JP2000351037A - 線材コイルの載荷装置および表面処理装置 - Google Patents
線材コイルの載荷装置および表面処理装置Info
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- JP2000351037A JP2000351037A JP11164932A JP16493299A JP2000351037A JP 2000351037 A JP2000351037 A JP 2000351037A JP 11164932 A JP11164932 A JP 11164932A JP 16493299 A JP16493299 A JP 16493299A JP 2000351037 A JP2000351037 A JP 2000351037A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多くの人手と時間を要さず効率的に、又、振
動浸漬処理方法の場合の如き振動及び衝撃を線材コイル
に与えずに、線材コイル載荷装置(線材コイル掛け治
具)に対する線材コイルの位置替えをし得、線材コイル
載荷装置が当接する線材コイル内側面での表面処理不良
発生という問題点を解消でき、線材コイル全体を均一に
表面処理できる線材コイル載荷装置及び表面処理装置を
提供する。 【解決手段】 線材コイルをその内側から掛けて吊る棒
状の線材コイル載荷部を有する線材コイル載荷装置であ
って、前記棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を回
転軸として回転する機構を有することを特徴とするも
の。該線材コイル載荷装置と、該載荷装置の線材コイル
載荷部を回転させる回転駆動手段と、表面処理槽とを有
することを特徴とする線材コイル表面処理装置。
動浸漬処理方法の場合の如き振動及び衝撃を線材コイル
に与えずに、線材コイル載荷装置(線材コイル掛け治
具)に対する線材コイルの位置替えをし得、線材コイル
載荷装置が当接する線材コイル内側面での表面処理不良
発生という問題点を解消でき、線材コイル全体を均一に
表面処理できる線材コイル載荷装置及び表面処理装置を
提供する。 【解決手段】 線材コイルをその内側から掛けて吊る棒
状の線材コイル載荷部を有する線材コイル載荷装置であ
って、前記棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を回
転軸として回転する機構を有することを特徴とするも
の。該線材コイル載荷装置と、該載荷装置の線材コイル
載荷部を回転させる回転駆動手段と、表面処理槽とを有
することを特徴とする線材コイル表面処理装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材コイルの載荷
装置および表面処理装置に関し、特には、線材コイルを
酸洗処理や皮膜形成処理等の表面処理をする際に用いら
れる線材コイルの載荷装置(以降、線材コイル掛け治具
ともいう)に関する技術分野に属する。
装置および表面処理装置に関し、特には、線材コイルを
酸洗処理や皮膜形成処理等の表面処理をする際に用いら
れる線材コイルの載荷装置(以降、線材コイル掛け治具
ともいう)に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、線材コイルを酸洗処理や皮膜形成
処理等の表面処理をするに際し、線材コイル掛け治具
(線材コイルを掛ける治具)としてCフックといわれる
線材コイル掛け治具が用いられ、線材コイルをCフック
に掛けた状態で表面処理槽の表面処理液中に浸漬する方
法により線材コイルの線材の表面処理が行われている。
処理等の表面処理をするに際し、線材コイル掛け治具
(線材コイルを掛ける治具)としてCフックといわれる
線材コイル掛け治具が用いられ、線材コイルをCフック
に掛けた状態で表面処理槽の表面処理液中に浸漬する方
法により線材コイルの線材の表面処理が行われている。
【0003】しかし、この場合、Cフックが当接する線
材コイルの内側面(Cフックの線材コイル載荷部に接し
ている線材コイル内側面部)には、表面処理液が充分に
浸透しないために酸洗不良や皮膜形成不良等の表面処理
不良が生じてしまうという問題点がある。尚、酸洗不良
とは、部分的にスケール残りが発生することである。皮
膜形成不良とは、皮膜形成がなされない部分が発生する
ことである。
材コイルの内側面(Cフックの線材コイル載荷部に接し
ている線材コイル内側面部)には、表面処理液が充分に
浸透しないために酸洗不良や皮膜形成不良等の表面処理
不良が生じてしまうという問題点がある。尚、酸洗不良
とは、部分的にスケール残りが発生することである。皮
膜形成不良とは、皮膜形成がなされない部分が発生する
ことである。
【0004】そこで、この対策として、表面処理対象の
線材コイルが比較的線径が太く且つコイル外径の大きい
線材コイルである場合については、表面処理法として公
知技術の振動浸漬処理方法が適用され、これにより上記
問題点は解消されている。
線材コイルが比較的線径が太く且つコイル外径の大きい
線材コイルである場合については、表面処理法として公
知技術の振動浸漬処理方法が適用され、これにより上記
問題点は解消されている。
【0005】これに対し、表面処理対象の線材コイルの
線径が非常に細く且つコイル外径が小さくて腰の弱い線
材コイルである場合については、表面処理法として振動
浸漬処理方法を適用すると下記の如き問題点が発生す
る。
線径が非常に細く且つコイル外径が小さくて腰の弱い線
材コイルである場合については、表面処理法として振動
浸漬処理方法を適用すると下記の如き問題点が発生す
る。
【0006】 振動浸漬処理の際の振動に起因して、
Cフック上で線材コイルの線が異常にみだれ、又、その
ために線同士がもつれる。 上記振動に起因して、Cフック上から線材コイルが
落下する。
Cフック上で線材コイルの線が異常にみだれ、又、その
ために線同士がもつれる。 上記振動に起因して、Cフック上から線材コイルが
落下する。
【0007】従って、表面処理対象の線材コイルの線径
が非常に細く且つコイル外径が小さくて腰の弱い線材コ
イルである場合については、振動浸漬処理方法は上記の
如き問題点があって適用することができない。そこで、
線材コイルの処理ラインでの移動時に線材コイルをCフ
ックと共に一旦オフラインの線材コイルさばき場等の空
間へ移動させ、ここで作業者の手によりCフックに対す
る線材コイルの位置替えを行い、しかる後、この線材コ
イルをCフックと共に再び処理ラインへ戻す方法が採用
されることが多い。尚、Cフックに対する線材コイルの
位置替えとは、線材コイルを該コイルの円周方向に回転
させ、Cフックの線材コイル載荷部に接する線材コイル
内側面部の位置を変えることである。
が非常に細く且つコイル外径が小さくて腰の弱い線材コ
イルである場合については、振動浸漬処理方法は上記の
如き問題点があって適用することができない。そこで、
線材コイルの処理ラインでの移動時に線材コイルをCフ
ックと共に一旦オフラインの線材コイルさばき場等の空
間へ移動させ、ここで作業者の手によりCフックに対す
る線材コイルの位置替えを行い、しかる後、この線材コ
イルをCフックと共に再び処理ラインへ戻す方法が採用
されることが多い。尚、Cフックに対する線材コイルの
位置替えとは、線材コイルを該コイルの円周方向に回転
させ、Cフックの線材コイル載荷部に接する線材コイル
内側面部の位置を変えることである。
【0008】この方法によれば、前記表面処理不良の発
生という問題点は解消される。しかしながら、この方法
においては、Cフックに対する線材コイルの位置替えは
作業者の手により行われるものであり、この位置替えの
ための作業は多くの人手と時間とを要し、非効率的であ
るという問題点がある。
生という問題点は解消される。しかしながら、この方法
においては、Cフックに対する線材コイルの位置替えは
作業者の手により行われるものであり、この位置替えの
ための作業は多くの人手と時間とを要し、非効率的であ
るという問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に着目してなされたものであって、その目的は、人
海戦術によらず、又、振動浸漬処理方法での振動の如き
振動及び衝撃を線材コイルに与えずに、線材コイル掛け
治具(線材コイルの載荷装置)に対する線材コイルの位
置替えをし得、このため、多くの人手と時間とを要する
ことなく、効率的に、又、振動や衝撃に起因する線材コ
イルの線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材コイル
掛け治具からの線材コイルの落下という支障を生じるこ
となく、線材コイル掛け治具が当接する線材コイルの内
側面における表面処理不良の発生という問題点を解消で
き、線材コイル全体を均一に表面処理できる線材コイル
の載荷装置および表面処理装置を提供しようとするもの
である。
事情に着目してなされたものであって、その目的は、人
海戦術によらず、又、振動浸漬処理方法での振動の如き
振動及び衝撃を線材コイルに与えずに、線材コイル掛け
治具(線材コイルの載荷装置)に対する線材コイルの位
置替えをし得、このため、多くの人手と時間とを要する
ことなく、効率的に、又、振動や衝撃に起因する線材コ
イルの線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材コイル
掛け治具からの線材コイルの落下という支障を生じるこ
となく、線材コイル掛け治具が当接する線材コイルの内
側面における表面処理不良の発生という問題点を解消で
き、線材コイル全体を均一に表面処理できる線材コイル
の載荷装置および表面処理装置を提供しようとするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る線材コイルの載荷装置および表面処
理装置は、請求項1〜2記載の線材コイルの載荷装置、
請求項3〜4記載の線材コイルの表面処理装置としてお
り、それは次のような構成としたものである。
めに、本発明に係る線材コイルの載荷装置および表面処
理装置は、請求項1〜2記載の線材コイルの載荷装置、
請求項3〜4記載の線材コイルの表面処理装置としてお
り、それは次のような構成としたものである。
【0011】すなわち、請求項1記載の線材コイルの載
荷装置は、線材コイルを該コイルの中心軸方向を略水平
方向にした状態で該コイルの内側から掛けて吊る棒状の
線材コイル載荷部を有する線材コイルの載荷装置であっ
て、前記棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を回転
軸として回転する機構を有することを特徴とする線材コ
イルの載荷装置である。
荷装置は、線材コイルを該コイルの中心軸方向を略水平
方向にした状態で該コイルの内側から掛けて吊る棒状の
線材コイル載荷部を有する線材コイルの載荷装置であっ
て、前記棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を回転
軸として回転する機構を有することを特徴とする線材コ
イルの載荷装置である。
【0012】請求項2記載の線材コイルの載荷装置は、
前記棒状の線材コイル載荷部の長手方向に垂直な断面の
形状が円形又は多角形である請求項1記載の線材コイル
の載荷装置である。
前記棒状の線材コイル載荷部の長手方向に垂直な断面の
形状が円形又は多角形である請求項1記載の線材コイル
の載荷装置である。
【0013】請求項3記載の線材コイルの表面処理装置
は、請求項1又は2記載の線材コイルの載荷装置と、前
記載荷装置に吊られた線材コイルを表面処理液により表
面処理する表面処理槽と、前記載荷装置の線材コイル載
荷部を回転させる回転駆動手段とを有することを特徴と
する線材コイルの表面処理装置である。請求項4記載の
線材コイルの表面処理装置は、前記載荷装置の線材コイ
ル載荷部に対する線材コイルの位置替えを行うためのエ
リアが前記表面処理槽の外に設けられている請求項3記
載の線材コイルの表面処理装置である。
は、請求項1又は2記載の線材コイルの載荷装置と、前
記載荷装置に吊られた線材コイルを表面処理液により表
面処理する表面処理槽と、前記載荷装置の線材コイル載
荷部を回転させる回転駆動手段とを有することを特徴と
する線材コイルの表面処理装置である。請求項4記載の
線材コイルの表面処理装置は、前記載荷装置の線材コイ
ル載荷部に対する線材コイルの位置替えを行うためのエ
リアが前記表面処理槽の外に設けられている請求項3記
載の線材コイルの表面処理装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は例えば次のようにして実
施する。図1に示す如く、2本の金属製角棒を各々の端
部で接合してL字状金属体1を形成し、このL字状金属
体1の水平部2の右端部上部に軸受部4を設け、L字状
金属体1の垂直部3の下端部に軸受部5を前記軸受部4
と同じ高さ位置となるように設け、この2個の軸受部4
及び5に丸棒状の線材コイル載荷部6を挿入して配置す
る。そうすると、この丸棒状線材コイル載荷部6は水平
に軸受部4及び5により支持されて、その長手方向を回
転軸として回転可能な状態となる。このようにして得ら
れたものは、本発明に係る線材コイルの載荷装置(線材
コイル掛け治具)の一例に相当する。
施する。図1に示す如く、2本の金属製角棒を各々の端
部で接合してL字状金属体1を形成し、このL字状金属
体1の水平部2の右端部上部に軸受部4を設け、L字状
金属体1の垂直部3の下端部に軸受部5を前記軸受部4
と同じ高さ位置となるように設け、この2個の軸受部4
及び5に丸棒状の線材コイル載荷部6を挿入して配置す
る。そうすると、この丸棒状線材コイル載荷部6は水平
に軸受部4及び5により支持されて、その長手方向を回
転軸として回転可能な状態となる。このようにして得ら
れたものは、本発明に係る線材コイルの載荷装置(線材
コイル掛け治具)の一例に相当する。
【0015】一方、線材コイルを表面処理液により表面
処理する表面処理槽と、前記載荷装置の丸棒状線材コイ
ル載荷部6を回転させる回転駆動手段(回転駆動装置)
とを設ける。このようにすると、本発明に係る線材コイ
ルの表面処理装置の一例に相当するものが得られる。
処理する表面処理槽と、前記載荷装置の丸棒状線材コイ
ル載荷部6を回転させる回転駆動手段(回転駆動装置)
とを設ける。このようにすると、本発明に係る線材コイ
ルの表面処理装置の一例に相当するものが得られる。
【0016】なお、前記丸棒状線材コイル載荷部6を回
転させるための回転駆動装置としては、例えば別置固定
式の回転駆動装置を用い、この回転駆動装置の駆動軸と
丸棒状線材コイル載荷部6の端部とを回転ベルトにより
連結して回転駆動装置の回転駆動を丸棒状線材コイル載
荷部6に伝達する方式や、回転駆動装置の駆動軸の端部
と線材コイル載荷部6の端部とを圧着力により連結して
回転駆動装置の回転駆動を丸棒状線材コイル載荷部6に
伝達する方式のものを挙げることができる。
転させるための回転駆動装置としては、例えば別置固定
式の回転駆動装置を用い、この回転駆動装置の駆動軸と
丸棒状線材コイル載荷部6の端部とを回転ベルトにより
連結して回転駆動装置の回転駆動を丸棒状線材コイル載
荷部6に伝達する方式や、回転駆動装置の駆動軸の端部
と線材コイル載荷部6の端部とを圧着力により連結して
回転駆動装置の回転駆動を丸棒状線材コイル載荷部6に
伝達する方式のものを挙げることができる。
【0017】上記線材コイルの載荷装置(線材コイル掛
け治具)および表面処理装置は、次のようにして使用さ
れる。線材コイル掛け治具をワイヤ等を介して搬送クレ
ーンに連結して吊り、この線材コイル掛け治具の丸棒状
線材コイル載荷部6をL字状金属体1の水平部2と共に
線材コイルの内側に挿入し、この線材コイル掛け治具を
上方に移動させる。そうすると、線材コイル掛け治具は
その丸棒状線材コイル載荷部6が線材コイルの内側と当
接し、線材コイルを該コイルの中心軸方向を略水平方向
にした状態で該コイルの内側から掛けて吊り上げた状態
となる。
け治具)および表面処理装置は、次のようにして使用さ
れる。線材コイル掛け治具をワイヤ等を介して搬送クレ
ーンに連結して吊り、この線材コイル掛け治具の丸棒状
線材コイル載荷部6をL字状金属体1の水平部2と共に
線材コイルの内側に挿入し、この線材コイル掛け治具を
上方に移動させる。そうすると、線材コイル掛け治具は
その丸棒状線材コイル載荷部6が線材コイルの内側と当
接し、線材コイルを該コイルの中心軸方向を略水平方向
にした状態で該コイルの内側から掛けて吊り上げた状態
となる。
【0018】次に、この線材コイルをその内側から掛け
た状態の線材コイル掛け治具を搬送クレーンにより表面
処理槽へ移動させ、この表面処理槽において表面処理液
に線材コイル全体を浸漬して線材コイルの表面処理を行
う。
た状態の線材コイル掛け治具を搬送クレーンにより表面
処理槽へ移動させ、この表面処理槽において表面処理液
に線材コイル全体を浸漬して線材コイルの表面処理を行
う。
【0019】上記表面処理の後、線材コイルを掛けた状
態の線材コイル掛け治具を搬送クレーンにより回転駆動
装置の配置個所へ移動させ、この回転駆動装置に連結し
て線材コイル掛け治具の丸棒状線材コイル載荷部6を少
し回転させ、これにより丸棒状線材コイル載荷部6に対
する線材コイルの位置替えを行う。
態の線材コイル掛け治具を搬送クレーンにより回転駆動
装置の配置個所へ移動させ、この回転駆動装置に連結し
て線材コイル掛け治具の丸棒状線材コイル載荷部6を少
し回転させ、これにより丸棒状線材コイル載荷部6に対
する線材コイルの位置替えを行う。
【0020】しかる後、この線材コイルを線材コイル掛
け治具に掛けた状態で表面処理槽において線材コイルの
表面処理を行う。
け治具に掛けた状態で表面処理槽において線材コイルの
表面処理を行う。
【0021】このようにすると、最初の線材コイルの表
面処理の際に線材コイル掛け治具の丸棒状線材コイル載
荷部6に接している線材コイル内側面部には表面処理液
が充分に浸透しないために表面処理不良が生じるが、こ
の表面処理不良の個所は丸棒状線材コイル載荷部6に対
する線材コイルの位置替えの後に行う表面処理により直
り(充分に表面処理され)、良好な状態となる。
面処理の際に線材コイル掛け治具の丸棒状線材コイル載
荷部6に接している線材コイル内側面部には表面処理液
が充分に浸透しないために表面処理不良が生じるが、こ
の表面処理不良の個所は丸棒状線材コイル載荷部6に対
する線材コイルの位置替えの後に行う表面処理により直
り(充分に表面処理され)、良好な状態となる。
【0022】上記丸棒状線材コイル載荷部6に対する線
材コイルの位置替えは、人海戦術によらず、又、振動浸
漬処理方法での振動の如き振動及び衝撃を線材コイルに
与えず、円滑に行うことができる。
材コイルの位置替えは、人海戦術によらず、又、振動浸
漬処理方法での振動の如き振動及び衝撃を線材コイルに
与えず、円滑に行うことができる。
【0023】従って、多くの人手と時間とを要すること
なく、効率的に、又、振動や衝撃に起因する線材コイル
の線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材コイル掛け
治具からの線材コイルの落下という支障を生じることな
く、線材コイル掛け治具の線材コイル載荷部が当接する
線材コイルの内側面における表面処理不良の発生という
問題点を解消でき、線材コイル全体を均一に表面処理で
きる。
なく、効率的に、又、振動や衝撃に起因する線材コイル
の線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材コイル掛け
治具からの線材コイルの落下という支障を生じることな
く、線材コイル掛け治具の線材コイル載荷部が当接する
線材コイルの内側面における表面処理不良の発生という
問題点を解消でき、線材コイル全体を均一に表面処理で
きる。
【0024】尚、上記線材コイル載荷部6は丸棒状体で
あるが、丸棒状でなくても軸受部により支持されて回転
可能な棒状体であれば上記と同様の作用効果を奏するこ
とができ、かかる棒状体としては例えば長手方向に垂直
な断面の形状が多角形であるものを挙げることができ
る。
あるが、丸棒状でなくても軸受部により支持されて回転
可能な棒状体であれば上記と同様の作用効果を奏するこ
とができ、かかる棒状体としては例えば長手方向に垂直
な断面の形状が多角形であるものを挙げることができ
る。
【0025】以下、本発明について主にその作用効果を
説明する。
説明する。
【0026】本発明に係る線材コイルの載荷装置は、前
述の如く、線材コイルを該コイルの中心軸方向を略水平
方向にした状態で該コイルの内側から掛けて吊る棒状の
線材コイル載荷部を有する線材コイルの載荷装置であっ
て、この棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を回転
軸として回転する機構を有している。そのため、この棒
状の線材コイル載荷部を回転させることができ、この回
転により棒状線材コイル載荷部に対する線材コイルの位
置替えを行うことができる。即ち、棒状の線材コイル載
荷部を回転させることにより、線材コイルを該コイルの
円周方向に回転させ、棒状線材コイル載荷部に接する線
材コイル内側面部の位置を変えることができる。
述の如く、線材コイルを該コイルの中心軸方向を略水平
方向にした状態で該コイルの内側から掛けて吊る棒状の
線材コイル載荷部を有する線材コイルの載荷装置であっ
て、この棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を回転
軸として回転する機構を有している。そのため、この棒
状の線材コイル載荷部を回転させることができ、この回
転により棒状線材コイル載荷部に対する線材コイルの位
置替えを行うことができる。即ち、棒状の線材コイル載
荷部を回転させることにより、線材コイルを該コイルの
円周方向に回転させ、棒状線材コイル載荷部に接する線
材コイル内側面部の位置を変えることができる。
【0027】従って、本発明によれば、線材コイル掛け
治具の線材コイル載荷部が当接する線材コイルの内側面
における表面処理不良の発生という問題点を解消するた
めに、線材コイル掛け治具の線材コイル載荷部に対する
線材コイルの位置替えをするに際し、この線材コイルの
位置替えを人海戦術によらず、又、振動浸漬処理方法で
の振動の如き振動及び衝撃を線材コイルに与えず、円滑
に行うことができる。このため、多くの人手と時間とを
要することなく、効率的に、又、振動や衝撃に起因する
線材コイルの線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材
コイル掛け治具からの線材コイルの落下という支障を生
じることなく、線材コイル掛け治具が当接する線材コイ
ルの内側面における表面処理不良の発生という問題点を
解消でき、線材コイル全体を均一に表面処理できる。
治具の線材コイル載荷部が当接する線材コイルの内側面
における表面処理不良の発生という問題点を解消するた
めに、線材コイル掛け治具の線材コイル載荷部に対する
線材コイルの位置替えをするに際し、この線材コイルの
位置替えを人海戦術によらず、又、振動浸漬処理方法で
の振動の如き振動及び衝撃を線材コイルに与えず、円滑
に行うことができる。このため、多くの人手と時間とを
要することなく、効率的に、又、振動や衝撃に起因する
線材コイルの線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材
コイル掛け治具からの線材コイルの落下という支障を生
じることなく、線材コイル掛け治具が当接する線材コイ
ルの内側面における表面処理不良の発生という問題点を
解消でき、線材コイル全体を均一に表面処理できる。
【0028】前記棒状の線材コイル載荷部に関し、その
形状については特に限定されるものではなく、回転可能
な形状であればよく、例えば長手方向に垂直な断面の形
状が円形や多角形であるものを使用することができ、こ
れらによれば回転を円滑に行い得るという利点がある。
形状については特に限定されるものではなく、回転可能
な形状であればよく、例えば長手方向に垂直な断面の形
状が円形や多角形であるものを使用することができ、こ
れらによれば回転を円滑に行い得るという利点がある。
【0029】前記棒状の線材コイル載荷部としては、図
1に例示の如くL字状金属体1の水平部2と平行に配置
され軸受部4及び5により支持されて回転可能な状態と
なるものを挙げることができる他、図2に例示の如くL
字状金属体21の水平部22を丸棒状にし、この丸棒状水平
部22の周りに円筒体24を回転可能に被せたものを提示す
ることができる。後者のものは前者のものに比較し、線
材コイルを吊るために線材コイルの内側に挿入される部
分がコンパクトになり、そのためコイル外径が特に小さ
い線材コイルの表面処理の場合に好適に使用することが
できる。即ち、コイル外径が特に小さい線材コイルの表
面処理の場合、前者のもの(図1に例示のもの)では線
材コイルの内側に挿入しようとする部分が大きくて線材
コイルの内側に入り難いことや入らないことがあるが、
後者のものはこのような支障が生じ難いという利点を有
している。
1に例示の如くL字状金属体1の水平部2と平行に配置
され軸受部4及び5により支持されて回転可能な状態と
なるものを挙げることができる他、図2に例示の如くL
字状金属体21の水平部22を丸棒状にし、この丸棒状水平
部22の周りに円筒体24を回転可能に被せたものを提示す
ることができる。後者のものは前者のものに比較し、線
材コイルを吊るために線材コイルの内側に挿入される部
分がコンパクトになり、そのためコイル外径が特に小さ
い線材コイルの表面処理の場合に好適に使用することが
できる。即ち、コイル外径が特に小さい線材コイルの表
面処理の場合、前者のもの(図1に例示のもの)では線
材コイルの内側に挿入しようとする部分が大きくて線材
コイルの内側に入り難いことや入らないことがあるが、
後者のものはこのような支障が生じ難いという利点を有
している。
【0030】
【実施例】本発明の実施例に係る線材コイル載荷装置
(線材コイル掛け治具)を図3に示す。実施例に係る表
面処理ラインの概要を図4に示す。
(線材コイル掛け治具)を図3に示す。実施例に係る表
面処理ラインの概要を図4に示す。
【0031】上記線材コイル掛け治具は、図3に示す如
く、軸受部7及び8により支持されて回転可能な鋼製丸
棒状の線材コイル載荷部9を有している。
く、軸受部7及び8により支持されて回転可能な鋼製丸
棒状の線材コイル載荷部9を有している。
【0032】上記表面処理ラインは酸洗処理等の表面処
理をするラインであり、表面処理槽としてNo.1表面処理
槽とNo.2表面処理槽とを有している。このNo.1表面処理
槽とNo.2表面処理槽との間には表面処理槽約1槽分の回
転エリアと称するスペースを設けている。
理をするラインであり、表面処理槽としてNo.1表面処理
槽とNo.2表面処理槽とを有している。このNo.1表面処理
槽とNo.2表面処理槽との間には表面処理槽約1槽分の回
転エリアと称するスペースを設けている。
【0033】上記回転エリアは、線材コイル掛け治具の
丸棒状線材コイル載荷部9に対する線材コイルの位置替
えを行うためのエリアである。この回転エリアには、線
材コイル掛け治具のスタンド(図示していない)が設置
されている。又、この回転エリアの横側付近に、線材コ
イル掛け治具の丸棒状線材コイル載荷部9を回転させる
ための回転駆動装置Mが設置されている。
丸棒状線材コイル載荷部9に対する線材コイルの位置替
えを行うためのエリアである。この回転エリアには、線
材コイル掛け治具のスタンド(図示していない)が設置
されている。又、この回転エリアの横側付近に、線材コ
イル掛け治具の丸棒状線材コイル載荷部9を回転させる
ための回転駆動装置Mが設置されている。
【0034】この回転駆動装置Mは、この装置の駆動軸
の端部に取り付けられた円板状の圧着板と丸棒状線材コ
イル載荷部9の端部に取り付けられた円板状の圧着板と
を圧着力により連結して回転駆動装置Mの駆動軸の回転
駆動を丸棒状線材コイル載荷部9に伝達し、丸棒状線材
コイル載荷部9を回転駆動させる方式のものである。
の端部に取り付けられた円板状の圧着板と丸棒状線材コ
イル載荷部9の端部に取り付けられた円板状の圧着板と
を圧着力により連結して回転駆動装置Mの駆動軸の回転
駆動を丸棒状線材コイル載荷部9に伝達し、丸棒状線材
コイル載荷部9を回転駆動させる方式のものである。
【0035】上記のように構成されてなる線材コイルの
表面処理装置を用い、線材コイルの酸洗処理を次のよう
にして行った。
表面処理装置を用い、線材コイルの酸洗処理を次のよう
にして行った。
【0036】線材コイル掛け治具10を吊りワイヤ又は治
具を介して搬送クレーンに連結して吊り、この線材コイ
ル掛け治具10の丸棒状線材コイル載荷部9をこの下の水
平部11と共に線材コイルの内側に挿入し、この線材コイ
ル掛け治具10を上方に移動させる。そうすると、線材コ
イル掛け治具10はその丸棒状線材コイル載荷部9が線材
コイルの内側と当接し、線材コイルを該コイルの中心軸
方向を略水平方向にした状態で該コイルの内側から掛け
て吊り上げた状態となる。
具を介して搬送クレーンに連結して吊り、この線材コイ
ル掛け治具10の丸棒状線材コイル載荷部9をこの下の水
平部11と共に線材コイルの内側に挿入し、この線材コイ
ル掛け治具10を上方に移動させる。そうすると、線材コ
イル掛け治具10はその丸棒状線材コイル載荷部9が線材
コイルの内側と当接し、線材コイルを該コイルの中心軸
方向を略水平方向にした状態で該コイルの内側から掛け
て吊り上げた状態となる。
【0037】次に、この線材コイルをその内側から掛け
た状態の線材コイル掛け治具10を搬送クレーンによりN
o.1表面処理槽へ移動させ、このNo.1表面処理槽におい
て酸洗処理液に線材コイル掛け治具10の丸棒状線材コイ
ル載荷部9と共に線材コイル全体を浸漬して線材コイル
の酸洗処理を行う。
た状態の線材コイル掛け治具10を搬送クレーンによりN
o.1表面処理槽へ移動させ、このNo.1表面処理槽におい
て酸洗処理液に線材コイル掛け治具10の丸棒状線材コイ
ル載荷部9と共に線材コイル全体を浸漬して線材コイル
の酸洗処理を行う。
【0038】上記酸洗処理の後、線材コイルを掛けた状
態の線材コイル掛け治具10を搬送クレーンによりNo.1表
面処理槽の隣の回転エリアへ移動させ、線材コイル掛け
治具のスタンドに置く。
態の線材コイル掛け治具10を搬送クレーンによりNo.1表
面処理槽の隣の回転エリアへ移動させ、線材コイル掛け
治具のスタンドに置く。
【0039】そして、この線材コイル掛け治具10の丸棒
状線材コイル載荷部9の端部に取り付けられた円板状の
圧着板に対し、回転駆動装置Mの駆動軸の端部に取り付
けられた円板状の圧着板を圧着力により連結した後、回
転駆動装置Mの駆動軸を回転駆動させることにより丸棒
状線材コイル載荷部9を180 °回転駆動させ、これによ
り丸棒状線材コイル載荷部9に対する線材コイルの位置
替えを行う。
状線材コイル載荷部9の端部に取り付けられた円板状の
圧着板に対し、回転駆動装置Mの駆動軸の端部に取り付
けられた円板状の圧着板を圧着力により連結した後、回
転駆動装置Mの駆動軸を回転駆動させることにより丸棒
状線材コイル載荷部9を180 °回転駆動させ、これによ
り丸棒状線材コイル載荷部9に対する線材コイルの位置
替えを行う。
【0040】上記線材コイルの位置替えの後、この線材
コイルを線材コイル掛け治具10に掛けた状態で搬送クレ
ーンによりNo.2表面処理槽へ移動させ、このNo.2表面処
理槽において酸洗処理液に線材コイル掛け治具10の丸棒
状線材コイル載荷部9と共に線材コイル全体を浸漬して
線材コイルの酸洗処理を行う。
コイルを線材コイル掛け治具10に掛けた状態で搬送クレ
ーンによりNo.2表面処理槽へ移動させ、このNo.2表面処
理槽において酸洗処理液に線材コイル掛け治具10の丸棒
状線材コイル載荷部9と共に線材コイル全体を浸漬して
線材コイルの酸洗処理を行う。
【0041】このNo.2表面処理槽での酸洗処理の後、線
材コイルを掛けた状態の線材コイル掛け治具10を搬送ク
レーンによりNo.2表面処理槽から水洗槽へ移動させ、線
材コイルを水洗し、次いで乾燥させる。
材コイルを掛けた状態の線材コイル掛け治具10を搬送ク
レーンによりNo.2表面処理槽から水洗槽へ移動させ、線
材コイルを水洗し、次いで乾燥させる。
【0042】このようにして酸洗処理した後、線材コイ
ルを観察したところ、線材コイルの内側面における表面
処理不良の発生は認められず、線材コイル全体が均一に
表面処理されていることが確認された。
ルを観察したところ、線材コイルの内側面における表面
処理不良の発生は認められず、線材コイル全体が均一に
表面処理されていることが確認された。
【0043】上記線材コイル掛け治具10の丸棒状線材コ
イル載荷部9に対する線材コイルの位置替えは、人海戦
術によらず、又、振動浸漬処理方法での振動の如き振動
及び衝撃を線材コイルに与えず、円滑に行うことができ
た。
イル載荷部9に対する線材コイルの位置替えは、人海戦
術によらず、又、振動浸漬処理方法での振動の如き振動
及び衝撃を線材コイルに与えず、円滑に行うことができ
た。
【0044】尚、上記丸棒状線材コイル載荷部9に代え
て断面形状が多角形である線材コイル載荷部9を用いた
場合も、上記と同様の作用効果を奏することができた。
て断面形状が多角形である線材コイル載荷部9を用いた
場合も、上記と同様の作用効果を奏することができた。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、線材コイル掛け治具の
線材コイル載荷部が当接する線材コイルの内側面におけ
る表面処理不良の発生という問題点を解消するために、
線材コイル掛け治具の線材コイル載荷部に対する線材コ
イルの位置替えをするに際し、これを人海戦術によら
ず、又、振動浸漬処理方法での振動の如き振動及び衝撃
を線材コイルに与えず、円滑に行うことができるように
なる。このため、多くの人手と時間とを要することな
く、効率的に、又、振動や衝撃に起因する線材コイルの
線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材コイル掛け治
具からの線材コイルの落下という支障を生じることな
く、線材コイル掛け治具が当接する線材コイルの内側面
における表面処理不良の発生という問題点を解消でき、
線材コイル全体を均一に表面処理できるようになる。
線材コイル載荷部が当接する線材コイルの内側面におけ
る表面処理不良の発生という問題点を解消するために、
線材コイル掛け治具の線材コイル載荷部に対する線材コ
イルの位置替えをするに際し、これを人海戦術によら
ず、又、振動浸漬処理方法での振動の如き振動及び衝撃
を線材コイルに与えず、円滑に行うことができるように
なる。このため、多くの人手と時間とを要することな
く、効率的に、又、振動や衝撃に起因する線材コイルの
線の異常なみだれ、線同士のもつれ、線材コイル掛け治
具からの線材コイルの落下という支障を生じることな
く、線材コイル掛け治具が当接する線材コイルの内側面
における表面処理不良の発生という問題点を解消でき、
線材コイル全体を均一に表面処理できるようになる。
【図1】 本発明に係る線材コイル載荷装置の一例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】 本発明に係る線材コイル載荷装置の一例を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図3】 実施例に係る線材コイル載荷装置を示す側面
図である。
図である。
【図4】 実施例に係る表面処理ラインの概要を示す図
である。
である。
1--L字状金属体、2--L字状金属体の水平部、3--L
字状金属体の垂直部、4--軸受部、5--軸受部、6--丸
棒状の線材コイル載荷部、7--軸受部、8--軸受部、9
--鋼製丸棒状の線材コイル載荷部、10--線材コイル掛け
治具、11--水平部、21--L字状金属体、22--L字状金属
体の丸棒状水平部、24--円筒体24。
字状金属体の垂直部、4--軸受部、5--軸受部、6--丸
棒状の線材コイル載荷部、7--軸受部、8--軸受部、9
--鋼製丸棒状の線材コイル載荷部、10--線材コイル掛け
治具、11--水平部、21--L字状金属体、22--L字状金属
体の丸棒状水平部、24--円筒体24。
フロントページの続き (72)発明者 正▲崎▼ 保 兵庫県神戸市灘区灘浜東町2番地 株式会 社神戸製鋼所神戸製鉄所内 (72)発明者 杉田 平次 東京都墨田区東墨田3丁目1番12号 株式 会社杉田製線内 Fターム(参考) 4E070 BG11 EA05 4K053 PA14 SA06 TA16 TA18 TA19 XA03 XA09
Claims (4)
- 【請求項1】 線材コイルを該コイルの中心軸方向を略
水平方向にした状態で該コイルの内側から掛けて吊る棒
状の線材コイル載荷部を有する線材コイルの載荷装置で
あって、前記棒状の線材コイル載荷部がこの長手方向を
回転軸として回転する機構を有することを特徴とする線
材コイルの載荷装置。 - 【請求項2】 前記棒状の線材コイル載荷部の長手方向
に垂直な断面の形状が円形又は多角形である請求項1記
載の線材コイルの載荷装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の線材コイルの載荷
装置と、前記載荷装置に吊られた線材コイルを表面処理
液により表面処理する表面処理槽と、前記載荷装置の線
材コイル載荷部を回転させる回転駆動手段とを有するこ
とを特徴とする線材コイルの表面処理装置。 - 【請求項4】 前記載荷装置の線材コイル載荷部に対す
る線材コイルの位置替えを行うためのエリアが前記表面
処理槽の外に設けられている請求項3記載の線材コイル
の表面処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164932A JP2000351037A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 線材コイルの載荷装置および表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164932A JP2000351037A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 線材コイルの載荷装置および表面処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000351037A true JP2000351037A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15802591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11164932A Withdrawn JP2000351037A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 線材コイルの載荷装置および表面処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000351037A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241264A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Isuzu Seisakusho:Kk | 線材コイルの回転装置 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP11164932A patent/JP2000351037A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241264A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Isuzu Seisakusho:Kk | 線材コイルの回転装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |