JP5658089B2 - 線材コイルの回転装置 - Google Patents

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Description

本発明は、線材コイルを良好に回転させることのできる回転装置に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているような酸洗装置が存在し、この酸洗装置では、フックに線材コイルを吊り下げて酸洗いする際に、フックを揺動機構に連繋してフックを回転させ、フックの回転により酸洗槽内で線材コイルを回転させることができるものとなっている。
特開2001−303284号公報
上記特許文献1に開示されているような構造では、装置が複雑化して、回転機構を後付けすることはできないものであった。
なお、従来において、C形フックから縁切りして線材コイルを載せ変えて、線材コイルの回転を行わせるような装置も存在するが、この装置でも複雑な機構となり、大型のものとなってしまうという問題点があった。
本発明は、後付け可能な簡素化された回転機構により、線材コイルを良好に回転させることのできる線材コイルの回転装置の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の線材コイルの回転装置は、
線材コイルを吊り下げるフックバーが、昇降フレームから垂設された吊り具に回転可能に保持されてなり、
処理槽の上面側には、退避位置から前記フックバーの下方に亘り移動可能にローラーユニットが設けられ、
該ローラーユニットには、モーターで回転される一対のローラーが備えられ、
該一対のローラー上に前記フックバーが当接されることで、該一対のローラーを介し前記フックバーが回転されるように構成したことを要旨とする。
本発明の線材コイルの回転装置では、ローラーユニットを、線材コイルを吊り下げたフックバーの位置に移動させ、フックバーをローラーユニットの一対のローラー上に当接させて、一対のローラーの回転によりフックバーを良好に回転させることができ、フックバーの回転により線材コイルを回転させることができるものとなり、線材コイルを回転させる機構を極めて簡素化させることができる。
また、本発明の線材コイルの回転装置において、前記フックバーは丸棒で形成されているものとすることもできる。
こうすれば、フックバーは丸棒であるため、フックバーを一対のローラー上に当接させて、一対のローラーの回転により容易にフックバーを回転させることができる。
また、本発明の線材コイルの回転装置において、前記ローラーユニットは前記処理槽に後付け可能に構成されているものとすることもできる。
こうすれば、処理槽にローラーユニットを後付けすることができ、既存の設備にも後発的に線材コイルの回転装置を設けることができる。
処理槽内に線材コイルを浸漬した状態の正面概略構成図である。 フックバーに線材コイルが吊り下げられている状態の図1の側面図である。 図1の平面概略構成図である。 フックバーをローラーユニットに載せて回転させている状態の正面概略構成図である。 線材コイルがフックバーの回転により回転している状態の図4の側面図である。 図4の平面概略構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1〜図3は、処理槽内に線材コイルを浸漬して、例えば水洗い処理している状態を示し、図1は、処理槽の正面概略図であり、図2は、フックバーに吊り下げられた線材コイルの側面図であり、図3は、図1の平面概略構成図である。
処理槽1は、例えば水洗槽であり、この処理槽1内の処理液内に線材コイル2が浸漬されて水洗いされるが、線材コイル2は、丸棒で形成したフックバー3に吊り下げられている。
水平状のフックバー3の左右端側は、左右の吊り具4,4に対して掛け渡され、フックバー3は回動できるように吊り具4,4に吊り下げ保持されている。
左右の吊り具4,4の上端は水平状の昇降フレーム5に掛止されており、昇降フレーム5には昇降チェーン6,6が連結され、この昇降チェーン6の上端には図示しない電動チェーンブロックが設けられている。
電動チェーンブロックにより昇降チェーン6を介して昇降フレーム5が昇降動されるものであり、昇降フレーム5を下降させて、図1のように処理槽1内にフックバー3とともに線材コイル2を浸漬させることができる。
処理槽1の上面の左右側には、それぞれローラーユニット7,7が配置されている。このローラーユニット7は処理槽1の上面に後付けできるものである。
ローラーユニット7は、処理槽1の上面に敷設されたレール状のガイド9に沿って処理槽1の上面でフックバー3に対し直角方向に水平移動できる台車8が、スライドシリンダ14に連結されており、スライドシリンダ14は固定具15,15を介して処理槽1に固定されている。
ローラーユニット7の台車8上には、それぞれギヤ11を備えて回転される一対の軸12,12が平行に配置されており、各軸12,12の先端にはそれぞれローラー13,13が設けられている。
各ギヤ11,11を回転させるためにモーター10が台車8に取り付けられており、モーター10が回転することでギヤ11を介しそれぞれの軸12が回転され、これによりローラー13が回転される構造となっている。
図1,図2,図3では、ローラーユニット7は退避位置に配置されている。即ち、スライドシリンダ14が縮んだ状態であり、ローラーユニット7の台車8は、フックバー3が昇降動する位置より離れた退避状態となっている。
このローラーユニット7の退避状態では、昇降フレーム5を昇降動させて、フックバー3とともに線材コイル2を上下動させて良好に処理槽1内に浸漬させることができるものである。
このように処理槽1内にフックバー3とともに線材コイル2を浸漬させて、処理槽1内で線材コイル2を水洗い処理することができる。即ち、前工程である酸洗処理槽内で線材コイル2の表面の黒皮を除去した後に、この処理槽1内に線材コイル2が浸漬されて水洗いされるものである。
次に、図4〜図6では、線材コイル2を回転させている状態を示す。
昇降チェーン6を介して昇降フレーム5を上昇させ、フックバー3とともに線材コイル2を処理槽1から僅かに引き上げ、引き上げた状態で、スライドシリンダ14を作動させてロッド14aを伸張させると、ガイド9に沿って台車8が移動し、ローラーユニット7がフックバー3の下方位置に配置される。
この状態で、昇降フレーム5を介してフックバー3を下降させて、フックバー3の左右端側を、左右側の各ローラーユニット7の一対のローラー13,13上に当接させる。
この状態でモーター10を回転させることにより、軸12を介しローラー13が回転され、一対のローラー13,13の回転によりフックバー3が回転される。
フックバー3が回転することで、フックバー3に吊り下げられている線材コイルも回転し、回転により、フックバー3に接触していた線材コイル2の接触面が移動されてゆき、再びフックバー3とともに線材コイル2を処理槽1内に浸漬させた時には、線材コイル2のフックバー3との接触面も洗浄され、良好に線材コイル2の全周を水洗いできるものとなる。
なお、再び線材コイル2を浸漬させる際には、スライドシリンダ14を縮ませて、ローラーユニット7を退避位置に退避させた状態で、昇降フレーム5が昇降動されるものである。
なお、ローラーユニット7の一対のローラー13,13上にフックバー3を載せて回転させる作業は、1回であっても数回繰り返しても良い。
なお、フックバー3が回転することで線材コイル2が回転し、これにより線材コイル2がバラケられて、密度が均一になり、より良好に線材コイル2の全周を処理することができる。
なお、ローラーユニット7は簡単な構造であり、容易に処理槽1に後付けすることができ、既存の処理槽1を利用してローラーユニット7を後付けして、良好に線材コイル2を回転させることができる。
なお、本例では、処理槽1が水洗槽である場合を例示しているが、この処理槽1は、酸洗槽であっても、その他の槽であっても良く、良好に処理槽1内でフックバー3を回転させて線材コイル2を回転させ、線材コイル2のフックバー3に対する接触面を移動させ、かつ線材コイル2の密度を均一化させて、良好に線材コイル2の全周を処理できるものとなる。
1 処理槽
2 線材コイル
3 フックバー
4 吊り具
5 昇降フレーム
6 昇降チェーン
7 ローラーユニット
8 台車
9 ガイド
10 モーター
11 ギヤ
12 軸
13 ローラー
14 スライドシリンダ
15 固定具

Claims (3)

  1. 線材コイルを吊り下げるフックバーが、昇降フレームから垂設された吊り具に回転可能に保持されてなり、
    処理槽の上面側には、退避位置から前記フックバーの下方に亘り移動可能にローラーユニットが設けられ、
    該ローラーユニットには、モーターで回転される一対のローラーが備えられ、
    該一対のローラー上に前記フックバーが当接されることで、該一対のローラーを介し前記フックバーが回転されるように構成した
    ことを特徴とする線材コイルの回転装置。
  2. 前記フックバーは丸棒で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の線材コイルの回転装置。
  3. 前記ローラーユニットは前記処理槽に後付け可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の線材コイルの回転装置。
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