JP2016216323A - 溶融ガラス供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶融ガラスの異質化を抑制し、良好な溶融ガラスをフロートガラスの成形部に供給できる溶融ガラス供給装置の提供。【解決手段】供給パイプ1の開口部はガラス溶解炉6の溶融ガラスレベル13よりも低い位置に配置され、供給パイプ1は下流端の開口部16に向かって所定の角度で左右方向に広がる扇形状部3を有し、扇形状部3は開口部16に向って断面形状が漸次偏平化し、扇形状部3の上端14の傾斜角度θ1が水平方向に対して−5〜+2度であり、扇形状部3の下端15の傾斜角度θ2が水平方向に対して+10〜+30度であり、開口部16の幅をWとした場合に溶融ガラスの移送方向における扇形状部3の長さLは0.5〜1.5Wである溶融ガラス供給装置。【選択図】図1
Description
本発明は、フロートガラス製造装置のフロートバスに、溶融ガラスを供給する装置に関
する。
する。
フロート法では、ガラス溶解炉で製造された溶融ガラスを溶融ガラス搬送管でフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送し、該溶融ガラス供給部に移送されてきた溶融ガラスをフロートバスの溶融スズ上に供給することによってガラスリボンを成形する。
特許文献1には、ガラス溶解炉で製造された溶融ガラスを溶融ガラス搬送管で供給パイプに移送し、該溶融ガラスを該供給パイプでフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送する装置が開示されている。
特許文献1には、ガラス溶解炉で製造された溶融ガラスを溶融ガラス搬送管で供給パイプに移送し、該溶融ガラスを該供給パイプでフロートガラス製造装置の溶融ガラス供給部に移送する装置が開示されている。
図3に示すように、溶融ガラス移送装置を構成する供給パイプ101は、溶融ガラス供給部105に向って所定の角度で左右方向に広がる扇形状部103を有し、その部分に上り傾斜を持たせて配置される。それによって、ガラス溶解炉106の溶融ガラスレベル113に対して比較的下部に配置された溶融ガラス搬送管120に供給パイプ101の上流端を接続させ、下層部の良好な溶融ガラスを取り出すことができる。また、溶融ガラス移送装置は、溶融ガラス搬送管120から溶融ガラス供給部105に溶融ガラスを供給パイプ101で移送する間に、溶融ガラス中に混入している泡を供給パイプ101の上り傾斜を利用して供給パイプ101の上端側に移行させて取り除き、泡を含有しない良好な溶融ガラスをフロートガラス成形装置107に供給できる。
しかしながら、特許文献1の方法では、生産量向上のため溶融ガラスの供給量を増加させたり、溶融ガラスを移送する溶融ガラス搬送管120の設備保全のため溶融ガラスの温度を低下させたりして溶融ガラスの圧力損失が増加した場合に、扇形状部103の上端114と溶融ガラスとの間に気相空間Gが生じる。例えば、ホウ酸などの蒸発しやすい成分を含有するガラス組成にあっては、溶融ガラス表層部から該成分が蒸発することで溶融ガラスが異質化し、フロートガラスにリーム(筋)などの欠陥が発生する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、溶融ガラスの異質化を抑制し、良好な溶融ガラスをフロートガラスの成形部に供給できる溶融ガラス供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、溶融ガラスの異質化を抑制し、良好な溶融ガラスをフロートガラスの成形部に供給できる溶融ガラス供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、溶融ガラスを溶融ガラス搬送管からフロートバスの溶融ガラス供給部に移送するための供給パイプと、前記フロートバスの前記溶融ガラス供給部に前記供給パイプの開口部に対向して設けられ前記フロートバスへの溶融ガラス供給量を調節するためのツイールとを備え、前記供給パイプの前記開口部はガラス溶解炉の溶融ガラスレベルよりも低い位置に配置され、前記供給パイプは下流端の前記開口部に向かって所定の角度で左右方向に広がる扇形状部を有し、前記扇形状部は前記開口部に向って断面形状が漸次偏平化し、前記扇形状部の上端の傾斜角度が水平方向に対して−5〜+2度であり、前記扇形状部の下端の傾斜角度が水平方向に対して+10〜+30度であり、前記開口部の幅をWとした場合に前記溶融ガラスの移送方向における前記扇形状部の長さは0.5W〜1.5Wであることを特徴とする溶融ガラス供給装置を提供する。
本発明によれば、溶融ガラスの異質化を抑制し、良好な溶融ガラスをフロートガラスの成形部に供給できる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、本発明は、下記の実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、下記の実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る溶融ガラス供給装置の断面説明図であり、図2(A)は、図1の供給パイプの平面図であり、図2(B)は、図2(A)の右から見た側面図である。図1に示すようにガラス溶解炉6で得られ、溶融ガラス搬送管20で移送された溶融ガラスは、供給パイプ1によって溶融ガラス搬送管20からフロートガラス成形装置7の溶融ガラス供給部5に移送され、溶融ガラス供給部5からフロートバス10の溶融スズ11上に供給されてフロートガラス12に成形される。さらに具体的には、ガラス溶解炉6においてガラス原料を溶解して得られた溶融ガラスは、さらに溶融ガラス搬送管20で充分に清澄されるとともに、フロートガラスの成形に適する粘度が得られる所定の温度に冷却された後、供給パイプ1によって溶融ガラス搬送管20から取り出されて溶融ガラス供給部5に移送される。そして、移送された溶融ガラスは、溶融ガラス供給部5に設けられたツイール8で溶融ガラス量を調整して平坦で厚さが一定の溶融ガラス層として溶融ガラス供給部5のリップタイル9上に流動し、リップタイル9をオーバーフローしてフロートバス10の溶融スズ11上に供給される。
本実施形態において、溶融ガラス搬送管20は、図示はしないが、溶融ガラスの清澄装置、攪拌装置を付設できる。
本実施形態において供給パイプ1の開口部16は、ガラス溶解炉6の溶融ガラスレベル(溶融ガラスの液面)13よりも低い位置に配置されており、供給パイプ1はその下流側に扇形状部3を有している。この扇形状部3は、図2(A)に示すように溶融ガラスの流路が狭幅の上流端から下流端の開口部16に向って所定の角度θ3で左右方向に広がっており、かつその断面形状が開口部16に向って漸次偏平化している。また、扇形状部3は、図1に示すように開口部16に向かって上端14は下方に僅かに傾斜しており、下端15は上方に大きく傾斜している。このように傾斜させることで、上端の下方への傾斜角度と下端の上方への傾斜角度の大きさを同程度にした場合と比較して、供給パイプ1の上流側の高さを下げられるため、ガラス溶解炉6の溶融ガラスレベル13より比較的低い位置から溶融ガラスを供給パイプ1で取り出すことができる。なお、図1では、上端14は下方に僅かに傾斜しているが、下端15の上方への傾斜角度が上端14の傾斜角度と比較して充分に大きければ、上端14を僅かに上方に傾斜させてもよい。
一般に、ガラス溶解炉6の溶融ガラスレベル13に近い表層の溶融ガラスは、それより下層の溶融ガラスに比べて泡等が多く含まれておりかつ一部ガラス成分の蒸発のため成分的にも安定していない。したがって、表層に近い位置から溶融ガラスを取り出すと、どうしても泡等が入りやすいという問題を生じる。
本実施形態では、図1に示すように溶融ガラスレベル13からaだけ低い位置から溶融ガラスを溶融ガラス搬送管20に移送することができる。この場合、aの長さは、主としてガラス溶解炉6における溶融ガラスの深さ(溶融ガラスレベル13の高さ)により決められるが、aの大きさとしては、好ましくは200〜1000mmである。長さaは、より好ましくは250mm以上である。また、長さaは、より好ましくは950mm以下である。長さaを前記範囲にすれば、溶融ガラスレベル13付近の溶融ガラスを避けて泡等が少ない良好な溶融ガラスを取り出すことができる。また、扇形状部3の開口部16の上面から溶融ガラスレベル13までの高さbは、5〜500mmが好ましい。高さbは、より好ましくは450mm以下である。bが5mm以上だと、表面で異質化した素地が溶融ガラスの主流に混入することを防ぐことができる。また、bが約500mm以下だと、この部分の溶融ガラスの温度を容易に維持することができる。一般にフロートバスに供給される溶融ガラスの粘度は、103.5〜104dPa・s程度と高いため、供給パイプ1で移送中の溶融ガラスに発生した泡(ガス)が浮上する際に抵抗となるが、扇形状部3の下端15の上方への傾斜を大きく形成することによって、泡に働く浮力と溶融ガラスの傾斜方向の流動作用が合算されるため、泡を効率的に扇形状部3の上端14側に誘導して溶融ガラスの表層に浮上させ、放出することができる。
本実施形態における供給パイプ1は、扇形状部3と扇形状部3の上流側に設けられた導入管部とで形成される。本例の供給パイプ1は、扇形状部3を水平方向に配設された円筒管2に接続して形成される。すなわち、溶融ガラス搬送管20の下流端に接続された円筒管2の下流端に扇形状部3の上流端を接続し、溶融ガラス搬送管20の溶融ガラスを円筒管2で取り出して扇形状部3に導入し、扇形状部3(供給パイプ1)の開口部16から溶融ガラス供給部5に送出する。したがって、円筒管2との接続部である扇形状部3の上流端の断面形状は、円筒管2に対応して円形であるが、そこから先の断面形状は扇形状部3の偏平化に伴って漸次高さが減少して楕円状に変化し、開口部16では長辺が水平方向に長い長方形状または長軸が水平方向に延びる横長の楕円形状をなす。特に、断面形状が長方形状の開口部は、横幅(長辺の長さ)を溶融ガラス供給部5(フロートガラス成形装置7の入口)の幅(図1で紙面と垂直方向の幅)にほぼ合わせることによって、溶融ガラスを厚さが水平方向にほぼ一定の溶融ガラス流として送出できる点で好ましい。開口部16の幅Wは、好ましくは300〜1200mmである。幅Wは、より好ましくは400mm以上、さらに好ましくは500mm以上である。また、幅Wは、より好ましくは1050mm以下、さらに好ましくは900mm以下である。また、開口部16の幅方向中央における上下方向寸法Hは、好ましくは30〜300mmである。寸法Hは、より好ましくは50mm以上、さらに好ましくは70mm以上である。また、寸法Hは、より好ましくは250mm以下、さらに好ましくは200mm以下である。
供給パイプ1をこのように扇形状部3と本例の円筒管2のような導入管部とで形成すると、次のような利点が得られる。すなわち、導入管部の長さを変えることによって供給パイプ1の長さを溶融ガラス搬送管20の下流端と溶融ガラス供給部5との間隔に容易に合わせることができる。また、導入管部をほぼ水平方向に延設することにより、溶融ガラス搬送管20から溶融ガラスを円滑に取り出すことができる。なお、本例では上記導入管部として円筒管2を使用し、該円筒管を水平方向に延設しているが、導入管部としては例えば断面形状が楕円形状または矩形状の管状体であってもよい。また、導入管部は必ずしも水平方向に延設する必要はなく、溶融ガラスの流動方向に僅かに上り傾斜であってもよいし、僅かに下り傾斜であってもよい。なお、断面形状が楕円形状または矩形状の導入管部の場合には、該導入管部に接続される扇形状部3の上流端の断面形状も導入管部に合わせて楕円形状または矩形状となる。
扇形状部3において、開口部16の断面積は円筒管2との接続部である上流端の断面積とほぼ同一であることが好ましい。具体的には、扇形状部3の上流端の断面積(M1)と下流端(開口部16)の断面積(M2)の比(M1/M2)が0.7〜1.3であることが好ましい。比(M1/M2)は、より好ましくは0.8以上、さらに好ましくは0.9以上、特に好ましくは0.95以上である。また、比(M1/M2)は、より好ましくは1.2以下、さらに好ましくは1.1以下、特に好ましくは1.05以下である。扇形状部3の上流端と下流端の断面積をこのように設定することにより、円筒管2から送られてくる溶融ガラスを停滞させることなく開口部16から常に安定して溶融ガラス供給部5に送出できる。そして、扇形状部3の溶融ガラスの移送方向と直交する方向における断面積は、断面形状が前記したように例えば円形状から長方形状または楕円形状に漸次変化しても、実質的にM1、M2と同一であることが好ましい。
次に、扇形状部3の上端14の下り傾斜、下端15の上り傾斜、および左右方向の広がりについて説明する。本発明では、扇形状部3の上端14の傾斜角度をθ1、下端15の傾斜角度をθ2、および左右方向の広がり角度をθ3によって規定する。ここで、扇形状部3の上端14は、図2(A)に示すように扇形状部3の平面視において溶融ガラスの移送方向の中心線17が位置する扇形状部3の溶融ガラス流路の頂上部分で、本例のように扇形状部3の下流端部分に平坦部4が設けられている場合には、平坦部4を除く領域における溶融ガラス流路の頂上部分である。なお、扇形状部3の上端14の傾斜角度をθ1、下端15の傾斜角度をθ2によって規定する理由としては、溶融ガラスを溶融ガラス供給部5に送出する際に溶融ガラス流の上限を規制する上端14の役割が大きいことや、泡を効率的に扇形状部3の上端14側に誘導して溶融ガラスの表層に浮上させ、放出することなどが挙げられる。
本発明において、扇形状部3の上端14の傾斜角度θ1は水平方向に対して−5〜+2度が好ましい。ここで、角度θ1のプラスは上端14が上方に傾斜することを示し、角度θ1のマイナスは上端14が下方に傾斜することを示す。角度θ1は、より好ましくは−2度以上、さらに好ましくは−1度以上である。また、角度θ1は、より好ましくは+1度以下、さらに好ましくは+0.5度以下、特に好ましくは−0.5度以下である。角度θ1が−5度以上だと、供給パイプ1で移送中の溶融ガラスに発生した泡(ガス)が浮上する際の抵抗が小さくなり、泡を効率的に扇形状部3の上端14側に誘導して溶融ガラスの表層に浮上させ、放出することができる。また、角度θ1が+2度以下だと、扇形状部3の上端14と溶融ガラスとの間に気相空間が生じ難く、溶融ガラス表層部からホウ酸成分などが蒸発することで溶融ガラスが異質化し、フロートガラスにリーム(筋)などの欠陥が発生することを防止できる。また、前記蒸発成分と供給パイプ1を構成する白金との反応物が溶融ガラスに落下し、フロートガラスに異物欠陥が発生することを防止できる。また、前記蒸発成分と白金との反応により供給パイプ1を構成する白金の強度が低下することを防止できる。
また、扇形状部3の下端15の傾斜角度θ2は水平方向に対して、+10〜+30度が好ましい。ここで、角度θ2のプラスは上端14が上方に傾斜することを示す。角度θ2は、より好ましくは+15度以上である。また、角度θ2は、より好ましくは+30度以下である。角度θ2が+10度以上だと、扇形状部3の上流端(円筒管2との接続部)の位置を溶融ガラス供給部5および溶融ガラスレベル13に対して充分に下げられるため、泡等が多くかつガラス成分の蒸発により成分的にも安定していない表層部の溶融ガラスを避けて良好な溶融ガラスを取り出すことができる。また、角度θ2が30度以下だと、供給パイプ1による溶融ガラスの取り出し位置が低くなりすぎずに、溶融ガラスを溶融ガラス搬送管20の適切な位置から取り出せ、溶融ガラスを円滑に移送することができる。
一方、扇形状部3の左右方向の広がり角度θ3は、10〜45度が好ましい。角度θ3は、より好ましくは12度以上であり、さらに好ましくは15度以上である。また、角度θ3は、より好ましくは30度以下であり、さらに好ましくは20度以下である。角度θ3が10度以上だと、特に本例のように扇形状部3の上流端が円形の場合には、該上流端の横幅が円筒管2の径に対応して比較的小さくても、扇形状部3(供給パイプ1)の開口部16における広がりが充分に得られ、開口部16の横幅を溶融ガラス供給部5の横幅に適合させることができる。また、広がり角度θ3が45度以下だと、扇形状部3の側面中央の溶融ガラス流に対して、側面両端の溶融ガラス流に遅れが生じることなく、溶融ガラスを一様に移送できる。
また、溶融ガラスの移送方向における扇形状部3の長さLは、開口部16の幅Wに対して、好ましくは0.5W〜1.5Wである。長さLは、より好ましくは0.7Wである。また、長さLは、より好ましくは1.3W以下である。長さLが0.5W以上だと、供給パイプ1で移送中の溶融ガラスに発生した泡(ガス)が浮上する距離が充分となり、泡を効率的に扇形状部3の上端14側に誘導して溶融ガラスの表層に浮上させ、放出することができる。また、扇形状部3の側面中央の溶融ガラス流に対して、側面両端の溶融ガラス流に遅れが生じることなく、溶融ガラスを一様に移送できる。また、長さLが1.5W以下だと、下端15が上方に大きく傾斜していても、供給パイプ1による溶融ガラスの取り出し位置が低くなりすぎずに、溶融ガラスを溶融ガラス搬送管20の適切な位置から取り出すことができる。また、扇形状部3(供給パイプ1)の開口部16における広がりが充分に得られ、開口部16の横幅を溶融ガラス供給部5の横幅に適合させることができる。また、長さLは、好ましくは300mm以上、より好ましくは400mm以上、さらに好ましくは500mm以上である。また、長さLは、好ましくは1200mm以下、より好ましくは1050mm以下、さらに好ましくは900mm以下である。
また、供給パイプ1の扇形状部3の開口部16に近い下流端部分には、水平状の平坦部4を設けることが好ましい。扇形状部3の上端14は下方に僅かに傾斜し、下端15は上方に大きく傾斜しているため、扇形状部3中の溶融ガラスは開口部16から下端15の上方傾斜の影響を大きく受けて、溶融ガラス供給部5に送出される。扇形状部3(供給パイプ1)の開口部分に平坦部4が設けられていると、平坦部4で溶融ガラスの流動方向を水平方向に変えるとともに、溶融ガラスを整流させて溶融ガラス供給部5に送出できるため、乱れが生じることなく、溶融ガラスを一様に移送できる。この場合、扇形状部3の出口においてこの整流を確実に行うため、平坦部4は一定の長さXを有し、かつその断面形状および断面積は溶融ガラスの移送方向において同一であることが好ましい。上記Xは、扇形状部3の大きさや傾斜角度などにより変わり限定されないが、50〜200mmが好ましい。長さXは、より好ましくは70mm以上である。また、長さXは、より好ましくは150mm以下である。
本実施形態において、供給パイプ1、溶融ガラス搬送管20の材質としては、耐熱性と溶融ガラスに対する耐蝕性が大きい白金または白金合金(例えば白金―ロジウム合金)、あるいは白金または白金合金で被覆された材料が好ましい。白金または白金合金は、この種の用途として優れた実績を有しており、特にLCD用ガラス基板のように成形温度の高い溶融ガラスに対して好適である。白金または白金合金で被覆された材料としては、レンガなどの耐熱部材の内面を白金または白金合金で被覆したものが例示される。
また、図示はしないが、これらの材料で形成された供給パイプ1の導入管部および/または扇形状部は、通電で均一に加熱されることが好ましい。通電加熱は、白金または白金合金に直接通電することにより、または白金または白金合金で被覆された材料が導電性材料のときは、該材料に通電して行なうことができる。供給パイプ1に溶融ガラス搬送管20から取り出された高温の溶融ガラスは、溶融ガラス供給部5に移送されるまでの間、周囲空気から完全に遮蔽されるため、空気との接触による冷却が防止できるとともに、供給パイプ1の通電加熱によって実質的に均一な温度に保持され、成形に適する温度で溶融ガラス供給部5に移送される。
本実施形態において、溶融ガラス供給部5には、ツイール8が供給パイプ1(扇形状部3)の開口部16に対向して設けられている。このツイール8は、扇形状部3の開口部16の横幅および溶融ガラス供給部5の幅(図1において紙面と垂直方向の幅)とほぼ同一の幅を有する耐熱部材を、扇形状部3の開口部16に対向して昇降可能に設置してなり、上下動させて高さを変えることによってフロートバス10に供給する溶融ガラス量を調節できる。また、ツイール8は、溶融ガラス供給部5に送られた溶融ガラスを上方から制御することによって、厚さが横方向に一定の薄層の溶融ガラス層としてフロートバス10へ供給する。また、ツイール8は、最下位置まで下げることによって、フロートバス10への溶融ガラスの供給を停止させることができる。また、開口部16の下面(リップタイル9の上面)から溶融ガラスレベル13までの高さcは、100〜600mmが好ましい。高さcは、より好ましくは350mm以上である。また、高さcは、より好ましくは550mm以下である。高さcが100mm以上だと、ツイール8による溶融ガラスの流量制御が容易になる。また、高さcが600mm以下だと、ツイール8による溶融ガラスの流量制御が容易になる。
ツイール8を供給パイプ1(扇形状部3)の開口部16に対向して設ける場合、ツイール8と開口部16との間隙dは、0〜30mmが好ましい。間隙dは、より好ましくは20mmである。ここで間隙dが0mmであるのは、ツィール8をできるだけ扇形状部3の開口部16に近接して設けることを意味する。供給パイプ1で密閉されて溶融ガラス供給部5に移送されてきた溶融ガラスが、溶融ガラス供給部5において周囲空気に触れるのを回避するために、間隙dは可及的に小さいことが好ましい。溶融ガラス供給部5の溶融ガラスは、該間隙dにおいて自由表面を形成する。間隙dが30mm以下だと、溶融ガラスが周囲空気と接触することによって冷却され、あるいは一部ガラス成分の蒸発を防止できる。 本実施形態において、ツイール8はシリカガラスセラミック(溶融シリカ)などの耐熱部材で作製された主要部を白金または白金合金で被覆して形成することができる。そして、前記した供給パイプ1と同様に該白金または白金合金に通電し加熱することによって、溶融ガラス供給部5に移送されてきた溶融ガラスを所定の温度に保持する。このツイール8および供給パイプ1の通電加熱は、公知の方法で適宜行うことができる。
本出願を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱
することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明は、フロートガラス製造装置の溶融ガラス供給装置として利用でき、特に成形温
度が高く、蒸発しやすいガラス成分を含む溶融ガラスをフロートバスに供給するのに好適
である。
度が高く、蒸発しやすいガラス成分を含む溶融ガラスをフロートバスに供給するのに好適
である。
1、101 供給パイプ
2 円筒管
3、103 扇形状部
4 平坦部
5、105 溶融ガラス供給部
6、106 ガラス溶解炉
7、107 フロートガラス成形装置
8 ツイール
9 リップタイル
10 フロートバス
11 溶融スズ
12 フロートガラス
13、113 溶融ガラスレベル
14、114 上端
15 下端
16 開口部
17 中心線
20、120 溶融ガラス搬送管
G 気相空間
2 円筒管
3、103 扇形状部
4 平坦部
5、105 溶融ガラス供給部
6、106 ガラス溶解炉
7、107 フロートガラス成形装置
8 ツイール
9 リップタイル
10 フロートバス
11 溶融スズ
12 フロートガラス
13、113 溶融ガラスレベル
14、114 上端
15 下端
16 開口部
17 中心線
20、120 溶融ガラス搬送管
G 気相空間
Claims (14)
- 溶融ガラスを溶融ガラス搬送管からフロートバスの溶融ガラス供給部に移送するための供給パイプと、前記フロートバスの前記溶融ガラス供給部に前記供給パイプの開口部に対向して設けられ前記フロートバスへの溶融ガラス供給量を調節するためのツイールとを備え、
前記供給パイプの前記開口部はガラス溶解炉の溶融ガラスレベルよりも低い位置に配置され、
前記供給パイプは下流端の前記開口部に向かって所定の角度で左右方向に広がる扇形状部を有し、前記扇形状部は前記開口部に向って断面形状が漸次偏平化し、
前記扇形状部の上端の傾斜角度が水平方向に対して−5〜+2度であり、前記扇形状部の下端の傾斜角度が水平方向に対して+10〜+30度であり、前記開口部の幅をWとした場合に前記溶融ガラスの移送方向における前記扇形状部の長さは0.5W〜1.5Wであることを特徴とする溶融ガラス供給装置。 - 前記扇形状部の上端の傾斜角度が水平方向に対して−1〜+2度である請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記扇形状部の下端の傾斜角度が水平方向に対して+15〜+25度である請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記溶融ガラスの移送方向における前記扇形状部の長さは0.7W〜1.3Wである請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記溶融ガラスの移送方向における前記扇形状部の長さは300〜1200mmである請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記開口部の幅Wは300〜1200mmである請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記扇形状部の左右方向の広がり角度が10〜45度である請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記扇形状部の左右方向の広がり角度が12〜30度である請求項7に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記扇形状部の下流端部分に水平に形成された平坦部が設けられ、前記溶融ガラスの移送方向における該平坦部の長さは50〜200mmである請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記扇形状部の下流端部分に水平に形成された平坦部が設けられ、前記溶融ガラスの移送方向における該平坦部の長さは70〜150mmである請求項9に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記ツイールの少なくとも一部が白金または白金合金で被覆されている請求項1に記載の溶融ガラス供給装置。
- 前記ツイールが通電加熱によって一定の温度に保持される請求項11に記載の溶融ガラス供給装置。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の溶融ガラス供給装置を含むフロートガラス製造装置。
- 請求項13に記載のフロートガラス製造装置を用いたフロートガラス製造方法であって、
ガラス原料を、加熱して溶融ガラスを得ること、及び
前記溶融ガラスを成形し徐冷してフロートガラスを得ること、を含むフロートガラス製造方法。
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