JP5660046B2 - 溶融ガラスの供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フロートガラス製造装置のフロートバスに、溶融ガラスを供給する装置に関する。
フロートガラスは、溶融ガラス作製領域で製造された溶融ガラスをフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送し、該溶融ガラス供給部に移送されてきた溶融ガラスをフロートバスの溶融スズ上に供給することによってリボン状ガラス(glass ribbon)に成形される。この溶融ガラスの移送装置としては、上部が開放されている樋状の溶融ガラス流路が一般的に使用されているが、特許文献1には、溶融ガラス作製領域で製造された溶融ガラスを供給パイプでフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送する装置が開示されている。
この溶融ガラス移送装置は、図4に示すように下流側に漏斗状広がり部17が設けられている供給パイプ18を、溶融ガラス作製領域とフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部との間に、溶融ガラス作製領域における溶融ガラスの高さ19よりも下に水平状に配置し、溶融ガラスを作製領域から前記供給パイプ18で移送して前記漏斗状広がり部の開口部から溶融ガラス供給部に供給するもので、供給された溶融ガラスはスライダ20で溶融ガラス量を調整しながら供給チャンネル21を流下させてフロートバス22に導入される。
この溶融ガラス移送装置では、溶融ガラスが供給パイプで溶融ガラス供給部に移送されるため、移送時に溶融ガラスが周囲空気と接触するのを回避できる。これにより、LCD用ガラス基板のように成形温度の高い溶融ガラスの熱の放射散逸を防ぎ、また例えばホウ酸などの蒸発しやすい成分を含有するガラス組成にあってはかかる成分の蒸発を防止し、溶融ガラスを温度的にも組成的にも極めて均一な状態に保持しフロートバスに供給することによって、高品質のガラス製品を得ることができる。
日本国特開2008−539151号公報
上記溶融ガラスの移送方法によれば、溶融ガラスが供給パイプで溶融ガラス供給部に移送されるため、前記したように溶融ガラスの移送中における周囲空気との接触、およびガラス成分の蒸発を防止でき、さらに移送されてきた溶融ガラスを漏斗状広がり部の偏平な開口部から均一に供給できるなどの優れた効果が得られる。
しかしながら、特許文献1の方法では、供給パイプが水平に配置されるため、溶融ガラス作製領域とフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部とを該供給パイプで接続すると次のような問題がある。すなわち、溶融ガラス作製領域とフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部における溶融ガラスのレベルは同一に保持されるため、溶融ガラスの取入口である該供給パイプの上流端は、供給パイプの下流端である漏斗状広がり部の開口部の高さに合わせて溶融ガラス作製領域に接続しなければならない。そのため、供給パイプの上流端は、溶融ガラス作製領域の比較的高い位置に、つまり溶融ガラス作製領域の溶融ガラスの表層部に近い位置に接続する必要がある。ところが、溶融ガラス作製領域における溶融ガラスの表層部は下層部に比べて一般に微小な泡や異物などの混入割合が高く、良好な溶融ガラスでないことが多い。
したがって、特許文献1の方法ではこのように泡等の混入割合が高い溶融ガラスを溶融ガラス作製領域の表層部に近い比較的高い位置から取り出すことになり、溶融ガラス作製領域の下層部の良好な溶融ガラスをフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送することが困難になる。さらに、供給パイプが水平に配置されるため、泡等が混入している溶融ガラスが取り出された場合に、該溶融ガラスは供給パイプでそのままフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送され、フロートバスの溶融スズ上に供給される。その結果、泡等が実質的に含有されていない高品質のフロートガラスを得ることが困難となる。
また、このように水平に配置された供給パイプでは、溶融ガラスが水平方向に流動しかつかなりの粘性を有しているため、流動中の溶融ガラスに泡(ガス)が発生した場合に、該泡(ガス)を供給パイプの天端に誘導して溶融ガラスの表層に浮上させて放出させることが困難となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、前記供給パイプを溶融ガラス供給部に向って上り傾斜を持たせて配置することによって、供給パイプの上流端を溶融ガラス作製領域の比較的下部に接続し、下層部の良好な溶融ガラスが取り出せるようにし、また取り出された溶融ガラスを溶融ガラス作製領域から溶融ガラス供給部に該供給パイプで移送する間に、溶融ガラス中に混入している泡を供給パイプの上り傾斜を利用して供給パイプの天端側に移行させて取り除き、泡を含有しない良好な溶融ガラスをフロートガラスの成形部に供給できる溶融ガラスの供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、溶融ガラスを供給パイプで溶融ガラス作製領域からフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送する溶融ガラス供給装置の改良であって、前記供給パイプの下流側に先端の開口部に向って所定の角度で左右方向に広がり、その断面形状が漸次偏平化する扇形状部を形成し、該扇形状部を前記溶融ガラス供給部に向って上方に傾斜させることによって、上記目的を達成するものである。
すなわち、本発明は、以下に示す溶融ガラスの供給装置を提供する。
(1)溶融ガラスをガラス作製領域からフロートバスの溶融ガラス供給部に移送するための供給パイプと、前記フロートバスの前記溶融ガラス供給部に前記供給パイプの開口部に対向して設けられ前記フロートバスへの溶融ガラス供給量を調節するためのツィール(tweel)とを備え、前記供給パイプの前記開口部は前記ガラス作製領域の溶融ガラスレベルよりも低い位置に配置され、前記供給パイプは先端の前記開口部に向かって所定の角度で左右方向に広がる扇形状部を有しており、該扇形状部は前記開口部に向って断面形状が漸次偏平化しかつ上方に傾斜していることを特徴とする溶融ガラスの供給装置。
(2)前記扇形状部の上流端の断面形状が円形または楕円形状であることを特徴とする上記1に記載の溶融ガラスの供給装置。
(3)前記扇形状部の下流端の断面形状が長方形状または楕円形状であることを特徴とする上記1または2に記載の溶融ガラスの供給装置。
(4)前記供給パイプが導入管部を備え、前記扇形状部の上流端が該導入管部に接続されていることを特徴とする上記1〜3のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(5)前記扇形状部の下流端部分に水平状の平坦部を設けることを特徴とする上記1〜4のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(6)前記扇形状部の上流端の断面積と下流端の断面積の比が0.7〜1.3であることを特徴とする上記1〜5のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(7)前記供給パイプの前記開口部と前記ツィールとの間隙が0〜30mmであることを特徴とする上記1〜6のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(8)前記扇形状部の天端の上り傾斜角度が、2〜30度であることを特徴とする上記1〜7のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(9)前記扇形状部の左右方向の広がり角度が、10〜45度であることを特徴とする上記1〜8のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(10)前記供給パイプが通電加熱によって一定の温度に保持されることを特徴とする上記1〜9のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(11)前記供給パイプが白金または白金合金からなる上記1〜10のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
(12)前記供給パイプが白金または白金合金で被覆された材料からなる上記1〜10のいずれか1つに記載の溶融ガラスの供給装置。
本発明によれば、溶融ガラスを溶融ガラス作製領域からフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に供給パイプで移送するため、溶融ガラスを供給パイプで移送する従来の溶融ガラス供給装置と同様に、移送中の溶融ガラスを、自由表面を持たない密閉状態に保持できるので、溶融ガラスが周囲空気と接触して冷却されたり、蒸発しやすいガラス成分が揮散するのを防止でき、これにより溶融ガラスを温度的および組成的に均一な状態で供給できる。
また、供給パイプの下流側に、先端の開口部に向って所定の角度で左右方向に広がり、その断面形状が漸次偏平化する扇形状部を設け、該扇形状部を開口部に向って上方に傾斜させるため、供給パイプの上流端をこの傾斜分だけ溶融ガラス作製領域の比較的下部に接続することが可能となり、これによって溶融ガラス作製領域から下層部の泡等の混入割合が小さい良好な溶融ガラスを取り出すことができる。
さらに、取り出された溶融ガラスを溶融ガラス作製領域から溶融ガラス供給部に該供給パイプで移送する間に、溶融ガラス中に発生し混入している泡(ガス)を浮力により上方へ浮上させながら、扇形状部の上り傾斜部を流れる溶融ガラスによって下流側へ効果的に排出できるため、泡が扇形状部に滞留しないようにできる。一般にフロートバスに供給される溶融ガラスの粘度は、103.5〜10dPa・s程度と高いため、泡が浮上する際に抵抗となるが、本発明によれば扇形状部が上り傾斜を有しているため、泡に働く浮力と溶融ガラスの傾斜方向の流動の合算により泡を効率的に扇形状部の天端側に誘導でき、さらにこれらの泡は扇形状部の下流端において溶融ガラスの表層に浮上されるので、溶融ガラスをフロートバスに導入する前に放出することができる。
また、供給パイプに通電して加熱することによって、溶融ガラスを所定の温度に一定に保持することができる。
本発明の一実施形態に係る溶融ガラス供給装置の断面説明図。 図1の供給パイプの平面図。 本発明の他の実施形態に係る供給パイプの概略縦断面図。 従来の溶融ガラス供給装置の斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る溶融ガラス供給装置の断面説明図であり、図2は該溶融ガラス供給装置の供給パイプの平面図である。図1に示すように溶融ガラス作製領域6で得られた溶融ガラスは、供給パイプ1によって溶融ガラス作製領域6からフロートガラス成形装置7の溶融ガラス供給部5に移送され、該溶融ガラス供給部5からフロートバス10の溶融スズ11上に供給されてフロートガラス12に成形される。さらに具体的には、溶融ガラス作製領域6においてガラス原料を溶解して得られた溶融ガラスは、さらに溶融ガラス作製領域6で十分に清澄されるとともに、フロートガラスの成形に適する粘度が得られる所定の温度に冷却された後、供給パイプ1によって溶融ガラス作製領域6から取り出されて溶融ガラス供給部5に移送される。そして、移送された溶融ガラスは、該溶融ガラス供給部5に設けられたツィール8で溶融ガラス量を調整して平坦で厚さが一定の溶融ガラス層として溶融ガラス供給部5のリップタイル(lip tile)9上に流動し、該リップタイル9をオーバーフローしてフロートバス10の溶融スズ11上に供給される。
本発明において、溶融ガラス作製領域6は、ガラス原料の溶解、溶解で得られた溶融ガラスの清澄および冷却などを実施する箇所の総称であるが、溶融ガラスが取り出されるのは、前記したように清澄や冷却が実施された後の工程である。
本発明において上記供給パイプ1の開口部16は、溶融ガラス作製領域6の溶融ガラスレベル(溶融ガラスの液面)13よりも低い位置に配置されており、供給パイプ1はその下流側に扇形状部3を有している。この扇形状部3は、図2に示すように溶融ガラスの流路が狭幅の上流端から先端(下流端)の開口部16に向って所定の角度θで左右方向に広がっており、かつその断面形状が開口部16に向って漸次偏平化しているとともに、図1に示すように開口部16に向かって上方に傾斜している。この扇形状部3をこのように上り傾斜させることによって、扇形状部3の上流端の高さを溶融ガラス供給部5に対して下げ、これにより供給パイプ1の上流側の高さが下げられるため、溶融ガラス作製領域6中の溶融ガラスを溶融ガラスレベル13より比較的低い位置から供給パイプ1で取り出すことができる。
このような溶融ガラス供給装置において、溶融ガラス供給部5と溶融ガラス作製領域6とは供給パイプ1で連通されているため、溶融ガラス供給部5における溶融ガラスは、図1に示すように溶融ガラス作製領域6の溶融ガラスレベル13と同じ高さに保持される。一般に、ガラス作製領域6の溶融ガラスレベル13に近い表層の溶融ガラスは、それより下層の溶融ガラスに比べて泡等が多く含まれておりかつ一部ガラス成分の蒸発のため成分的にも安定していない。したがって、従来のように表層に近い位置から溶融ガラスを取り出すと、どうしても泡等が入りやすいという問題を生じる。
本発明では、扇形状部3を上り傾斜させることによって供給パイプ1の上流側を下げて溶融ガラスの取り出し位置を従来より下げることができる。これにより、図1に示すように溶融ガラスレベル13からaだけ低い位置から溶融ガラスを取り出すことができる。この場合、aの長さは、主として溶融ガラス作製領域6における溶融ガラスの深さ(溶融ガラスレベル13の高さ)により決められるが、aの大きさとしては、通常250〜900mm程度が好ましい。供給パイプ1による溶融ガラスの取り出し位置をこの範囲すれば、溶融ガラスレベル13付近の溶融ガラスを避けて泡等が少ない良好な溶融ガラスを取り出すことができる。さらに、供給パイプ1の上流側が下げられるため、扇形状部3に所望の上り傾斜を形成することができる。一般にフロートバスに供給される溶融ガラスの粘度は、103.5〜10dPa・s程度と高いため、供給パイプ1で移送中の溶融ガラスに発生した泡(ガス)が浮上する際に抵抗となるが、上記扇形状部3に上り傾斜を形成できることによって、泡に働く浮力と溶融ガラスの傾斜方向の流動作用が合算されるため、泡を効率的に扇形状部3の天端側に誘導して溶融ガラスの表層に浮上させ、放出することができる。
本発明における供給パイプ1は、上記扇形状部3と該扇形状部3の上流側に設けられた導入管部とで形成される。本例の供給パイプ1は、扇形状部3を水平方向に配設された円筒管2に接続して形成されている。すなわち、上流端が溶融ガラス作製領域6に接続された円筒管2の下流端に扇形状部3を接続し、溶融ガラス作製領域6の溶融ガラスを円筒管2で取り出して扇形状部3に導入し、該扇形状部3(供給パイプ1)の開口部16から溶融ガラス供給部5に送出する。したがって、円筒管2との接続部である扇形状部3の上流端の断面形状は、円筒管2に対応して円形であるが、そこから先の断面形状は扇形状部3の偏平化に伴って漸次高さhが減少して楕円状に変化し、開口部16では基本形状が長辺が水平方向に長い長方形状または長軸が水平方向に延びる横長の楕円形状をなしている。特に、断面形状が長方形状の開口部は、横幅(長辺の長さ)を溶融ガラス供給部5の幅(図1で紙面と垂直方向の幅)にほぼ合わせることによって、溶融ガラスを溶融ガラス供給部5に幅が溶融ガラス供給部5の幅とほぼ同じで厚さが水平方向にほぼ一定の溶融ガラス流として送出できる点で好ましい。
上記供給パイプ1をこのように扇形状部3と本例の円筒管2のような導入管部とで形成すると、次のような利点が得られる。すなわち、導入管部の長さを変えることによって供給パイプ1の長さを溶融ガラス作製領域6と溶融ガラス供給部5との間隔に容易に合わせることができる。また、導入管部をほぼ水平方向に配置することにより、溶融ガラス作製領域6から溶融ガラスを円滑に取り出しでき、さらに必要に応じて該導入管部に例えば攪拌装置を付設できる。なお、本例では上記導入管部として円筒管2を使用し、該円筒管を水平方向に配置しているが、導入管部としては例えば断面形状が楕円形状または矩形状の管状体であってもよい。また、導入管部は必ずしも水平方向に配置する必要はなく、溶融ガラスの流動方向に僅かに上り傾斜していてもよい。なお、断面形状が楕円形状または矩形状の導入管部の場合には、該導入管部に接続される扇形状部3の上流端の断面形状も導入管部に合わせて楕円形状または矩形状となる。
上記扇形状部3において、開口部16の断面積は円筒管2との接続部である上流端の断面積とほぼ同一であることが好ましい。具体的には、扇形状部3の上流端の断面積(M)と下流端(開口部16)の断面積(M)の比(M/M)が0.7〜1.3であることが好ましい。(M/M)が0.8〜1.2であればより好ましく、0.9〜1.1であればさらに好ましく、0.95〜1.05であれば特に好ましい。扇形状部3の上流端と下流端の断面積をこのように設定することにより、円筒管2から送られてくる溶融ガラスを停滞させることなく開口部16から常に安定して溶融ガラス供給部5に送出できる。そして、扇形状部3の溶融ガラスの移送方向と直交する方向における断面積は、断面形状が前記したように例えば円形状から長方形状または楕円形状に漸次変化しても、実質的に変わらずM、Mと同じである。
また、供給パイプ1の扇形状部3の開口部16に近い下流端部分には、水平状の平坦部4を設けることが好ましい。扇形状部3は上り傾斜角度を有しているため、扇形状部3中の溶融ガラスは開口部16からほぼこの傾斜角度で溶融ガラス供給部5に送出される。そのため、扇形状部3の下流端部分に平坦部4が設けられていない場合には、溶融ガラスはそのまま上向き溶融ガラス流として開口部16から溶融ガラス供給部5に送出された後、開口部16に対向して設置されている後述のツィール8に衝合し、該ツィール面ではね返って上向きに方向を変えるため、溶融ガラス供給部5における溶融ガラスに乱れを発生させるおそれが生じる。しかし、扇形状部3(供給パイプ1)の開口部分に平坦部4が設けられていると、該平坦部4で溶融ガラスの流動方向を水平方向に変えるとともに、溶融ガラスを整流させて溶融ガラス供給部5に送出できるため乱れが生じないようにできる。この場合、扇形状部3の出口においてこの整流を確実に行うため、平坦部4は一定の長さxを有し、かつその断面形状および断面積は溶融ガラスの移送方向において同一であることが好ましい。上記xは、扇形状部3の大きさや傾斜角度などにより変わり限定されないが、約50〜200mm程度が好ましい。
本発明の溶融ガラス供給部5において、供給パイプ1(扇形状部3)の開口部16は、溶融ガラスレベル13に対し次の関係であることが好ましい。扇形状部3の開口部16の上面から溶融ガラスレベル13までの高さbは、5〜500mmが好ましい。さらに、5〜450mmであることが、より好ましい。bが5mmより小さいと、表面で異質化した素地が溶融ガラスの主流に混入することとなり、bが約500mmを超えると、この部分の溶融ガラスの温度を維持するのが困難になるので好ましくない。また、開口部16の下面(リップタイル9の上面)から溶融ガラスレベル13までの高さcは、100〜600mmが好ましく、より好ましくは350〜550mmである。cは最小限100mmを確保することが、ツィールによる溶融ガラスの流量制御の点で好ましく、cが600mmを超えると、ツィールによる溶融ガラスの流量制御が難しくなるおそれが生じる。
次に、扇形状部3の上り傾斜角度および左右方向の広がり角度について説明する。本発明では、扇形状部3の上り傾斜角度を扇形状部3の天端14の傾斜角度θによって規定する。ここで、扇形状部3の天端14は、図2に示すように扇形状部3の平面視において溶融ガラスの移送方向の中心線15が位置する扇形状部3の溶融ガラス流路の頂上部分で、本例のように扇形状部3の下流端部分に平坦部4が設けられている場合には、該平坦部4を除く領域における溶融ガラス流路の頂上部分である。なお、扇形状部3の上り傾斜角度を扇形状部3の天端14の傾斜角度θによって規定する理由としては、扇形状部3の高さhが溶融ガラスの移送方向において逓減しているため、扇形状部3の傾斜角度が上面と下面とで異なり、何らかの基準を選定する必要があること、および溶融ガラスを溶融ガラス供給部5に送出する際に溶融ガラス流の上限を規制する上面の役割りが大きいことなどが挙げられる。
本発明において、扇形状部3の天端14の傾斜角度θは水平方向に対して2〜30度が好ましく、2〜20度がより好ましく、2〜7度がさらに好ましい。θが2度より小さいと、扇形状部3の上流端(円筒管2との接続部)の位置を溶融ガラス供給部5および溶融ガラスレベル13に対して十分に下げられなくなるため、泡等が多くかつガラス成分の蒸発により成分的にも安定していない表層部の溶融ガラスを避けて良好な溶融ガラスを取り出すことができなくなるおそれが生じる。また、θが30度を超えると、供給パイプ1による溶融ガラスの取り出し位置が低くなりすぎ、溶融ガラスを溶融ガラス作製領域の適切な位置から取り出せなくなるばかりでなく、供給パイプ1が急激な傾斜になるため溶融ガラスを円滑に移送することが困難になる。
一方、扇形状部3の左右方向の広がり角度θは、10〜45度が好ましい。θが10度より小さいと、特に本例のように扇形状部3の上流端が円形の場合には、該上流端の横幅が円筒管2の径に対応して比較的小さいため、扇形状部3(供給パイプ1)の開口部16における広がりが十分に得られなくなり、開口部16の横幅を溶融ガラス供給部5の横幅に適合させることが困難になる。また、θが45度より大きくなると、円筒管2から送られてきた溶融ガラスが扇形状部3の上流端において横方向に急激に広がるため、方向変化が大きい両端の溶融ガラス流に遅れが生じ、溶融ガラスを一様に移送できなくなる。このような点からθは15〜20度がより好ましい。
本発明において供給パイプ1の材質としては、耐熱性と溶融ガラスに対する耐蝕性が大きい白金または白金合金(例えば白金―ロジウム合金)、あるいは白金または白金合金で被覆された材料が好ましい。白金または白金合金は、この種の用途として優れた実績を有しており、特にLCD用ガラス基板のように成形温度の高い溶融ガラスに対して好適する。白金または白金合金で被覆された材料としては、レンガなどの耐熱部材の内面を白金または白金合金で被覆したものが例示される。
また、図示はしないが、これらの材料で形成された供給パイプ1の導入管部および/または扇形状部は、通電で均一に加熱されることが好ましい。通電加熱は、白金または白金合金に直接通電することにより、または白金または白金合金で被覆された材料が導電性材料のときは、該材料に通電して行なうことができる。供給パイプ1に溶融ガラス作製領域6から取り出された高温の溶融ガラスは、溶融ガラス供給部5に移送されるまでの間、周囲空気から完全に遮蔽されるため空気との接触による冷却が防止できるとともに、上記供給パイプ1の通電加熱によって実質的に均一な温度に保持され、成形に適する温度で溶融ガラス供給部5に移送される。
本発明において、溶融ガラス供給部5には、ツィール8が供給パイプ1(扇形状部3)の開口部16に対向して設けられている。このツィール8は、扇形状部3の開口部16の横幅および溶融ガラス供給部5の幅(図1において紙面と垂直方向の幅)とほぼ同一の幅を有する耐熱部材を、扇形状部3の開口部16に対向して昇降可能に設置してなり、上下動させて高さを変えることによってフロートバス10に供給する溶融ガラス量を調節でき、また溶融ガラス供給部5に送られてきた溶融ガラスを上方から制御することによって、厚さが横方向に一定の薄層の溶融ガラス層としてフロートバス10へ供給する。また、最下位置に下げることによってフロートバスへの溶融ガラスの供給を停止させることができる。
上記ツィール8を供給パイプ1(扇形状部3)の開口部16に対向して設ける場合、該ツィール8と開口部16との間隙dは、0〜30mmが好ましく、0〜20mmがより好ましい。ここで間隙dが0mmであるのは、ツィール8をできるだけ扇形状部3の開口部16に近接して設けることを意味する。供給パイプ1で密閉されて溶融ガラス供給部5に移送されてきた溶融ガラスが、該溶融ガラス供給部5において周囲空気に触れるのを回避するために、間隙dは可及的に小さいことが好ましい。溶融ガラス供給部5の溶融ガラスは、該間隙dにおいて自由表面を形成するため、この間隙dが大きいと、周囲空気と接触する面積が増大することによって冷却されたり、あるいは一部ガラス成分の蒸発を招くからである。間隙dが30mmより大きくなると、このような弊害が顕著になるので好ましくない。
本発明の一実施形態において、上記ツィール8はシリカガラスセラミック(溶融シリカ)などの耐熱部材で作製された主要部を白金または白金合金で被覆して形成することができる。そして、前記した供給パイプ1と同様に該白金または白金合金に通電し加熱することによって、溶融ガラス供給部5に移送されてきた溶融ガラスを所定の温度に保持する。このツィール8および供給パイプ1の通電加熱は、公知の方法で適宜行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。図3は、本発明の扇形状部3の他の実施形態を示す概略縦断面図である。この扇形状部3は、開口部16に向かって全体的に上り傾斜している基本形体は図1の扇形状部3と同じであるが、図3に示すように溶融ガラスの流路が溶融ガラスの移送方向において上側に僅かに凸状に湾曲している点で相違しており、当然に扇形状部3の天端14も同様に湾曲している。扇形状部3がこのように湾曲していても、図1の扇形状部3と基本形体が同じであるので同様の機能が得られる。なお、このように湾曲している扇形状部3の天端14の傾斜角度θは、漏斗状広がり部17の水平方向に対する角度(すなわち、湾曲している部分の両端を結ぶ直線の水平方向に対する角度)として定めることができる。
本出願を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2009年11月16日出願の日本特許出願(特願2009-261362)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明は、フロートガラス製造装置の溶融ガラス供給装置として利用でき、特に成形温度が高く、蒸発しやすいガラス成分を含む溶融ガラスをフロートバスに供給するのに好適する。
1、18:供給パイプ
2:円筒管
3:扇形状部
4:平坦部
5:溶融ガラス供給部
6:溶融ガラス作製領域
7:フロートガラス成形装置
8:ツィール
9:リップタイル
10、22:フロートバス
11:溶融スズ
12:フロートガラス
13:溶融ガラスレベル
14:天端
15:中心線
16:開口部
17:漏斗状広がり部

Claims (12)

  1. 溶融ガラスをガラス作製領域からフロートバスの溶融ガラス供給部に移送するための供給パイプと、
    前記フロートバスの前記溶融ガラス供給部に前記供給パイプの開口部に対向して設けられ前記フロートバスへの溶融ガラス供給量を調節するためのツィールとを備え、
    前記供給パイプの前記開口部は前記ガラス作製領域の溶融ガラスレベルよりも低い位置に配置され、
    前記供給パイプは先端の前記開口部に向かって所定の角度で左右方向に広がる扇形状部を有しており、該扇形状部は前記開口部に向って断面形状が漸次偏平化しかつ上方に傾斜していることを特徴とする溶融ガラスの供給装置。
  2. 前記扇形状部の上流端の断面形状が円形または楕円形状であることを特徴とする請求項1に記載の溶融ガラスの供給装置。
  3. 前記扇形状部の下流端の断面形状が長方形状または楕円形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の溶融ガラスの供給装置。
  4. 前記供給パイプが導入管部を備え、前記扇形状部の上流端が該導入管部に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  5. 前記扇形状部の下流端部分に水平状の平坦部を設けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  6. 前記扇形状部の上流端の断面積と下流端の断面積の比が0.7〜1.3であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  7. 前記供給パイプの前記開口部と前記ツィールとの間隙が0〜30mmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  8. 前記扇形状部の天端の上り傾斜角度が、2〜30度であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  9. 前記扇形状部の左右方向の広がり角度が、10〜45度であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  10. 前記供給パイプが通電加熱によって一定の温度に保持されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  11. 前記供給パイプが白金または白金合金からなることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
  12. 前記供給パイプが白金または白金合金で被覆された材料からなることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の溶融ガラスの供給装置。
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