として考えられる。また、純正品と非純正品とを前記トナーコンテナ54の物理的形状の検知結果に応じて判別してもよい。
前記実施の形態では、前記複合機Xに非純正品の前記トナーコンテナ54が装着されてから予め設定された動作期間が経過するまでの間だけ前記純正動作モードが実行される構成について説明した。
本実施例1では、前記制御部1が、前記複合機Xに非純正品の前記トナーコンテナ54が装着された後、予め設定された動作変更条件が満たされる度に前記純正動作モードを前記複合機Xに実行させる構成について説明する。
ここに、図3は、前記動作制御処理の他の例を説明するためのフローチャートである。なお、前記実施の形態で説明した前記動作制御処理(図2)と同様の処理手順については同じ符号を付してその説明を省略する。具体的に、本実施例1に係る動作制御処理(図3)は、後述のステップS21〜S24を実行する点で、前記実施の形態に係る動作制御処理(図2)と異なる。
<ステップS21〜S22>
まず、前記ステップS1において前記制御部1により前記トナーコンテナ54が純正品でないと判断されると(S1のNo側)、該制御部1は、続くステップS21において、前記非純正動作モードを前記複合機Xに実行させる。
その後、前記使用時間が前記所定時間に達したこと及び前記印刷枚数が前記所定枚数に達したことの少なくともいずれか一方が満たされると(S4又はS5のYes側)、処理はステップS22に移行する。ステップS22において、前記制御部1は、前記非純正動作モードから前記純正動作モードに変更する旨を表示する。
<ステップS23〜S24>
次に、ステップS23において、前記制御部1は、前記非純正動作モードを中断し、予め設定された一定期間のみ前記純正動作モードを前記複合機Xに実行させる。前記一定期間は、例えば予め設定された時間が経過するまでの期間、予め設定された枚数又はドット数の印字などが行われるまでの期間である。
そして、前記一定期間が経過すると、前記制御部1は、ステップS24において、前記純正動作モードから前記非純正動作モードに変更する旨を表示する。ここに、前記表示処理を実行するときの前記制御部1が動作変更表示手段に相当する。なお、このとき前記制御部1は前記経過時間及び前記印刷枚数をリセットする。その後、前記制御部1は、処理を前記ステップS21に移行させ、前記複合機Xの動作を前記純正動作モードから前記非純正動作モードに変更する。
以上説明したように、本実施例1に係る前記複合機Xでは、前記非純正動作モードが行われている途中で、前記動作変更条件が満たされるごとに(S4又はS5のYes側)、前記純正動作モードが間欠的に実行される。そのため、その変更の度に前記純正動作モードと前記非純正動作モードとの違いをユーザに実感させることができる。これにより、例えばユーザに純正品使用時のメリットを認識させることができ、純正品の使用を促すことができる。
また、前記制御部1は、前記トナーコンテナ54が非純正品である場合、予め設定された所定時刻が到来したことを条件に前記純正動作モードと前記非純正動作モードとを変更することも考えられる。例えば、前記制御部1が、1日のうち午前は前記純正動作モード、午後は前記非純正動作モードを前記複合機Xに実行させることが考えられる。また、前記制御部1が、曜日によって前記純正動作モードと前記非純正動作モードとを変更することも考えられる。
ところで、前記実施の形態及び前記実施例1では、本発明に係る電子機器の一例として画像形成装置である前記複合機Xを挙げて説明したが、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話(携帯端末)及び各種電化製品なども本発明の電子機器に該当する。
具体的に、パーソナルコンピュータなどに装着される装着部品としてハードディスクドライブ、DVDドライブ、BDドライブが挙げられる。この場合、純正品と非純正品とで異なる動作の例としては、非純正品が装着された場合には純正品を使用する場合に比べてデータの書き込み速度を低下させることや、データの書き込み前後の書き込みテストを行うこと等が考えられる。これにより、非純正品が使用される場合でも正常な結果が得られる。但し、非純正品が使用される場合には書き込みに要する時間が長くなる。
そのため、このようなパーソナルコンピュータに本発明を適用すれば、純正品を使用する場合は非純正品を使用する場合に比べてデータの書き込みに要する時間が短くなるというメリットをユーザに実感させることができる。
また、パーソナルコンピュータなどに装着される装着部品として通信モデムが挙げられる。この場合、純正品と非純正品とで異なる動作の例としては、非純正品が装着された場合には純正品を使用する場合に比べて通信速度を低下させることや、事前に通信テストを行うこと等が考えられる。これにより、非純正品が使用される場合でも正常な結果が得られる。但し、非純正品が使用される場合にはデータ通信に要する時間が長くなる。
そのため、このようなパーソナルコンピュータに本発明を適用すれば、純正品を使用する場合は非純正品を使用する場合に比べて通信処理に要する時間が短くなるというメリットをユーザに実感させることができる。
さらに、携帯電話(携帯端末)などに装着される装着部品として電池(バッテリー)が挙げられる。電池が非純正品である場合には純正品である場合に比べて電池残量の減り方が早いことが考えられる。そこで、純正品と非純正品とで異なる動作の例として、非純正品が装着された場合には、純正品を使用する場合に比べて電池残量の表示を早めに減らすことが考えられる。これにより、電池残量の減り方が不明な非純正品が使用される場合であっても、突然電源が切れるという問題を防止することができる。但し、非純正品が使用される場合には電池の減りが早いように感じることになる。
そのため、このような携帯電話に本発明を適用すれば、純正品を使用する場合は正確な残量を表示することができ、非純正品を使用する場合に比べて電池残量の表示の減り方が少ないというメリットをユーザに実感させることができる。
本発明は、画像形成装置及びコンピュータなどの電子機器への利用が可能である。
1 :制御部
2 :操作表示部
3 :ADF
4 :画像読取部
40:コンタクトガラス
41:露光装置
42〜44:導光ミラー
45:光学レンズ
46:CCD
5 :画像形成部
51:感光体ドラム
52:帯電装置
53:現像装置
54:トナーコンテナ(装着部品の一例)
541:ICチップ
55:転写ローラ
56:除電装置
57:定着ローラ
58:加圧ローラ
59:ICリーダ
6 :給紙カセット
S1、S2、…:処理手順(ステップ)番号
X :複合機(電子機器の一例)

Claims (3)

  1. 当該電子機器に装着された装着部品が予め定められた識別条件を満たす部品であるか否かを判定する部品判定手段と、前記部品判定手段の判定結果に応じて異なる動作を当該電子機器に実行させる動作制御手段とを備えてなる電子機器であって、
    前記動作制御手段が、前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合、前記識別条件を満たす部品に対応する純正動作モードを当該電子機器に実行させ、
    前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された後、予め設定された動作変更条件が満たされるごとに間欠的に発生する動作期間は前記純正動作モードを当該電子機器に実行させ、前記動作期間を除く期間は前記識別条件を満たさない部品に対応する非純正動作モードを当該電子機器に実行させるものであり、
    当該電子機器が画像形成装置であり、前記装着部品がトナーコンテナであって、
    前記動作変更条件に、予め設定された枚数の印字又は予め設定されたドット数の印字が含まれてなることを特徴とする電子機器。
  2. 前記動作変更条件に、予め設定された時間の経過、予め設定された回数の使用又は予め設定された時刻の到来が含まれてなる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品であると判定された場合に対応する動作と前記部品判定手段により前記識別条件を満たす部品でないと判定された場合に対応する動作とが前記動作制御手段によって変更されるときにその旨を表示する動作変更表示手段を更に備えてなる請求項1又は2に記載の電子機器。
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