JP3224243B2 - フロートバスリボン幅制御方法および装置 - Google Patents
フロートバスリボン幅制御方法および装置Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B18/00—Shaping glass in contact with the surface of a liquid
- C03B18/02—Forming sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B18/00—Shaping glass in contact with the surface of a liquid
- C03B18/02—Forming sheets
- C03B18/04—Changing or regulating the dimensions of the molten glass ribbon
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S65/13—Computer control
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロートバスリボン
幅を制御する方法および装置、特にファジィ制御を利用
したフロートバスリボン幅制御方法および装置に関する
ものである。
幅を制御する方法および装置、特にファジィ制御を利用
したフロートバスリボン幅制御方法および装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建築窓ガラスあるいは自動車窓ガラス用
透明板ガラスは、現在殆どフロート製法により生産され
ている。フロートガラス製造工程は、図1に示すよう
に、原料を溶解し均一なガラス素地にする溶解窯10、
ガラスを板状に成形するフロートバス12、成形された
板ガラスを徐冷する徐冷窯14、切断しパッキングする
切断部16で構成される。
透明板ガラスは、現在殆どフロート製法により生産され
ている。フロートガラス製造工程は、図1に示すよう
に、原料を溶解し均一なガラス素地にする溶解窯10、
ガラスを板状に成形するフロートバス12、成形された
板ガラスを徐冷する徐冷窯14、切断しパッキングする
切断部16で構成される。
【0003】フロート製法は、例えば錫のような溶融金
属13の上に溶けたガラス素地11を浮かし、均一な厚
みの板ガラスを製造する方法であり、1952年英国の
アラスティア・ピルキントンにより発明された。
属13の上に溶けたガラス素地11を浮かし、均一な厚
みの板ガラスを製造する方法であり、1952年英国の
アラスティア・ピルキントンにより発明された。
【0004】フロート製法により生産されるフロート板
ガラスは、例えば珪砂72%,ソーダ14%を主成分と
したソーダライムガラスである。溶解窯10で溶解され
たガラス素地を流量制御しながら錫バス12上に流し込
むと、ガラス素地は溶けた錫面上を広がっていき、ガラ
スと錫と雰囲気ガス(N2 ガス+H2 ガス)との各界面
での表面張力、ガラス,錫の浮力、自重がバランスする
ところで、約7mmの平衡厚みのガラスリボン15とな
る。この平衡厚みのリボンを製板に適した温度(800
℃〜900℃)に維持して、歪が生じないようにゆっく
り引き伸ばし所定の厚み、幅にする。
ガラスは、例えば珪砂72%,ソーダ14%を主成分と
したソーダライムガラスである。溶解窯10で溶解され
たガラス素地を流量制御しながら錫バス12上に流し込
むと、ガラス素地は溶けた錫面上を広がっていき、ガラ
スと錫と雰囲気ガス(N2 ガス+H2 ガス)との各界面
での表面張力、ガラス,錫の浮力、自重がバランスする
ところで、約7mmの平衡厚みのガラスリボン15とな
る。この平衡厚みのリボンを製板に適した温度(800
℃〜900℃)に維持して、歪が生じないようにゆっく
り引き伸ばし所定の厚み、幅にする。
【0005】このようにフロート製法は、次の5ステッ
プに分けられる。
プに分けられる。
【0006】窯からガラス素地をバスに流入させる ……流入コントロール域(Spout) ガラス素地を錫上で均一な厚味にする ……均一化域(Hot end) 製板温度に維持しながら厚味成形する ……成型域(Forming zone) 成型後のガラスリボンを冷却する ……冷却域(Cooling end) ガラスリボンを錫バスから引出す ……リフトアウト域(Lift out) 以上のようなステップで、0.7mm〜20.0mmの
フロート板ガラスが製板される。
フロート板ガラスが製板される。
【0007】図2のフロートバス12の断面図、図3の
フロートバス平面図、図4のツィール部断面図に示すよ
うに、キャナル18は、窯10からガラス素地11をバ
ス12に流入させる水路(キャナル)で、幅は狭く、深
さも浅くなっていて、窯10の中央部のガラス素地をバ
ス12に導入する構造となっている。このキャナル部
に、ツィール20が設けられている。ツィールは、窯1
0からフロートバス12へのガラス素地11の流量制御
と、フロートバス雰囲気とのシールの目的で使用する耐
火物ダンパーであり、フロートバス計器室から遠隔で上
下操作できる。オペレータは、フロートバス入口部,ホ
ットエンドのガラスリボンエンドを左右のITVカメラ
22,24で監視し、ホットエンドのガラスリボン幅が
一定となるようなツィール20を上下操作している。
フロートバス平面図、図4のツィール部断面図に示すよ
うに、キャナル18は、窯10からガラス素地11をバ
ス12に流入させる水路(キャナル)で、幅は狭く、深
さも浅くなっていて、窯10の中央部のガラス素地をバ
ス12に導入する構造となっている。このキャナル部
に、ツィール20が設けられている。ツィールは、窯1
0からフロートバス12へのガラス素地11の流量制御
と、フロートバス雰囲気とのシールの目的で使用する耐
火物ダンパーであり、フロートバス計器室から遠隔で上
下操作できる。オペレータは、フロートバス入口部,ホ
ットエンドのガラスリボンエンドを左右のITVカメラ
22,24で監視し、ホットエンドのガラスリボン幅が
一定となるようなツィール20を上下操作している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術に
よれば、ツィールの上下操作を制御する装置がないた
め、常時人間がリボン幅を見て、ツィールをアップ・ダ
ウンしないとリボン幅を制御できないという問題点があ
る。この発明の目的は、ファジィ制御を利用して、人間
の視覚および判断機能を画像処理,ファジィ制御に置き
換えて、ツィールの上下操作を自動化することにある。
よれば、ツィールの上下操作を制御する装置がないた
め、常時人間がリボン幅を見て、ツィールをアップ・ダ
ウンしないとリボン幅を制御できないという問題点があ
る。この発明の目的は、ファジィ制御を利用して、人間
の視覚および判断機能を画像処理,ファジィ制御に置き
換えて、ツィールの上下操作を自動化することにある。
【0009】この発明の他の目的は、ファジィ制御を利
用したフロートバスリボン幅制御方法を提供することに
ある。
用したフロートバスリボン幅制御方法を提供することに
ある。
【0010】この発明のさらに他の目的は、ファジィ制
御を利用したフロートバスリボン幅制御装置を提供する
ことにある。
御を利用したフロートバスリボン幅制御装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】ツィールを操作する場合
の基本は『ツィールをアップさせると、ガラスの流量は
増加し、ダウンさせるとガラスの流量は絞られるから、
頻繁にツィールをアップ・ダウンさせることはガラスの
流量を変動させ、かえって操業をむずかしくさせる。』
であり、できるだけツィールを操作しないようにするの
が、『こつ』である。本発明のツィール制御において
も、できるだけツィールをアップ・ダウンさせること無
く、しかもリボンエッジが振動すること無く安定状態を
維持できることを目標とした。
の基本は『ツィールをアップさせると、ガラスの流量は
増加し、ダウンさせるとガラスの流量は絞られるから、
頻繁にツィールをアップ・ダウンさせることはガラスの
流量を変動させ、かえって操業をむずかしくさせる。』
であり、できるだけツィールを操作しないようにするの
が、『こつ』である。本発明のツィール制御において
も、できるだけツィールをアップ・ダウンさせること無
く、しかもリボンエッジが振動すること無く安定状態を
維持できることを目標とした。
【0012】本発明におけるファジィ推論でのルール設
定の考え方を説明する。 (1)ツィールをダウンさせることに関して、ツィール
をダウンさせる状況として全幅が出ていることが必要で
ある。Aサイド幅が出てきたとき、Cサイド幅の状態を
チェックする制御変数を設定した。それを負状態(S
A)と正状態(LA)とに分け、Cサイドが負状態なら
ホットエンドはうねっていると判断しツィール操作をひ
かえる。実際はAサイド幅のルールは適用されず、Cサ
イド幅のルールのみ適用される(負状態のルールが優先
される)。
定の考え方を説明する。 (1)ツィールをダウンさせることに関して、ツィール
をダウンさせる状況として全幅が出ていることが必要で
ある。Aサイド幅が出てきたとき、Cサイド幅の状態を
チェックする制御変数を設定した。それを負状態(S
A)と正状態(LA)とに分け、Cサイドが負状態なら
ホットエンドはうねっていると判断しツィール操作をひ
かえる。実際はAサイド幅のルールは適用されず、Cサ
イド幅のルールのみ適用される(負状態のルールが優先
される)。
【0013】Aサイド幅が出てきたとき、Cサイド幅の
状態が正状態(LA)であれば、全幅が出ていると判断
しAサイド,Cサイドともルールが適用される。言い換
えると、Aサイド幅,Cサイド幅のどちらか一方が負状
態(SA)なら、ツィールをダウンさせることはしな
い。
状態が正状態(LA)であれば、全幅が出ていると判断
しAサイド,Cサイドともルールが適用される。言い換
えると、Aサイド幅,Cサイド幅のどちらか一方が負状
態(SA)なら、ツィールをダウンさせることはしな
い。
【0014】NS(Negative Small)に
ついては、全幅をチェックし、全幅が大ならルールを適
用させる。NM(Negative Medium)に
ついては、全幅とは無関係にルールを適用させる。 (2)ツィールをアップさせることに関して、Aサイド
幅,Cサイド幅少なくともどちらかが負状態のときには
全幅もチェックし全幅が小(SA)ならツィールをアッ
プさせる。全幅が小(SA)にならなければツィール操
作をひかえる。
ついては、全幅をチェックし、全幅が大ならルールを適
用させる。NM(Negative Medium)に
ついては、全幅とは無関係にルールを適用させる。 (2)ツィールをアップさせることに関して、Aサイド
幅,Cサイド幅少なくともどちらかが負状態のときには
全幅もチェックし全幅が小(SA)ならツィールをアッ
プさせる。全幅が小(SA)にならなければツィール操
作をひかえる。
【0015】PS(Positive Small)に
ついては、全幅をチェックし、全幅が小ならルールを適
用させる。PM(Positive Medium)に
ついては、全幅をチェックする場合と、全幅とは無関係
にルールを適用させる場合がある。 (3)幅変化率については、結局現在の幅偏差がどちら
から(プラス・マイナス)近づいたかを判断する目安と
し、アップ・ダウンの誤判断を防止させる。
ついては、全幅をチェックし、全幅が小ならルールを適
用させる。PM(Positive Medium)に
ついては、全幅をチェックする場合と、全幅とは無関係
にルールを適用させる場合がある。 (3)幅変化率については、結局現在の幅偏差がどちら
から(プラス・マイナス)近づいたかを判断する目安と
し、アップ・ダウンの誤判断を防止させる。
【0016】以上の考え方に基づき、この発明は、溶解
窯からフロートバスへのガラス素地の流量を調節するツ
ィールを上下駆動し、フロートバスのホットエンドでの
ガラスリボン幅が一定となるように制御するフロートバ
スリボン幅制御方法において、ツィールの制御量を、所
定の制御変数からファジィ推論により求めることを特徴
とする。
窯からフロートバスへのガラス素地の流量を調節するツ
ィールを上下駆動し、フロートバスのホットエンドでの
ガラスリボン幅が一定となるように制御するフロートバ
スリボン幅制御方法において、ツィールの制御量を、所
定の制御変数からファジィ推論により求めることを特徴
とする。
【0017】さらに、この発明は、溶解窯からのフロー
トバスへのガラス素地の流量を調節するツィール上下駆
動し、フロートバスのホット演算でのガラスリボン幅が
一定となるように制御するフロートバスリボン幅制御装
置において、ツィールの操作量を、所定の制御変数から
ファジィ推論により求めるファジィ推論手段を有するこ
とを特徴とする。
トバスへのガラス素地の流量を調節するツィール上下駆
動し、フロートバスのホット演算でのガラスリボン幅が
一定となるように制御するフロートバスリボン幅制御装
置において、ツィールの操作量を、所定の制御変数から
ファジィ推論により求めるファジィ推論手段を有するこ
とを特徴とする。
【0018】
【実施例】図5は、フロートバスリボン幅制御方法を実
施する装置の一例を示す図である。
施する装置の一例を示す図である。
【0019】ホットエンドのリボン幅を監視するITV
カメラ22(Aサイド)およびITVカメラ24(Cサ
イド)は画像処理器(画像処理ボード)30に接続さ
れ、この画像処理器にはAサイドおよびCサイド用のモ
ニタテレビ32,34が接続されている。
カメラ22(Aサイド)およびITVカメラ24(Cサ
イド)は画像処理器(画像処理ボード)30に接続さ
れ、この画像処理器にはAサイドおよびCサイド用のモ
ニタテレビ32,34が接続されている。
【0020】ツィール20はツィール駆動モータ36に
より、上下操作され、モータ36はツィール・コントロ
ーラ38により制御される。キャナル18には、キャナ
ル温度を検出する検出器21が設けられ、このキャナル
温度検出器は温度変換器23に接続され、温度変換器は
A/D変換器25に接続されている。
より、上下操作され、モータ36はツィール・コントロ
ーラ38により制御される。キャナル18には、キャナ
ル温度を検出する検出器21が設けられ、このキャナル
温度検出器は温度変換器23に接続され、温度変換器は
A/D変換器25に接続されている。
【0021】A/D変換器25,画像処理器30,ツィ
ール・コントローラ38は、I/Oバス40に接続さ
れ、このI/Oバスには、ファジィ演算器(ファジィボ
ード)42,メインCPU44,メモリ46がそれぞれ
接続されている。
ール・コントローラ38は、I/Oバス40に接続さ
れ、このI/Oバスには、ファジィ演算器(ファジィボ
ード)42,メインCPU44,メモリ46がそれぞれ
接続されている。
【0022】CPU44には、オペレータによりリボン
エッジの監視場所と制御すべきリボン目標位置がセット
される。
エッジの監視場所と制御すべきリボン目標位置がセット
される。
【0023】ファジィ演算器42は、以下に示す10個
のツィール制御変数によりファジィ演算を行い、CPU
44は演算結果に基づいてツィール駆動モータ36を操
作する。
のツィール制御変数によりファジィ演算を行い、CPU
44は演算結果に基づいてツィール駆動モータ36を操
作する。
【0024】ファジィ演算におけるメンバーシップ関数
およびルールの一例について説明する。これらメンバー
シップ関数およびルールは、オペレータの経験的ルール
によって作られている。ルールを、IF・・・,THE
N・・・の形で表現した場合、IFの部分は前件部(条
件部)、THENの部分は後件部(結論部)と称され
る。
およびルールの一例について説明する。これらメンバー
シップ関数およびルールは、オペレータの経験的ルール
によって作られている。ルールを、IF・・・,THE
N・・・の形で表現した場合、IFの部分は前件部(条
件部)、THENの部分は後件部(結論部)と称され
る。
【0025】制御変数を、 X1:Aサイド幅偏差(Aサイドでの目標位置と実際の
リボン位置との偏差) X2:Aサイド幅変化率(一次回帰に依る推定変化率/
分) X3:Cサイド幅偏差(Cサイドでの目標位置と実際の
リボン位置との偏差) X4:Cサイド幅変化率(一次回帰に依る推定変化率/
分) X5:キャナル温度変化率(一次回帰に依る推定変化率
/分) X6:ツィール操作後の経過時間 X7:溶解窯の交換信号後の経過時間 X8:Aサイド幅チェック X9:Cサイド幅チェック X10:全幅 前件部のメンバーシップ関数を、SA(Small),
M2(Mediun2),M3(Medium 3),
M4(Medium 4),LA(Large)のグレ
ードで表し、後件部のメンバーシップ関数を、NB(N
egative Big),NM(Negative
Medium),NS(NegativeSmal
l),Z0(Approximately Zer
o),PS(Positive Small),PM
(Positive Medium),PB(Posi
tive Big)のグレードで表した場合、ルール
(総計43ルール)は、以下の通りである。 (1)IF X6=SA→ Z0 (2)IF X6=LA & 下表
リボン位置との偏差) X2:Aサイド幅変化率(一次回帰に依る推定変化率/
分) X3:Cサイド幅偏差(Cサイドでの目標位置と実際の
リボン位置との偏差) X4:Cサイド幅変化率(一次回帰に依る推定変化率/
分) X5:キャナル温度変化率(一次回帰に依る推定変化率
/分) X6:ツィール操作後の経過時間 X7:溶解窯の交換信号後の経過時間 X8:Aサイド幅チェック X9:Cサイド幅チェック X10:全幅 前件部のメンバーシップ関数を、SA(Small),
M2(Mediun2),M3(Medium 3),
M4(Medium 4),LA(Large)のグレ
ードで表し、後件部のメンバーシップ関数を、NB(N
egative Big),NM(Negative
Medium),NS(NegativeSmal
l),Z0(Approximately Zer
o),PS(Positive Small),PM
(Positive Medium),PB(Posi
tive Big)のグレードで表した場合、ルール
(総計43ルール)は、以下の通りである。 (1)IF X6=SA→ Z0 (2)IF X6=LA & 下表
【0026】
【表1】
【0027】(28)IF X5=SA& X1=M3&X2=M2&X9=SA → PS (29)IF X5=LA& X1=M3&X2=M4&X9=LA → NS (30)IF X5=SA& X3=M3&X4=M2&X8=SA → PS (31)IF X5=LA& X3=M3&X4=M4&X8=LA → NS ルールを分かりやすくするため、具体的に表現に代えた
ルール一覧表(表2,表3,表4)を以下に示す。
ルール一覧表(表2,表3,表4)を以下に示す。
【0028】ルール(1)〜(5)については、SA,
M2,M3,M4,LAを具体的表現として、 SA:マイナス M2:ややマイナス M3:適 M
4:やや大 LA:大で表す。
M2,M3,M4,LAを具体的表現として、 SA:マイナス M2:ややマイナス M3:適 M
4:やや大 LA:大で表す。
【0029】ルール(8),(9)については、SA,
LAを具体的表現として、 SA:負状態 LA:正状態 で表す。
LAを具体的表現として、 SA:負状態 LA:正状態 で表す。
【0030】ルール(10)については、SA,LAを
具体的表現として、 SA:小 LA:大 で表す。
具体的表現として、 SA:小 LA:大 で表す。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】ルール前件部のX1,X3:Aサイド(C
サイド)幅偏差のメンバーシップ関数を図6(a)に、
ルール前件部のX2,X4:Aサイド幅(Cサイド幅)
変化率のメンバーシップ関数を図6(b)に、ルール前
件部のX5:キャナル温度変化率のメンバーシップ関数
を図6(c)に、ルール前件部のX6:ツィール操作後
の経過時間のメンバーシップ関数を図6(d)に、ルー
ル前件部X8,X9:Aサイド幅(Cサイド幅)チェッ
クのメンバーシップ関数を図6(e)に、ルール前件部
X10:全幅のメンバーシップ関数を図6(f)に示
す。また、ルール後件部のツィール制御量のメンバーシ
ップ関数を図6(g)に示す。ツィール制御量は、各ル
ールで得られた後件部の三角形の面積を総和し、その重
心の位置が後件部のどのグレードに相当するかで決める
(min−max合成法)。図6(g)のΔMVは重心
位置を示している。
サイド)幅偏差のメンバーシップ関数を図6(a)に、
ルール前件部のX2,X4:Aサイド幅(Cサイド幅)
変化率のメンバーシップ関数を図6(b)に、ルール前
件部のX5:キャナル温度変化率のメンバーシップ関数
を図6(c)に、ルール前件部のX6:ツィール操作後
の経過時間のメンバーシップ関数を図6(d)に、ルー
ル前件部X8,X9:Aサイド幅(Cサイド幅)チェッ
クのメンバーシップ関数を図6(e)に、ルール前件部
X10:全幅のメンバーシップ関数を図6(f)に示
す。また、ルール後件部のツィール制御量のメンバーシ
ップ関数を図6(g)に示す。ツィール制御量は、各ル
ールで得られた後件部の三角形の面積を総和し、その重
心の位置が後件部のどのグレードに相当するかで決める
(min−max合成法)。図6(g)のΔMVは重心
位置を示している。
【0035】以上のような構成のフロートバスリボン幅
制御装置において、ファジィ演算器42には、前述した
メンバーシップ関数およびルール(1)〜(43)が設
定されており、制御変数X1〜X10からツィール制御
量を推論し、推論結果をCPU44へ送る。
制御装置において、ファジィ演算器42には、前述した
メンバーシップ関数およびルール(1)〜(43)が設
定されており、制御変数X1〜X10からツィール制御
量を推論し、推論結果をCPU44へ送る。
【0036】以下、動作を詳細に説明する。CPU44
には、操作者によりリボンエッジの監視場所と制御すべ
きリボン目標位置がセットされる。
には、操作者によりリボンエッジの監視場所と制御すべ
きリボン目標位置がセットされる。
【0037】バスホットエンドの両サイドのITVカメ
ラ22,24により、ガラスリボンエッジを監視し、画
像処理器30によりエッジ処理を行い、リボンエッジを
検出し、I/Oバス40を介して、CPU44へ送る。
ラ22,24により、ガラスリボンエッジを監視し、画
像処理器30によりエッジ処理を行い、リボンエッジを
検出し、I/Oバス40を介して、CPU44へ送る。
【0038】一方、キャナル温度検出器21により検出
されたキャナル温度(1000〜1300℃)は、温度
変換器54で直流電圧に変換され、A/D変換器52は
これをデジタル値に変換し、I/Oバス40を介してC
PU44に送る。
されたキャナル温度(1000〜1300℃)は、温度
変換器54で直流電圧に変換され、A/D変換器52は
これをデジタル値に変換し、I/Oバス40を介してC
PU44に送る。
【0039】CPU44では、Aサイド幅偏差X1,A
サイド幅変化率X2,Cサイド幅偏差X3,Cサイド幅
変化率X4,キャナル温度変化率X5,ツィール操作後
の経過時間X6,交換信号後の経過時間X7,Aサイド
幅チェックX8,Cサイド幅チェックX9,全幅X10
を求め、制御変数としてファジィ演算器42に入力す
る。ファジィ演算器では、予め設定されているメンバー
シップ関数およびルール(1)〜(43)により、制御
量をファジィ推論する。ファジィ推論は、前述したよう
にmin−max合成法により行い、出力変換し、ツィ
ール上下の指令をCPU44に出力する。CPUは、推
論結果に基づいてツィール駆動モータ36を操作する。
このようにファジィ推論はファジィ演算器42が行うの
で、メインCPU44は、ファジィ推論の演算から解放
され、負荷はかからない。
サイド幅変化率X2,Cサイド幅偏差X3,Cサイド幅
変化率X4,キャナル温度変化率X5,ツィール操作後
の経過時間X6,交換信号後の経過時間X7,Aサイド
幅チェックX8,Cサイド幅チェックX9,全幅X10
を求め、制御変数としてファジィ演算器42に入力す
る。ファジィ演算器では、予め設定されているメンバー
シップ関数およびルール(1)〜(43)により、制御
量をファジィ推論する。ファジィ推論は、前述したよう
にmin−max合成法により行い、出力変換し、ツィ
ール上下の指令をCPU44に出力する。CPUは、推
論結果に基づいてツィール駆動モータ36を操作する。
このようにファジィ推論はファジィ演算器42が行うの
で、メインCPU44は、ファジィ推論の演算から解放
され、負荷はかからない。
【0040】ファジィ推論による出力結果の一例を、図
6(g)のメンバーシップ関数を参照して説明する。Δ
MV(重心位置)の値によって、ツィールのアップ・ダ
ウンおよびその回数が定まる。 −1 ≦ ΔMV < −5/6 :ツィール3回アップ −5/6 ≦ ΔMV < −3/6 :ツィール2回アップ −3/6 ≦ ΔMV < −1/6 :ツィール1回アップ −1/6 ≦ ΔMV < 1/6 :何もしない 1/6 ≦ ΔMV < 3/6 :ツィール1回ダウン 3/6 ≦ ΔMV < 5/6 :ツィール2回ダウン 5/6 ≦ ΔMV ≦ 1 :ツィール3回ダウン 図7に、この実施例によるフロートバスリボン幅制御の
結果を示す。厚み6.0mm,キャナル温度1116℃
で、ツィール操作は、downが2回、upが2回であ
った。幅広がりは、片側+0.6インチ以内で管理で
き、幅狭は、片側−0.4インチ以内で管理できた。ま
た20分以上ツィールを操作しない大安定状態を作り出
せた。
6(g)のメンバーシップ関数を参照して説明する。Δ
MV(重心位置)の値によって、ツィールのアップ・ダ
ウンおよびその回数が定まる。 −1 ≦ ΔMV < −5/6 :ツィール3回アップ −5/6 ≦ ΔMV < −3/6 :ツィール2回アップ −3/6 ≦ ΔMV < −1/6 :ツィール1回アップ −1/6 ≦ ΔMV < 1/6 :何もしない 1/6 ≦ ΔMV < 3/6 :ツィール1回ダウン 3/6 ≦ ΔMV < 5/6 :ツィール2回ダウン 5/6 ≦ ΔMV ≦ 1 :ツィール3回ダウン 図7に、この実施例によるフロートバスリボン幅制御の
結果を示す。厚み6.0mm,キャナル温度1116℃
で、ツィール操作は、downが2回、upが2回であ
った。幅広がりは、片側+0.6インチ以内で管理で
き、幅狭は、片側−0.4インチ以内で管理できた。ま
た20分以上ツィールを操作しない大安定状態を作り出
せた。
【0041】以上の実施例では、ファジィ演算の制御変
数として、Aサイド幅偏差,Aサイド幅変化率,Cサイ
ド幅偏差,Cサイド幅変化率,キャナル温度変化率,ツ
ィール操作後の経過時間,溶解窯の交換信号後の経過時
間,Aサイド幅チェック,Cサイド幅チェック,全幅の
10個を選定したが、本発明はこれに限るものではなく、
制御変数を増減できる。少なくともAサイド幅偏差,A
サイド幅変化率,Cサイド幅偏差,Cサイド幅変化率,
キャナル温度変化率,ツィール操作後の経過時間の制御
変数は必要である。制御変数を増やす場合は、ガラス引
上量変化率,レヤースピードなどを加えれば、さらに高
精度のキャナル温度制御が可能となる。例えば、ガラス
素地引上量が急激に増大する場合には、制御の応答時間
が短くなるので、早めに操作を行う必要があるからであ
る。
数として、Aサイド幅偏差,Aサイド幅変化率,Cサイ
ド幅偏差,Cサイド幅変化率,キャナル温度変化率,ツ
ィール操作後の経過時間,溶解窯の交換信号後の経過時
間,Aサイド幅チェック,Cサイド幅チェック,全幅の
10個を選定したが、本発明はこれに限るものではなく、
制御変数を増減できる。少なくともAサイド幅偏差,A
サイド幅変化率,Cサイド幅偏差,Cサイド幅変化率,
キャナル温度変化率,ツィール操作後の経過時間の制御
変数は必要である。制御変数を増やす場合は、ガラス引
上量変化率,レヤースピードなどを加えれば、さらに高
精度のキャナル温度制御が可能となる。例えば、ガラス
素地引上量が急激に増大する場合には、制御の応答時間
が短くなるので、早めに操作を行う必要があるからであ
る。
【0042】以上の実施例では、ファジィ演算器の数が
1個の場合を示したが、ファジィ演算を複数個設け、プ
ロセスの状態に応じて、ルールおよびまたはメンバーシ
ップ関数を個々のファジィ演算器に設定し、プロセスの
変動に応じて、ファジィ演算器の出力を選択することに
より、さらに精度を高めることが可能となる。
1個の場合を示したが、ファジィ演算を複数個設け、プ
ロセスの状態に応じて、ルールおよびまたはメンバーシ
ップ関数を個々のファジィ演算器に設定し、プロセスの
変動に応じて、ファジィ演算器の出力を選択することに
より、さらに精度を高めることが可能となる。
【0043】図8に、複数のファジィ演算器を有するフ
ロートバスリボン幅制御装置の一例を示す。この例で
は、3つのファジィ演算器50,52,54を備えてお
り、CPU44には上位のCPU70に接続されてい
る。これらファジィ演算器50,52,54は、プロセ
ス状態に応じた異なるルールおよびまたはメンバーシッ
プ関数を予めセットしておき、各ファジィ演算器では、
並列に推論する。推論出力はプロセスの状態に応じ最適
制御を達成するものを選択する。
ロートバスリボン幅制御装置の一例を示す。この例で
は、3つのファジィ演算器50,52,54を備えてお
り、CPU44には上位のCPU70に接続されてい
る。これらファジィ演算器50,52,54は、プロセ
ス状態に応じた異なるルールおよびまたはメンバーシッ
プ関数を予めセットしておき、各ファジィ演算器では、
並列に推論する。推論出力はプロセスの状態に応じ最適
制御を達成するものを選択する。
【0044】このようなマルチファジィシステムであれ
ば、ファジィボードの推論結果を選択するだけでよく、
ソフトが容易になる。
ば、ファジィボードの推論結果を選択するだけでよく、
ソフトが容易になる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、人間が手動で制御し
ていたフロート製板工程におけるリボン幅を、ファジィ
制御を利用することにより完全に自動化することが可能
となった。
ていたフロート製板工程におけるリボン幅を、ファジィ
制御を利用することにより完全に自動化することが可能
となった。
【図1】フロートガラス製造工程図である。
【図2】フロートバス断面図である。
【図3】フロートバス平面図である。
【図4】ツィール部断面図である。
【図5】フロートバスリボン幅制御装置の一実施例を示
す図である。
す図である。
【図6】図5の実施例におけるメンバーシップ関数を示
す図である。
す図である。
【図7】図5の実施例における制御結果を示すグラフで
ある。
ある。
【図8】フロートバスリボン幅制御装置の他の実施例を
示す図である。
示す図である。
20 ツィール 21 キャナル温度検出器 22,24 ITVカメラ 23 温度変換器 25 A/D変換器 30 画像処理器 32,34 監視モニタ 36 ツィール駆動モータ 38 ツィール・コントローラ 40 I/Oバス 42,50,52,54 ファジィ演算器 44 CPU 46 メモリ 70 上位CPU
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−156023(JP,A) 特開 昭48−59117(JP,A) 特開 昭46−38722(JP,A) 特開 昭46−2333(JP,A) 特公 昭50−6844(JP,B1) 特公 昭47−23553(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 18/00 - 18/22 G05B 13/02
Claims (8)
- 【請求項1】溶解窯からフロートバスへのガラス素地の
流量を調節するツィールを上下駆動し、フロートバスの
ホットエンドでのガラスリボン幅が一定となるように制
御するフロートバスリボン幅制御方法において、 ツィールの制御量を、所定の制御変数からファジィ推論
により求めることを特徴とするフロートバスリボン幅制
御方法。 - 【請求項2】前記制御変数が、ホットエンドでの、一方
のサイド幅偏差,一方のサイド幅の変化率,他方のサイ
ド幅偏差,他方のサイド幅の変化率,キャナル温度変化
率,ツィール操作後の経過時間を少なくとも含むことを
特徴とする請求項1記載のフロートバスリボン幅制御方
法。 - 【請求項3】前記制御変数が、ホットエンドでの、一方
のサイド幅偏差,一方のサイド幅の変化率,他方のサイ
ド幅偏差,他方のサイド幅の変化率,キャナル温度変化
率,ツィール操作後の経過時間,溶解窯の交換信号後の
経過時間,Aサイド幅チェック,Cサイド幅チェック,
全幅であることを特徴とする請求項1記載のフロートバ
スリボン幅制御方法。 - 【請求項4】ファジィ推論を行うファジィ演算器を複数
用意し、これらファジィ演算器におけるルールおよびま
たはメンバーシップ関数を異ならせて、プロセスの状態
に応じてファジィ演算器の出力を選択することを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載のフロートバスリボ
ン幅制御方法。 - 【請求項5】溶解窯からのフロートバスへのガラス素地
の流量を調節するツィール上下駆動し、フロートバスの
ホットエンドでのガラスリボン幅が一定となるように制
御するフロートバスリボン幅制御装置において、 ツィールの操作量を、所定の制御変数からファジィ推論
により求めるファジィ推論手段を有することを特徴とす
るフロートバスリボン幅制御装置。 - 【請求項6】前記ファジィ推論手段は、ホットエンドで
の、一方のサイド幅偏差、一方のサイド幅の変化率,他
方のサイド幅偏差,他方のサイド幅の変化率,キャナル
温度変化率,ツィール操作後の経過時間を少なくとも制
御変数として含む1つのファジィ演算器を有することを
特徴とする請求項5記載のフロートバスリボン幅制御装
置。 - 【請求項7】前記制御変数には、溶解窯の交換信号後の
経過時間,Aサイド幅のチェック,Cサイド幅のチェッ
ク,全幅をさらに含むことを特徴とする請求項6記載の
フロートバスリボン幅制御装置。 - 【請求項8】前記ファジィ推論手段は、複数のファジィ
演算器から成り、これらファジィ演算器には、異なるル
ールおよびまたはメンバーシップ関数が予め設定されて
おり、プロセスの状態に応じてファジィ演算器の出力を
選択することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記
載のフロートバスリボン幅制御装置。
Priority Applications (6)
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PCT/JP1991/001276 WO1992005120A1 (en) | 1990-09-26 | 1991-09-25 | Method and device for controlling width of ribbon for float bath |
DE69119060T DE69119060T2 (de) | 1990-09-26 | 1991-09-25 | Verfahren und vorrichtung zum regeln der breite einer flootglasscheibe |
US07/847,093 US5328495A (en) | 1990-09-26 | 1991-09-25 | Float-bath ribbon-width control method and system |
KR1019920701224A KR100215164B1 (ko) | 1990-09-26 | 1991-09-25 | 플로트-배쓰리본-폭제어 방법 및 장치 |
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JP2-256683 | 1990-09-26 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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ID=26536072
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2943045B2 (ja) * | 1994-04-22 | 1999-08-30 | 株式会社ユニシアジェックス | 多気筒内燃機関の失火診断装置 |
JP3120268B2 (ja) * | 1995-03-22 | 2000-12-25 | 株式会社ユニシアジェックス | 多気筒内燃機関の失火診断装置 |
JP3326043B2 (ja) * | 1995-05-10 | 2002-09-17 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関の燃焼状態検出装置 |
JPH09137747A (ja) * | 1995-11-15 | 1997-05-27 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関の失火診断装置 |
JPH10259754A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関の失火診断装置 |
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WO2011102391A1 (ja) * | 2010-02-19 | 2011-08-25 | 日本山村硝子株式会社 | ガラス溶融炉の監視方法、原料投入制御方法、および原料投入制御装置 |
CN102869624B (zh) * | 2010-04-28 | 2015-04-01 | 旭硝子株式会社 | 熔融玻璃供给装置 |
CN103228584B (zh) * | 2010-11-29 | 2015-04-22 | 旭硝子株式会社 | 浮法平板玻璃的制造装置及浮法平板玻璃的制造方法 |
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JPS5415689B2 (ja) * | 1973-11-14 | 1979-06-16 | ||
CS180772B1 (en) * | 1974-08-21 | 1978-01-31 | Pavel Zitek | Method for flow rate control of molten glass influent on molten bath and apparatus for making the same |
US4004900A (en) * | 1975-09-19 | 1977-01-25 | Ppg Industries, Inc. | Manufacture of flat glass at controlled throughput rate |
JPS5415689A (en) * | 1977-07-06 | 1979-02-05 | Sharp Corp | Structure of thin film el element |
JPS5919888B2 (ja) * | 1979-06-02 | 1984-05-09 | セントラル硝子株式会社 | フロ−ト法ガラス製板における溶融ガラス量の制御方法 |
JPS5919887B2 (ja) * | 1979-06-02 | 1984-05-09 | セントラル硝子株式会社 | フロ−ト法ガラス製板におけるツイ−ルの制御方法 |
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JPS5919888A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-01 | 三菱電機株式会社 | 逆磁場ピンチ型核融合装置 |
JPH0612493B2 (ja) * | 1987-10-01 | 1994-02-16 | 富士写真フイルム株式会社 | 液体計量混合装置 |
-
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- 1991-09-24 JP JP24306691A patent/JP3224243B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-25 US US07/847,093 patent/US5328495A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-25 KR KR1019920701224A patent/KR100215164B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-09-25 WO PCT/JP1991/001276 patent/WO1992005120A1/ja active IP Right Grant
- 1991-09-25 EP EP91917024A patent/EP0510199B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-25 DE DE69119060T patent/DE69119060T2/de not_active Expired - Fee Related
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