JP5660412B2 - Esd保護デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、ESD保護デバイスに関し、詳しくは、セラミック多層基板の内部に形成された空洞部内に露出する放電電極の対向部間で放電が発生するESD保護デバイスに関する。
ESD(Electro-Static Discharge;静電気放電)とは、帯電した導電性の物体(人体等)が、他の導電性の物体(電子機器等)に接触、あるいは充分接近したときに、激しい放電が発生する現象である。ESDにより電子機器の損傷や誤作動などの問題が発生する。これを防ぐためには、放電時に発生する過大な電圧が電子機器の回路に加わらないようにする必要がある。このような用途に使用されるのがESD保護デバイスであり、サージ吸収素子やサージアブソーバとも呼ばれている。
ESD保護デバイスは、例えば回路の信号線路とグランド(接地)との間に配置する。ESD保護デバイスは、一対の放電電極を離間して対向させた構造であるので、通常の使用状態では高い抵抗を持っており、信号がグランド側に流れることはない。これに対し、例えば携帯電話等のアンテナから静電気が加わる場合のように、過大な電圧が加わると、ESD保護デバイスの放電電極間で放電が発生し、静電気をグランド側に導くことができる。これにより、ESDデバイスよりも後段の回路には、静電気による電圧が印加されず、回路を保護することができる。
例えば図10の断面図に示すESD保護デバイス1は、セラミック多層基板2の内部に空洞部3と、間隔5を設けて対向する放電電極6,8とが形成されている。放電電極6,8は、空洞部3の内面に沿って形成された対向部7,9を含む。放電電極6,8は、空洞部3からセラミック多層基板2の外周面まで延在し、セラミック多層基板2の外側、すなわちセラミック多層基板2の表面に形成された外部電極6x,8xに接続されている。外部電極6x,8xは、ESD保護デバイス1を実装するために用いる。放電電極6,8の対向部7,9と対向部7,9間の間隔5が形成された部分とに隣接して、導電材料が分散している補助電極4が形成されている。
外部電極6x,8xに所定値以上の電圧が印加されると、放電電極6,8の対向部7,9間において放電が発生し、その放電により過剰な電圧をグランドへ導き、後段の回路を保護することができる。放電電極6,8の対向部7,9間の間隔5や、補助電極4に含まれる導電材料の量や種類などを調整することにより放電開始電圧を設定することができる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2008/146514号
ESD保護デバイスは、放電を繰り返すと、放電時の熱や衝撃によって放電電極の対向部が溶けたり剥がれたりして、放電電極の対向部間のギャップが大きくなり、その結果、放電開始電圧が高くなり、放電特性が劣化することがある。
特に、放電電極が導電性ペーストの印刷により形成された場合には、図9(a)の要部断面図に示すように、空洞部13の内面に沿って形成される放電電極14,15の対向部14t,15tの端部は、薄く形成されることが多い。放電を繰り返すと、図9(b)の要部断面図に示すように、電子を受ける側の放電電極14の対向部14tが剥がれたり、溶けて短くなったりして、放電電極14,15の対向部14t,15t間のギャップが大きくなりやすいため、放電特性の劣化は、より深刻な問題となる。
本発明は、かかる実情に鑑み、放電の繰り返しによる放電特性の劣化を抑制することができるESD保護デバイスを提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成したESD保護デバイスを提供する。
ESD保護デバイスは、(a)複数のセラミック層が積層されたセラミック多層基板と、(b)前記セラミック多層基板の内部に形成された空洞部と、(c)前記空洞部の内面に沿って形成され間隔を設けて互いに対向する対向部を有し、同一の前記セラミック層間に形成された、少なくとも一対の放電電極と、(d)前記セラミック多層基板の表面に形成され、前記放電電極と接続された外部電極とを備える。前記放電電極の前記対向部の少なくとも一方は、前記セラミック多層基板の前記セラミック層を貫通するビア導体の一方の端部と接続されている。前記ビア導体の他方の端部は、前記外部電極と電気的に接続されていない。
上記構成において、外部電極間に所定以上の大きさの電圧が印加されると、放電電極の互いに対向する対向部間で放電が発生し、放電電極の対向部に熱や衝撃が加わる。放電電極の対向部にビア導体が接続されていると、放電時の熱や衝撃が加わっても、放電電極の対向部は剥がれにくくなり、また溶けにくくなるため、放電電極の対向部間のギャップの変動が抑制される。したがって、放電を繰り返しても放電特性の劣化を抑えることができる。
好ましくは、少なくとも一方の前記放電電極の前記対向部は、他方の前記放電電極の前記対向部と最短距離で対向する先端を含む領域に、前記ビア導体の前記一方の端部が接続されている。
この場合、他方の放電電極の対向部と最短距離で対向する一方の放電電極の対向部の先端は、放電が発生したときに最も剥がれやすい部分である。この先端にビア導体が接続されているため、より効果的に、放電電極の対向部の剥がれや溶解を抑制できる。
好ましくは、前記放電電極の前記対向部に接続される前記ビア導体の前記一方の端部の面積が、前記ビア導体の前記他方の端部の面積よりも小さい。
この場合、放電電極の対向部に接続されるビア導体は、空洞部側の一方の端部が他方の端部よりも小さいため、空洞部側への移動が阻止される。つまりビア導体の空洞部側への剥がれが阻止される。また、空洞部とは反対側が広がっているため、熱が放熱されやすい。そのため、このビア導体に接続された放電電極の対向部は、より一層、剥がれと溶解が抑制される。
好ましくは、一対の前記放電電極の前記対向部の両方が前記ビア導体の前記一方の端部に接続されている。
この場合、一対の放電電極の対向部は、いずれもビア導体と接続されているため、どちらの対向部が電子を受ける側になっても、放電電極の対向部の剥がれや溶解が抑制される。
好ましくは、前記ビア導体の前記一方の端部と接続されている前記対向部を有する前記放電電極は、当該放電電極に関して前記ビア導体とは反対側かつ前記対向部の近傍において他のビア導体の一方の端部と接続されている。
この場合、放電電極の両側にビア導体が接続されているため、放電時の衝撃や熱は、他のビア導体でも負担することができるので、放電電極の対向部とビア導体との接続面に作用する応力や熱を緩和し、放電電極の対向部の剥がれや溶解の抑制効果を高めることができる。
好ましくは、前記放電電極の前記対向部同士が最短距離で対向する対向領域に沿って、金属材料と半導体材料とが分散してなる補助電極を、さらに備える。
この場合、放電が発生するときに、対向領域において電子の移動が起こりやすくなるため、より効率的に放電現象が生じ、放電特性が安定する。
また、本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成したESD保護デバイスを提供する。
ESD保護デバイスは、(a)複数のセラミック層が積層されたセラミック多層基板と、(b)前記セラミック多層基板の内部に形成された空洞部と、(c)前記空洞部の内面に沿って形成され間隔を設けて互いに対向する対向部を有する、少なくとも一対の放電電極と、(d)前記セラミック多層基板の表面に形成され、前記放電電極と接続された外部電極とを備える。前記放電電極の前記対向部の少なくとも一方は、前記セラミック多層基板の前記セラミック層を貫通するビア導体の一方の端部と接続されている。前記放電電極の前記対向部に接続される前記ビア導体の前記一方の端部の面積が、前記ビア導体の他方の端部の面積よりも小さい。
上記構成において、外部電極間に所定以上の大きさの電圧が印加されると、放電電極の互いに対向する対向部間で放電が発生し、放電電極の対向部に熱や衝撃が加わる。放電電極の対向部にビア導体が接続されていると、放電時の熱や衝撃が加わっても、放電電極の対向部は剥がれにくくなり、また溶けにくくなるため、放電電極の対向部間のギャップの変動が抑制される。したがって、放電を繰り返しても放電特性の劣化を抑えることができる。
放電電極の対向部に接続されるビア導体は、空洞部側の一方の端部が他方の端部よりも小さいため、空洞部側への移動が阻止される。つまりビア導体の空洞部側への剥がれが阻止される。また、空洞部とは反対側が広がっているため、熱が放熱されやすい。そのため、このビア導体に接続された放電電極の対向部は、より一層、剥がれと溶解が抑制される。
好ましくは、前記放電電極の前記対向部同士が最短距離で対向する対向領域に沿って、金属材料と半導体材料とが分散してなる補助電極を、さらに備えている。
この場合、放電が発生するときに、対向領域において電子の移動が起こりやすくなるため、より効率的に放電現象が生じ、放電特性が安定する。
本発明によれば、放電の繰り返しによる放電特性の劣化を抑制することができる。
ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例1) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例1) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例1の変形例) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例2) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例3) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例4) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例5) ESD保護デバイスの要部断面図である。(実施例5) ESD保護デバイスの要部断面図である。(説明例) ESD保護デバイスの断面図である。(従来例)
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1のESD保護デバイス10について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、ESD保護デバイス10の要部断面図である。図2(a)は、図1の線A−Aに沿って切断した要部断面図である。図2(b)は、図1の線B−Bに沿って切断した要部断面図である。
図1及び図2に示すように、ESD保護デバイス10は、図1において上下方向に複数のセラミック層が積層されたセラミック多層基板12の内部に空洞部13が形成され、一対の放電電極14,15を備えている。放電電極14,15は、セラミック多層基板12の内部に形成され、セラミック多層基板12の表面に形成された不図示の外部電極と接続されている。
セラミック多層基板12と空洞部13との間には、シール層16,17が形成されている。シール層16,17を設けることにより、焼成時に、セラミック多層基板12のセラミック中に含まれるガラス成分の拡散を阻止し、放電電極14,15の対向部14t,15tの過焼結を抑制することができるが、シール層16,17を設けない構成とすることも可能である。
放電電極14,15は、空洞部13の内面に沿って形成され間隔を設けて互いに対向する対向部14t,15tを有する。放電電極14,15の対向部14t,15tは、ビア導体22,23の一方の端部と接続されている。ビア導体22,23は、図1及び図2(b)に示すように、セラミック多層基板12のセラミック層を貫通し重なり合う円筒形状の貫通孔12s,12t内に形成された導体であり、セラミック多層基板12のセラミック層を貫通する。
外部電極間に所定以上の大きさの電圧が印加されると、空洞部13内において、すなわち、放電電極14,15の対向部14t,15t間で、放電が発生する。放電により、放電電極14,15の対向部14t,15tには、衝撃や熱が加わる。放電を繰り返しによって、放電時の衝撃や熱で放電電極14,15の対向部14t,15tが空洞部13の内面から剥がれたり、溶けたりして、放電電極14,15の互いに対向する対向部14t,15t間の距離が大きくなると、放電特性が劣化する。
放電電極14,15の対向部14t,15tにビア導体22,23が接続されていると、放電時の衝撃によって放電電極14,15の対向部14t,15tが剥がれようとしても、接続されているビア導体22,23によって剥がれが抑制される。また、放電により生じる熱の一部はビア導体22,23に伝わり放熱されるので、放電電極14,15の対向部14t,15tの負担が緩和される。そのため、放電電極14,15の対向部14t,15tは、空洞部13の内面から剥がれにくくなり溶けにくくなり、放電電極14,15の対向部14t,15t間のギャップの変動が抑制される。その結果、放電特性の劣化を抑えることができる。
図1及び図2(b)に示すように、放電電極14,15の対向部14t,15tのうち、互いに最短距離で対向する先端14s,15sを含む領域にビア導体22,23が接続されている。放電時に最も剥がれやすい放電電極14,15の対向部14t,15tの先端14s,15sにビア導体22,23が接続されていると、放電電極14,15の対向部14t,15tの剥がれや溶解の抑制効果を高めることができるので好ましい。
もっとも、図3の断面図に示す変形例のESD保護デバイス10sのように、ビア導体22s,23sが、放電電極14,15の対向部14t,15tの先端14s,15sから離れた領域のみに接続されるように構成とすることも可能である。
放電電極14,15は、放電電極14,15に関して上述したビア導体22,23とは反対側(図1において上側)かつ対向部14t,15tの近傍において、他のビア導体24,25の一方の端部と接続されている。他のビア導体24,25は、図1及び図2(a)に示すように、セラミック多層基板12のセラミック層を貫通し重なり合う円筒形状の貫通孔12p,12q内に形成された導体であり、セラミック多層基板12のセラミック層を貫通する。
放電時の衝撃は、放電電極14,15の両側に形成されたビア導体22,23;24,25で負担することができるので、ビア導体22,23と放電電極14,15の対向部14t,15tとが接続される界面に作用する応力や熱を緩和し、放電電極14,15の対向部14t,15tの剥がれや溶解の抑制効果を、さらに高めることができる。
図1において●と○で模式的に示すように、放電電極14,15の対向部14t,15tの先端14s,15s同士が最短距離で対向する対向領域に沿って、金属材料と半導体材料とが分散している補助電極11が形成されている。放電時に電子が移動する対向領域に沿って、補助電極11の金属材料と半導体材料とが分散した状態で配置されていると、電子の移動が起こりやすくなるため、より効率的に放電現象が生じ、放電特性が安定する。
なお、補助電極11は、対向領域に隣接する領域にも形成しても構わない。例えば、放電電極14,15の対向部14t,15tの上や、放電電極14,15の対向部14t,15tとシール層16との間などに形成しても構わない。
<実施例2> 実施例2のESD保護デバイス10aについて、図4を参照しながら説明する。
実施例2のESD保護デバイス10aは、実施例1のESD保護デバイス10と略同様に構成されている。以下では、実施例1と同じ構成部分には同じ符号を用い、実施例1との相違点を中心に説明する。
図4は、ESD保護デバイス10aの要部断面図である。図4に示すように、ESD保護デバイス10aは、実施例1と同じく、放電電極14,15の対向部14t,15tにビア導体22,23が接続されているが、実施例1とは異なり、放電電極14,15は、放電電極14,15に関してビア導体22,23とは反対側かつ対向部14t,15tの近傍において、他のビア導体とは接続されていない。
ESD保護デバイス10aは、ビア導体22,23によって放電電極14,15の対向部14t,15tの剥がれや溶解が抑制されるので、放電の繰り返しによる放電特性の劣化を抑制することができる。
<実施例3> 実施例3のESD保護デバイス10bについて、図5を参照しながら説明する。
図5は、ESD保護デバイス10bの要部断面図である。図5に示すように、ESD保護デバイス10bは、実施例2と同じく、放電電極14,15の対向部14t,15tにビア導体22b,23bが接続されているが、ビア導体22b,23bは、実施例2とは異なり、テーパ状に形成されている。
すなわち、セラミック多層基板12のセラミック層に、放電電極14,15の対向部14t,15t側の径が小さくなる円錐状の貫通孔12u,12vが形成され、この貫通孔12u,12vにビア導体22b,23bが形成されている。円錐状の貫通孔12u,12vは、例えばレーザ加工により形成することができる。
ビア導体22b,23bは、面積が相対的に小さい一方の端部が放電電極14,15の対向部14t,15tに接続されている。ビア導体22b,23bは、空洞部13から離れるほど断面が大きくなっており、空洞部13側への移動が阻止される。また、空洞部13とは反対側が広がっているので、熱を放熱しやすい。そのため、放電電極14,15の対向部14t,15tは、ビア導体22b,23bに接続されることによって、より一層、剥がれや溶解が抑制される。
<実施例4> 実施例4のESD保護デバイス10cについて、図6を参照しながら説明する。
図6は、ESD保護デバイス10cの要部断面図である。図6に示すように、ESD保護デバイス10cは、一方の放電電極14の対向部14tには、ビア導体は接続されていない。
他方の放電電極は、第1部分15aと第2部分15bとがセラミック多層基板12の異なるセラミック層間に形成されている。他方の放電電極の第1部分15aは、対向部15tを有する。
他方の放電電極の第1部分15aと第2部分15bとは、テーパ状のビア導体23cを介して互いに接続されている。すなわち、セラミック多層基板12のセラミック層に、他方の放電電極の第1部分15a側の径が小さくなる円錐状の貫通孔12mが形成され、この貫通孔12mにビア導体23cが形成されている。他方の放電電極の第1部分15aは、対向部15tの先端15sを含む領域に、ビア導体23cの面積が相対的に小さい一方の端部が接続されている。他方の放電電極の第2部分15bは、ビア導体23cの面積が相対的に大きい他方の端部に接続されている。
他方の放電電極の第1部分15aの対向部15tが放電時に電子を受ける場合には、他方の放電電極の第1部分15aの対向部15tがビア導体23cに接続されているので、他方の放電電極の第1部分15aの対向部15tの剥がれや溶解が抑制され、放電の繰り返しによる放電特性の劣化を抑制することができる。
なお、一方の放電電極14の対向部14tにもビア導体が接続されるように構成すれば、一方の放電電極14の対向部14tが放電時に電子を受ける場合に、一方の放電電極14の対向部14tの剥がれを抑制することができる。
<実施例5> 実施例5のESD保護デバイス10dについて、図7及び図8を参照しながら説明する。
図7は、ESD保護デバイス10dの要部断面図である。図8は、図7の線X−Xに沿って切断した要部断面図である。
図7及び図8に示すように、ESD保護デバイス10dは、セラミック多層基板12の内部に円形の空洞部13dが形成されている。一方の放電電極14dは、空洞部13dの周りを取り囲み、空洞部13d内に露出するリング状の対向部14mを有する。
他方の放電電極は、第1部分15pと第2部分15qとがセラミック多層基板12の異なるセラミック層間に形成されている。
他方の放電電極の第1部分15pは、空洞部13dの中央に形成され、第1部分15p全体が対向部となる。他方の電極の第1部分15pの外周縁15rと、一方の放電電極14dの対向部14mの内周縁14nとは、同心かつ円形に形成され、互いに等間隔で対向している。
他方の放電電極の第1部分15pと第2部分15qとは、テーパ状のビア導体23dを介して互いに接続されている。すなわち、セラミック多層基板12のセラミック層に、他方の放電電極の第1部分15p側の径が小さくなる円錐状の貫通孔12nが形成され、この貫通孔12nにビア導体23dが形成されている。他方の放電電極の第1部分15p、すなわち対向部は、テーパ状のビア導体23dの面積が相対的に小さい一方の端部に接続され、他方の放電電極の第2部分15qは、ビア導体23dの面積が相対的に大きい方の他方の端部に接続されている。
ビア導体23dは空洞部13dから離れるほど断面が大きくなっており、ビア導体23dの空洞部13d側への移動を阻止されている。そのため、ビア導体23dが接続された他方の放電電極の第1部分15p、すなわち対向部が放電時に電子を受ける場合に、他方の放電電極の対向部である第1部分15pは、剥がれが抑制される。
<作製例> 上記各実施例のESD保護デバイスの作製例について、説明する。
(1)材料の準備
セラミック多層基板のセラミック層の材料となるセラミック材料には、Ba、Al、Siを中心とした組成からなる材料を用いる。各素材を所定の組成になるよう調合、混合し、800−1000℃で仮焼する。得られた仮焼粉末をジルコニアボールミルで12時間粉砕し、セラミック粉末を得る。このセラミック粉末に、トルエン・エキネンなどの有機溶媒を加え混合する。さらにバインダー、可塑剤を加え混合し、スラリーを得る。このようにして得られたスラリーをドクターブレード法により成形し、厚さ50μmのセラミックグリーンシートを得る。
また、放電電極を形成するための電極ペーストを作製する。平均粒径約1.5μmのCu粉80wt%とエチルセルロース等からなるバインダー樹脂に溶剤を添加し、ロールで攪拌、混合することで電極ペーストを得る。
補助電極を形成するための混合ペーストは、金属材料として平均粒径約3μmのCu粉と、半導体材料として平均粒径1μmの炭化ケイ素(SiC)を所定の割合で調合し、バインダー樹脂と溶剤を添加し、ロールで攪拌、混合することで得る。混合ペーストは、バインダー樹脂と溶剤を20wt%とし、残りの80wt%をCu粉と炭化ケイ素とする。
また、空洞部を形成するための樹脂ペーストも同様の方法にて作製する。樹脂ペーストは、樹脂と溶剤のみからなる。樹脂材料には焼成時に分解、消失する樹脂を用いる。例えばPET、ポリプロピレン、エチルセルロース、アクリル樹脂などである。
シール層を形成するためのシール層形成用ペーストは、電極ペーストと同様の手法で作製する。例えば、平均粒径約1μmのAl粉80wt%とエチルセルロース等からなるバインダー樹脂に溶剤を添加し、ロールで攪拌、混合することで、シール層形成用ペースト(アルミナペースト)を得る。シール層形成用ペーストの固形成分には、セラミック多層基板の材料よりも焼結温度が高い材料、例えばアルミナ、ジルコニア、マグネシア、ムライト、石英などを選定する。
(2)スクリーン印刷によるペーストの塗布
放電電極に隣接するセラミック層になるセラミックグリーンシートに、レーザを用いて貫通孔を形成した後、スクリーン印刷により、貫通孔に電極ペーストを充填して、ビア導体になる部分を形成する。貫通孔は、金型を用いて形成しても構わない。
次いで、放電電極に隣接するセラミック層になるセラミックグリーンシートの上に、シール層形成用ペーストをスクリーン印刷にて塗布して、シール層になる部分を形成する。
次いで、放電電極に隣接する一方のセラミック層になるセラミックグリーンシートの上に、補助電極を形成するため、混合ペーストを所定のパターンになるよう、スクリーン印刷にて塗布する。混合ペーストの厚みが大きい場合などには、セラミックグリーンシートに予め設けた凹部に、炭化ケイ素/Cu粉の混合ペーストを充填するようにしても構わない。
その上に、電極ペーストをスクリーン印刷にて塗布して、対向部を有する放電電極を形成する。作製例では、放電電極の太さを100μm、放電ギャップ幅(対向部の互いに対向する先端間の間隔の寸法)を30μmとなるように形成した。さらにその上に、空洞部を形成するため、樹脂ペーストをスクリーン印刷にて塗布する。
(3)積層、圧着
通常のセラミック多層基板と同様に、セラミックグリーンシートを積層し、圧着する。作製例では、厚み0.3mm、その中央に放電電極の対向部と空洞部とが配置されるように積層した。
(4)カット、端面電極塗布
LCフィルタのようなチップタイプの電子部品と同様に、マイクロカッタでカットして、各チップにわける。作製例では、1.0mm×0.5mmになるようにカットした。その後、端面に電極ペーストを塗布し、外部電極を形成する。
(5)焼成
次いで、通常のセラミック多層基板と同様に、N雰囲気中で焼成する。また、ESDに対する応答電圧を下げるため空洞部にAr、Neなどの希ガスを導入する場合には、セラミック材料の収縮、焼結が行われる温度領域をAr、Neなどの希ガス雰囲気で焼成すればよい。酸化しない電極材料(Agなど)の場合には、大気雰囲気でも構わない。
焼成により、樹脂ペーストは消失し、空洞部が形成される。また、焼成により、セラミックグリーンシート中の有機溶剤や、混合ペースト中のバインダー樹脂及び溶剤も消失する。
(6)めっき
LCフィルタのようなチップタイプの電子部品と同様に、外部電極上に電解Ni−Snメッキを行う。
以上により、ESD保護デバイスが完成する。
なお、混合ペースト中の半導体材料は、特に上記の材料に限定されるものではない。例えば、シリコン、ゲルマニウム等の金属半導体、炭化ケイ素、炭化チタン、炭化ジルコニウム、炭化モリブデン、炭化タングステン等の炭化物、窒化チタン、窒化ジルコニウム、窒化クロム、窒化バナジウム、窒化タンタル等の窒化物、ケイ化チタン、ケイ化ジルコニウム、ケイ化タングステン、ケイ化モリブデン、ケイ化クロム、ケイ化クロム等のケイ化物、ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化クロム、ホウ化ランタン、ホウ化モリブデン、ホウ化タングステン等のホウ化物、酸化亜鉛、チタン酸ストロンチウム等の酸化物を用いることができる。特に、比較的安価で、かつ、各種粒径のバリエーションが市販されていることから、シリコンや炭化ケイ素が特に好ましい。これらの半導体材料は、適宜、単独又は2種類以上を混合して使用してもよい。また、半導体材料は、適宜、アルミナやBAS材等の抵抗材料と混合して使用してもよい。
混合ペースト中の金属材料は、特に上記の材料に限定されるものではない。Cu、Ag、Pd、Pt、Al、Ni、W、Moや、これらの合金、これらの組合せでもよい。
また、空洞部を形成するために樹脂ペーストを塗布したが、樹脂でなくともカーボンなど焼成で消失するものならばよいし、また、ペースト化して印刷で形成しなくとも、樹脂フィルムなどを所定の位置のみ貼り付けるようにして配置してもよい。
上述した工程で作製した試料について、評価を行った。評価には、放電電極の一方側の対向部にビア導体が接続され、放電電極の他方側の対向部近傍にもビア導体が接続された実施例1と、放電電極の一方側の対向部のみにビア導体が接続された実施例2と、放電電極の一方側の対向部のみにテーパ状のビア導体が接続された実施例3と、放電電極の第1部分と第2部分とがテーパ状のビア導体を介して接続された実施例4と、一方の放電電極の内周縁と他方の電極の第1部分の外周縁とが同心かつ円形に形成され、他方の電極の第1部分と第2部分とがテーパ形状のビア導体を介して接続された実施例5のESD保護デバイスの作製例の試料を用いた。比較例として、実施例1のESD保護デバイスからビア導体を無くしたESD保護デバイスを作製した。
各試料について、ESD放電応答性を評価した。ESD放電応答性は、IECの規格、IEC61000−4−2に定められている静電気放電イミュニティ試験によって行った。接触放電にて8kV印加して、保護回路側で放電時のピーク電圧を検出した。
さらに、ESD繰返し耐性を評価した。接触放電にて8kV印加を100回行い、続いて、前記のESDに対する放電応答性を評価した。
総合判定は、ESD繰返し耐性について、保護回路側で検出されたピーク電圧が700V以上を不良(×印)、ピーク電圧が600V以上700V未満を良好(○印)、ピーク電圧が600V未満を特に良好(◎印)と判定した。
次の表1に、評価結果を示す。
Figure 0005660412
なお、「ESD放電応答性」欄及び「ESD繰返し耐性」欄の数値(ピーク電圧)の単位は、Vである。
表1から、放電電極の対向部にビア導体を接続するとESD繰返し耐性が向上することが分かる。また、放電電極の対向部に加え放電電極の対向部近傍にビア導体を接続すると、ESD繰返し耐性がさらに向上することが分かる。また、放電電極の対向部にテーパ状のビア導体を接続すると、ESD繰返し耐性がさらに向上することが分かる。
<まとめ> 以上に説明したように、空洞部の内面に沿って形成された放電電極の対向部にビア導体を接続することにより、放電の繰り返しによる放電特性の劣化を抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。
例えば、ビア導体は一つの貫通孔のみに形成されてもよい。ビア導体が形成される貫通孔の形状は、円筒形状や円錐形状以外であっても構わない。
10,10a〜10d,10s 保護デバイス
11 補助電極
12 セラミック多層基板
12m,12n,12p,12q,12s,12t,12u,12v 貫通孔
13,13d 空洞部
14,14d 放電電極
14m 対向部
14n 内周縁
14s 先端
14t 対向部
15 放電電極
15a 第1部分
15b 第2部分
15p 第1部分
15q 第2部分
15r 外周縁
15t 対向部
15s 先端
16,17 シール層
22,22b,22s ビア導体
23,23b,23c,23d,23s ビア導体
24,25 ビア導体

Claims (8)

  1. 複数のセラミック層が積層されたセラミック多層基板と、
    前記セラミック多層基板の内部に形成された空洞部と、
    前記空洞部の内面に沿って形成され間隔を設けて互いに対向する対向部を有し、同一の前記セラミック層間に形成された、少なくとも一対の放電電極と、
    前記セラミック多層基板の表面に形成され、前記放電電極と接続された外部電極と、
    を備え、
    前記放電電極の前記対向部の少なくとも一方は、前記セラミック多層基板の前記セラミック層を貫通するビア導体の一方の端部と接続され
    前記ビア導体の他方の端部は、前記外部電極と電気的に接続されていないことを特徴とする、ESD保護デバイス。
  2. 少なくとも一方の前記放電電極の前記対向部は、他方の前記放電電極の前記対向部と最短距離で対向する先端を含む領域に、前記ビア導体の前記一方の端部が接続されていることを特徴とする、請求項1に記載のESD保護デバイス。
  3. 前記放電電極の前記対向部に接続される前記ビア導体の前記一方の端部の面積が、前記ビア導体の前記他方の端部の面積よりも小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載のESD保護デバイス。
  4. 一対の前記放電電極の前記対向部の両方が前記ビア導体の前記一方の端部に接続されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載のESD保護デバイス。
  5. 前記ビア導体の前記一方の端部と接続されている前記対向部を有する前記放電電極は、当該放電電極に関して前記ビア導体とは反対側かつ前記対向部の近傍において他のビア導体の一方の端部と接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一つに記載のESD保護デバイス。
  6. 前記放電電極の前記対向部同士が最短距離で対向する対向領域に沿って、金属材料と半導体材料とが分散してなる補助電極を、さらに備えたことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一つに記載のESD保護デバイス。
  7. 複数のセラミック層が積層されたセラミック多層基板と、
    前記セラミック多層基板の内部に形成された空洞部と、
    前記空洞部の内面に沿って形成され間隔を設けて互いに対向する対向部を有する、少なくとも一対の放電電極と、
    前記セラミック多層基板の表面に形成され、前記放電電極と接続された外部電極と、
    を備え、
    前記放電電極の前記対向部の少なくとも一方は、前記セラミック多層基板の前記セラミック層を貫通するビア導体の一方の端部と接続され、
    前記放電電極の前記対向部に接続される前記ビア導体の前記一方の端部の面積が、前記ビア導体の他方の端部の面積よりも小さいことを特徴とする、ESD保護デバイス。
  8. 前記放電電極の前記対向部同士が最短距離で対向する対向領域に沿って、金属材料と半導体材料とが分散してなる補助電極を、さらに備えたことを特徴とする、請求項7に記載のESD保護デバイス。
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