JP2005018178A - 顔画像を利用した出入国審査支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外国人の出入国審査を支援するシステムにおいて、旅券に記載された記載情報を読み取る読み取り部、カメラを用いて外国人出入国者の顔画像を取得する顔画像取得部、旅券情報、査証、在留資格認定証明書、外国人登録証明書の発給情報、ブラックリストを記録する記憶装置、ブラックリストを登録する登録部、読み取った書類の記載情報と記憶装置に記録されている情報の比較及び顔画像の特徴点を抽出し、画像の特徴点の比較を行う比較判定装置、読み取った情報及び記憶装置に記録された情報及びそれらを比較判定した結果を表示する表示部、及びそれらを制御する装置を備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外国人の出入国を管理するシステムにおいて、ブラックリスト情報と出入国時に取得した顔画像及び旅券の情報を利用して出入国審査を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の出入国審査では、外国人入国者が持つ旅券、査証、在留資格認定証明書(以下、認定証)を審査官に渡し、審査官はそれぞれに記載された情報及び名義人と入国者本人の同一性を確認する。出国時においても、外国人出国者が持つ旅券、外国人登録証明書(以下、外登証)を審査官に渡し、審査官はそれぞれに記載された情報及び名義人と出国者本人の同一性を確認する。このうち旅券については、ICAOの基準に準拠した機械読み取り旅券(MRP:Machine Readable Passport)の場合、旅券に記載されている情報のうちI/O機器で読み込める情報(以下、身分情報)を文字情報として取得する事が可能である。出入国審査では出入国者の本人確認を行うと共に、要注意者として各国からリストアップされている人物のリスト(ブラックリスト)と照合して要注意人物の出入国を発見することが求められている。従来の出入国審査支援システムでは、旅券から文字情報として取得した身分情報をブラックリストの情報と比較することが可能である。
【0003】
【特許文献】
なし
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の方法により旅券の身分情報とブラックリスト情報の比較を機械的に行うことが可能となるが、比較事項が文字情報のみのため、比較結果が合致した場合においても旅券の所持者がブラックリストと同一人物であるか判断する根拠としては不十分であった。また、ブラックリストとの比較だけでなく、出入国者本人と旅券の同一人性も確認する必要があり、この場合も出入国者本人と旅券の顔画像を見比べる必要があるので、文字情報だけの比較を行うシステムでは審査の支援が不十分であった。
【0005】
本発明の目的は、旅券の情報とブラックリストを比較する際に、文字情報に加えて顔画像情報の比較を行うことにより判定精度を上げ、また、外国人出入国者の出入国時の顔画像と旅券情報との比較を行うことにより同一人性の確認を高精度で実現するシステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明の出入国審査支援システムは旅券情報、査証情報、認定証情報、外登証情報、ブラックリストのデータベースを一元管理する記憶装置を備え、これらの情報に対応する書類に添付された顔写真等の画像情報を取得する機能を備える。入国時に読み取った旅券の顔写真画像及び身分情報を上記記憶装置に送信し、旅券情報として格納する。入国前の査証の発給時に発給管轄部署により査証の査証番号、記載情報及び添付されている顔写真からなる情報を取得し、上記記憶装置に送信し、査証発給情報として格納する。同様に認定証についても、入国前の発給時に発給管轄部署により認定証の許可番号、記載情報及び添付されている顔写真からなる情報を取得し、上記記憶装置に送信し、認定証発給情報として格納する。同様に外登証についても、入国後の発給時に発給管轄部署により外登証の外登番号、記載情報及び添付されている顔写真からなる情報を取得し、上記記憶装置に送信し、外登証発給情報として格納する。ブラックリストについては、上記記憶装置に対象者の顔画像情報、身分情報を登録する。入国時にカメラで取得した顔画像を上記記憶装置に送信し、旅券情報と関連付けて格納する。そして、空港等の出入国を審査する部署に、上記データベースを管理する記憶装置とデータの送受信を行う制御装置とを設置する。この審査部署に備えた制御装置は、外国人出入国者が所持する旅券、査証、認定証、外登証の情報を読み取る機能と、記憶装置から対応する書類の情報を取得する機能と、両者の記載情報を照合する機能とを備え、さらに外国人出入国者の出入国時の顔画像を取得する機能と、外国人出入国者が所持する旅券から取得した身分情報とブラックリスト情報とを比較する機能と、予め記憶装置に格納した旅券の顔写真画像及びブラックリストの顔写真画像及び出入国時に取得する顔画像の特徴点をそれぞれ抽出して比較し、適合率を算出する機能と、文字情報及び画像情報の比較結果を表示する機能を備える。
【0007】
上記出入国審査支援システムを用いた入国審査支援は以下のように実施する。まず審査部署において、制御装置に備えた上記出入国時の顔画像を取得する機能であるカメラにより外国人入国者の顔画像を取得し、次に外国人入国者が持つ旅券の記載情報を上記顔写真等の画像情報を取得する機能を備えた読み取り部で読み取り、両者の顔画像の特徴点を比較する。ここで画像の特徴点の比較機能は、特開2002−183734号公報に示されるような手法を用いて実現する。この手法により適合率を求め、両者の顔画像及び適合率を表示機能に表示する。次に出入国審査支援システムは、旅券から取得した顔写真画像とブラックリストの顔画像、旅券から取得した身分情報とブラックリストの身分情報とを比較する。顔画像については特徴点を比較し、本人確認時と同様に適合率が基準以上のものについて身分情報とともに一覧表示する。表示時には適合率を赤のような目立つ色で表示する等、識別しやすい表示としても良い。身分情報については従来の文字情報の比較方法を用いて旅券の身分情報とブラックリストの身分情報を比較する。この結果を表示する時にも同様の識別しやすい表示を用いても良い。また、比較するすべての項目が完全に一致しているものについては、上記識別表示と異なる、例えば表示項目の背景を赤くするような表示を用いても良い。
【0008】
次に出入国審査支援システムは、外国人入国者が持つ査証の査証番号、記載情報及び添付される顔写真、認定証の許可番号、記載情報及び添付される顔写真を上記読み取り部で読み取り、事前に記憶装置に査証発給情報として格納された情報と照合を行い、内容が異なる部分を同一の項目と識別できるよう、例えば別の色等で表示する。最後に、読み取った旅券、査証及び認定証の顔写真と事前に記録されている顔写真と入国時に取得した顔画像を同一画面に表示し、審査者による視覚確認を行う。
【0009】
同様に、出国審査の際には、出入国審査支援システムはまずカメラにより外国人出国者の顔画像を取得し、次に旅券の顔写真画像、身分情報を読み取り部で読み取り、両者の顔画像を比較する。そして、両者の顔画像及び適合率を表示する。次に旅券から取得した顔写真画像、身分事項とブラックリストの顔画像情報、身分情報を比較する。比較及び表示方法は入国審査時と同様である。
【0010】
次に外国人出国者が持つ外登証の番号、記載情報及び添付される顔写真を読み取り部で読み取り、事前に記憶装置に外登証発給情報として格納された情報との照合を行い、内容が異なる部分を上記と同様に表示する。最後に、読み取った旅券、外登証の顔写真と事前に記録されている顔画像と入国時及び出国時に取得した顔画像を同一画面に表示し、審査者による視覚確認を行う。
【0011】
以上のように、本発明の出入国審査支援システムによれば、出入国審査において、これまで身分情報のみで行っていた旅券とブラックリストの比較を顔画像を利用することでより正確に比較することが可能となり、不法出入国者の摘発効率が向上する。また、出入国者の出入国時の顔画像と旅券の顔写真画像を機械的に比較することにより、同一人性の確認が容易になる。さらにこれらにより審査官の目視による比較作業を減らすことが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の形態について図面により詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明を適用した出入国審査システムのシステム構成をブロック図で示したものである。図1において、10は制御装置、20は出入国者の顔画像を取得する装置、30は旅券、査証、認定証及び外登証に記載された情報を読み取る読み取り部、200は顔画像取得部20で取得した顔画像と読み取り部30で読み取った旅券の顔写真画像の特徴点を比較した結果、読み取り部30で読み取った旅券の顔写真画像とブラックリスト100の顔画像の特徴点を比較した結果及び旅券、査証、認定証、外登証に記載された情報及びその名義人と出入国者本人の同一人性を確認した結果を表示する表示部である。10の制御装置はパーソナルコンピュータ、ワークステーション等、若しくは専用の制御装置でも構わない。制御装置10は顔画像比較機能11、14、身分情報比較機能12、記載情報比較機能13を有している。外部記憶装置50は、旅券情報60、査証発給情報70、外登証発給情報80、認定証発給情報90、ブラックリスト100を持ち、ネットワークを介して制御装置10から参照可能となっている。ここで、顔画像比較機能11は読み取り部30で読み取った旅券の顔写真画像とブラックリスト100の顔画像の特徴点を抽出し比較する機能である。身分情報比較機能12は読み取り部30で読み取った旅券の身分情報とブラックリスト100の身分情報を比較する機能である。記載情報比較機能13は入国審査の際は読み取り部30で読み取った査証、認定証の記載情報と外部記憶装置50に記録されている査証発給情報70、認定証発給情報90との突合せを行う機能であり、出国審査の際は読み取り部30で読み取った旅券、外登証の記載情報と外部記憶装置50に記録されている旅券情報60、外登証発給情報80との突合せを行う機能である。顔画像比較機能14は顔画像取得部20で取得した出入国者の顔画像と読み取り部30で読み取った旅券の顔写真画像の特徴点を抽出し比較する機能である。
【0014】
旅券情報60は図2に示すようなデータ項目を備える。旅券情報60は入国時に読み取った旅券番号61、氏名、国籍等の記載情報62、添付されている顔写真画像63、入国時の顔画像64で1つの記録が構成される。査証発給情報70は図3に示すようなデータ項目を備える。査証発給情報70は査証の発給時に記録した査証番号71、氏名、国籍等の記載情報72、添付されている顔画像画像73で1つの記録が構成される。外登証発給情報80は図4に示すようなデータ項目を備える。外登証発給情報80は外登証の発給時に記録した外登番号81、氏名、国籍等の記載情報82、添付されている顔画像画像83で1つの記録が構成される。認定証発給情報90は図5に示すようなデータ項目を備える。認定証発給情報90は認定証の発給時に記録した許可番号91、氏名、国籍等の記載情報92、添付されている顔写真画像93で1つの記録が構成される。ブラックリスト100は図6に示すようなデータ項目を備える。ブラックリスト100は出入国を許可すべきでない外国人の氏名、国籍等の身分事項101、顔画像102で1つの記録が構成される。
【0015】
次に、本システムによる審査支援処理を入国時、出国時の2処理に分けて図11、12のフローチャートに従い説明する。通常、入国審査場所と出国審査場所は分けられており、それぞれに設置される制御装置10においては、それぞれ入国・出国に該当する処理のみを行うが、全ての機能を持たせて、メニューにより機能の選択を行っても良い。まず入国時の処理を図11により説明する。最初にカメラの顔画像取得部20により入国者の顔画像を取得する(ステップ301)。入国者が審査官のいる審査ブースで旅券、査証及び認定証を提示すると、提示された旅券を読み取り部30によって読み取り、記載情報、顔写真画像及びステップ301で取得した顔画像を外部記憶装置50の旅券情報60に記録する(ステップ302)。制御装置10の顔画像比較機能11により顔画像取得部20により取得した顔画像と読み取り部30により取得した旅券の顔写真画像の特徴点を抽出し、適合率を算出する。両画像及び適合率を表示部200に表示する(ステップ303)。適合率が基準以下であった場合には、適合率を赤等目立つ色で表示する(ステップ304)。ここで、読み取り部30により取得した旅券の顔写真画像と外部記憶装置50に記録されているブラックリスト100の顔画像を制御装置10の顔画像比較機能14によって顔画像の特徴点を抽出し、適合率を算出する。また、旅券の記載情報とブラックリストの記載情報を比較し(ステップ305)、顔画像の適合率が基準以上であるブラックリスト、もしくは記載情報に類似点があるブラックリストを表示部200に表示し、その際、一致した記載情報及び基準以上の適合率の表示を赤等目立つ色で表示する(ステップ306)。次に提示された認定証を読み取り部30によって読み取り(ステップ307)、査証番号から事前に記録されている査証発給情報70を参照し、記載情報の突合せを行う(ステップ308)。ここで、項目の内容が異なる場合には当該項目の表示を等しい内容の項目と異なる色とする(ステップ309)。次に提示された認定証を読み取り部30によって読み取り(ステップ310)、許可番号から認定証発給情報90を参照し、記載情報の突合せを行う(ステップ311)。項目の内容が異なる場合は当該項目の表示を等しい内容の項目とは異なる色とする(ステップ312)。最後に読み取った情報、発給情報、突合せ結果及び入国時の顔画像を表示部200に表示する(ステップ313)。
【0016】
次に出国時の処理を図12により説明する。カメラの顔画像取得部20により出国者の顔画像を取得する(ステップ401)。出国者が審査官のいる審査ブースで旅券、外登証を提示すると、提示された旅券に記載されている記載情報を読み取り部30によって読み取る(ステップ402)。制御装置10の顔画像比較機能14により顔画像取得部20により取得した顔画像と読み取り部30により取得した旅券の顔写真画像の特徴点を抽出し、適合率を算出する。両画像及び適合率を表示部200に表示する(ステップ403)。適合率が基準以下であった場合には、適合率を赤等目立つ色で表示する(ステップ404)。ここで、読み取り部30により取得した旅券の顔写真画像と外部記憶装置50に記録されているブラックリスト100の顔画像を制御装置10の顔画像比較機能14によって顔画像の特徴点を抽出し、適合率を算出する。また、旅券の身分情報とブラックリストの身分情報を比較し(ステップ405)、適合率が基準以上である顔画像データ、もしくは身分情報に類似点があるブラックリストを表示部200に表示し、その際、一致した記載情報及び基準以上の適合率の表示を赤等目立つ色で表示する(ステップ406)。読み取り部30によって読み取られた旅券情報とその旅券番号から旅券情報60を参照し、記載情報の突合せを行う(ステップ407)。ここで、項目の内容が異なる場合は当該項目の表示を等しい内容の項目とは異なる色とする(ステップ408)。次に提示された外登証を読み取り部30によって読み取り(ステップ409)、外登番号から外登証発給情報80を参照し、記載情報の突合せを行う(ステップ410)。ここで、項目の内容が異なる場合は当該項目の表示を等しい内容の項目とは異なる色とする(ステップ411)。最後に読み取った情報、発給情報、突合せ結果及び入国時、出国時の顔画像を表示部30に表示する(ステップ412)。
【0017】
ここで図7から図10により表示部200の表示例を示す。図7はカメラによる顔画像と旅券の顔写真画像の比較結果を表示する例である。顔画像取得部20によって入国者の顔画像を取得した後、読み取り部30により旅券の顔写真画像を読み取った際に表示する表示部200は、入国時、出国時ともにカメラの顔画像取得部で取得した顔画像201、及び読み取り部30で取得した旅券の顔画像202、及び顔画像適合率203で構成される。その際、顔画像適合率が基準より低い場合には、赤等目立つ色で表示する。図8は旅券の顔写真画像及び身分情報とブラックリストの顔画像及び身分情報の比較結果の表示例である。表示部200は、読み取り部30によって読み取った旅券の顔写真画像とブラックリストに登録されている顔画像を比較した結果、適合率が基準以上であるブラックリストまたは旅券の記載情報とブラックリストの記載情報を比較した結果類似しているブラックリストの顔画像204、顔画像適合率205、記載情報206で構成される。顔画像適合率が基準以上である場合には、赤等目立つ色で表示する。また、旅券の記載情報とブラックリストの記載情報が類似している項目についても赤等目立つ色で表示する。顔画像適合率がすべて基準以下であり、かつ類似した身分情報がブラックリストに存在しない場合には図8に示す表示は表示しない。図9は入国審査時の表示結果の例である。入国審査時に表示される表示部200は読み取り部30で読み取った旅券に記載されている情報を表示する旅券情報207、査証に記載されている情報を表示する208、査証の発給情報を表示する209、認定証に記載されている情報を表示する210、認定証の発給情報を表示する211、入国時にカメラの顔画像取得部によって取得した顔画像212で構成される。図10は出国審査時の表示結果の表示例である。出国審査時に表示される表示部200は読み取り部30で読み取った旅券に記載されている情報を表示する213、入国時の旅券情報を表示する214、外登証に記載されている情報を表示する215、外登証の発給情報を表示する216、入国時にカメラの顔画像取得部によって取得した顔画像217出国時にカメラの顔画像取得部によって取得した顔画像218で構成される。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、旅券情報とブラックリストとの比較に文字情報に加えて顔画像情報を利用することにより、合致度の判定精度を向上させることが可能となり、より正確な不法入国者の摘発が可能となる。また、入出国時にカメラで顔画像を取得して旅券の顔写真と機械的に比較することにより、同一人性の確認を容易にする。上記機能により審査官の目視による比較作業の負担を減らすことが可能となり、入出国審査のスピードアップが図れる。また、本発明の出入国審査支援システムは、出入国者本人と旅券を生体認証の1つである顔画像を用いて機械的にも同一人性を確認することにより、指紋等の他の生体認証を利用する場合やICカード化した旅券への対応が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム構成ブロック図。
【図2】図1における旅券情報60の構成図。
【図3】図1における査証発給情報70の構成図。
【図4】図1における外登証発給情報80の構成図。
【図5】図1における認定証発給情報90の構成図。
【図6】図1におけるブラックリスト100の構成図。
【図7】図1における表示部30表示例(カメラによる顔画像と旅券の顔写真画像の比較結果)を示す図。
【図8】図1における表示部30表示例(旅券の顔写真画像及び身分情報とブラックリストの顔画像及び身分情報の比較結果)を示す図。
【図9】図1における表示部30表示例(入国審査時の表示結果)を示す図。
【図10】図1における表示部30表示例(出国審査時の表示結果)を示す図。
【図11】図1における入国審査の手続きを示すフローチャート。
【図12】図1における出国審査の手続きを示すフローチャート。
【符号の説明】
10…制御装置、11…顔画像比較機能(旅券の顔写真画像とブラックリストの顔画像)、12…身分情報比較機能(旅券の身分情報とブラックリストの身分情報)、13…記載情報比較機能(査証、認定証、外登証の記載事項)、14…顔画像比較機能(カメラによって取得した顔画像と旅券の顔写真画像)、20…顔画像取得部、30…読み取り部、40…ブラックリスト登録部、50…外部記憶装置、60…旅券情報、70…査証発給情報、80…外登証発給情報、90…認定証発給情報、100…ブラックリスト、200…表示部。
Claims (1)
- 外国人の出入国審査を支援するシステムにおいて、旅券に記載された記載情報を読み取る読み取り部、カメラを用いて外国人出入国者の顔画像を取得する顔画像取得部、旅券情報、査証、在留資格認定証明書、外国人登録証明書の発給情報、ブラックリストを記録する記憶装置、ブラックリストを登録する登録部、読み取った書類の記載情報と記憶装置に記録されている情報の比較及び顔画像の特徴点を抽出し、画像の特徴点の比較を行う比較判定装置、読み取った情報及び記憶装置に記録された情報及びそれらを比較判定した結果を表示する表示部、及びそれらを制御する装置を備えることを特徴とする出入国審査支援システム。
Priority Applications (1)
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JP2003178869A JP2005018178A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 顔画像を利用した出入国審査支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003178869A Pending JP2005018178A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 顔画像を利用した出入国審査支援システム |
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- 2003-06-24 JP JP2003178869A patent/JP2005018178A/ja active Pending
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