JP2014175541A - ウェーハ貼着方法 - Google Patents

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寛 小野寺
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Abstract

【課題】ウェーハが大口径化する場合であっても、ステージ上にシート全面を密着させること。
【解決手段】ステージ(62)は、シート(S)の外周領域を保持する第一の保持面(622)と、第一の保持面の内側に設けられた凹部(621)の内底面でシートの内側領域を保持する第二の保持面(623)と、凹部の内周面でシートの下面(S1)と第二の保持面と共に閉空間(628)を形成する側面(624)と、閉空間からエアを吸引する吸引口(626)とを有しており、第二の保持面及びシートの下面の少なくとも一方には微細な凹凸(627)が設けられ、吸引口からのエアの吸引によって第一の保持面に保持されたシートを引き伸ばしつつ第二の保持面に保持させた状態で、微細な凹凸により第二の保持面とシートの下面との間にエアの抜け路を確保する構成にした。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェーハメイキング工程においてシートに液状樹脂を介して半導体ウェーハを貼着するウェーハ貼着方法に関する。
ウェーハメイキング工程では、例えば、シリコン等の円柱状のインゴットがワイヤソーによってスライスされて、基板状のウェーハが形成される。スライスされたウェーハには、スライス時にうねりや反り等が生じるが、片面に液状樹脂が塗布されて平坦面が形成される。液状樹脂が塗布された平坦面には、ウェーハのハンドリングを容易とするシートが貼り付けられて、このシート面を基準として研削されることで、平坦な薄板状に形成される。
シートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着方法として、加工前のウェーハの搬入から加工後のシート付きのウェーハの搬出までの一連の作業を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のウェーハ貼着方法では、ステージ上のシートに液状樹脂が供給され、液状樹脂の液溜まりにウェーハが載置される。そして、ウェーハがシートに押し付けられてウェーハとシートとの間に液状樹脂が均一に行き渡された後、液状樹脂を硬化することでウェーハがシートに貼着される。その際に、ステージとシートとの間が中央から外側に向かって吸引され、ステージとシートとの間に気泡が残らないようにステージの上面に沿ってシートが密着されている。
特開2012−146872号公報
しかしながら、上記したウェーハ貼着方法では、ウェーハが小口径(300mm以下)の場合には有効であるが、ウェーハが大口径化(450mm以上)するに従って、シートの中央箇所の気泡が適切に排出できず、ステージ上にシート全面を密着させることが困難になるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ウェーハが大口径化する場合であっても、ステージ上にシート全面を密着させることができるウェーハ貼着方法を提供することを目的とする。
本発明のウェーハ貼着方法は、シートを上面に保持するステージと、該ステージ上に保持されたシート上に液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、該シート上に供給された該液状樹脂の上からウェーハを押圧する押圧手段と、該ステージ上からウェーハの搬送を行うウェーハ搬送手段とを少なくとも有し、該ステージは、該シートを保持するリング形状の第一の保持面と、該第一の保持面に囲繞され該第一の保持面よりも凹んでおり該凹みにウェーハを収容して上面に保持する第二の保持面と、該第一の保持面から該第二の保持面に至る側面と、該第一の保持面に開口した該シートを吸引する第一の吸引口と、少なくとも該第二の保持面もしくは該側面の一方に開口した第二の吸引口と、該第一の吸引口及び該第二の吸引口に連通した負圧生成源と、を備えているウェーハ貼着装置において、該ステージ上に保持された該シートの上面に液状樹脂が供給され、該液状樹脂の上からウェーハを押圧し該シートに該液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着方法であって、該シートの該ステージ側の面及び該ステージの該第二の保持面の少なくともどちらかの表面には微細な凹凸が形成されており、該シートを該ステージ上に保持する際には、該第二の吸引口から吸引すると該シート及び該ステージ間は当接して該凹凸による隙間が形成され、該シート及び該ステージ間のエアが該隙間から該第二の吸引口へ除去されるとともに該シートが該ステージ上に密着されること、を特徴とする。
この構成によれば、シートをステージに載置する際には、第一の保持面にシートの外周が保持されたまま、シートと側面と第二の保持面とに囲まれた空間から第二の吸引口によってエアが吸引される。このとき、シートのステージ側の面と第二の保持面の少なくともどちらかの表面に微細な凹凸が形成されているため、シートが第二の保持面に保持されることで隙間(空隙)が形成される。微細な凹凸による隙間によって第二の保持面の全域にエアの抜け路が確保されているため、気泡を残すことなくステージにシートを密着させることができる。特に、ウェーハが大口径化してステージとシートとの接触面積が大きくなる場合であっても、シートの中央箇所に気泡を残すことなくステージにシートを密着させることができる。
本発明によれば、シートのステージ側の面及びステージの第二の保持面の少なくともどちらかの表面に微細な凹凸を形成することで、ウェーハが大口径化する場合であっても、ステージ上にシート全面を密着させることができる。
本実施の形態に係るウェーハ貼着装置の斜視図である。 本実施の形態に係るステージの模式図である。 本実施の形態に係るステージに対するシートの貼り付け動作の説明図である。 図3Bの部分拡大図である。 本実施の形態に係るステージからのシート付きウェーハの引き剥がし動作の説明図である。 変形例に係るステージに対するシートの貼り付け状態の拡大図である。
以下、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るウェーハ貼着装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係るウェーハ貼着装置は、図1に示す構成に限定されない。ウェーハ貼着装置は、シートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するものであれば、どのような構成を有していてもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、ウェーハ貼着装置の外部筐体を破線で示している。
図1に示すように、ウェーハ貼着装置1は、ウェーハWの下面に液状樹脂が塗布されたシートSを貼着するように構成されている。ウェーハ貼着装置1は、ステージ62に吸着保持されたシートSに液状樹脂を供給し、ステージ62の上方にて押圧手段64に保持されたウェーハWをシートSに対して上方から押し付けるように動作する。ウェーハ貼着装置1は、シートSに対してウェーハWを押し付けることで、ウェーハWの下面の全域に液状樹脂を行き渡らせている。
ウェーハWは、デバイスパターンが形成される前のものであり、円柱状のインゴットをワイヤソーで切断することにより得られる。ウェーハWは、カセット4に収容された状態でウェーハ貼着装置1に搬入される。なお、ウェーハWは、シリコンウェーハ(Si)、ガリウムヒソ(GaAs)、シリコンカーバイド(SiC)等のウェーハに限定されるものではない。例えば、セラミック、ガラス、サファイヤ(Al23)系の無機材料基板、板状金属や樹脂の延性材料、ミクロンオーダーからサブミクロンオーダの平坦度(TTV: total thickness variation)が要求される各種加工材料でもよい。シートSは、例えば、ポリエチレンテレフタラート等の弾性を有する柔らかい材料であればよい。
ウェーハ貼着装置1は、X軸方向に延在する直方体状の外部筐体2を有している。外部筐体2の後端部には、左右一対の収容部屋12を上下2段に形成したカセット収容手段10が設けられている。上段の収容部屋12には、加工前のウェーハWを収容する搬入側のカセット4が載置される。下段の収容部屋12には、加工後のシートS付きのウェーハWを収容する搬出側のカセット5が載置される。外部筐体2内において、カセット収容手段10の前方には、カセット4、5に対してウェーハWの搬入及び搬出を行うウェーハ搬入搬出手段20が設けられている。
ウェーハ搬入搬出手段20の前方空間は、コラム部65の背面に支持されたベース台3により上下に分けられている。ベース台3の上面には、加工前のウェーハWの位置及び向きを検出するウェーハ検出手段40が設けられている。ベース台3の下面には、ウェーハWに貼着されたシートSをウェーハWの外形に沿って切断するシート切断手段50が設けられている。ウェーハ検出手段40及びシート切断手段50の前方には、シートSに対して液状樹脂を介してウェーハWを貼着する貼着装置60が設けられている。
貼着装置60は、シートSを吸着保持するステージ62と、ステージ62の上方においてウェーハWを吸着保持する押圧手段64とを有している。ステージ62の近傍には、ステージ62上のシートSに対して光硬化性の液状樹脂を供給する樹脂供給手段63が設けられている。貼着装置60は、液状樹脂が供給されたシートSに対し、ウェーハWを保持した押圧手段64を近付けることで貼着動作する。また、貼着装置60の基台61内には、ステージ62を介して液状樹脂に光を照射する発光部67が設けられている。
ウェーハ検出手段40及びシート切断手段50の側方には、ウェーハ検出手段40と貼着装置60との間、及び貼着装置60とシート切断手段50との間でウェーハWを搬送するウェーハ搬送手段30が設けられている。貼着装置60の前方には、貼着装置60に対してシートSを供給するシート供給手段70が設けられている。シート供給手段70の側方には、シート供給手段70からのシートSを貼着装置60に搬送するシート搬送手段80が設けられている。
また、外部筐体2には、ウェーハ貼着装置1の各部を統括制御する制御手段6が設けられている。制御手段6は、ウェーハ貼着装置1の各種処理を実行するプロセッサや、メモリ等により構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。
以下、ウェーハ貼着装置を構成する各部分について簡単に説明する。カセット収容手段10は、ウェーハ貼着装置1に対する搬入口及び搬出口として動作する。カセット収容手段10の各収容部屋12には、装置外側の出入口を開閉するスライド式の外部ドア(不図示)と、装置内側の出入口を開閉するスライド式の内部ドア13とが設けられている。外部ドア及び内部ドア13は、いずれか一方が開状態の場合に、いずれか他方が閉状態でロックされて、オペレータの作業の安全性が確保されている。
ウェーハ搬入搬出手段20は、外部筐体2の底壁部に配置されたY軸方向に平行な一対のガイドレール21上に支持され、ボールねじ式の移動機構によりY軸方向に移動可能に構成されている。また、ウェーハ搬入搬出手段20は、上下方向に移動可能な支持台22と、支持台22上の多節リンク機構23と、多節リンク機構23の先端に設けられたロボットピック24とを有している。ウェーハ搬入搬出手段20は、支持台22及び多節リンク機構23によってロボットピック24を移動させることで、搬入側のカセット4とウェーハ検出手段40との間、シート切断手段50と搬出側のカセット5との間でウェーハWを搬送する。
ウェーハ検出手段40は、ウェーハ搬入搬出手段20によりウェーハWが仮置きされる小径の仮置きテーブル41と、仮置きテーブル41の上方に支持された撮像部42とを有している。ウェーハ検出手段40は、仮置きテーブル41上のウェーハW全体を撮像部42の撮像範囲に収めるようにしてウェーハWを撮像する。ウェーハWの画像データは、制御手段6に出力され、制御手段6においてウェーハWの水平方向における向きや中心位置が算出される。
ウェーハ搬送手段30は、外部筐体2の底壁部に配置されたX軸方向に平行な一対のガイドレール31上に支持され、ボールねじ式の移動機構によりX軸方向に移動可能に構成されている。また、ウェーハ搬送手段30は、上下方向に移動可能な支持台32と、支持台32上の旋回アーム33と、旋回アーム33の先端に設けられたウェーハ保持部34を有している。ウェーハ搬送手段30は、支持台32及び旋回アーム33によってウェーハ保持部34を移動させることで、ウェーハ検出手段40とステージ62との間、ステージ62とシート切断手段50との間でウェーハWを搬送する。
シート切断手段50は、ベース台3の下部に取り付けられた回転台51と、回転台51の外周面から外方に突出したカッター52とを有している。回転台51は、Z軸回りに回転可能、かつZ軸方向に移動可能に形成されている。カッター52は、ウェーハWの外形寸法に合わせて刃の位置が調整されている。シート切断手段50は、下方に配置されたシートS付きのウェーハWに対して、回転台51のZ軸方向の移動によりシートSに対する切り込み深さを調整し、回転台51の回転によりシートSをウェーハWの外形に沿って切断する。
貼着装置60は、略直方体状の基台61を有している。基台61上面の略前半部には、シートSを吸着保持するステージ62が設置されている。ステージ62は、石英ガラス等の透光性材料によって円板状に形成されている。ステージ62の上面中央には、上面視円形状の凹部621が形成されている。ステージ62は、この凹部621の段差を利用してシートSを引き伸ばしつつ吸着する。ステージ62の近傍には、シートS上面に液状樹脂を供給する樹脂供給手段63が設けられている。
樹脂供給手段63は、貼着装置60の動作に合わせて、基台61上面においてシートSの中央位置と、中央位置から退避した退避位置との間で旋回可能に取り付けられている。液状樹脂としては、紫外線硬化性樹脂等の光硬化性樹脂が用いられ、例えば、50〜30000[MPa]程度の粘度を有する樹脂が選択される。樹脂供給手段63は、基台61内に設けられた不図示の樹脂タンクに接続されており、樹脂タンクから汲み上げられた液状樹脂をシートSの上面に供給する。
基台61上面には、ステージ62の上方に押圧手段64を支持するコラム部65が立設されている。コラム部65の前面には、押圧手段64をステージ62に対して接近及び離反させる移動部66が設けられている。移動部66は、Z軸方向に平行な一対のガイドレール661と、一対のガイドレール661にスライド可能に設置されたZ軸テーブル662とを有している。Z軸テーブル662は、ボールねじ式の移動機構によりZ軸方向に移動可能に構成されている。Z軸テーブル662の前面には、支持部663を介して押圧手段64が支持されている。押圧手段64は、ウェーハWを吸着可能に構成されている。
貼着装置60は、押圧手段64に保持したウェーハWを、液状樹脂が供給されたシートSに押し付けるように動作する。すなわち、押圧手段64がウェーハWを保持する保持面は、シートSに対してウェーハWを押圧する押圧面となっている。このとき、貼着装置60は、液状樹脂から押圧手段64の押圧面に作用する圧力の変化を測定している。押圧面に作用する圧力は、液状樹脂がウェーハWの外縁に向かって押し広げられるのに伴って増加し、ウェーハWの外縁から食み出ると低下し始める。貼着装置60は、この特性を利用して、押圧力の変化に応じて移動部66の駆動量を調整することで、液状樹脂をウェーハWの外縁まで行き渡らせている。
基台61内には、ステージ62に向かって紫外光等の光を照射する発光部67が設置されている。発光部67は、ステージ62を介して照射した光により液状樹脂を硬化させることで、ウェーハWとシートSとの間に樹脂膜を形成する。発光部67による照射は、押圧手段64による押し付け動作の完了後、すなわち、押圧手段64がウェーハWから離れた後に実施される。このため、ウェーハWに内部応力を残留させずにウェーハWに対して樹脂膜を形成することができる。
シート供給手段70は、ロールシートRからシートSを引き出すシート引き出し部71と、引き出されたシートを所定長で切断する切断部72とを有している。シート引き出し部71は、ロールシートRに近付いてシートSの前端を把持し、シートSの前端を把持した状態でロールシートRから離間して、ロールシートRからシートSを引き出す。ロールシートRからシートSが引き出されると、シート搬送手段80によりシートSが保持される。切断部72は、シート搬送手段80にシートSが保持された状態で、引き出し方向に直交する幅方向でシートSを切断する。
シート搬送手段80は、外部筐体2の底壁部に配置された基台81と、基台81から突出した搬送アーム82と、搬送アーム82の先端に設けられたシート保持部83とを有している。シート搬送手段80は、搬送アーム82によってシート保持部83を移動させることで、シート供給手段70とステージ62との間でシートSを搬送する。
このように構成されたウェーハ貼着装置1では、ウェーハ搬入搬出手段20により搬入側のカセット4から加工前のウェーハWが取り出され、仮置きテーブル41に仮置きされる。仮置きテーブル41上のウェーハWは、撮像部42により撮像されてウェーハWの向きや中心位置が算出される。撮像後のウェーハWは、算出された向きや中心位置に基づいてウェーハ搬送手段30によって貼着装置60へ搬送され、押圧手段64によってステージ62の上方で保持される。
一方、ウェーハWの貼着装置60への搬送に並行して、シート供給手段70によりロールシートRからシートSが引き出される。シート供給手段70により引き出されたシートSは、所定長で切断されてシート搬送手段80によりステージ62上に搬送される。このとき、ステージ62上に搬送されたシートSはステージ62に対して密着されている。ステージ62の上のシートSには、中央部分に樹脂供給手段63から液状樹脂が供給される。貼着装置60に対してシートS及びウェーハWが搬送されると、液状樹脂が供給されたシートSに対して押圧手段64に保持されたウェーハWが押し付けられる。これにより、液状樹脂がウェーハWの外縁まで行き渡る。
シートSに対するウェーハWの押し付けが完了すると、発光部67からの光の照射により液状樹脂が硬化され、ウェーハWとシートSとの間に樹脂膜L(図5参照)が形成される。シートS付きのウェーハWは、ウェーハ搬送手段30によりステージ62から取り出され、シート切断手段50の下方に配置される。そして、シートS付きのウェーハWは、シート切断手段50においてウェーハWの外形に沿って余分なシートSが取り除かれ、ウェーハ搬入搬出手段20によりシート切断手段50から搬出側のカセット5に押し込まれる。
図2を参照して、ステージ62について詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係るステージ62の模式図である。なお、図2Aがステージ62の上面模式図、図2Bが図2AのA−A線に沿う断面図である。
図2A及び図2Bに示すように、ステージ62は、ガラス等の透光性材料により円板状に形成されており、上面の外周領域を除いて中央領域に凹部621が設けられている。ステージ62には、凹部621を囲繞する外周領域にリング形状の第一の保持面622、凹部621の内底面に第二の保持面623、凹部621の内周面に第一の保持面622から第二の保持面623に至る側面624がそれぞれ形成される。第一の保持面622には、シートSの外周領域を吸引保持する2つの第一の吸引口625が同心円状に形成されている。第二の保持面623と側面624との角部には、シートSの中央領域を吸引する環状の第二の吸引口626が形成されている。
第一の吸引口625は、ステージ62の内外に設けられた流路を通じて負圧生成源631に接続される。第二の吸引口626は、ステージ62の内外に設けられた流路を通じて分岐配管632に連結し、分岐配管632を介して負圧生成源631及び圧縮エア供給源633に接続される。第一の吸引口625は、開閉バルブ634を介して負圧生成源631に連通されている。第二の吸引口626に連結した分岐配管632は、開閉バルブ635を介して負圧生成源631に連通され、開閉バルブ636を介して圧縮エア供給源633に連通されている。開閉バルブ634、635、636は、それぞれ制御手段6(図1参照)により開閉タイミングが制御されている。
また、第二の保持面623には、全域にわたって微細な凹凸627が形成されている。この微細な凹凸627は、例えばサンドブラストによって第二の保持面623が租面化されることで形成される。微細な凹凸627は、第二の保持面623にシートSが保持された状態で第二の保持面623とシートSの下面S1との間に隙間G(空隙)を形成する(図4参照)。第二の保持面623とシートSの下面S1との間に微細な隙間Gが形成されることで、第二の保持面623の全域にエアの抜け路が確保される。
ステージ62上にシートSが載置されると、第一の吸引口625の吸引によって第一の保持面622にシートSの外周領域が吸引保持される。これにより、シートSの下面S1と第二の保持面623と側面624とによって閉空間628が形成される。第二の吸引口626によって、この閉空間628からエアが吸引されることで、シートSの下面S1が第一の保持面622よりも凹んだ第二の保持面623に貼り付けられる。このとき、シートSは、第一の保持面622と第二の保持面623との段差によって引き伸ばされつつ、平坦な第二の保持面623に沿って保持される。
上記したように、第二の保持面623の全体に微細な凹凸627が形成されているため、シートSの下面S1と第二の保持面623との間に隙間Gが形成される(図4参照)。第二の保持面623にシートSが保持された状態でも、隙間Gによって第二の保持面623の全体にエアの抜け路が確保されているため、負圧生成源631からの吸引力が第二の保持面623の全体に作用される。したがって、シートSの下面S1と第二の保持面623との間に部分的に気泡が残ることがなく、ステージ62上にシートSを密着させることができる。このように、第二の保持面623に沿ってシートSが平坦に保持されるため、シートSに対してウェーハWを良好に貼着することができる。
また、ステージ62上からシートSを剥がす際には、シートSの外周領域が第一の保持面622に保持された状態で、第二の吸引口626から閉空間628に圧縮エアが送り込まれる。これにより、シートSの中央領域が第二の保持面623から剥がれる。このように、本実施の形態に係るステージ62は、シートSを第二の保持面623に対して密着させると共に、第二の保持面623に貼り付けられたシートSを容易に剥がすことができる。
なお、微細な凹凸627の大きさは、シートSの表面が凹凸627に倣って凹凸状に変形しない程度(例えば、表面粗さRa1μm)に形成されていればよい。これにより、シート上に液状樹脂を介してウェーハWが貼着される場合に、液状樹脂に凹凸形状が転写された状態で硬化されることがなく、後工程の研削工程での不具合が抑制される。
図3を参照して、ステージに対するシートの貼り付け動作について説明する。図3は、本実施の形態に係るステージに対するシートの貼り付け動作の説明図である。図4は、図3Bの部分拡大図である。なお、図3に示すシートの貼り付け動作は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
図3Aに示すように、シートSが第一の保持面622に載置されると、開閉バルブ634が開かれて、第一の吸引口625が負圧生成源631に連通される。これにより、第一の吸引口625によって第一の保持面622にシートSの外周領域が吸着される。このとき、シートSの下面S1と第二の保持面623と側面624とによって閉空間628が形成される。
次に、ステージ62上に閉空間628が形成されると、図3Bに示すように開閉バルブ635が開かれて第二の吸引口626が負圧生成源631に連通される。これにより、第二の吸引口626によって閉空間628からエアが吸引され、凹部621の段差によってシートSが引き伸ばされながら第二の保持面623にシートSが貼り付けられる。図4に示すように、第二の保持面623には微細な凹凸627が設けられており、この微細な凹凸627によって第二の保持面623とシートSの下面S1との間にエアの抜け路となる隙間Gが形成されている。この場合、シートSと第二の保持面623との間に一時的に気泡が存在していても、隙間Gを通じて第二の保持面623の全域からエアが引き込まれて、最終的にシートSの下面S1と第二の保持面623との間に気泡が残ることがない。このようにして、第二の保持面623にシートSが密着される。その後、シートSに対して貼着装置60(図1参照)による貼着動作が実施される。
なお、シートSの貼り付け動作時においては、シート保持部83(図1参照)によってシートSの中央領域を第二の保持面623に押し付けるようにしてもよい。この場合、例えばシート保持部83に設けた膨張膜をドーム状に膨らませて、シートSを第二の保持面623に押し付けるようにする。
図5を参照して、ステージからのシート付きウェーハの引き剥がし動作について説明する。図5は、本実施の形態に係るステージからのシート付きのウェーハの引き剥がし動作の説明図である。なお、図5に示すシート付きウェーハの引き剥がし動作は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
図5Aに示すように、ウェーハWの貼着動作の直後は、開閉バルブ634、635が開かれており、第一、第二の吸引口625、626が負圧生成源631に連通されている。また、開閉バルブ636が閉じられており、第二の吸引口626が圧縮エア供給源633から遮断されている。この状態では、シートSが第一の保持面622及び第二の保持面623に密着されている。
次に、図5Bに示すように、開閉バルブ635が閉じられて、第二の吸引口626が負圧生成源631から遮断される。同時に開閉バルブ636が開かれて、第二の吸引口626が圧縮エア供給源633に連通される。このとき、開閉バルブ634は開かれた状態で維持され、第一の保持面622によってシートSの外周領域が吸引保持されている。このような制御により、圧縮エア供給源633から第二の吸引口626を介してシートSの下面S1と第二の保持面623との間に圧縮エアが供給される。これにより、第二の保持面623によるシートSの吸引保持が解除される。第二の保持面623とシートSの下面S1との隙間Gに圧縮エアが入り込むことで、第二の保持面623からシートSを容易に引き剥がすことが可能になっている。その後、ウェーハ搬送手段30(図1参照)による搬送時に第一の保持面622の吸引保持が解除されて、シートS付きウェーハWがステージ62上から搬出される。
以上のように、本実施の形態に係るウェーハ貼着方法によれば、シートSをステージ62に載置する際には、第一の保持面622にシートの外周が保持されたまま、シートSと側面624と第二の保持面623とに囲まれた閉空間628から第二の吸引口626によってエアが吸引される。このとき、第二の保持面623に微細な凹凸627が形成されているため、シートSが第二の保持面623に保持されることで隙間Gが形成される。微細な凹凸627による隙間Gによって第二の保持面623の全域にエアの抜け路が確保されているため、気泡を残すことなくステージ62にシートSを密着させることができる。特に、ウェーハWが大口径化してステージ62とシートSとの接触面積が大きくなる場合であっても、シートSの中央箇所に気泡を残すことなくステージ62にシートSを密着させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態では、ステージ62の第二の保持面623に微細な凹凸627が形成される構成としたが、この構成に限定されない。微細な凹凸は、ステージ62の第二の保持面623及びシートSのステージ62側の下面S1の少なくとも一方に形成されていればよい。例えば、図6に示すように、シートSの下面S1に微細な凹凸629が形成される場合であっても、第二の保持面623とシートSの下面S1との間にエアの抜け路となる隙間Gを形成することが可能である。この場合、シートSの外周領域には微細な凹凸629を設けないようにする。なお、シートSの微細な凹凸629は、サンドブラストによって形成されてもよいし、コロナ処理で形成されてもよい。
また、本実施の形態では、第二の保持面623と側面624との角部に第二の吸引口626を形成したが、これに限定されない。第二の吸引口626は、少なくとも第二の保持面623及び側面624の一方に形成されていればよい。
また、本実施の形態では、第一、第二の吸引口625、626が同一の負圧生成源631に接続される構成としたが、この構成に限定されない。第一、第二の吸引口625、626は、異なる負圧生成源、すなわち第一、第二の負圧生成源に接続されてもよい。
以上説明したように、本発明は、ウェーハが大口径化する場合であっても、ステージ上にシート全面を密着させることができるという効果を有し、特に、ウェーハメイキング工程においてシートに液状樹脂を介して半導体ウェーハを貼着するウェーハ貼着方法に有用である。
1 ウェーハ貼着装置
30 ウェーハ搬送手段
60 貼着装置
61 基台
62 ステージ
63 樹脂供給手段
64 押圧手段
621 凹部
622 第一の保持面
623 第二の保持面
624 側面
625 第一の吸引口
626 第二の吸引口
627、629 凹凸
628 閉空間
631 負圧生成源
632 分岐配管
633 圧縮エア供給源
G 隙間
S シート
S1 ウェーハの下面
W ウェーハ

Claims (1)

  1. シートを上面に保持するステージと、該ステージ上に保持されたシート上に液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、該シート上に供給された該液状樹脂の上からウェーハを押圧する押圧手段と、該ステージ上からウェーハの搬送を行うウェーハ搬送手段とを少なくとも有し、
    該ステージは、該シートを保持するリング形状の第一の保持面と、該第一の保持面に囲繞され該第一の保持面よりも凹んでおり該凹みにウェーハを収容して上面に保持する第二の保持面と、該第一の保持面から該第二の保持面に至る側面と、該第一の保持面に開口した該シートを吸引する第一の吸引口と、少なくとも該第二の保持面もしくは該側面の一方に開口した第二の吸引口と、該第一の吸引口及び該第二の吸引口に連通した負圧生成源と、を備えているウェーハ貼着装置において、該ステージ上に保持された該シートの上面に液状樹脂が供給され、該液状樹脂の上からウェーハを押圧し該シートに該液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着方法であって、
    該シートの該ステージ側の面及び該ステージの該第二の保持面の少なくともどちらかの表面には微細な凹凸が形成されており、
    該シートを該ステージ上に保持する際には、該第二の吸引口から吸引すると該シート及び該ステージ間は当接して該凹凸による隙間が形成され、該シート及び該ステージ間のエアが該隙間から該第二の吸引口へ除去されるとともに該シートが該ステージ上に密着されること、を特徴とするウェーハ貼着方法。
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