JP5654842B2 - 負荷駆動装置及びこれを用いたディスク再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DCモータとプランジャのいずれか一方を負荷として任意に接続することが可能な負荷駆動装置及びこれを用いたディスク再生装置に関するものである。
ノートパソコンなどに搭載されるスリム型ディスクドライブには、DCモータを用いてディスクの搬入/搬出を行うスロットタイプ(図6Aを参照)と、プランジャを用いてディスクトレイのアンロックを行うプランジャタイプ(図6Bを参照)が存在し、ローディング用のモータドライバICには、両タイプに対応することが求められている。
上記のスロットタイプに対応するためには、ディスクの搬入/搬出に応じてDCモータに流れる出力電流の方向を切り替える必要がある。そこで、従来のモータドライバIC10は、図6Aに示したように、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に接続されるDCモータ11に対して、第1端子LDOFから第2端子LDORに至る方向に出力電流Ioutが流れるように、或いは、第2端子LDORから第1端子LDOFに至る方向に出力電流Ioutが流れるように、若しくは、上記いずれの方向にも出力電流Ioutが流れないように、入力信号LDINに応じて第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧を制御する構成(例えば、(LDOF,LDOR)=(H,L),(L,H),(L,L))とされていた。
一方、上記のプランジャタイプに対応するためには、ディスクトレイのアンロックを行う際にプランジャに出力電流を流す必要がある。そこで、従来のモータドライバIC10は、図6Bに示したように、第1端子LDOF及び第2端子LDORのいずれか一方にのみプランジャ12を接続した状態で、上記と同様の端子電圧制御(例えば、(LDOF,LDOR)=(H,L),(L,H),(L,L))を行う構成とされていた。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2001−143352号公報
しかしながら、上記従来のモータドライバIC10では、プランジャタイプに対応するために、第1端子LDOF及び第2端子LDORのいずれか一方のみを用いてプランジャ12の駆動に必要な出力電流Ioutを生成しなければならず、第1端子LDOF及び第2端子LDORに高い電流供給能力(DCモータ11の駆動時にはオーバースペックとなる電流供給能力)を持たせるか、或いは、低電流駆動タイプのプランジャ12を接続する必要があり、モータドライバIC10やプランジャ12のコストアップに繋がっていた。
本発明は、本願の発明者によって見い出された上記の問題点に鑑み、コストアップを回避しつつ、DCモータとプランジャのいずれか一方を負荷として任意に接続することが可能な負荷駆動装置、及び、これを用いたディスク再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る負荷駆動装置は、負荷が接続される第1端子及び第2端子と、入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御するドライバと、を有し、前記ドライバは、動作モード切替信号に基づいて、前記第1端子と前記第2端子との間に出力電流を流して前記負荷を駆動するための第1動作モードと、前記第1端子と前記第2端子の双方から出力電流を流して前記負荷を駆動するための第2動作モードと、を切り替える構成(第1の構成)とされている。
上記第1の構成から成る負荷駆動装置において、前記ドライバは、前記第1動作モードでは、前記第1端子と前記第2端子との間に接続される前記負荷に対して、前記第1端子から前記第2端子に至る方向に出力電流が流れるように、或いは、前記第2端子から前記第1端子に至る方向に出力電流が流れるように、若しくは、上記いずれの方向にも出力電流が流れないように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御し、前記第2動作モードでは、前記第1端子と前記第2端子の双方に接続される前記負荷に対して、前記第1端子と前記第2端子の双方から出力電流が流れるように、或いは、前記第1端子と前記第2端子のいずれからも出力電流が流れないように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御する構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る負荷駆動装置において、前記ドライバは、前記第1動作モードでは、前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧の一方をハイレベルとして他方をローレベルとするように、或いは、双方をローレベルとするように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御し、前記第2動作モードでは、前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧の双方をハイレベルとするように、或いは、双方をローレベルとするように、若しくは、双方をオープン状態とするように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る負荷駆動装置において、前記ドライバは、前記第1動作モードにおいて、前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧のハイレベル期間を前記入力信号に応じてPWM駆動する構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成る負荷駆動装置は、外部から前記入力信号及び前記動作モード切替信号をシリアルデータとして受け取るシリアルインタフェイスを有する構成(第5の構成)にするとよい。
また、本発明に係るディスク再生装置は、ディスクのローディングを行うローディング機構と、前記負荷として前記ローディング機構が接続される上記第1〜第5いずれかの構成から成る負荷駆動装置と、を有する構成(第6の構成)とされている。
なお、上記第6の構成から成るディスク再生装置は、前記ローディング機構としてDCモータを有する構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成るディスク再生装置は、前記ローディング機構としてプランジャを有する構成(第8の構成)にするとよい。
本発明によれば、コストアップを回避しつつ、DCモータとプランジャのいずれか一方を負荷として任意に接続することが可能な負荷駆動装置、及び、これを用いたディスク再生装置を提供することが可能となる。
本発明に係る光ディスク再生装置の一実施形態を示すブロック図 SPIインタフェイス107の一動作例を示すタイミングチャート ローディングドライバ103の一構成例を示すブロック図 本発明のDCモータ接続例を示すブロック図 本発明のプランジャ接続例を示すブロック図 MODE=「H」時の入出力特性図 MODE=「L」時の入出力特性図 従来のDCモータ接続例を示すブロック図 従来のプランジャ接続例を示すブロック図
以下では、光ディスク再生装置(再生専用機だけでなく記録/再生機も含む)に用いられる多チャンネルのモータドライバICに本発明を適用した構成を例示して説明を行う。
図1は、本発明に係る光ディスク再生装置の一実施形態を示すブロック図である。図1に示したように、本実施形態の光ディスク再生装置は、多チャンネルのモータドライバIC100と、スピンドルモータ200と、スレッドモータ300と、ローディング機構400と、トラッキングサーボ500と、フォーカスサーボ600と、チルトサーボ700と、DSP[Digital Signal Processor]800と、を有する。
モータドライバIC100は、スピンドルドライバ101と、スレッドドライバ102と、ローディングドライバ103と、トラッキングドライバ104と、フォーカスドライバ105と、チルトドライバ106と、SPI[Serial Peripheral Interface]インタフェイス107と、ロジック部108と、基準電圧生成部109と、セレクタ110と、DAC[Digital/Analog Converter]111a〜111fを有し、DSP800からの指示に基づいて複数の負荷(スピンドルモータ200、スレッドモータ300、ローディング機構400、トラッキングサーボ500、フォーカスサーボ600、及び、チルトサーボ700)を駆動する多チャンネルの負荷駆動装置である。
スピンドルドライバ101は、スピンドルモータ200の駆動制御を行う。スピンドルモータ200は、光ディスクを線速度一定または回転速度一定で回転駆動させる。スピンドルモータ200としては、ブラシ付きDCモータや3相ブラシレスモータなどを好適に用いることができる。
スレッドドライバ102は、スレッドモータ300の駆動制御を行う。スレッドモータ300は、光ピックアップ(不図示)を光ディスクの半径方向に駆動させる。スレッドモータ300としては、ブラシ付きDCモータや2相ブラシレスステッピングモータなどを好適に用いることができる。
ローディングドライバ103は、ローディング機構400の駆動制御を行う。ローディング機構400は、スロットタイプであれば光ディスクの搬入/搬出、プランジャタイプであれば光ディスクトレイのアンロックを行う。ローディング機構400としては、スロットタイプであればブラシ付きDCモータなどを好適に用いることができ、プランジャタイプであれば吸引式電磁プランジャなどを好適に用いることができる。
トラッキングドライバ104は、トラッキングサーボ500の駆動制御を行う。トラッキングサーボ500は、光ピックアップの対物レンズを駆動させて、光ディスク上に形成されるビームスポットのトラッキング制御を行う。
フォーカスドライバ105は、フォーカスサーボ600の駆動制御を行う。フォーカスサーボ600は、光ピックアップの対物レンズを駆動させて、光ディスク上に形成されるビームスポットのフォーカス制御を行う。
チルトドライバ106は、チルトサーボ700の駆動制御を行う。チルトサーボ700は、光ピックアップの対物レンズを駆動させて、光ディスクの反りや回転時の傾き変動に依らず、光軸を常に光ディスクに対して垂直に保つ。
SPIインタフェイス107は、マスタであるDSP800との間で所定のプロトコルに準じたシリアルデータ通信を行う。図2は、SPIインタフェイス107の一動作例を示すタイミングチャートであり、上から順に、スレーブ選択信号SLV、クロック信号SLK、シリアル入力信号SDI、データライト時(R=0)のシリアル出力信号SDO、及び、データリード時(R=1)のシリアル出力信号SDOが描写されている。
ロジック部108は、SPIインタフェイス107を介して入力されるDSP800からの指示に基づいて、モータドライバIC100全体の動作を統括的に制御する。
基準電圧生成部109は、電源電圧VCCから基準電圧Vrefを生成して、モータドライバIC100の各部に供給する。
セレクタ110は、DAC111dの出力端をローディングドライバ103とトラッキングドライバ104のいずれに接続するかを選択する。
DAC111a〜111fは、それぞれ、SPIインタフェイス107から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して、スピンドルドライバ101、スレッドドライバ102、ローディングドライバ103、トラッキングドライバ104、フォーカスドライバ105、及び、チルトドライバ106に出力する。
DSP800は、不図示のCPU[Central Processing Unit]などと共に、光ディスク再生装置全体の動作を統括的に制御する。
図3は、ローディングドライバ103の一構成例を示すブロック図である。本構成例のローディングドライバ103は、Pチャネル型MOS[Metal Oxide Semiconductor]電界効果トランジスタP1及びP2と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN1及びN2と、制御部CTRLと、を有する。
トランジスタP1のソース及びバックゲートは、電源電圧VCCの印加端に接続されている。トランジスタP1のドレインは、第1端子LDOFに接続されている。トランジスタP1のゲートは、制御部CTRLに接続されている。トランジスタN1のソース及びバックゲートは、接地端に接続されている。トランジスタN1のドレインは、第1端子LDOFに接続されている。トランジスタN1のゲートは制御部CTRLに接続されている。すなわち、トランジスタP1及びトランジスタN1は、制御部CTRLの指示に基づいて第1端子LDOFの端子電圧を生成するトーテムポール型の第1駆動段を形成している。
トランジスタP2のソース及びバックゲートは、電源電圧VCCの印加端に接続されている。トランジスタP2のドレインは、第2端子LDORに接続されている。トランジスタP2のゲートは、制御部CTRLに接続されている。トランジスタN2のソース及びバックゲートは、接地端に接続されている。トランジスタN2のドレインは、第2端子LDORに接続されている。トランジスタN2のゲートは制御部CTRLに接続されている。すなわち、トランジスタP2及びトランジスタN2は、制御部CTRLの指示に基づいて第2端子LDORの端子電圧を生成するトーテムポール型の第2駆動段を形成している。
制御部CTRLは、入力信号LDIN及び動作モード切替信号MODEに基づいて、トランジスタP1及びP2、並びに、トランジスタN1及びN2のゲート信号を生成する。入力信号LDINは、DSP800からSPIインタフェイス107、DAC111d、及び、セレクタ110を介して、ローディングドライバ103の制御部CTRLに入力される。一方、動作モード切替信号MODEは、DSP800からSPIインタフェイス107及びロジック部108を介して、ローディングドライバ103の制御部CTRLに入力される。
なお、上記の入力信号LDIN及び動作モード切替信号MODEは、いずれもシリアル入力信号SDIのデータビット(図2の符号D0〜D7を参照)を利用してDSP800から入力される。このような構成とすることにより、モータドライバIC100の端子数を不要に増加させることなく、ローディングドライバ103の動作モード切替機能を実現することが可能となる。
上記の動作モード切替機能とは、動作モード切替信号MODEに基づいて、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に出力電流Ioutを流してDCモータを駆動するための第1動作モード(MODE=「H」)と、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方から出力電流Ioutを流してプランジャを駆動するための第2動作モード(MODE=「L」)と、を切り替える機能を言う。以下では、この動作モード切替機能について、詳細な説明を行う。
図4Aは、スロットタイプのローディング機構400として、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間にDCモータ400Aが接続されており、かつ、ローディングドライバ103が第1動作モード(MODE=「H」)に設定されている様子を示すブロック図である。
ローディングドライバ103は、第1動作モード(MODE=「H」)では、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に接続されるDCモータ400Aに対して、第1端子LDOFから第2端子LDORに至る方向に出力電流Ioutが流れるように(Iout>0)、或いは、第2端子LDORから第1端子LDOFに至る方向に出力電流Ioutが流れるように(Iout<0)、若しくは、上記いずれの方向にも出力電流Ioutが流れないように(Iout=0)、入力信号LDINに応じて第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧を制御する。
より具体的に述べると、ローディングドライバ103は、第1動作モード(MODE=「H」)では、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧の一方をハイレベルとして他方をローレベルとするように、或いは、双方をローレベルとするように、入力信号LDINに応じて第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧を制御する。
図5Aは、第1動作モード(MODE=「H」)での入出力特性図である。
入力信号LDINの電圧値がV11よりも低い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOFの端子電圧をローレベルとし、第2端子LDORの端子電圧をハイレベルとする(P1:オフ、P2:オン、N1:オン、N2:オフ)。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に接続されるDCモータ400Aには、第2端子LDORから第1端子LDOFに至る方向に、最大値の出力電流Iout(<0)が流されるので、光ディスクは最大速度で第1の方向(例えば搬入方向)にローディングされる。
入力信号LDINの電圧値がV11よりも高くV12よりも低い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOFの端子電圧をローレベルとし、第2端子LDORの端子電圧をハイレベルとする(P1:オフ、P2:オン(PWM駆動あり)、N1:オン、N2:オフ)。ここで、第2端子LDORの端子電圧は、入力信号LDINの電圧値が高いほどハイレベル期間が長くなるようにPWM[Pulse Width Modulation]駆動される。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に接続されるDCモータ400Aには、第2端子LDORから第1端子LDOFに至る方向に、入力信号LDINに応じた中間値の出力電流Iout(<0)が流されるので、光ディスクは入力信号LDINに応じた中間速度で第1の方向(例えば搬入方向)にローディングされる。
入力信号LDINの電圧値がV12よりも高くV13よりも低い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧をいずれもローレベルとする(P1:オフ、P2:オフ、N1:オン、N2:オン)。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に接続されるDCモータ400Aには、上記いずれの方向にも出力電流Ioutが流れない状態(Iout=0)となるので、光ディスクのローディングは停止される。
入力信号LDINの電圧値がV13よりも高くV14よりも低い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOFの端子電圧をハイレベルとし、第2端子LDORの端子電圧をローレベルとする(P1:オン(PWM駆動あり)、P2:オフ、N1:オフ、N2:オン)。ここで、第1端子LDOFの端子電圧は、入力信号LDINの電圧値が高いほどハイレベル期間が長くなるようにPWM駆動される。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORの間に接続されるDCモータ400Aには、第1端子LDOFから第2端子LDORに至る方向に、入力信号LDINに応じた中間値の出力電流Iout(>0)が流されるので、光ディスクは入力信号LDINに応じた中間速度で第2の方向(例えば搬出方向)にローディングされる。
入力信号LDINの電圧値がV14よりも高い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOFの端子電圧をハイレベルとし、第2端子LDORの端子電圧をローレベルとする(P1:オン、P2:オフ、N1:オフ、N2:オン)。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORとの間に接続されるDCモータ400Aには、第1端子LDOFから第1端子LDORに至る方向に、最大値の出力電流Iout(>0)が流されるので、光ディスクは最大速度で第2の方向(例えば搬出方向)にローディングされる。
このように、第1動作モード(MODE=「H」)では、光ディスクの搬入/搬出に応じて、DCモータ400Aに流れる出力電流Ioutの方向や大きさを任意に切り替えることが可能である。
なお、図5Aでは、V11<LDIN<V12の期間、及び、V13<LDIN<V14の期間において、ハイレベル期間のPWM制御を行うことにより、出力電流Ioutを連続的に可変制御する構成を例に挙げたが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、同期間において出力電流Ioutを段階的(ステップ状)に可変制御してもよいし、或いは、出力電流Ioutを一つの中間値に固定してもよい。
図4Bは、プランジャタイプのローディング機構400として、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方にプランジャ400Bが共通して接続されており、かつ、ローディングドライバ103が第2動作モード(MODE=「L」)に設定されている様子を示すブロック図である。
ローディングドライバ103は、第2動作モード(MODE=「L」)では、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方に共通して接続されるプランジャ400Bに対して、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方から出力電流Ioutが流れるように、或いは、第1端子LDOFと第2端子LDORのいずれからも出力電流Ioutが流れないように、入力信号LDINに応じて第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧を制御する。
より具体的に述べると、ローディングドライバ103は、第2動作モード(MODE=「L」)では、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧の双方をハイレベルとするように、或いは、双方をローレベルとするように、若しくは、双方をオープン状態とするように、入力信号LDINに応じて第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧を制御する。
図5Bは、第2動作モード(MODE=「L」)での入出力特性図である。
入力信号LDINの電圧値がV21よりも低い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧をいずれもローレベルとする(P1:オフ、P2:オフ、N1:オン、N2:オン)。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方に共通して接続されるプランジャ400Bには、第1端子LDOFと第2端子LDORのいずれからも出力電流Ioutが流れない状態(Iout=0)になるので、プランジャ400Bは非駆動状態となる。なお、出力電流Ioutをオンからオフに切り替える際に、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧をいずれもローレベルとした場合には、プランジャ400Bのコイルに生じる逆起電流がトランジスタN1及びN2を介して接地端に流される。
入力信号LDINの電圧値がV21よりも高くV22よりも低い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧をいずれもオープン状態とする(P1:オフ、P2:オフ、N1:オフ、N2:オフ)。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方に共通して接続されるプランジャ400Bには、第1端子LDOFと第2端子LDORのいずれからも出力電流Ioutが流れない状態(Iout=0)になるので、プランジャ400Bは非駆動状態となる。なお、出力電流Ioutをオンからオフに切り替える際に、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧をいずれもオープン状態とした場合には、プランジャ400Bのコイルに生じる逆起電流がトランジスタN1及びN2に付随する寄生ダイオードを介して接地端に流される。
入力信号LDINの電圧値がV22よりも高い場合、ローディングドライバ103は、第1端子LDOF及び第2端子LDORの各端子電圧をいずれもハイレベルとする(P1:オン、P2:オン、N1:オフ、N2:オフ)。その結果、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方に共通して接続されるプランジャ400Bには、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方から出力電流Ioutが流れる状態(Iout>0)になるので、プランジャ400Bは駆動状態となり、ディスクトレイがアンロックされる。
このように、第2動作モード(MODE=「L」)では、ディスクトレイのアンロックを行う際、第1端子LDOFと第2端子LDORの双方を活用してプランジャ400Bに出力電流Ioutを流すことが可能である。従って、ローディングドライバ103の駆動段を形成するパワートランジスタ(P1、P2、N1、N2)を従来と同等の素子サイズに設計するのであれば、従来に比べて2倍の電流供給能力を得ることができるので、安価なプランジャ400Bを用いることが可能となる。一方、ローディングドライバ103の電流供給能力を従来と同等に設計するのであれば、パワートランジスタ(P1、P2、N1、N2)の素子サイズを従来の1/2に縮小することができるので、チップの低コスト化を実現することが可能となる。
また、動作モード切替信号MODEに基づいて第1動作モードと第2動作モードを切り替える構成であれば、単一の入力信号LDINに対して、DCモータ400Aの駆動に適合した入出力特性(図5Aを参照)と、プランジャ400Bの駆動に適合した入出力特性(図5Bを参照)を個別に設定することができるので、設計ミス等のリスクを軽減することが可能となる。
なお、上記の実施形態では、多チャンネルのモータドライバICに本発明を適用した構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、本発明は、ローディング専用のモータドライバICにも当然に適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明に係る負荷駆動装置は、例えば、ノートパソコンなどに搭載されるスリム型ディスクドライブ用のローディングモータドライバとして好適に利用することが可能である。
100 モータドライバIC(負荷駆動装置)
101 スピンドルドライバ
102 スレッドドライバ
103 ローディングドライバ
104 トラッキングドライバ
105 フォーカスドライバ
106 チルトドライバ
107 SPIインタフェイス
108 ロジック部
109 基準電圧生成部
110 セレクタ
111a〜111f DAC
200 スピンドルモータ
300 スレッドモータ
400 ローディング機構
400A DCモータ
400B プランジャ
500 トラッキングサーボ
600 フォーカスサーボ
700 チルトサーボ
800 DSP
P1、P2 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
N1、N2 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
CTRL 制御部

Claims (8)

  1. 接続される第1負荷または第2負荷のいずれか一方に電気エネルギーを供給して駆動するための第1端子及び第2端子と、
    前記第1端子及び前記第2端子に接続されているのが前記第1負荷であるか前記第2負荷であるかに応じて第1動作モードまたは第2動作モードのいずれか一方に設定される設定部と、
    前記第1端子及び前記第2端子に接続された前記第1負荷または前記第2負荷の駆動を制御するための入力信号が入力される入力部と、
    前記設定部が前記第1動作モードに設定されているとき前記入力信号に応じて前記第1端子と前記第2端子との間に出力電流を流して前記第1負荷を駆動するとともに、前記設定部が前記第2動作モードに設定されているときに前記入力信号に応じて前記第1端子と前記第2端子の双方から出力電流を流して前記第2負荷を駆動する制御部と、
    を有することを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1動作モードでは、前記第1端子と前記第2端子との間に接続される前記第1負荷に対して、前記第1端子から前記第2端子に至る方向に出力電流が流れるように、或いは、前記第2端子から前記第1端子に至る方向に出力電流が流れるように、若しくは、上記いずれの方向にも出力電流が流れないように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御し、
    前記第2動作モードでは、前記第1端子と前記第2端子の双方に接続される前記第2負荷に対して、前記第1端子と前記第2端子の双方から出力電流が流れるように、或いは、前記第1端子と前記第2端子のいずれからも出力電流が流れないように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1動作モードでは、前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧の一方をハイレベルとして他方をローレベルとするように、或いは、双方をローレベルとするように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御し、
    前記第2動作モードでは、前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧の双方をハイレベルとするように、或いは、双方をローレベルとするように、若しくは、双方をオープン状態とするように、前記入力信号に応じて前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧を制御することを特徴とする請求項2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記制御部は、前記第1動作モードにおいて、前記第1端子及び前記第2端子の各端子電圧のハイレベル期間を前記入力信号に応じてPWM駆動することを特徴とする請求項3に記載の負荷駆動装置。
  5. 前記入力部は、外部から前記入力信号シリアルデータとして受け取るシリアルインタフェイスを有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の負荷駆動装置。
  6. ディスクのローディングを行うローディング機構と、
    前記第1負荷または前記第2負荷として前記ローディング機構が接続される請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の負荷駆動装置と、
    を有することを特徴とするディスク再生装置。
  7. 前記ローディング機構として前記第1負荷に相当するDCモータを有することを特徴とする請求項6に記載のディスク再生装置。
  8. 前記ローディング機構として前記第2負荷に相当するプランジャを有することを特徴とする請求項6に記載のディスク再生装置。
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