JP5656763B2 - 入国審査システム - Google Patents

入国審査システム Download PDF

Info

Publication number
JP5656763B2
JP5656763B2 JP2011151366A JP2011151366A JP5656763B2 JP 5656763 B2 JP5656763 B2 JP 5656763B2 JP 2011151366 A JP2011151366 A JP 2011151366A JP 2011151366 A JP2011151366 A JP 2011151366A JP 5656763 B2 JP5656763 B2 JP 5656763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
immigration
watch list
examination
biometric information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011151366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013020316A (ja
Inventor
高田 治
治 高田
陽介 加賀
陽介 加賀
磯部 義明
義明 磯部
拓也 楠
拓也 楠
伸夫 ▲高▼橋
伸夫 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2011151366A priority Critical patent/JP5656763B2/ja
Priority to US13/428,044 priority patent/US20130013527A1/en
Priority to SG2012021846A priority patent/SG187308A1/en
Priority to EP12161265A priority patent/EP2544137A1/en
Priority to CN2012100867578A priority patent/CN102867277A/zh
Publication of JP2013020316A publication Critical patent/JP2013020316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5656763B2 publication Critical patent/JP5656763B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/26Government or public services
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • G07C9/22Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder
    • G07C9/25Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
    • G07C9/257Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition electronically
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/30Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass
    • G07C9/32Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check
    • G07C9/37Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition

Description

本発明は、入国審査を行うための情報処理技術に関する。その中でも特に、生体認証等の個人認証を利用した入国審査の迅速化を可能にするための技術に関する。
空港などにおける入国審査を効率的に行うための技術が種々提案されている。例えば、特許文献1には、汎用端末から入力された旅客情報を受け取る共同制御装置と、汎用端末から又は共同制御装置が受け取った旅客情報を記憶する事前旅客情報データベースとを具備し、共同制御装置は、旅客情報が所定条件を満足するか否かを判断し、所定条件を満足する場合、旅客情報を事前旅客情報データベースに記憶させる一方、所定条件を満足しない場合、旅客情報を事前旅客情報データベースに記憶させることなく、汎用端末に不受理情報を送信する入国前審査システムが開示されている。
また、非特許文献1のChapter4 System Architectureには、生体情報ウォッチリストデータベースを用いた個人識別システムの仕組みが開示され、この非特許文献1のChapter1 Introduction にはUnited States Visitor and Immigrant Status Indicator Technology(US-VISIT)の説明が記載されている。
特開2005−215999公報
Privacy Impact Assessment Update for the US-VISIT Program, U.S. Department of Homeland Security, July 1st 2005. Chapter1, 4
然るに、非特許文献1に開示された個人識別システムの仕組みでは、ウォッチリストデータベースの登録数が多い場合には照合の結果として大量の類似するウォッチリスト情報が表示され、オペレータの結果確認に多くの時間を要する場合がある。
また、このシステムではウォッチリスト照合結果表示を含めた個人識別処理全体に時間を要する場合がある。
そこで、本発明は、例えばウォッチリストデータベースの登録数が多く、照合結果確認に手間が掛かるオペレータの確認時間を短くすることができる入国審査迅速化システム及び方法を提供することを課題とする。
また、本発明は、ウォッチリスト照合結果表示を含めた入国審査処理全体の時間を短くすることも課題とする。
上記課題を解決するための本発明の代表的な一例は次の通りである。すなわち、本発明の入国審査システムは、旅客の入国審査を支援する入国審査システムであって、旅客識別情報および審査履歴識別情報を含むレコードの集合体である審査履歴情報を記憶する審査履歴情報記憶部と、過去の審査時に取得した生体情報および前記審査履歴識別情報を含むレコードの集合体である審査時生体情報を記憶する審査時生体情報記憶部と、要注意人物の生体情報および通し番号を含むレコードの集合体であって、任意のタイミングで更新される前記要注意人物のウォッチリストを記憶するウォッチリスト記憶部と、前記審査履歴識別情報、前記要注意人物のウォッチリストのチェック結果および前記通し番号を含むレコードの集合体である前記要注意人物のウォッチリストのチェック結果を記憶するウォッチリストチェック結果記憶部と、新たに前記旅客識別情報を取得し、該旅客識別情報に基づき前記審査履歴情報記憶部を検索し、該当審査履歴識別情報を取得し、該審査履歴識別情報に基づき前記ウォッチリストチェック結果記憶部を検索し、該当通し番号を取得する通し番号取得部と、前記通し番号取得部により取得した前記審査履歴識別情報に基づき前記審査時生体情報記憶部から生体情報を取得する生体情報取得部と、前記ウォッチリスト記憶部における、前記通し番号取得部により取得した前記通し番号より大きい通し番号を含むレコードの生体情報と、前記生体情報取得部により取得した前記生体情報を照合する照合部と、前記照合の結果を出力する照合結果出力部と、を有する。
以上のように、本発明は、過去の審査(第一の審査)結果を利用して、第二の審査における個人照合を含む審査処理を効率化するものである。
本発明によれば、過去の審査(第一の審査)の結果を利用して、個人照合を効率化することにより、審査の手間ないし時間を低減することが可能になる。
実施例による入国審査システムの構成例を示す図。 実施例による通常入国審査クライアント端末60および簡易入国審査クライアント端末70の構成例を示す図。 実施例におけるID情報ウォッチリスト51の例を示す図。 実施例における生体情報ウォッチリスト52の例を示す図。 実施例における出入国審査情報53の例を示す図。 実施例におけるID情報ウォッチリスト照合結果54の例を示す図。 実施例における生体情報ウォッチリスト照合結果55の例を示す図。 実施例における出入国審査時生体情報56の例を示す図。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理シーケンスの例を示す図(その1)。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理シーケンスの例を示す図(その2)。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理シーケンスの例を示す図(その3)。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理を行った後に、再度入国する場合の簡易入国審査処理シーケンスの例を示す図(その1)。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理を行った後に、再度入国する場合の簡易入国審査処理シーケンスの例を示す図(その2)。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理を行った後に、再度入国する場合の簡易入国審査処理シーケンスの例を示す図(その3)。 実施例における初回入国時の通常入国審査処理において通常入国審査クライアント端末60に表示する画面を示す図。 実施例における再度入国する場合の簡易入国審査処理において簡易入国審査クライアント端末70に表示する画面を示す図。 実施例の入国審査システムにおける各装置のハードウェア構成を示す図。
以下、図面を参照して、本発明による幾つかの実施例について詳細に説明する。
以下の説明において、「ID情報」は、パスポート番号やID(Identity)カード番号等の識別子(Identifier)情報や、パスポートやIDカードに記載されている国籍や氏名や性別や生年月日などのIdentity情報を総称するものとする。また、「ウォッチリスト」とは、U.S. Department of Homeland Securityの説明と同様に、「航空機に搭乗を拒否された個人を含むリスト」、或いは「航空機に搭乗を許可される前の付加的なセキュリティスクリーニングを受けなければならない個人を含むリスト」を称するものとする。
また、旅客が入国する場合に入国港において入国審査官が出入国管理システムのサポートを受けながら行う審査のことを「入国審査」というものとする。
実施例1と実施例2は、国際空港における外国人の出入国管理システムの例を示している。なお、ここでは国際空港の例を示しているが、国際海港や道路の国境ゲートにも同様にこの出入国管理システムを適用可能である。
入国審査には「厳正性」の軸と「迅速性」の軸があるが、実施例では、「厳正性」を維持しつつ「迅速性」の効果を得るものである。
本実施例では、初回入国時に通常の入国審査処理を行い、また、ID情報と生体情報を取得、保管し、2回目以降の入国時に再度ID情報と生体情報を取得し、保管している生体情報と照合し、簡易入国審査処理を行う例を示す。
図1は、入国審査システムの構成を示す。
入国審査システムは、データセンタ1と、通常入国審査クライアント端末60と簡易入国審査クライアント端末70が、ネットワーク9により相互に接続されて構成される。これらは、いわゆるコンピュータで実現され、それぞれの処理(後述する各機能等)をプログラムに従ってCPUの如き演算装置で実行する。
データセンタ1は、出入国管理サーバ10と、ID情報照合サーバ20と、個人識別サーバ30と、個人認証サーバ40と、データベース(DB)50を有する。DB50は、ID情報ウォッチリスト51と、生体情報ウォッチリスト52と、出入国審査情報(Passport Control Information)53と、ID情報ウォッチリスト照合結果54と、生体情報ウォッチリスト照合結果55と、出入国審査時生体情報56の各DBを含む。
なお、出入国審査情報53とID情報ウォッチリスト照合結果54は、両者を統合した単一のDBであってもよいし、2つの分かれたDBであってもよい。
次に、データセンタ1の構成について詳しく説明する。
出入国管理サーバ10は、入国審査業務管理機能11を有する。入国審査業務管理機能11は、ID情報照合サーバ20や個人識別サーバ30や個人認証サーバ40の各機能やDB50の各情報を利用しながら、通常入国審査クライアント端末60や簡易入国審査クライアント端末70と連携して入国審査業務を管理(業務を実現するための情報処理を実行)する。
ID情報照合サーバ20はID情報ウォッチリスト照合機能21を有し、このID情報ウォッチリスト照合機能21は、ID情報取得機能602により取得された特定のID情報に合致あるいは類似するデータをID情報ウォッチリスト51内のデータから検索する。あるいは、ID情報ウォッチリスト51内のある番号以降のID情報ウォッチリスト更新通し番号が付与されているデータから検索する。
個人識別サーバ30は生体情報ウォッチリスト照合機能31を有し、この生体情報ウォッチリスト照合機能31は、指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610により取得されたあるいは出入国審査時生体審査情報56に保管された特定の生体情報に合致する生体情報が、生体情報ウォッチリスト52のデータ内に存在するか否かを判定する。あるいは、生体情報ウォッチリスト52のある番号以降の生体情報ウォッチリスト更新通し番号が付与されているデータ内に存在するか否かを判定する。ここでは、指静脈&指紋&顔生体情報と記載したが、これらは少なくともその1つを用いる構成も本実施例に含まれる(後述のとおり)。
個人認証サーバ40は簡易入国審査対象者照合機能41を有し、この簡易入国審査対象者照合機能41は、出入国審査時生体情報56内の生体情報と、指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610により取得された生体情報とを照合して、同一人物の生体情報であるか否かを判定する。
なお、簡易入国審査対象者照合機能41は、例えば指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610で取得される、マルチモーダル(例えば、顔、指紋、指静脈などの複数種類の生体情報)を使って照合してもよい。この場合には、複数種類の生体情報のうち、環境の影響によりある種類の生体情報の取得品質が低くても、他の生体情報の取得品質が高ければ、全体としてより正確な照合、判定が可能となる。また、故意にある種類の生体情報が変造されたとしても、他の生体情報が正常に取得できれば、正確な判定が可能となる。
なお、簡易入国審査対象者照合機能41は、例えば指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610で取得される、いずれか一つのモーダル(例えば、顔、指紋、指静脈のいずれか)を使って照合してもよい。
図2は、通常入国審査クライアント端末60と簡易入国審査クライアント端末70の機能構成を示す。
通常入国審査クライアント端末60と簡易入国審査クライアント端末70は、図1のように別の端末装置であってもよいし、通常入国審査クライアント端末60と簡易入国審査クライアント端末70の両方の機能を持つ同一端末であってもよい。あるいは、通常入国審査クライアント端末60と簡易入国審査クライアント端末70を包含する機能を持った端末を、通常入国審査クライアント端末60と簡易入国審査クライアント端末70の各々の用途で使っても良い。これらのことは、言い換えると、各クライアント端末について、利用できる業務アプリケーション(プログラム)を必要とする業務(審査)に応じて変更することで実現可能であるし、また、必要に応じて起動するプログラムを変えることでも実現可能である。
通常入国審査クライアント端末60は、ID情報取得機能602と審査履歴表示機能604とID情報ウォッチリスト照合結果表示機能606と指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610と生体情報ウォッチリスト照合結果表示機能612と入出国カード番号取得機能616と証印シール出力機能618と入国審査結果登録機能620とを有し、簡易入国審査クライアント端末70は、ID情報取得機能602と審査履歴表示機能604と差分ID情報ウォッチリスト照合結果表示機能608と指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610と差分生体情報ウォッチリスト照合結果表示機能614と入国審査結果登録機能620とを有する。指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610は、上述のように、少なくとも1つの生体情報を扱えればよい。
ID情報取得機能602は、旅客が所持するパスポートやIDカードや査証や認定証などから、パスポートリーダやカードリーダやバーコードリーダなどを用いて旅客のID情報を取得する機能である。
審査履歴表示機能604は、出入国審査情報53の中の該当する審査履歴情報を表示する機能であり、通常入国審査クライアント端末60においては図15の審査履歴ウィンドウに示すように表示、あるいは、簡易入国審査クライアント端末70においては図16の審査履歴ウィンドウに示すように表示する。
ID情報ウォッチリスト照合結果表示機能606は、ID情報ウォッチリスト照合機能21により検索した結果を、図15のID情報ウォッチリスト照合結果ウィンドウに示すように表示する機能であり、差分ID情報ウォッチリスト照合結果表示機能608は、ID情報ウォッチリスト照合機能21により一部のデータから検索した結果を、図16の差分ID情報ウォッチリスト照合結果ウィンドウに示すように表示する機能である。
指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610は、例えば、顔画像を取得するカメラと、指紋や指静脈情報を取得するセンサと、カメラやセンサから取得された情報の信号処理機能から構成され、旅客から複数種類の生体情報(顔画像、指紋、指静脈)を取得する。
なお、指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610において指紋と指静脈情報を同時に単一のセンサで取得できると、指紋と指静脈を別の2つのセンサで取得する場合と比較して、利用者の操作が少なくてすむ。
生体情報ウォッチリスト照合結果表示機能612は、生体情報ウォッチリスト照合機能31により照合した結果を、図15の生体情報ウォッチリスト照合結果ウィンドウに表示する機能であり、差分生体情報ウォッチリスト照合結果表示機能614は、生体情報ウォッチリスト照合機能31により一部のデータに対して照合した結果を、図16の差分生体情報ウォッチリスト照合結果ウィンドウに表示する機能である。
入出国カード番号取得機能616は、バーコードリーダなどにより出入国カード番号を取得する機能である。
証印シール出力機能618は、証印シールを印刷するための機能である。これは、図示しない印刷機に対して、認証シールの印刷指示を送信する。
入国審査結果登録機能620は、入国審査の結果を図5の出入国審査情報53の審査履歴534に登録する機能である。
図3は、ID情報ウォッチリスト51の例を示す図である。
ID情報ウォッチリスト51は、旅客識別番号と、旅券番号や国籍、氏名などのID情報と、登録日時と、ID情報ウォッチリスト更新通し番号から構成され、要注意人物のID情報を保管する。なお、ID情報ウォッチリスト51は、任意のタイミングで情報が追加または削除されることで、常に情報が更新される。ID情報ウォッチリスト51に新たにデータを加える場合には、ID情報ウォッチリスト51内の最大のID情報ウォッチリスト更新通し番号(例えば図3の例で1001)に1を加えた番号を新たなデータに振る。さらに、ID情報ウォッチリスト51に既に記録されている情報を更新する場合には、ID情報ウォッチリスト51内の最大のID情報ウォッチリスト更新通し番号に1を加えた番号を更新したデータに振る。(例えば、NG_Passenger0002)の内容を更新した場合に、1002を振る。)
なお、ID情報ウォッチリスト51は、国外への退去強制の際のリストであったり、国外から入手するウォッチリストであったりする。これらは、本実施例のように同一データベース51に保管する場合もあるし、別のデータベースに保管する場合もある。別のデータベースに保管する場合には、それぞれ別々にID情報ウォッチリスト更新通し番号を振る。このID情報ウォッチリスト更新通し番号は、互いに識別できるものであれば、よいので「通し」ないし「ランダム」、「番号」ないし「(番号+)記号」などで実現できる。
図4は、生体情報ウォッチリスト52の例を示す図である。
生体情報ウォッチリスト52は、ID情報ウォッチリスト51と同様の旅客識別番号と、生体情報(指紋情報や顔画像情報)と、登録日時と、生体情報ウォッチリスト更新通し番号から構成され、要注意人物の生体情報を保管する。なお、生体情報ウォッチリスト52は、任意のタイミングで情報が追加または削除されることで、適宜その情報が更新される。生体情報ウォッチリスト52に新たにデータを加える場合には、生体情報ウォッチリスト52内の最大の生体情報ウォッチリスト更新通し番号(例えば図4の例で2001)に1を加えた番号を新たなデータに振る。さらに、生体情報ウォッチリスト52に既に記録されている情報を更新する場合には、生体情報ウォッチリスト52内の最大の生体情報ウォッチリスト更新通し番号に1を加えた番号を更新したデータに振る。(例えば、NG_Passenger0002)の内容を更新した場合に、2002を振る。)
なお、生体情報ウォッチリスト52は、国外への退去強制の際のリストであったり、国外から入手するウォッチリストであったりする。これらは、本実施例のように同一データベース52に保管する場合もあるし、別のデータベースに保管する場合もある。別のデータベースに保管する場合には、それぞれ別々にID情報ウォッチリスト更新通し番号を振る。
図5は、出入国審査情報53の例を示す図である。
出入国審査情報53は、旅客識別番号531と、ID情報532と、審査履歴ID533と、審査履歴534と、出入国カード番号535と、から構成される。
なお、図5に示すように、同一旅客に対して複数のレコード(5300〜5302)を記録することができ、それぞれに異なる審査履歴IDを付与する。
なお、審査履歴534に「入国不許可」を記録する場合には、その原因となったID情報ウォッチリストや生体情報ウォッチリストを特定できるようにしておくこともできる。
図6は、ID情報ウォッチリスト照合結果54の例を示す図である。
ID情報ウォッチリスト照合結果54は、出入国審査情報53と共通の旅客識別番号541と審査履歴ID542や、さらに、ID情報ウォッチリスト審査結果543と、ID情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号544と、を含む。
図7は、生体情報ウォッチリスト照合結果55の例を示す図である。
生体情報ウォッチリスト照合結果55は、出入国審査情報53と共通の旅客識別番号551と審査履歴ID552や、生体情報ウォッチリスト審査結果553と、生体情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号554と、を含む。
なお、生体情報ウォッチリスト照合結果55における、旅客識別番号551と審査履歴ID552は、出入国審査情報53と共通であってもよいし、共通でなくてもよい。共通でない場合には、例えばの審査履歴ID552と審査履歴ID533を紐づける情報を出入国審査情報53が管理することにより対応付けをとることができる。
図8は、出入国審査時生体情報56の例を示す図である。
出入国審査時生体情報56は、出入国審査情報53と共通の旅客識別番号561と審査履歴ID562や、審査の際に記録した生体情報(指紋、顔画像、指静脈)563と、を含む。
図9と図10と図11は、旅客の初回入国時の入国審査処理シーケンスの一連を示す図である。
まず、図9のシーケンスを参照して、入国審査処理(その1)について説明する。
通常入国審査クライアント端末60は、ID情報取得機能602によりID情報を取得し、出入国管理サーバ10に送信する(S100)。
出入国管理サーバ10は、S100により得られたID情報をキーに出入国審査情報53内のID情報532を検索し、該当するデータがあった場合にはこれに対応する審査履歴534を取得し、該当するデータがない場合には、出入国審査情報53に新たに審査履歴を記録する列を追加(例えば図5の5303を追加)する(S102)。出入国管理サーバ10は、S102で取得したデータを通常入国審査クライアント端末60に送信し(S104)、通常入国審査クライアント端末60がこれを表示する(S104)。
出入国管理サーバ10は、S100で受信したID情報及びウォッチ照合要求をID情報照合サーバ20に送信する(S108)。ID情報照合サーバ20は、受信したID情報についてID情報に合致あるいは類似するデータをID情報ウォッチリスト51内のデータから検索し、その結果を出入国管理サーバ10に応答し(S110)、出入国管理サーバ10はこれを通常入国審査クライアント端末60に送信し(S112)、通常入国審査クライアント端末60がこれを表示する(S114)。なお、S110で出入国管理サーバ10に応答し、S112で通常入国審査クライアント端末60に送信し、S114で表示する結果は、一致あるいは類似した情報の有無や、類似度の高いID情報ウォッチリスト51の情報一覧の場合がある。
続いて、図10のシーケンスを参照して、入国審査処理(その2)について説明する。
通常入国審査クライアント端末60は、指紋と指静脈の情報を指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610により取得し、出入国管理サーバ10に送信し(S116)、顔の情報を指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610により取得し、出入国管理サーバ10に送信する(S118)。出入国管理サーバ10は、これを、今回の審査の旅客識別番号と審査履歴IDに対応する出入国審査時生体情報56のカラム(図8の生体情報563&5600のカラム)に記録する(S120)
通常入国審査クライアント端末60は、S116とS118で取得した指紋と顔の生体情報及びウォッチ照合要求を個人識別サーバ30に送信し(S122)、個人識別サーバ30は生体情報ウォッチリスト52の中に、受信した生体情報と一致あるいは類似した情報がないか照合し、その結果を通常入国審査クライアント端末60に応答し(S124)、通常入国審査クライアント端末60がこれを表示する(S126)。なお、通常入国審査クライアント端末60に応答する結果は、一致あるいは類似した情報の有無や、類似度の(予め定められた値より)高い生体情報ウォッチリスト52の情報一覧の場合がある。
通常入国審査クライアント端末60のオペレータは、S126で表示された情報を元に、旅客が生体情報ウォッチリストに該当するか否かを判定し、判定結果を通常入国審査クライアント端末60に入力することが可能になる。通常入国審査クライアント端末60は、判定結果を生体情報ウォッチリスト照合結果55の今回の審査に対応する旅客識別番号と審査履歴IDに対応するカラム(例えば553&5500のカラム)に記録し、さらに、S124でチェックしたデータ中の生体情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号の最大値をカラム(554&5500)に記録する(S128)。
続いて、図11のシーケンスを参照して、入国審査処理(その3)について説明する。
通常入国審査クライアント端末60は入出国カード番号取得機能616より入出国カード番号を取得し出入国管理サーバ10へ送信し(S130)、出入国管理サーバ10は、出入国審査情報53の今回の審査に対応する旅客識別番号と審査履歴IDに対応する、カラム(535&5300)にこれを登録する(S132)。
通常、入国審査クライアント端末60のオペレータは、S114で表示された情報を元に旅客がウォッチリストに該当するか否かを判定し、さらに、他の審査業務内容とも総合して入国許可を判定する。そして、通常入国審査クライアント端末60は、判定に従って入力される内容に応じて、今回の審査に対応する旅客識別番号と審査履歴IDに対応する、
(1)ID情報ウォッチリスト照合結果54のカラム(543&5400)に判定結果を記録し、
(2)ID情報ウォッチリスト照合結果54のカラム(544&5400)にS110でチェックしたデータ中のID情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号の最大値を記録し、
(3)出入国審査情報53のカラム(534&5300)に入国許可判定結果を記録する(S134)。
通常入国審査クライアント端末60は、証印シール出力機能618により証印シールを印刷し、処理を終える(S136)。
図12と図13と図14は、旅客が図9から図11に示すシーケンスにより初回入国を行った後に、出国し、再度入国する場合の入国審査処理シーケンスである。
図12から図14のシーケンスは、図9から図11のシーケンスと比較して、処理全体の時間が一般に短く、入国審査処理全体の時間を短くすることができる。
ここでは、図9、図10、図11の処理が一度以上行われ、例えば、出入国審査情報53には5300と5301が記録され、ID情報ウォッチリスト照合結果54には5400が記録され、生体情報ウォッチリスト照合結果55には5500が記録され、出入国審査時生体情報56には5600が記録されている状態であるとする。
まず、図12のシーケンスを参照して、簡易入国審査処理(その1)を説明する。
簡易入国審査クライアント端末70は、ID情報取得機能602によりID情報を取得し、出入国管理サーバ10に送信する(S200)。
出入国管理サーバ10は、S200により得られたID情報をキーに出入国審査情報53内のID情報532を検索し、該当するデータがあった場合にはこれに対応する審査履歴ID53を取得し、ID情報ウォッチリスト照合結果54の該当するID情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号544(本例では1000)を取得し、生体情報ウォッチリスト照合結果55の該当する生体情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号554(本例では2000)を取得する(S202)。出入国管理サーバ10は、S202で取得したデータを通常入国審査クライアント端末60に送信し(S204)、通常入国審査クライアント端末60がこれを表示する(S204)。
なお、図9のS100からS106と図12のS200からS206までの処理は同様であり、S102あるいはS202により、旅客が初回入国(検索の結果情報なし)、あるいは2回目以降の入国(検索の結果履歴情報あり)が判断できる。判断の結果、初回入国の場合には、S104以降の処理を行い、2回目以降の入国の場合にはS204以降の処理を行うこともできる。ここで、「検索の結果情報なし」を初回入国と判断している。このため、過去(ないし今回)の入国が不正な場合、初回入国と判断されることもある。
出入国管理サーバ10は、S200で受信したID情報及びS202で受信した審査履歴に含まれるID情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号(図5の例では1000)及びウォッチ照合要求をID情報照合サーバ20に送信する(S208)。ID情報照合サーバ20は、ID情報ウォッチリスト51内の受信したチェック済み更新通し番号より大きい番号のデータから検索しその結果を出入国管理サーバ10に応答する(S210)。出入国管理サーバ10はこれを簡易入国審査クライアント端末70へ送信し(S212)、簡易入国審査クライアント端末70はこれを表示する(S214)。
S210の処理は、更新された(チェック済み更新通し番号より大きい番号の、すなわち差分の)ウォッチリストに制限して処理を行うため、S110の処理と比較して、一般に処理時間が短くてすむ。
なお、S208からS214までの処理は、差分のID情報ウォッチリストの照合を行いその結果を表示しているが、簡易入国審査クライアント端末70のオペレータの選択により、S208からS214の処理に代えて、S108からS114の処理を行ってもよい。これにより、2回目以降の入国であってもオペレータの意思で差分以外のID情報を含めたウォッチリストチェックを行うことを可能とする。
続いて、図13のシーケンスを参照して、簡易入国審査処理(その2)を説明する。
出入国管理サーバ10は、前回入国時の指紋と顔の情報(563&5600)を出入国審査時生体情報56より取得する(S216)。
出入国管理サーバ10は、S216で取得した指紋と顔の情報及びS202で受信した審査履歴に含まれる生体情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号(2000)及びウォッチリスト照合要求を個人識別サーバ30に送信する(S218)。個人識別サーバ30は、受信したチェック済み更新通し番号より大きい番号のデータに対し照合しその結果を出入国管理サーバ10に応答する(S220)。出入国管理サーバ10はこれを簡易入国審査クライアント端末70へ送信し(S222)、簡易入国審査クライアント端末70はこれを表示する(S224)。
S220の処理は、更新された(チェック済み更新通し番号より大きい番号の、すなわち差分の)ウォッチリストに制限して処理を行うため、S110の処理と比較して、処理時間が短くてすむ。
なお、S218からS224までの処理は、差分の生体情報ウォッチリストの照合を行いその結果を表示しているが、簡易入国審査クライアント端末70のオペレータの選択により、S218からS224の処理に代えて、S122からS126のような処理を行ってもよい。これにより、2回目以降の入国であってもオペレータの意思で差分以外の生体情報を含めたウォッチリストチェックを行うことを可能とする。
簡易入国審査クライアント端末70のオペレータは、S224で表示された情報を元に、旅客が生体情報ウォッチリストに該当するか否かを判定し、判定結果を簡易入国審査クライアント端末70に入力する。この入力を受け、簡易入国審査クライアント端末70は、判定結果を生体情報ウォッチリスト照合結果55の今回の審査に対応する旅客識別番号と審査履歴IDに対応するカラム(例えば553&5501)に記録し、さらに、S220でチェックしたデータ中の生体情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号の最大値をカラム(554&551)に記録する(S226)。
続いて、図14のシーケンスを参照して、簡易入国審査処理(その3)を説明する。
簡易入国審査クライアント端末70は指静脈&指紋&顔生体情報取得機能610の一部の機能を使い、指静脈情報を取得し、これらを出入国管理サーバ10に送信する(S228)。
出入国管理サーバ10は、S228において指静脈情報を取得した旅客が、出入国審査情報53に登録された旅客と同一人物か否かの判定(個人認証)を、個人認証サーバ40に要求する(S230)。なお、S230では、S200で受信したID情報とS228で受信した指静脈情報を添付して要求する。
個人認証サーバ40は、S230で受信したID情報に一致する旅客識別番号(図4のPassenger_0001)を特定し、該当する生体情報(出入国審査時生体情報56の563&5600)を取得する。S230で受信した指静脈情報と563&5600に登録された指静脈情報とを照合し、同一人物の情報であるか否かを判定し、その結果を出入国管理サーバ10に応答する(S232)。S232では、同一人物の情報でないと判定した場合には認証NGの結果を応答し、同一人物と判定した場合には認証OKの結果を応答し、出入国管理サーバ10はこれを簡易入国審査クライアント端末70に通知し(S234)、簡易入国審査クライアント端末70はこれを表示する(S236)。
なお、S228からS236の一連の処理は、指静脈、指紋、顔画像のいずれか、あるいはこれらの組み合わせで行うことができる。複数種類の生体情報の組み合わせ(例えば指紋と指静脈)を使って照合すると、一種類の生体情報(例えば指紋)を使った照合に比べて次のいずれかあるいは両方の効果が得られる。(1)より正確な照合が可能となる。(2)環境の影響や個人特性により、旅客の一方の生体情報(例えば指紋)の取得が困難な場合に、他方の生体情報(例えば指静脈)を使って照合することで、照合できないケースを減少させる。
なお、なお、S228からS236の一連の処理は、指静脈、指紋、顔画像のいずれか、で行うことができる。この場合、認証精度の順に、指静脈>指紋>顔画像の順に、他人によるなり代わりを防ぐ効果が得られ、例えば指静脈情報を使うことで、入国審査の「厳正性」を維持することができる。
なお、S228からS236の処理は本実施例のようにS226とS238の間でおこなってもよいし、S200とS220の間の任意のタイミングで行ってもよい。S226とS238の間で行うと、差分ID情報ウォッチリスト照合結果表示と、差分生体情報照合結果表示を行った後に、簡易入国審査対象者個人認証を行うことになり、簡易入国審査クライアント端末70のオペレータに審査の処理の順番(1、ウォッチリスト照合、2、個人認証)を明示的に示すことができる。
簡易入国審査クライアント端末70のオペレータは、S236で表示された情報を元に旅客がウォッチリストに該当するか否かを判定し、さらに、他の審査業務内容とも総合して入国許可を判定し、簡易入国審査クライアント端末70より今回の審査に対応する旅客識別番号と審査履歴IDに対応する、
(1)ID情報ウォッチリスト照合結果54のカラム(543&5401)に判定結果を記録し、
(2)ID情報ウォッチリスト照合結果54のカラム(544&5401)にS210でチェックしたデータ中のID情報ウォッチリストチェック済み更新通し番号の最大値を記録し、
(3)出入国審査情報53のカラム(534&5302)に簡易入国許可判定結果を記録する(S238)。
なお、S238の処理で簡易入国審査クライアント端末70のオペレータが「入国不許可」と判定した場合には、オペレータの指示により図9から図11の通常審査のフローを行うこともできるし、図9から図11の処理の一部を省略して(例えばS108からS114を省略して)通常審査のフローを行うこともできる。
なお、図12から図14の処理は、図9から図11の処理と比較して一部の処理を省略しているが、省略しない場合もある。例えば、S208からS214の処理に代えて、S108からS114の処理を行ってもよいし、S216の処理に代えてS116とS118の処理を行ってもよいし、S218からS224の処理に代えてS122からS126と同様の処理を行っても良いし、S236とS238の間にS130からSS132の処理を行っても良いし、S238の後にS136の処理を行っても良い。
図15は、図9から図11のシーケンスにおいて通常入国審査クライアント端末60に表示される画面の例を示す図である。
通常入国審査クライアント端末60は、S106で審査履歴6004を表示し、S114で、ID情報ウォッチリスト照合結果6000を表示し、S126で生体情報ウォッチリスト照合結果6002を表示する。
なお、図15の審査履歴6004には、最新の履歴から順に上から下に並べて表示することができる。これによりオペレータは最新の履歴を容易に確認できる。
なお、図15の審査履歴6004は表示してもよいし、しなくてもよい。
図16は、図12から図14のシーケンスにおいて簡易入国審査クライアント端末70に表示される画面の例である。
簡易入国審査クライアント端末70は、S206で審査履歴7006を表示し、S214で、差分ID情報ウォッチリスト照合結果7000を表示し、S224で差分生体情報ウォッチリスト照合結果7002を表示する。また、S236で、S234で受信した個人認証結果通知を基に「同一人物性確認OK」部分を表示し、S206で受信した審査履歴(例えば、534&5300)を要約し、「前回審査時入国許可済み」を表示する。
なお、図16の審査履歴7006には、最新の履歴から順に上から下に並べて表示することができる。これによりオペレータは最新の履歴を一目で確認できる。
なお、図16の審査履歴7006は表示してもよいし、しなくてもよい。
また、図16の審査履歴7006において、合わせて該当する顔画像を出入国審査時生体情報56の生体情報563より読み出し表示してもよい。これにより、審査官は顔画像と入国者の顔を比較し本人確認を行うことができ、確実な本人確認を可能とする。
本実施例によれば、以下の効果が得られる。 第一の効果は以下の通りである。
通常審査の図9の処理における、S110では、ID情報ウォッチリストに対する照合を行っており、照合するウォッチリストの数が大きい場合には、S108に対するレスポンスタイムが長くなるが、対する簡易審査のS210の処理では、差分すなわち一部のID情報ウォッチリストに対する照合を行っており、S208のレスポンスタイムが短くなり、審査処理の迅速化に貢献する。
第二の効果は以下の通りである。
通常審査の図10の処理における、S124では、生体情報ウォッチリストに対する照合を行っており、照合するウォッチリストの数が大きい場合には、S122に対するレスポンスタイムが長くなるが、対する簡易審査のS220の処理では、差分すなわち一部の生体情報ウォッチリストに対する照合を行っており、S218のレスポンスタイムが短くなり、審査処理の迅速化に貢献する。
第三の効果は以下の通りである。
通常審査の図9の処理における、S114では、ID情報ウォッチリストに対する照合結果を表示しており、照合結果が大量に出た場合には、通常入国審査クライアント端末60のオペレータは長い時間をかけてこれを確認しなければならない。しかしながら、対する簡易審査の図12のS214の処理では、差分すなわち一部のID情報ウォッチリストに対する照合結果を表示しており、より少量の照合結果が表示され(図15の6000と図16の7000の比較)、簡易入国審査クライアント端末70のオペレータは短い時間でこれを確認でき、審査処理の迅速化に貢献する。さらに、簡易審査の際に前回渡航時から時間がそれほど経過していない場合には、図16の例のように表示される表示結果は少なくなることが見込まれ、頻繁に入国する人に対して審査処理の迅速化効果が大きくなる。
第四の効果は以下の通りである。
通常審査の図10の処理における、S122では、生体情報ウォッチリストに対する照合結果を表示しており、照合結果が大量に出た場合には、通常入国審査クライアント端末60のオペレータは長い時間をかけてこれを確認しなければならない。しかしながら、対する簡易審査の図13のS224の処理では、差分すなわち一部の生体情報ウォッチリストに対する照合結果を表示しており、より少量の照合結果が表示され(図15の6002と図16の7002の比較)、簡易入国審査クライアント端末70のオペレータは短い時間でこれを確認でき、審査処理の迅速化に貢献する。さらに、簡易審査の際に前回渡航時から時間がそれほど経過していない場合には、図16の例のように表示される表示結果は少なく、頻繁に入国する人に対して審査処理の迅速化効果が大きくなる。
第五の効果は以下の通りである。
通常審査の図10のS116で生体情報(指紋)S118で生体情報(顔)の取得を行っており時間を要する。この情報はS122からS126で利用している。しかしながら、対する簡易審査の処理では、S216においてデータベースから情報を取得するため、S116やS118の処理が必要なく、時間が短くて済む。なお、通常審査では、S116において生体情報(指静脈)を取得しており、簡易審査においても、S228においても生体情報(指静脈)を取得しており、生体情報(指静脈)について時間の短縮は見込めない。
本実施例では、実施例1における図9から図11の通常審査に代わり、登録所における登録の際や、大使館での査証発行の際や、出国の際や、在留カード発行の際に、ID情報と生体情報を取得、保管し、入国時に再度ID情報と生体情報を取得、照合して、簡易入国審査処理を行う例を示す。本願明細書では、上記のように場所に応じて実施例を分けたが、図9と12、図10と13、図11と14のように通常審査と簡易審査での照合(認証)処理の共通性を考慮したセットを1つのグループとみなしてもよい。
本実施例では、図1と図2における通常入国審査クライアント端末60の機能を有する端末を登録所や、査証を発行する大使館や、出国審査ブースや、在留カード発行カウンターに設置する。通常入国審査クライアント端末60以外のシステム構成は図1と図2と同じである。
図3のID情報ウォッチリスト51や図4の生体情報ウォッチリスト52も、実施例1と同じである。
図5の審査履歴には、図5の「入国許可済み」に代えて、登録所における登録の際には「登録審査済み」、大使館での査証発行の際には「査証発行審査済み」、出国の際には「出国じ審査済み」、在留カード発行の際には「在留カード発行審査済み」と記録する。
本実施例では、図9から図11の処理を通常入国審査クライアント端末60に代えて登録所や、査証を発行する大使館や、出国審査ブースや、在留カード発行カウンターに設置した通常入国審査クライアント端末60の機能を有する端末が行う。図9から図11のS100からS128の処理を行い、その後、S134において、ID情報ウォッチリスト照合結果54に結果を登録すると同時に、出入国審査情報53の審査履歴534には登録所における登録時には「登録審査済み」、大使館での査証発行時には「査証発行審査済み」、出国時には「出国じ審査済み」、在留カード発行時には「在留カード発行審査済み」と記録する。
本実施例においても、図9から図11の処理を行った後の入国時に、実施例1と同様の図12から図14の簡易審査フローを行う。
本実施例による効果は、実施例1の第一の効果から第五の効果と共通である。
図17は、実施例1と実施例2における、入国審査システムを構成する装置の主なハードウェア構成を示す。
入国審査システムの各構成装置は、CPUと記憶装置とを備える一般的な計算機を用いて実現される。さらに、各装置を構成するそれぞれの機能は、CPUが記憶装置に格納されているプログラムを実行することにより、上記計算機上に具現化される。各プログラムは、予め、上記計算機内の記憶装置に格納されていても良いし、必要なときに、入出力インタフェースと上記計算機が利用可能な媒体を介して、他の装置から上記記憶装置に導入されてもよい。媒体とは、たとえば、入出力インタフェースに着脱可能な記憶媒体、または通信媒体(すなわち有線、無線、光などのネットワーク、または当該ネットワークを伝搬する搬送波やディジタル信号)を指す。
実施例1と2における構成装置である、出入国管理サーバ10、ID情報照合サーバ20、個人識別サーバ30、個人認証サーバ40、通常入国審査クライアント端末60、簡易入国審査クライアント端末70は、図17に示すハードウェア構成の主要な構成ユニットを有する。即ち、主なサーバは、CPU200、第1次記憶装置201、第2次記憶装置202、出力装置203、通信装置205、外部機器インタフェース20を有する。端末装置である、通常入国審査クライアント端末60、簡易入国審査クライアント端末70は、入力装置210、旅券情報リーダやIDカードリーダやバーコードリーダなどのリーダ装置211、カメラ212、指紋指静脈マルチモーダルスキャナ213を有する。
例えば、出入国管理サーバ10の入国審査業務管理機能11と、ID情報照合サーバ20のID情報ウォッチリスト照合機能21と、個人識別サーバ30の生体情報ウォッチリスト照合機能31と、個人認証サーバ40の簡易入国審査対象者照合機能41は、第2次記憶装置202のデータを第1次記憶装置201に読み込みCPU200で計算処理を行うことで実現する。
ID情報ウォッチリスト51と、生体情報ウォッチリスト52と、出入国審査情報53と、ID情報ウォッチリスト照合結果54と、生体情報ウォッチリスト照合結果55と、出入国審査時生体情報56と、は第2次記憶装置202にDBを保管することで実現する。
通常入国審査クライアント端末60や簡易入国審査クライアント端末70のID情報取得機能602は、リーダ装置211で取得したデータを第1次記憶装置201に読み込み、第2次記憶装置202のデータを第1次記憶装置201に読み込み、CPU200で計算処理を行うことで実現する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
以上の各実施例によれば、ウォッチリストデータベースの登録数が多い場合においても、照合の結果として、少量の類似するウォッチリスト情報が表示され、オペレータの結果確認の時間を短くすることができる。また、ウォッチリスト照合結果表示を含めた入国審査処理全体の時間を短くすることができる。
1:データセンタ、10:出入国管理サーバ、20:ID情報照合サーバ、30:個人識別サーバ、40:個人認証サーバ、50:データベース(DB)、51:ID情報ウォッチリスト、52:生体情報ウォッチリスト、53:出入国審査情報、54:ID情報ウォッチリスト照合結果、55:生体情報ウォッチリスト照合結果、56:出入国審査時生体情報56

Claims (3)

  1. 旅客の入国審査を支援する入国審査システムであって、
    旅客識別情報および審査履歴識別情報を含むレコードの集合体である審査履歴情報を記憶する審査履歴情報記憶部と、
    過去の審査時に取得した生体情報および前記審査履歴識別情報を含むレコードの集合体である審査時生体情報を記憶する審査時生体情報記憶部と、
    要注意人物の生体情報および通し番号を含むレコードの集合体であって、任意のタイミングで更新される前記要注意人物のウォッチリストを記憶するウォッチリスト記憶部と、
    前記審査履歴識別情報、前記要注意人物のウォッチリストのチェック結果および前記通し番号を含むレコードの集合体である前記要注意人物のウォッチリストのチェック結果を記憶するウォッチリストチェック結果記憶部と、
    新たに前記旅客識別情報を取得し、該旅客識別情報に基づき前記審査履歴情報記憶部を検索し、該当審査履歴識別情報を取得し、該審査履歴識別情報に基づき前記ウォッチリストチェック結果記憶部を検索し、該当通し番号を取得する通し番号取得部と、
    前記通し番号取得部により取得した前記審査履歴識別情報に基づき前記審査時生体情報記憶部から生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記ウォッチリスト記憶部における、前記通し番号取得部により取得した前記通し番号より大きい通し番号を含むレコードの生体情報と、前記生体情報取得部により取得した前記生体情報を照合する照合部と、
    前記照合の結果を出力する照合結果出力部と、を有する、
    ことを特徴とする入国審査システム。
  2. 前記生体情報は、顔画像情報または指紋情報または指静脈情報である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の入国審査システム。
  3. 前記生体情報は、顔画像情報、指紋情報、指静脈情報のいずれか任意の生体情報の組み合わせである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の入国審査システム。
JP2011151366A 2011-07-08 2011-07-08 入国審査システム Active JP5656763B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011151366A JP5656763B2 (ja) 2011-07-08 2011-07-08 入国審査システム
US13/428,044 US20130013527A1 (en) 2011-07-08 2012-03-23 Immigration control system
SG2012021846A SG187308A1 (en) 2011-07-08 2012-03-26 Immigration control system
EP12161265A EP2544137A1 (en) 2011-07-08 2012-03-26 Immigration control system
CN2012100867578A CN102867277A (zh) 2011-07-08 2012-03-28 入境审查系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011151366A JP5656763B2 (ja) 2011-07-08 2011-07-08 入国審査システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013020316A JP2013020316A (ja) 2013-01-31
JP5656763B2 true JP5656763B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=45936917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011151366A Active JP5656763B2 (ja) 2011-07-08 2011-07-08 入国審査システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130013527A1 (ja)
EP (1) EP2544137A1 (ja)
JP (1) JP5656763B2 (ja)
CN (1) CN102867277A (ja)
SG (1) SG187308A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10311435B2 (en) 2013-03-28 2019-06-04 Morphotrust Usa Llc System and method for transaction authentication
US9481197B2 (en) * 2013-06-05 2016-11-01 Morphotrust Usa, Llc System and method for credential authentication
JP6349144B2 (ja) * 2014-05-12 2018-06-27 株式会社ディー・ディー・エス 出力装置、出力システム、及び、出力プログラム
WO2016086343A1 (en) * 2014-12-01 2016-06-09 Xiamen Zkteco Biometric Identification Technology Co., Ltd System and method for personal identification based on multimodal biometric information
CN107004113B (zh) * 2014-12-01 2021-01-29 熵基科技股份有限公司 用于获取多模式生物识别信息的系统和方法
CN105224591A (zh) * 2015-08-14 2016-01-06 深圳市海那边科技有限公司 一种智能化移民信息匹配方法及服务器
EP3430555B1 (en) * 2016-05-11 2023-02-15 Sambit Sahoo Biometric unique combination identification system
US10108618B2 (en) * 2016-05-16 2018-10-23 Cubic Corporation Implicitly trusted travel token authentication
CN105930887A (zh) * 2016-06-02 2016-09-07 济南舜软信息科技有限公司 出入境静脉识别系统
CN106157405A (zh) * 2016-06-30 2016-11-23 合肥指南针电子科技有限责任公司 一种出入境大厅用身份核查系统
CN106228492A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 广州天健软件有限公司 一种出入境签注一体平台
JP6315301B1 (ja) * 2016-09-23 2018-04-25 日本電気株式会社 情報取得システム及び情報取得方法
CN107993320A (zh) * 2017-12-11 2018-05-04 成都西华升腾科技有限公司 一种禁止出入境人员管理报备系统
EP3770846A4 (en) * 2018-03-22 2021-03-31 NEC Corporation INFORMATION ACQUISITION SYSTEM, INFORMATION ACQUISITION DEVICE, SERVER, INFORMATION TERMINAL AND INFORMATION ACQUISITION PROCESS
WO2019225553A1 (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 日本電気株式会社 情報提供装置、端末、本人確認システム、情報提供方法及び記録媒体
CN109087068A (zh) * 2018-08-01 2018-12-25 北京数字雷暴信息科技有限公司 一种国际入境手续办理方法和装置
WO2020138349A1 (ja) * 2018-12-27 2020-07-02 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体
CN110096606B (zh) * 2018-12-27 2022-03-25 深圳云天励飞技术有限公司 一种外籍人员管理方法、装置和电子设备
SG11202110744SA (en) * 2019-03-29 2021-10-28 Nec Corp Information processing apparatus, terminal device, information processing method, and storage medium
WO2019120326A2 (en) * 2019-03-29 2019-06-27 Alibaba Group Holding Limited Managing sensitive data elements in a blockchain network
JP2020174849A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 戸田建設株式会社 作業員の安全モニタリングシステム
WO2021192228A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 日本電気株式会社 不審者検知装置、不審者検知方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN112330274A (zh) * 2020-10-30 2021-02-05 中欧卡航(江苏)物流服务有限公司 跨境转关信息管理方法、系统、计算机设备及存储介质
JPWO2022153451A1 (ja) * 2021-01-14 2022-07-21

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259443A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Ricoh Co Ltd 文書管理システム、文書検索方法および文書検索プログラム
US20020147691A1 (en) * 2001-04-05 2002-10-10 Davis Dustin M. Method and system for consummating a transaction in a biometric verification system based on prior transactional histories
US20040093349A1 (en) * 2001-11-27 2004-05-13 Sonic Foundry, Inc. System for and method of capture, analysis, management, and access of disparate types and sources of media, biometric, and database information
JP3938303B2 (ja) * 2001-12-07 2007-06-27 株式会社日立製作所 出国審査系システム、出国審査方法、入国審査系システム、及び入国審査方法
US7003669B2 (en) * 2001-12-17 2006-02-21 Monk Bruce C Document and bearer verification system
JP2004030334A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Nec Soft Ltd バイオメトリクス認証サービス方法、システム及びプログラム
US20040064453A1 (en) * 2002-09-27 2004-04-01 Antonio Ruiz Large-scale hierarchical identification and verification for secured ingress and egress using biometrics
US8160892B2 (en) * 2002-11-25 2012-04-17 Accenture Global Services Limited Border management solution
JP2005018178A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Hitachi Ltd 顔画像を利用した出入国審査支援システム
JP2005215999A (ja) 2004-01-29 2005-08-11 Hitachi Ltd 入国前審査システム及び入国前審査方法
US20060206351A1 (en) * 2005-03-09 2006-09-14 First Data Corporation Registered traveler systems and methods
US7769207B2 (en) * 2005-04-01 2010-08-03 Olivo Jr John W System and method for collection, storage, and analysis of biometric data
JP4409509B2 (ja) * 2005-12-28 2010-02-03 株式会社日立製作所 出入国審査システム、出入国審査方法、および出入国審査プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN102867277A (zh) 2013-01-09
US20130013527A1 (en) 2013-01-10
EP2544137A1 (en) 2013-01-09
JP2013020316A (ja) 2013-01-31
SG187308A1 (en) 2013-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656763B2 (ja) 入国審査システム
JP5508223B2 (ja) 個人識別システム及び方法
US10373409B2 (en) Identification scan in compliance with jurisdictional or other rules
US20040078335A1 (en) Transportation security system and method that supports international travel
US20060206351A1 (en) Registered traveler systems and methods
US20070046477A1 (en) Known sex offender access control system
US20070240227A1 (en) Managing an entity
US9838468B2 (en) System and method for directing entrants at a checkpoint using a mobile device
JP7272355B2 (ja) 情報提供装置、端末、本人確認システム、情報提供方法及びプログラム
EP3979215A1 (en) Ticket issuing system, ticket checking device, and program
US20150134376A1 (en) Information management apparatus, terminal, and information management system
CN112218046B (zh) 对象监控方法及装置
US20230326613A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP2020190993A (ja) 車載器及び運行管理システム
US9984517B2 (en) System and method for determining entry to a secured area at a checkpoint
US9842441B1 (en) System and method for determining entry into a secured facility at a checkpoint
ES2946446T3 (es) Un sistema y un método para la gestión de los datos de identidad de usuario
CN113240049B (zh) 意图识别方法、装置、服务器以及计算机可读存储介质
US11531737B1 (en) Biometric identity disambiguation
EP4287154A1 (en) Driver collation system, driver collation method, and recording medium
WO2019046464A2 (en) SECURE IT ECOSYSTEM FOR THE IMPLEMENTATION OF A PERSON-CENTERED AUTOMATIC PROFILE PLATFORM (BIOMETRIC AND BIOGRAPHICAL)
JP2003346045A (ja) 情報提供方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5656763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151