JP5656617B2 - 受信装置及び方法 - Google Patents

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Description

この発明は、畳み込み符号化された送信データを変調した信号の受信装置及び方法に関し、特に多値VSB(Vestigial Sideband)変調、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調又は多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調された信号の受信装置及び受信方法に関するものである。
デジタル伝送システムでは、所望の伝送速度を実現するため、多値デジタル変調技術と誤り訂正技術の併用によって伝送可能な情報量を増やしつつ受信時の誤り確率を低減したり、複数のアンテナを用いたダイバーシチ合成技術によって所要CNR(Carrier to Noise Power Ratio)を小さくするなど、システムの信頼性を向上するための技術が適用される。
例えば、米国の地上デジタル放送では、変調方式として多値VSB変調が採用されており、誤り訂正技術としてはトレリス符号化変調された信号を復号する場合に有効となるビタビ復号及びリードソロモン符号を復号するためのリードソロモン復号技術を用いて送信データを再生する(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
一般に、ビタビ復号器では、位相及び振幅の補正(以下、「等化」とも言う)をした信号の受信点配置と、変調方式に依存して一義的に定まる信号点配置との間の尤度を示すブランチメトリックを求める。そして、可能性のあるトレリスの全ての生き残りパスを求め、それぞれのパスのブランチメトリックを累積加算し、累積加算結果が最も小さいパスを選択する。この選択されたパスのステートをビタビ復号結果として出力し、送信データを再生する。
ビタビ復号結果の誤り率を低減する方法として、ブランチメトリックの求め方に関する技術について提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
また、ダイバーシチ合成技術によって受信性能を向上する方法については、特許文献5及び非特許文献1に記載がある。
米国特許第6081301号明細書(第1頁〜第3頁、第1図〜第3図) 米国特許出願公開第2003/0115540号明細書(第2頁、第2図) 米国特許出願公開第2001/0029596号明細書(第7頁、第7図) 特許第3344969号明細書(第16頁、第1図、第2図) 特許第3377361号明細書(第8頁、第1図、第2図)
奥村、進士監修「移動通信の基礎」電子情報通信学会、(第163頁〜第167頁)
畳み込み符号化またはトレリス符号化変調されたデータを変調した信号、例えば多値VSB(Vestigial Sideband)変調、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調又は多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調した信号に対する従来のビタビ復号技術では、等化した信号の信号点配置と、変調方式に依存して一義的に定まる信号点配置との尤度であるユークリッド距離を演算し、その結果に基づいてブランチメトリックを算出している。そのため、従来の受信装置で求められたブランチメトリックには、信号点配置間のユークリッド距離は考慮されているが、復調信号に含まれる雑音の平均電力(以下、「雑音平均電力」ともいう)、又は雑音電力と所望の信号電力(例えば、受信信号の電力)の比(以下、「信号電力対雑音電力比」ともいう)や、伝送路の周波数特性、電波環境の時間変動の影響などは考慮されていない。
しかし、例えば送信信号を移動しながら受信する場合には、受信信号の電力が時間的に大きく変化するため、雑音電力比又は信号対雑音電力比もまた時間変動する。また、伝送路の周波数特性や電波環境の時間変動も移動環境や移動速度に応じて変化する。これに対し、等化した信号(以下、「復調信号」ともいう)から算出されるユークリッド距離には、復調信号に含まれる雑音平均電力や信号対雑音電力比の絶対量、及び伝送路の周波数特性や電波環境の時間変動に起因する性能劣化要因が考慮されていないため、復調信号の復号においてこれら劣化要因の変化の影響を抑えることができず、当該復調信号を復号した後の信号における誤り確率を十分に小さくできないという問題点があった。
また、変調した信号、例えば多値VSB(Vestigial Sideband)変調、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調又は多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調した信号をダイバーシチ合成する場合、受信信号の包絡線比に応じて合成比を定めることで、ダイバーシチ利得が最も大きくなることが一般に知られている。
しかし、包絡線比をもとに合成比を算出する場合にダイバーシチ利得が最大になるのは、各アンテナで受信される信号の搬送波電力対雑音電力比(以下、「C/N」ともいう)が等しい場合であり、C/Nが異なる信号に対して包絡線比をもとに合成比を算出すると、復号結果における誤り確率が十分に小さくできなくなるばかりか、かえって増大する場合があるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解消するためになされたもので、復調信号に含まれる雑音平均電力や信号対雑音電力比の絶対量、及び伝送路の周波数特性や電波環境の時間変動等対応した信頼性情報を生成し、これをもとにビタビ復号又はダイバーシチ合成を行うことで受信性能を向上することを目的とする。
上述の目的を達成するため、この発明の第1の態様の受信装置は、
畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号を受信し、該受信した信号から送信データを再生する受信装置であって、
前記受信した信号を所定の周波数帯域の信号に変換する周波数変換手段と、
デジタルフィルタを含み、前記所定の周波数帯域の信号を入力とし、該信号が伝送路で受けた歪みを補正して信号を復調する等化手段と、
前記等化手段の出力及び前記所定の周波数帯域の信号に基づいて、前記等化手段の前記デジタルフィルタの係数を生成する等化係数算出手段と、
前記等化係数算出手段で生成された前記係数に基づいて、前記等化手段の出力の信頼性を評価し、評価結果を信頼性情報として出力する信頼性評価手段と、
前記等化手段の出力及び前記信頼性情報をもとにビタビ復号処理を行って送信データを再生するビタビ復号手段とを備え、
前記等化手段は、前記等化係数算出手段の出力に基づいて、前記所定の周波数帯域の信号に対する補正を行い、
前記信頼性評価手段は、
前記等化係数算出手段で生成された前記係数を離散フーリエ変換する等化係数フーリエ変換手段と、
前記等化係数フーリエ変換手段の出力に基づいて前記信頼性情報を生成する信頼性情報生成手段と
を備える
ことを特徴とする。
この発明の第2の態様の受信装置は、
畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号を第1乃至第Nのアンテナ(Nは2以上の整数)で受信し、ダイバーシチ合成して送信データを再生する受信装置であって、
それぞれ前記第1乃至第Nのアンテナで受信した信号を所定の周波数帯域に変換して第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を生成する周波数変換手段と、
各々デジタルフィルタを含み、それぞれ前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を入力とし、前記第1乃至第Nのアンテナで受信した信号が伝送路で受けた歪みを補正して、前記受信した信号を復調する第1乃至第Nの等化手段と、
それぞれ前記第1乃至第Nの等化手段の出力及び前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号に基づいて、前記第1乃至第Nの等化手段の前記デジタルフィルタの係数を生成する第1乃至第Nの等化係数算出手段と、
それぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出手段で生成された前記係数を入力とし、それぞれ前記第1乃至第Nの等化手段の出力の信頼性を評価し、評価結果を信頼性情報として出力する第1乃至第Nの信頼性評価手段と、
それぞれ前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を入力とし、入力された信号の包絡線レベルを検出する第1乃至第Nの包絡線レベル検出手段と、
前記第1乃至第Nの信頼性情報と、前記第1乃至第Nの包絡線レベル検出手段で検出された前記包絡線レベルをもとにダイバーシチの合成比を算出する合成比算出手段と、
前記合成比算出手段で算出された前記合成比に応じて、前記第1乃至第Nの等化手段の出力を合成するダイバーシチ合成手段とを備え、
前記第1乃至第Nの等化手段は、それぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出手段の出力に基づいて、前記所定の周波数帯域の信号に対する補正を行い、
前記第1乃至第Nの信頼性評価手段は、それぞれ前記第1乃至第Nの等化手段に対応して設けられ、かつそれぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出手段に対応して設けられ、前記第1乃至第Nの信頼性評価手段の各々は、
当該信頼性評価手段に対応する前記等化係数算出手段で生成された前記係数を離散フーリエ変換する等化係数フーリエ変換手段と、
前記等化係数フーリエ変換手段の出力に基づいて、当該信頼性評価手段に対応する前記等化手段の出力の前記信頼性情報を生成する信頼性情報生成手段と
を備える
ことを特徴とする。
この発明の第1の態様及び第3の態様によれば、受信した信号の等化過程で得られるフィルタ係数をもとに等化出力の信頼性情報を生成し、信頼性情報を用いて、例えば該信頼性情報とユークリッド距離をもとにブランチメトリックを算出してビタビ復号するため、様々な伝送路環境で誤り訂正能力を向上させることができ、受信側で再生した送信データの誤りを低減することができる。
この発明の第2の態様によれば、各アンテナで受信した信号の等化過程で得られるフィルタ係数をもとに各受信アンテナで受信した信号の等化出力の信頼性情報を生成し、各受信アンテナで受信した信号の包絡線レベルと信頼性情報を用いてダイバーシチ合成するため、様々な伝送路環境でダイバーシチ利得が向上し、受信側で再生した送信データの誤りを低減することができる。
この発明の実施の形態1の受信装置を示すブロック図である。 図1の信頼性情報生成部22の構成例を示すブロック図である。 図1の等化係数フーリエ変換部21の出力の例を表す概念図である。 図1の信頼性情報生成部22の他の構成例を表すブロック図である。 図1のビタビ復号部16の構成例を表すブロック図である。 この発明の実施の形態2の受信装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3の受信装置を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による受信装置を示すブロック図である。図1に示される受信装置は、図示しない送信装置における畳み込み符号化器により、畳み込み符号化された送信データを変調することで得られた送信信号、例えば、多値VSB(Vestigial Sideband)変調方式、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式又は多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で変調することで得られた送信信号を受信し、送信データを再生するものであって、アンテナ11で受信した信号を受ける周波数変換部12と、等化部13、等化係数算出部14、信頼性評価部15と、ビタビ復号部16を備える。
アンテナ11は、畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号、例えば多値VSB変調、QPSK変調又は多値QAM変調された信号を受信するものである。
周波数変換部12は、アンテナ11で受信した信号Saを所定の周波数帯域の信号Sbに変換する。
等化部13は、周波数変換部12から出力された信号(所定の周波数帯域の信号)Sbを入力とし、アンテナ11で受信された信号が伝送路で受けた歪みを補正して復調する。等化部13はFIR(Finite Impulse Response)フィルタや判定帰還形波形等化フィルタなどの可変係数デジタルフィルタ13aを含む。
等化係数算出部14は、周波数変換部12から出力される所定の周波数帯域の信号Sbと等化部13の出力Xを入力とし、これらに基づいてデジタルフィルタ13aの係数(フィルタ係数乃至等化係数)を生成する。フィルタ係数の生成には、例えば、LMS(Least Mean Square Error)アルゴリズムやCMA(Constant Modulus Algorithm)などの逐次更新アルゴリズムが用いられる。等化係数を算出するアルゴリズム及び手段は任意であり、公知技術であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
等化係数算出部14の出力として得られるフィルタ係数は、伝送路を等化するために必要な伝達関数、すなわち、伝送路特性の逆特性又はそれに準ずる周波数特性のインパルスレスポンスを表している。
信頼性評価部15は、等化係数算出部14で生成された係数を入力として、該係数に基づいて等化部13の出力(等化出力)Xの信頼性を検出するものであり、等化係数フーリエ変換部21と、信頼性情報生成部22とを有する。
等化係数フーリエ変換部21は、等化係数算出部14で生成された等化係数を入力とし、該係数を用いた離散フーリエ変換処理によって上記フィルタ係数に対応する周波数特性を算出して算出結果を出力する。
信頼性情報生成部22は、等化係数フーリエ変換部21の出力を入力とし、これに基づいて、等化部13の出力信号(等化結果)Xの信頼性情報に変換して出力する。
ビタビ復号部16は、等化部13の出力X及び信頼性評価部15の出力Rを入力とし、これらの情報をもとにビタビ復号処理を行って送信データを再生する。ビタビ復号処理に当たり、ビタビ復号部16は、信頼性評価部15から出力された信頼性情報Rをブランチメトリックに対する重み係数として利用する。即ち、復号に当たり、ユークリッド距離自体、又はその2乗で定義されるブランチメトリックに対し信頼性情報Rによる重み付けを行うことで、信頼性が高いほど、重み付け後のブランチメトリックがより小さな値となるように重み付けを行い、重み付けされたブランチメトリックに基づいて生き残りパスの選択を行う。
ここで、信頼性情報生成部22の具体的な構成例について図2を用いて説明する。
図2に示される信頼性情報生成部22は、帯域内分散算出部41、帯域内平均ゲイン算出部42、及び信頼性情報変換部43を備え、信頼性情報変換部43の出力が信頼性情報生成部22の出力である。
信頼性情報生成部22の入力(等化係数フーリエ変換部21で算出された周波数特性を示すフーリエ変換結果)は、帯域内分散算出部41と、帯域内平均ゲイン算出部42に供給される。
帯域内分散算出部41は、信頼性情報生成部22に入力される等化係数フーリエ変換部21の出力を入力とし、等化係数フーリエ変換部21の出力を、送信周波数帯域(信号帯域)内成分と帯域外成分に分離し、送信周波数帯域内成分の振幅特性のばらつきを分散値として算出して出力する。具体的には、等化係数フーリエ変換部21の出力の2乗値の平均から、等化係数フーリエ変換部21の出力の平均値の2乗を引いた値を分散値として求める。
帯域内平均ゲイン算出部42は、信頼性情報生成部22に入力される等化係数フーリエ変換部21の出力を入力とし、その送信周波数帯域内成分の平均ゲイン(伝送路における減衰を補償するためのゲインの送信周波数帯域全体にわたる平均値)を算出して出力する。
信頼性情報変換部43は、帯域内分散算出部41の出力及び帯域内平均ゲイン算出部42の出力を入力とし、これらと所定の基準値をもとに信頼性情報Rを生成して出力する。このような信頼性情報Rの生成は、帯域内分散算出部41によって得られた分散値と帯域内平均ゲイン算出部42によって得られた平均ゲインの組合せを、所定の基準値をもとに信頼性情報に変換する処理であるとも言える。
ここで、信頼性情報変換部43における信号変換方法について図3を用いて説明する。
伝送路において反射波が無く、所望のC/Nが得られる伝送路の場合、等化係数フーリエ変換部21から出力されるフーリエ変換結果で示される周波数特性は送信周波数帯域全体に亘り一定の振幅を有する特性となり、図3の太い実線S1のようになる。このときの振幅値を上記基準値として用いることとすれば、帯域内平均ゲイン算出部42の出力(送信周波数帯域内成分の平均ゲイン)は一定で上記基準値と同値となり、帯域内分散算出部41の出力(分散値)はゼロとなる。
一方、同じく反射波が無いが、C/Nが小さい場合は、図3の細い実線S2のようにばらつきが大きくなる。この場合、帯域内平均ゲイン算出部42の出力(送信周波数帯域内成分の平均ゲイン)はほぼ基準値と同程度になるが、帯域内分散算出部41の出力(分散値)はばらつきが大きくなる。
更に、マルチパス伝送路の場合は、図3の太い点線S3のように分散がさらに大きくなるため、帯域内分散算出部41の出力はさらに大きくなる。
また、マルチパス伝送路であって等化出力(等化部13の出力)の振幅が小さい場合は、図3の太い破線S4のようになり、帯域内平均ゲイン算出部42の出力は基準値よりも大きくなり、帯域内分散算出部41の出力も大きくなる。
上記の4つの例では、等化出力(等化部13の出力)において太い実線の場合S1が最も信頼性が高く、細い実線S2、太い点線S3、太い破線S4の順で信頼性が低くなっていくと考えられる。ただし、送信周波数帯域内成分の平均ゲインや分散の大小関係によっては、2番目以降の順番は入れ替わる。いずれにしても、これらの情報をもとに等化出力の信頼性情報を生成することが可能である。
一例として、帯域内平均ゲイン算出部42の出力をA、帯域内分散算出部41の出力をB、基準値をCとし、所定の正の係数a、bを使って下記の式(1)で得られる正の実数Rを信頼性情報としても良い。
Figure 0005656617
なお、式(1)に限定されず、基準値Cよりも平均ゲインAの方が大きい場合は信頼性が下がり、分散値Bが大きくなるにつれて信頼性が下がるような変換式であれば良く、変換式の代わりに変換テーブルを用いて信頼性情報を生成しても良い。
なおまた、平均ゲインを用いず、分散値Bのみに基づいて信頼性情報を生成するようにしても良い。この場合、分散値Bが大きくなるにつれて信頼性が下がるような変換式又は変換テーブルを用いる。
また、以上の例の信頼性情報生成部22は、送信周波数帯域内の伝送路振幅特性のばらつきを分散値として算出することで信頼性情報を生成するように構成されているが、分散値を表す信号に限定されず、伝送路の歪みに対応した信号であればよい。
信頼性情報生成部22の他の構成例を図4に示す。
図4に示される信頼性情報生成部22は、信頼性情報生成部22に入力される等化係数フーリエ変換部21の出力を入力とする帯域内最大ゲイン算出部44と、同じく信頼性情報生成部22に入力される等化係数フーリエ変換部21の出力を入力とする帯域内最小ゲイン算出部45と、差分絶対値算出部46と、重み係数生成部47と、帯域内平均ゲイン算出部42と、重み付け演算部48とを有する。重み付け演算部48の出力が信頼性情報生成部22の出力である。帯域内平均ゲイン算出部42は図2の構成例で示したものと同じである。
帯域内最大ゲイン算出部44は、等化係数フーリエ変換部21から出力されるフーリエ変換結果(周波数特性を示す)を送信周波数帯域(信号帯域)内成分と帯域外成分に分離し、送信周波数帯域内成分の振幅特性の最大値(最大ゲイン)を出力する。
帯域内最小ゲイン算出部45は、等化係数フーリエ変換部21から出力されるフーリエ変換結果(周波数特性を示す)を送信周波数帯域(信号帯域)内成分と帯域外成分に分離し、送信周波数帯域内成分の振幅特性の最小値(最小ゲイン)を出力する。
差分絶対値算出部46は、帯域内最大ゲイン算出部44の出力と帯域内最小ゲイン算出部45の出力を入力とし、両者の差分の絶対値を算出する。
重み係数生成部47は、差分絶対値算出部46の出力を入力とし、差分絶対値算出部46から出力される差分の絶対値を、それに対応した正の係数に変換して出力する。例えば、差分絶対値が0の場合は係数を1とし、差分絶対値が大きくなるにつれて1よりも小さくなるような値を出力する。
帯域内最大ゲイン算出部44と、帯域内最小ゲイン算出部45と、差分絶対値算出部46と、重み係数生成部47とにより、等化係数フーリエ変換部21の出力、即ち等化係数のフーリエ変換結果を入力とし、送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインとの差分絶対値に応じた重み係数を求める重み係数生成部49が構成されている。
重み付け演算部48は、重み係数決定部49の出力と、帯域内平均ゲイン算出部42の出力を入力とし、これらと所定の基準値をもとに信頼性情報Rを生成して出力する。このような信頼性情報Rの生成は、重み係数決定部49によって決定された重み係数と帯域内平均ゲイン算出部42によって得られた平均ゲインの組合せを、所定の基準値をもとに信頼性情報に変換する処理であるとも言える。
一例として、帯域内平均ゲイン算出部42の出力をA、基準値をC、重み係数生成部47の出力をDとし、所定の正の係数c、dを使って下記の式(2)で得られる正の実数Rを信頼性情報としても良い。
Figure 0005656617
なお、式(2)に限定されず、基準値Cよりも平均ゲインAの方が大きい場合は信頼性が下がり、また、重み係数Dが大きくなるにつれて信頼性が上がるような変換式であれば良く、変換式の代わりに変換テーブルを用いて信頼性情報を生成しても良い。さらに、上記のように重み係数Dを求めることなく、帯域内最大ゲインと帯域内最小ゲインの差分絶対値が大きいほど、信頼性が下がるようにすれば良い。
図4に示される信頼性情報生成部22を用いる場合には、送信周波数帯域(信号帯域)内の最大ゲインと最小ゲインの差分の絶対値をもとに信頼性情報を生成するため、比較的小規模な回路又は演算量で信頼性情報を得ることができるという効果がある。
信頼性情報生成部22で生成された信号Rは、ブランチメトリック重み係数として等化部13の出力Xとともにビタビ復号部16に供給され、ビタビ復号部16ではそれらを利用してビタビ復号を行って誤りを訂正する。
ここで、ビタビ復号部16の構成例について図5を用いて説明する。
図5に示されるビタビ復号部16は、等化部13の出力を入力とするブランチメトリック演算部51と、ブランチメトリック演算部51の出力及び信頼性情報生成部22の出力であるブランチメトリック重み係数を入力とするメトリック重み係数乗算部52と、メトリック重み係数乗算部52の出力を入力とする加算・比較・選択部53と、加算・比較・選択部53の出力を入力とするパスメモリ部54とを含む。パスメモリ部54の出力がビタビ復号部16の出力である。
図5において、等化部13の出力はブランチメトリック演算部51に入力される。ブランチメトリック演算部51では、等化出力の信号点と、受信した信号に対応する変調方式によって一義的に定まる各シンボルに対応する信号点とのユークリッド距離を求め、このユークリッド距離から、送信装置における畳み込み符号化器の構成によって決まるブランチメトリックを所定の個数分算出する。ブランチメトリック演算部51で算出されたブランチメトリックは、メトリック重み係数乗算部52に入力される。
メトリック重み係数乗算部52では、ブランチメトリック演算部51から入力された各ブランチメトリックに対して、信頼性情報生成部22で算出した信頼性情報をブランチメトリック重み係数として乗算する。
ブランチメトリック重み係数が乗算された各ブランチメトリック(重み付けされたブランチメトリック)は、加算・比較・選択部53において累積加算され、複数のパスが算出される。また、加算・比較・選択部53では、算出されたそれぞれのパスを比較し、最も値が小さくなるパスを選択する。
この選択したパスのブランチメトリックの累積加算結果を、生き残りパスメトリックとしてパスメモリ部54に記憶する。
パスメモリ部54では、生き残りパスメトリックを記憶し、このパスメトリックに対応する情報系列を復号信号として出力する。
以上に示したように、本発明の実施の形態1によれば、等化過程で得られるフィルタ係数をもとに等化出力の信頼性情報を生成し、ユークリッド距離に基づいて定められたブランチメトリックに対して、信頼性情報による重み付けを行い、重み付けされたブランチメトリックを用いてビタビ復号するため、様々な伝送路環境で誤り訂正能力を向上させることができ、従って受信側で再生した送信データの誤りを低減することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、等化部で使用するフィルタ係数をもとに伝送路の周波数特性を算出し、これをフーリエ変換することで信頼性情報を生成するが、次に、受信信号に含まれるパイロット信号を利用して信頼性情報を生成する実施の形態を示す。
図6はこの発明の実施の形態2による受信装置を示すブロック図である。図6に示される受信装置は、図1に示されると概して同じであるが、図1の信頼性評価部15の代わりに、信頼性評価部17を備えている点で異なる。
図6に示される信頼性評価部17は、パイロット抽出部23と、信頼性情報評価部24を有する。
パイロット抽出部23は、信頼性評価部17の入力(周波数変換部12の出力)を入力とし、信号に重畳されているパイロット信号を抽出する。例えば、パイロット信号が特定の周波数を持つ正弦波である場合は、その周波数成分を通過させるバンドパスフィルタによってパイロット抽出部23を構成することができる。パイロット抽出部23の出力は信頼性情報生成部24に出力され、ここで信頼性情報に変換されて出力される。
信頼性情報生成部24は、パイロット抽出部23の出力をもとに、受信信号の信頼性(等化部13の出力の信頼性)を示す情報を生成する。具体的には、パイロット信号の電力や包絡線、又は送信正弦波との違いに対応した情報を生成する。例えば、パイロット信号の電力を算出し、基準値と比較し、その差に応じた信号に変換する。このとき、基準値よりも大きい場合は信頼性が高いと見なし、基準値よりも小さい場合は信頼性が小さいと見なして基準値との差に応じた信号に変換すればよい。
以上に示したように、本発明の実施の形態2によれば、パイロット信号を抽出して、例えばその包絡線又は電力をもとに受信信号の信頼性情報を生成し、ユークリッド距離に基づいて定められたブランチメトリックに対して、信頼性情報による重み付けを行い、重み付けされたブランチメトリックを用いてビタビ復号するため、比較的簡単な回路又は演算量で様々な伝送路環境で誤り訂正能力を向上させることができ、従って、受信側で再生した送信データの誤りを低減することができる。
実施の形態3.
以上の実施の形態1及び2では、信頼性情報をビタビ復号部16で活用して受信性能を向上する構成を示したが、次に、信頼性情報をダイバーシチ合成で使用して受信性能を向上する実施の形態を示す。
図7はこの発明の実施の形態2による受信装置を示すブロック図である。図7は、複数のアンテナ、即ち第1乃至第Nのアンテナ11−1〜11−N(Nは2以上の整数)を用いて信号を受信し、ダイバーシチ合成して信号を復号する場合を示している。
図7に示される受信装置は、第1乃至第N周波数変換部12−1〜12−Nと、第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nと、第1乃至第Nの等化係数算出部14−1〜14−Nと、第1乃至第Nの信頼性評価部15−1〜15−Nと、第1乃至第Nの包絡線レベル検出部18−1〜18−Nと、合成比算出部19と、ダイバーシチ合成部20とを有する。ダイバーシチ合成部20の出力は復調出力となる。
第1乃至第Nの周波数変換部12−1〜12−Nは、それぞれ第1乃至第Nのアンテナ11−1〜11−Nに対応して設けられ、それぞれ第1乃至第Nのアンテナ11−1〜11−Nで受信された信号(第1乃至第Nの受信信号)Sa1〜SaNを所定の周波数帯域の信号Sb1〜SbNに変換する。言い換えると、第nの周波数変換部12−n(nは1〜Nのいずれか)は、対応する、第nのアンテナ11−nで受信することで得られた第nの受信信号Sanを所定の周波数帯域の信号Sbnに変換する。第1乃至第Nの周波数変換部12−1〜12−Nの各々の構成及び動作は、実施の形態1で示した周波数変換部12と同じである。
第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nは、それぞれ第1乃至第Nの周波数変換部12−1〜12−Nの出力Sb1〜SbNを入力として、それぞれ第1乃至第Nの受信信号Sa1〜SaN(第1乃至第Nのアンテナ11−1〜11−Nで受信された信号)が伝送路で受けたひずみを補正して信号を復調する。言い換えると、第nの等化部13−nは、対応する、第nの周波数変換部12−nの出力Sbnを入力として、第nの受信信号(第nのアンテナ11−nで受信された信号)が伝送路で受けたひずみを補正して信号を復調する。第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nの各々の構成及び動作は、実施の形態1で示した等化部13と同じである。
第1乃至第Nの等化係数算出部14−1〜14−Nは、それぞれ第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nの出力X1〜XN、及び第1乃至第Nの周波数変換部12−1〜12−Nの出力Sb1〜SbNを入力とし、それぞれ第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nで使用されるデジタルフィルタの係数を生成する。言い換えると、第nの等化係数算出部14−nは、対応する、第nの等化部13−nの出力Xn、及び対応する、第nの周波数変換部12−nの出力Sbnを入力とし、第nの等化部13−nで使用されるデジタルフィルタの係数を生成する。第1乃至第Nの等化係数算出部14−1〜14−Nの各々の構成及び動作は、実施の形態1で示した等化係数算出部14と同じである。
第1乃至第Nの信頼性評価部15−1〜15−Nは、それぞれ前記第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nに対応して設けられ、かつそれぞれ第1乃至第Nの等化係数算出部14−1〜14−Nに対応して設けられ、それぞれ第1乃至第Nの等化係数算出部14−1〜14−Nの出力を入力として、第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nの出力の信頼性を評価する。言い換えると、第nの信頼性評価部15−nは、対応する、第nの等化係数算出部14−nの出力を入力として、対応する、第nの等化部13−nの出力の信頼性を評価する。第1乃至第Nの信頼性評価部15−1〜15−Nの各々の構成及び動作は、実施の形態1で示した信頼性評価部15と同じである。
第1乃至第Nの包絡線レベル検出部18−1〜18−Nは、それぞれ第1乃至第Nの周波数変換部12−1〜12−Nの出力(即ち、畳み込み符号化後、多値VSB変調、QPSK変調又は多値QAM変調されて送信され第1乃至第Nのアンテナ11−1〜11−Nで受信され、所定の周波数帯域の信号)Sb1〜SbNを入力とし、これらの信号Sb1〜SbNの包絡線レベルP1〜PNを検出して出力する。言い換えると、第nの包絡線レベル検出部18−nは、対応する、第nの周波数変換部12−nの出力(即ち、畳み込み符号化後、多値VSB変調、QPSK変調又は多値QAM変調されて送信され第nのアンテナ11−nで受信され、所定の周波数帯域に変換された信号)Sbnを入力とし、その包絡線レベルPnを検出して出力する。
合成比算出部19は、第1乃至第Nの包絡線レベル検出部18−1〜18−Nから出力される包絡線レベル検出結果P1〜PN及び第1乃至第Nの信頼性評価部15−1〜15−Nから出力される信頼性情報R1〜RNを入力とし、これらに基づいて第1乃至第Nの等化部13−1〜13−Nの出力X1〜XNの合成比(ダイバーシチ合成比)W1〜WNを算出して出力する。
ここで、合成比の算出方法について、最初に簡単のためN=2と仮定して説明する。第1の包絡線レベル検出部18−1の出力をP1、第1の信頼性評価部15−1の出力をR1、第2の包絡線レベル検出部18−2の出力をP2、第2の信頼性評価部15−2の出力をR2とすると、第1の等化部13−1に対する合成比W1及び第2の等化部13−2に対する合成比W2は、例えば下記の式(3)又は式(4)のように求めればよい。
Figure 0005656617
Figure 0005656617
Nが3以上であっても、下記の式(5)及び式(6)に示すように同様に算出することができる。但し、nは1〜Nのうちの任意のものとし、Pnは、第nの包絡線レベル検出部18−nで検出された包絡線レベル、Rnは、第nの信頼性評価部15−nで生成された信頼性情報、Wnは、第nの等化部13−nの出力に対する合成比である。
Figure 0005656617
Figure 0005656617
上記の式(3)又は式(5)によって求めた合成比(Wn)を用いることで、各等化部(13−n)の出力は、対応する包絡線レベル検出部(18−n)で検出された包絡線レベル(Pn)の2乗と、対応する信頼性評価部(15−n)で生成された信頼性(Rn)との積に比例した重みを付けて合成されることになる。
上記の式(4)又は式(6)によって求めた合成比(Wn)を用いることで、各等化部(13−n)の出力は、対応する包絡線レベル検出部(18−n)で検出された包絡線レベル(Pn)と、対応する信頼性評価部(15−n)で生成された信頼性(Rn)との積に比例した重みを付けて合成されることになる。
ダイバーシチ合成部20は、等化部13−1〜13−Nの出力X1〜XNを入力とし、これらを、合成比算出部19の出力W1〜WNに応じて、合成して出力する。この合成は、等化部13−1〜13−Nの出力を、対応する合成比W1〜WNによる重み付けをして加算することで行われるものであり、下記の式(7)で表される。ただし、式(7)において、Xnは第nの等化部13−nの出力、Wnは、第nの等化部13−nに対する合成比、Yはダイバーシチ合成部20による合成結果を表す。
Figure 0005656617
以上のように、等化過程で得られるフィルタ係数をもとに等化出力の信頼性情報を生成し、各受信アンテナで受信した信号の包絡線レベルと信頼性情報を用いてダイバーシチ合成するため、様々な伝送路環境でダイバーシチ利得が向上し、受信側で再生した送信データの誤りを低減することができる。
以上本発明を装置に係る発明として説明したが、上記の装置により実施される方法もまた本発明の一部を成す。
11、11−1、11−N アンテナ、 12、12−1、12−N 周波数変換部、 13、13−1、13−N 等化部、 14、14−1、14−N 等化係数算出部、 15、15−1〜15−N 信頼性評価部、 16 ビタビ復号部、 17 信頼性評価部、 18−1、18−N 包絡線レベル検出部、 19 合成比算出部、 20 ダイバーシチ合成部、 21、21−1、21−N 等化係数フーリエ変換部、 22、22−1、22−N 信頼性情報生成部、 23 パイロット抽出部、 24 信頼性情報生成部、 41 帯域内分散算出部、 42 帯域内平均ゲイン算出部、 43 信頼性情報変換部、 44 帯域内最大ゲイン算出部、 45 帯域内最小ゲイン算出部、 46 差分絶対値算出部、 47 重み係数生成部、 48 重み付け演算部、 49 重み係数決定部、 51 ブランチメトリック演算部、 52 メトリック重み係数乗算部、 53 加算・比較・選択部、 54 パスメモリ部。

Claims (18)

  1. 畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号を受信し、該受信した信号から送信データを再生する受信装置であって、
    前記受信した信号を所定の周波数帯域の信号に変換する周波数変換手段と、
    デジタルフィルタを含み、前記所定の周波数帯域の信号を入力とし、該信号が伝送路で受けた歪みを補正して信号を復調する等化手段と、
    前記等化手段の出力及び前記所定の周波数帯域の信号に基づいて、前記等化手段の前記デジタルフィルタの係数を生成する等化係数算出手段と、
    前記等化係数算出手段で生成された前記係数に基づいて、前記等化手段の出力の信頼性を評価し、評価結果を信頼性情報として出力する信頼性評価手段と、
    前記等化手段の出力及び前記信頼性情報をもとにビタビ復号処理を行って送信データを再生するビタビ復号手段とを備え、
    前記等化手段は、前記等化係数算出手段の出力に基づいて、前記所定の周波数帯域の信号に対する補正を行い、
    前記信頼性評価手段は、
    前記等化係数算出手段で生成された前記係数を離散フーリエ変換する等化係数フーリエ変換手段と、
    前記等化係数フーリエ変換手段の出力に基づいて前記信頼性情報を生成する信頼性情報生成手段と
    を備える
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記信頼性情報生成手段は、
    前記等化係数フーリエ変換手段の出力の、送信周波数帯域内成分の分散値を算出する帯域内分散算出手段と、
    所定の基準値をもとに前記帯域内分散算出手段で算出された分散値を前記信頼性情報に変換する信頼性情報変換手段と
    を備え、前記信頼性情報変換手段は、前記分散値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記信頼性情報生成手段は、
    前記等化係数フーリエ変換手段の出力の送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記信頼性情報生成手段は、
    前記等化係数フーリエ変換手段の出力の前記送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値に応じた重み係数を求める重み係数決定手段と、
    前記等化係数フーリエ変換手段の出力の前記送信周波数帯域内の平均ゲインを求める帯域内平均ゲイン算出手段と、
    前記帯域内平均ゲイン算出手段で求められた前記平均ゲインと、前記重み係数決定手段で求められた前記重み係数と、所定の基準値をもとに、前記信頼性情報を生成する重み付け演算手段と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号を第1乃至第Nのアンテナ(Nは2以上の整数)で受信し、ダイバーシチ合成して送信データを再生する受信装置であって、
    それぞれ前記第1乃至第Nのアンテナで受信した信号を所定の周波数帯域に変換して第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を生成する周波数変換手段と、
    各々デジタルフィルタを含み、それぞれ前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を入力とし、前記第1乃至第Nのアンテナで受信した信号が伝送路で受けた歪みを補正して、前記受信した信号を復調する第1乃至第Nの等化手段と、
    それぞれ前記第1乃至第Nの等化手段の出力及び前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号に基づいて、前記第1乃至第Nの等化手段の前記デジタルフィルタの係数を生成する第1乃至第Nの等化係数算出手段と、
    それぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出手段で生成された前記係数を入力とし、それぞれ前記第1乃至第Nの等化手段の出力の信頼性を評価し、評価結果を信頼性情報として出力する第1乃至第Nの信頼性評価手段と、
    それぞれ前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を入力とし、入力された信号の包絡線レベルを検出する第1乃至第Nの包絡線レベル検出手段と、
    前記第1乃至第Nの信頼性情報と、前記第1乃至第Nの包絡線レベル検出手段で検出された前記包絡線レベルをもとにダイバーシチの合成比を算出する合成比算出手段と、
    前記合成比算出手段で算出された前記合成比に応じて、前記第1乃至第Nの等化手段の出力を合成するダイバーシチ合成手段とを備え、
    前記第1乃至第Nの等化手段は、それぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出手段の出力に基づいて、前記所定の周波数帯域の信号に対する補正を行い、
    前記第1乃至第Nの信頼性評価手段は、それぞれ前記第1乃至第Nの等化手段に対応して設けられ、かつそれぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出手段に対応して設けられ、前記第1乃至第Nの信頼性評価手段の各々は、
    当該信頼性評価手段に対応する前記等化係数算出手段で生成された前記係数を離散フーリエ変換する等化係数フーリエ変換手段と、
    前記等化係数フーリエ変換手段の出力に基づいて、当該信頼性評価手段に対応する前記等化手段の出力の前記信頼性情報を生成する信頼性情報生成手段と
    を備える
    ことを特徴とする受信装置。
  6. 前記第1乃至第Nの信頼性情報生成手段の各々は、
    当該信頼性情報生成手段に対応する前記等化係数フーリエ変換手段の出力の、送信周波数帯域内成分の分散値を算出する帯域内分散算出手段と、
    前記帯域内分散算出手段で算出された前記分散値を入力とし、所定の基準値をもとに前記分散値を前記信頼性情報に変換する信頼性情報変換手段と
    を備え、前記信頼性情報変換手段は、前記分散値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記第1乃至第Nの信頼性情報生成手段の各々は、
    当該信頼性情報生成手段に対応する前記等化係数フーリエ変換手段の出力の送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  8. 前記第1乃至第Nの信頼性情報生成手段の各々は、
    当該信頼性情報生成手段に対応する前記等化係数フーリエ変換手段の出力の前記送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値に応じた重み係数を求める重み係数決定手段と、
    当該信頼性情報生成手段に対応する前記等化係数フーリエ変換手段の出力の前記送信周波数帯域内の平均ゲインを求める帯域内平均ゲイン算出手段と、
    前記帯域内平均ゲイン算出手段で算出された前記平均ゲインと、前記重み係数決定手段で求められた前記重み係数と、所定の基準値をもとに、前記信頼性情報を生成する重み付け演算手段と
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  9. 前記送信データが、多値VSB(Vestigial Sideband)変調方式、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式又は多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で変調されたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の受信装置。
  10. 畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号を受信し、該受信した信号から送信データを再生する受信方法であって、
    前記受信した信号を所定の周波数帯域の信号に変換する周波数変換ステップと、
    デジタルフィルタステップを含み、前記所定の周波数帯域の信号が伝送路で受けた歪みを補正して信号を復調する等化ステップと、
    前記等化ステップによる等化結果及び前記所定の周波数帯域の信号に基づいて、前記等化ステップの前記デジタルフィルタステップで用いられる係数を生成する等化係数算出ステップと、
    前記等化係数算出ステップで生成された前記係数に基づいて、前記等化ステップによる等化結果の信頼性を評価し、評価結果を信頼性情報として生成する信頼性評価ステップと、
    前記等化ステップによる等化結果及び前記信頼性情報をもとにビタビ復号処理を行って送信データを再生するビタビ復号ステップとを備え、
    前記等化ステップは、前記等化係数算出ステップで算出された係数に基づいて、前記所定の周波数帯域の信号に対する補正を行い、
    前記信頼性評価ステップは、
    前記等化係数算出ステップで生成された前記係数を離散フーリエ変換する等化係数フーリエ変換ステップと、
    前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果に基づいて前記信頼性情報を生成する信頼性情報生成ステップと
    を備える
    ことを特徴とする受信方法。
  11. 前記信頼性情報生成ステップは、
    前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、送信周波数帯域内成分の分散値を算出する帯域内分散算出ステップと、
    所定の基準値をもとに前記帯域内分散算出ステップで算出された分散値を前記信頼性情報に変換する信頼性情報変換ステップと
    を備え、前記信頼性情報変換ステップは、前記分散値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを生成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の受信方法。
  12. 前記信頼性情報生成ステップは、
    前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを生成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の受信方法。
  13. 前記信頼性情報生成ステップは、
    前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、前記送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値に応じた重み係数を求める重み係数決定ステップと、
    前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、
    前記送信周波数帯域内の平均ゲインを求める帯域内平均ゲイン算出ステップと、
    前記帯域内平均ゲイン算出ステップで求められた前記平均ゲインと、前記重み係数決定ステップで求められた前記重み係数と、所定の基準値をもとに、前記信頼性情報を生成する重み付け演算ステップと
    を備えることを特徴とする請求項12に記載の受信方法。
  14. 畳み込み符号化された送信データを変調した送信信号を第1乃至第Nのアンテナ(Nは2以上の整数)で受信し、ダイバーシチ合成して送信データを再生する受信方法であって、
    それぞれ前記第1乃至第Nのアンテナで受信した信号を所定の周波数帯域に変換して第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号を生成する周波数変換ステップと、
    各々デジタルフィルタステップを含み、それぞれ前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号が伝送路で受けた歪みを補正して、前記受信した信号を復調する第1乃至第Nの等化ステップと、
    それぞれ前記第1乃至第Nの等化ステップによる等化結果及び前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号に基づいて、前記第1乃至第Nの等化ステップの前記デジタルフィルタステップで用いられる係数を生成する第1乃至第Nの等化係数算出ステップと、
    それぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出ステップで生成された前記係数に基づいて、それぞれ前記第1乃至第Nの等化ステップによる等化結果の信頼性を評価し、評価結果を信頼性情報として生成する第1乃至第Nの信頼性評価ステップと、
    それぞれ前記第1乃至第Nの所定の周波数帯域の信号の包絡線レベルを検出する第1乃至第Nの包絡線レベル検出ステップと、
    前記第1乃至第Nの信頼性情報と、前記第1乃至第Nの包絡線レベル検出ステップで検出された前記包絡線レベルをもとにダイバーシチの合成比を算出する合成比算出ステップと、
    前記合成比算出ステップで算出された前記合成比に応じて、前記第1乃至第Nの等化ステップによる等化結果を合成するダイバーシチ合成ステップとを備え、
    前記第1乃至第Nの等化ステップは、それぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出ステップで生成された前記係数に基づいて、前記所定の周波数帯域の信号に対する補正を行い、
    前記第1乃至第Nの信頼性評価ステップは、それぞれ前記第1乃至第Nの等化ステップに対応し、かつそれぞれ前記第1乃至第Nの等化係数算出ステップに対応し、前記第1乃至第Nの信頼性評価ステップの各々は、
    当該信頼性評価ステップに対応する前記等化係数算出ステップで生成された前記係数を離散フーリエ変換する等化係数フーリエ変換ステップと、
    前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果に基づいて、当該信頼性評価ステップに対応する前記等化ステップによる等化結果の前記信頼性情報を生成する信頼性情報生成ステップと
    を備える
    ことを特徴とする受信方法。
  15. 前記第1乃至第Nの信頼性情報生成ステップの各々は、
    当該信頼性情報生成ステップに対応する前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、送信周波数帯域内成分の分散値を算出する帯域内分散算出ステップと、
    前記帯域内分散算出ステップで算出された前記分散値を、所定の基準値をもとに前記信頼性情報に変換する信頼性情報変換ステップとを備え、
    前記信頼性情報変換ステップは、前記分散値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを生成する
    ことを特徴とする請求項14に記載の受信方法。
  16. 前記第1乃至第Nの信頼性情報生成ステップの各々は、
    当該信頼性情報生成ステップに対応する前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値が小さいほど、前記信頼性情報としてより高い信頼性を示すものを生成する
    ことを特徴とする請求項14に記載の受信方法
  17. 前記第1乃至第Nの信頼性情報生成ステップの各々は、
    当該信頼性情報生成ステップに対応する前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、送信周波数帯域内の最大ゲインと最小ゲインの差分絶対値に応じた重み係数を求める重み係数決定ステップと、
    当該信頼性情報生成ステップに対応する前記等化係数フーリエ変換ステップによるフーリエ変換の結果の、前記送信周波数帯域内の平均ゲインを求める帯域内平均ゲイン算出ステップと、
    前記帯域内平均ゲイン算出ステップで算出された前記平均ゲインと、前記重み係数決定ステップで求められた前記重み係数と、所定の基準値をもとに、前記信頼性情報を生成する重み付け演算ステップと
    を備えることを特徴とする請求項16に記載の受信方法。
  18. 前記送信データが、多値VSB(Vestigial Sideband)変調方式、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式又は多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で変調されたものであることを特徴とする請求項10乃至17のいずれかに記載の受信方法。
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