JPH01306588A - コイル状製品の液体処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は丸棒鋼、線材、パイプ等の材料をコイル状に巻
き取ったもののは洗及びその他液体を用いた各種処理に
関するものである。

（従来の技術） 従来、コイル状製品の酸洗及びその他の処理は、バッチ
処理にて酸液その他の液体に被処理物全体を浸漬して行
なっている。

しかし、材料が密であるコイル内部まで処理ｎνが浸透
せず、処理時間の増大、処理時間のバラシキ、処理品質
のバラツキ等の問題がある。

そのため、被処理物に超音波を照射したりバイブレータ
により振動を付加したり、振動により被処理物を処理液
中で回転する等の対策が実施されている。、（特公昭５
９−４９３１７）（発明が解決しようとする課題） 従来技術の超音波、バイブレータ、振動による回転等は
多数の設備機器を必要とし、機構が複雑であり設備費を
多く必要とする。また設備費を多くかける割には、品質
改善の効果は得られていない。

これに対し、本発明は、複雑な機構を必要とせず、安い
設備費で処理時間の短縮、処理品質のバラツキ防止等の
効果を得ることを「１的とする。

（課題を解決するための手段） すなわち本発明は、コイル状製品の酸洗及びその他液体
を用いた各種処理に関するものであって、コイル状製品
にドラムを貫通させ、コイル状製品の一部分を酸等の処
理液に浸漬した状態で、夕一ニングロール等を介してド
ラム及びコイル状製品を回転することにより、能率良く
酸洗及びその他の処理を行なう方法に関するものである
。

なお、その他液体処理としてはアルカリ洗浄処理等にも
適用できる。

（実施例） 処理槽４の一ヒ縁附近に設置したターニングロール３の
上に、コイル状被処理物１の輪の部分を貫通させたドラ
ム２を載荷する。この状態ではコイル状被処理物１は処
理液５の中に一部分しか浸漬できない。そこでターニン
グロール；３を電動機（図示省１１１１ｉ）等を介して
回転させ１回転力をドラム２、コイル状被処理物１に伝
え、処理液５の中でコイル状被処理物１を回転する。

なおドラム２には液切り及びウオーク防止のためのツバ
６が施されている。またターニングロール３の隙動用電
動機を可変速にす１ｔば各コイル毎の最適回転スピード
が得られる。

（発明の効果） 従来、酸洗及びその他の処理時間の短縮、処理品質のバ
ラツキ防止のために施こされていた振動による被処理物
の回転、バイブレータ、超音波等の諸対策に比べ、非常
に安い設備費で確実な効果が得られる。

また被処理物全体を処理液に浸漬する必要がないため、
処理槽の小型化が可能となり、設備費の低減、現有設備
の転活用が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用する酸洗装置のドラム長手方向の
一部切欠き断面説明図、第２図は第１図のｘ−ｙ断面図
である。 １・・・コイル状被処理物 ２・・・ドラム ３・・・ターニングローラ ４・・・処理槽 ５・・・処理液 ６・・・ツバ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コイル状製品の液体を用いた各種処理に関するものであ
   ってコイル状製品にドラムを貫通させ、コイル状製品の
   一部分を処理液に浸漬した状態でターニングロールを介
   してドラム及びコイル状製品を回転することによりコイ
   ル状製品の液体処理を行なう方法。