JP2008311868A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】FFTタイミングが悪質な場合であっても受信品質の劣化を抑える。
【解決手段】複数のデータシンボルとサイクリック部とを含むデータブロックの信号を受信し、前記データブロックに含まれる複数のデータシンボルを軟判定復調して各データシンボルから変調方式に応じた変調多値数の各ビットの信頼度を表す軟判定値を取得し、前記データブロックから前記サイクリック部と前記一端を含む一部波形に相当するデータシンボルとを除いたシンボル群である非繰り返しシンボル群の先端および後端の少なくとも一方における少なくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択し、前記軟判定値が表す信頼度が小さくなるように、選択された軟判定値を変更し、前記軟判値取得ステップにより得られた軟判定値のうち前記軟判定値選択ステップにより選択されなかった軟判定値と、前記軟判定値選択ステップにより選択され信頼度が小さくされた軟判定値とを復号する。
【選択図】図18

Description

本発明は、シングルキャリア通信を行う受信装置および受信方法に関する。
シングルキャリア通信方式の一種であるSC-CP(Single Carrier with Cyclic Prefix:サイクリックプレフィクス付きシングルキャリア)方式は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)と比べてPAPR(Peak to Average Power Ratio:平均信号電力に対するピーク電力の比)が低いというメリットがあり、非特許文献1にも示されているようによく知られた方式である。
CP付き信号を高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform :FFT)を用いて受信するいわゆるブロック受信方式において、FFTタイミング誤差が大きいと受信特性は大幅に劣化するという問題がある。FFTタイミング同期を取るための手段としては、特許文献1をはじめ多くの手段が公知であるが、必ずしもFFTタイミングを最適に設定できるとは限らない。特に、複数の端末から異なる伝送時間をかけて到達した信号を基地局で一括して高速フーリエ変換する場合には、一部の端末信号にとって悪質なタイミングで高速フーリエ変換せざるを得ない場合がある。
特開2005−253021号公報 "Frequency domain equalization for single-carrier broadband wireless systems," Falconer, D., et al., Communications Magazine, IEEE Volume 40, Issue 4, April 2002 Page(s):58-66.
FFTタイミングが悪質な場合、受信側のFFTタイミングを変更するか、または送信側にフィードバック情報を通知して受信側のFFTタイミングにあわせて送信側の送信タイミングを調整させることで解決できる。しかし、前者は複数端末を同時に受信している場合は適用できず、後者はフィードバック情報が反映されるまでの間受信特性が劣化してしまうという問題があった。
本発明は、FFTタイミングが悪質な場合であっても受信品質の劣化を抑えることができる受信装置および受信方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様としての受信装置は、
符号化ビット列を変調して得られる時間的に連続する複数のデータシンボルと、前記複数のデータシンボルの一端を含む一部波形と同じ波形を有し前記複数のデータシンボルの他端に連続するサイクリック部と、を含むデータブロックの信号を受信する受信部と、
前記データブロックに含まれる複数のデータシンボルを軟判定復調して各データシンボルから変調方式に応じた変調多値数の各ビットの信頼度を表す軟判定値を得る軟判定部と、
前記データブロックから前記サイクリック部と前記一端を含む一部波形に相当するデータシンボルとを除いたシンボル群である非繰り返しシンボル群の先端および後端の少なくとも一方における少なくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択する選択部と、
前記軟判定値が表す信頼度が小さくなるように前記選択部により選択された軟判定値を変更する軟判定値変更部と、
前記軟判定部により得られた軟判定値のうち前記選択部により選択されなかった軟判定値と、前記選択部により選択され前記軟判定値変更部により信頼度が小さくされた軟判定値とを復号する復号部と、
を備える。
本発明の一態様としての受信方法は、
符号化ビット列を変調して得られる時間的に連続する複数のデータシンボルと、前記複数のデータシンボルの一端を含む一部波形と同じ波形を有し前記複数のデータシンボルの他端に連続するサイクリック部と、を含むデータブロックの信号を受信する受信ステップと、
前記データブロックに含まれる複数のデータシンボルを軟判定復調して各データシンボルから変調方式に応じた変調多値数の各ビットの信頼度を表す軟判定値を取得する軟判定値取得ステップと、
前記データブロックから前記サイクリック部と前記一端を含む一部波形に相当するデータシンボルとを除いたシンボル群である非繰り返しシンボル群の先端および後端の少なくとも一方における少なくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択する軟判定値選択ステップと、
前記軟判定値が表す信頼度が小さくなるように、選択された軟判定値を変更する軟判定値変更ステップと、
前記軟判値取得ステップにより得られた軟判定値のうち前記軟判定値選択ステップにより選択されなかった軟判定値と、前記軟判定値選択ステップにより選択され前記軟判定値変更ステップにより信頼度が小さくされた軟判定値とを復号する復号ステップと、
を備えた受信方法。
本発明により、FFTタイミングが悪質な場合であっても受信品質の劣化を抑えることができる。
以下、図面を参照しながら本実施の形態について詳細に説明する。
(第一の実施例)
図1は、第一の実施例に係る移動体通信システムの構成例を示す図である。
本実施例に係る移動体通信システムには、基地局CS1と、基地局CS1と通信を行う複数の端末PS1,PS2,・・・が属している。複数の端末PS1,PS2,・・・は、それぞれ異なる周波数f1、f2、・・で同時に送信し、基地局CS1はそれらの送信信号を一括受信する。
各端末は、情報ビットを符号化し、符号化ビットを変調し、CP(Cyclic Prefix:サイクリックプレフィクス)を付加することにより得られるデータブロックを送信する。データブロックの例を図2に示す。図2のデータブロックは、16個のデータシンボル(データ部)と、データ部の後端2シンボルをコピーして先端に付加されるサイクリックプレフィクス(サイクリック部)とを含む。サイクリックプレフィクスを付加することにより、受信側で受信信号を周波数領域で等化することができ、比較的簡易な演算でマルチパス環境でも高い受信品質を保つことができる。図2の例ではデータ部の後端からの一部を先端にコピーしているが、データ部の先端からの一部を後端にコピーするようにしてもよい。この場合、後端に付加されたシンボルがサイクリック部に相当する。すなわち、サイクリック部は、複数のデータシンボルの一端を含む一部波形と同じ波形を有し当該複数のデータシンボルの他端に連続するデータである。
図3は、第一の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
LNA(Low Noise Amplifier)部(低ノイズ増幅器)12は、アンテナ11で受信された複数の端末PS1,PS2,・・・からの信号を増幅する。
直交復調部13は、LNA部12により増幅された信号をシンセサイザ14からの信号を用いてI-ch、Q-chのベースバンド信号に変換する。
AD変換器15A、15Bは、I-ch、Q-chそれぞれのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
FFT(Fast Fourier Transform)部16は、AD変換器15A、15Bからのデジタル信号を所望のFFT区間で高速フーリエ変換することにより周波数領域に変換する(サイクリックプレフィクスが除去される)。FFT部16は、フーリエ変換を行うフーリエ変換部の一例である。
窓関数部17は、周波数領域の信号に各端末PS1,PS2,・・・に応じた窓関数をかけることにより各端末PS1,PS2,・・・からの送信信号をそれぞれ分離して取り出す。
FDE(Frequency-Domain Equalization)部18は、窓関数部17で分離して取り出された各端末の信号を周波数領域等化する。
IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部19は、周波数領域等化された信号を逆高速フーリエ変換することにより時間波形の信号に変換する。IFFT部19は、逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部の一例である。
軟判定部20は、IFFT部19により得られた時間波形信号を軟判定(軟判定復調)して、データ部における各シンボルから、変調方式に応じた変調多値数の各ビットの信頼度(尤度)を表す軟判定出力(軟判定値)を得る。
スイッチ(選択部)21は、データブロックからサイクリックプレフィクスと、サイクリックプレフィクスとしてコピーされたシンボルとを除いたシンボル群である“非繰り返しシンボル群”(図2の第1〜第14シンボルに相当)の先端または後端またはこれらの両方における少なくとも1つのシンボルの軟判定出力を重み係数乗算部23に出力し、それ以外のシンボルの軟判定出力をビタビ復号部24に出力する。
重み係数記憶部22には1未満の値をもつ重み係数が記憶されており、重み係数乗算部(軟判定値変更部)23は、スイッチ21から入力された軟判定出力に、重み係数記憶部22に記憶された重み係数を乗算してビタビ復号部24に出力する。
ビタビ復号部24は、スイッチ21および重み係数乗算部23から入力される軟判定出力を用いてビタビ復号を行う。ビタビ復号は、軟判定出力から効率よく復号する方法としてよく知られたものであり、このビタビ復号を行うことで復号後のビット誤り率を改善できる。また、ビタビ復号の代わりに、誤り訂正能力が高いターボ復号を用いてもよく、ビタビ復号部24は、ターボ復号を行うターボ復号部に置き換えられてもよい。ビタビ復号やターボ復号に対応する符号は畳み込み符号である。なお、重み係数を0に設定して送信側でパンクチャした場合と同様に復号を行うことも可能である。
ここで、軟判定出力(軟判定値)の算出方法に関して、図5および図6を用いて説明する。ただし以下に説明する軟判定出力の算出方法はあくまで一例であり、本発明は下記の方法に限定されるものではない。また以下では、BPSK変調された信号から軟判定出力を算出する例を示すが、他の変調で変調された信号からも同様に軟判定出力を算出することが可能である。
図5はBPSK変調された送信信号のコンスタレーションを表している。第kビットが0の場合は(a,0)に送信シンボルがマッピングされ、第kビットが1の場合は(-a,0)に送信シンボルがマッピングされる。
図6はBPSK変調された受信信号のコンスタレーションを表している。(x,y)で受信した場合の軟判定出力は例えば以下のように求めることができる。まず、(x,y)と送信ビットが0の場合の理想的なマッピングポイント(a,0)との距離raを計算する。次に、(x,y)と送信ビットが1の場合の理想的なマッピングポイント(-a,0)との距離r-aを計算する。raおよびr-aから軟判定出力dsoft(k)を以下の式で計算する。
Figure 2008311868
もしdsoft(k)>0ならば、第kビットは0である可能性が1である可能性よりも高く、dsoft(k)の絶対値が大きいほど「第kビットが0である」ことの信頼度が高い。
一方dsoft(k)<0ならば、第kビットは1である可能性が0である可能性よりも高く、dsoft(k)の絶対値が大きいほど「第kビットが1である」ことの信頼度が高い。
すなわち、軟判定出力の絶対値の大きさが信頼度の大きさに対応している。このようにして得られた軟判定出力dsoft(k)の信頼度を下げるためには、dsoft(k)に対して0<α<1を満たす重み付け係数を乗算し絶対値を小さくすればよい。
本実施例では、上述のようにデータブロックからサイクリックプレフィクスと、サイクリックプレフィクスとしてコピーされたシンボルとを除いたシンボル群である非繰り返しシンボル群の先端または後端またはこれらの両方におけるシンボルの軟判定出力に1未満の重み係数を乗算して軟判定出力の信頼度を下げることとしている。以下では、この理由について、図2で示したデータブロックを受信する場合を例に説明する。
図2で示したデータブロックを受信する場合、スイッチ21にて軟判定出力が重み係数乗算部23に出力されるシンボルは第1シンボルまたは第14シンボルまたはこれらの両方である(先端または後端またはこれらの両方から1つのシンボルのみを出力する場合)。これらのシンボルはFFTタイミング誤差が大きい場合や、CP長を越えるマルチパスが存在する場合にブロック間干渉が大きく、歪みやすいシンボルである。
図4を用いて、FFTタイミング誤差が大きい場合に第1シンボルおよび第14シンボルの歪が大きいことを説明すると以下の通りである。
各シンボルはフィルタ長8シンボル分のROF(ロールオフフィルタ)で帯域制限されているとする。太線HL1で囲まれたタイミングでFFT部16において高速フーリエ変換するとする。この場合、当然ながら太線HL1で囲まれた部分の信号を受信することになる。第2〜第10シンボルおよび第15、第16シンボルに関しては全エネルギーを受信できるが、第1、第11〜第14シンボルに関しては太線HL4、HL5で囲んだ一部のエネルギーがFFTウィンドウの外側に存在するためその分受信電力が小さくなり、さらに太線HL2、HL3で囲んだ、隣接ブロックからの干渉を受け、劣化する。特に第14シンボルに関してはメインローブの半分がFFTタイミングから外れており、残り半分は隣接ブロックからの干渉を受け、劣化量が大きい。なお、図4ではFFTタイミングが所望よりも速い場合を示しているが、FFTタイミングが所望よりも遅い場合も同様に考えることができ、その場合は第1シンボルの劣化量がさらに大きくなる。また、遅延広がりが大きい伝送路においても同様に第1シンボルまたは第14シンボルの劣化量が大きい。
このような第1シンボルまたは第14シンボルを他のシンボルと同様にビタビ復号した場合、第1または第14シンボルは、FFTタイミングから外れているにもかかわらず、隣接ブロックからの干渉成分により受信電力が大きいため、ブランチメトリック算出の際に他のシンボルと同等の信頼度で算出されてしまう。すなわち、ビタビ復号後のビット誤り率が大きくなってしまう。そこで、本実施形態のように予め非繰り返しシンボル群の先端または後端のシンボルの軟判定出力に対して1未満の重み係数を乗算することで、すなわちブランチメトリック算出の際の信頼度を下げておくことで、FFTタイミング誤差の影響やマルチパスによる影響がある場合においても、ビタビ復号後のビット誤り率を小さくすることが可能になる。
(第二の実施例)
図7は、第二の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。図3との違いは、窓関数部より後段の構成のみであり、したがって以下では窓関数部より後段のブロックに関してのみ説明する。
ブロック識別部31は、窓関数部17から出力されたデータがデータブロックかパイロットブロックか(すなわちデータ部かパイロット部かを)を識別する。ここでパイロット部は、複数のパイロットシンボルを含み、パイロット部の一端における一部のシンボルを他端にコピーしたものがパイロットブロック(後述する図8参照)である。ブロック識別部31は、データ部と識別したなら、受け取ったデータをFDE部32に出力し、パイロット部であると識別したなら、受け取ったデータを伝送路推定部33およびタイミング制御部34に出力する。パイロット部のデータが入力されるタイミングが既知であれば、ブロック識別部31で上記の識別が可能である。あるいはブロック識別部31はパイロット部のデータが入力されるタイミングを上位レイヤ41から通知されてもよい。
伝送路推定部33はパイロット部の受信信号を基に伝送路を推定し、その結果をFDE部32に出力する。
FDE部32は、伝送路推定部33からの伝送路の推定結果を基に、ブロック識別部31から受け取るデータ部の受信信号を周波数領域等化し、IFFT部35に出力する。
IFFT部35は、FDE部32から入力される信号を逆高速フーリエ変換して時間波形の信号に変換し、軟判定部36に出力する。
軟判定部36は、IFFT部35からの入力信号を軟判定し、軟判定の結果得られる各ビットの信頼度を歪シンボル抽出部37に出力する。
タイミング誤差検出部34は、FFTを行ったタイミングが所望のFFTタイミングに対してどれだけずれているかを表すFFTタイミング誤差を測定する。タイミング誤差検出部34は、FFTタイミングが所望のFFTタイミングより遅れていると判断した場合に、非繰り返しシンボル群の先端のシンボルを歪シンボルと判定し、FFTタイミングが所望のタイミングより進んでいると判断した場合に非繰り返しシンボル群の後端のシンボルを歪シンボルと判定する。タイミング誤差検出部34は、判定したそのシンボルを歪シンボル抽出部37に通知する。タイミング誤差検出部34は、FFTを行ったタイミングが所望のタイミングの範囲内であると判断した場合は、歪シンボル抽出部37にFFTタイミング誤差がないことを通知する。
例えば、理想的なFFTタイミングを時刻Tideal、所望のFFTタイミングtOKの範囲をTideal−Tm <tOK <Tideal+Tm(ただしTm>0)とすると、FFTタイミングtがt>Tideal+TmならばFFTタイミングが遅れていると判断し、非繰り返しシンボル群の先端のシンボルを歪シンボルと判定し、FFTタイミングtがt<Tideal−TmならばFFTタイミングが進んでいると判断し非繰り返しシンボル群の後端のシンボルを歪シンボルと判定し、FFTタイミングtがTideal−Tm <t<Tideal+TmならばFFTタイミングが所望のタイミングの範囲内であると判断する。
上記の例はFFTタイミングに基づいて非繰り返しシンボル群の先端の1シンボルまたは後端の1シンボルを歪シンボルとして抽出する例であるが、しきい値を複数設定し、1ブロック内に含まれる歪シンボルを複数抽出してもよい。例えば、FFTタイミングtがt>Tideal+Tm+Tm2(ただしTm2>0)ならば非繰り返しシンボル群の先端から2つのシンボルを歪シンボルと判定し、Tideal+Tm<t<Tideal+Tm+Tm2ならば非繰り返しシンボル群の先端1シンボルを歪シンボルと判定し、Tideal−Tm−Tm2 <t<Tideal−Tmならば非繰り返しシンボル群の後端1シンボルを歪シンボルと判定し、t<Tideal−Tm−Tm2ならば非繰り返しシンボル群の後端から2つのシンボルを歪シンボルと判定し、Tideal−Tm <t<Tideal+TmならばFFTタイミングが所望のタイミングの範囲内であると判断する。
歪シンボル抽出部37は、軟判定部36から入力される軟判定出力のうちタイミング誤差検出部34から通知されたシンボルの軟判定出力を重み係数乗算部39に出力し、それ以外のシンボルの軟判定出力をビタビ復号部40に出力する。タイミング誤差検出部34からの入力がFFTタイミングの誤差がないという旨の通知だった場合は、軟判定部36から入力される全ての軟判定出力をビタビ復号部40に出力する。
重み係数乗算部38は、重み係数記憶部38に記憶された1未満の値をもつ重み係数を歪シンボル抽出部37から入力される軟判定出力に乗算してビタビ復号部40に入力する。1ブロック内に複数の歪みシンボル含まれる場合は、各歪シンボルに対して重み係数記憶部38に記憶された同じ重み係数を乗算してもよいし異なる重み係数を乗算してもよい。
例えば、FFTタイミングtがt>Tideal+Tm+Tm2ならば非繰り返しシンボル群の先端から1番目のシンボルに対して重み係数α1を乗算し、非繰り返しシンボル群の先端から2番目のシンボルに対して重み係数α2(ただし0<α1 <α2<1)を乗算する。Tideal+Tm<t<Tideal+Tm+Tm2ならば非繰り返しシンボル群の先端から1番目のシンボルに対して重み係数α0(0<α0<1)を乗算する。Tideal−Tm−Tm2 <t<Tideal−Tmならば非繰り返しシンボル群の後端から1番目のシンボルに対して重み係数α0を乗算する。t<Tideal−Tm−Tm2ならば非繰り返しシンボル群の後端から1番目のシンボルに対して重み係数α1を乗算し、非繰り返しシンボル群の後端から2番目のシンボルに対して重み係数α2を乗算する。Tideal−Tm <t<Tideal+Tmならばどのシンボルに対しても重み係数を乗算しない。
ビタビ復号部40は、歪シンボル抽出部37から入力される軟判定出力と、重み係数乗算部39から入力される信頼度が下げられた軟判定出力とをビタビ復号して上位レイヤ41に出力する。
上位レイヤ41は上位レイヤの復調処理を行う。また、必要に応じてブロック識別部31にパイロット部の入力タイミングを通知する。
このように、本受信装置では、FTTタイミング誤差を検出しない場合は全シンボルの軟判定出力に重み係数を乗算することなくそのまま用いてビタビ復号を行い、FFTタイミングが遅れていると判断した場合は非繰り返しシンボル群の先端のシンボルを歪シンボルと判定しその軟判定出力の信頼度を下げてビタビ復号を行い、FFTタイミングが進んでいると判断した場合は非繰り返しシンボル群の後端のシンボルを歪シンボルと判定しその軟判定出力の信頼度を下げてビタビ復号を行う。
以上のように本実施例によれば、FFTタイミング誤差があるときにのみタイミング誤差の影響の大きいシンボルの軟判定出力の信頼度(ブランチメトリック)を小さくし、FFTタイミング誤差がないときにはブランチメトリックを小さくしないようにしたことにより、第一の実施例に比べて受信品質をさらに向上させることができる。
(第三の実施例)
図9は、第三の実施例に係るタイミング誤差検出部の構成を示すブロック図である。
このタイミング誤差検出部50は、予め記憶したパイロット系列と、ブロック識別部31(図7参照)から入力されるパイロット部のデータとの相関を取ることでFFTタイミング誤差を検出する。送信側である端末はこのパイロット系列(複数のパイロットシンボル)にサイクリックプレフィクスを付加したパイロットブロックを送信し、タイミング誤差検出部50は、受信されたパイロットブロックにおけるパイロット系列と、あらかじめ記憶したパイロット系列との相関を取ることでFFTタイミング誤差を検出する。
図8はパイロットブロックの構成を説明する図である。データブロックが図2に示したように16個のシンボルと、2シンボル分のサイクリックプレフィクスとから構成されているとする。このとき、送信側である端末は、16の要素からなるパイロット系列を変調し、サイクリックプレフィクスを付加してパイロットブロックを構成する。図8では、パイロットの系列のn番目の要素を
Figure 2008311868
とした例である。これはCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列の一種である。このパイロット系列を変調し、サイクリックプレフィクスを付加して端末は送信する。
以下タイミング誤差検出部50における各ブロックについて詳細に説明する。
タイミング誤差検出部50における相関算出部51にはブロック識別部31からパイロット部の受信信号が入力される。相関算出部51は、パイロット系列記憶部52に記憶されたパイロット系列との相互相関を算出し(変調されていないパイロット系列が記憶されているときは相関を算出する前に変調する)、相互相関値をピークタイミング出力部53に出力する。相互相関の算出は周波数領域で行ってもよいし時間領域で行ってもよく、時間領域で行う場合は、パイロット部の受信信号を逆離散フーリエ変換などして、時間領域に変換する。
ピークタイミング出力部53は、相関算出部51から入力される相互相関値からピーク値のタイミングを検出し、そのタイミングをタイミング比較部(判定部)54に出力する。パイロット系列として上記CAZAC系列を用いることで、相関出力のピークをより得やすい効果がある。
タイミング比較部54は、ピークタイミング出力部53から入力されるピークタイミングと、範囲記憶部55に記憶された、ある時間範囲を指定した範囲データとを比較し、ピークタイミングが範囲データに示される時間範囲内であればタイミング誤差がないと判断し、その旨を歪シンボル抽出部37(図7参照)に出力する。ピークタイミングが上記時間範囲よりも遅い範囲に存在すれば、FFTタイミングが遅いと判断し、たとえば第1シンボルを歪シンボルと判定しその旨を歪シンボル抽出部37に通知する。ピークタイミングが上記時間範囲よりも早い範囲に存在すれば、FFTタイミングが早いと判断し、たとえば第14シンボルを歪シンボルと判定しその旨を歪シンボル抽出部37に通知する。
上記では、範囲記憶部55に記憶させる時間範囲は予め設定されているものとするが、サイクリックプレフィクス長が変化するシステムにおいてはそのサイクリックプレフィクス長に応じて上記時間範囲を更新してもよい。
また、本実施例では、パイロット系列としてCAZAC系列の一種を用いたが、CAZAC系列に限定するものではなく、他の系列を用いて相関を算出してもよい。
(第四の実施例)
図12は、第四の実施例に係るタイミング誤差検出部の構成を示すブロック図である。
このタイミング誤差検出部60は、パイロットブロックからサイクリックプレフィクスと、サイクリックプレフィクスに繰り返されたパイロットシンボルとを除いたシンボル群(第2非繰り返しシンボル群)から、先端に位置する1つまたは複数のシンボルからなる先端シンボル群と、後端に位置する1つまたは複数のシンボルからなる後端シンボル群と、先端シンボル群と後端シンボル群との間に位置する1つまたは複数のシンボルからなる中間シンボル群とを指定し、各群においてそれぞれSINRを測定する。図10に示すパイロットブロックの例では、先端シンボル群は第1シンボル、中間シンボル群は第4〜第11シンボル、後端シンボル群は第14シンボルである。なお第2非繰り返しシンボル群は第1〜第14シンボルに相当する。
SINRの測定方法の例を具体的に説明する。本通信システムで採用しているフレーム(スロット)構成の例を図11に示す。同期用ブロック(Sync)とパイロットブロック(B0, B9, B17)とデータブロック(B1〜B8, B10〜B16)から1フレームが構成されている。1フレーム内に含まれるパイロットシンボル(B0, B9, B17)に渡って、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の平均電力と分散を求める。求めた分散の値は干渉電力とAWGNの電力の和とみなすことができ、平均電力から分散を引いた分を信号電力として算出し、それらの比でSINRを算出できる。この算出方法は一例であり、他の算出方法でも構わない。例えば、複数フレーム、または1フレームより短い区間に渡って、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の平均電力と分散を求めてもよい。
このようにして得られた各群のSINRに基づき、タイミング誤差検出部60は、先端シンボル群および後端シンボル群が歪みシンボルであるかどうかをそれぞれ判定し、歪みシンボルである群についてはその旨を歪みシンボル抽出部37に通知する。
以下、タイミング誤差検出部60における各ブロックについて詳細に説明する。
シンボル群指定部61は、上記第2繰り返しシンボル群において先端シンボル群と中間シンボル群と後端シンボル群とを指定し、各群を平均算出部62と分散算出部63にそれぞれ出力する。本実施例では先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の位置を既知であるとするが、外部から適応的に設定しても構わない。
平均算出部62は、たとえば1フレームに渡り、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の平均電力を求める。
分散算出部63は、たとえば1フレームに渡り、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の分散を求める。
分配部64は、先端シンボル群の平均および分散を先端シンボル群SINR算出部65に送り、中間シンボル群の平均および分散を中間シンボル群SINR算出部66に送り、後端シンボル群の平均および分散を後端シンボル群SINR算出部67に送る。
各シンボル群SINR算出部65〜67は、各群についての平均および分散をもとに、各群のSINRを算出してSINR比較部68に出力する。
SINR比較部68は、中間シンボル群のSINRと比較して先端シンボル群のSINRがあるしきい値以上低かった場合には、先端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部37に通知し、中間シンボル群のSINRと比較して後端シンボル群のSINRがあるしきい値以上低かった場合には、後端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部37に通知する。しきい値は予め設定されているものとするが、外部から適応的に設定しても構わない。
(第五の実施例)
図13は第五の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。図7との差異はタイミング誤差検出部70から重み係数記憶部71に制御線が通っていることである。これにより、タイミング誤差の値に応じて重み係数を適応的に更新することができる。他のブロックについては図7と同等であるため図7における同一名称のブロックと同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図14はタイミング誤差検出部70の構成を詳細に示すブロック図である。図12との差異は、SINR比較部72から重み係数記憶部71へ出力があることである。これによりSINRの値に応じて重み係数を適応的に決定し、更新することができる。このようにSINRに応じて詳細な重み係数を算出することで復号後のビット誤り率を改善できる。他のブロックについては図12と同等であるため図12における同一名称のブロックと同一の符号を付して重複する説明を省略する。
SINR比較部72においてSINRに応じてどのように重み係数を決めるかについてビタビアルゴリズムの原理に基づいて説明する。
軟判定復調におけるBPSKの受信信号(隣接ブロック間干渉がない場合)は以下の式で表される。
Figure 2008311868
cjmはj番目のブランチのm番目のビット、njmはAWGN、εcは符号化後ビットのエネルギーである。この場合、SINRは、以下のように表すことができる。
Figure 2008311868
また、ビタビアルゴリズムによるi番目のパスのj番目のブランチメトリックは以下のように計算される。
Figure 2008311868
一方、隣接ブロック間干渉が存在するシンボルの受信信号は、以下のように表される。
Figure 2008311868
αjmは隣接ブロックからの干渉である。この場合、SINRは、以下のように表すことができる。
Figure 2008311868
またブランチメトリックは以下のように計算される。
Figure 2008311868
Figure 2008311868
とし、ブロック間干渉がない場合とある場合のブランチメトリックの比を求めると、
Figure 2008311868
となる。式9は、ブロック間干渉の影響を受けていないSINR(式2参照)のルートと受けているSINR(式6参照)のルートの比に相当する。したがって、ブロック間干渉の影響を受けていないSINRのルートに対する、ブロック間干渉の影響を受けているSINRのルートの比を重み付け係数とすればよい。たとえば中間シンボル群のSINRのルートに対する、先端シンボル群のSINRのルートの比を、先端シンボル群に適用する重み係数とし、中間シンボル群のSINRのルートに対する、後端シンボル群のSINRのルートの比を、後端シンボル群に適用する重み係数とする。
(第六の実施例)
図15は第六の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。図13との差異はタイミング誤差検出部80への入力がブロック識別部89からではなくIFFT部35の出力を分岐して入力していることである。これにより、データ部のデータを逆高速フーリエ変換して得られる情報に基づいてタイミング誤差を検出し、その検出結果に応じて重み係数を適応的に決定および更新することができる。図15における他のブロックについては図13と同等であるため図13における同一名称のブロックと同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図16はタイミング誤差検出部80の構成を詳細に示すブロック図である。
測定対象識別部81は、IFFT部35から入力される逆高速フーリエ変換後のデータシンボル(データ部)からサイクリックプレフィクスとして用いられているデータシンボルを除いたシンボル群(非繰り返しシンボル群)のうち、あらかじめ指定した先端シンボル群、中間シンボル群、または後端シンボル群に含まれるものをEVM(Error Vector Magnitude:エラーベクトルマグニチュード)算出部82に出力する。たとえば図17に示すデータブロックの場合は以下の通りである。このデータブロックにおけるデータ部は16個のシンボルから構成される、15番目と16番目の2シンボル分がサイクリックプレフィクスとしてデータ部の先頭に付加されている。第1〜第14シンボルが非繰り返しシンボル群に相当する。非繰り返しシンボル群において、第1シンボルが先端シンボル群、第6〜第9シンボルが中間シンボル群、第14シンボルが後端シンボル群とする。この場合、測定対象識別部81では第1シンボル、第6〜第9シンボル、第14シンボルをEVM算出部82に出力し、他のシンボルはEVM算出部82に出力しない。本実施例では、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の位置を既知であるとするが、外部から適応的に設定しても構わない。また、本実施例では、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の3つを指定しているが、2つでもよいし、4つ以上(中間シンボル群が2つ以上になる)を指定してもよい。ただし先端シンボル群、後端シンボル群のうち少なくとも一方は含むとする。
EVM算出部82は、測定対象識別部81から入力されたシンボルのI-ch成分およびQ-ch成分と、そのI-ch成分およびQ-ch成分に最も距離の近い理想マッピングポイントからEVMを算出し、分配部83に出力する。
分配部83は、先端シンボル群から得られたEVMを先端シンボル群EVM平均部84、中間シンボル群から得られたEVMを中間シンボル群EVM平均部85、後端シンボル群から得られたEVMを後端シンボル群EVM平均部86に出力する。各シンボル群EVM平均部では、1フレーム内のデータブロック数に基づいて平均値を算出し、EVM比較部87に出力する。本実施例では1フレーム内で平均値を算出しているが、複数フレームにまたがっても構わないし、もっと短い区間で算出しても構わない。
EVM比較部87は、中間シンボル群のEVM平均値と比較して先端シンボル群のEVM平均値があるしきい値以上大きかった場合には、先端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部37に通知する。また、EVM比較部87は、中間シンボル群のEVM平均値と比較して後端シンボル群のEVM平均値があるしきい値以上大きかった場合には、後端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部37に通知する。
第四の実施例で説明した、パイロットブロックによるタイミング誤差検出は、フレーム内に含まれるパイロットブロックのブロック数が少ないと、SINRの精度が良くない可能性がある。SINRの精度を高めるために複数のフレームにまたがって測定すると、その分測定までに時間がかかってしまう。そこで、フレーム内にデータブロックが多く含まれている場合は、本実施例のように、複数のデータブロックのEVMを使うことでタイミング誤差を精度よく検出することが可能となる。
上記EVM比較部87は、各群から得られたEVM平均値に応じて重み係数を適応的に決定し、更新することも行う。以下、EVM平均値に応じてどのように重み係数を決めるかについて説明する。
先端シンボル群EVM平均部84、中間シンボル群EVM平均部85、後端シンボル群EVM平均部86で算出された各シンボル群EVM平均値をそれぞれe1、e2、e3とする。しきい値をethとすると、
Figure 2008311868
の条件を満たす場合には、先端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部に通知し、重み係数として
Figure 2008311868
を採用する。同様に、
Figure 2008311868
の条件を満たす場合には、後端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部に通知し、重み係数として
Figure 2008311868
を採用する。
なお、しきい値ethは予め設定されていてもいいし、MAC層などの上位レイヤから通知および更新されてもよい。
この実施例では、先端シンボル群、中間シンボル群、後端シンボル群の3つを指定しているが、2つを指定してもよいし、4つ以上(中間シンボル群が2つ以上になる)を指定しても構わない。ただし先端シンボル群、後端シンボル群のうち少なくとも一方は含むとする。
例えば先端シンボル群と後端シンボル群の2つを指定した場合は、先端シンボル群EVM平均部84、後端シンボル群EVM平均部86で算出された各シンボル群EVM平均値をそれぞれe1、e3とする。しきい値をethとすると、
Figure 2008311868
の条件を満たす場合には、先端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部に通知し、重み係数として
Figure 2008311868
を採用する。同様に、
Figure 2008311868
の条件を満たす場合には、後端シンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部に通知し、重み係数として
Figure 2008311868
を採用する。
例えば先端シンボルから順番に第1シンボル群から第nシンボル群を指定(n個に分割)した場合は、第kシンボル群EVM平均部で算出された第kシンボル群EVM平均値をekとする。ただし、1<<nである。しきい値をethとすると、
Figure 2008311868
の条件を満たす場合には、第kシンボル群を歪シンボルと判定してその旨を歪シンボル抽出部に通知し、重み係数として
Figure 2008311868
を採用する。上記と同様の考え方は、SINRを利用して重み係数を計算する第五の実施例にも適用可能である。
ただし、これらの重み係数決定方法は一例であり、上記に限定されるものではない。
(第七の実施例)
図18は第七の実施例に係る受信方法を説明するフローチャートである。
受信信号を高速フーリエ変換して周波数領域に変換し(S11)、周波数領域の信号から窓関数を用いて所望の周波数成分を取り出す(S12)。
所望の周波数成分を取り出した箇所(タイミング)に基づきFFTタイミング誤差を検出し(S13)、FFTタイミングが遅れているときは(S13aのYES)、非繰り返しシンボル群の先頭シンボルをマーキングし(S13c)、FFTタイミングが進んでいるときは(13bのYES)、非繰り返しシンボル群の後端シンボルをマーキングする(S13d)。
S12で窓関数を用いて取り出した所望の周波数成分を周波数領域等化し(S14)、周波数領域等化された信号を逆高速フーリエ変換により時間領域の信号に変換する(S15)。
時間領域の信号のうち第0シンボルについて軟判定復調を行い(S16、S17)、該第0シンボルがS13cまたはS13dでマーキングされていれば(S18のYES)、すなわち該第0シンボルが歪みシンボルであれば、該第0シンボルの軟判定出力に対し重み係数を乗算する(S20)。同様にして他の全てのシンボルについて軟判定復調を行い(S19、S21、S17)、S13cまたはS13dでマーキングされていれば該シンボルの軟判定出力に重み係数を乗算する。全てのシンボル(k+1個)についての処理を終えたら(S19のYES)、次のブロックの復調処理に移る(S22)。
図20は、本発明の効果を確認するために、計算機によりシミュレーションを行った結果に基づき作成した評価グラフである。図19は、シミュレーションの条件を示す。
符号化後のビット誤り率10%(1.E-01)のときの所要CNRで従来方法と本発明による方法を比較すると、本発明では約16dB、従来方法では約14dBであり、約2dBだけ本発明により特性が改善できていることが理解される。本シミュレーション結果からも、本発明が従来方法に比べて十分に効果があることが理解される。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第一の実施例に係る移動体通信システムの構成例を示す図である。 データ部の先端にサイクリックプレフィクスを付加してデータブロックを生成する例を示す図である。 第一の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 FFTタイミング誤差が大きい場合にデータブロックの先端または後端の歪が大きいことを説明する図である。 軟判定出力を説明する図である。 軟判定出力を説明する図である。 第二の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 パイロットブロックの構成を説明する図である。 第三の実施例に係るタイミング誤差検出部の構成を示すブロック図である。 パイロットブロックの一例を示す図である。 本通信システムで採用しているフレーム(スロット)構成の例を示す図である。 第四の実施例に係るタイミング誤差検出部の構成を示すブロック図である。 第五の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 第五の実施例に係るタイミング誤差検出部の構成を詳細に示すブロック図である。 第六の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 第六の実施例に係るタイミング誤差検出部の構成を詳細に示すブロック図である。 データブロックの一例を示す図である。 第七の実施例に係る受信方法を説明するフローチャートである。 図20のシミュレーションの条件を示す表である。 シミュレーションを行った結果に基づき作成した評価グラフである。
符号の説明
PS1、PS2:端末
CS1:基地局(受信装置)
11:アンテナ
12:LNA部
13:直交復調部
14:シンセサイザ
15A、15B:AD変換部
16:FFT部
17:窓関数部
18:FDE部
19:IFFT部
20:軟判定部
21:スイッチ
22:重み係数記憶部
23:重み係数乗算部
24:ビタビ復号部
31:ブロック識別部
32:FDE部
33:伝送路推定部
34:タイミング誤差検出部
35:IFFT部
36:軟判定部
37:歪みシンボル抽出部
38:重み係数記憶部
39:重み係数乗算部
40:ビタビ復号部
41:上位レイヤ
50:タイミング誤差検出部
51:相関算出部
52:パイロット系列記憶部
53:ピークタイミング出力部
54:タイミング比較部
55:範囲記憶部
60:タイミング誤差検出部
61:シンボル群指定部
62:平均算出部
63:分散算出部
64:分配部
65:先端シンボル群SINR算出部
66:中間シンボル群SINR算出部
67:後端シンボル群SINR算出部
68:SINR比較部
70:タイミング誤差検出部
71:重み係数記憶部
72:SINR比較部
80:タイミング誤差検出部
81:測定対象識別部
82:EVM算出部
83:分配部
84:先端シンボル群EVM平均部
85:中間シンボル群EVM平均部
86:後端シンボル群EVM平均部
87:EVM比較部
89:ブロック識別部

Claims (13)

  1. 符号化ビット列を変調して得られる時間的に連続する複数のデータシンボルと、前記複数のデータシンボルの一端を含む一部波形と同じ波形を有し前記複数のデータシンボルの他端に連続するサイクリック部と、を含むデータブロックの信号を受信する受信部と、
    前記データブロックに含まれる複数のデータシンボルを軟判定復調して各データシンボルから変調方式に応じた変調多値数の各ビットの信頼度を表す軟判定値を得る軟判定部と、
    前記データブロックから前記サイクリック部と前記一端を含む一部波形に相当するデータシンボルとを除いたシンボル群である非繰り返しシンボル群の先端および後端の少なくとも一方における少なくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択する選択部と、
    前記軟判定値が表す信頼度が小さくなるように前記選択部により選択された軟判定値を変更する軟判定値変更部と、
    前記軟判定部により得られた軟判定値のうち前記選択部により選択されなかった軟判定値と、前記選択部により選択され前記軟判定値変更部により信頼度が小さくされた軟判定値とを復号する復号部と、
    を備えた受信装置。
  2. 前記符号化ビット列は、畳み込み符号化ビット列であり、
    前記復号部はビタビ復号を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. フーリエ変換を行うフーリエ変換部と、
    逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部と、
    前記フーリエ変換を行うタイミングの所望タイミングに対する誤差を検出するタイミング誤差検出部と、
    伝送路を推定して伝送路推定値を得る伝送路推定部と、
    周波数領域等化を行う周波数領域等化部と、をさらに備え、
    前記受信部は、時間的に連続する複数のパイロットシンボルと、前記複数のパイロットシンボルの一端を含む一部波形と同じ波形を有し前記複数のパイロットシンボルの他端に連続する第2のサイクリック部と、を含むパイロットブロックの信号をさらに受信し、
    前記フーリエ変換部は、前記データブロックの信号および前記パイロットブロックの信号を前記複数のデータシンボルの長さおよび前記複数のパイロットシンボルの長さに対応する区間でフーリエ変換してそれぞれからフーリエ変換信号を取得し、
    前記伝送路推定部は、前記パイロットブロックから得られたフーリエ変換信号を用いて伝送路を推定して伝送路推定値を取得し、
    前記周波数領域等化部は、取得された伝送路推定値に基づいて前記データブロックから得られたフーリエ変換信号を周波数領域等化し、
    前記逆フーリエ変換部は、周波数領域等化されたフーリエ変換信号を逆フーリエ変換して逆フーリエ変換信号を取得し、取得した逆フーリエ変換信号を前記軟判定部に与え、
    前記タイミング誤差検出部は、前記パイロットブロックの信号をフーリエ変換するタイミングの、前記所望のタイミングに対する誤差を検出し、
    前記選択部は、前記パイロットブロックの信号をフーリエ変換するタイミングが前記所望のタイミングより遅れているとき前記非繰り返しシンボル群の先端における少なくなくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択し、前記パイロットブロックの信号をフーリエ変換するタイミングが前記所望のタイミングより進んでいると判断したとき、前記非繰り返しシンボル群の後端における少なくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記選択部は、前記パイロットブロックの信号をフーリエ変換するタイミングが前記所望のタイミングに合致するときは、いずれのデータシンボルから得られた軟判定値も選択しないことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記タイミング誤差検出部は、
    前記フーリエ変換部により前記パイロットブロックから得られたフーリエ変換信号と、前記複数のパイロットシンボルと同数の要素からなるあらかじめ与えられたパイロット系列との相互相関を算出する相関算出部と、
    相互相関のピークが得られるピークタイミングを検出するピークタイミング検出部と、
    前記ピークタイミングがある時間範囲内に含まれるか否かを検査し、前記ピークタイミングが前記ある時間範囲よりも遅い範囲に属するときは、前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングよりも遅れていると判定し、前記ピークタイミングが前記ある時間範囲よりも早い範囲に属するときは、前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングよりも進んでいると判定する判定部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の受信装置。
  6. 前記パイロット系列は、CAZAC系列であることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一項に記載の受信装置。
  7. 前記タイミング誤差検出部は、
    前記パイロットブロックから得られたフーリエ変換信号に含まれる前記複数のパイロットシンボルのうち前記第2サイクリックプレフィクスとして用いられているパイロットシンボルを除いた第2非繰り返しシンボル群から、先端に位置する1つ以上のパイロットシンボルからなる先端シンボル群と、後端に位置する1つ以上のパイロットシンボルからなる後端シンボル群と、前記先端シンボル群と前記後端シンボル群との間に位置する1つ以上のパイロットシンボルからなる1つ以上の中間シンボル群とのうち、少なくとも前記先端シンボル群および後端シンボル群のうち少なくとも1つを含む2つ以上のシンボル群を指定するシンボル群指定部と、
    指定した各シンボル群のSINR(Signal to Interference Noise Ratio)を測定するSINR測定部と、を有し
    前記選択部は、指定した各シンボル群のSINRと、あらかじめ与えられた閾値とから、前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングより遅れているか進んでいるかを判断する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の受信装置。
  8. 前記タイミング誤差検出部は、前記先端シンボル群と、前記後端シンボル群と、前記中間シンボル群とを指定し、
    前記選択部は、
    前記先端シンボル群のSINRが前記中間シンボル群のSINRよりも閾値以上低いときは前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングより遅れていると判断し前記先端シンボル群と同じ位置のデータシンボル群から得られた軟判定値を選択し、
    前記後端シンボル群のSINRが前記中間シンボル群のSINRよりも前記閾値以上低いときは前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングに対し進んでいると判断し前記後端シンボル群と同じ位置のデータシンボル群から得られた軟判定値を選択することを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  9. 前記タイミング誤差検出部は、
    前記パイロットブロックから得られたフーリエ変換信号に含まれる前記複数のパイロットシンボルのうち前記第2サイクリックプレフィクスとして用いられているパイロットシンボルを除いた第2非繰り返しシンボル群から、先端に位置する1つ以上のパイロットシンボルからなる先端シンボル群と、後端に位置する1つ以上のパイロットシンボルからなる後端シンボル群と、前記先端シンボル群と前記後端シンボル群との間に位置する1つ以上のパイロットシンボルからなる1つ以上の中間シンボル群とのうち、少なくとも前記先端シンボル群および後端シンボル群のうち少なくとも1つを含む2つ以上のシンボル群を指定するシンボル群指定部と、
    指定した各シンボル群のSINR(Signal to Interference Noise Ratio)を測定するSINR測定部と、
    指定した各シンボル群のSINRに基づいて前記先端シンボル群および後端シンボル群のうち少なくとも1つと同じ位置のデータシンボル群に適用すべき重み係数を算出する重み係数算出部と、
    前記重み係数算出部により算出された前記重み係数を記憶する重み係数記憶部と、を有し、
    前記軟判定値変更部は、前記選択された軟判定値に対応するデータシンボルの重み係数を前記重み係数記憶部から取得し、取得した重み係数を前記選択された軟判定値に乗算することにより前記選択された軟判定値を変更することを特徴とする請求項3ないし8のいずれか一項に記載の受信装置。
  10. 前記タイミング誤差検出部は、
    前記データブロックから得られたフーリエ変換信号に含まれる前記非繰り返しシンボル群から、先端に位置する1つ以上のデータシンボルからなる先端シンボル群と、後端に位置する1つ以上のデータシンボルからなる後端シンボル群と、前記先端シンボル群と前記後端シンボル群との間に位置する1つ以上のデータシンボルからなる1つ以上の中間シンボル群とのうち、少なくとも前記先端シンボル群および後端シンボル群のうち少なくとも1つを含む2つ以上のシンボル群を指定するシンボル群指定部と、
    指定した各シンボル群のEVM(Error Vector Magnitude)を測定するEVM測定部と、
    前記選択部は、指定した各シンボル群のEVMと、あらかじめ与えられた閾値とから、前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングより遅れているか進んでいるかを判断する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の受信装置。
  11. 前記タイミング誤差検出部は、前記先端シンボル群と、前記後端シンボル群と、前記中間シンボル群とを指定し、
    前記選択部は、
    前記先端シンボル群のEVMが前記中間シンボル群のEVMよりも閾値以上大きいときは前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングより遅れていると判断し前記先端シンボル群から得られた軟判定値を選択し、
    前記後端シンボル群のEVMが前記中間シンボル群のEVMよりも前記閾値以上大きいときは前記フーリエ変換を行うタイミングが前記所望のタイミングに対し進んでいると判断し前記後端シンボル群から得られた軟判定値を選択することを特徴とする請求項10に記載の受信装置。
  12. 前記タイミング誤差検出部は、
    前記データブロックから得られたフーリエ変換信号に含まれる前記非繰り返しシンボル群から、先端に位置する1つ以上のデータシンボルからなる先端シンボル群と、後端に位置する1つ以上のデータシンボルからなる後端シンボル群と、前記先端シンボル群と前記後端シンボル群との間に位置する1つ以上のデータシンボルからなる1つ以上の中間シンボル群とのうち、少なくとも前記先端シンボル群および後端シンボル群のうち少なくとも1つを含む2つ以上のシンボル群を指定するシンボル群指定部と、
    指定した各シンボル群のEVM(Error Vector Magnitude)を測定するEVM測定部と、
    指定した各シンボル群のEVMに基づいて前記先端シンボル群および後端シンボル群のうち少なくとも1つに適用すべき重み係数を算出する重み係数算出部と、
    前記重み係数算出部により算出された前記重み係数を記憶する重み係数記憶部と、を有し、
    前記軟判定値変更部は、前記選択された軟判定値に対応するデータシンボルの重み係数を前記重み係数記憶部から取得し、取得した重み係数を前記選択された軟判定値に乗算することにより前記選択された軟判定値を変更することを特徴とする請求項3ないし11のいずれか一項に記載の受信装置。
  13. 符号化ビット列を変調して得られる時間的に連続する複数のデータシンボルと、前記複数のデータシンボルの一端を含む一部波形と同じ波形を有し前記複数のデータシンボルの他端に連続するサイクリック部と、を含むデータブロックの信号を受信する受信ステップと、
    前記データブロックに含まれる複数のデータシンボルを軟判定復調して各データシンボルから変調方式に応じた変調多値数の各ビットの信頼度を表す軟判定値を取得する軟判定値取得ステップと、
    前記データブロックから前記サイクリック部と前記一端を含む一部波形に相当するデータシンボルとを除いたシンボル群である非繰り返しシンボル群の先端および後端の少なくとも一方における少なくとも1つのデータシンボルから得られた軟判定値を選択する軟判定値選択ステップと、
    前記軟判定値が表す信頼度が小さくなるように、選択された軟判定値を変更する軟判定値変更ステップと、
    前記軟判値取得ステップにより得られた軟判定値のうち前記軟判定値選択ステップにより選択されなかった軟判定値と、前記軟判定値選択ステップにより選択され前記軟判定値変更ステップにより信頼度が小さくされた軟判定値とを復号する復号ステップと、
    を備えた受信方法。
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