JP5657828B1 - 転写方法及び転写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写元テープに貼着されていたワークを転写先テープに貼着させた後においても転写元テープの剥離が容易であり、転写されたワークにかかる負荷が小さい転写方法及び転写装置を提供する。【解決手段】転写方法は、転写元テープTaで環状の転写元フレームFaの内部領域にワークWが固定されており、転写元テープTaに排気孔Hoを穿つ工程と、ワークW周辺から排気孔Hoへの気道を確保するスペーサーSpを転写元テープTaの排気孔Hoを塞ぐように粘着面側に配置する工程と、転写先テープTbが貼着された環状の転写先フレームFbと転写元フレームFaとをそれぞれの粘着面を対向させて重ねる工程と、排気孔Hoを介して転写元フレームFa、転写元テープTa、転写先フレームFb及び転写先テープTbで囲まれた空間内を排気することにより、転写先テープTbを転写元テープTaに近接させてワークWを転写先テープTbに貼着する工程とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、転写方法及び転写装置に関する。
半導体装置の製造工程においては、ダイシングされてダイシングテープに貼付されている半導体チップを、このダイシングテープから剥離して、他のテープに転写することが行われる。
例えば、半導体チップが貼付された背面シートと、通気孔を備えた保護シートとをそれぞれの粘着面を対向させ、シート間を排気し、差圧によって半導体チップを保護シートに貼着し、その後、背面シートを剥離して、半導体チップを保護シートに転写する手法がある(特許文献1)。
特開平6−97211号公報
特許文献1の半導体装置の製造方法では、フレームの周辺など、背面シート(転写元テープ)と保護シート(転写先テープ)が貼り付くおそれがあり、背面テープの剥離が困難であるとともに、背面テープを剥離する際に半導体チップに負荷がかかり、半導体チップの不良を招くおそれがある。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、転写元テープに貼着されていたワークを転写先テープに貼着させた後においても転写元テープの剥離が容易であり、転写されたワークにかかる負荷が小さい転写方法及び転写装置を提供することにある。
本発明の第1の観点に係る転写方法は、
転写元テープで環状の転写元フレームの内部領域にワークが固定されており、前記転写元テープに排気孔を穿つ工程と、
前記ワーク周辺から前記排気孔への気道を確保するスペーサーを前記転写元テープの前記排気孔を塞ぐように粘着面側に配置する工程と、
転写先テープが貼着された環状の転写先フレームと前記転写元フレームとをそれぞれの粘着面を対向させて重ねる工程と、
前記排気孔を介して前記転写元フレーム、前記転写元テープ、前記転写先フレーム及び前記転写先テープで囲まれた空間内を排気することにより、前記転写先テープを前記転写元テープに近接させて前記ワークを前記転写先テープに貼着する工程と、を具備する、
ことを特徴とする。
また、多孔質素材から構成される前記スペーサーを用いてもよい。
また、表面に凹凸を有する前記スペーサーを用い、前記凹凸を前記転写元テープに当接させて前記スペーサーを配置してもよい。
また、前記転写元フレームの内縁と前記ワークの外縁とで囲まれる領域を全域に渡って前記スペーサーで埋めてもよい。
前記転写元テープがUVテープであり、前記転写元テープに紫外線を照射して粘着力を低下させた後に、前記ワークを前記転写先テープに転写することが好ましい。
また、前記転写先テープがUVテープであり、前記転写先テープに紫外線を照射し、前記ワークが転写される領域を除いて粘着力を低下させた後に、前記ワークを前記転写先テープに転写することが好ましい。
前記転写先テープに前記ワークの形状に応じた形状のマスクを配置して前記紫外線を照射することが好ましい。
また、前記転写元テープを非粘着面側から粘着面側に向けて所定量押し出した後に排気してもよい。
本発明の第2の観点に係る転写装置は、
吸引孔を有し、ワークが貼着される転写元テープが固定された転写元フレームが載置される転写ステージと、
前記転写元テープに排気孔を穿つ穿孔装置と、
前記転写元テープの前記排気孔が設けられた箇所に、前記ワーク周辺から前記排気孔への気道を確保するスペーサーを配置するスペーサー搬送装置と、
前記転写元フレーム、転写先テープが貼り付けられた転写先フレームをそれぞれ前記転写ステージへ搬送するフレーム搬送装置と、
前記吸引孔を介して吸引する吸引装置と、を備え、
前記転写元フレームに前記転写先フレームをそれぞれの粘着面を対向させて重ねて配置し、
前記吸引孔を介して前記吸引装置が前記転写元フレーム、前記転写元テープ、前記転写先フレーム及び前記転写先テープで囲まれた空間内を排気し、
前記転写先テープを前記転写元テープに近接させて前記ワークを前記転写先テープの粘着面に貼着する、
ことを特徴とする。
また、前記フレーム搬送装置が前記穿孔装置を備えており、前記転写元フレームの搬送中、或いは、前記転写元フレームを前記転写ステージに載置する際に、前記穿孔装置が前記転写元テープに排気孔を穿ってもよい。
また、前記転写元テープがUVテープであり、前記転写元テープに紫外線を照射して前記転写元テープの粘着力を低下させる転写元テープ紫外線照射装置を備えていてもよい。
また、前記転写先テープがUVテープであり、前記転写先テープに紫外線を照射して前記転写先テープの粘着力を低下させる転写先テープ紫外線照射装置を備えていてもよい。
また、前記転写先テープ紫外線照射装置が前記ワークの形状に応じた形状のマスクを備え、前記転写先テープの前記ワークが転写される領域を除いて紫外線を照射してもよい。
また、前記転写ステージは、前記転写元テープを非粘着面側から粘着面側へ押し出し可能に構成されていてもよい。
また、前記転写ステージは、外側ステージと内側ステージと、を有し、
前記内側ステージが昇降可能に構成され、前記内側ステージが上昇して前記転写元テープを押し出してもよい。
また、前記転写ステージは、内側領域が外側領域に対して凸状に形成されていてもよい。
本発明に係る転写方法では、転写元テープに貼着されていたワークを転写先テープに貼着させた後に、転写元テープを容易に剥離することができ、転写されたワークにかかる負荷が小さい。
転写方法の概念を示す図である。 転写装置の概略図である。 転写ステージの構成を示す斜視図であり、図3(A)は内側ステージが下降した状態、図3(B)は内側ステージが上昇した状態を示す図である。 転写元フレームが転写ステージに載置された状態を説明する図である。 転写元テープに排気孔を穿つ様子を説明する図である。 転写元テープに排気孔が設けられた状態を説明する図である。 吸引孔、排気孔、スペーサーの配置関係を説明する図である。 転写先フレームが転写元フレームに重ねて配置された状態を説明する図である。 内側ステージが上昇し、転写元テープを押し出している様子を説明する図である。 排気により転写先テープが湾曲している様子を説明する図である。 排気により、転写先テープにワークが転写されている様子を示す図である。 ワーク周辺から排気孔へ排気されている様子を示す図である。 転写元テープを剥離している様子を説明する図である。 他の転写ステージを用いたワークの転写動作を示す図である。 他の転写ステージを用いたワークの転写動作を示す図である。 他のスペーサーを用いたワークの転写動作を示す図である。 フレーム搬送装置に備えられた穿孔装置で転写元テープに排気孔を穿つ様子を説明する図である。 フレーム搬送装置に備えられた穿孔装置で転写元テープに排気孔を穿つ様子を説明する図である。
本実施の形態に係る転写方法は、図1に示すように、転写元テープTaで環状の転写元フレームFaの内部領域にワークWが固定されており、転写元テープTaに排気孔Hoを穿つ工程と、ワークW周辺から排気孔Hoへの気道を確保するスペーサーSpを転写元テープTaの排気孔Hoを塞ぐように粘着面側に配置する工程と、転写先テープTbが貼着された環状の転写先フレームFbと転写元フレームFaとをそれぞれの粘着面を対向させて重ねる工程と、排気孔Hoを介して転写元フレームFa、転写元テープTa、転写先フレームFb及び転写先テープTbで囲まれた空間内を排気することにより、転写先テープTbを転写元テープTaに近接させてワークWを転写先テープTbに貼着する工程と、を備えている。転写方法は、例えば、下記の転写装置1を用いて行い得る。
転写装置1は、図2に示すように、カセット10、11と、転写元テープ紫外線照射装置20、転写先テープ紫外線照射装置21と転写ステージ30と、スペーサー収納庫40と、スペーサー回収庫41と、剥離装置50と、カセット60、61と、フレーム搬送装置70〜74と、スペーサー搬送装置80、81と、制御装置90とを備える。
カセット10には、転写元フレームFaが収納されている。転写元フレームFaは環状の枠であり、転写元テープTaが貼着されており、転写元テープTaにはワークWが貼着されている。ワークWとして、例えば、ダイシングにより製造された半導体チップが挙げられる。
一方、カセット11には、転写先フレームFbが収納されている。転写先フレームFbは上記の転写元フレームFaと同様の構造であり転写先テープTbが貼着されている。
ここでは、転写元テープTa及び転写先テープTbは、半導体装置の製造の際に使用され、いずれも一方の面が粘着面であり、紫外線照射が照射されると粘着力が低減されるUVテープである。また、転写元テープTa及び転写先テープTbは伸縮性を有している。
転写元テープ紫外線照射装置20、転写先テープ紫外線照射装置21は、転写元テープTa、転写先テープTbにそれぞれ紫外線を照射する装置である。転写先テープ紫外線照射装置21は、転写先テープTbのワークWが転写される部位を除いて紫外線を照射するよう、ワークWに応じた形状のマスクを有している。
転写ステージ30は、転写元テープTaに貼着されているワークWを、転写先テープTbへ転写する台である。転写ステージ30は、内側ステージ31a及び外側ステージ31bを備え、内側ステージ31aには吸引孔31cが設けられている。吸引孔31cは、不図示の吸引装置に接続されている。内側ステージ31aは、昇降可能に構成され、外側ステージ31bに対して相対高さを変えることができる。
スペーサー収納庫40には、スペーサーSpが収納されている。スペーサーSpは、ワークW周辺から排気孔Hoへの気道を確保する機能を有する。ここでは多孔質素材から構成されたスペーサーSpについて説明する。また、スペーサーSpは非粘着処理された素材から構成されることが好ましい。
また、スペーサー回収庫41は、ワークWの転写時に使用されたスペーサーSpが回収されて収容される回収庫である。
剥離装置50は、転写元テープTaを転写元フレームFa、ワークW及び転写先テープTbから剥離する装置である。剥離装置50として、例えば、特開2011−228626に開示されている公知の機構が利用される。
カセット60、61は、ワークWが転写された後、転写元フレームFa、転写先フレームFbがそれぞれ格納されるカセットである。
フレーム搬送装置70、71は、カセット10、11から転写元テープ紫外線照射装置20、転写先テープ紫外線照射装置21へ、転写元フレームFa、転写先フレームFbをそれぞれ搬送する。また、フレーム搬送装置72は、転写元テープ紫外線照射装置20、転写先テープ紫外線照射装置21から転写ステージ30へ、転写元フレームFa、転写先フレームFbをそれぞれ搬送する。また、フレーム搬送装置73は、転写ステージ30から剥離装置50へ、転写元フレームFa及び転写先フレームFbを搬送する。フレーム搬送装置73は反転機構を備え、転写元テープTaを上面にして剥離装置50に載置する。また、フレーム搬送装置74は、剥離装置50からカセット60、61へ、転写元フレームFa及び転写先フレームFbをそれぞれ搬送する。
スペーサー搬送装置80は、スペーサー収納庫40から転写ステージ30へ、スペーサーSpを搬送し、転写ステージ30上に載置された転写元テープTaの所定位置に載置する。また、スペーサー搬送装置81は、剥離装置50からスペーサー回収庫41へ、スペーサーSpを搬送し、転写元テープTaを剥離した後の転写先テープTbに載置されているスペーサーSpを回収する。
フレーム搬送装置70〜72、74、スペーサー搬送装置80、81は、それぞれ転写元フレームFa、転写先フレームFb、スペーサーSpを搬送できればどのような機構であってもよく、例えば、転写元フレームFa、転写先フレームFb、スペーサーSpを吸引保持して移動する機構が利用される。
また、フレーム搬送装置73は、例えば、転写元フレームFa及び転写先フレームFbが重ねられた状態のまま把持して移動する機構と、把持した転写元フレームFa及び転写先フレームFbを反転する機構が利用される。
制御装置90は、転写元テープ紫外線照射装置20、転写先テープ紫外線照射装置21、転写ステージ30、剥離装置50、フレーム搬送装置70〜74、スペーサー搬送装置80、81のそれぞれの駆動と、カセット10、11、60、61の昇降と、を制御する。
続いて、転写装置1によるワークWの転写動作を具体的に説明する。
フレーム搬送装置70がカセット10から転写元フレームFaを取り出し、転写元テープ紫外線照射装置20へと搬送する。転写元テープ紫外線照射装置20が転写元テープTaの裏面全域に紫外線を照射する。これにより、転写元テープTaの粘着力が低下する。
また、フレーム搬送装置71がカセット11から転写先フレームFbを取り出し、転写先テープ紫外線照射装置21へと搬送する。転写先テープ紫外線照射装置21が転写先テープTbの裏面に紫外線を照射する。転写先テープ紫外線照射装置21では、ワークWに応じた形状のマスクを有していることから、転写先テープTbのワークWが貼着される部分を除いて紫外線が照射される。これにより、転写先テープTbのワークWが貼着される部分の粘着力が低下されることなく、その他の部位の粘着力が低下する。
フレーム搬送装置72が転写元フレームFaを転写元テープ紫外線照射装置20から転写ステージ30へと搬送し、図4に示すように、転写ステージ30の上に載置する。転写元フレームFaはワークWが貼着されている粘着面を上方に向けて(非粘着面が転写ステージ30に対向して)載置される。
そして、図5に示すように、穿孔装置33により、転写元テープTaに排気孔Hoが穿たれる。排気孔Hoは、図7に示すように、ワークWと転写元フレームFaの内周縁との間であって、吸引孔31cの位置に対応して設けられる。
続いて、スペーサー搬送装置80がスペーサー収納庫40に収納されているスペーサーSpを転写ステージ30へと搬送し、転写元テープTaの上に配置する。スペーサーSpは、図6、図7に示すように、排気孔Hoを塞ぐように転写元テープTaの上に配置される。
また、フレーム搬送装置72が転写先テープ紫外線照射装置21から転写ステージ30へと転写先フレームFbを搬送する。そして、図8に示すように、転写元フレームFaの上に、転写先フレームFbを重ねて載置する。転写先フレームFbは、転写先テープTbの粘着面がワークWに対向するように載置される。そして、不図示のクランプ等の押圧機構により、転写先フレームFbを転写元フレームFaに押しつけ、転写先フレームFb及び転写元フレームFaがずれないよう外側ステージ31bに固定する。
続いて、図9に示すように、内側ステージ31aが上昇する。外側ステージ31bが固定され、内側ステージ31aが上昇するため、転写元テープTaが非粘着面側から粘着面側へと押し上げられる。内側ステージ31aの上昇量は、図9に示す転写元テープTaと転写先テープTbとの間隔Dの1/2程度であることが望ましい。
その後、不図示の吸引装置が駆動し、転写元フレームFa、転写先フレームFb、転写元テープTa及び転写先テープTbで囲まれる空間内を排気する。図10に示すように、上記空間内が排気されることで、転写元フレームFa、転写先フレームFb、転写元テープTa及び転写先テープTbで囲まれる空間内が負圧になり、転写先テープTbが転写元テープTa側に向けて凸状に湾曲する。
更に排気されることで、図11に示すように、転写先テープTbにワークWが貼着される。スペーサーSpが吸引孔31cの位置に対応して配置されていることにより、この位置においては転写元テープTaと転写先テープTbとの接着が防止される。これにより、排気孔Hoが閉塞されることなく排気が進行する。スペーサーSpは多孔質素材から構成されているため、図12に示すように、全てのワークW周囲から排気孔Ho、吸引孔31cへの気道が確保されるので、全てのワークWが転写先テープTbの粘着面に貼着される。
全てのワークWが転写先テープTbに貼着された後、排気が停止される。ワークWを介して転写元テープTa、転写先テープTbが貼着されて一体化したまま、フレーム搬送装置73により、剥離装置50へと搬送される。
そして、図13に示すように、剥離装置50にて、転写元テープTaが引き上げられ、ワークW、スペーサーSp、転写元フレームFaから剥離される。なお、ここでは、剥離装置50へ搬送される際に反転されて転写元テープTaを剥離する例を示している。
転写元テープTaが剥離された後、フレーム搬送装置74により、転写元フレームFaがカセット60へ搬送され、収容される。また、スペーサー搬送装置81により、スペーサーSpがスペーサー回収庫41へ搬送され回収される。また、フレーム搬送装置74により、ワークWが転写された転写先フレームFbがカセット61へ搬送され、収容される。
以上のようにして、転写元フレームFaに転写元テープTaで固定されていたワークWが、転写先テープTbに転写されて転写先フレームFbに固定される。
本実施の形態に係る転写方法及び転写装置では、転写元テープTaに排気孔Hoを設け、排気孔Hoを塞ぐようにスペーサーSpを配置して排気しているため、全てのワークW周囲から排気孔Ho、吸引孔31cへの気道が確保される。排気孔Hoが閉塞されることによって排気が進行せず、一部のワークWが転写先テープFbに貼着されないといった事態を防ぐことができるので、全てのワークWを転写先テープTbに貼着することができる。
また、転写元テープTaの全域、転写先テープTbのワークWが貼着される部分を除いて紫外線照射により粘着力が低減されていることから、転写先テープTbへのワークWの転写後においても、転写元テープTaを容易に剥離することができる。
また、転写元テープTaを非粘着面側から粘着面側へ所定量押し出した後に排気を行っていることから、転写時に転写元テープTaと転写先テープTbの伸び量の差を小さくすることができる。これにより、転写されるワークWの位置精度を向上させることができる。
なお、上記では内側ステージ31aが上昇する形態について説明したが、内側ステージ31aが固定され、外側ステージ31bが下降して、転写元テープTaが非粘着面側から粘着面側へと押し出される形態でもよい。
或いは、図14に示すように、内側領域が外側領域に対して突出した転写ステージ30であってもよい。この場合、転写元フレームFaと転写先フレームFbとを重ねた後、転写ステージ30に載置し、図15に示すように、転写元フレームFa及び転写先フレームFbを転写ステージ30の外側領域に押しつけることにより、転写元テープTaが転写先テープTb側へ押し出される。
また、上記では多孔質素材から構成されるスペーサーSpについて説明したが、上述したスペーサーSpの機能を果たし得るものであれば制限はない。例えば、図16に示すように、表面に複数の半球体を有する等、凹凸面を有するスペーサーSpを用いてもよい。凹凸面が転写元テープTaを向くようスペーサーSpを載置することにより、ワークW周辺から排出孔Ho、吸引孔31cへの気道が確保される。
また、転写元フレームFaの内縁とワークWの外縁とで囲まれる領域を全域に渡って埋めるスペーサーを用いてもよい。
また、上記では転写元フレームFaが転写ステージ30に載置された後に穿孔装置33で転写元テープTaに排気孔Hoを設ける例について説明したが、図17に示すように、フレーム搬送装置72が穿孔装置33を備えた形態であってもよい。フレーム搬送装置72が転写元フレームFaを保持した際、搬送中、或いは、転写ステージ30に載置した際、図18に示すように、穿孔装置33が下降し、転写元テープTaの所定位置に排気孔Hoを設ける形態でもよい。
1 転写装置
10,11 カセット
20 転写元テープ紫外線照射装置
21 転写先テープ紫外線照射装置
30 転写ステージ
31a 内側ステージ
31b 外側ステージ
31c 吸引孔
33 穿孔装置
40 スペーサー収納庫
41 スペーサー回収庫
50 剥離装置
60,61 カセット
70〜74 フレーム搬送装置
80,81 スペーサー搬送装置
90 制御装置
Fa 転写元フレーム
Fb 転写先フレーム
Ho 排気孔
Ta 転写元テープ
Tb 転写先テープ
Sp スペーサー
W ワーク

Claims (16)

  1. 転写元テープで環状の転写元フレームの内部領域にワークが固定されており、前記転写元テープに排気孔を穿つ工程と、
    前記ワーク周辺から前記排気孔への気道を確保するスペーサーを前記転写元テープの前記排気孔を塞ぐように粘着面側に配置する工程と、
    転写先テープが貼着された環状の転写先フレームと前記転写元フレームとをそれぞれの粘着面を対向させて重ねる工程と、
    前記排気孔を介して前記転写元フレーム、前記転写元テープ、前記転写先フレーム及び前記転写先テープで囲まれた空間内を排気することにより、前記転写先テープを前記転写元テープに近接させて前記ワークを前記転写先テープに貼着する工程と、を具備する、
    ことを特徴とする転写方法。
  2. 多孔質素材から構成される前記スペーサーを用いる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写方法。
  3. 表面に凹凸を有する前記スペーサーを用い、前記凹凸を前記転写元テープに当接させて前記スペーサーを配置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写方法。
  4. 前記転写元フレームの内縁と前記ワークの外縁とで囲まれる領域を全域に渡って前記スペーサーで埋める、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の転写方法。
  5. 前記転写元テープがUVテープであり、前記転写元テープに紫外線を照射して粘着力を低下させた後に、前記ワークを前記転写先テープに転写する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の転写方法。
  6. 前記転写先テープがUVテープであり、前記転写先テープに紫外線を照射し、前記ワークが転写される領域を除いて粘着力を低下させた後に、前記ワークを前記転写先テープに転写する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の転写方法。
  7. 前記転写先テープに前記ワークの形状に応じた形状のマスクを配置して前記紫外線を照射する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の転写方法。
  8. 前記転写元テープを非粘着面側から粘着面側に向けて所定量押し出した後に排気する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の転写方法。
  9. 吸引孔を有し、ワークが貼着される転写元テープが固定された転写元フレームが載置される転写ステージと、
    前記転写元テープに排気孔を穿つ穿孔装置と、
    前記転写元テープの前記排気孔が設けられた箇所に、前記ワーク周辺から前記排気孔への気道を確保するスペーサーを配置するスペーサー搬送装置と、
    前記転写元フレーム、転写先テープが貼り付けられた転写先フレームをそれぞれ前記転写ステージへ搬送するフレーム搬送装置と、
    前記吸引孔を介して吸引する吸引装置と、を備え、
    前記転写元フレームに前記転写先フレームをそれぞれの粘着面を対向させて重ねて配置し、
    前記吸引孔を介して前記吸引装置が前記転写元フレーム、前記転写元テープ、前記転写先フレーム及び前記転写先テープで囲まれた空間内を排気し、
    前記転写先テープを前記転写元テープに近接させて前記ワークを前記転写先テープの粘着面に貼着する、
    ことを特徴とする転写装置。
  10. 前記フレーム搬送装置が前記穿孔装置を備えており、前記転写元フレームの搬送中、或いは、前記転写元フレームを前記転写ステージに載置する際に、前記穿孔装置が前記転写元テープに排気孔を穿つ、
    ことを特徴とする請求項9に記載の転写装置。
  11. 前記転写元テープがUVテープであり、前記転写元テープに紫外線を照射して前記転写元テープの粘着力を低下させる転写元テープ紫外線照射装置を備える、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の転写装置。
  12. 前記転写先テープがUVテープであり、前記転写先テープに紫外線を照射して前記転写先テープの粘着力を低下させる転写先テープ紫外線照射装置を備える、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の転写装置。
  13. 前記転写先テープ紫外線照射装置が前記ワークの形状に応じた形状のマスクを備え、前記転写先テープの前記ワークが転写される領域を除いて紫外線を照射する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の転写装置。
  14. 前記転写ステージは、前記転写元テープを非粘着面側から粘着面側へ押し出し可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載の転写装置。
  15. 前記転写ステージは、外側ステージと内側ステージと、を有し、
    前記内側ステージが昇降可能に構成され、前記内側ステージが上昇して前記転写元テープを押し出す、
    ことを特徴とする請求項14に記載の転写装置。
  16. 前記転写ステージは、内側領域が外側領域に対して凸状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項14に記載の転写装置。
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