JP5662125B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
パンツ型吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5662125B2 JP5662125B2 JP2010273382A JP2010273382A JP5662125B2 JP 5662125 B2 JP5662125 B2 JP 5662125B2 JP 2010273382 A JP2010273382 A JP 2010273382A JP 2010273382 A JP2010273382 A JP 2010273382A JP 5662125 B2 JP5662125 B2 JP 5662125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- layer sheet
- absorbent article
- type absorbent
- disposal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title claims description 69
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title claims description 69
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 67
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 claims description 15
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 142
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 10
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- 206010012735 Diarrhoea Diseases 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- -1 etc.) Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 230000007794 irritation Effects 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 230000000638 stimulation Effects 0.000 description 1
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Images
Description
しかしながら、パンツ型吸収性物品の外表面に廃棄用部材を配置する場合、該吸収性物品の使用中に、着用者がテープ等の該廃棄用部材をいたずらして引き伸ばしたり、廃棄用部材が衣服に引っかかったりすることにより、廃棄用部材が使用できない状態となる恐れがある。
例えば特許文献1には、吸収性本体と外装材とを備えた使い捨て着用物品において、該吸収性本体の外表面であって、かつ、該外装材の内側に、着用物品の廃棄時に使用する帯状のテープ部材が収容され、かつ、該外装材には該テープ部材に対応する位置に該外装材を破断容易とする破断線が形成される技術が記載されている。
また、特許文献2には、腹側腰回り部の幅方向の両側部における透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に、それぞれ矩形状の廃棄用テープを1つずつ配設する使い捨て吸収性物品が記載されている。
また、特許文献3には、前腹部と後背部の両側縁部の内、一方の側縁部において前腹部と後背部の少なくとも一方に対して接合されるとともに、着用者側へ延びる環状のタブを備え、上記タブは、スリット線と、タブをおむつに止着可能な止着部を有するパンツ型使い捨ておむつが記載されている。
また、特許文献2では、透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に配された廃棄用テープをどのように取り出すか何ら記載されていない。
また、特許文献3では、タブは着用者の肌に接するように配されているため、タブとのこすれ等による肌トラブルの懸念等も存在する。
また、前記のパンツ型吸収性物品として、液透過性の表面シート及び液保持性の吸収性コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置して該吸収性本体を固定する外装体とを具備し、前記廃棄用部材が、前記外装体の内層不織布(内層シート)と外層不織布(外層シート)との間に配置されている、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
また、前記のパンツ型吸収性物品として、液透過性の表面シート及び液保持性の吸収性コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置して該吸収性本体を固定する外装体とを具備し、前記外装体は、外層不織布(外層シート)、内層不織布(内層シート)、及び外層不織布(外層シート)が前記吸収性物品の長手方向端部で折り返されて該内層不織布(内層シート)の肌側面に重ねられた折り返し部を有し、前記廃棄用部材が、前記内層不織布と前記折り返し部との間に配置されている、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1〜図6に示すように、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも言う)は、腹側部A、背側部B及び腹側部Aと背側部Bとが接合された一対のサイドシール部8,8を備える。腹側部A及び背側部Bはいずれも複数のシート部材(外層シート61,内層シート62,外層シート61の折り返し部61a,61b)からなり、サイドシール部8,8近傍におけるシート部材(外層シート61,内層シート62)間に廃棄用部材(廃棄テープ10,10)が配置されており、廃棄テープ10,10は少なくとも一部がシート部材(外層シート61,内層シート62)に固定されており、シート部材(外層シート61,内層シート62)は、おむつ1の幅方向(X方向)における廃棄用部材10と重なる位置に脆弱部20が設けられており、脆弱部20の破断により廃棄用部材10を露出可能になされている。
図1、図2のように、腹側部Aは、おむつ1の装着時に、着用者の腹側に配される部位であり、背側部Bは、着用者の背側に配される部位である。また、おむつ1は、着用者の股下に配され、腹側部Aと背側部Bをつなぐ部位である股下部Cを有する。
なお、本明細書中、「廃棄用部材」とは、パンツ型使い捨ておむつの廃棄のため該おむつを丸める際に、その丸めた状態を保持するための部材を意味する。
また、外装体6は、図1、図2に示すように、おむつの外表面をなす外層シート61と、外層シート61の内面側に配されている内層シート62と、両シート61,62間に配設固定された、複数本のウエスト弾性部材63、複数本のレッグ弾性部材64及び複数本の胴回り部弾性部材65とから形成されている。
詳述すると、おむつ1における外層シート61を構成するシート部材は、腹側部A及び背側部Bにおいて、外層シート61と内層シート62とによってウエスト弾性部材63を挟持固定した部位よりも更に長手方向(Y方向)外方に延出する長さを有し、その延出した部分が、ウエスト開口部WOの周縁端において、内層シート62側に折り返されて生じた折り返し部61a,61bを形成している。折り返し部61aは、その長手方向(Y方向)の端縁が、吸収性本体5の長手方向(Y方向)の腹側部A側の端縁よりも股下部C寄りの位置まで延びている。同様に折り返し部61bも、その長手方向(Y方向)の端縁61b1が、吸収性本体5の長手方向(Y方向)の背側部B側の端縁よりも股下部C寄りの位置まで延びている。
また、腹側部A及び背側部Bそれぞれの幅方向の中央部においては、図2に示すように、内層シート62と、外層シート61の折り返し部61aとの間、及び内層シート62と、外層シート61の折り返し部61bとの間に、吸収性本体5の長手方向(Y方向)の端部が挟持固定されている。
なお、図1のII−II線断面図である図4では、外層シート61の折り返し部61a、61bは省略されている(図4相当図である図8,10,11,12も同様)。
また、複数本のレッグ弾性部材64は、レッグ開口部LOの周縁部に設けられており、各レッグ弾性部材64は、伸長状態で、レッグ開口部LOの周方向に沿って配設固定されている。
また、複数本の胴回り部弾性部材65は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト弾性部材63の配置部位と股下部Cの端部との間に配されている。胴回り部弾性部材65は、前記中心線CLの左右両側に分割された状態で、それぞれおむつ1の幅方向に沿って配設固定されている。
また図3に示すように、胴回り部弾性部材65とウエスト弾性部材63との間には、Y方向の間隔L1が設けられている。間隔L1は後述する廃棄テープ10の短手方向の幅Sよりも大きい。
しかし、両シート61,62は、少なくとも廃棄テープ10の配置箇所においては、(後述のように廃棄テープ10がサイドシール部8に固定される場合の当該サイドシール部8は除き、)互いに接着されていない。
図3及び図4に示すように、廃棄テープ10,10は帯状であり、その平面が外層シート61及び内層シート62と略平行となり、且つ、短手方向がY方向、長手方向がX方向とそれぞれ同方向になるように配置されている。
ただし、廃棄テープ10は、ウエスト弾性部材63と胴回り部弾性部材65との間に設けなくても、胴回り部弾性部材65間に設けるのでもよい。また、廃棄テープ10とY方向において重なる位置であっても、廃棄テープ10がない位置には、ウエスト弾性部材63或いは胴回り部弾性部材65を配設してもよい。
本明細書中において、「サイドシール部の近傍」とは、おむつ1の幅方向(X方向)における吸収性本体5の端縁位置Rからおむつ1(本実施形態では腹側部A)の端縁位置Wまでの部分を指す。そして、廃棄テープ10の全体が位置Rから位置Wまでの部分に納まるように配置されることが好ましいが、一部が当該部分からはみ出てしまってもよい。また、廃棄テープ10がサイドシール部8近傍に配されていることを、廃棄テープ10の後述する固定部11の位置Vとおむつ1の端縁位置WとのX方向距離L2が小さいことであると定義してもよい。好ましくは、上記距離L2は、距離L3(中央線CLからおむつ1の端縁位置WまでのX方向距離)に対する割合が0〜50%であり、更に好ましくは5〜30%である。
なお、本明細書中では「固定部」とは、廃棄用部材(廃棄テープ10)を挟む一対のシート部材のいずれか、又は両方に固定されている部分を言う。
好ましくは、廃棄テープ10の長手方向において、その全長に対する、固定部11の長さの割合は5〜50%であり、より好ましくは10〜30%である。
廃棄テープ10は外層シート61及び内層シート62よりも剛性が高いことが好ましいが、低くてもよい。剛性が高いことが好ましいのは、後述のように、脆弱部20を破断した際に廃棄テープ10の自由端部12(固定部11と反対側の端部)が露出しやすいためである。
ただし、廃棄テープ10は第2実施形態等で示すような、折りたたまれない、いわゆる一枚ものでもよく、或いは、三つ折り状(Z折状)、二つ折り状、四つ折り状で収納されていてもよい。また、後述のように、また、廃棄テープ10は、伸縮性を有する部材から構成されて収縮した状態で収納されて、後に詳述する脆弱部20を破断すると収縮状態から開放されて外部に露出されるのでもよい。
なお廃棄テープ10の自由端部12には、彩色部14が形成されている。彩色部14の色は、青、赤等の任意の色でよい。
図2、図4のように、脆弱部20は、外層シート61に形成される外側脆弱部21(図2に一点鎖線で示す)及び内層シート62に形成される内側脆弱部22(図2に点線で示す)からなる。外側脆弱部21と、内側脆弱部22は、いずれも、おむつ1の幅方向(X方向)における廃棄テープ10と重なる位置に設けられている。脆弱部20(外側脆弱部21、内側脆弱部22)はその周囲の外層シート61又は内層シート62に比して破断が容易な部位である。両脆弱部21,22は、例えば、両シート61,62にそれぞれ破断容易な複数の貫通孔を線状に設けてもよいし、加熱等により破断容易とした部位でもよい。
また、両脆弱部21,22は図2に示すように直線状に形成されなくても、帯状や曲線状でもよく、任意の模様を描くように形成されてもよい。
また図2等のように、両脆弱部21,22は、腹側部Aのサイドシール部8近傍部分(上記位置Rと上記位置Wとの間の部分)をY方向に縦断する平行な2本の直線状である。しかし、両脆弱部21,22は必ずしも、腹側部Aのサイドシール部8の近傍部分を、Y方向の全長に渡るように形成されなくてもよい。ただし、腹側部Aのサイドシール部8近傍部分は、両脆弱部21,22を破断する動作によって、Y方向の全長に渡って破断されて、図5のように腹側部Aが腹側サイド部A1と腹側中央部A2とに分離されることが望ましい。
なお、本実施形態では、両脆弱部21,22はいずれもY方向と平行な直線状(廃棄テープ10の長手方向と直交する直線状)である。
図5のように、着用状態のおむつ1を、両脆弱部21,22で破断することにより、腹側部Aを、背側部Bと接合した腹側サイド部A1,A1と、腹側中央部A2とに分離して、おむつ1を展開状態とする。この際、サイドシール部8に固定された廃棄テープ10の自由端部12が、腹側中央部A2の外層シート61と内層シート62との間から外れて、外部に露出する。
本実施形態のように廃棄テープ10,10がZ折状に折りたたまれている場合は、各廃棄テープ10,10を引き伸ばす。例えば、止着部15が、上述した中間層132の外層シート側の片面132a,外層133の内層シート62側の片面133aに設けられる接着剤層である場合は、当該接着剤層をおむつ1の外表面を構成する外層シート61に接着させる。
図6のように、その際、廃棄テープ10の自由端部12同士を重ならせてもよいし、2本の廃棄テープ10の各止着部15を、おむつ1の外表面の別々の位置に止着させてもよい。
また、外層シート61,内層シート62には、おむつ1の幅方向(X方向)における廃棄テープ10と重なる位置に脆弱部20(外側脆弱部21,内側脆弱部22)が設けられ、脆弱部20の破断により廃棄テープ10を露出可能になされているから、おむつ1を着用者から外す動作によって廃棄テープ10を簡便に取り出して使用できる。
図7、図8は、第2実施形態のおむつ1Aを示す。
図7のように、第2実施形態のおむつ1Aでは、廃棄テープ10A,10Aは、腹側部Aではなく、背側部Bに配される。図7,図8のように、廃棄テープ10A,10Aは、それぞれのX方向の一端部が、X方向においてサイドシール部8,8よりも中央線CL寄りの内層シート62に接着剤層18を介して接着された固定部11A,11Aを有する。なお、固定部11A,11Aは外層シート61に接着されるのでもよい。
図9、図10は第3実施形態のおむつ1Bを示す。第1、第2実施形態と異なり、第3実施形態の廃棄テープ10Bでは内層シート62(外層シート61でもよい)に固定されている一端部である固定部11Bが、脆弱部20Bよりもおむつ1Bの幅方向(X方向)における中央線CL側にある。その他、廃棄テープ10B,10Bが背側部Bに収納されている点、廃棄テープ10Bが折りたたまれていない点、脆弱部20Bの内側脆弱部22及び外側脆弱部21がY方向に対し傾斜している点は、第2実施形態と同様である。
図11のように、第4実施形態のおむつ1Cでは、廃棄テープ10Cの自由端部12の片面に、メカニカルファスナーのオス材16が設けられている。つまり、第4実施形態では、廃棄テープ10Cの止着部15Cは、当該オス材16からなる。メカニカルファスナーのオス材16としては、その表面に多数の突起状の係合部材が配された各種公知のものを特に制限なく用いることができる。
図11のように、メカニカルファスナーのオス材16は外層シート61側を向くように廃棄テープ10Cの外層シート61側の面に設けられ、外層シート61に止着されている。なお、オス材16は、内層シート62側を向くように廃棄テープ10Cの内層シート62側の面に設けられ、内層シート62に止着されていてもよい。このように、オス材16が内層シート62に止着されていることは、製造ラインで廃棄テープ10Cが蛇行する心配が無く、好ましい。
そして、おむつ1Cの廃棄時には、丸められたおむつ1Cの外層シート61表面に上記オス材16を直接係合させることによって、廃棄テープ10Cを丸められたおむつ1Cの外表面に止着させる。
図12のように、第5実施形態のおむつ1Dでは、本発明の廃棄用部材の一例として、環状の伸縮性部材10Dが、サイドシール部8,8近傍の外層シート61と内層シート62との間に配置されている。
環状の伸縮性部材10Dの形成素材は、ゴムやプラスチック、不織布等の繊維集合体等、伸縮性を有する公知のものを特に制限なく使用でき、例えば輪ゴム等であってもよい。環状の伸縮性部材10Dも、おむつ1Dの幅方向(X方向)の一端部が接着剤層18により固定された固定部11Dを有する。
第5実施形態のおむつ1Dでは、脆弱部21,22を破断して環状の伸縮性部材10Dを外部に露出する。その後、おむつ1Dを丸めてから、環状の伸縮性部材10Dを伸ばしつつ、該伸縮性部材10Dでおむつ1Dを外側から一周りするように括る。環状の伸縮性部材10Dの締め付けによっておむつ1Dの丸めた状態が保持される。
以上より、第5実施形態のおむつ1Dでも、第1実施形態と同様の効果を有することができる。
なお、廃棄テープ10Eは、折り返し部61aと内層シート62とが互いに接着されていない隙間に配されている。
なお、廃棄用部材を外層シートの折り返し部と内層シートとの間に配置するのは、製造工程上、弾性部材が接着固定される外層シート・内層シート間に廃棄用部材を配置するよりも比較的容易である点で好ましい。
8 サイドシール部
10,10A〜10C 廃棄テープ
10D 環状の伸縮性部材
11,11A〜11D 固定部
20,20A,20B 脆弱部
21 外側脆弱部
22 内側脆弱部
61 外層シート
61a,61b 外層シートの折り返し部
62 内層シート
A 背側部
B 腹側部
C 股下部
Claims (10)
- 腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、及び該腹側部と該背側部とが接合された一対のサイドシール部を備えたパンツ型吸収性物品であって、
前記背側部及び前記腹側部はいずれも複数のシート部材からなり、
前記サイドシール部近傍における前記シート部材間に廃棄用部材が配置されており、
前記廃棄用部材は少なくとも一部が前記シート部材に固定されており、
前記腹側部又は前記背側部における前記シート部材は、前記パンツ型吸収性物品の幅方向における前記廃棄用部材と重なる位置に脆弱部が設けられており、
前記脆弱部の破断により前記腹側部を、前記背側部と接合した腹側サイド部と腹側中央部とに分離して、前記パンツ型吸収性物品を展開状態とする際、又は、
前記脆弱部の破断により前記背側部を、前記腹側部と接合した背側サイド部と背側中央部とに分離して、前記パンツ型吸収性物品を展開状態とする際に、
前記廃棄用部材が露出するようになされている、パンツ型吸収性物品。 - 前記廃棄用部材は、前記脆弱部よりも前記パンツ型吸収性物品の幅方向端縁側の位置で、前記シート部材に固定されている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記パンツ型吸収性物品は、液透過性の表面シート及び液保持性の吸収性コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置して該吸収性本体を固定している外装体とを具備し、
前記外装体は、外層シートと、該外層シートの内面側に配された内層シートとを有し、
前記廃棄用部材は、前記外層シートと前記内層シートとの間に配置されている、請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。 - 前記パンツ型吸収性物品は、液透過性の表面シート及び液保持性の吸収性コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置して該吸収性本体を固定している外装体とを具備し、
前記外装体は、外層シート、該外層シートの内面側に配された内層シート、及び該外層シートを形成するシート部材が前記吸収性物品の長手方向端部で折り返されて該内層シートの肌側面に重ねられた折り返し部を有し、
前記廃棄用部材が、前記内層シートと前記折り返し部との間に配置されている、請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。 - 前記脆弱部が、前記外層シートに形成された外側脆弱部と、前記内層シートに形成された内側脆弱部からなり、該外側脆弱部と該内側脆弱部とが、前記腹側部又は前記背側部の前記幅方向における相互に異なる位置に設けられている、請求項3記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記廃棄用部材は、前記幅方向の一端部のみが前記シート部材に固定されている、請求項1〜5の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記廃棄用部材は、前記サイドシール部において該廃棄用部材を挟む一対の前記シート部材間に固定されている、請求項1〜6の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記廃棄用部材の止着部は、メカニカルファスナーのオス材からなり、
前記オス材が、前記廃棄用部材を挟む前記シート部材に止着されている、請求項1〜7の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。 - 前記廃棄用部材が伸縮性部材からなる請求項1〜8の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記脆弱部は、前記パンツ型吸収性物品の長手方向に沿って、前記腹側部を、前記ウエスト開口部から前記レッグ開口部に渡って縦断するように形成されている、請求項1〜9の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010273382A JP5662125B2 (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | パンツ型吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010273382A JP5662125B2 (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | パンツ型吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012120673A JP2012120673A (ja) | 2012-06-28 |
JP5662125B2 true JP5662125B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=46502796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010273382A Active JP5662125B2 (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | パンツ型吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5662125B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6415423B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-10-31 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型使い捨て吸収性物品 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3691377B2 (ja) * | 2000-10-25 | 2005-09-07 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨ておむつ |
JP3735561B2 (ja) * | 2001-11-21 | 2006-01-18 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨て着用物品 |
JP2003250609A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-09 | Three M Innovative Properties Co | 吸収性物品用メカニカルファスナのフックストリップ |
JP2006204385A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Kao Corp | 使い捨ておむつ |
PL1885316T3 (pl) * | 2005-06-01 | 2010-01-29 | Sca Hygiene Prod Ab | Wyrób chłonny mający zapięcie stosowane przy wyrzucaniu |
JP5140831B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2013-02-13 | 株式会社瑞光 | 使い捨て着用物品 |
-
2010
- 2010-12-08 JP JP2010273382A patent/JP5662125B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012120673A (ja) | 2012-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8992496B2 (en) | Convertible absorbent article | |
JP5769398B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP4875350B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
WO2002005738A1 (fr) | Couche en papier jetable et procede de fixation des elements extensibles d'une telle couche | |
TWI519285B (zh) | Shorts are used for disposable items | |
JP4190132B2 (ja) | 吸収性物品 | |
TWI577356B (zh) | Disposable disposable diaper and disposable disposable diaper | |
JP4671876B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2017148111A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2002095692A (ja) | 吸収性物品 | |
EP1839635B1 (en) | Disposable wearing article | |
JP3948870B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4111687B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2010131256A (ja) | ファスニングテープ、これを用いた吸収性物品及び吸収性物品用カバー | |
JP5662125B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP4235479B2 (ja) | 後処理テープを備えた使い捨ておむつ | |
JP4027021B2 (ja) | 後処理可能なパンツ型おむつ | |
JP2008161206A (ja) | 使い捨ての着用物品 | |
WO2013118667A1 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6228823B2 (ja) | 吸収性物品の個別包装体 | |
JP4912200B2 (ja) | パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法 | |
JP2006246971A (ja) | パンツ型使い捨ておむつ | |
JP6316707B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7173829B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2023119812A1 (ja) | 吸収性パッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140902 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141204 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5662125 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |